JP6437225B2 - シールキャップを取り付けるための方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、シールキャップに関し、特に、シールキャップの取り付けに関する。とりわけ、本発明は、シールキャップの取り付け中にシールキャップから押し出る封止材を整形するための方法および装置に関する。
シールキャップは、例えば、制限なく、ネジおよびボルトなどの締結要素を覆ってシールするべく使用される場合がある。一般に、シールキャップは、封止材をキャップ内に加えた後に締結要素の頭部を覆うようにキャップを配置することによって、締結要素を覆って取り付けられる場合がある。ある場合には、キャップがシールキャップと称される場合がある。他の場合には、キャップと封止材とが共に合わせられてシールキャップを形成する場合がある。
取り付け中、キャップおよび封止材は、封止材が締結要素に付着して締結要素を完全に覆うようにするべく締結要素を覆って下方へ押圧される場合がある。しかしながら、しばしば、キャップとキャップ内の封止材とが締結要素を覆うように配置されて下方へ押圧されるときに過剰な封止材がキャップの周囲から押し出る場合がある。キャップの周囲の過剰な封止材は望ましくない場合がある。例えば、制限なく、シールキャップは、複数の締結要素が取り付けられた物体に関して使用される場合がある。
過剰な封止材は、締結要素が取り付けられた物体の審美的な魅力を低下させる場合がある。また、過剰な封止材は、物体の重量を望ましい重量よりも増大させる場合がある。ある場合には、過剰な封止材が分離して異質な物体残骸となる場合がある。例えば、制限なく、燃料タンクの内側で使用されると、燃料タンク内の燃料の流れが、過剰な封止材の一部をバラバラに壊し、望ましくない残骸を燃料タンク内に形成する。
その結果、過剰な封止材がシールキャップの周囲で望ましい形状および/または厚さを有するように過剰な封止材を整形することが望ましい場合がある。本明細書中で使用される「整形する」とは、平坦化すること、丸みをつけること、および/または、擦ることを意味し得る。
シールキャップを取り付けるための何らかの現在利用できる方法では、シールキャップから押し出る過剰な封止材が手によって整形される場合がある。しかしながら、このプロセスは、望ましい場合よりも時間がかかる場合がある。シールキャップがそれを覆うように取り付けられるようになっている複数の締結要素を物体が備えるときには、この過剰な封止材を平坦化するために必要とされる時間が、物体のための生産時間および/またはコストを望まれるよりも増大させる場合がある。したがって、前述した問題のうちの少なくとも一部および他の想定し得る問題を考慮に入れる方法および装置を有することが望ましい。
1つの例示的実施形態において、装置は、シールキャップと、シールキャップと関連付けられる多数の突起とを備えてもよい。シールキャップは、締結要素に付着されてシールされるように構成されてもよい。多数の突起は、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って多数の突起が移動されるときにシールキャップの周囲の過剰な材料を整形するように構成されてもよい。
他の例示的実施形態において、シールキャップは、中空部、内面、外面、および、多数の突起を備えてもよい。中空部は、締結要素を受けるように構成されてもよい。内面は、封止材を使用して締結要素に付着されてシールされるように構成されてもよく、この場合、過剰な封止材は、シールキャップからその周囲に押し出る。多数の突起は、シールキャップの外面と関連付けられてもよい。多数の突起は、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って多数の突起が移動されるときに過剰な封止材を整形するように構成されてもよい。
更なる他の例示的実施形態では、シールキャップを取り付けるための方法が提供されてもよい。シールキャップは、材料を使用して締結要素に付着されてもよい。材料の一部は、締結要素に対するシールキャップの付着に応じて過剰な材料として押し出されてもよい。シールキャップと関連付けられる多数の突起は、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って移動されてもよい。過剰な材料は、シールキャップと物体との間の界面に沿って多数の突起が移動される際に多数の突起を使用して整形されてもよい。
更に他の例示的実施形態では、締結要素をシールするための方法が提供されてもよい。シールキャップは、封止材を使用して締結要素に付着されてもよい。封止材の一部は、締結要素に対するシールキャップの付着に応じて過剰な材料として押し出されてもよい。シールキャップは、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間の界面に沿ってシールキャップと関連付けられる多数の突起が回転するように回転されてもよい。シールキャップの周囲の過剰な封止材は、多数の突起がシールキャップと物体との間の界面に沿って回転される際に多数の突起を使用して所望の厚さに成形されてもよい。
要するに、本発明の1つの態様によれば、締結要素に付着されてシールされるように構成されるシールキャップと、シールキャップと関連付けられる多数の突起とを含む装置であって、これらの多数の突起は、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って多数の突起が移動されるときにシールキャップの周囲の過剰な材料を整形するように構成される、装置が提供される。
好適には、前記装置において、多数の突起は、多数の突起がシールキャップと物体との間の界面に沿って回転されるようにシールキャップを回転させることによって界面に沿って移動される。
好適には、前記装置において、シールキャップは、人間オペレータおよびロボットオペレータのうちの一方によって動作されるように構成される工具を使用して回転されるように構成される。
好適には、前記装置において、シールキャップが材料を使用して締結要素に付着され、過剰な材料は、シールキャップが締結要素に付着されるときにシールキャップの周囲から押し出る材料の一部である。
好適には、前記装置において、材料は、封止材および接着材のうちの一方から選択される。
好適には、前記装置において、多数の突起のそれぞれは、多数の突起がシールキャップと物体との間の界面に沿って移動されるときに過剰な材料が平坦化されるように選択される形状を有する。
好適には、前記装置において、形状は、湾曲形状である断面形状である。
好適には、前記装置において、多数の突起のうちの少なくとも1つは、シールキャップを貫く中心軸から離れるように、多数の突起における他の突起とは異なる中心軸に対する距離まで延びるべく構成される。
好適には、前記装置において、多数の突起における1つの突起は、多数の突起がシールキャップと物体との間の界面に沿って移動される際に過剰な材料と接触するように構成される表面を含む。
好適には、前記装置において、表面は、シールキャップと物体との間の界面に沿って多数の突起が移動される際に表面と接触する過剰な材料の任意の部分を平坦化するように構成されるテクスチャを有する。
好適には、前記装置において、表面は、過剰な材料が所望の厚さを有するように整形されるようにするべく構成される形状を有する。
好適には、前記装置において、シールキャップが外面を含み、多数の突起がシールキャップの外面から延びる。
本発明の他の態様によれば、締結要素を受けるように構成される中空部と、封止材を使用して締結要素に付着されてシールされるように構成される内面であって、封止材の少なくとも一部がシールキャップからその周囲に過剰な封止材として押し出る、内面と、外面と、シールキャップの外面と関連付けられる多数の突起であって、多数の突起は、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って多数の突起が移動されるときにシールキャップの周囲の過剰な封止材を整形するように構成される、多数の突起と、を含むシールキャップが提供される。
本発明の更なる他の態様によれば、シールキャップを取り付けるための方法であって、材料を使用してシールキャップを締結要素に付着させるステップと、締結要素に対するシールキャップの付着に応じて材料の一部を過剰な材料として押し出すステップと、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿ってシールキャップと関連付けられる多数の突起を移動させるステップと、シールキャップと物体との間の界面に沿って多数の突起が移動される際に多数の突起を使用して過剰な材料を整形するステップとを含む方法が提供される。
好適には、前記方法において、多数の突起を移動させるステップは、シールキャップと関連付けられる多数の突起が回転されるようにシールキャップを回転させるステップを含む。
好適には、前記方法において、シールキャップを回転させるステップは、シールキャップと関連付けられる多数の突起が回転されるように工具を使用してシールキャップを回転させるステップを含み、工具は、人間オペレータおよびロボットオペレータのうちの一方によって動作されるように構成される。
好適には、前記方法において、過剰な材料を整形するステップは、過剰な材料を所望の厚さに整形することを含む。
好適には、前記方法において、過剰な材料を整形するステップは、過剰な材料中の任意の空隙を排除するように過剰な材料を整形することを含む。
好適には、前記方法において、過剰な材料を整形するステップは、過剰な材料と物体の表面との間に漸進的な傾斜を生み出すように過剰な材料を整形することを含む。
好適には、前記方法において、過剰な材料を整形するステップは、シールキャップと物体との間の界面に沿って多数の突起が移動される際に多数の突起のそれぞれの表面を使用して過剰な材料を整形することを含む。
好適には、前記方法において、材料を使用してシールキャップを締結要素に付着させる前記ステップは、封止材を材料として使用してシールキャップを締結要素に付着させることを含み、封止材の少なくとも一部が過剰な封止材としてシールキャップの周囲から押し出る。
本発明の更なる他の態様によれば、締結要素をシールするための方法であって、封止材を使用してシールキャップを締結要素に付着させるステップと、締結要素に対するシールキャップの付着に応じて封止材の一部を過剰な封止材として押し出すステップと、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間の界面に沿ってシールキャップと関連付けられる多数の突起が回転するようにシールキャップを回転させるステップと、シールキャップと物体との間の界面に沿って多数の突起が回転される際に多数の突起を使用してシールキャップの周囲の過剰な封止材を所望の厚さに整形するステップと、を含む方法が提供される。
これらの特徴および機能は、本開示の様々な実施形態において独立に達成することができ、あるいは、更なる他の実施形態において組み合わされてもよく、それらの更なる詳細は、以下の説明および図面に関連して理解できる。
例示的実施形態に特有のものであると考えられる新規な特徴が添付の特許請求の範囲に記載される。しかしながら、例示的実施形態、並びに、例示的実施形態の好ましい使用形態、更なる目的、および、特徴は、本開示の例示的実施形態の以下の詳細な説明を添付図面と併せて読むときに参照することによって最も良く理解される。
例示的実施形態に係るブロック図の形態を成す製造環境の例示である。 例示的実施形態に係るシールキャップの上面斜視図の例示である。 例示的実施形態に係るシールキャップの側面図の例示である。 例示的実施形態に係るシールキャップの平面図の例示である。 例示的実施形態に係るシールキャップの下面斜視図の例示である。 例示的実施形態に係る異なるシールキャップの上面斜視図の例示である。 例示的実施形態に係る異なるシールキャップの側面図の例示である。 例示的実施形態に係る締結要素を覆って取り付けられるシールキャップの例示である。 例示的実施形態に係るフローチャートの形態を成すシールキャップを取り付けるためのプロセスの例示である。 例示的実施形態に係るフローチャートの形態を成すシールキャップを取り付けるためのプロセスの例示である。 例示的実施形態に係るブロック図の形態を成す航空機の製造および保守点検方法の例示である。 例示的実施形態が実施されてもよいブロック図の形態を成す航空機の例示である。
例示的実施形態は、様々な検討材料を認識して考慮に入れる。例えば、例示的実施形態は、締結要素を覆ってシールキャップを取り付けるための方法および装置であって、シールキャップを取り付けるために必要とされる全体の時間を減らす方法および装置を有することが望ましい場合があることを認識して考慮に入れる。また、例示的実施形態は、取り付け中にシールキャップから押し出る過剰な封止材をシールキャップの周囲の封止材の残りの部分が特定の量および/または特定の厚さを成すように平坦化するべく構成され得る工具を有することが望ましい場合があることも認識して考慮に入れる。
したがって、例示的実施形態は、シールキャップを使用して締結要素をシールするための方法および装置を提供し得る。1つの例示的実施形態において、シールキャップは、中空部、内面、外面、および、多数の突起を備えてもよい。中空部は、締結要素を受けるように構成されてもよい。内面は、封止材を使用して締結要素に付着されてシールされるように構成されてもよく、この場合、過剰な封止材は、シールキャップからその周囲に押し出る。多数の突起は、シールキャップの外面と関連付けられてもよい。多数の突起は、シールキャップと締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って多数の突起が移動されるときに過剰な封止材を整形するように構成されてもよい。
ここで、図を参照すると、特に図1を参照すると、製造環境の例示がブロック図の形態を成して例示的実施形態にしたがって描かれている。製造環境100は、物体102が形成されてもよい1つの環境の一例である。物体102は多くの異なる形態を成してもよい。物体102は、例えば、制限なく、主翼ボックス、スパー組立品、構造フレーム、または、何らかの他のタイプの物体の形態を成してもよい。
物体102は、多くの締結要素104を使用して形成されてもよい。本明細書中で使用される「多数の」項目は、1つ以上の項目を含んでもよい。この態様では、多数の締結要素104は1つ以上の締結要素104を含んでもよい。多数の締結要素104は、物体102の任意の部分に沿って取り付けられてもよい。多数の締結要素104は、ネジ、ボルト、ピン、結合体、クランプ、または、何らかの他のタイプの締結要素のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
本明細書中で使用されるように、項目のリストと共に用いられる際の表現「〜のうちの少なくとも1つ」は、リストアップされた項目のうちの1つ以上の異なる組み合わせが使用されてもよく、また、リスト中の項目のうちの1つだけが必要とされてもよいことを意味し得る。項目は、特定の物体、事物、または、カテゴリーであってもよい。言い換えると、「〜のうちの少なくとも1つ」は、項目または多くの項目の任意の組み合わせがリストから使用されてもよいが、リスト中の項目の全てが必要とされるとは限らないことを意味し得る。
例えば、「項目A、項目B、および、項目Cのうちの少なくとも1つ」は、項目A;項目Aおよび項目B;項目B;項目A、項目B、および、項目C;または、項目Bおよび項目Cを意味し得る。ある場合には、「項目A、項目B、および、項目Cのうちの少なくとも1つ」は、例えば、制限なく、2個の項目A、1個の項目B、および、10個の項目C;4個の項目Bおよび7個の項目C;または、何らかの他の適した組み合わせを意味し得る。
多数のシールキャップ106は、多数の締結要素104を覆ってシールするために使用されてもよい。特に、多数のシールキャップ106における1つのシールキャップは、多数の締結要素104における1つの対応する締結要素を覆ってシールするために使用されてもよい。1つの例示的な例として、多数のシールキャップ106におけるシールキャップ108は、多数の締結要素104における締結要素110を覆ってシールするために使用されてもよい。
シールキャップ108は、液体、空気、または、何らかの他のタイプの流体などの任意の流体が締結要素110と物体102との間の界面を通過する可能性を減らすために使用されてもよい。また、シールキャップ108は、例えば、制限なく、塵埃粒子および/または他の物質などの任意の望ましくない材料が締結要素110と物体102との間の界面を通過する可能性を減らしてもよい。また、シールキャップ108は、例えば、制限なく、雷撃中のプラズマ放出および/または他のタイプの電磁気的事象などの電磁気的事象によってもたらされる望ましくない結果を減らすおよび/または防止するために使用されてもよい。
1つの例示的な例において、シールキャップ108は、締結要素110を覆うように材料112を加えた後に、材料112を覆うようにシールキャップ108を配置することにより、締結要素110を覆って取り付けられてもよい。他の例示的な例において、シールキャップ108は、シールキャップ108の中空部111内へ材料112を注入した後に、中空部111内に材料112を伴うシールキャップ108を締結要素110を覆うように配置することにより、締結要素110を覆って取り付けられてもよい。シールキャップ108の中空部111は、シールキャップ108の内面116によって形成されてもよい。
この例示的な例では、材料112が封止材113の形態を成してもよい。しかしながら、ある場合には、材料112が接着材料または何らかの他のタイプの材料であってもよい。
シールキャップ108は、シールキャップ108の内面116が材料112に付着し、その結果として、材料112の下側の締結要素110に付着してこれをシールするように、締結要素110へ向けて押し下げられてもよい。このプロセス中、過剰な材料114がシールキャップ108の周囲から押し出る場合がある。特に、過剰な材料114は、シールキャップ108と物体102との間の界面118に沿って押し出る場合がある。
1つの例示的な例では、過剰な材料114がシールキャップ108と物体102との間の界面118の全周にわたって押し出るときに、シールキャップ108が締結要素110と物体102とに対して適切にシールされたと見なされてもよい。言い換えると、シールキャップ108は、過剰な材料114が界面118の周囲を360°全体にわたって取り囲むときに締結要素110に対して適切にシールされたと見なされてもよい。
ある場合には、シールキャップ108は、過剰な材料114が所望の厚さを有するときおよび/またはシールキャップ108と物体102との間の界面118に沿ってシールキャップ108から望ましい距離だけ延びるときに締結要素110および物体102に対して適切にシールされたと見なされてもよい。特に、過剰な材料114は、所望の厚さを有するおよび/または界面118に沿ってシールキャップ108の外面121および/または物体102の表面122から所望の距離だけ延びる必要があってもよい。図示のように、多数の突起120がシールキャップ108と関連付けられてもよい。
本明細書中で使用されるように、1つの構成要素が他の構成要素と「関連付けられる」とき、この関連付けは、図示の例では、物理的な関連付けであってもよい。例えば、制限なく、多数の突起120のうちの1つなどの第1の構成要素は、シールキャップ108などの第2の構成要素に対しては、第2の構成要素に固定されることにより、第2の構成要素に結合されることにより、第2の構成要素に装着されることにより、第2の構成要素に溶接されることにより、第2の構成要素に締結されることにより、および/または、何らかの他の適した態様で第2の構成要素に接続されることにより関連付けられると見なされてもよい。また、第1の構成要素は、第3の構成要素を使用して第2の構成要素に接続されてもよい。更に、第1の構成要素は、第2の構成要素の一部としておよび/または第2の構成要素の延在部として形成されることにより、第2の構成要素と関連付けられると見なされてもよい。
この例示的な例では、多数の突起120がシールキャップ108の外面121と関連付けられてもよい。特に、多数の突起120は、シールキャップ108の外面121から延びてもよい。
多数の突起120は、過剰な材料114を整形するために使用されてもよい。過剰な材料114の整形は、過剰な材料114を平坦化すること、過剰な材料114を下方へ押圧すること、過剰な材料114に丸みをつけること、および/または、過剰な材料114を擦り落とすことを含んでもよい。多数の突起120は、過剰な材料114が界面118の周囲で所望の厚さを有するように且つ過剰な材料114と物体102の表面122との間に漸進的な傾斜が形成されるように、過剰な材料114を整形するために使用されてもよい。また、過剰な材料114は、任意の空隙、隙間、開放空間、残骸、および/または、過剰な材料114中に存在し得る他の望ましくない不整合を排除するように整形されてもよい。
この例示的な例において、多数の突起120は、過剰な材料114を整形するように界面118に沿って移動されてもよい。特に、シールキャップ108は、多数の突起120を移動させるように移動されてもよい。例えば、制限なく、シールキャップ108は、シールキャップ108を貫く中心軸124の周りで回転されてもよい。それにより、シールキャップ108の回転が中心軸124周りでの多数の突起120の回転を引き起こしてもよい。
多数の突起120は、整形作業が行われた後に過剰な材料114が選択された許容範囲内で特定の量および/または特定の厚さを成すように構成されてもよい。ある場合には、過剰な材料114に関して所望の量および/または所望の厚さを得るためにシールキャップ108の1回転または1旋回で十分であってもよい。
多数の突起120のそれぞれは、シールキャップ108および多数の突起120の回転が過剰な材料114の整形を可能にするように構成される形状を有してもよい。突起123が多数の突起120のうちの1つの一例であってもよい。突起123が形状125を有してもよい。形状125は、例えば、制限なく、突起123の断面形状であってもよい。1つの例示的な例において、この断面形状は、過剰な材料114を平坦化するあるいは丸めるように構成される湾曲形状の形態を成してもよい。また、形状125に応じて、時計回り方向126または反時計回り方向127のいずれかのシールキャップ108の回転が過剰な材料114の整形を可能にしてもよい。
1つの例示的な例において、多数の突起120のそれぞれは、中心軸124に対して同じ垂直位置でシールキャップ108から延びてもよい。しかしながら、他の例示的な例において、多数の突起120のそれぞれがシールキャップ108から延びてもよい中心軸124に対する位置は、シールキャップ108が覆って取り付けられるようになっている締結要素110のタイプおよび/または位置に基づいて構造的な剛性を確保するように変えられてもよい。
また、1つの例示的な例では、多数の突起120のそれぞれが中心軸124から離れるように延びることができる距離が同じであってもよい。しかしながら、他の例示的な例では、この距離が多数の突起120の一部に関して異なってもよい。例えば、制限なく、多数の突起120のうちの少なくとも1つは、多数の突起120における他の突起とは異なる中心軸124に対する距離まで、中心軸124から離れて延びてもよい。言い換えると、多数の突起120のうちの2つ以上は、中心軸124に対して異なる外半径を有してもよい。
幾つかの例示的な例では、シールキャップ108が工具128を使用して回転されてもよい。工具128は、実施に応じて、人間オペレータ130、ロボットオペレータ132、または、何らかの他のタイプのオペレータによって操作されるように構成されてもよい。例えば、制限なく、人間オペレータ130は、シールキャップ108が締結要素110に付着された時点で工具128を使用してシールキャップ108を回転させることができてもよい。
他の例示的な例において、人間オペレータ130は、工具128を使用して、シールキャップ108を下方に押圧すると同時に回転させてもよい。このようにすると、シールキャップ108を締結要素110に付着させることができると同時に、過剰な材料114を整形することができる。多数の突起120は、過剰な材料114を平坦化するときに、フラットエッジ工具または何らかの他のタイプの工具を使用して、手による過剰な材料114の平坦化と比べて良好な制御を可能にしてもよい。
1つの例示的な例では、工具128がロボットオペレータ132によって操作されてもよい。例えば、制限なく、工具128は、ロボットオペレータ132と共に使用するように構成されるエンドエフェクタデバイス134の形態を成してもよい。ロボットオペレータ132は、例えば、制限なく、ロボットアームの形態を成してもよい。
この例示的な例では、多数の突起120が任意の数の材料から構成されてもよい。実施に応じて、多数の突起120のそれぞれは、シリコン材料、ゴム材料、高分子、ナイロン、プラスチック、または、何らかの他のタイプの材料のうちの少なくとも1つから構成されてもよい。多数の突起120を形成することができる1つ以上の材料は、過剰な材料114を平坦化する目的で選択されてもよい。
ある場合には、多数の突起120がシールキャップ108に取り外し可能に取り付けられてもよい。言い換えると、多数の突起120が使い捨てできてもよい。
図1における製造環境100の例示は、例示的実施形態が実施され得る態様に対する物理的な制限または構造上の制限を示唆するように意図されていない。例示される構成要素に加えたあるいは代わる他の構成要素が使用されてもよい。一部の構成要素が随意的であってもよい。また、幾つかの機能的な構成要素を例示するためにブロックが与えられる。これらのブロックのうちの1つ以上は、組み合わされてもよく、分割されてもよく、または、組み合わされるとともに例示された実施形態において実施されるときに異なるブロックへと分割されてもよい。
ここで、図2を参照すると、シールキャップの上面斜視図の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。この例示的な例において、シールキャップ200は、図1のシールキャップ108における1つの実施の一例であってもよい。この例示的な例では、多数の突起202がシールキャップ200と関連付けられてもよい。多数の突起202は、図1における多数の突起120における1つの実施の一例であってもよい。
シールキャップ200は、外面204と、第1の端部206と、第2の端部208とを有してもよい。多数の突起202は、第2の端部208でシールキャップ200の外面204から延びてもよい。外面204は、図1の外面121における1つの実施の一例であってもよい。
この例示的な例では、シールキャップ200が矢印212の方向で軸210の周りに回転されてもよい。それにより、シールキャップ200のこの回転が多数の突起202の回転を引き起こしてもよい。矢印212の方向での多数の突起202の回転は、過剰な封止材を整形するために使用されてもよい。
図示のように、多数の突起202は、突起214、突起216、および、突起218を含んでもよい。多数の突起202のそれぞれは、特に整形作業を行うために選択される形状を有してもよい。例えば、突起216が形状222を有してもよい。形状222は、図1の形状125における1つの実施の一例であってもよい。
また、突起216が表面220を有してもよい。表面220は、過剰な封止材と接触して過剰な封止材を平滑にするように構成されてもよい。特に、表面220は、シールキャップ200と物体(図示せず)との間の界面(図示せず)に沿って多数の突起202が移動される際に表面220と接触する過剰な封止材の任意の部分を平坦化するように構成されるテクスチャを有してもよい。例えば、制限なく、表面220が滑らかな表面であってもよい。
この態様において、多数の突起202のそれぞれは、過剰な封止材の所望の操作を可能にするように構成される形状を有してもよい。過剰な封止材のこの操作は、過剰な封止材を捕捉すること、過剰な封止材を再成形すること、過剰な封止材を掃出すること、および/または、過剰な封止材を何らかの他の態様で作り直すことを含んでもよい。また、多数の突起202のそれぞれがシールキャップ200から延びてもよい軸210に対する位置は、シールキャップ200が覆って取り付けられるようになっている締結要素のタイプおよび/または位置に基づいて構造的な剛性を確保するように変えられてもよい。
ここで、図3を参照すると、図2におけるシールキャップ200の側面図の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。図示のように、多数の突起202がシールキャップ200を越えて延びなくてもよい。ここで図4を参照すると、図2−3におけるシールキャップ200の平面図の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。
ここで、図5を参照すると、実施形態2−4におけるシールキャップ200の下面斜視図の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。図示のように、シールキャップ200は中空部500を有してもよい。中空部500は、図1の中空部111における1つの実施の一例であってもよい。
この例示的な例において、中空部500は、シールキャップ200の内面502によって形成されてもよい。内面502は、図1の内面116における1つの実施の一例であってもよい。中空部500は、封止材および締結要素(図示せず)を受けるように構成されてもよい。ある場合には、中空部500は、特に、この締結要素の外形状を受けるように構成されてもよい。
ここで図6を参照すると、異なるシールキャップの上面斜視図の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。この例示的な例において、シールキャップ600は、図1のシールキャップ108における1つの実施の一例であってもよい。この例示的な例では、多数の突起602がシールキャップ600と関連付けられてもよい。多数の突起602は、図1の多数の突起における1つの実施の一例であってもよい。
シールキャップ600は、外面604と、第1の端部606と、第2の端部608とを有してもよい。多数の突起602は、第2の端部608でシールキャップ600の外面604から延びてもよい。外面604は、図1の外面121における1つの実施の一例であってもよい。
この例示的な例では、シールキャップ600が矢印612の方向で軸610の周りに回転されてもよい。それにより、シールキャップ600のこの回転が多数の突起602の回転を引き起こしてもよい。矢印612の方向での多数の突起602の回転は、過剰な封止材を整形するために使用されてもよい。
図示のように、多数の突起602は、突起614、突起616、および、突起618を含んでもよい。多数の突起602のそれぞれは、特に整形作業を行うために選択される形状を有してもよい。例えば、突起616が形状622を有してもよい。形状622は、図1の形状125における1つの実施の一例であってもよい。形状622は、図1の形状222とは異なってもよい。
また、突起616が表面620を有してもよい。表面620は、過剰な封止材と接触して過剰な封止材を平滑にするように構成されてもよい。例えば、制限なく、表面620が滑らかな表面であってもよい。
また、多数の突起602は、軸610に対して、図2においてシールキャップ200から延びる多数の突起202よりも高くシールキャップ600から延びてもよい。多数の突起602のそれぞれの高い配置により、シールキャップ600は、表面から更に延びる場合がある締結要素を受け入れることができる。また、多数の突起602の高い配置は、過剰な封止材を除去するために多数の突起602を回転させる際に更なる安定性を与え得る。
ここで、図7を参照すると、図6におけるシールキャップ600の側面図の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。図示のように、多数の突起602がシールキャップ600を越えて延びなくてもよい。
ここで図8を参照すると、締結要素を覆って取り付けられる図2−5におけるシールキャップ200の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。この例示的な例では、多数の締結要素800が物体802に取り付けられる。多数の締結要素800は、図1の多数の締結要素104における1つの実施の一例であってもよい。物体802は、図1の物体102における1つの実施の一例であってもよい。
図示のように、多数の締結要素800が物体802の表面803に露出されてもよい。シールキャップ200は、多数の締結要素800のうちの1つを覆ってシールするために使用されてもよい(仮想的に示される)。
図5に見られるシールキャップ200の中空部500に封止材が充填されてもよく、また、その後、シールキャップ200が締結要素を覆うように押し下げられて(仮想的に示される)締結要素に付着されてもよい。図示のように、過剰な封止材804がシールキャップ200の周囲で押し出る場合がある。過剰な封止材804は、図1の過剰な材料114における1つの実施の一例であってもよい。
シールキャップ200の周囲で押し出る過剰な封止材804の量および/または形状は、シールキャップ200、物体802、および、シールキャップ200の下側の締結要素(図示せず)の間のシールが選択された要件を満たすかどうかを決定する際の因子であってもよい。これらの選択された要件は、例えば、工学的要件、組み立て要件、および/または、他のタイプの要件であってもよい。
例えば、制限なく、これらの要件を満たすことは、過剰な封止材804がシールキャップ200の全周にわたって押し出ることを必要としてもよい。ある場合には、これらの要件を満たすことは、過剰な封止材804が所望の厚さを有することおよび/またはシールキャップ200を越えて所望の距離だけ延びることを必要としてもよい。
多数の突起202は、過剰な封止材804が所望の厚さを有するように過剰な封止材804を整形するために使用されてもよい。また、多数の突起202は、過剰な封止材804を整形して過剰な封止材804中の任意の空隙の存在を排除するために使用されてもよい。更にまた、多数の突起202は、過剰な封止材804を整形して過剰な封止材804と物体802の表面803との間に漸進的な傾斜を形成するために使用されてもよい。
例えば、制限なく、シールキャップ200は、多数の突起202を回転させるために矢印212の方向に回転されてもよい。多数の突起202が回転されると、多数の突起202は、過剰な封止材にとって望ましい厚さまで過剰な封止材804を平坦化する。
図2−5および図8におけるシールキャップ200、並びに、図6−7におけるシールキャップ600の例示は、例示的実施形態が実施され得る態様に対する物理的な制限または構造上の制限を示唆するように意図されていない。例示される構成要素に加えたあるいは代わる他の構成要素が使用されてもよい。一部の構成要素が随意的であってもよい。
1つの例示的な例として、図2におけるシールキャップ200は3つの突起を有して示されるが、シールキャップは任意の数の突起を有してもよい。シールキャップは、例えば、制限なく、2個、4個、5個、または、何らかの他の数の突起を有してもよい。
図2−8に示される異なる構成要素は、図1にブロック形態で示される構成要素を物理的構造としてどのように実施できるのかについての例示的な例であってもよい。また、図2−8における構成要素の一部は、図1における構成要素と組み合わされてもよく、図1における構成要素と共に使用されてもよく、あるいは、これらの2つの1組み合わせであってもよい。
ここで図9を参照すると、シールキャップを取り付けるためのプロセスの例示が例示的実施形態にしたがってフローチャートの形態で示される。図9に示されるプロセスは、例えば、制限なく、図1における締結要素110を覆うようにシールキャップ108を取り付けるために実施されてもよい。
プロセスは、材料112を使用してシールキャップ108を締結要素110に付着させることによって始まってもよい(工程900)。材料112の一部は、シールキャップ108が締結要素110に付着されるのに応じて過剰な材料114としてシールキャップ108の周囲から押し出されてもよい(工程902)。
その後、シールキャップ108と関連付けられる多数の突起120が、シールキャップ108と締結要素110が取り付けられた物体102との間に形成される界面118に沿って移動されてもよい(工程904)。過剰な材料114は、多数の突起120がシールキャップ108と物体102との間の界面118に沿って移動される際に多数の突起120を使用して整形されてもよく(工程906)、その後、プロセスが終了する。工程906は、過剰な材料114が所望の厚さに成形されるように且つ過剰な材料114と物体102の表面122との間に漸進的な傾斜が形成されるように行われてもよい。
ここで図10を参照すると、締結要素をシールするためのプロセスの例示が例示的実施形態にしがたってフローチャートの形態で描かれる。図14に示されるプロセスは、図1のシールキャップ108を使用して締結要素110をシールするために実施されてもよい。
プロセスは、封止材113を使用してシールキャップ108を締結要素110に付着させることによって始まってもよい(工程1000)。封止材113の一部は、シールキャップ108が締結要素110に付着されるのに応じて過剰な封止材としてシールキャップ108の周囲から押し出されてもよい(工程1002)。
その後、シールキャップ108は、シールキャップ108と関連付けられる多数の突起120がシールキャップ108と締結要素110が取り付けられた物体102との間に形成される界面118に沿って回転するように、回転されてもよい(工程1004)。シールキャップ108の周囲の過剰な封止材は、多数の突起120がシールキャップ108と物体102との間の界面118に沿って回転される際に多数の突起120を使用して所望の厚さに整形されてもよく(工程1006)、その後、プロセスが終了する。工程1006は、過剰な封止材と物体102の表面122との間に漸進的な傾斜が形成されるように且つ過剰な封止材中の任意の空隙が排除されるように行われてもよい。
本開示の例示的実施形態は、図11に示される航空機の製造および保守点検方法1100および図12に示される航空機1200との関連で説明されてもよい。最初に図11を参照すると、ブロック図の形態を成す航空機の製造および保守点検方法の例示が例示的実施形態にしたがって描かれる。生産前の間に、航空機の製造および保守点検方法1100は、図12の航空機1200の仕様および設計1102と、材料調達1104とを含んでもよい。
生産中、構成要素および部分組立品の製造1106と、図12の航空機1200のシステム統合1108とが行われる。その後、図12の航空機1200は、就航1112するために認証および搬送1110を経由してもよい。取引先による就航1112の間、図12の航空機1200は、変更、再構成、改修、および、他の整備または保守点検を含んでもよい定期的な整備および保守点検1114の予定が組まれる。
航空機の製造および保守点検方法1100のプロセスのそれぞれは、システム統合者、第三者、および/または、オペレータによって実行されあるいは行われてもよい。これらの例において、オペレータは取引先であってもよい。この説明の目的のため、システム統合者は、制限なく、任意の数の航空機製造業者および主要システム下請業者を含んでもよく、第三者は、制限なく、任意の数のベンダー、下請業者、および、サプライヤーを含んでもよく、また、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事企業、保守点検機関などであってもよい。
ここで図12を参照すると、例示的実施形態が実施されてもよいブロック図の形態を成す航空機の例示が描かれる。この例において、航空機1200は、図11における航空機の製造および保守点検方法1100によって生産されるとともに、複数のシステム1204と内部1206とを有する機体1202を含んでもよい。システム1204の例は、推進システム1208、電気システム1210、油圧システム1212、および、環境システム1214のうちの1つ以上を含む。任意の数の他のシステムが含まれてもよい。航空宇宙産業の例が示されるが、異なる例示的実施形態が自動車産業などの他の産業に適用されてもよい。
本明細書中に具現化される装置および方法は、図11における航空機の製造および保守点検方法1100の段階のうちの少なくとも1つの段階中に使用されてもよい。特に、図1におけるシールキャップ108と関連する多数の突起120は、航空機の製造および保守点検方法1100の段階のうちのいずれか1つの段階中にシールキャップの周囲の過剰な封止材を整形するために使用されてもよい。例えば、制限なく、シールキャップ108と同様のシールキャップが、構成要素および部分組立品の製造1106、システム統合1108、定期的な整備および保守点検1114、または、航空機の製造および保守点検方法1100の何らかの他の段階のうちの少なくとも1つの段階中に締結要素をシールするために使用されてもよい。また、シールキャップ108と同様のシールキャップは、機体1202、推進システム1208、油圧システム1212、および、環境システム1214、および/または、航空機1200内の他のシステムの内部の任意の数の構造に取り付けられた締結要素をシールするために使用されてもよい。
1つの例示的な例において、図11における構成要素および部分組立品の製造1106で生産される構成要素または部分組立品は、航空機1200が図11における就航1112中の間に生産された構成要素または部分組立品と同様の態様で作られあるいは製造されてもよい。更なる他の例として、1つ以上の装置実施形態、方法実施形態、または、これらの組み合わせは、図11における構成要素および部分組立品の製造1106およびシステム統合1108などの生産段階中に利用されてもよい。1つ以上の装置実施形態、方法実施形態、または、これらの組み合わせは、航空機1200が就航1112中の間におよび/または図11における整備および保守点検1114中に利用されてもよい。多くの異なる例示的実施形態の使用は、航空機1200の組み立てをかなり促進させることができる、および/または、航空機1200のコストをかなり低減できる。
異なる描かれた実施形態におけるフローチャートおよびブロック図は、例示的実施形態における装置および方法の幾つかの想定し得る実施の構成、機能性、および、動作を例示する。これに関し、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、モジュール、セグメント、機能、および/または、動作またはステップの一部分を表してもよい。
例示的実施形態の幾つかの別の実施において、ブロックにおいて言及される1または複数の機能は、図中に示される順序を逸脱して果たされてもよい。例えば、ある場合には、関与する機能性に応じて、連続して示される2つのブロックがほぼ同時に実行されてもよく、あるいは、時として、ブロックが逆の順序で行われてもよい。また、他のブロックが、フローチャートまたはブロック図に例示されたブロックの他に加えられてもよい。
異なる例示的実施形態の説明は、例示および説明の目的で与えられてきたが、包括的であるようにあるいは開示された形態の実施形態に限定されるように意図されていない。多くの改良および変形が当業者に明らかである。また、異なる例示的実施形態は、他の望ましい実施形態と比べて異なる特徴を与えてもよい。選択された1または複数の実施形態は、実施形態の原理、実用的な用途を最も良く説明するため、および、考えられる特定の使用に適した様々な改良を伴う様々な実施形態に関して開示を他の当業者が理解できるようにするために選択されて記載される。
100 製造環境
102 物体
104 多数の締結要素
106 多数のシールキャップ
108 シールキャップ
110 締結要素
111 中空部
112 材料
113 封止材
114 過剰な材料
116 内面
118 界面
120 多数の突起
121 外面
122 表面
123 突起
124 中心軸
125 形状
126 時計回り方向
127 反時計回り方向
128 工具
130 人間オペレータ
132 ロボットオペレータ
134 エンドエフェクタデバイス
200 シールキャップ
202 多数の突起
204 外面
206 第1の端部
208 第2の端部
212 矢印
214 突起
216 突起
218 突起
220 表面
222 形状
500 中空部
502 内面
600 シールキャップ
602 多数の突起
604 外面
606 第1の端部
608 第2の端部
610 軸
612 矢印
614 突起
616 突起
620 表面
622 形状
800 締結要素
802 物体
803 表面
804 封止材
1102 仕様および設計
1104 材料調達
1106 構成要素および部分組立品の製造
1108 システム統合
1110 認証および搬送
1112 就航中
1114 整備および保守点検
1200 航空機
1202 機体
1204 システム
1206 内部
1208 推進システム
1210 電気システム
1212 油圧システム
1214 環境システム

Claims (14)

  1. 締結要素に付着されてシールされるように構成されるシールキャップであって、材料を使用して前記締結要素に付着されるシールキャップと、
    前記シールキャップと関連付けられる多数の突起であって、これらの多数の突起は、前記シールキャップと前記締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って前記多数の突起が移動されるときに前記シールキャップの周囲の過剰な材料を整形するように構成され、前記過剰な材料は、前記シールキャップが前記締結要素に付着されるときに前記シールキャップの周囲から押し出る材料の一部である、多数の突起と、
    を備える装置。
  2. 前記多数の突起は、前記多数の突起が前記シールキャップと前記物体との間の前記界面に沿って回転されるように前記シールキャップを回転させることによって前記界面に沿って移動される請求項1に記載の装置。
  3. 前記シールキャップは、人間オペレータおよびロボットオペレータのうちの一方によって動作されるように構成される工具を使用して回転されるように構成される請求項2に記載の装置。
  4. 前記材料は、封止材および接着材のうちの一方から選択される請求項1に記載の装置。
  5. 前記多数の突起のそれぞれは、前記多数の突起が前記シールキャップと前記物体との間の界面に沿って移動されるときに前記過剰な材料が平坦化されるように選択される形状を有する請求項1に記載の装置。
  6. 前記多数の突起のうちの少なくとも1つは、前記シールキャップを貫く中心軸から離れるように、前記多数の突起における他の突起とは異なる前記中心軸に対する距離まで延びるべく構成される請求項1に記載の装置。
  7. 前記多数の突起における1つの突起は、前記多数の突起が前記シールキャップと前記物体との間の前記界面に沿って移動される際に前記過剰な材料と接触するように構成される表面を備える請求項1に記載の装置。
  8. 前記表面は、前記シールキャップと前記物体との間の前記界面に沿って前記多数の突起が移動される際に前記表面と接触する前記過剰な材料の任意の部分を平坦化するように構成されるテクスチャを有する請求項7に記載の装置。
  9. 前記シールキャップが外面を備え、前記多数の突起が前記シールキャップの前記外面から延びる請求項1に記載の装置。
  10. シールキャップを取り付けるための方法であって、
    材料を使用して前記シールキャップを締結要素に付着させるステップと、
    前記締結要素に対する前記シールキャップの付着に応じて前記材料の一部を過剰な材料として押し出すステップと、
    前記シールキャップと前記締結要素が取り付けられた物体との間に形成される界面に沿って前記シールキャップと関連付けられる多数の突起を移動させるステップと、
    前記シールキャップと前記物体との間の前記界面に沿って前記多数の突起が移動される際に前記多数の突起を使用して前記過剰な材料を整形するステップと、
    を備える方法。
  11. 多数の突起を移動させる前記ステップは、前記シールキャップと関連付けられる前記多数の突起が回転されるように前記シールキャップを回転させるステップを備える請求項10に記載の方法。
  12. 前記シールキャップを回転させる前記ステップは、前記シールキャップと関連付けられる前記多数の突起が回転されるように工具を使用して前記シールキャップを回転させるステップを備え、前記工具は、人間オペレータおよびロボットオペレータのうちの一方によって動作されるように構成される請求項11に記載の方法。
  13. 前記過剰な材料を整形する前記ステップは、前記シールキャップと前記物体との間の前記界面に沿って前記多数の突起が移動される際に前記多数の突起のそれぞれの表面を使用して前記過剰な材料を整形するステップを備える請求項10に記載の方法。
  14. 材料を使用して前記シールキャップを締結要素に付着させる前記ステップは、封止材を前記材料として使用して前記シールキャップを前記締結要素に付着させるステップを備え、前記封止材の少なくとも一部が過剰な封止材として前記シールキャップの周囲から押し出る請求項10に記載の方法。
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