JPH11337866A - 半導体レーザ用光学系および半導体レーザモジュール - Google Patents

半導体レーザ用光学系および半導体レーザモジュール

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JPH11337866A
JPH11337866A JP14190998A JP14190998A JPH11337866A JP H11337866 A JPH11337866 A JP H11337866A JP 14190998 A JP14190998 A JP 14190998A JP 14190998 A JP14190998 A JP 14190998A JP H11337866 A JPH11337866 A JP H11337866A
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JP
Japan
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semiconductor laser
lens
optical system
active layer
ωpi
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Application number
JP14190998A
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English (en)
Inventor
Koichi Igarashi
康一 五十嵐
Yasuo Oeda
靖雄 大枝
Yoshikazu Yamada
義和 山田
Hiroshi Shibuya
博 渋谷
Kiyobumi Muro
清文 室
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体レーザからのレーザ光を効率的に集光
して後段の光学素子との結合効率を向上できる半導体レ
ーザ用光学系および半導体レーザモジュールを提供す
る。 【解決手段】 半導体レーザモジュールは、活性層11
に関して垂直方向の広がり角θvおよび平行方向の広が
り角θpを持つレーザ光を発生する半導体レーザ10
と、半導体レーザ10からのレーザ光を集光するための
光学系20と、光学系20で集光されたレーザ光を導入
するための光ファイバ30などを備え、光学系20は広
がり角θvのみを調節するためのレンズ21と、広がり
角θvおよび広がり角θpの両方を調節するためのレン
ズ22などで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザから
のレーザ光を集光するための半導体レーザ用光学系、お
よび該光学系を半導体レーザと光ファイバとともに一体
的に組み込んだ半導体レーザモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信分野の進展に伴って、通信
用の半導体レーザ(LD)モジュールやEDFA(Er
ドープファイバアンプ)励起用のLDモジュールとして
高出力・高輝度のものが要求されている。従来のLDモ
ジュールではシングルモードLDが使用されていたが、
LD出力不足による性能限界が見えつつある。そこで、
マルチモードで高出力のLDを使用したLDモジュール
が開発されつつあり、ダブルクラッド光ファイバを使用
したEDFA等で一部実用化されている。
【0003】従来のシングルモードLDモジュールで
は、LDと光ファイバとを結合するための光学系とし
て、ボールレンズ単体やボールレンズとGRINレンズ
との組合せが使用されることが多く、こうした回転対称
光学系では活性層に平行方向の倍率と垂直方向の倍率と
が一致する。こうした光学系を用いる理由として、シン
グルモードLDにおいて発光領域の活性層に平行な方向
の大きさωpi(ストライプ幅に光浸み出し分を追加し
た大きさに相当)と発光領域の活性層に垂直な方向の大
きさωvi(活性層の厚さに光浸み出し分を追加した大
きさに相当)との比率が10:1程度であり、しかも垂
直方向の広がり角θvと平行方向の広がり角θpとの差
が少なく、レーザ光の平行方向と垂直方向の対称性が良
いためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高出力のマルチモード
LDでは、平行方向の発光領域と垂直方向の発光領域と
の比率が数十:1から数百:1にも達し、またレーザ光
の垂直広がり角θvと平行広がり角θpとが極端に異な
る(θv>>θp)。そのため、上述のような回転対称
光学系では、対称性の良い光入射開口を(たとえば円
形)有する光ファイバにLDレーザ光を効率良く導入さ
せることは困難である。
【0005】その対策として、結合光学系としてボール
レンズの代わりに単体のシリンドリカルレンズを使用し
て垂直広がり角θvのみを調整する手法や、光ファイバ
の先端をシリンドリカル状に加工した先球ファイバを用
いる手法等が考えられている。
【0006】しかしながら、単体のシリンドリカルレン
ズを使用した光学系では、活性層に垂直方向の調整は可
能になるが、活性層に平行方向の調整は不可能であり、
LDレーザ光がシリンドリカルレンズを通過した時点で
平行ビーム径が、発光領域の活性層に平行な方向の大き
さωpiより大きく広がってしまう。そのため、発光領
域の活性層に平行な方向の大きさωpiと同等なコア直
径を有する光ファイバとのカップリング効率は大きく低
下する。また、高出力LD特有の横モード不安定性によ
り、活性層に平行方向の発光状態が変化するため、カッ
プリング状態が変化することによって、I−L(電流−
光出力)特性に大きなキンクが生じてしまう。
【0007】一方、先球ファイバを用いた光学系では、
光ファイバの先端をLD端面に数μmまで接近させるこ
とが可能になるため、I−L特性でのキンク発生を防止
でき、活性層に平行方向のビーム広がりもあまり問題と
ならない。しかし、LDと光ファイバ先端との位置調整
が困難で、特に活性層に平行方向の位置ずれ許容度が極
端に小さくなる。
【0008】このように上述したいずれの手法によって
も、LDの発光領域の活性層に平行な方向の大きさωp
iと同等またはそれ以下のコア直径を有する光ファイバ
では、高性能のLDモジュールを量産性よく製造するこ
とが難しい。また、高出力化に伴ってLDのストライプ
幅も広がる傾向があり、これに追随して光ファイバのコ
ア径も大きく形成すると輝度(光エネルギー密度)が低
下してしまい、LDモジュールの高輝度化という本来の
目的が損なわれる。
【0009】本発明の目的は、半導体レーザからのレー
ザ光を効率的に集光して後段の光学素子との結合効率を
向上できる半導体レーザ用光学系を提供することであ
る。
【0010】また本発明の目的は、高い結合効率を持つ
半導体レーザ用光学系を半導体レーザと光ファイバとと
もに一体的に組み込んだ半導体レーザモジュールを提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体レーザ
の活性層に関して垂直方向の広がり角θvおよび平行方
向の広がり角θpを持つレーザ光を集光する半導体レー
ザ用光学系であって、広がり角θvのみを調節するため
の第1レンズと、広がり角θvおよび広がり角θpの両
方を調節するための第2レンズとを備えることを特徴と
する半導体レーザ用光学系である。
【0012】本発明に従えば、半導体レーザの活性層か
ら出射されるレーザ光は、活性層に平行方向の広がり角
θpと比べて垂直方向の広がり角θvが大きく、特に高
出力の半導体レーザほどストライプ幅も広がるため、両
者の差が大きくなる。そこで、半導体レーザの直後に広
がり角θvのみを調節可能な第1レンズを配置すること
によって、垂直広がり角θvの増加を直ちに抑制できる
ため、平行広がり角θpとのアンバランスを効果的に解
消できる。さらに、第1レンズ後に、広がり角θv、θ
pの両方を調節可能な第2レンズを配置することによっ
て、後段の光学素子の光入射開口に応じたビーム径全体
の調整が可能になるため、損失の少ない結合光学系を実
現できる。
【0013】特に、第1レンズ通過後の垂直ビーム径と
平行ビーム径とがほぼ一致するように、第1レンズの光
軸上位置や焦点距離を調節することによって、略円形の
ビーム断面を持つレーザ光が得られ、さらに第2レンズ
で集光することによって対称性が良く小さな光スポット
を実現でき、後段の光学素子との結合効率を格段に向上
できる。
【0014】また、第2レンズでは平行広がり角θpに
ついても集光しているため、活性層と平行方向に沿った
光軸位置ずれの許容度が大きくなり、半導体レーザと光
学系との組立て精度が緩和され、量産性に優れた構造に
なる。
【0015】また、横モード不安定性による活性層に平
行方向の発光状態の変化に対する集光状態の変化も吸収
できるため、I−L特性でのキンク発生を防止できる。
【0016】第1レンズとして、たとえば活性層と平行
な母線を有するシリンドリカルレンズや円柱レンズを使
用できる。第2レンズとして、たとえば球面レンズや非
球面レンズ等の回転対称レンズを使用できる。また、後
段の光学素子として、光ファイバ、光カプラ、光分岐
器、非線形光学素子など種々の素子が使用できる。
【0017】また本発明は、前記半導体レーザの発光領
域の活性層に平行方向の大きさをωpi、垂直方向の大
きさをωvi、前記第2レンズ出射後の像の活性層に平
行方向の大きさをωpo、垂直方向の大きさをωvo、
Zp=ωpo/ωpi、Zv=ωvo/ωviとしたと
き、0.2≦Zp≦2であり、かつ(0.2×ωpi/
ωvi)≦Zv≦(2×ωpi/ωvi)の関係を満た
すことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、レーザ光の広がり角は発
光領域の大きさにほぼ反比例するため、発光領域の活性
層に平行方向の大きさωpiが大きくなるほど、あるい
は発光領域の活性層に垂直方向の大きさωviが小さく
なるほど、平行広がり角θpと垂直広がり角θvのアン
バランスが大きくなり、ωpiとωviとの比率も大き
くなる。したがって、大きさωviに応じて、垂直比Z
vを変化させることによって、両者のアンバランスを効
果的に抑制できる。平行比Zpが0.2≦Zp≦2の関
係にある場合、垂直比Zvは、下限値0.2にωpi/
ωviを乗算した値から上限値2にωpi/ωviを乗
算した値までの範囲に設定することによって、活性層の
大きさがいろいろ変化した場合でも広がり角θp、θv
および大きさωpi、ωviのアンバランスの少ないレ
ーザ光を得ることができる。
【0019】なお、平行比Zpが小さくなると、光学系
の調整マージンが小さくなり、平行比Zpが大きくなる
と、輝度が下がる。この点で平行比Zpは0.2≦Zp
≦2が好ましく、0.2≦Zp≦1がより好ましい。
【0020】ここで、発光領域のそれぞれの方向(活性
層に平行方向および垂直方向)での大きさωpi、ωv
iとは、半導体レーザのそれぞれの方向でニアフィール
ドパターンのピーク値の1/e2の全幅をいう。
【0021】また本発明は、第1レンズが直径20μm
〜400μmの円柱レンズで構成されることを特徴とす
る。
【0022】本発明に従えば、第1レンズとして発光領
域の活性層に平行な方向の大きさωpiと同程度の直径
を有する円柱レンズを使用することによって、垂直方向
のビーム径があまり大きくならないうちに垂直方向の集
光が可能になり、さらに第2レンズが垂直方向および平
行方向を集光する。そのため、ωpi以下の光スポット
に集光する場合、NA(開口数)が小さい光学系でも充
分小さな光スポットを得ることができ、光学系の小型化
が図られる。半導体レーザのωpiは、一般に20μm
〜400μmの範囲にあるため、円柱レンズの直径も2
0μm〜400μmの範囲が好ましい。
【0023】特に、印刷、医療、加工の各分野において
は、光ファイバからの出射光を焦点深度を長く維持した
状態で小さな光スポットに集光する必要がある。そのた
め、後段の光学素子としてNAの小さい光ファイバ(た
とえばNA=0.12)を使用する場合、NAの小さい
結合光学系を使用することによって、高い結合効率を実
現できる。
【0024】また、後段の光学素子としてNAが比較的
大きい光ファイバ(たとえばNA=0.26)を使用す
る場合、ωpiの半分以下のコア径を持つ光ファイバに
効率良く結合させることも可能となる。これは、EDF
A(Erドープファイバアンプ)励起において、NAが
大きいダブルクラッドファイバを使用した高出力増幅の
場合に好適となる。
【0025】また、複数の活性層が所定ピッチで配置さ
れた半導体レーザアレイの場合は、全体の発光領域が広
く分布するため、垂直広がり角θvのみを調節する円柱
レンズを第1レンズとして配置することが好ましい。
【0026】また本発明は、第1レンズおよび第2レン
ズの少なくとも一方の光軸上位置または焦点距離が可変
であることによって、出射レーザ光のビーム径の縦横比
が可変であることを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、第1レンズまたは第2レ
ンズの光軸上位置や焦点距離を調節することによって、
光学系から出射するレーザ光のビーム径の縦横比は任意
に調整できる。そのため、後段の光学素子の光入射開口
が変化した場合でも、最適なビーム径調整が可能になる
ため、損失の少ない結合光学系を実現できる。
【0028】また本発明は、活性層に関して垂直方向の
広がり角θvおよび平行方向の広がり角θpを持つレー
ザ光を発生する半導体レーザと、半導体レーザからのレ
ーザ光を集光するための光学系と、光学系で集光された
レーザ光を導入するための光ファイバとを備え、前記光
学系は、広がり角θvのみを調節するための第1レンズ
と、広がり角θvおよび広がり角θpの両方を調節する
ための第2レンズとを含むことを特徴とする半導体レー
ザモジュールである。
【0029】本発明に従えば、半導体レーザの活性層か
ら出射されるレーザ光は、活性層に平行方向の広がり角
θpと比べて垂直方向の広がり角θvが大きく、特に高
出力の半導体レーザほどストライプ幅も広がるため、両
者の差が大きくなる。そこで、半導体レーザの直後に広
がり角θvのみを調節可能な第1レンズを配置すること
によって、垂直広がり角θvの増加を直ちに抑制できる
ため、平行広がり角θpとのアンバランスを効果的に解
消できる。さらに、第1レンズ後に、広がり角θv、θ
pの両方を調節可能な第2レンズを配置することによっ
て、後段の光学素子の光入射開口に応じたビーム径全体
の調整が可能になるため、損失の少ない結合光学系を実
現できる。
【0030】特に、第1レンズ通過後の垂直ビーム径と
平行ビーム径とがほぼ一致するように、第1レンズの光
軸上位置や焦点距離を調節することによって、略円形の
ビーム断面を持つレーザ光が得られ、さらに第2レンズ
で集光することによって対称性が良く小さな光スポット
を実現でき、後段の光学素子との結合効率を格段に向上
できる。
【0031】また、第2レンズでは平行広がり角θpに
ついても集光しているため、活性層と平行方向に沿った
光軸位置ずれの許容度が大きくなり、半導体レーザと光
学系との組立て精度が緩和され、量産性に優れた構造に
なる。
【0032】また、横モード不安定性による活性層に平
行方向の発光状態の変化に対する集光状態の変化も吸収
できるため、I−L特性でのキンク発生を防止できる。
【0033】第1レンズとして、たとえば活性層と平行
な母線を有するシリンドリカルレンズや円柱レンズを使
用できる。第2レンズとして、たとえば球面レンズや非
球面レンズ等の回転対称レンズを使用できる。
【0034】また本発明は、前記半導体レーザの発光領
域の活性層に平行方向の大きさをωpi、垂直方向の大
きさをωvi、前記第2レンズ出射後の像の活性層に平
行方向の大きさをωpo、垂直方向の大きさをωvo、
Zp=ωpo/ωpi、Zv=ωvo/ωviとしたと
き、0.2≦Zp≦2であり、かつ(0.2×ωpi/
ωvi)≦Zv≦(2×ωpi/ωvi)の関係を満た
し、前記光ファイバがωpi以下のコア径を有すること
を特徴とする。
【0035】本発明に従えば、レーザ光の広がり角は発
光領域の大きさにほぼ反比例するため、発光領域の活性
層に平行方向の大きさωpiが大きくなるほど、あるい
は発光領域の活性層に垂直方向の大きさωviが小さく
なるほど、平行広がり角θpと垂直広がり角θvのアン
バランスが大きくなり、ωpiとωviとの比率も大き
くなる。したがって、大きさωviに応じて、垂直比Z
vを変化させることによって、両者のアンバランスを効
果的に抑制できる。平行比Zpが0.2≦Zp≦2の関
係にある場合、垂直比Zvは、下限値0.2にωpi/
ωviを乗算した値から上限値2にωpi/ωviを乗
算した値までの範囲に設定することによって、活性層の
大きさがいろいろ変化した場合でも広がり角θp、θv
および大きさωpi、ωviのアンバランスの少ないレ
ーザ光を得ることができる。
【0036】なお、平行比Zpが小さくなると、光学系
の調整マージンが小さくなり、平行比Zpが大きくなる
と、輝度が下がる。この点で平行比Zpは0.2≦Zp
≦2が好ましく、0.2≦Zp≦1がより好ましい。
【0037】また、光ファイバはωpi以下のコア直径
を有することによって、平行比Zpがほぼ1以下で足り
るため、結合光学系の小型化が可能になり、全体として
小型の半導体レーザモジュールを実現できる。
【0038】また本発明は、第1レンズおよび第2レン
ズの少なくとも一方の光軸上位置または焦点距離が可変
であることによって、光ファイバに入射するレーザ光の
ビーム径の縦横比が可変であることを特徴とする。
【0039】本発明に従えば、第1レンズまたは第2レ
ンズの光軸上位置や焦点距離を調節することによって、
光学系から出射するレーザ光のビーム径の縦横比は任意
に調整できる。そのため、後段の光学素子の光入射開口
が変化した場合でも、最適なビーム径調整が可能になる
ため、損失の少ない結合光学系を実現できる。
【0040】ここで用いられる半導体レーザは、用途に
よりその構造や種類は適宜選択できるが、たとえば国際
公開WO093/16513に記載されたキャリアブロ
ック層を備えたDCH(Decoupled Confinement Heteros
tructure) 構造を有する半導体レーザを用いた場合、そ
の半導体レーザは高出力が得られることと、その出射光
はガウス型に近くなることから、本願発明の半導体レー
ザとして用いることにより、より高輝度の集光が達せら
れる。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態を示
す構成図であり、図1(a)は側面図で、図1(b)は
平面図である。半導体レーザ(LD)モジュールは、活
性層11を有する半導体レーザ10と、レンズ21、2
2を含む光学系20と、コア31を有する光ファイバ3
0などで構成される。
【0042】半導体レーザ10は、活性層11に関して
垂直方向の広がり角θvおよび平行方向の広がり角θp
を持つレーザ光を発生する。レンズ21は、シリンドリ
カルレンズや円柱レンズなどで構成され、半導体レーザ
10からのレーザ光の広がり角θvのみを制御する。レ
ンズ22は、球面レンズや非球面レンズ等の回転対称レ
ンズなどで構成され、広がり角θv、θpの両方を制御
する。光ファイバ30は、コア31および周囲のクラッ
ドの屈折率によって定まる所定のNA(開口数)を有
し、コア31に入射した光を別の端面まで伝達する。
【0043】具体的な構成は、半導体レーザ10に関し
て、発振波長λ=830nm、発光領域の活性層に垂直
方向の大きさωvi=1μm、発光領域の活性層に平行
方向の大きさωpi=50μm、活性層11直後のレー
ザ光の垂直広がり角θv=35°(FWHM半値全
幅)、平行広がり角θp=9°(ピーク強度を1として
-2に低下した位置の全幅)である。
【0044】レンズ21に関して、直径60μmの屈折
率分布型円柱レンズ(たとえばDoric社製のドリッ
クレンズ)、焦点距離F1=41μm、波長830nm
のARコート付である。レンズ22に関して、直径2.
5mmのコリメートレンズ、焦点距離F2=0.7m
m、波長830nmのARコート付である。
【0045】光ファイバ30に関して、コア31の直径
Da=50μm、NA=0.12、SI(ステップイン
デックス)型であり、コア31の直径Daと半導体レー
ザ10のωpiとが同等である。
【0046】配置に関して、半導体レーザ10の出射端
面からレンズ21の主平面までの距離L1=43μm、
レンズ21、22の主平面間の距離L2=1.5mm、
レンズ22の主平面から光ファイバ30の入射端面まで
の距離L3=1mmであり、半導体レーザ10、レンズ
21、22、光ファイバ30は同一光軸上に配置され
る。
【0047】図2は本発明の第2実施形態を示す構成図
であり、図2(a)は側面図で、図2(b)は平面図で
ある。半導体レーザ(LD)モジュールは、図1と同様
に、活性層11を有する半導体レーザ10と、レンズ2
1、22を含む光学系20と、コア31を有する光ファ
イバ30などで構成され、コア31の直径Daが半導体
レーザ10のωpiより小さい場合を示す。
【0048】具体的な構成は、半導体レーザ10に関し
て、発振波長λ=980nm、発光領域の活性層に垂直
方向の大きさωvi=1μm、発光領域の活性層に平行
方向の大きさωpi=100μm、活性層11直後のレ
ーザ光の垂直広がり角θv=35°(FWHM)、平行
広がり角θp=9°(e-2位置の全幅)である。
【0049】レンズ21に関して、直径60μmの屈折
率分布型円柱レンズ(たとえばDoric社製のドリッ
クレンズ)、焦点距離F1=41μm、波長980nm
のARコート付である。レンズ22に関して、直径2.
5mmのコリメートレンズ、焦点距離F2=0.7m
m、波長980nmのARコート付である。
【0050】光ファイバ30に関して、コア31の直径
Da=50μm、NA=0.20、SI型である。
【0051】配置に関して、半導体レーザ10の出射端
面からレンズ21の主平面までの距離L1=43μm、
レンズ21、22の主平面間の距離L2=2.1mm、
レンズ22の主平面から光ファイバ30の入射端面まで
の距離L3=0.7mmであり、半導体レーザ10、レ
ンズ21、22、光ファイバ30は同一光軸上に配置さ
れる。
【0052】図3は本発明の第1比較例を示す構成図で
あり、図3(a)は側面図で、図3(b)は平面図であ
る。半導体レーザ(LD)モジュールは、活性層51を
有する半導体レーザ50と、レンズ60と、コア71を
有する光ファイバ70などで構成される。
【0053】半導体レーザ50は、活性層51に関して
垂直方向の広がり角θvおよび平行方向の広がり角θp
を持つレーザ光を発生する。レンズ60は、シリンドリ
カルレンズや円柱レンズなどで構成され、半導体レーザ
50からのレーザ光の広がり角θvのみを制御する。光
ファイバ70は、コア71および周囲のクラッドの屈折
率によって定まる所定のNA(開口数)を有し、コア7
1に入射した光を別の端面まで伝達する。
【0054】具体的な構成は、半導体レーザ50に関し
て、発振波長λ=809nm、発光領域の活性層に垂直
方向の大きさωvi=1μm、発光領域の活性層に平行
方向の大きさωpi=50μm、活性層51直後の垂直
広がり角θv=35°(FWHM)、平行広がり角θp
=9°(e-2位置の全幅)である。
【0055】レンズ60に関して、直径60μmの屈折
率分布型円柱レンズ(たとえばDoric社製のドリッ
クレンズ)、焦点距離F1=41μm、波長809nm
のARコート付である。
【0056】光ファイバ70に関して、コア71の直径
Da=50μm、NA=0.12、SI型であり、コア
71の直径Daと半導体レーザ50のストライプ幅Ws
とが同等である。
【0057】配置に関して、半導体レーザ50の出射端
面からレンズ60の主平面までの距離L1=43μm、
レンズ60の主平面から光ファイバ70の入射端面まで
の距離L4=40μmであり、半導体レーザ50、レン
ズ60、光ファイバ70は同一光軸上に配置される。
【0058】図4は本発明の第2比較例を示す構成図で
あり、図4(a)は側面図で、図4(b)は平面図であ
る。半導体レーザ(LD)モジュールは、活性層51を
有する半導体レーザ50と、コア71を有する光ファイ
バ70などで構成される。光ファイバ70の端面はくさ
び状にテーパー加工され、光入射端面は、活性層51と
平行な母線を持ち、所定の曲率半径を有するシリンドリ
カル面に形成され、シリンドリカルと同様な集光機能が
付与されている。
【0059】具体的な構成は、半導体レーザ50に関し
て、発振波長λ=980nm、発光領域の活性層に垂直
方向の大きさωvi=1μm、発光領域の活性層に平行
方向の大きさωpi=50μm、活性層51直後の垂直
広がり角θv=35°(FWHM)、平行広がり角θp
=9°(e-2位置の全幅)である。
【0060】光ファイバ70に関して、コア71の直径
Da=50μm、NA=0.12、SI型、端面のテー
パー角=60°、光入射端面の曲率半径Ra=18μm
であり、コア71の直径Daと半導体レーザ50のωp
iとが同等である。
【0061】配置に関して、半導体レーザ50の出射端
面から光ファイバ70の入射端面までの距離L5=15
μmである。
【0062】次に、上記構成に関する光学特性の評価結
果を説明する。
【0063】図5〜図8は、LDモジュールのI−L特
性およびカップリング効率を示すグラフであり、図5は
図1に示す第1実施形態で、図6は図2に示す第2実施
形態で、図7は図3に示す第1比較例で、図8は図4に
示す第2比較例である。横軸は半導体レーザに流れる電
流(mA)、縦軸は出力パワー(mW)およびカップリ
ング効率(%)である。グラフの細線は半導体レーザの
出力パワーP1、太線は光ファイバ通過後の出力パワー
P2、破線は出力パワーP2を出力パワーP1で除算し
たカップリング効率ηである。
【0064】まず図5を見ると、電流の増加とともに、
約280mAの閾値電流からレーザ発振が開始し、ほぼ
リニアで出力が増加し、約1150mA辺りで約100
0mWのレーザ出力P1が得られている。このとき、光
ファイバ通過後の出力パワーP2は約850mWであ
り、カップリング効率ηは約83%に達しており、低損
失の結合光学系を実現していることが判る。
【0065】次に図6を見ると、電流の増加とともに、
約400mAの閾値電流からレーザ発振が開始し、ほぼ
リニアで出力が増加し、約3250mA辺りで約285
0mWのレーザ出力P1が得られている。このとき、光
ファイバ通過後の出力パワーP2は約2400mWであ
り、カップリング効率ηは約85%に達しており、低損
失の結合光学系を実現していることが判る。
【0066】次に図7を見ると、電流の増加とともに、
約350mAの閾値電流からレーザ発振が開始し、最初
はほぼリニアで出力が増加するが、約900mAからキ
ンクが発生し、約1400mA辺りで約1000mWの
レーザ出力P1が得られている。このとき、光ファイバ
通過後の出力パワーP2は約750mWであり、カップ
リング効率ηは約75%に留まっており、第1および第
2実施形態と比べると、結合光学系の損失がかなり大き
いことが判る。
【0067】次に図8を見ると、電流の増加とともに、
約200mAの閾値電流からレーザ発振が開始し、ほぼ
リニアで出力が増加し、約1250mA辺りで約100
0mWのレーザ出力P1が得られている。このとき、光
ファイバ通過後の出力パワーP2は約700mWであ
り、カップリング効率ηは約70%に留まっており、第
1および第2実施形態と比べると、結合光学系の損失が
大きいことが判る。
【0068】図9〜図11は、光ファイバのカップリン
グ許容度を示すグラフであり、図9は図1に示す第1実
施形態で、図10は図2に示す第2実施形態で、図11
は図4に示す第2比較例である。横軸は光ファイバの最
適位置からのずれ量であり、縦軸は光ファイバ通過後の
出力パワーP2の変動(%)を示す。グラフの実線は活
性層と平行方向の許容度を示し、破線は活性層と垂直方
向の許容度を示す。
【0069】まず図9を見ると、光ファイバの最適位置
を基準として、平行方向に5μmずれると出力パワーP
2は約96%に低下し、垂直方向に5μmずれると出力
パワーP2は約98%に低下するだけである。最高値か
ら5%低下を許容範囲とすると、光ファイバのカップリ
ング許容度は平行方向で約±5μm、垂直方向で約±9
μmとなる。
【0070】次に図10を見ると、平行方向に5μmず
れると出力パワーP2は約94〜90%に低下し、垂直
方向に5μmずれると出力パワーP2は約98%に低下
するだけである。最高値から5%低下を許容範囲とする
と、光ファイバのカップリング許容度は平行方向で約±
3.5μm、垂直方向で約±8μmとなる。
【0071】次に図11を見ると、平行方向に1μmず
れると出力パワーP2は約98%に低下し、垂直方向に
1μmずれると出力パワーP2は約94〜90%に低下
し、特に垂直方向のカップリング許容度が極端に悪いこ
とが判る。最高値から5%低下を許容範囲とすると、光
ファイバのカップリング許容度は平行方向で約±3μ
m、垂直方向で約±0.8μmとなり、第1および第2
実施形態と比べると、垂直方向のカップリング許容度が
小さいことが判る。
【0072】光ファイバのカップリング許容度が大きい
ほど、LDモジュールの組立て精度を緩和できるため、
量産性に優れた構造になる。
【0073】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、第
1レンズが半導体レーザの直後の垂直広がり角θvの増
加を直ちに抑制し、第2レンズが広がり角θv、θpの
両方を調節して、後段の光学素子の光入射開口に応じた
ビーム径全体の調整が可能になるため、損失の少ない結
合光学系を実現できる。
【0074】また、第2レンズでは平行広がり角θpに
ついても集光しているため、活性層と平行方向に沿った
光軸位置ずれの許容度が大きくなり、半導体レーザと光
学系との組立て精度が緩和され、量産性に優れた構造に
なる。
【0075】また、横モード不安定性による活性層に平
行方向の発光状態の変化に対する集光状態の変化も吸収
できるため、I−L特性でのキンク発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す構成図であり、図
1(a)は側面図で、図1(b)は平面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す構成図であり、図
2(a)は側面図で、図2(b)は平面図である。
【図3】本発明の第1比較例を示す構成図であり、図3
(a)は側面図で、図3(b)は平面図である。
【図4】本発明の第2比較例を示す構成図であり、図4
(a)は側面図で、図4(b)は平面図である。
【図5】第1実施形態におけるLDモジュールのI−L
特性およびカップリング効率を示すグラフである。
【図6】第2実施形態におけるLDモジュールのI−L
特性およびカップリング効率を示すグラフである。
【図7】第1比較例におけるLDモジュールのI−L特
性およびカップリング効率を示すグラフである。
【図8】第2比較例におけるLDモジュールのI−L特
性およびカップリング効率を示すグラフである。
【図9】第1実施形態における光ファイバのカップリン
グ許容度を示すグラフである。
【図10】第2実施形態における光ファイバのカップリ
ング許容度を示すグラフである。
【図11】第2比較例における光ファイバのカップリン
グ許容度を示すグラフである。
【符号の説明】
10 半導体レーザ 20 光学系 21、22 レンズ 30 光ファイバ 31 コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 博 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32 三 井化学株式会社内 (72)発明者 室 清文 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32 三 井化学株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザの活性層に関して垂直方向
    の広がり角θvおよび平行方向の広がり角θpを持つレ
    ーザ光を集光する半導体レーザ用光学系であって、 広がり角θvのみを調節するための第1レンズと、 広がり角θvおよび広がり角θpの両方を調節するため
    の第2レンズとを備えることを特徴とする半導体レーザ
    用光学系。
  2. 【請求項2】 前記半導体レーザの発光領域の活性層に
    平行方向の大きさをωpi、垂直方向の大きさをωv
    i、前記第2レンズ出射後の像の活性層に平行方向の大
    きさをωpo、垂直方向の大きさをωvo、Zp=ωp
    o/ωpi、Zv=ωvo/ωviとしたとき、0.2
    ≦Zp≦2であり、かつ(0.2×ωpi/ωvi)≦
    Zv≦(2×ωpi/ωvi)の関係を満たすことを特
    徴とする請求項1記載の半導体レーザ用光学系。
  3. 【請求項3】 第1レンズが直径20μm〜400μm
    の円柱レンズで構成されることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の半導体レーザ用光学系。
  4. 【請求項4】 第1レンズおよび第2レンズの少なくと
    も一方の光軸上位置または焦点距離が可変であることに
    よって、出射レーザ光のビーム径の縦横比が可変である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導
    体レーザ用光学系。
  5. 【請求項5】 活性層に関して垂直方向の広がり角θv
    および平行方向の広がり角θpを持つレーザ光を発生す
    る半導体レーザと、 半導体レーザからのレーザ光を集光するための光学系
    と、 光学系で集光されたレーザ光を導入するための光ファイ
    バとを備え、 前記光学系は、広がり角θvのみを調節するための第1
    レンズと、広がり角θvおよび広がり角θpの両方を調
    節するための第2レンズとを含むことを特徴とする半導
    体レーザモジュール。
  6. 【請求項6】 前記半導体レーザの発光領域の活性層に
    平行方向の大きさをωpi、垂直方向の大きさをωv
    i、前記第2レンズ出射後の像の活性層に平行方向の大
    きさをωpo、垂直方向の大きさをωvo、Zp=ωp
    o/ωpi、Zv=ωvo/ωviとしたとき、0.2
    ≦Zp≦2であり、かつ(0.2×ωpi/ωvi)≦
    Zv≦(2×ωpi/ωvi)の関係を満たし、前記光
    ファイバがωpi以下のコア径を有することを特徴とす
    る請求項5記載の半導体レーザモジュール。
  7. 【請求項7】 第1レンズおよび第2レンズの少なくと
    も一方の光軸上位置または焦点距離が可変であることに
    よって、光ファイバに入射するレーザ光のビーム径の縦
    横比が可変であることを特徴とする請求項5または6記
    載の半導体レーザモジュール。
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