JP6434896B2 - Pos端末装置、pos端末排他制御方法及びposシステム - Google Patents
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一側面では、本発明は、POS端末装置の周辺機器について実行中の処理を継続しつつメンテナンスの作業が可能なPOS端末装置、POS端末排他制御方法及びPOSシステムを提供することを目的とする。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態のPOSシステムについて図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態のPOSシステムの構成の一例を示す図である。
POSシステム1は、1以上のPOS端末装置2aと1以上の情報処理装置4aとを含んで構成される。
なお、これらのプログラムは、POS端末装置2a、情報処理装置4aが備える図示しないCPU(Central Processing Unit)等の制御部によって実行されることにより、その処理機能が実現される。
POS端末装置2aは、第1のポート3a又は第2のポート3bのいずれかのポートを介して要求電文を受信する。要求電文とは、POS端末装置2aに接続されたデバイス2eに対する処理を実行するための要求電文である。
POS端末装置2aは、第1の排他制御コード6aがデバイス2eに対する命令を実行する権限である命令実行権限を有するか否かを判定し、第1の排他制御コード6aがデバイスに対する命令実行権限を有する場合、デバイス2eがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定する。
POS端末装置2aは、デバイス2eがメンテナンスの作業中の状態でない場合、第1の排他制御コード6aを用いてデバイス2eに対する命令を実行し、命令を実行した結果と第1の排他制御コード6aとを設定した応答電文を生成する。POS端末装置2aは、応答電文を要求電文の送信元に送信する。
アプリケーション2bは、ビジー状態値を有する応答電文を受信した後、第1の排他制御コード6aを用いて排他制御プログラム2cを介してデバイス2eに対する処理を実行する要求電文を再度送信することが可能である。アプリケーション2bは、要求電文を送信後に異常値(エラー状態値)を有する応答電文を受信した場合、要求電文に設定した第1の排他制御コード6aが無効な値として認識する。しかし、ビジー状態値を有する応答電文を受信した場合、デバイス2eが使用中であると認識し、第1の排他制御コード6aは有効な値として認識する。また、排他制御プログラム2cは、第1の排他制御コード6aが命令実行権限を有する場合、メンテナンスの作業中においても、第1の排他制御コード6aを廃棄せず記憶部に記憶することで保持するからである。
次に、第2の実施形態のPOSシステムについて図2を用いて説明する。図2は、第2の実施形態のPOSシステムの構成の一例を示す図である。
POS端末装置200,210,220は、各種のデバイス(プリンタやスキャナやディスプレイ等)が接続されている。POS端末装置200,210,220の詳細について、図3,図4および図5を用いて後で説明する。
POS端末装置200は、キャッシャユニット102と、チェッカユニット103とを有する。
自動釣銭機106は、顧客から受け取った硬貨の入金と、釣銭の出金とを行う。自動釣札機108は、顧客から受け取った紙幣の入金と、釣札の出金とを行う。キャッシュドロア107は、硬貨及び紙幣を収納する収納庫である。
図4は、第2の実施形態のキャッシャユニットのハードウェア構成の一例を示す図である。
次に、チェッカユニットのハードウェア構成の一例について図5を用いて説明する。
チェッカユニット103は、制御ユニット104を備え、制御ユニット104によって各種入出力装置を統括的に制御している。制御ユニット104は、CPU104aによって装置全体が制御されている。CPU104aには、バス104gを介してRAM104bと、HDD104c、通信インタフェース104d、グラフィック処理装置104e、入出力インタフェース104fが接続されている。なお、RAM104bと、HDD104c、通信インタフェース104d、グラフィック処理装置104e、入出力インタフェース104fは、キャッシャユニット102が備えるRAM140bと、HDD140c、通信インタフェース140d、グラフィック処理装置140e、入出力インタフェース140fと同様の構成であるために、これらの詳細な説明については省略する。
スキャナ123は、例えば、撮像素子(CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等)を備え、撮像素子が出力する画像情報から各種情報を取得する。また、入出力インタフェース104fは、可搬型記録媒体124への情報の書込み、及び可搬型記録媒体124への情報の読出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。入出力インタフェース104fは、スキャナ123と、スピーカ118、多項目キーボード119、タッチパネル122、並びに、可搬型記録媒体インタフェースから送られてくる信号を、バス104gを介してCPU104aに送信する。
また、キャッシャユニット102及びチェッカユニット103は、それぞれFPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processer)等からなるモジュールを含んで構成することもでき、CPU140a,104aを有しない構成とすることもできる。その場合、制御ユニット140,104は、それぞれ不揮発性メモリ(例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、フラッシュメモリ型メモリカード等)を備え、モジュールのファームウェアを記憶する。不揮発性メモリは、可搬型記録媒体123,124、あるいは通信インタフェース140d,104dを介してファームウェアを書き込むことができる。このように制御ユニット140,104は、不揮発性メモリに記憶されているファームウェアを書き換えることにより、ファームウェアの更新をすることもできる。
図6では、POSシステム100に含まれるPOS端末装置210,220と、メンテナンス端末500に着目して、POSシステム100のソフトウェア構成について説明する。
図7(A)は、POS端末装置210からPOS端末220に送信するリクエスト電文250のフォーマットの一例である。リクエスト電文250は、通常排他制御コード251、リクエストコマンド252、コマンド対応データ253を含む。
通常排他制御コード251の初期値は「0」である。初期値とは、デバイスに対しアクセスを開始するために最初に送信されるリクエスト電文250に含まれる通常排他制御コード251の値である。POSメンテナンスプログラム350は、アクセスを開始するためのリクエスト電文250を通常ポート410を介して受信したことに伴い、POS入出力サービスプログラム320bが生成したPOS入出力コードをレスポンス電文260の通常排他制御コード261に設定する。POSメンテナンスプログラム350は、リクエスト電文の送信元である業務アプリケーション310a,310bに通常排他制御コード261を設定したレスポンス電文260を送信する。
POS排他制御処理は、POS端末装置に接続されたデバイスにアクセスするための排他制御をPOSメンテナンスプログラム350が行う処理である。POS排他制御処理は、POSメンテナンスプログラム350がインストールされたPOS端末装置220の制御部(CPU140aまたはCPU104a)が実行する処理である。
データAは、原則として、リクエスト電文に含まれている通常排他制御コードを記憶する変数である。なお、データAは、後で説明するステップS31,S35においては、レスポンス電文の通常排他制御コードにPOS入出力コードを設定するためにも用いられる。
[ステップS26]制御部は、メンテナンスフラグがONであるか否かを判定する。言い換えると、制御部は、受信したリクエスト電文によってアクセスの要求を受けたデバイスがメンテナンスの作業中であるか否かを判定する。
メンテナンスフラグは、メンテナンスが行われているか否かの状態を示すフラグであり、RAM104b,140b等の記憶部に記憶される。メンテナンスフラグの初期値は、「OFF」である。メンテナンスフラグが「ON」の場合、対象となるデバイスについてメンテナンスを実行している状態(メンテナンスの作業中)であることを示す。メンテナンスフラグが「OFF」の場合、対象となるデバイスについてメンテナンスを実行していない状態であることを示す。メンテナンスフラグの値の変更は、後で図11を用いて説明するメンテナンス排他制御処理のステップS43およびステップS46で行われる。
なお、POS入出力コードは、POS入出力サービスプログラムが生成し、POS入出力サービスプログラムからPOSメンテナンスプログラムに渡される値である。POS入出力コードは、同一のデバイスに対するアクセスの開始要求から終了要求に至るまで、同一の値が用いられる。言い換えると、アクセスの要求の対象となるデバイスが異なる場合には、異なるPOS入出力コードが生成される。これにより、デバイス毎の排他制御が可能となる。
[ステップS32]制御部は、データEを初期化する。言い換えると、制御部は、データEに「0」を設定する。
[ステップS34]制御部は、レスポンス電文のレスポンスコードにPOS入出力サービスプログラムの戻り値(正常値または異常値)を設定する。
メンテナンス排他制御処理は、POSメンテナンスプログラム350がメンテナンスポート450を介してリクエスト電文550を受信した場合に、デバイスに対する排他制御を行う処理である。
データBは、リクエスト電文に含まれているメンテナンス排他制御コードを記憶する変数である。
[ステップS44]制御部は、メンテナンス排他制御コードを生成し、データDに設定する。データDは、メンテナンス排他制御コードを記憶するための変数である。
[ステップS46]制御部は、メンテナンスフラグをOFFに設定する。
[ステップS48]制御部は、データBを初期化する。言い換えると、制御部は、データBに「0」を設定する。
[ステップS50]制御部は、メンテナンス作業中処理を実行する。メンテナンス作業中処理は、POSメンテナンスプログラム350がメンテナンスポート450を介してメンテナンスの作業を行うリクエスト電文550を受信した場合に、デバイスに対する排他制御を行う処理である。メンテナンス作業中処理は、後で図12を用いて説明する。
メンテナンス作業中処理は、POSメンテナンスプログラム350がメンテナンスポート450を介してメンテナンスの作業を行うリクエスト電文550を受信した場合に、デバイスに対する排他制御を行う処理である。メンテナンス排他制御処理は、メンテナンス排他制御処理のステップS50でPOSメンテナンスプログラム350がインストールされたPOS端末装置220の制御部(CPU140aまたはCPU104a)が実行する処理である。
なお、制御部は、デバイスへアクセスを開始し、デバイスの実行を行い、デバイスへのアクセスを終了するまで、同一のデバイスに対して同一のPOS入出力コードを用いる。
[ステップS66]制御部は、データCをデータEに設定する。言い換えると、データCにはPOS入出力コードが設定されており、POS入出力コードはデバイスに対するアクセスの開始要求から終了要求に至るまで同一の値が用いられる。このため、制御部は、データCの値をデータEに設定することにより、デバイスへのアクセスに使用していたPOS入出力コードをデータEに保存することができる。
[ステップS68]制御部は、レスポンス電文のレスポンスコードにPOS入出力サービスプログラムの戻り値(正常値または異常値)を設定する。
なお、制御部がレスポンスコードに異常値を設定する場合とは、受信したメンテナンス排他制御コードが誤りである場合である。
2a,200,210,220 POS端末装置
2b アプリケーション
2c 排他制御プログラム
2d デバイスアクセスプログラム
2e デバイス
3a 第1のポート
3b 第2のポート
4a 情報処理装置
4b メンテナンスプログラム
6a 第1の排他制御コード
6b 第2の排他制御コード
6c メンテナンスフラグ
6d デバイス排他制御コード
7,150 ネットワーク
400 POSサーバ
500,510 メンテナンス端末
Claims (6)
- デバイスと接続したPOS端末装置であって、
前記POS端末装置が備える制御部は、排他制御プログラムとアプリケーションプログラムとを実行し、
前記排他制御プログラムは、
第1のポートを介して前記アプリケーションプログラムから前記アプリケーションプログラムが生成した要求電文を受信する機能と、第2のポートを介して前記POS端末装置に対してメンテナンスの作業を行う情報処理装置が実行するメンテナンスプログラムから前記メンテナンスプログラムが生成した要求電文を受信する機能とを有し、
前記第1のポートを介して前記アプリケーションプログラムから第1の要求電文を受信した場合、前記第1の要求電文に設定された第1の排他制御コードと前記デバイスに対する命令とを読み取り、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する命令を実行する権限である命令実行権限を有するか否かを判定し、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令実行権限を有する場合、前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態である場合、前記デバイスが使用中であることを示す値を設定した第1の応答電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第1の応答電文を前記第1の要求電文の送信元である前記アプリケーションプログラムに送信し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態でない場合、前記第1の排他制御コードを用いて前記デバイスに対して前記命令を実行する要求を送信し、前記命令を実行した結果と前記第1の排他制御コードとを設定した第2の応答電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第2の応答電文を前記第1の要求電文の送信元である前記アプリケーションプログラムに送信し、
前記アプリケーションプログラムは、
前記第1の応答電文を受信した場合、前記第1の応答電文に設定された前記デバイスが使用中であることを示す値を読み取り、前記第1の要求電文に設定された前記第1の排他制御コードを有効な値と認識し、
前記第1の要求電文に含まれる前記命令と前記命令を前記デバイスに継続して実行させる前記第1の排他制御コードとを設定した第2の要求電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第2の要求電文を前記排他制御プログラムに送信し、
前記排他制御プログラムは、
前記第2の要求電文を受信した場合、前記第2の要求電文に設定された前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令を実行する権限を有するか否かを判定し、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令を実行する権限を有する場合、前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態でない場合、前記第1の排他制御コードを用いて前記命令を継続して実行する要求を前記デバイスに対して送信する、
POS端末装置。 - 前記排他制御プログラムは、
前記第1のポートを介して前記アプリケーションプログラムから前記アプリケーションプログラムが生成した要求電文を受信した場合、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態でない場合であり、前記要求電文に含まれる前記命令が前記デバイスに対する処理を開始する命令である場合、
前記デバイスに対する前記命令実行権限を有するデバイス排他制御コードを生成し、
前記デバイス排他制御コードを前記第1の排他制御コードとして設定した応答電文を生成し、
前記第1のポートを介して前記応答電文を前記要求電文の送信元である前記アプリケーションプログラムに送信する、
請求項1記載のPOS端末装置。 - 前記排他制御プログラムは、
前記第2のポートを介して前記メンテナンスプログラムから前記メンテナンスプログラムが生成した要求電文を受信した場合、
前記要求電文に設定された前記デバイスに対する命令を読み取り、
前記命令が前記デバイスに対する処理を開始する命令である場合、前記デバイスに対するメンテナンスの作業を実行する権限である第2の排他制御コードを生成し、
前記第2の排他制御コードを設定した応答電文を生成し、
前記第2のポートを介して前記応答電文を前記要求電文の送信元である前記メンテナンスプログラムに送信する、
請求項1記載のPOS端末装置。 - 前記排他制御プログラムは、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定するための値であるメンテナンスフラグを予め記憶部に記憶し、
前記第2のポートを介して前記メンテナンスプログラムから前記メンテナンスプログラムが生成した要求電文を受信した場合、
前記要求電文に設定された前記デバイスに対する命令が前記デバイスに対する処理を開始する命令である場合、前記メンテナンスフラグの値にメンテナンスの作業中の状態を示す値を設定し、
前記要求電文に設定された前記デバイスに対する命令が前記デバイスに対する処理を終了する命令である場合、前記メンテナンスフラグの値にメンテナンスの作業中の状態でないことを示す値を設定する、
請求項1記載のPOS端末装置。 - デバイスと接続したPOS端末装置におけるPOS端末排他制御方法であって、
前記POS端末装置が備える制御部は、排他制御プログラムとアプリケーションプログラムとを実行し、
前記排他制御プログラムは、
第1のポートを介して前記アプリケーションプログラムから前記アプリケーションプログラムが生成した要求電文を受信する機能と、第2のポートを介して前記POS端末装置に対してメンテナンスの作業を行う情報処理装置が実行するメンテナンスプログラムから前記メンテナンスプログラムが生成した要求電文を受信する機能とを有し、
前記第1のポートを介して前記アプリケーションプログラムから第1の要求電文を受信した場合、前記第1の要求電文に設定された第1の排他制御コードと前記デバイスに対する命令とを読み取り、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する命令を実行する権限である命令実行権限を有するか否かを判定し、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令実行権限を有する場合、前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態である場合、前記デバイスが使用中であることを示す値を設定した第1の応答電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第1の応答電文を前記第1の要求電文の送信元である前記アプリケーションプログラムに送信し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態でない場合、前記第1の排他制御コードを用いて前記デバイスに対して前記命令を実行する要求を送信し、前記命令を実行した結果と前記第1の排他制御コードとを設定した第2の応答電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第2の応答電文を前記第1の要求電文の送信元である前記アプリケーションプログラムに送信し、
前記アプリケーションプログラムは、
前記第1の応答電文を受信した場合、前記第1の応答電文に設定された前記デバイスが使用中であることを示す値を読み取り、前記第1の要求電文に設定された前記第1の排他制御コードを有効な値と認識し、
前記第1の要求電文に含まれる前記命令と前記命令を前記デバイスに継続して実行させる前記第1の排他制御コードとを設定した第2の要求電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第2の要求電文を前記排他制御プログラムに送信し、
前記排他制御プログラムは、
前記第2の要求電文を受信した場合、前記第2の要求電文に設定された前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令を実行する権限を有するか否かを判定し、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令を実行する権限を有する場合、前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態でない場合、前記第1の排他制御コードを用いて前記命令を継続して実行する要求を前記デバイスに対して送信する、
POS端末排他制御方法。 - デバイスと接続したPOS端末装置を含むPOSシステムであって、
前記POS端末装置が備える制御部は、排他制御プログラムとアプリケーションプログラムとを実行し、
前記排他制御プログラムは、
第1のポートを介して前記アプリケーションプログラムから前記アプリケーションプログラムが生成した要求電文を受信する機能と、第2のポートを介して前記POS端末装置に対してメンテナンスの作業を行う情報処理装置が実行するメンテナンスプログラムから前記メンテナンスプログラムが生成した要求電文を受信する機能とを有し、
前記第1のポートを介して前記アプリケーションプログラムから第1の要求電文を受信した場合、前記第1の要求電文に設定された第1の排他制御コードと前記デバイスに対する命令とを読み取り、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する命令を実行する権限である命令実行権限を有するか否かを判定し、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令実行権限を有する場合、前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態である場合、前記デバイスが使用中であることを示す値を設定した第1の応答電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第1の応答電文を前記第1の要求電文の送信元である前記アプリケーションプログラムに送信し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態でない場合、前記第1の排他制御コードを用いて前記デバイスに対して前記命令を実行する要求を送信し、前記命令を実行した結果と前記第1の排他制御コードとを設定した第2の応答電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第2の応答電文を前記第1の要求電文の送信元である前記アプリケーションプログラムに送信し、
前記アプリケーションプログラムは、
前記第1の応答電文を受信した場合、前記第1の応答電文に設定された前記デバイスが使用中であることを示す値を読み取り、前記第1の要求電文に設定された前記第1の排他制御コードを有効な値と認識し、
前記第1の要求電文に含まれる前記命令と前記命令を前記デバイスに継続して実行させる前記第1の排他制御コードとを設定した第2の要求電文を生成し、前記第1のポートを介して前記第2の要求電文を前記排他制御プログラムに送信し、
前記排他制御プログラムは、
前記第2の要求電文を受信した場合、前記第2の要求電文に設定された前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令を実行する権限を有するか否かを判定し、
前記第1の排他制御コードが前記デバイスに対する前記命令を実行する権限を有する場合、前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態であるか否かを判定し、
前記デバイスがメンテナンスの作業中の状態でない場合、前記第1の排他制御コードを用いて前記命令を継続して実行する要求を前記デバイスに対して送信する、
POSシステム。
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