JP6434966B2 - シリンダーピストン構造における摩擦を測定する装置 - Google Patents

シリンダーピストン構造における摩擦を測定する装置 Download PDF

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Description

本発明は、シリンダーピストン構造における摩擦を測定する装置であって、ライナーユニットのシリンダーライナーに往復ピストンが設けられており、シリンダーライナーはシリンダーヘッドから分離しており、ライナーユニットは、センサキャリヤに接続されるとともにシリンダーライナーのための回転対称的な収容領域を備えたライナーキャリヤに設けられ、収容領域はシリンダー軸心と同心に設けられており、シリンダーライナーは好ましくは少なくとも一つの冷却液ジャケットを備えている装置に関する。
ピストンとピストンリングからなるピストン群とシリンダーライナー表面との間の摩擦は、シリンダーの方向においてピストン軌道に沿った力を統合することで決定することができる。
国際公開第2012/062724号からシリンダーピストン構造における摩擦を測定する装置が公知であり、内側側面とシリンダーライナー内に突出しているシリンダーヘッドの段部との間にシール部材が設けられているため、シリンダーライナーの内側側面がシリンダーヘッドに関して密閉されている。
同様の装置が特開2010−243390号公報に開示されている。
特開昭60−031037号公報から、シリンダーライナー内を往復するピストンの摩擦を測定する測定装置が公知である。シリンダーヘッドとライナーキャリヤとの間に固定リングが設けられており、この固定リングとシリンダーライナーの上端部との間に環状の間隙が形成されており、ここにメタルシールプレートが充填される。
特開昭59−088638号公報から内燃機関におけるピストン摩擦を測定する装置が公知であり、シリンダーにシリンダーライナーが設けられており、シリンダーとシリンダーライナーとの間に複数のOリングが備えられている。
異なるシリンダーライナーを検査できるようにするには、上述した摩擦を測定する装置においてシリンダーライナーを頻繁に交換する必要がある。
摩擦を測定する従来の装置には、シリンダーライナーを交換する際、ライナーキャリヤを力センサから分離する必要があるという不都合がある。このことにより、シリンダーライナーを交換するたびに、センサシステムを新たに較正しなければならない。さらに、シリンダーライナーを交換するたびに、多大な労力を費やして冷却液供給を液漏れのないように行う必要がある。
国際公開第2012/062724号 特開2010−243390号公報 特開昭60−031037号公報 特開昭59−088638号公報
本発明の目的は、これらの不都合を解消し、シリンダーライナーを簡単に交換できるようにすることにある。
この目的は、ライナーユニットがテーパ状支持部を介してライナーキャリヤに設けられ、収容領域の好ましくは少なくとも一つのテーパ状内側側面が第一支持面を形成するとともに、この第一支持面と相互形状に構成されたライナーユニットのテーパ状外側側面が、シリンダーライナーを支持しセンタリングするテーパ状支持部の第二支持面を形成するよう構成された本発明により達成される。
したがって、シリンダーライナーを有するライナーユニットをライナーキャリヤ内に非常に簡単に挿入することができ、ライナーキャリヤを取り外さずに再びそこから抜去することができる。よって、センサシステム(力センサ)の較正を新たに行う必要なしにシリンダーライナーを交換することができる。テーパ状支持部によって、シリンダー軸心を横断するライナーキャリヤにおいてシリンダーライナーの自動センタリングが簡単に行われ、シリンダーライナーを正確な位置にセットすることができる。
ライナーキャリヤはシリンダーライナーを直接又は間接に収容することができる。間接収容の実施形態では、ライナーユニットはライナーフレームを有し、シリンダーライナーはライナーフレームに設けられ、シリンダーライナーとライナーフレームとは互いに強固に、特に好ましくは離脱不能に接続される。ライナーフレームは第二支持面を形成していてもよい。好ましくは概してスリーブ状に形成されたライナーフレームとシリンダーライナーの外側側面との間に少なくとも一つの冷却液ジャケットが形成されていると特に有利である。最も簡単に液漏れがないようにするために、シリンダーライナーとライナーフレームとを圧接及び/又は鋳造によって互いに接続してもよい。これにより、別のシール部材を設けなくても、シリンダーライナーとライナーフレームとの間を液密に接続することができる。
冷却液ジャケットは、少なくとも部分的にシリンダーライナーの外周及び/又はシリンダーフレームの内周に設けられていてもよいし、あるいは、そこに一体成形されていてもよい。
第一支持面は、シリンダーライナーのシリンダー軸心に関して、シリンダーヘッドの方向に開口するとともに好ましくは5°〜15°、より好ましくは10°の開口角度を有していることが好ましい。
シリンダーライナーがライナーキャリヤに間接的に収容されている場合、ライナーフレームはライナーキャリヤとシリンダーライナーとの間に位置している。よってテーパ状支持部はライナーキャリヤとライナーフレームによって形成される。テーパ状支持部の第一支持面と相互形状に構成されたライナーフレームのテーパ状外側側面が、この場合、テーパ状支持部の第二支持面を形成する。
一方、シリンダーライナーがライナーキャリヤに直接的に収容されている場合、テーパ状支持部はライナーキャリヤ及びシリンダーライナーそれら自身により形成される。テーパ状支持部の第一支持面と相互形状に構成されたシリンダーライナーのテーパ状外側側面が、好ましくはシリンダーライナーのライナーフランジが、この場合、テーパ状支持部の第二支持面を形成する。
シリンダーライナー及び/又はライナーフレームは、固定リングによってライナーキャリヤに固定されていてもよい。
以下に、図面に示す非限定的な実施形態を参照しながら、本発明をさらに詳細に説明する。
第一実施形態におけるシリンダー軸心を含む面の本発明の装置の縦断面図である。 図1の詳細図である。 図1に示す実施形態のライナーキャリヤとシリンダーライナーの概略縦断面図である。 第二実施形態におけるライナーキャリヤとシリンダーライナーの概略縦断面図である。 第三実施形態におけるライナーキャリヤとシリンダーライナーの概略縦断面図である。 第四実施形態におけるライナーキャリヤとシリンダーライナーの概略縦断面図である。
以下の実施形態において、機能的に同一の部材には同一の参照番号を付している。
図1に示された装置は、ライナーユニット23のシリンダーライナー2内を往復するピストン3間の摩擦力の摩擦を測定するものであり、ベースユニット4、ベースプレート5、三次元力センサ7を収容するセンサキャリヤ6、ライナーキャリヤ8、及びシリンダーヘッド9を有している。ベースプレート5は、ネジ(詳細は省略)によりベースユニット4に固定されている。シリンダーライナー2は固定リング10によりライナーキャリヤ8に固定されており、固定リング10は、ネジ11によってライナーキャリヤ8に螺着されている。ライナーキャリヤ8は力センサ7を介して固定用ネジ24によりセンサキャリヤ6に固定接続されるとともに、さらにネジ20を介してベースプレート5に固定接続されている。シリンダーライナー2とライナーキャリヤ8との間の領域には冷却液ジャケット12が形成されており、この冷却液ジャケット12は、詳細には示さない給排ラインに接続されている。ライナーユニット23は、ピストン3用のシリンダーを形成するシリンダーライナー2並びにライナーフランジ18、冷却液ジャケット12、及び、図1及び図2に示す実施形態において、シリンダーライナー2を収容するライナーフレーム17を有する。
図1に示すように、シリンダーヘッド9はシリンダーライナー2内に突出した円板状の段部15を備えており、その外側側面に、気体の力によってシリンダーライナー2の内側側面2aに押し付けられるピストンリングのような環状のシール部材16を収容する環状溝が設けられている。シール部材16とシリンダーライナー2の上端部2bとの間には軸方向の隙間が設けられており、ここでシリンダーライナー2とシリンダーヘッド9の製造公差が吸収される(図1a)。
環状シール部材16とシリンダーヘッド9の段部15によって格別に密閉されるため、気体の力がシリンダーライナー2に軸方向に作用することを防ぐことができる。その結果、測定結果に直接的な影響を与えることもなく、ピストン3の摩擦力又は横方向のピストン力が主に力センサ7に伝えられる。よってシリンダーライナー2はベースユニット4及びシリンダーヘッド9から実質的に分離しており、シール部材16と力センサ7を介してそれらに接続されているだけである。
エンジンの測定作動中に、力センサ7に対しピストンの移動方向に直角に作用する力、ピストン3の動きに起因するものではない力(異なる熱膨張に起因する力)、及び測定結果を歪める可能性のある力、を減ずるために、測定開始前に、力センサ7に作用する部分(ライナーキャリヤ8、センサキャリヤ6)の温度を確実に同様にすることが必要である。したがって、これらの部分の熱膨張が同様のものになり、力センサ7に生じる横方向の力の影響を減少させることができる。
この目的のため、ベースプレート5に、冷却液を供給するための、図示しない供給部及び排出部を備えた調整チャネル22が設けられており、ベースプレート5と、これにネジ止めされたセンサキャリヤ6と、同じ冷却回路に配されたライナーキャリヤ8とを同じ温度にする。
ライナーキャリヤ8は、シリンダーライナー2のための回転対称的な収容領域13を有している。収容領域13の内径Dは、少なくともシリンダーヘッドに近い第一部分13aにおいて、シリンダーヘッドから離れた第二部分13bにおける収容領域13の内径dよりも大きい。
特に、収容領域13はテーパ状に形成することができ、収容領域13のテーパ状内側側面は、シリンダーライナー2を収容するためのテーパ状支持部14の第一支持面14aを形成している。シリンダーライナー2、特にシリンダーライナー2のライナーフランジ18(図3〜図5)又はライナーフレーム17(図2)のテーパ状外側側面は、第一支持面14aと相互形状に構成されており、テーパ状支持部14の第二支持面14bを形成している。
テーパ状の第一及び第二支持面14a、14bのそれぞれは、シリンダー軸心21に関して、シリンダーヘッド9の方向に開口した開口角度αを有している。
シリンダーライナー2とシリンダーヘッド9との間には軸方向に間隙sが必要であり、この間隙は、ライナーユニット23、特にシリンダーライナー2及びライナーキャリヤ8の製造公差によって作り出される。よって、開口角度αの選択は、一方ではライナーユニット23、シリンダーライナー2及びライナーフレーム17並びにライナーキャリヤ8の径方向の製造公差によって異なるため、ライナーユニット23に軸方向の変位が生じる。
次のように、製造によって生じるライナーユニット23の設計値からの最大許容径方向誤差εと、ライナーフレーム17の設計値からの最大許容径方向誤差εとから開口角度αが求められる。
Figure 0006434966
他方、テーパ状の第一及び第二支持面14a、14bの自己ロッキングは望ましくない。
自己ロッキングを防ぐために、開口角度αは次のようにすべきである。
Figure 0006434966
ここで、μHは、第一支持面14aと第二支持面14bとの間の静止摩擦係数である。
これらの条件を考慮すると、開口角度αは、約5°〜15°、より好ましくは10°とすべきである。
図1及び図2に示す第一実施形態において、シリンダーライナー2は、このシリンダーライナー2を外囲するスリーブ状のライナーフレーム17に設けられている。シリンダーライナー2は筒状に形成されている。ライナーフレーム17の内面は管状に形成されておりシリンダーライナー2を収容している。テーパ状の第二支持面14bは、第一支持面14aに対応してテーパ状に形成されたライナーフレーム17の外側ジャケット19aによって形成されている。ライナーフレーム17はシリンダーライナー2の全長にわたって軸方向に延出している必要はなく、シリンダーライナー2は、シリンダーヘッド9に対向する上端部、例えば上半分においてライナーフレーム17によって支持されていれば十分である。冷却液ジャケット12は、シリンダーライナー2とライナーフレーム17との間に設けられている。図示した第一実施形態では、冷却液ジャケット12は、ライナーフレーム17の環状凹部17aによって形成されている。また、冷却液ジャケット12を、シリンダーライナー2に、又は、部分的にシリンダーライナー2及び部分的にライナーフレーム17に、設けることも可能である。ライナーフレーム17は、シリンダーライナー2に液密に接続、例えば圧接されている。また、半田付け、溶接、及び/又は接着による接続であってもよい。
図3〜図5に示す実施形態は、別体のライナーフレームを備えていないものであり、冷却液ジャケット12の位置のみが互いに異なっている。これらの各実施形態において、テーパ状支持部14の第二支持面14bは、シリンダーライナー2のライナーフランジ18の外側側面19bによって形成されている。
図3及び図4に示された第二及び第三実施形態の場合では、冷却液ジャケット12は、それぞれシリンダーライナー2のライナーフランジ18に設けられている。
図3に示された第二実施形態では、冷却液ジャケット12は、ライナーフランジ18の内部の環状の空洞部18aによって形成されている。この空洞部18aは、例えばロストコアによって形成することができる。冷却液ジャケット12に別体のシール材は必要ない。よって第二実施形態は、第一実施形態の部品点数の少ない別形態である。
それに対して、図4に示された第三実施形態では、冷却液ジャケット12は、ライナーフランジ18の外側ジャケットの溝形状の環状凹部18bによって形成されている。
図5は別の実施形態であり、冷却液ジャケット12は、ライナーキャリヤ8の収容領域13の環状凹部8aによって形成されている。
テーパ状支持部14の第一支持面14a及び第二支持面14bが緻密に加工されていると、図4及び図5に示す第三及び第四実施形態において、シリンダーライナー2をテーパ状支持部14に挿入する際に、冷却液ジャケット12は自動的に密閉され、別のシール部材を必要としない。
図示したそれぞれの実施形態は、ライナーキャリヤ8とセンサキャリヤ6とを接続する固定用ネジ24やネジ20を取り外す必要なく、異なるシリンダーライナー2を検査する際に簡単に交換できるという利点を有している。これにより、煩わしい較正作業が不要になる。
シリンダーライナー2を交換するために、第一実施形態では、シリンダーライナー2及びライナーフレーム17が、ライナーキャリヤ8から抜去され、別のシリンダーライナー2と交換される。新しいシリンダーライナー2はテーパ状支持部14に自動的にセンタリングされる。自動センタリング式のテーパ状支持部14によって、シリンダーライナー2とライナーキャリヤ8とを簡単に分離することが可能になる。

Claims (11)

  1. シリンダーピストン構造における摩擦を測定する装置(1)であって、
    ライナーユニット(23)のシリンダーライナー(2)に往復ピストン(3)が設けられており、前記シリンダーライナーはシリンダーヘッド(9)から分離しており、前記ライナーユニット(23)は、センサキャリヤに接続されるとともに前記シリンダーライナー(2)のための回転対称的な収容領域(13)を備えたライナーキャリヤ(8)に設けられ、前記収容領域はシリンダー軸心(21)と同心に設けられており、前記シリンダーライナー(2)は少なくとも一つの冷却液ジャケット(12)を備えている装置において、
    前記ライナーユニット(23)はテーパ状支持部(14)を介して前記ライナーキャリヤ(8)に設けられ、前記収容領域(13)の少なくとも一つのテーパ状内側側面が第一支持面(14a)を形成するとともに、この第一支持面(14a)と相互形状に構成された前記ライナーユニット(23)のテーパ状外側側面(19a、19b)が、前記シリンダーライナー(2)を収容しセンタリングする前記テーパ状支持部(14)の第二支持面(14b)を形成し、
    前記ライナーユニット(23)はライナーフレーム(17)を有し、前記シリンダーライナー(2)は前記ライナーフレーム(17)に設けられ、前記第二支持面(14b)は前記ライナーフレーム(17)によって形成されることを特徴とする装置(1)。
  2. 前記シリンダーライナー(2)と前記ライナーフレーム(17)とは、互いに対して離脱不能に強固に接続されている、請求項1に記載の装置(1)。
  3. 前記冷却液ジャケット(12)は、前記ライナーフレーム(17)と前記シリンダーライナー(2)との間に形成されることを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  4. 前記ライナーフレーム(17)は、スリーブ状に形成されたことを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  5. 前記シリンダーライナー(2)と前記ライナーフレーム(17)とは圧接及び/又は鋳造によって互いに接続されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(1)。
  6. 前記冷却液ジャケット(12)は少なくとも部分的に前記シリンダーライナー(2)に一体成形されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(1)。
  7. 前記冷却液ジャケット(12)は少なくとも部分的にライナーフレーム(17)に一体成形されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(1)。
  8. 前記冷却液ジャケット(12)は少なくとも部分的に前記ライナーキャリヤ(8)に一体成形されることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(1)。
  9. 前記第一支持面(14a)は、前記シリンダー軸心(21)に関して、前記シリンダーヘッド(9)の方向に開口することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(1)。
  10. 前記開口する開口角度(α)は、5°〜15°であることを特徴とする請求項に記載の装置(1)。
  11. 前記シリンダーライナー(2)及び/又は前記ライナーフレーム(17)は固定リング(10)によって前記ライナーキャリヤ(8)に固定されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置(1)。
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