JP6437889B2 - マフラーカバー及びエンジン - Google Patents

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Description

本開示は、マフラーカバー及びエンジンに関する。
例えば刈払機等の作業機の駆動源として使用されるエンジンには、冷却ファンの外気取込口に草や枝葉等の異物が侵入しないように、外気取込口を覆う格子や網等のガード体が設けられることがある。
特許文献1には、エンジンの気化器側から冷却ファンの外気取込口へ草等が吸引されることを防ぐために、冷却ファンの外気取込口の気化器側の側方を覆うガード体を備えた吸風口ガード装置が開示されている。
特許文献2には、エンジンのマフラー側(マフラーと燃料タンクの隙間)から冷却ファンの外気取込口へ作業者の指が侵入することを防ぐこと、及びマフラーの放熱に起因する燃料タンクの加熱を抑制することを目的として、マフラーカバーによって外気取込口を覆うとともに、マフラーカバーの底板とマフラーとの間に断熱板を設ける旨が開示されている。
実開平5−21609号公報 実開昭58−148215号公報
特許文献1に記載のガード装置では、エンジンの冷却ファンにおける外気取込口の気化器側の側方を覆うガード体によって、気化器側から外気取込口へ草等が吸引されることを防いでいるが、気化器側の外気取込口がガード体によって覆われており、ガード体の設置にともなう冷却用空気の圧力損失によって冷却ファンの冷却性能が低下しやすい。また、特許文献1には、エンジンのマフラー側(マフラーと燃料タンクの隙間)から外気取込口への草等の吸引を防ぐ手段については何ら開示されていない。
特許文献2に記載のマフラーカバーでは、エンジンの外気取込口がマフラーカバーによって覆われており、冷却用空気がマフラーカバーの外側からマフラーカバー内の通風路を通って外気取込口へ流れるため、該通風路における冷却用空気の圧力損失によって冷却ファンの冷却性能が低下しやすい。
本発明は、上述したような従来の課題に鑑みなされたものであって、エンジンの冷却ファンの外気取込口への草や枝葉等の侵入を抑制するとともに、冷却ファンによるエンジンの冷却性能の低下を抑制することを可能とするマフラーカバー及びこれを備えるエンジンを提供することである。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係るマフラーカバーは、エンジンの排気マフラーを覆うようにエンジンに装着可能なマフラーカバーであって、前記エンジンに装着された際に前記エンジンの燃料タンクのマフラー側表面に対して隙間を介して対向するよう形成され、前記マフラー側表面とともに前記エンジンの冷却ファンの外気取込口へ冷却用空気をガイドするよう構成されたタンク対向面と、前記タンク対向面から前記燃料タンクのマフラー側表面に向かって突出するよう形成された少なくとも二つの互いに独立したリブと、を含む。
上記(1)に記載のマフラーカバーによれば、マフラーカバーのタンク対向面から燃料タンクのマフラー側表面に向かって突出する少なくとも二つの互いに独立したリブによって、タンク対向面とマフラー側表面との隙間から冷却ファンの外気取込口へ草や枝葉等が侵入することを抑制できる。また、草や枝葉の侵入を抑制するために冷却ファンの外気取込口を格子、網等のガード体又はマフラーカバー自体で覆う場合と比較して、少なくとも二つの互いに独立したリブを用いる方が、外気を取込むための流路面積を確保しやすいので、外気取込口の上流側での冷却用空気の圧力損失を低減することができる。したがって、冷却ファンの外気取込口への草や枝葉等の侵入を抑制するとともに、冷却ファンの冷却性能の低下を抑制することができる。また、リブを設けることによりマフラーカバーの強度を高めることができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載のマフラーカバーにおいて、前記タンク対向面は、前記エンジンのクランク軸の軸方向に直交する一方向から前記隙間を視たときに、当該タンク対向面と前記マフラー側表面との間に前記エンジンの冷却ファンの外気取込口の少なくとも一部が位置するように構成されている。
上記(2)に記載のマフラーカバーによれば、冷却用空気の一部が、タンク対向面とマフラー側表面との間の隙間からタンク対向面又はマフラー側表面に沿って直線的な経路で冷却ファンの外気取込口に取り込まれるため、外気取込口の上流側での冷却用空気の圧力損失を低減する効果を高めることができる。これにより、冷却ファンの冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)に記載のマフラーカバーにおいて、前記リブの少なくとも一つは、前記外気取込口に近づくにつれて高さが低くなるよう形成された傾斜部を含む。
かかる構成によれば、該リブの外側(外気取込口と反対側)から飛来した草や枝葉を該リブで受け止める場合に、外気取込口から遠い位置において該リブが相対的に高くなっているため、外気取込口から遠い位置で草や枝葉を受け止めることができる。また、外気取込口に近い位置において該リブが相対的に低くなっている分、外気取込口に近い領域において外気を取込むための流路面積を確保しやすいので、外気取込口の上流側での冷却用空気の圧力損失を低減し、冷却ファンの冷却性能の低下を抑制することができる。したがって、外気取込口から離れた位置で草や枝葉を受け止めつつ、冷却ファンによるエンジンの冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(3)に記載のマフラーカバーにおいて、前記リブの少なくとも一つは、前記エンジンのクランク軸の軸方向視において、三角形状に形成されている。
上記(4)に記載のマフラーカバーによれば、上記(3)に記載の効果を奏するとともに、該リブの外側(外気取込口と反対側)から飛来する草や枝葉の衝突に対し、優れたリブ強度を実現することができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(4)の何れか1項に記載のマフラーカバーにおいて、前記燃料タンクのマフラー側表面は、前記エンジンのクランク軸の軸方向視において第1方向に延在する平面部と、前記平面部のうち前記第1方向における前記外気取込口から遠い側の端部に接続し、前記第1方向において前記外気取込口から離れるにつれて前記タンク対向面との距離が大きくなるよう形成されたマフラー側R部と、を含み、前記リブの少なくとも一つのうち前記第1方向における前記外気取込口から遠い側の端部は、前記第1方向において前記マフラー側R部の存在範囲内に位置する。
上記(5)に記載のマフラーカバーによれば、該リブの外側端部が第1方向において平面部の存在範囲内にある場合と比較して、外気取込口から遠い位置で草や枝葉を受け止めることができるため、外気取込口に近い領域において外気を取り込むための流路面積を確保しやすい。また、仮に、リブの外側端部が、第1方向においてマフラー側R部の存在範囲よりも外側(外気取込口と反対側)にある場合、草や枝葉の飛来方向によっては、該リブの先端側部分とマフラー側R部とが外気取込口へのガイドとして機能し、草や枝葉の一部が外気取込口側へ侵入する場合がある。この点、上記(5)に記載のマフラーカバーによれば、リブの外側端部が、第1方向においてマフラー側R部の存在範囲内にあるため、リブが上述したガイドとしての機能を生じにくい。したがって、冷却ファンの外気取込口への草や枝葉等の侵入を抑制する効果を高めることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(5)の何れか1項に記載のマフラーカバーにおいて、前記リブの各々は、各々の長手方向が前記エンジンのクランク軸の軸方向と交差するように延設されている。
上記(6)に記載のマフラーカバーによれば、エンジンのクランク軸の軸方向と交差する方向から冷却ファンの外気取込口に冷却用空気を取り込み可能に構成されたエンジンにおいて、リブの各々が冷却用空気の取り込み方向に沿って延設されるため、冷却用空気の流れをリブによって妨げることが抑制される。これにより、外気取込口の外側での冷却用空気の圧力損失を低減する効果を高めることができる。したがって、冷却ファンの冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(6)に記載のマフラーカバーにおいて、前記リブの各々は、各々の長手方向が前記エンジンのクランク軸の軸方向と直交するように延設されている。
上記(7)に記載のマフラーカバーによれば、エンジンのクランク軸の軸方向と直交する方向から冷却ファンの外気取込口に冷却用空気を取り込み可能に構成されたエンジンにおいて、リブの各々が冷却用空気の取り込み方向に沿って延設されるため、冷却用空気の流れをリブによって妨げることが抑制される。これにより、外気取込口の外側での冷却用空気の圧力損失を低減する効果を高めることができる。したがって、冷却ファンの冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(6)に記載のマフラーカバーにおいて、前記少なくとも二つのリブは、前記タンク対向面に沿って前記外気取込口から離れるにつれて互いの間隔が小さくなる二つのリブを含む。
上記(8)に記載のマフラーカバーによれば、外気取込口に向かって飛来する草や枝葉等がリブ間を通って外気取込口へ侵入することを抑制することができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(8)の何れか1項に記載のマフラーカバーにおいて、前記少なくとも二つのリブの各々は、前記タンク対向面に沿って前記エンジンのクランク軸の軸方向と直交する方向に沿って直線的に延在する直線状部と、前記直線状部と交差するように前記タンク対向面と前記マフラー側表面との間に延在する板状部とを含む。
上記(9)に記載のマフラーカバーによれば、外気取込口に向かって飛来する草や枝葉等がリブ間を通って外気取込口へ侵入することを抑制するとともに、板状部により排気マフラーから燃料タンクに伝わる熱を遮断できるメリットが生じ得る。
(10)本発明の少なくとも一実施形態に係るエンジンは、シリンダーと、前記シリンダーとともに燃焼室を形成するピストンと、前記ピストンの往復運動を回転運動に変換するためのクランク軸と、前記燃焼室からの排気ガスが通過する排気マフラーと、前記排気マフラーを覆うよう構成されたマフラーカバーと、を備えたエンジンであって、前記マフラーカバーは、上記(1)乃至(9)の何れか1項に記載のマフラーカバーである。
上記(10)に記載のエンジンによれば、上記(1)乃至(9)の何れか1項に記載のマフラーカバーを備えているため、マフラーカバーのタンク対向面から燃料タンクのマフラー側表面に向かって突出する少なくとも二つの互いに独立したリブによって、タンク対向面とマフラー側表面との隙間から冷却ファンの外気取込口へ草や枝葉等が侵入することを抑制できる。また、草や枝葉の侵入を抑制するために冷却ファンの外気取込口を格子、網等のガード体又はマフラーカバー自体で覆う場合と比較して、少なくとも二つの互いに独立したリブを用いる方が、外気を取込むための流路面積を確保しやすいため、外気取込口の上流側での冷却用空気の圧力損失を低減することができる。したがって、冷却ファンの冷却性能の低下を抑制することでエンジンのオーバーヒート等を抑制し、エンジンを安定的に運転することができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態によれば、エンジンの冷却ファンの外気取込口への草や枝葉等の侵入を抑制するとともに、冷却ファンによるエンジンの冷却性能の低下を抑制することを可能とするマフラーカバー及びこれを備えるエンジンが提供される。
一実施形態に係るエンジン100の正面図である。 エンジン100の背面図である。 エンジン100の側面図(図1におけるH方向視図)である。 エンジン100のA―A断面(図3参照)を示す部分断面図である。 エンジン100のB−B断面を示す部分断面図である。 一実施形態に係るマフラーカバー38の正面図(図1のH方向視図)である。 マフラーカバー38の側面図(図1と同方向視図)である。 マフラーカバー38の側面図(図2と同方向視図)である。 マフラーカバー38の底面図である。 図1におけるリブ42近傍の拡大図であり、リブ42及びリブ43による枝葉等を受け止める作用及び冷却用空気の流れを説明するための図である。 図2におけるリブ43近傍の拡大図であり、リブ42及びリブ43による枝葉等を受け止める作用及び冷却用空気の流れを説明するための図である。 図1におけるリブ42近傍の拡大図であり、リブ42の詳細構成を説明するための図である。 図2におけるリブ43近傍の拡大図であり、リブ42の詳細構成を説明するための図である。 一実施形態に係るリブ42近傍の拡大図である。 一実施形態に係るリブ42近傍の拡大図である。 マフラーカバー38の変形例1を示す底面図である。 マフラーカバー38の変形例2を示す側面図である。 マフラーカバー38の変形例3を示す側面図である。 マフラーカバー38の変形例4を示す側面図である。 マフラーカバー38の変形例4を示す側面図である。 マフラーカバー38の変形例4を示す底面図である。 マフラーカバー38の変形例5を示す斜視図である。 マフラーカバー38の変形例5を示す側面図である。 マフラーカバー38の変形例5を示す側面図である。 マフラーカバー38の変形例5を示す正面図である。 マフラーカバー38の変形例5を示す底面図である。 マフラーカバー38の変形例6を示す側面図である。 マフラーカバー38の変形例6を示す正面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、一実施形態に係るエンジン100の正面図である。図2は、エンジン100の背面図である。図3は、エンジン100の側面図(図1におけるH方向視図)である。図4は、エンジン100のA―A断面(図3参照)を示す部分断面図である。図5は、エンジン100のB−B断面を示す部分断面図である。エンジン100は、例えば草刈機や茶刈機や刈払機等の駆動源として用いられる2サイクル単気筒のレシプロエンジンである。
図1〜図5の少なくとも一図に示すように、エンジン100は、エンジン本体2と、燃料タンク4と、エアクリーナー6と、キャブレター8(気化器)と、排気マフラー10と、冷却ファン12と、リコイルスタータ13と、マフラーカバー38と、シリンダーカバー40と、を備えている。
エンジン本体2は、例えば図4及び図5の少なくとも一図に示すように、シリンダー14と、シリンダー14とともに燃焼室16を形成するピストン18と、コネクティングロッド20を介してピストン18に連結された、ピストン18の往復運動を回転運動に変換するためのクランク軸22と、クランク軸22を収容するクランクケース24と、シリンダー14の一端部に取り付けられた点火プラグ26とを含む。
燃料タンク4は、キャブレター8に供給するための燃料を収容するよう構成されている。燃料タンク4は、例えば図4に示すように、クランク軸22の軸方向と直交する水平方向に沿って、キャブレター8の下方から排気マフラー10の下方に亘って延在している。
エアクリーナー6は、外気の塵埃等を除去する不図示の吸気フィルターを有している。エアクリーナー6の吸気フィルターを介して取り込まれた外気はキャブレター8に供給される。
キャブレター8は、例えば図4に示すように、シリンダー14の吸気口15側に設けられており、燃料タンク4から供給された燃料とエアクリーナー6から供給された空気とが混合された混合気を生成し、この混合気を燃焼室16内に供給するよう構成されている。
冷却ファン12は、例えば図5に示すように、遠心式の冷却ファンであり、シリンダー14のフィン36へ冷却用空気(外気)を供給するよう構成されている。冷却用空気は、冷却ファン12の外気取込口28,29(例えば図1〜図4参照)から取り込まれた後、クランク軸22に接続されたフライホイール30(図5参照)の回転によって運動エネルギーを付与される。フライホイール30にはクラッチユニット31(遠心クラッチ)が取り付けられており、クラッチユニット31はフライホイール30と一体で回転するよう構成されている。なお、水平仕様等、場合によりリコイル用プーリーが取り付けられることもある。冷却ファン12によって運動エネルギーを付与された冷却用空気は、クランクケース24とファンケース32の間に形成された冷却風通路34を通ってシリンダー14のフィン36に吹き付けられた後、シリンダーカバー40に形成された冷却風排気口44からエンジン100の外部に排出される。
図1〜図5に示したエンジン100では、クランク軸22の一端側に冷却ファン12が、クランク軸22の他端側にリコイルスタータ13が、それぞれ設けられており、冷却ファンは、クランク軸22の軸方向と直交する方向から冷却用空気を取り込み可能に構成されている。
排気マフラー10は、例えば図4に示すように、シリンダー14の排気口17側に設けられており、燃焼室16からの排気ガスが通過する際に、排気ガスの圧力と温度を下げることにより排気騒音を低減するよう構成されている。
図6は、マフラーカバー38の正面図(図1のH方向視図)である。図7は、マフラーカバー38の側面図(図1と同方向視図)である。図8は、マフラーカバー38の側面図(図2と同方向視図)である。図9は、マフラーカバー38の底面図である。図10は、図1におけるリブ42近傍の拡大図である。図11は、図2におけるリブ43近傍の拡大図である。なお、図1のH方向は、クランク軸22(図4及び図5参照)の軸方向に直交する水平方向である。
マフラーカバー38は、例えば図4に示すように、排気マフラー10を覆うようにエンジン100に装着可能に構成されている。また、マフラーカバー38は、図1〜図4及び図6〜図11に示すように、燃料タンク4のマフラー側表面4a(図示する形態では、燃料タンク4の上面のうちマフラーカバー38と対向する面)に対して隙間46を介して対向するよう形成されたタンク対向面38a(図示する形態ではマフラーカバー38の底面)を含む。タンク対向面38aは、図10及び図11に示すように、マフラー側表面4aとともにエンジン100の冷却ファン12の外気取込口28へ冷却用空気Fをガイドするよう構成されている。すなわち、タンク対向面38aとマフラー側表面4aとは、外部から外気取込口28へ向かって流れる冷却用空気Fをガイドするための導流路を形成している。また、マフラーカバー38は、図1〜図4及び図6〜図11に示すように、タンク対向面38aから燃料タンク4のマフラー側表面4aに向かって突出するよう形成された少なくとも二つの互いに独立したリブ42,43を含む。ここで、互いに独立したリブ42,43とは、タンク対向面38aから突出するリブ42,43が、タンク対向面38a上において互いに交差しておらず、リブ42,43同士が、基端から先端にわたって互いに間隔を空けて設けられていることを意味する。
かかる構成によれば、例えば図10及び図11に示すように、マフラーカバー38のタンク対向面38aから燃料タンク4のマフラー側表面4aに向かって突出する少なくとも二つの互いに独立したリブ42,43によって、タンク対向面38aとマフラー側表面4aとの間の隙間46から冷却ファン12の外気取込口28へ草や枝葉等が侵入することを抑制できる。また、草や枝葉等の侵入を抑制するために冷却ファン12の外気取込口28を格子、網等のガード体又はマフラーカバー自体で覆う場合と比較して、少なくとも二つの互いに独立したリブ42,43を用いる方が、外気を取込むための流路面積を外気取込口28の外側に確保しやすいので、外気取込口28の外側での冷却用空気の圧力損失を低減することができる。これにより、冷却ファン12の冷却性能の低下を抑制することができる。
一実施形態では、マフラーカバー38のタンク対向面38aは、例えば図3に示すように、エンジン100のクランク軸22の軸方向に直交する一方向(図3に例示する形態では図1のH方向)から隙間46を視たときに、当該タンク対向面38aとマフラー側表面4aとの間にエンジン100の冷却ファン12の外気取込口28の少なくとも一部が位置するように構成されている。
かかる構成によれば、冷却用空気の一部(例えば図10の冷却用空気F1)が、タンク対向面38aとマフラー側表面4aとの間の隙間46からタンク対向面38a又はマフラー側表面4aに沿ってH方向(図1参照)に直線的な経路で冷却ファン12の外気取込口28に取り込まれるため、外気取込口28の外側での冷却用空気の圧力損失を低減する効果を高めることができる。これにより、冷却ファン12の冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
一実施形態では、例えば図12又は図13に示すように、リブ42は、外気取込口28に近づくにつれて高さが低くなるよう形成された傾斜部42aを含み、リブ43は、外気取込口28に近づくにつれて高さが低くなるよう形成された傾斜部43aを含む。
かかる構成によれば、リブ42及びリブ43の外側(リブ42及びリブ43に対して外気取込口28と反対側)から飛来した草や枝葉をリブ42及びリブ43で受け止める場合に、外気取込口28から遠い位置においてリブ42及びリブ43が相対的に高くなっているため、外気取込口28から遠い位置P1で草や枝葉を受け止めることができる。また、外気取込口28に近い位置においてリブ42及びリブ43が相対的に低くなっている分、外気取込口28に近い領域Dにおいて外気を取込むための流路面積を確保しやすいので、外気取込口28の外側での冷却用空気の圧力損失を低減し、冷却ファン12の冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。したがって、外気取込口28から離れた位置で草や枝葉を受け止めつつ、冷却ファン12によるエンジンの冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
一実施形態では、例えば図7及び図12に示すように、リブ42は、エンジン100のクランク軸22の軸方向視において、三角形状に形成されている。
かかる構成によれば、傾斜部42aによって奏する上述の効果に加えて、リブ42の外側(リブ42に対して外気取込口28と反対側)から飛来する草や枝葉の衝突に対し、優れたリブ強度を実現することができる。
一実施形態では、例えば図12に示すように、燃料タンク4のマフラー側表面4aは、エンジン100のクランク軸22の軸方向視において第1方向(図示する形態では水平方向)に延在する平面部48と、平面部48のうち第1方向における外気取込口28から遠い側の端部50に接続し、第1方向において外気取込口28から離れるにつれてタンク対向面38aとの距離が大きくなるよう形成されたマフラー側R部52(マフラー側曲面部)と、を含む。また、図12に示すように、リブ42のうち第1方向における外気取込口28から遠い側の端部(以下、外側端部54と記載する。)は、第1方向においてマフラー側R部52の存在範囲S1内に位置する。
これにより、上記リブ42の外側端部54が、第1方向において平面部48の存在範囲S2内にある場合(図14参照)と比較して、外気取込口28から遠い位置で草や枝葉を受け止めつつ、外気取込口28に近い領域Dにおいて外気を取り込むための流路面積を確保することができる。また、仮に、リブ42の外側端部54が、第1方向においてマフラー側R部52の存在範囲S1よりも外側(外気取込口28と反対側)にある場合(図15参照)、草や枝葉の飛来方向によっては、リブ42の先端側部分56とマフラー側R部52とが外気取込口28へのガイドとして機能し、草や枝葉の一部が外気取込口28側へ侵入する場合がある。この点、図12に示す構成によれば、リブ42の外側端部54が、第1方向においてマフラー側R部52の存在範囲S1内にあるため、リブ42が上述したガイドとしての機能を生じにくい。したがって、冷却ファン12の外気取込口28への草や枝葉等の侵入を抑制する効果を高めることができる。
同様の理由から、図13に示すように、リブ43のうち第1方向における外気取込口28から遠い側の端部(以下、外側端部58と記載する。)は、第1方向においてマフラー側R部52の存在範囲S1に位置することが望ましい。
一実施形態では、例えば図12及び図13において、リブ42,43の各々は、各々の長手方向(図示する形態では、第1方向)がエンジン100のクランク軸22の軸方向(クランク軸22の軸線O方向、すなわち紙面に垂直な方向)と交差するように延設されている。
かかる構成によれば、エンジン100のクランク軸22の軸方向と交差する方向(例えば図4のH方向)から冷却ファン12の外気取込口28に冷却用空気を取り込み可能に構成されたエンジン100において、リブ42,43の各々が冷却用空気の取り込み方向に沿って延設されるため、冷却用空気の流れをリブ42,43によって妨げることが抑制される。これにより、外気取込口28の外側での冷却用空気の圧力損失を低減する効果を高めることができる。したがって、冷却ファン12の冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
一実施形態では、例えば図12及び図13において、リブ42,43の各々は、各々の長手方向(図示する形態では第1方向)がエンジン100のクランク軸22の軸方向と直交するように延設されている。
かかる構成によれば、エンジン100のクランク軸22の軸方向と直交する方向(例えば図4のH方向)から冷却ファン12の外気取込口28に冷却用空気を取り込み可能に構成されたエンジン100において、リブ42,43の各々が冷却用空気の取り込み方向に沿って延設されるため、冷却用空気の流れをリブ42,43によって妨げることが抑制される。これにより、外気取込口28の外側での冷却用空気の圧力損失を低減する効果を高めることができる。したがって、冷却ファン12の冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
例えば、上述したエンジン100では、リブ42,43が互い平行に延設された構成(図9参照)を例示したが、例えば図16に示すように、リブ42,43は、タンク対向面38aに沿って外気取込口28から離れるにつれて互いの間隔dが小さくなるよう構成されていてもよい。
かかる構成によれば、外気取込口28に向かって飛来する草や枝葉等がリブ42,43間を通って外気取込口28へ侵入することを抑制することができる。
また、図6に示す形態では、リブ42とリブ43の間隔がタンク対向面38aからの距離によらず一定である例を示したが、例えば図17に示すように、リブ42とリブ43の間隔dが、タンク対向面38aから離れるにつれて大きくなるようリブ42及びリブ43が構成されていてもよい。また、図18に示すように、リブ42とリブ43の間隔dが、タンク対向面38aから離れるにつれて小さくなるようリブ42及びリブ43が構成されていてもよい。図17及び図18の何れの形態においても(特に図17に示す形態において)、外気取込口28に向かって飛来する草や枝葉等がリブ42,43の間を通って外気取込口28へ侵入することを効果的に抑制することができる。
また、上述した実施形態では、2本のリブ42,43を有するマフラーカバー38を例示したが、マフラーカバー38は、3本以上のリブを有していてもよい。リブの本数が多くなるにつれて、外気取込口28への草や枝葉の侵入を抑制しやすくなる一方で、外気取込口28の外側での冷却用空気の圧力損失も増大するため、エンジン100の構造に応じて適切な本数を設定すればよい。
また、上述した形態では、マフラーカバー38とシリンダーカバー40とが別部品として構成されている例を示したが、これらは一部品で一体に構成されていてもよい。すなわち、マフラーカバー38は、排気マフラー10のみを覆うように構成されていてもよいし、排気マフラー10とともにシリンダー14等の他の部材をも覆うように構成されていてもよい。
また、一実施形態では、上述したマフラーカバー38におけるリブ42,43に替えて、例えば図19〜図21に示すように、タンク対向面38aから燃料タンク4のマフラー側表面4aに向かって突出するよう形成された少なくとも二つの互いに独立したT字状のリブ60,61を含んでいてもよい。この場合、T字状のリブ60は、図19〜図21に示すように、外気取込口に近づくにつれて高さが低くなるよう直線的に形成された傾斜部60aと、傾斜部60aにおける外気取込口から遠い側の端部60a1と直交するよう直線的に形成された直線状部60bとを含んでいてもよい。また、T字状のリブ61も同様に、外気取込口に近づくにつれて高さが低くなるよう直線的に形成された傾斜部61aと、傾斜部61aにおける外気取込口から遠い側の端部60a1と直交するよう直線的に形成された直線状部60bとを含んでいてもよい。図示する形態では、傾斜部60aは、直線状部60bの長手方向中央位置で直線状部60bに接続しており、傾斜部61aは、直線状部61bの長手方向中央位置で直線状部61bに接続している。かかる構成によれば、外気取込口28から離れた位置で直線状部60b,61bによって草や枝葉を受け止めることができる。また、傾斜部60a,61aの内側(外気取込口側)の領域Eにおいて外気を取込むための流路面積を確保しやすいので、冷却ファン12によるエンジンの冷却性能の低下を抑制する効果を高めることができる。
また、一実施形態では、上述したマフラーカバー38におけるリブ42,43に替えて、例えば図22〜図26に示すように、タンク対向面38aから燃料タンク4のマフラー側表面4aに向かって突出するよう形成された少なくとも二つの互いに独立したT字状のリブ62,63を含んでいてもよい。この場合、T字状のリブ62は、図23に示すように、外気取込口28に近づくにつれて高さが低くなるようクランク軸22の軸方向と直交する方向に沿って直線的に形成された直線状部62aと、直線状部62aと交差するようにタンク対向面38aとマフラー側表面4aとの間に延在する板状部62bとを含んでいてもよい。また、T字状のリブ63も同様に、図24に示すように、外気取込口28に近づくにつれて高さが低くなるようクランク軸22の軸方向と直交する方向に沿って直線的に形成された直線状部63aと、直線状部63aと交差するようにタンク対向面38aとマフラー側表面4aとの間に延在する板状部63bとを含んでいてもよい。図示する形態では、直線状部62aは、クランク軸22の軸方向における板状部62bの中央位置で板状部62bに接続しており、直線状部63aは、クランク軸22の軸方向における板状部63bの中央位置で板状部63bに接続している。かかる形態では、その形状により排気マフラー10から燃料タンク4に伝わる熱を遮断できるメリットが生じ得る。
このように、幾つかの実施形態では、マフラーカバーは、エンジンの排気マフラーを覆うようにエンジンに装着可能なマフラーカバーであって、エンジンに装着された際にエンジンの燃料タンクのマフラー側表面に対して隙間を介して対向するよう形成され、マフラー側表面とともにエンジンの冷却ファンの外気取込口へ冷却用空気をガイドするよう構成されたタンク対向面と、タンク対向面から燃料タンクのマフラー側表面に向かって突出するよう形成された少なくとも二つの互いに独立したT字状のリブと、を含んでいても良い。
一実施形態では、図27及び図28に示すように、リブ42,43の内部には、クランク軸22の軸方向に貫通する開口部64(空洞(窓))がそれぞれ設けられていても良い。これにより、吸気流動性を向上することができる。
2 エンジン本体
4 燃料タンク
4a マフラー側表面
6 エアクリーナー
8 キャブレター
10 排気マフラー
12 冷却ファン
13 リコイルスタータ
14 シリンダー
15 吸気口
16 燃焼室
17 排気口
18 ピストン
20 コネクティングロッド
22 クランク軸
24 クランクケース
26 点火プラグ
28 外気取込口
29 外気取込口
30 フライホイール
31 クラッチユニット
32 ファンケース
34 冷却風通路
36 フィン
38 マフラーカバー
38a タンク対向面
40 シリンダーカバー
42 リブ
42a 傾斜部
43 リブ
43a 傾斜部
44 冷却風排気口
46 隙間
48 平面部
50 端部
52 マフラー側R部
54 外側端部
56 先端側部分
58 外側端部
60 リブ
60a 傾斜部
60a1 端部
60b 直線状部
61 リブ
61a 傾斜部
61a1 端部
61b 直線状部
62 リブ
62a 傾斜部
62a1 先端部
62b 直線状部
63 リブ
63a 傾斜部
63a1 先端部
63b 直線状部
64 開口部
100 エンジン

Claims (10)

  1. エンジンの排気マフラーを覆うように前記エンジンに装着可能なマフラーカバーであって、
    前記エンジンに装着された際に前記エンジンの燃料タンクのマフラー側表面に対して隙間を介して対向するよう形成され、前記マフラー側表面とともに前記エンジンの冷却ファンの外気取込口へ冷却用空気をガイドするよう構成されたタンク対向面と、
    前記タンク対向面から前記燃料タンクのマフラー側表面に向かって突出するよう形成された少なくとも二つの互いに独立したリブと、
    を含むマフラーカバー。
  2. 前記タンク対向面は、前記エンジンのクランク軸の軸方向に直交する一方向から前記隙間を視たときに、当該タンク対向面と前記マフラー側表面との間に前記エンジンの冷却ファンの外気取込口の少なくとも一部が位置するように構成された請求項1に記載のマフラーカバー。
  3. 前記リブの少なくとも一つは、前記外気取込口に近づくにつれて高さが低くなるよう形成された傾斜部を含む請求項1又は2に記載のマフラーカバー。
  4. 前記リブの少なくとも一つは、前記エンジンのクランク軸の軸方向視において、三角形状に形成された請求項3に記載のマフラーカバー。
  5. 前記燃料タンクのマフラー側表面は、
    前記エンジンのクランク軸の軸方向視において第1方向に延在する平面部と、
    前記平面部のうち前記第1方向における前記外気取込口から遠い側の端部に接続し、前記第1方向において前記外気取込口から離れるにつれて前記タンク対向面との距離が大きくなるよう形成されたマフラー側R部と、
    を含み、
    前記リブの少なくとも一つのうち前記第1方向における前記外気取込口から遠い側の端部は、前記第1方向において前記マフラー側R部の存在範囲内に位置する請求項1乃至4の何れか1項に記載のマフラーカバー。
  6. 前記リブの各々は、各々の長手方向が前記エンジンのクランク軸の軸方向と交差するように延設された請求項1乃至5の何れか1項に記載のマフラーカバー。
  7. 前記リブの各々は、各々の長手方向が前記エンジンのクランク軸の軸方向と直交するように延設された請求項6に記載のマフラーカバー。
  8. 前記少なくとも二つのリブは、前記タンク対向面に沿って前記外気取込口から離れるにつれて互いの間隔が小さくなる二つのリブを含む請求項6に記載のマフラーカバー。
  9. 前記少なくとも二つのリブの各々は、前記タンク対向面に沿って前記エンジンのクランク軸の軸方向と直交する方向に沿って直線的に延在する直線状部と、前記直線状部と交差するように前記タンク対向面と前記マフラー側表面との間に延在する板状部とを含む請求項1乃至8の何れか1項に記載のマフラーカバー。
  10. シリンダーと、前記シリンダーとともに燃焼室を形成するピストンと、前記ピストンの往復運動を回転運動に変換するためのクランク軸と、前記燃焼室からの排気ガスが通過する排気マフラーと、前記排気マフラーを覆うよう構成されたマフラーカバーと、を備えたエンジンであって、前記マフラーカバーは、請求項1乃至9の何れか1項に記載のマフラーカバーであるエンジン。
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