JP6435137B2 - 被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、老人ホームにおいて痴呆症の老人が無断で当該施設から外に出てしまうこと等を未然に防止する被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、送信端末を老人に持たせておいて、その老人が自室から外へ出た段階で、自室の出入り口に設置されている送受信端末装置がその送信端末から発信されているその老人固有のアドレス信号を受信することで、自室からの外出を検出し、その後、その老人が各階の出入口にさしかかったときに、その場所に設置されている別の送受信端末装置がその老人固有のアドレス信号を受信することにより、介護者等(管理者等)に対して、その老人が外出しようとしている旨を通知し注意を促すシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−143123号公報
しかしながら、従来のこの様なシステムは、送信端末からの信号が送受信端末装置により検知されると、管理者に通報するというシステムであり、送信端末に異常(端末の故障、電池切れ等を含む)が発生し、送信端末が信号を発信しなくなった場合において、その老人が自室から廊下へ出たとしても、送受信端末装置は信号を受信しない為、その老人の外出を未然に防ぐことが出来ない場合があるという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みて、被管理者が所持する端末においてたとえ異常が発生した場合でも、管理端末装置に注意喚起情報を送信出来る被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
第1の本発明は、
被管理者に所持されて、所定間隔で前記被管理者を識別する識別情報を含む信号を発信する端末と、前記被管理者が居る居住空間内に固定又は移動可能に配置された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて所定の信号を送信する送受信端末装置と、前記送受信端末装置からの前記所定の信号に基づいた所定の情報をネットワークを介して受信する管理端末装置とを、備え、
前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合、前記管理端末装置に対して、注意喚起情報を前記識別情報と共に前記所定の情報として送信する被管理者監視システムであって、
前記居住空間内の出入口と通じた廊下に固定された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて第2の所定の信号を送信する第2の送受信端末装置を備え、
(1)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、前記第2の所定の信号を受信した場合において、前記双方の場合の前記識別情報が同一であれば、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者が前記廊下に居る旨の情報を前記所定の情報として送信し、
(2)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、同一の前記識別情報についての前記第2の所定の信号を受信しない場合は、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者の所持する前記端末に異常が発生した旨の情報を前記所定の情報として送信する、ことを特徴とする被管理者監視システムである。
また、第2の本発明は、
前記送受信端末装置は、前記居住空間内に固定されており、
前記端末から発信される前記信号の電波到達距離は調節可能であり、
前記電波到達距離は、前記端末を所持した前記被管理者が前記居住空間内において前記送受信端末装置から離れ得る距離の内、少なくとも最大距離に設定される、ことを特徴とする上記第1の本発明の被管理者監視システムである。
また、第3の本発明は、
前記送受信端末装置の固定位置は、前記居住空間内の天井の中央部、又は、前記居住空間内の出入口から最も離れた場所である、ことを特徴とする上記第2の本発明の被管理者監視システムである。
また、第4の本発明は、
前記送受信端末装置は、前記端末から受信した前記信号の電波の強度レベルを検知して、前記検知結果を前記所定の信号に含めて送信するものであり、
前記検知結果を加味した前記所定の情報を送信する、ことを特徴とする上記第1〜第3の何れか一つの本発明の被管理者監視システムである。
また、第5の本発明は、
被管理者に所持されて、所定間隔で前記被管理者を識別する識別情報を含む信号を発信する端末と、前記被管理者が居る居住空間内に固定又は移動可能に配置された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて所定の信号を送信する送受信端末装置と、前記送受信端末装置からの前記所定の信号に基づいた所定の情報をネットワークを介して受信する管理端末装置とを、備えた被管理者監視システムにおける被管理者監視方法であって、
前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合、前記管理端末装置に対して、注意喚起情報を前記識別情報と共に前記所定の情報として送信する送信工程を備え、
前記被管理者監視システムには、前記居住空間内の出入口と通じた廊下に固定された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて第2の所定の信号を送信する第2の送受信端末装置が備えられており、
前記送信工程は、
(1)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、前記第2の所定の信号を受信した場合において、前記双方の場合の前記識別情報が同一であれば、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者が前記廊下に居る旨の情報を前記所定の情報として送信し、
(2)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、同一の前記識別情報についての前記第2の所定の信号を受信しない場合は、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者の所持する前記端末に異常が発生した旨の情報を前記所定の情報として送信する、ことを特徴とする被管理者監視方法である。
また、第6の本発明は、
上記第5の本発明の被管理者監視方法の前記送信工程をコンピュータに実行させるプログラムである。
また、第7の本発明は、
上記第6の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
本発明に関連する第1の関連発明は、
被管理者に所持されて、所定間隔で前記被管理者を識別する識別情報を含む信号を発信する端末と、前記被管理者が居る居住空間内に固定又は移動可能に配置された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて所定の信号を送信する送受信端末装置と、前記送受信端末装置からの前記所定の信号に基づいた所定の情報をネットワークを介して受信する管理端末装置とを、備えた被管理者監視システムであって、
前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合、前記管理端末装置に対して、注意喚起情報を前記識別情報と共に前記所定の情報として送信する、ことを特徴とする被管理者監視システムである。
また、本発明に関連する第2の関連発明は、
前記送受信端末装置は、前記居住空間内に固定されており、
前記端末から発信される前記信号の電波到達距離は調節可能であり、
前記電波到達距離は、前記端末を所持した前記被管理者が前記居住空間内において前記送受信端末装置から離れ得る距離の内、少なくとも最大距離に設定される、ことを特徴とする上記第1の関連発明の被管理者監視システムである。
また、本発明に関連する第3の関連発明は、
前記送受信端末装置の固定位置は、前記居住空間内の天井の中央部、又は、前記居住空間内の出入口から最も離れた場所である、ことを特徴とする上記第2の関連発明の被管理者監視システムである。
また、本発明に関連する第4の関連発明は、
前記居住空間内の出入口と通じた廊下に固定された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて第2の所定の信号を送信する第2の送受信端末装置を備え、
(1)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、前記第2の所定の信号を受信した場合において、前記双方の場合の前記識別情報が同一であれば、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者が前記廊下に居る旨の情報を前記所定の情報として送信し、
(2)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、同一の前記識別情報についての前記第2の所定の信号を受信しない場合は、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者の所持する前記端末に異常が発生した旨の情報を前記所定の情報として送信する、ことを特徴とする上記第1〜第3の何れか一つの関連発明の被管理者監視システムである。
また、本発明に関連する第5の関連発明は、
前記送受信端末装置は、前記端末から受信した前記信号の電波の強度レベルを検知して、前記検知結果を前記所定の信号に含めて送信するものであり、
前記検知結果を加味した前記所定の情報を送信する、ことを特徴とする上記第1〜第4の何れか一つの関連発明の被管理者監視システムである。
また、本発明に関連する第6の関連発明は、
被管理者に所持されて、所定間隔で前記被管理者を識別する識別情報を含む信号を発信する端末と、前記被管理者が居る居住空間内に固定又は移動可能に配置された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて所定の信号を送信する送受信端末装置と、前記送受信端末装置からの前記所定の信号に基づいた所定の情報をネットワークを介して受信する管理端末装置とを、備えた被管理者監視システムにおける被管理者監視方法であって、
前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合、前記管理端末装置に対して、注意喚起情報を前記識別情報と共に前記所定の情報として送信する送信工程を備えた、ことを特徴とする被管理者監視方法である。
また、本発明に関連する第7の関連発明は、
上記第6の関連発明の被管理者監視方法の、前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合、前記管理端末装置に対して、注意喚起情報を前記識別情報と共に前記所定の情報として送信する前記送信工程をコンピュータに実行させるプログラムである。
また、本発明に関連する第8の関連発明は、
上記第7の関連発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
本発明によれば、被管理者が所持する端末においてたとえ異常が発生した場合でも、管理端末装置に注意喚起情報を送信出来る被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体を提供することが出来る。
本発明の実施の形態1の被管理者監視システムの全体の概略構成を示すブロック図 本実施の形態1の老人ホームの1階部分の概略平面図 本実施の形態1の被管理者監視システムのサーバーの動作を説明するフロー図 本発明の実施の形態2のサーバーの動作を説明するフロー図
以下に、本発明の被管理者監視システムの一実施の形態について、図面を用いて説明すると共に、本発明の被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体の一例についても同時に説明する。
(実施の形態1)
まず、本実施の形態の被管理者監視システム10の概要について、図1、図2を用いて説明する。
図1は、本実施の形態の被管理者監視システム10の全体の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態の被管理者監視システム10は、被管理者としての痴呆症の徘徊老人A、B、Cを含む複数の老人が居る老人ホーム100(図2参照)に適用した場合の例である。
図2は、本実施の形態の老人ホーム100の1階部分の概略平面図である。
本実施の形態の老人ホーム100では、図2に示す様に、101号室〜106号室の各部屋において、出入口から最も離れた部屋の片隅の天井部分に送受信端末装置(No.1)110、送受信端末装置(No.2)120、送受信端末装置(No.3)130、送受信端末装置(No.4)140、送受信端末装置(No.5)150、送受信端末装置(No.6)160が固定配置されている。
尚、本実施の形態の老人ホーム100では、痴呆症状を有する徘徊老人は、A、B、Cのみとし、各老人固有の識別情報を発信するペンダント状の送信端末110a、120a、130aをそれぞれが常時所持することを前提として、101号室〜103号室に居住しており、104号室〜106号室に居住している老人D、E、Fには痴呆症状は無いので、送信端末は所持していないものとする。
再び図1に戻り、本実施の形態の被管理者監視システムの全体の構成について更に説明する。
尚、本実施の形態の送受信端末装置(No.1)110〜(No.6)160は全て同じ構成であるので、図1では、送受信端末装置(No.4)140、送受信端末装置(No.5)150の図示を省略した。また、老人ホーム100の101号室から106号室は全て同じ構造であり、各部屋に固定設置されている送受信端末装置も上記の通り全て同じ構成であるので、101号室を例に挙げて説明する。
図1に示す様に、101号室に居る老人Aが所持している送信端末110aは、老人Aの識別情報を含む信号を一定周期(例えば、0.1秒に1回の周期)で発信しており、その老人Aが101号室の中に居る場合、送受信端末装置(No.1)110はその信号を常時受信し、その受信の度に、その受信信号の電波強度レベルを検出して、老人Aの識別情報と共に、老人ホーム100の内部に設けられたWiFiルータ180に所定の信号として送信し、ネットワーク200を介してサーバー300に送られる構成である。そして、サーバー300では、それら一定周期で送られて来る識別情報を含む所定の信号を、時刻情報等と共にサーバー300内に設けられたメモリ部310(図1参照)に逐次記録する構成である。
尚、本実施の形態の送信端末110a〜130aは、本発明の端末の一例にあたり、本実施の形態の送受信端末装置(No.1)110からWiFiルータ180に送信される所定の信号が、本発明の送受信端末装置から送信される所定の信号の一例にあたる。また、本実施の形態の老人A〜Cは、本発明の被管理者の一例にあたる。
ここで、老人Aが所持している送信端末110aの信号の電波到達距離は調節可能(例えば、10cmから50mの範囲で調節可能)に構成されている。そして、老人Aが101号室内において送受信端末装置(No.1)110から最も離れ得る場所は、101号室の出入口であり、電波到達距離はその出入口と送受信端末装置(No.1)110間の距離に設定されている。
また、送受信端末装置(No.1)110は、送信端末110a〜130aから発信される信号を受信すると共にその受信信号に含まれる識別情報と、その受信信号の電波強度レベルを判定してその判定結果とを、WiFiルータ180に送信する送受信部111と、専用プログラムや各種データを格納するメモリ部112と、送受信端末装置(No.1)110の機能を作業者が設定・変更するための入出力部113と、設定・変更結果を表示する表示部114と、これらの動作を制御する制御部115と、バッテリー(図示省略)とを備え、バッテリーへの電源を安定して供給するために、100VAC電源コンセントに接続されている。
一方、老人Aが101号室の出入口から廊下に出て更に玄関に向かって歩み始めると、101号室内に固定配置されている送受信端末装置(No.1)110は、老人Aが所持している送信端末110aからの信号を受信できなくなるので、サーバー300に対する上記所定の信号の送信を停止する。
サーバー300は、直前まで送受信端末装置(No.1)110から一定周期で送られてきていた信号が受信できなくなったことを検知すると、送受信端末装置(No.1)110における端末装置110aからの電波強度レベルが0になったと判定して、電波強度レベル0を示す判定結果を、老人Aの識別情報や時刻情報等と共に引き続きメモリ部310(図1参照)に逐次記録する。
また、老人ホーム100の廊下及び玄関の天井には、送信端末110a〜130aからの識別情報を含む信号を受信すると共に、電波強度レベルを検知して第2の所定の信号としてWiFiルータ180に送信する第2の送受信端末装置(No.1)170、第2の送受信端末装置(No.2)171、・・・、及び第2の送受信端末装置(No.n)172が、所定間隔で固定配置されている(図2参照)。これらの第2の送受信端末装置(No.1)170〜第2の送受信端末装置(No.n)172は、上記送受信端末装置(No.1)110と基本的に同じ構成であるので、その説明を省略する。
尚、本実施の形態の第2の送受信端末装置(No.1)170〜第2の送受信端末装置(No.n)172からWiFiルータ180に送信される第2の所定の信号が、本発明の第2の送受信端末装置から送信される第2の所定の信号の一例にあたる。
老人Aが101号室の出入口から廊下に出て更に玄関に向かって歩み始めると、送受信端末装置(No.1)110は、送信端末110aからの信号を受信できなくなるが、廊下や玄関の天井に固定配置されている第2の送受信端末装置(No.1)170〜第2の送受信端末装置(No.n)172が順次送信端末110aからの信号を受信し始める。そして、その度にWiFiルータ180を介して上記第2の所定の信号がサーバー300に送られて、演算部320で電波強度レベルの変化状態等を所定の演算で求める。
更に、サーバー300の制御部330が、その演算結果やメモリ部310に記録されている各種データに基づいて、必要に応じて、ネットワーク200及びWiFiルータ180を介して、老人ホーム100内の介護者(又は管理者)の管理端末装置190に所定の情報(例えば、老人Aが自室を出て徘徊しようとしている旨の情報)を送信し、また、ネットワーク200を介して、老人Aの自宅400の管理端末装置410、警察署500内の管理端末装置510、或いは消防署600の管理端末装置610等にも所定の情報を送信して、徘徊老人の監視及び保護を図る構成である。
次に、主として図2、図3を用いて本実施の形態の被管理者監視システム10の動作を説明しながら、本発明の被管理者監視方法の一実施の形態についても同時に説明する。
図3は、本実施の形態の被管理者監視システム10のサーバー300の動作を説明するフロー図である。図3は、老人Aについてのフロー図であるが、他の老人(被管理者)についても、一部の例外を除き原則的に同じフローに基づいて処理が行われる。
尚、一部の例外とは、ある部屋に居住する老人を管理する場合、その部屋の出入口から見てロビー、及び玄関に向かう経路の反対方向の経路上に配置された第2の送受信端末装置から送信されたデータは考慮しない点である。例えば、101号室の老人Aを管理する場合、第2の送受信端末装置(No.1)170〜第2の送受信端末装置(No.n)172からのデータは全て考慮するが、103号室の老人Cを管理する場合、第2の送受信端末装置(No.1)170からのデータは考慮しない。この様に、一部のデータを考慮しなくても、老人が老人ホーム100の玄関から外へ出ていくことは未然に防止出来るので問題は無い。
ここでは、老人Aの移動範囲について、(1)自室内に居る場合と、(2)自室から出た場合に分けて説明する。
(1)老人Aが101号室の内部を移動している場合について:
老人Aが、図2に示す通り、自室内において送受信端末装置(No.1)110の近傍の位置A(P1)から位置A(P2)に移動すると、送受信端末装置(No.1)110が受信する送信端末110aからの信号(例えば0.1秒に1回の周期で発信される信号)の電波強度レベルは低下する方向に変化するが、老人Aが自室の中で移動しているだけであるので、電波強度レベルが0近傍になること、即ち、実質上受信が出来なくなることはない。
図2では、老人Aが所持する送信端末110aが発信する電波の到達範囲を二点鎖線で示した。
この状況下で、送受信端末装置(No.1)110は、送信端末110aから逐次受信した、変化する電波強度レベルのデータと、老人Aの識別情報とを含む所定の信号を、一定周期(例えば1秒に1回の周期)で送信する。送受信端末装置(No.1)110から送信された所定の信号は、老人ホーム100の介護者(管理者)詰め所に設置されたWiFiルータ180、及びネットワーク200を介して、サーバー300に送られて、時刻情報と共にメモリ部310に逐次記録される(図1参照)。
尚、例えば、101号室の送受信端末装置(No.1)110は、老人Aからの信号を受信している最中に、建物の構造によっては、101号室の前の廊下を歩いている老人Bが所持している送信端末120aからの信号を受信する場合もある。その場合でも、老人Bの識別情報と共に、その受信信号の電波強度レベルのデータが、上記と同様に、WiFiルータ180、及びネットワーク200を介して、送受信端末装置(No.1)110から送信されて、時刻情報と共にサーバー300のメモリ部310に記録されるので、老人Aの信号と他の老人の信号は明確に区別可能である。
一方、サーバー300では、制御部330が、メモリ部310に記録されている老人毎のデータを一定期間分読み出して(図3のステップS101参照)、その内、101号室の送受信端末装置(No.1)110からのデータについて、演算部320に電波強度レベルの変化状況を演算させる(ステップS102参照)。
そして、その演算結果から、電波強度レベルが0以上の範囲内で変化していると制御部330が判断した場合は、その老人Aは、自室に居ると判定して、ステップS101に戻り、老人Aについての注意喚起情報は送信しない(ステップS103参照)。
しかし、電波強度レベルが0であればステップS104に進み、ステップS101で読み出したデータの中に、廊下などに設置されている第2の送受信端末装置(No.1)170〜第2の送受信端末装置(No.n)172からの受信データが有れば、ステップS120へ進む。
ここでは、老人Aは自室内に居るので、通常は、ステップS103からステップS101の処理を繰り返す。
しかし、制御部330において、ステップS101で読み出したデータの中に、廊下などに設置された第2の送受信端末装置(No.1)170〜第2の送受信端末装置(No.n)172からの老人Aの送信信号を受信した旨の第2の所定の信号が確認されておらず、且つ、電波強度レベルが0の時間が一定時間(例えば、30秒間)継続したと判定されると(ステップS105参照)、制御部330は、その老人Aが所持している送信端末110aに異常が発生(送信端末の故障、電池切れなどを含む)したと判断して(ステップS106参照)、ネットワーク200を介して、老人Aが所持している送信端末110aに異常が発生(送信端末の故障、電池切れなどを含む)した旨の情報を管理端末装置190宛に送信する(ステップS107参照)。
これにより、痴呆症状を有する老人A(被管理者)が所持する送信端末110aにおいてたとえ異常が発生(送信端末の故障、電池切れなどを含む)した場合でも、介護者の管理端末装置190に直ちに注意喚起情報を送信出来るので、痴呆症状を有する老人の保護・監視がより確実に行える。
(2)老人Aが101号室から廊下に出て玄関に向かって移動している場合について:
老人Aが、図2に示す通り、101号室の出入口の位置A(P3)から廊下へ出て、位置A(P4)からロビー入り口付近の位置A(P6)まで移動した場合、各送受信端末装置におけるデータの受信・送信状況は次の通りである。
即ち、101号室の送受信端末装置(No.1)110は、老人Aが位置A(P3)から位置A(P4)に移動する途中で、送信端末110aからの信号を受信出来なくなるので、サーバー300に対する上記所定の信号の送信を停止する。
その場合、サーバー300は、直前まで送受信端末装置(No.1)110から一定周期で送られてきていた信号が受信できなくなったことを検知すると、送受信端末装置(No.1)110における端末装置110aからの電波強度レベルが0になったと判定して、電波強度レベル0を示す判定結果を、老人Aの識別情報や時刻情報等と共に引き続きメモリ部310(図1参照)に逐次記録する。
老人Aが位置A(P4)に移動したときの送信端末110aの電波到達範囲は、符号110a(P4)で示した通りであり、第2の送受信端末装置(No.1)170により、送信端末110aの信号が受信される。第2の送受信端末装置(No.1)170は、老人Aの識別情報と共に、送信端末110aから受信した信号の電波強度レベルを示す情報を一定間隔(例えば、1秒間に1回の周期)でサーバー300に送信する。尚、老人Aが位置A(P3)に居たときの送信端末110aの電波到達範囲には、符号110a(P3)を付した。
その後、老人Aは、位置A(P5)に移動するが、このとき第2の送受信端末装置(No.1)170が受信する、送信端末110aからの信号の電波強度レベルは最高レベルに達する(図2の電波到達範囲110a(P5)参照)。
更に、老人Aは、位置A(P6)に移動して、電波到達範囲110a(P6)の範囲内に設置されている第2の送受信端末装置(No.2)171により送信端末110aからの信号が受信されて、これらの情報がその都度、サーバー300に送られる。
一方、サーバー300では、制御部330が、メモリ部310に記録されている老人Aのデータを一定期間分読み出して(図3のステップS101参照)、その内、101号室の送受信端末装置(No.1)110からのデータについて、演算部320に電波強度レベルの変化状況を演算させる(ステップS102参照)が、電波強度レベルが0であるので、ステップS104に進む。
ステップS101で読み出したデータの中に、第2の送受信端末装置(No.1)170のデータが含まれているので、ステップS120へ進む。
ステップS120では、演算部320が、第2の送受信端末装置(No.1)170〜第2の送受信端末装置(No.n)172のデータの内、ステップS101で読み出したデータに含まれている全てのデータについて電波強度レベルを演算する。
そして、制御部330は、ステップS120での演算結果から、まず、第2の送受信端末装置(No.1)170の受信信号の電波強度レベルが増加傾向にあるかどうかを判定し(ステップS121参照)、増加傾向にあると判定すれば、ステップS122に進み、老人Aが自室(101号室)を出て、廊下を移動中である旨の情報を管理端末装置190に送信する。この場合、介護者に対して、注意を喚起するために、管理端末装置190の表示部に表示されるメッセージの色は例えば黄色に設定されている。
次に、制御部330は、ステップS120での演算結果から、第2の送受信端末装置(No.2)171の受信信号の電波強度レベルが増加傾向にあるかどうかを判定し(ステップS123参照)、増加傾向にあると判定すれば、ステップS124に進み、老人Aが自室(101号室)を出て、ロビーまで移動した旨の情報を管理端末装置190に送信する。この場合、介護者に対して、ステップS122に比べて緊急性が少し高まったことを示すために、管理端末装置190の表示部に表示されるメッセージの色は例えば黄色からオレンジ色に変更されて送信される。
次に、制御部330は、ステップS120での演算結果から、第2の送受信端末装置(No.n)172の受信信号の電波強度レベルが増加傾向にあるかどうかを判定し(ステップS125参照)、増加傾向にあると判定すれば、ステップS126に進み、老人Aが自室(101号室)を出て、玄関から外へ出ようとしている旨の情報を管理端末装置190に送信する。この場合、介護者に対して、ステップS124に比べて緊急性がかなり高まったことを示すために、管理端末装置190の表示部に表示されるメッセージの色は例えばオレンジ色から赤色に変更されて送信される。
次に、制御部330は、ステップS120での演算結果から、第2の送受信端末装置(No.2)171の受信信号の電波強度レベルが増加せず、且つ、第2の送受信端末装置(No.n)172の受信信号の電波強度レベルが減少傾向にあるかどうかを判定し(ステップS127参照)、YESであると判定すれば、ステップS128に進み、老人Aが老人ホーム100の玄関から外へ出てしまった旨の情報を管理端末装置190のみならず、警察署500の管理端末装置510、及び老人Aの自宅400の管理端末装置410にも送信する。この場合、介護者、警察署、及び老人Aの自宅の各管理者に対して、緊急性が極めて高いことを示すために、各管理端末装置190、410、510の表示部に表示されるメッセージの色は例えば赤色であり、且つ、警告音も発生させる為の指令がサーバー300から送信される。尚、所定の条件下にあっては、サーバー300の制御部330は、消防署600の管理端末装置610に対しても上記緊急性の高い情報を送信する。
尚、上記ステップS121、S123、S125、S127において、NOの判定がなされた場合は、何れもステップS101に戻る。
これにより、老人Aの保護・監視が確実に行えると共に、仮に、老人Aが老人ホーム100から外へ出てしまった場合でも、サーバー300からの一斉送信により、介護者のみならず、老人Aの自宅の人、警察署500、消防署600に対しても、老人Aの保護要請が迅速に行えるので、関係部門が連係した効果的な捜索・保護活動が実行出来る。
尚、本実施の形態で説明したサーバー300の、演算部320及び制御部330などは、ハードウェアで実現させるよりも、プログラムをCPUに実行させてソフトウェアで実現させることにより、図3で説明した各ステップでの判定基準の変更・追加などに柔軟に対応できる。
また、本発明のプログラムの一例としては、上述した本発明の被管理者監視方法の一実施の形態の被管理者監視方法(図3参照)の、例えば送信端末110aから送信されるべき信号が送受信端末装置110にて受信できなくなった場合、管理端末装置190に対して、注意喚起情報を識別情報と共に所定の情報として送信する送信工程(図3のステップS101〜ステップS107参照)の動作をコンピュータ(図1のサーバー300参照)により実行させるプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムが挙げられる。
また、本発明のプログラムの他の例としては、上述した本発明の被管理者監視方法の一実施の形態の被管理者監視方法(図3参照)の、図3のステップS101〜S128の動作をコンピュータ(図1のサーバー300参照)により実行させるプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムが挙げられる。
また、本発明の記録媒体の一例は、上述した本発明の被管理者監視方法の一実施の形態の被管理者監視方法(図3参照)の、例えば送信端末110aから送信されるべき信号が送受信端末装置110にて受信できなくなった場合、管理端末装置190に対して、注意喚起情報を識別情報と共に所定の情報として送信する送信工程(図3のステップS101〜ステップS107参照)の動作をコンピュータ(図1のサーバー300参照)により実行させるプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られたプログラムがコンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、本発明の記録媒体の他の例としては、上述した本発明の被管理者監視方法の一実施の形態の被管理者監視方法(図3参照)の、図3のステップS101〜S128の動作をコンピュータ(図1のサーバー300参照)により実行させるプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られたプログラムがコンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、上記「工程の動作」とは、上記各工程の全部又は一部の動作を意味する。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な、ROM等の記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
(実施の形態2)
ここでは、本発明の被管理者監視システムの別の一実施の形態について、図面を用いて説明すると共に、本発明の被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体の別の一例についても同時に説明する。
上記実施の形態1では、各部屋に固定設置された送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160の他に、第2の送受信端末装置(No.1)170、第2の送受信端末装置(No.2)171、・・・、及び第2の送受信端末装置(No.n)172が備えられた場合について説明した。
これに対して、本実施の形態2では、第2の送受信端末装置(No.1)170、第2の送受信端末装置(No.2)171、・・・、及び第2の送受信端末装置(No.n)172が備えられていない構成である点で上記実施の形態1と相違し、その相違点を中心に主として図4を用いて説明する。
尚、上記実施の形態1と同じ構成については同じ符号を付して、その説明を省略する。
また、本実施の形態2の構成は、上記の通り、上記実施の形態1の構成から、第2の送受信端末装置(No.1)170、第2の送受信端末装置(No.2)171、・・・、及び第2の送受信端末装置(No.n)172を除いたものである為、図1、図2から、第2の送受信端末装置(No.1)170、第2の送受信端末装置(No.2)171、・・・、及び第2の送受信端末装置(No.n)172を除いた構成に相当する。
ここで、図4は、本実施の形態2のサーバー300の動作を説明するフロー図である。
尚、図4において、図3と同じステップについては同じ符号を付し、その説明を省略する。
ここでは、老人Aの移動範囲について、自室内に居る場合は、上記実施の形態1で説明した内容がそのまま適用できるのでその説明を省略し、自室から出た場合について、本実施の形態2のサーバー300の動作を中心に説明する。
老人Aが、図2に示す通り、101号室の送受信端末装置(No.1)110の近傍の位置A(P1)から位置A(P2)に移動し、そこから更に出入口の位置A(P3)を経て、廊下へ出て位置A(P4)まで移動した場合、送受信端末装置(No.1)110のデータの受信・送信状況は次の通りである。
即ち、101号室の送受信端末装置(No.1)110は、老人Aが位置A(P1)、位置A(P2)、位置A(P3)、位置A(P4)を移動するにつれて、送信端末110aからの電波強度レベルは徐々に低下し、廊下の位置A(P4)では、電波強度レベルは0になる。その後、老人Aはロビー方向に進むので、送信端末110aが発信する信号は、送受信端末装置(No.1)110に受信されることが無いので、その電波強度レベルは0のままとなる。
即ち、101号室の送受信端末装置(No.1)110は、老人Aが位置A(P3)から位置A(P4)に移動する途中で、送信端末110aからの信号を受信出来なくなるので、上記実施の形態1で説明した場合と同様に、サーバー300に対する上記所定の信号の送信を停止する。
またその場合、サーバー300は、直前まで送受信端末装置(No.1)110から一定周期で送られてきていた信号が受信できなくなったことを検知して、電波強度レベル0を示す判定結果を、老人Aの識別情報や時刻情報等と共に引き続きメモリ部310(図1参照)に逐次記録する点についても、上記実施の形態1で説明したのと同様である。
尚、本実施の形態2では、上述した通り、廊下などに第2の送受信端末装置は設定されていないので、第2の送受信端末装置が送信端末110aの信号を受信した旨の信号がサーバー300に送信されることは無い。
一方、サーバー300では、制御部330が、メモリ部310に記録されている老人Aのデータを一定期間分読み出して(図4のステップS101参照)、101号室の送受信端末装置(No.1)110からのデータについて、演算部320に電波強度レベルの変化状況を演算させる(ステップS102参照)。
電波強度レベルが0より大きいかどうかを判定し、大きい場合は、ステップS101に戻るが、老人Aが位置A(P4)に居たときのデータを演算した結果、電波強度レベルが0であるので、ステップS105へ進む(ステップS103参照)。
ステップS105では、送受信端末装置(No.1)110から送信されて、メモリ部310に記録されている電波強度レベルが0である状態が連続して一定時間(例えば、30秒)以上続いたかどうかを判定する。
ここでは、老人Aはロビー方向に向けて移動しているので、ステップS105の判定結果はYESであり、ステップS201へ進む。
ステップS201では、電波強度レベルが0の状態を一定時間以上続ける直前における電波強度レベルが、減少傾向を示したかどうかを判定する。
ここでは、位置A(P1)から位置A(P3)において、電波強度レベルが減少傾向を示しているので、制御部330は、老人Aは自室から廊下に出た可能性が高いと判定し、その旨を管理端末装置190へ送信する。(ステップS202参照)。
尚、仮に、送受信端末装置(No.1)110が受信する送信端末110aからの電波強度レベルが、減少傾向を示しておらず、突然、送信端末110aからの信号が受信できなくなった場合(即ち、電波強度レベルが0の場合)、老人Aが自室内から瞬間的に廊下に移動することは不可能であるから、この場合は、制御部330は、老人Aの所持している送信端末110aに異常が発生した可能性が高いと判定し、その旨を管理端末装置190へ送信する(ステップS203参照)。
以上の構成によれば、第2の送受信端末装置が設置されていない構成であっても、老人A(被管理者)が所持する送信端末110aにおいて、たとえ異常が発生した場合でも、介護者の管理端末装置190に注意喚起情報を送信することが出来るので、痴呆症状を有する老人の保護・監視をより確実に行える。
尚、本実施の形態で説明したサーバー300の、演算部320及び制御部330などは、ハードウェアで実現させるよりも、プログラムをCPUに実行させてソフトウェアで実現させることにより、図3で説明した各ステップでの判定基準の変更・追加などに柔軟に対応できる。
また、本発明のプログラムの一例としては、上述した本発明の被管理者監視方法の一実施の形態の被管理者監視方法(図4参照)の、例えば送信端末110aから送信されるべき信号が送受信端末装置110にて受信できなくなった場合、管理端末装置190に対して、注意喚起情報を識別情報と共に所定の情報として送信する送信工程(図4のステップS101〜ステップS203参照)の動作をコンピュータ(図1のサーバー300参照)により実行させるプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムが挙げられる。
また、本発明の記録媒体の一例は、上述した本発明の被管理者監視方法の一実施の形態の被管理者監視方法(図4参照)の、例えば送信端末110aから送信されるべき信号が送受信端末装置110にて受信できなくなった場合、管理端末装置190に対して、注意喚起情報を識別情報と共に所定の情報として送信する送信工程(図4のステップS101〜ステップS203参照)の動作をコンピュータ(図1のサーバー300参照)により実行させるプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られたプログラムがコンピュータと協働して利用される記録媒体である。
また、上記「工程の動作」とは、上記各工程の全部又は一部の動作を意味する。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な、ROM等の記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
尚、上記実施の形態では、被管理者監視システム、及び被管理者監視方法を老人ホームに適用した場合について説明したが、これに限らず例えば、痴呆症状を有する徘徊老人が居る個人宅に適用しても同様の効果を発揮する。
また、上記実施の形態では、被管理者監視システム、及び被管理者監視方法を老人ホームに適用した場合について説明したが、これに限らず例えば、災害発生時に体育館等の避難場所に痴呆症状を有する徘徊老人が避難している場合において、本発明の被管理者監視システム、及び被管理者監視方法を適用することが可能である。
即ち、この場合、体育館は通常複数の扉が設けられているので、各扉からの直線距離が、それぞれ異なる位置(例えば、体育館の天井)に送受信端末装置を一つ固定配置し、痴呆症状を有する老人に所持させる、固有の識別情報を含む信号を発信する送信端末は、その発信信号の電波到達範囲を、体育館の避難スペースの内、送受信端末装置とから最も遠い場所までの距離以上に設定し、更に、送受信端末装置は送信端末からの受信信号の電波強度レベルを検知出来る構成とする。そして、それぞれの扉の位置に送信端末が存在したときに、送受信端末装置が受信する信号の電波強度レベルの違いをそれぞれの扉毎に予め閾値データとしてサーバー300のメモリ部310に格納しておく。
具体的には、送受信端末装置が受信する、ある識別情報が付された信号の電波強度レベルが徐々に弱くなる傾向にあって、且つ、メモリ部310に記録されている第1の閾値で受信が途絶えた場合、サーバー300の制御部330は、その老人が第1の扉から外出したと判定し、その旨を示す注意喚起情報を体育館に居る管理者が所持している管理端末装置にネットワーク200等を介して送信する。
これにより、送信端末を所持した老人が、体育館から外に出たかどうかの判定に加えて、どの扉から外出したかの判定も可能となる。
また、上述した避難場所として体育館等に本発明の被管理者監視システム、及び被管理者監視方法を適用した場合において、更に、その体育館内部に立ち入り禁止区域がある場合についての適用例を説明する。
この場合、上記構成に加えて、同じ体育館内の立ち入り禁止区域の天井の中央位置に別の送受信端末装置(以下、ここでは、第3の送受信端末装置と称す)を固定配置し、その第3の送受信端末装置は受信信号の電波強度レベルを検知可能に構成されているものとする。
これにより、第3の送受信端末装置が、送信端末から発信される信号の電波強度レベルを一定間隔でサーバー300に送信しているときに、その電波強度レベルが所定の閾値を超えたと、制御部330により判定された場合、制御部330は、その老人が立ち入り禁止区域に侵入したと判定して、その旨を体育館に居る管理者が所持している管理端末装置にネットワーク200等を介して送信する。
これにより、送信端末を所持した老人が、体育館内の立ち入り禁止区域に侵入したことを検知し迅速に通知して、避難場所においても、痴呆症状を有する徘徊老人の保護・監視をより確実に行える。
また、上記実施の形態では、送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160は、各部屋において、出入口から最も離れた部屋の片隅の天井部分に固定配置されている場合について説明したが、これに限らず例えば、送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160は各部屋の中心の天井部分に固定配置された構成であっても良く、要するに、第2の送受信端末装置が室外に配置されていることを前提とすれば、被管理者が室内に居る場合にその被管理者の所持する送信端末からの信号を、室内の送受信端末装置が受信できる位置(電波強度レベルが0にならない位置)であれば、その室内のどこに固定配置しても良い。
また、上記実施の形態では、送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160は、各部屋において、固定配置されている場合について説明したが、これに限らず例えば、送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160の設置場所は移動可能に構成しても良い。
この場合、送信端末の信号の電波到達距離は、その部屋の室内空間の最大直線距離以上に設定されることが好ましい。その部屋に居住する被管理者(痴呆症状を有する老人)がその部屋のどの位置に居ても、送受信端末装置が送信端末からの信号を受信出来る様にするためである。更にまた、送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160としてタブレット端末を用い、サーバー300としてクラウドサーバー(登録商標)を用い、介護者の管理端末装置190や被管理者の自宅400の管理端末装置410としてタブレット端末を用いた構成とすれば、被管理者の自宅400の管理端末装置410から孫の写真を添付したメールを老人宛に送信した場合、その老人の部屋のテーブルの上に配置された送受信端末装置としてのタブレット端末の画面に自動的に表示される。また、介護者の管理端末装置190から献立やお知らせを添付したメールを老人宛に送信した場合、その老人の部屋に配置された送受信端末装置のタブレット端末の画面に自動的に表示される。
これにより、老人の心を癒したり和ませたりすることが出来る。
この様な付随的効果は、老人が自ら送信端末を所持しようとすることの動機付けとなる。
また、上記実施の形態では、送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160が、送信端末から受信した信号の電波強度レベルを検出可能である場合について説明したが、これに限らず例えば、送信端末から信号を受信したことのみを検出出来る構成であっても良い。この場合、例えば、送受信端末装置(No.1)110〜送受信端末装置(No.6)160は、図2で説明した様に、各部屋において、出入口から最も離れた部屋の片隅の天井部分に固定配置されていることが好ましい。
この構成の場合、電波強度レベルの変化状況が不明であるため、図4のステップS201の判定は出来ないが、ステップS105において、制御部330が、電波を受信できなくなったことを示すデータが連続して一定時間(例えば、30秒)以上継続していると判定することによって、被管理者(痴呆症状を有する徘徊老人)が自室から廊下へ出たか、あるいは、その老人が所持する送信端末に異常が発生した(送信端末の故障、電池切れ等を含む)かの可能性を知らせるための注意喚起情報を、制御部330は、ネットワークを介して管理者(介護者)の管理端末装置190や被管理者の自宅の管理端末装置410等に送信する。
これにより、被管理者が所持する端末においてたとえ異常が発生した場合でも、管理端末装置に注意喚起情報を送信出来る。
また、上記実施の形態で述べた被管理者監視システム、及び被管理者監視方法において、例えば、iBeacon通信システムを利用した構成でも良い。
ここで、iBeacon通信システムとは、低消費電力通信規格「Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)」の小型チップを搭載した発信器から一定間隔でプッシュ通信してくる電波を、同じく、「Bluetooth Low Energy」の小型チップを搭載したスマートフォン或いはタブレット端末が受信することで、BLE発信器の個別IDを認識する通信システムであり、個別のBLE発信器に設定された属性をスマートフォン或いはタブレット端末に自動で表示し、クラウドサーバーへのアクセスを促すプログラムを利用したシステムである。
米国アップル社のスマートフォン、タブレット端末のOS(オペレーションシステム)であるiOS7.0以降、及び米国Google社のAndroid(登録商標)端末向けのO.S.4.3以降が、iBeacon通信システム対応している。
そこで、上記実施の形態で述べた被管理者監視システム、及び被管理者監視方法において、iBeacon通信システムを利用する場合、例えば、上記送信端末としてBLE発信器、上記送受信端末装置としてスマートフォン又はタブレット端末、上記管理端末装置としてスマートフォン又はタブレット端末、上記サーバー(図1参照)としてクラウドサーバーを採用する構成であっても良い。
この場合、上記送受信端末装置としてのスマートフォン又はタブレット端末には、受信したBLE発信器のID(識別情報)やBLE発信器に搭載された各種センサー情報を一定周期(例えば、1秒間に1回の周期)で、クラウドサーバーに送信するための本実施の形態に対応した専用プログラムがインストールされている。図1で示した様に、WiFiルータ180がある場合は、WiFiルータ180を介してクラウドサーバー(図1の符号300参照)に送信し、WiFiルータ180がない場合は、送受信端末装置としてのスマートフォンにSIMを入れて3Gないし4G(LTE)回線を通じてクラウドサーバーに送信する。
ここでは、送受信端末装置としてのスマートフォンは、BLE発信器から受信した電波の強度レベルをはじめ各種センサーの情報(例えば、電池残量、動いているか止まっているか、温度、湿度、高度等)を同時にクラウドサーバーに常時送信するために、本体バッテリーへの安定した電源供給を実現する必要があり、電源コンセントによる電源供給を採用したが、これに限らず例えば、長時間バッテリーやソーラー電源等の独立型電源供給を採用しても良い。
また、この構成の場合、送受信端末装置としてのスマートフォン画面は、不特定の第三者からプログラムの変更や改ざんをされない様に、IDとパスワードで保護する構成としても良い。また、このプログラムは、クラウドサーバーからの状況に応じて設定変更可能としても良い。
また、クラウドサーバーには、上述した制御部330による各ステップでの処理や、メモリ部310や演算部320での処理を実行させるための専用プログラムがインストールされている。クラウドサーバーにインストールされた専用プログラムは、ネットワークを介して不特定の第三者から変更や改ざんをされない様に、IDとパスワードで保護する構成としても良い。
この構成によれば、安価な構成で、被管理者の保護・監視をより確実に行える。
また、上述した様に、送信端末としてBLE発信器を採用した場合、更にBLE発信器にエマージェンシーコールスイッチを設けることで、通常の場合は、一定周期で発信される信号を、エマージェンシーコールスイッチを押すことにより、その一定周期を変化させて発信される構成としても良い。これにより、サーバー300の制御部330が、その一定周期の変化を検出して、被管理者に異常が発生したと判定して、管理端末装置190等にその旨の情報を送信することが可能となる。
また、上記実施の形態では、サーバー300の制御部330により被管理者に関する異常発生の有無等を判定する構成について説明したが、これに限らず例えば、サーバー300を備えない構成であっても良い。
この場合、上述したサーバー300のメモリ部310、演算部320、制御部330の機能を、管理者の管理端末装置190に持たせる構成とすればよい。また、この場合のネットワークの例としては、施設内LAN回線等が挙げられる。
本発明の被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体によれば、被管理者が所持する端末においてたとえ異常が発生した場合でも、管理端末装置に注意喚起情報を送信出来るという効果を発揮し、例えば、老人ホーム等に適用する被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体として有用である。
10 被管理者監視システム
100 老人ホーム
111 送受信部
112 メモリ部
113 入出力部
114 表示部
115 制御部
110 送受信端末装置(No.1)
120 送受信端末装置(No.2)
130 送受信端末装置(No.3)
140 送受信端末装置(No.4)
150 送受信端末装置(No.5)
160 送受信端末装置(No.6)
170 第2の送受信端末装置(No.1)
171 第2の送受信端末装置(No.2)
172 第2の送受信端末装置(No.n)
180 WiFiルータ
190 管理端末装置
200 ネットワーク
300 サーバー
310 メモリ部
320 演算部
330 制御部
400 被管理者の自宅
500 警察署
600 消防署

Claims (7)

  1. 被管理者に所持されて、所定間隔で前記被管理者を識別する識別情報を含む信号を発信する端末と、前記被管理者が居る居住空間内に固定又は移動可能に配置された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて所定の信号を送信する送受信端末装置と、前記送受信端末装置からの前記所定の信号に基づいた所定の情報をネットワークを介して受信する管理端末装置とを、備え、
    前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合、前記管理端末装置に対して、注意喚起情報を前記識別情報と共に前記所定の情報として送信する被管理者監視システムであって、
    前記居住空間内の出入口と通じた廊下に固定された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて第2の所定の信号を送信する第2の送受信端末装置を備え、
    (1)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、前記第2の所定の信号を受信した場合において、前記双方の場合の前記識別情報が同一であれば、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者が前記廊下に居る旨の情報を前記所定の情報として送信し、
    (2)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、同一の前記識別情報についての前記第2の所定の信号を受信しない場合は、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者の所持する前記端末に異常が発生した旨の情報を前記所定の情報として送信する、ことを特徴とする被管理者監視システム。
  2. 前記送受信端末装置は、前記居住空間内に固定されており、
    前記端末から発信される前記信号の電波到達距離は調節可能であり、
    前記電波到達距離は、前記端末を所持した前記被管理者が前記居住空間内において前記送受信端末装置から離れ得る距離の内、少なくとも最大距離に設定される、ことを特徴とする請求項1に記載の被管理者監視システム。
  3. 前記送受信端末装置の固定位置は、前記居住空間内の天井の中央部、又は、前記居住空間内の出入口から最も離れた場所である、ことを特徴とする請求項2に記載の被管理者監視システム。
  4. 前記送受信端末装置は、前記端末から受信した前記信号の電波の強度レベルを検知して、前記検知結果を前記所定の信号に含めて送信するものであり、
    前記検知結果を加味した前記所定の情報を送信する、ことを特徴とする請求項1〜の何れか一つに記載の被管理者監視システム。
  5. 被管理者に所持されて、所定間隔で前記被管理者を識別する識別情報を含む信号を発信する端末と、前記被管理者が居る居住空間内に固定又は移動可能に配置された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて所定の信号を送信する送受信端末装置と、前記送受信端末装置からの前記所定の信号に基づいた所定の情報をネットワークを介して受信する管理端末装置とを、備えた被管理者監視システムにおける被管理者監視方法であって、
    前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合、前記管理端末装置に対して、注意喚起情報を前記識別情報と共に前記所定の情報として送信する送信工程を備え、
    前記被管理者監視システムには、前記居住空間内の出入口と通じた廊下に固定された、前記端末からの前記信号を受信すると共に前記受信した信号に基づいて第2の所定の信号を送信する第2の送受信端末装置が備えられており、
    前記送信工程は、
    (1)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、前記第2の所定の信号を受信した場合において、前記双方の場合の前記識別情報が同一であれば、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者が前記廊下に居る旨の情報を前記所定の情報として送信し、
    (2)前記端末から送信されるべき前記信号が前記送受信端末装置にて受信できなくなった場合であって、且つ、同一の前記識別情報についての前記第2の所定の信号を受信しない場合は、前記管理端末装置に対して、前記識別情報に対応する前記被管理者の所持する前記端末に異常が発生した旨の情報を前記所定の情報として送信する、ことを特徴とする被管理者監視方法。
  6. 請求項に記載の被管理者監視方法の前記送信工程をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 請求項に記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
JP2014172397A 2014-08-27 2014-08-27 被管理者監視システム、被管理者監視方法、プログラム、及び記録媒体 Active JP6435137B2 (ja)

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