JP6438050B2 - 保持装置およびこのような保持装置に配置するためのピン - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念による保持装置、および請求項12の上位概念によるそのような保持装置に配置するためのピンに関する。
DE10344287A1から、この種の保持装置およびそのような保持装置に配置するためのピンが公知である。そのような保持装置およびそのようなピンは、そこでは自動車用のシフト装置で使用される嵌合装置の部材である。そこでのピンは円筒形に構成されており、一方の端部にピン頭部を有する。ピンの円筒形の本体がホルダの受け部内にスライド可能に配置されており、圧縮バネによって軸方向にバネ力が付勢される。そこにあるホルダの受け部とピンとの間には、センタリング装置としてスリット状のリングが配置されている。ピン頭部受け部と共にそこにあるホルダは、ピンと関連して前記嵌合装置を形成する。その際にピン頭部はピン頭部受け部の接触表面に当接し、ピンのバネ力の付勢によってピン頭部はピン頭部受け部の接触表面と持続的に接触する。ピン頭部に対向する保持装置の端部では、該保持装置がシフト装置に配置されている。ここで保持装置はシフトレバーと直接接触しており、このシフトレバーは2つの旋回軸を中心に旋回継手内に旋回可能に支承されている。
ここではセンタリング装置として構成されたスリット状のリングの傾斜した当接輪郭が、ピンの相補形の傾斜した当接輪郭に当接し、その際にピンを保持装置の受け部内にセンタリングして保持する。ここでリングのスリットはピンの長手軸に対して軸方向に形成されており、そこにあるリングを完全に分離する。ここでピンのセンタリングはスリット状のリングによって、傾斜した当接輪郭が円錐面として構成されていることにより行われる。したがってスリット状のリングの円錐面はバネ力の付勢されたピンの円錐面を摺動し、その際にリングは、これがホルダの内壁に当接するまで拡張される。
保持装置の互いに可動に配置されたエレメント、すなわちピンとリングは、保持装置の動作中にそれらの機能を申し分なく引き継ぐか否かに関係なく、これは必ずしも汚れに基づく場合でなくても良いが、ホルダ内でピンをセンタリングするためのこの保持装置の構造は大掛かりであり、この構造は互いに可動の複数の部材、すなわちピンとリングから形成されている。
さらにDE10160801A1から、可動に支承されたシフトレバーおよび該シフトレバーと共同作用するロックボルトアセンブリを備えるシフト装置が公知である。前記ロックボルトアセンブリは、ロックボルト受け部内に軸方向に可動に支承されており、かつロックバネによって割り当てられたシフトゲートに対して押圧されるロックボルトを有する。ロックボルトには、その周囲にわたって分散配置され、レバー形状に構成された複数の可動の押圧アームが設けられている。これら押圧アームはロックバネによって半径方向に広げられ、弾性の予付勢の下で受け部の内壁に当接する。ここで押圧アームはそれぞれ旋回箇所を介してロックボルトと可動に接続されている。
DE10148554C1から、ロックボルトケーシング内に長手延在方向に可動に支承され、かつバネ予付勢の下でシフトゲート内に抗支されたロックボルトを備えるシフト装置が公知である。このロックボルトは、そのシャフトの領域、すなわちそのシャフトの近傍にも、ロックボルトケーシングに突入するこれらの案内手段は柔軟な案内リブとして構成されており、この案内リブによってロックボルトはロックボルトケーシング内で案内される。
走行方向指示器を作動するためのロックプランジャの類似の構成が、DE102009058719A1から公知である。
DE10344287A1 DE10160801A1 DE10148554C1 DE102009058719A1
したがって本発明の課題は、構成部材の低減が達成され、同時に互いに可動に配置された部材の低減が達成されるように冒頭に述べた形式の保持装置をさらに構成することである。さらに本発明の課題は、この種のホルダに配置するためのピンを提供することである。このピンは、別個のセンタリング装置なしでこの種の保持装置の内部に配置することができ、保持装置の動作中にそこで確実にセンタリングすることができ、これにより保持装置の正常の機能が保証されるようにする。
保持装置に関してこの課題は、請求項1のすべての特徴を有する保持装置によって解決される。ピンに関してこの課題は、請求項11のすべての特徴部を有するピンによって解決される。
即ち本発明の第1の視点により、a)受け部を備えるホルダと、b)前記ホルダの前記受け部内で長手方向にスライド可能に案内され、バネ力が付勢され、かつピン頭部を備えるピンと、c)センタリング装置と、を有する保持装置であって、前記ピン頭部は、前記ホルダの前記受け部から突き出ており、前記センタリング装置は、前記ピンにスライド不能に配置されており、前記ホルダの受け部内では復元力で付勢されており、該復元力は前記ホルダに対して作用する、ことを特徴とする保持装置が提供される。
より詳しくは、前記第1の視点において、a)受け部を備えるホルダと、b)前記ホルダの前記受け部内で長手方向にスライド可能に案内され、バネ力が付勢され、かつピン頭部を備えるピンと、c)センタリング装置と、を有する、自動車のトランスミッションのシフト装置のシフトレバーに配置するための保持装置であって、前記ピン頭部は、前記ホルダの前記受け部から突き出ており、前記センタリング装置は、前記ピンにスライド不能に配置されており、前記ホルダの前記受け部内では復元力で付勢されており、該復元力は、前記ホルダに対して作用し、前記センタリング装置は、少なくとも2つの板状留め具から形成されており、該板状留め具は、前記ピンの周囲にわたって等間隔に前記ピンに配置されており、前記少なくとも2つの板状留め具の接触面は、前記ピンが前記ホルダの前記受け部内に配置される際、前記ホルダの内壁に接触し、前記接触面は、前記内壁に対して平行に延在しており、前記板状留め具は、前記ピンに対して復元力を形成しながら旋回可能である、ことを特徴とする。
更に本発明の第2の視点により、前記保持装置に配置するための、ピン頭部を備えるピンであって、少なくとも2つの板状留め具が設けられており、該板状留め具は、前記ピンに固定されており、かつ前記ピンに対して復元力を形成しながら旋回可能である、ことを特徴とするピンが提供される。
本発明の有利な構成は従属請求項に記載されている。
本発明では以下の形態が可能である。
(形態1)a)受け部を備えるホルダと、b)前記ホルダの受け部内で長手方向にスライド可能に案内され、バネ力が付勢され、かつピン頭部を備えるピンと、(c)センタリング装置と、を有する保持装置であって、前記ピン頭部は、ホルダの受け部から突き出ており、前記センタリング装置は、前記ピンにスライド不能に配置されており、前記ホルダの受け部内では復元力が付勢されており、該復元力は前記ホルダに対して作用する保持装置が提供される。
(形態2)前記センタリング装置とピンは、同じ材料から作製されていることが好ましい。
(形態3)前記センタリング装置とピンは一体的に構成されており、好ましくはプラスチックから作製されていることが好ましい。
(形態4)前記ピンは、前記ホルダの受け部に対応する位置決めエレメントを有していることが好ましい。
(形態5)前記センタリング装置は少なくとも1つの板状留め具、好ましくはとりわけ少なくとも2つの板状留め具から形成されており、該板状留め具は前記ピンの周囲にわたって実質的に等間隔に当該ピンに配置されていることが好ましい。
(形態6)前記少なくとも1つの板状留め具の接触面は、ピンがホルダの受け部内に配置される際、該ホルダの内壁に接触し、好ましくは前記接触面は、内壁に対して平行に延在することが好ましい。
(形態7)前記少なくとも1つの板状留め具は弾性エレメントを有しており、該弾性エレメントは、ピンがホルダの受け部内に配置される際、ピンに配設された窪みの中に弾性的に保持されることが好ましい。
(形態8)前記少なくとも1つの板状留め具は、ホルダの板状留め具受け部内に保持されることが好ましい。
(形態9)前記少なくとも1つの板状留め具は、L字形エレメントとI字形エレメントから形成されており、これらエレメントは互いに弾性的に前記ピンに配設されていることが好ましい。
(形態10)ピンにバネ力を付勢するために圧縮バネが設けられており、該圧縮バネの好ましくは第1の端部はホルダのストッパに抗支され、第2の端部はピンのストッパに抗支されることが好ましい。
(形態11)当該保持装置は、自動車のトランスミッションのシフト装置のシフトレバーに、場合によりシフトロッドまたはシフトケーブルを介在させて、配置するように構成されており、ピン頭部は、ピン頭部受け部の接触表面に当接するように構成されていることが好ましい。
(形態12)形態1から11のいずれか一に記載の保持装置に配置するためのピンであって、少なくとも1つの板状留め具が設けられており、該板状留め具は前記ピンに固定されており、かつ前記ピンに対して復元力を形成しながら旋回可能であるピンが提供される。
(形態13)前記少なくとも1つの板状留め具は弾性エレメントを有しており、該弾性エレメントは、少なくとも1つの板状留め具が旋回する際に、当該ピンに配設された窪みの中に弾性的に収容可能であることが好ましい。
(形態14)前記少なくとも1つの板状留め具は、形態8から11のいずれか一に記載の保持装置の板状留め具受け部内に収容されるように構成されていることが好ましい。
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照番号はもっぱら理解を助けるためであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明による保持装置は、受け部を備えるホルダと、ホルダの受け部内で長手にスライド可能に案内され、バネ力が付勢され、かつピン頭部を備えるピンと、センタリング装置とを有し、前記ピン頭部はホルダの受け部から突き出ている。この保持装置は、センタリング装置が前記ピンにスライド不能に配置されており、ホルダの受け部内では復元力が付与されており、該復元力はホルダに対して作用する、ことを特徴とする。
本発明の保持装置によって、ピンをセンタリング装置と共に、本発明の保持装置の製造中にその中に一体的に配置することが今や可能になり、これにより保持装置の組み立ての際の手間暇が最小になる。さらにセンタリング装置がピンにスライド不能に配置されていることにより、ピンがホルダ内にセンタリングされる際に互いに摺動するセンタリング装置とピンのコストの掛かる輪郭を省略することができる。その点でピンとセンタリング装置、すなわち本発明の保持装置全体を製造するための構造的コストも最小になる。なぜならこの種の幾何形状について設計の際に考慮する必要がなく、したがって製造中に公差範囲に保持する必要もないからである。さらに本発明により、互いに可動に配置された部材の数が最小になり、これにより誤機能の可能性が最小になる。
本発明の第1の有利な技術的思想によれば、センタリング装置とピンは同じ材料から作製されている。この措置により簡単に、例えば両方の部材を互いに接続することにより、とりわけ溶接することにより、センタリング装置とピンを互いにスライドしないように配置することができる。
とりわけセンタリング装置とピンが一体的に構成されており、好ましくはプラスチックから作製されていると特に有利である。すなわちセンタリング装置とピンを一体的に構成することにより、2つの部材をただ1つの製造工程で共通に製造することができる。これによりセンタリング装置とピンとの接続を省略することができる。これは特に有利である。なぜならそのような接続は場合により、本発明の保持装置の動作中にエラーを、ひいては誤機能を引き起こし得る脆弱箇所となり得るからである。ここではセンタリング装置とピンが一射出成形工程でプラスチックから作製されると特に有利である。
本発明のさらなる技術的思想によれば、ピンは、ホルダの受け部に対応する位置決めエレメントを有する。この位置決めエレメントはとりわけ、ホルダ内でピンを常に正しい配置位置で取り付けるために用いられる。すなわちここでこの正しい配置位置は非常に重要である。なぜならピンとホルダの内部には互いに対応するエレメント、例えばホールセンサのエレメントが配置されており、これらのエレメントが、ピン、すなわちシフトギヤないし本発明の保持装置を有する自動車のトランスミッションの正確な位置決定を可能にするからである。
本発明による保持装置のさらなる一構成では、センタリング装置は、少なくとも1つの板状留め具、特に好ましくは少なくとも2つの板状留め具から形成されており、これらの板状留め具はピンの周囲にわたって実質的に等間隔でこのピンに配置されている。好ましくはピンと一体的に構成されたこの種の板状留め具によって、ピンをホルダの受け部内に保持装置の動作中に簡単にセンタリングすることができる。ここで好ましくは同じように構成された少なくとも2つの板状留め具をピンの周囲にわたって等間隔に配置することにより、特に簡単かつ正確にピンをホルダの受け部内でセンタリングすることができる。ピンの周囲にわたってそれぞれ90°だけずらされ、好ましくは、しかし必須ではないが、同じ高さで配置された4つの同じ板状留め具を使用すると特に有利であると判明した。この種の4つの板状留め具を使用することは、ピンをホルダの受け部内に正確にセンタリンできるようにするために、板状留め具の理想的な数に関しての特に良好な妥協である。これらの板状留め具は、特にこれらがプラスチックから作製されている場合、持続的なセンタリングに対して必要な剛性と弾性を有する。
ここで少なくとも1つの板状留め具の接触面は、ピンがホルダの受け部内に配置される際、ホルダの内壁に接触していると特に有利であることが判明した。ここで好ましくは接触面は、内壁に対して平行に延在する。これによりピンをホルダの受け部内で簡単にセンタリングすることができ、ピンとホルダとの間には、板状留め具の領域は別にして等間隔のスリットが形成される。この等間隔のスリットを形成することにより、ホルダの受け部内でのピンの正確なセンタリングがさらに改善される。
本発明の特に有利な技術的思想によれば、少なくとも1つの板状留め具は弾性エレメントを有しており、該弾性エレメントは、ピンがホルダの受け部内に配置される際、ピンに配設された窪みの中に弾性的に保持される。ここで板状留め具は、その復元力がピンの長手軸の法線方向に指向されているようにピンに配置されている。本発明のこの種の構成により、保持装置の動作中にピンをホルダの受け部内に弾性的に支承することが可能である。これにより保持装置に作用する力も受け止めることができ、その際に保持装置がその所定の位置から力作用のためにずれることはない。さらにこれにより、ピンがその全長手延在部にわたってホルダの受け部内に正確かつ確実にセンタリングされていることが保証され、その際にピンを少なくとも部分的に正確なセンタリング状態から引き出すこととなるようなピンの傾斜運動が発生することはない。
本発明の別の技術的思想によれば、少なくとも1つの板状留め具はホルダの板状留め具受け部内に保持される。ここでは前に説明した板状留め具の実施形態とは異なり、板状留め具の復元力はピンの長手軸の法線方向に作用するのではなく、接線方向に作用する。さらに本発明のこの種の構成により、ホルダの受け部内でのピンの捩れが回避される。このような捩れの回避はどうしても必要である。なぜならホルダの内部でのピンの正しい配置位置は非常に重要だからである。というのも、ピンとホルダの内部には互いに対応するエレメント、例えばホールセンサのエレメントが配置されており、これらのエレメントは、ピン、すなわちシフトギヤないし本発明の保持装置を有する自動車のトランスミッションの正確な位置決定を可能にするからである。
ここでは、少なくとも1つの板状留め具がL字形エレメントとI字形エレメントから形成されており、これらエレメントが互いに弾性的に作用するよう前記ピンに配置されていると有意義であることが判明した。本発明のこの構成により、ピンの板状留め具をホルダの板状留め具受け部に弾性的に位置決めすることが簡単に可能である。ここでL字形エレメントはそれぞれI字形エレメントからいつでも離間している。これにより板状留め具受け部内での板状留め具の弾性、ひいてはホルダ内でのピンの正確なセンタリングが常に保証される。
ここで有利にはホルダは十字形に構成されており、したがって4つの板状留め具受け部が設けられており、これらの板状留め具受け部には4つの板状留め具を有するピンのそれぞれ1つの対応の受け具が係合することができる。これらの板状留め具も同様にこのピンに十字形にそれぞれ90°だけずらされて配置されている。
本発明の別の一構成によれば、ピンにバネ力を付勢するために圧縮バネが設けられており、この圧縮バネの好ましくは第1の端部がホルダのストッパに抗支され、第2の端部がピンのストッパに抗支される。ここでピンにあるストッパとは、このストッパが場合によりピンの少なくとも1つの板状留め具に存在するとも理解すべきである。この種の圧縮バネにより、ピンのピン頭部が、保持装置の動作中にピン頭部受け部内に確実に保持され、その接触表面に連続的に接触することが保証される。
さらに保持装置は、自動車のトランスミッションのシフト装置のシフトレバーに、場合によりシフトロッドまたはシフトケーブルを介在させて配置するように構成されている。ここでピン頭部は、ピン頭部受け部の接触表面に当接するように構成されている。
前に記述した保持装置に配置するための本発明のピンは、ピン頭部とピン本体を有しており、少なくとも1つの板状留め具が設けられており、該板状留め具はピンに固定されており、かつピンに対して復元力を形成しながら旋回可能である、ことを特徴とする。本発明の有利な一構成では、ピンは少なくとも1つの板状留め具と一体的であり、好ましくはプラスチックから作製されている。
ここで少なくとも1つの板状留め具は弾性エレメントを有しており、該弾性エレメントは、少なくとも1つの板状留め具が旋回する際に、ピンに配設された窪みの中に弾性に収容可能である。
さらにピンはストッパを有しており、該ストッパにはピンと前に記述した保持装置のホルダとの間に配置された圧縮バネを支持することができる。
本発明のさらなる技術的思想によれば、ピンの少なくとも1つの板状留め具は、前に記述した保持装置のホルダの板状留め具受け部内に収容されるように構成されている。
本発明のさらなる目的、利点、特徴および適用可能性は、図面に基づく実施例の以下の説明から明らかとなる。ここで記載されたおよび/または図面に示されたすべての特徴は、それ自体でまたは意味のある任意の組合せで本発明の対象を形成するものであり、特許請求の範囲におけるそれらの概要またはそれらの引用関係にも依存しない。
本発明の保持装置の一実施例を備える自動車においてトランスミッションを作動するためのシフト装置の一実施例を示す図である。 本発明の保持装置の一実施例の斜視図である。 図2の保持装置を前方から見た平面図である。 本発明のピンの一実施例を示す図である。 本発明の保持装置の断面図である。 本発明の保持装置のさらなる一実施例を備える自動車においてトランスミッションを作動するためのシフト装置のさらなる一実施例を示す図である。 図6の保持装置を下方から見た図である。 図6のシフト装置の斜視図である。 ホルダにピンが装着されていない図7の保持装置を下方から見た図である。 ホルダにピンが配置された図9の保持装置を下方から見た図である。 図6から10の保持装置に対する本発明の一ピンの斜視図である。 未取り付け状態での図11のピンを下方から見た図である。 取り付け状態での図11のピンを下方から見た図である。
図1には例として、自動車のトランスミッションを作動するためのシフト装置31の構造が示されており、ここでボディーと堅固に接続されているギヤケーシングの図示は省略されている。ボディーと堅固に接続されたギヤケーシング内にはシフトレバー30が、旋回継手34によって第1の旋回軸35と第2の旋回軸36を中心に旋回可能に支承されている。
ギヤケーシング内で旋回継手の下方に存在するシフトレバー30の下方部分には、シフトレバーと堅固に接続された保持装置10が設けられている。この保持装置は、受け部1を備えるホルダ2と、このホルダ2の受け部1内でスライド可能に運動するピン4とから形成されており、ホルダ2の受け部1から突き出たピン4の端部にはピン頭部3が配置されている。ホルダ2とピン4を備える保持装置10は、ギヤケーシングと堅固に接続されたピン頭部受け部33と共に嵌合装置を形成する。ここでピン頭部受け部33は、案内溝37と接触表面32を有しており、該接触表面はピン4ないしピン頭部3と接触している。
本発明の保持装置10の可能な第一実施例が図2と3の異なる図に示されている。ここでピン4ないしピン頭部3は、保持装置が図1のシフト装置に装着されると、これがピン頭部受け部33の接触表面32と接触するように構成されている。ここでピン4ないしそのピン頭部3はピン頭部受け部33の接触表面32と、ピン頭部3がピン頭部受け部33の対応の受け部に嵌合することができるように対応している。ピン頭部3が嵌合された位置が例として図1に示されている。
このピン4は、その長手軸9に沿ってホルダ2の受け部1内にスライド可能に配置されている。図に示された保持装置10ないしピン4の実施例でピン4は、3つの板状留め具6,7および8を有しており、これらの板状留め具はピン4の周囲にわたって均等に120゜だけずらされて同じ高さで配置されており、ピン4に対するセンタリング装置5として用いられる。ここでピン4と板状留め具6,7,8はプラスチックから一体的に作製されている。
ここでセンタリング装置5として構成された板状留め具6,7,8は、これらがホルダ2の受け部1の外にある状態でピン4から所定の角度で突き出るようにピン4に成形されている。この角度は例えば図5の部分図に示されている。ピンがホルダ2の受け部1に導入されると直ちに、板状留め具6,7,8は復元力を形成しながらピン4の方向に旋回する。
ピン4が板状留め具6,7,8と共にホルダ2の受け部1内に、図5の別の部分図に示すように機能通りに収容されると、板状留め具6,7,8の接触面18がホルダ2の内壁19に当接する。この位置で板状留め具6,7,8の弾性エレメント16は、ピン4のこれに対応する窪み17の中に収容される。
板状留め具6,7,8の復元力によりピンはホルダ2の受け部1内で確実かつ正確に、ピン4とホルダ2の内壁19との間に等間隔のスリット20を形成しながらセンタリングされる。弾性エレメント16は、ピン4が外部の力の作用の下でも、ホルダ2の受け部1内でセンタリングされた位置に確実に留まるために用いられる。
板状留め具6,7,8の接触面18がその全長手延在部にわたってホルダ2の内壁19と接触していることにより、ピン4がその全長手延在部にわたってホルダ2の受け部1内で正確にセンタリングされ、ピン4の長手延在部に対して直角の傾斜運動が発生し得ないことが保証される。このような傾斜運動は、ピン4を少なくとも部分的にホルダ2の受け部1内でのそのセンタリング状態から引き出し得る。
ピン4ないしピン頭部3が、保持装置10の機能通りの使用中に、ピン頭部受け部33の接触表面32と常に接触しているようにするため、ピン4にはホルダ2の受け部1内で圧縮バネ11によってバネ力が付勢されている。ここで圧縮バネ11の第1の端部12はピン4のストッパ14に抗支され、第2の端部13はホルダ2のストッパ15に抗支される。
図6から13には、本発明の保持装置のさらなる一実施例ないし本発明の保持装置の当該実施例のためのピンが示されている。
この実施例でもピン4にはホルダ2の受け部1内で圧縮バネ11によってバネ力が付勢されており、これによりすでに前に第1実施例について説明したように保持装置の機能通りの使用が保証される。ここで圧縮バネ11の第1の端部12は同様にピン4のストッパ14に抗支され、第2の端部13はホルダ2のストッパ15に抗支される。
ここでこの実施例のホルダ2の受け部1は十字形に構成されている。ホルダ2の受け部1をこのように十字形に構成することにより、受け部1内に板状留め具受け部40が形成され、この板状留め具受け部にピン4の板状留め具6,7,8を収容することができる。ここでピン4の板状留め具6,7,8も同様に、ピン4の周囲にわたってそれぞれ90°だけずらされて十字形にこのピンに配置されている。
板状留め具6,7,8はこの実施例ではL字形エレメント41とI字形エレメント42から形成されており、これらのエレメントはそれぞれピン4に配設されている。ここでL字形エレメント41はI字形エレメント42に対して、そして反対にI字形エレメント42もL字形エレメント41に対して弾性的に、復元力を形成しながら旋回可能である。ここでL字形エレメント41とI字形エレメント42は、これらが図13に示すように取り付け状態でも、図12に示すように未取り付け状態でも常に互いに離間しているように互いに弾性的にピン4に配設されている。したがってどの時点でもそれぞれの板状留め具6,7,8の弾性特性が、取り付け状態でも未取り付け状態でも保証される。
ここでL字形エレメント41もI字形エレメント42も接触面18を有しており、これらの接触面は取り付け状態でホルダ2の内壁19に当接する。板状留め具6,7,8ないしそのI字形エレメント42とL字形エレメント41のバネ力の付勢によって、ピン4の取り付け状態でピン4がホルダ2の受け部1内で正確にセンタリングされることが常に保証される。
さらにこの実施例で本発明のピン4は位置決めエレメント38を有しており、この位置決めエレメントはピン4の取り付け状態で、保持装置10のホルダ2のそれに対応する受け部39に収容することができる。この位置決めエレメント38は、実質的に、ピン4をその正しい位置でホルダ2に装着するために用いられる。このことは非常に重要である。なぜならピン4とホルダ2は、通常互いに対応する、ここに図示しないエレメント、例えばホールセンサのエレメントを有しており、これらのエレメントが、ピン4の正確な位置決定、したがって本発明の保持装置10を有する自動車のギヤシフトないしトランスミッションの正確な位置決定を可能にするからである。
特に図8に示すように本発明の保持装置10はシフト装置31に組み込まれる。ここでシフト装置31はシフトレバー30を有しており、該シフトレバーは旋回継手34によって第1の旋回軸35および第2の旋回軸36を中心に旋回可能に支承されている。
保持装置10全体は、この実施例ではシフトレバー30に対して角度が付されており、このことはとりわけ図8および図7から良く分かる。
1 受け部
2 ホルダ
3 ピン頭部
4 ピン
5 センタリング装置
6 板状留め具
7 板状留め具
8 板状留め具
9 長手軸
10 保持装置
11 圧縮バネ
12 第1の端部
13 第2の端部
14 ストッパ
15 ストッパ
16 弾性エレメント
17 窪み
18 接触面
19 内壁
20 スリット
30 シフトレバー
31 シフト装置
32 接触表面
33 ピン頭部受け部
34 旋回継手
35 第1の旋回軸
36 第2の旋回軸
37 案内溝
38 位置決めエレメント
39 受け部
40 板状留め具受け部
41 L字形エレメント
42 I字形エレメント

Claims (13)

  1. a)受け部(1)を備えるホルダ(2)と、
    b)前記ホルダ(2)の前記受け部(1)内で長手方向にスライド可能に案内され、バネ力が付勢され、かつピン頭部(3)を備えるピン(4)と、
    c)センタリング装置(5)と、
    を有する、自動車のトランスミッションのシフト装置(31)のシフトレバー(30)に配置するための保持装置(10)であって、
    前記ピン頭部(3)は、前記ホルダ(2)の前記受け部(1)から突き出ており、
    前記センタリング装置(5)は、前記ピン(4)にスライド不能に配置されており、前記ホルダ(2)の前記受け部(1)内では復元力付勢されており、該復元力は前記ホルダ(2)に対して作用し、
    前記センタリング装置(5)は少なくともつの板状留め具(6,7,8)から形成されており、該板状留め具(6,7,8)は、前記ピン(4)の周囲にわたって等間隔に前記ピン(4)に配置されており、
    前記少なくともつの板状留め具(6,7,8)の接触面(18)は、前記ピン(4)が前記ホルダ(2)の前記受け部(1)内に配置される際、前記ホルダ(2)の内壁(19)に接触し、前記接触面(18)は、前記内壁(19)に対して平行に延在しており、
    前記板状留め具(6,7,8)は、前記ピン(4)に対して復元力を形成しながら旋回可能である、
    ことを特徴とする保持装置。
  2. 前記センタリング装置(5)と前記ピン(4)は、同じ材料から作製されている、ことを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
  3. 前記センタリング装置(5)と前記ピン(4)は一体的に構成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の保持装置。
  4. 前記ピン(4)は、前記ホルダ(2)の受け部(39)に対応する位置決めエレメント(38)を有している、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の保持装置。
  5. 前記少なくともつの板状留め具(6,7,8)は弾性エレメント(16)を有しており、該弾性エレメント(16)は、前記ピン(4)が前記ホルダ(2)の前記受け部(1)内に配置される際、前記ピン(4)に配設された窪み(17)の中に弾性的に保持される、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の保持装置。
  6. 前記少なくともつの板状留め具(6,7,8)は、前記ホルダ(2)の板状留め具受け部(40)内に保持される、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の保持装置。
  7. 前記少なくともつの板状留め具(6,7,8)は、L字形エレメント(41)とI字形エレメント(42)から形成されており、これらエレメントは互いに弾性的に前記ピン(4)に配置されている、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の保持装置。
  8. 前記ピン(4)にバネ力を付勢するために圧縮バネ(11)が設けられている、ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の保持装置。
  9. 前記圧縮バネ(11)の第1の端部(12)は、前記ホルダ(2)のストッパ(14)に抗支され、前記圧縮バネ(11)の第2の端部(13)は、前記ピン(4)のストッパ(15)に抗支される、ことを特徴とする請求項に記載の保持装置。
  10. 前記ピン頭部(3)は、ピン頭部受け部(33)の接触表面(32)に当接するように構成されている、ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の保持装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の保持装置(10)に配置するための、ピン頭部(3)を備えるピン(4)であって、
    少なくともつの板状留め具(6,7,8)が設けられており、該板状留め具(6,7,8)前記ピン(4)に固定されており、かつ前記ピン(4)に対して復元力を形成しながら旋回可能である、ことを特徴とするピン。
  12. 前記少なくともつの板状留め具(6,7,8)は弾性エレメント(16)を有しており、該弾性エレメント(16)は、前記少なくともつの板状留め具(6,7,8)が旋回する際に、当該ピン(4)に配置された窪み(17)の中に弾性的に収容可能である、ことを特徴とする請求項11に記載のピン
  13. 前記少なくともつの板状留め具(6,7,8)は、請求項6から10のいずれか一項に記載の保持装置の板状留め具受け部(40)内に収容されるように構成されている、ことを特徴とする請求項11または12に記載のピン
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