JP6437784B2 - コネクタ構造 - Google Patents

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、電気(信号あるいは電力)の伝送経路を接続/切断するコネクタの構造に関する。
電気の伝送経路を接続/切断するコネクタは、様々な電気デバイスに用いられる。一対一に対応したコネクタが嵌合/分離することで、電気の伝送経路が接続/切断される。コネクタの例が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された一方のコネクタ(雄コネクタ)には、金属製の棒状の雄端子が備えられ、他方のコネクタ(雌コネクタ)には、雄端子が挿通される金属製の筒部を有する雌端子が備えられる。雄端子が雌端子の筒部に挿通されて両者が接触することで電気的接続が確保される。雄コネクタは、「プラグ」と呼ばれることもある。なお、雌端子に対して雄端子が挿入される方向を「雄端子挿入方向」あるいは単に「挿入方向」と称する。雌端子に対して雄端子が引き抜かれる方向を「雄端子引抜方向」あるいは単に「引抜方向」と称する。「挿入方向」と「引抜方向」を合わせて「挿抜方向」と称する。
また、別のコネクタの例が特許文献2に開示されている。特許文献2には、プリント配線板に接続される雌コネクタが開示されている。特許文献2の雌コネクタは、挿抜方向に移動可能にハウジングに収容されている雌端子を備える。雌端子の後端には、雌端子をプリント配線板に半田付けで接続する接続部と雌端子の間に接続される弾性変形可能な導電性の撓み許容部が備えられている。雄端子が雌端子に挿入される時に雌端子は後退する。
特開2003−045536号公報 特開2009−117058号公報
特許文献2に開示されるコネクタ構造では、挿入時に後退した雌端子は撓み許容部の弾性力により元の位置に戻ろうとする。その時、雌端子と雄端子の間が摺動する。その摺動する距離が長くなるほど、挿入時に雄端子と雌端子の間が摩耗することになる。本明細書は、雄端子の雌端子への挿入時に、雄端子と雌端子の間で摺動する距離を制限する技術を提供する。
本明細書が開示するコネクタ構造は、雄コネクタと雌コネクタを備えている。雄コネクタと雌コネクタは嵌合/分離する。雄コネクタは板状または棒状の雄端子を備えている。雌コネクタは、雄端子が挿抜される筒部を有する雌端子と、雌端子を挿抜方向に移動可能に支持する雌ハウジングと、一端が雌ハウジングに接続されており他端が雌端子の挿抜方向における側面に接続されている弾性部材と、雌端子に設けられているストッパを備えている。ストッパは雄端子の雌端子に対する挿入方向への移動を制限する。
このような構成によれば、雄端子が雌端子に挿入されると、雄端子に追従して雌端子は後退する。後退した雌端子には弾性部材から反後退方向(後退する方向とは反対方向)に弾性力が作用する。この弾性力により、雌端子は反後退方向に移動しようとする。しかし、雌端子の反後退方向への移動はストッパにより所定の位置で停止する。つまり、雌端子が雄端子に対して反後退方向に移動できる距離は、ストッパにより所定の距離に制限される。よって、雄端子と雌端子の間が摺動する距離を制限することができる。
本明細書が開示する技術によれば、雄コネクタと雌コネクタの嵌合時に、雄端子と雌端子の間が摺動する距離を制限することができる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例のコネクタ構造における雄コネクタの断面図である。 実施例のコネクタ構造における雌コネクタの断面図である。 雌コネクタを雄コネクタに嵌合する途中の断面図である(その1)。 雌コネクタを雄コネクタに嵌合する途中の断面図である(その2)。 雌コネクタの雄コネクタへの嵌合が完了した状態の断面図である。 変形例のコネクタ構造において雌コネクタの雄コネクタへの嵌合が完了した状態の断面図である。
図面を参照して実施例のコネクタ構造を説明する。実施例のコネクタ構造は、雄コネクタ2と雌コネクタ3で構成される。このコネクタ構造は、電気自動車やハイブリッド車などの車載デバイスのケーブル接続に用いられる。図1は、雄コネクタ2の断面図である。図2は、雌コネクタ3の断面図である。雄コネクタ2は、棒状の雄端子21を備えている。雌コネクタ3は筒部31cを有する雌端子31を備えている。雄コネクタ2と雌コネクタ3が嵌合する際に、雄端子21が雌端子31の筒部31cに挿入される。雄端子21と雌端子31が接触することで、雄コネクタ2と雌コネクタ3が電気的に接続される。ここで、雌端子に対して雄端子が挿入される方向を「雄端子挿入方向」あるいは単に「挿入方向」と称し、雌端子に対して雄端子が引き抜かれる方向を「雄端子引抜方向」あるいは単に「引抜方向」と称する。「挿入方向」と「引抜方向」を合わせて「挿抜方向」と称する。なお、図面にはXYZ座標系が記されており、本明細書では、適宜その座標系を用いて実施例の構成を説明する。「X軸」が、「挿抜方向」を示す。「X軸正方向」が「雄端子挿入方向」を示し、「X軸負方向」が「雄端子引抜方向」を示す。さらに、雄コネクタ2と雌コネクタ3が嵌合する場合に、雄コネクタ2と雌コネクタ3において、互いに対向している側の端部を「先端」と称し、その逆の端部を「後端」と称する場合がある。雄コネクタ2において、挿入方向の端部が先端であり、雌コネクタ3において引抜方向の端部が先端となる。雄コネクタ2、雌コネクタ3が有している各部材においても、「先端」「後端」と称する場合がある。また、図面に示す断面図は、挿抜方向と直交する方向から見た断面図であり、本明細書で参照する図は全て同一の方向から見た断面図である。
図1を参照して、雄コネクタ2について説明する。雄コネクタ2は、導体であり金属製の雄端子21と、絶縁体であり樹脂製の雄ハウジング22を備えている。雄端子21は雄ハウジング22に固定されている。ここで、雄ハウジング22の先端(X軸正方向の端部)には、後述する雌ハウジング32の嵌合部32aが挿入される筒状の挿入口22aが設けられている。挿入口22aは、挿入方向(X軸正方向)に開口している。雄端子21は、挿入口22aの内側で挿入方向に伸びている。また、雄端子21は、雄コネクタ2の後端まで伸びており、雄コネクタ2の後端で、不図示のケーブルと接続されている。
図2を参照して、雌コネクタ3について説明する。雌コネクタ3は、導体であり金属製の雌端子31と、絶縁体であり樹脂製の雌ハウジング32と、弾性導体33を備えている。雌端子31は雌ハウジング32に収容されているとともに挿抜方向に移動可能に雌ハウジング32に支持されている。雌端子31は、雄端子21が挿抜される筒部31cを有している。その筒部31cの内側には、挿入される雄端子21を筒部31cの内側面に押圧する板ばね31aが備えられている。板ばね31aは、筒部31cの下側の側壁の一部が雄端子引抜方向(X軸負方向)で筒部31cの内側へと折り曲げることで形成されている。また、筒部31cの上側の内側面には、筒部31cの内側へと突き出る雄端子ストッパ31bが設けられている。雄端子ストッパ31bは板ばね31aより筒部31cの後端側(X軸正方向)に位置している。別言すれば、雄端子ストッパ31bは、雄コネクタ2と雌コネクタ3が嵌合した場合に、雄端子21の雄端子挿入方向における先端面21aと対向するとともに板ばね31aと雄端子21の接触点Pよりも雄端子挿入方向(X軸正方向)に位置するように雌端子31に設けられている(図5参照)。後述するが、雄端子ストッパ31bは雄端子21の雌端子31に対する雄端子挿入方向(X軸正方向)の移動を規制する。
雌ハウジング32は内部が空洞の部材である。雌ハウジング32の外形は、挿抜方向と直交する一方向(Y軸方向)から見たときにL字である。雌ハウジングの先端(X軸負方向の端部)には、雄コネクタ2の挿入口22aに嵌合する嵌合部32aが設けられている。雌端子31は、空洞となっている嵌合部32aの内側に位置している。嵌合部32aの先端の側面、即ち、コネクタが嵌合する際に雄コネクタ2と対向する側面32bには、雄端子21が挿入される開口32cが設けられている。雄端子21は、開口32cを通り、雌端子31に挿入される。
弾性導体33は、例えば、銅製の編組線である。弾性導体33の一端は、雌端子31の後端側(X軸正方向)の側面に接続されている。弾性導体33の他端は、内部配線36を介してケーブル35との接続部34に接続されている。接続部34は、雌ハウジング32に固定されている。ケーブル35は、車載デバイスのケーブルである。雌端子31は、弾性導体33、内部配線36、接続部34を介して、ケーブル35と導通する。また、弾性導体33は、雌端子31の挿抜方向の移動に追従して、挿抜方向に伸縮する。即ち、弾性導体33は、雌端子31の移動を許容しつつ、雌端子31とケーブル35との導通を確保するために備えられている。なお、弾性導体33は雄コネクタ2と雌コネクタ3が分離している場合、自然長の状態となる。図2に示す弾性導体33は自然長の状態が描かれており、弾性導体33の自然長はL1で示される。
図3から図5を参照して、雄コネクタ2と雌コネクタ3が嵌合する際の各部位の動作について説明する。図3から図5の一連の図では、雄コネクタ2が固定された状態で雌コネクタ3が雄コネクタ2に嵌合される。図3から図5には、雌コネクタ3が雄コネクタ2に向かって移動する方向を示す矢印Aが図示されている。雌コネクタ3が移動する方向(図中に示す矢印A)は、雄端子挿入方向と反対の方向になる。即ち、矢印Aが示す方向は雄端子引抜方向と一致する。図3、図4、図5の順番で雌コネクタ3の雄コネクタ2への嵌合が進む。図3、図4が、雌コネクタ3を雄コネクタ2に嵌合する途中の状態を示す図である。図5が、雌コネクタ3の雄コネクタ2への嵌合が完了した状態を示す図である。先ず、図3に示すように、嵌合が開始されると、雌コネクタ3の嵌合部32aが雄コネクタ2の挿入口22aに挿入される。そして、雄端子21が開口32cを通り雌端子31の筒部31cに挿入される。挿入された雄端子21の先端は雌端子31の板ばね31aに当接する。
次に、図4に示すように、雄端子21は板ばね31aと筒部31cの内側面の間へと入り込む。この際、板ばね31aは雄端子21の位置する側とは反対の下側(Z軸負側)に弾性変形する。雄端子21は板ばね31aの弾性力により筒部31cの内側面に押圧される。ここで、雄端子21と板ばね31aの間の静止摩擦力F1と雄端子21と筒部31cの内側面の間の静止摩擦力F2により雌端子31の移動が止まる。そのため、弾性導体33は雌ハウジング32(内部配線36)と雌端子31の間に挟まれて圧縮される。弾性導体33が圧縮することにより、雌端子31には、先端向き(X軸負方向)の弾性力F3が作用する。雌コネクタの嵌合を進め、弾性力F3が静止摩擦力F1の最大静止摩擦力と静止摩擦力F2の最大静止摩擦力の和より大きくなると、雄端子21は雌端子31のさらに奥側(後端側)に入り込む。この動作は、雌コネクタ3を雄コネクタ2に嵌合している途中で、繰り返し発生する。繰り返し発生することで、徐々に雄端子21が雌端子31の奥側(後端側)へと入り込む。なお、雌端子31と雌ハウジング32の間の静止摩擦力は雄端子と雌端子の間の静止摩擦力に比べ小さいものとして無視している。また、挿入口22aと嵌合部32aの間には嵌合しやすいように僅かな隙間が設けられている。挿入口22aと嵌合部32aの間の静止摩擦力は十分に小さいものとして無視している。
図5に雌コネクタ3の雄コネクタ2への嵌合が完了した状態を示す。徐々に雄端子21が雌端子31の奥側へと入り込むと、最終的に雄端子21の先端面21aが雄端子ストッパ31bに当接する。先端面21aが雄端子ストッパ31bに当接することで雄端子21は雌端子31の奥側へと雄端子ストッパ31bを越えて入り込むことはない。雄コネクタ2と雌コネクタ3は、弾性導体33が長さL2(<自然長L1)に圧縮された状態で嵌合が完了する。ここで、嵌合が完了した状態における嵌合部32aの先端側の内側面(雄コネクタ2と対向する側面32bの裏側の面)と雌端子31の先端側(X軸負方向)の面との間隔D1は、嵌合が完了した状態における弾性導体33の縮み量(L1−L2)の2倍以上となる。この関係が成り立つように、板ばね31aのばね定数、雄端子21と雌端子31の間の摩擦係数、弾性導体33のばね定数等が設計される。上述したように、本実施例のコネクタ構造は車載デバイスのケーブル接続に用いられる。車両からの振動を吸収して雌端子31が雌ハウジング32に対して相対的に移動可能なように間隔D1の値が余裕を持って設計される。なお、弾性導体33が圧縮された状態で嵌合が完了するように、雄ハウジング22若しくは雌ハウジング32の少なくとも一方には、嵌合が完了した状態で雄端子挿入方向(X軸正方向)に雌ハウジング32と雄ハウジング22の相対移動を規制するためのストッパが設けられる。そのストッパの図示は図中では省略されている。
実施例の効果について説明する。図5に示すように固定された雄端子21に対する雌端子31の先端側への移動は、雄端子ストッパ31bにより所定の位置で停止する。雄端子21に対する雌端子31の移動が停止するまで、雄端子21と雌端子31の間は摺動する。その摺動距離は、板ばね31aと雄端子21との接触点Pから雄端子ストッパ31bまでの距離S1に相当する(図5)。即ち、雄端子21と雌端子31の摺動距離は、接触点Pから雄端子ストッパ31bまでの所定の距離S1に制限される。
挿抜方向に動く雌端子に雄端子を確実に挿入するためには、雄端子の長さを長くする必要がある。しかし、雄端子の長さを長くすることは、雄端子と雌端子の間の摺動距離を長くする一因となる。実施例のように雄端子ストッパ31bにより雄端子21と雌端子31の間の摺動距離を所定の距離に制限することで、雄端子21と雌端子31の間の摺動距離が長くなることを抑制することができる。
実施例の他の効果について説明する。上述したように、実施例のコネクタ構造は車載デバイスのケーブル接続に用いられる。コネクタ構造が車載される場合、車両からの振動により雄端子と雌端子の接触部において摺動が発生する虞がある。この摺動は、雄端子及び雌端子の接触部の表面を摩耗し、酸化物を生成する。そして、摺動と摩耗が繰り返されると、酸化物は徐々に接触部に堆積していく。この酸化物は高い電気抵抗を有するため、接触部の電気抵抗が増加し、通電時に接触部で発熱する。実施例のコネクタ構造も、車両からの振動により、雄コネクタ2と雌コネクタ3が相対振動する場合がある。ここで、固定された雄コネクタ2に対して雌コネクタ3が挿抜方向(X軸方向)に振動する場合を考える。つまり、雄ハウジング22に対して雌ハウジング32が挿抜方向に振動する。雌端子31は雌ハウジング32に対して挿抜方向に移動可能に支持されていると共に、板ばね31aにより固定された雄端子21に押圧されている。よって、雌ハウジング32が挿抜方向に振動しても、雌端子31は雌ハウジング32の振動に追従することはない。即ち、雄端子21と雌端子31の間が車両からの振動により摺動することが防止される。また、雌端子31の先端側(X軸負方向)への摺動は雄端子ストッパ31bにより制限されているため、雌端子31が雄端子21に対してX軸負方向に摺動することは無い。さらに、弾性導体33は自然長から縮んでいるため、雌端子31を後端側(X軸正方向)に移動させるためには、弾性導体33は自然長からの縮み量(L1−L2)に加えて静止摩擦力F1、F2の最大静止摩擦力を越えるだけの伸び量が必要となる。即ち、弾性導体33は、弾性導体33が自然長の状態で嵌合が完了する場合と比べて、縮み量(L1−L2)の分だけX軸正方向の振動を吸収することができる。雄端子ストッパ31bが設けられていること及び弾性導体33が縮んだ状態で嵌合が完了することにより、より効果的に車両からの振動による雄端子と雌端子の間の摺動を防止することができる。なお、固定された雌コネクタ3に対して雄コネクタ2が挿抜方向に振動する場合でも同様の効果が得られる。
変形例のコネクタ構造について説明する。変形例のコネクタ構造は、雌ハウジングが異なる以外は、実施例のコネクタ構造と同じである。図6に変形例のコネクタ構造の断面図を示す。図6は変形例のコネクタ構造の雄コネクタ2と雌コネクタ3の嵌合が完了した状態の図である。異なる構成である変形例の雌ハウジング132について説明する。雌ハウジング132の外形は実施例の雌ハウジング32と同じである。雌ハウジング132の嵌合部132aの上側の内側面には、嵌合部132aの内側に突出する雌端子ストッパ132dが設けられている。雌端子ストッパ132dは、雌端子31の後端側(X軸正方向)の側面と対向するように設けられている。このような構成によれば、雌端子31が後端側に移動する範囲を規制することができる。雌端子31が後端側に移動する範囲を規制することで、弾性導体33が縮み過ぎて弾性導体33が破損することを防止することができる。弾性導体33が縮み過ぎる場合は、例えば過度な荷重で雌コネクタ3を雄コネクタ2に嵌合する場合である。
「弾性導体33」が「弾性部材」の一例であり、「雄端子ストッパ31b」が「ストッパ」の一例である。
以下、実施例で示した技術に関する留意点を述べる。実施例とは反対に、雌コネクタを固定し雄コネクタを雌コネクタへと嵌合する場合でも、実施例と同様の効果が得られる。また、弾性導体は、コイル状のばね、板ばね等であっても良い。
また、実施例の雄端子ストッパは実施例の構成には限らない。例えば、雄端子ストッパは雌端子の筒部の内側面に設けられた凸部とその凸部に対応して雄端子に設けられた窪みとで構成されても良い。
また、弾性導体の一端は雌端子の先端側(X軸負方向)の側面に接続されてもよい。その場合、接続点は雌端子より先端側に位置しており、弾性導体の他端はその接続点に接続されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:雄コネクタ
3:雌コネクタ
21:雄端子
21a:先端面
22:雄ハウジング
22a:挿入口
31:雌端子
31a:板ばね
31b:雄端子ストッパ
31c:筒部
32、132:雌ハウジング
32a、132a:嵌合部
32b:側面
32c:開口
33:弾性導体
34:接続部
35:ケーブル
36:内部配線
132d:雌端子ストッパ

Claims (1)

  1. 雄コネクタと雌コネクタが嵌合/分離するコネクタ構造であって、
    前記雄コネクタは板状または棒状の雄端子を備えており、
    前記雌コネクタは、
    前記雄端子が挿抜される筒部を有する雌端子と、
    前記雌端子を挿抜方向に移動可能に支持する雌ハウジングと、
    一端が前記雌ハウジングに接続されており、他端が前記雌端子の挿抜方向における側面に接続されている弾性部材と、
    前記雌端子に設けられており、前記雄端子の前記雌端子に対する挿入方向への移動を制限するストッパと、
    を備えており、
    前記弾性部材が自然長よりも圧縮された状態で前記雄コネクタと前記雌コネクタの嵌合が完了することを特徴とするコネクタ構造。
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