JP2022157225A - 決済装置、及び決済プログラム - Google Patents

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千織 清水
Chiori Shimizu
輝一 近藤
Terukazu Kondo
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Abstract

【課題】非現金決済に対応した決済装置において、支払い工程の効率を向上させる。【解決手段】 販売対象を購入するために第1の決済方法が指定されている場合において、記憶媒体から情報を読み取る読取部が、顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から読み取った決済方法と、第1の決済方法とが異なるときに、決済用記憶媒体が第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを示す画面を表示部に表示させる表示処理を行う。【選択図】図14

Description

本発明は、決済装置、及び決済プログラムに関する。
近年、商品の購入やサービスの提供に伴う対価の支払い工程においてクレジットカードや電子マネー等によって決済処理を行う、いわゆる非現金決済が急速に拡大している。非現金決済に関連する技術として、例えば、特許文献1には、複数種類の電子マネーに対応した決済装置が開示されている。
特許文献1では、まず、決済装置が備えるICリーダによって、決済方法の種類を識別可能な情報が記憶されたICタグ、及び飲食物の収容容器に付与されている飲食物の価格を識別可能な情報が記憶されたICタグの読み取りが行われる。続いて、決済装置は、それぞれのICタグに記憶されている情報に基づいて、決済方法の種類と顧客が購入した飲食物の料金とを判断する。顧客は、ICタグに記憶された情報によって識別される決済方法に対応した媒体(例えば、電子マネーのICタグが内蔵されたカードやスマートフォン、スマートウォッチ等の情報処理端末)を決済装置にかざすことにより、決済を行うことができる。
特開2011-186698号公報
しかしながら、特許文献1の決済装置では、ICタグに記憶された決済方法の種類には対応していない媒体がかざされると、顧客や販売員による決済方法の種類の選択操作が行われるまで待機状態となる。ゆえに、顧客がかざした媒体に対応する決済方法の種類とICタグに記憶された決済方法の種類とが異なる場合、顧客がかざした媒体に対応する決済方法によって決済可能であるか否かを顧客又は販売員が判断できないために決済処理が滞留し、他の顧客の支払い工程の遅延を招くおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、非現金決済に対応した決済装置及び決済システムにおいて、支払い工程の効率を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、決済装置が、販売対象を購入するために第1の決済方法が指定されている場合において、記憶媒体から情報を読み取る読取部が、顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から読み取った決済方法と、前記第1の決済方法とが異なるときに、前記決済用記憶媒体が前記第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを示す画面を表示部に表示させる表示処理を行う制御部を備えることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の他の態様は、決済プログラムが、販売対象を購入するために第1の決済方法が指定されている場合において、記憶媒体から情報を読み取る読取部が、顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から読み取った決済方法と、前記第1の決済方法とが異なるときに、前記決済用記憶媒体が前記第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを示す画面を表示部に表示させる表示処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
図1は、第1の実施形態に係る店舗システムの運用形態の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係るPOS端末装置の概略斜視図である。 図3は、第1の実施形態に係るPOS端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係るPOS端末装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図5は、第1の実施形態に係る決済装置の概略斜視図である。 図6は、第1の実施形態に係る決済装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図7は、第1の実施形態に係る決済装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図8は、第1の実施形態に係るPOS端末装置における販売処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る店舗システムにおける販売処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図10は、第1の実施形態に係る店舗システムにおける販売処理の流れの他の例を示すシーケンス図である。 図11は、第1の実施形態に係る販売画面を例示した図である。 図12は、第1の実施形態に係る待機メッセージを含む販売画面を例示した図である。 図13Aは、第1の実施形態に係る決済画面の一例を示す図である。 図13Bは、第1の実施形態に係る決済画面の他の例を示す図である。 図14は、第1の実施形態に係る設定画面を含む販売画面を例示した図である。 図15Aは、第1の実施形態に係る設定画面の他の例を示す図である。 図15Bは、第1の実施形態に係る設定画面の他の例を示す図である。 図15Cは、第1の実施形態に係る設定画面の他の例を示す図である。 図16は、第1の実施形態の変形例に係るPOS端末装置の概略斜視図である。 図17は、第1の実施形態の変形例に係るPOS端末装置に表示される設定画面を例示した図である。 図18は、第2の実施形態に係る決済装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図19は、第2の実施形態に係る決済装置における販売処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.実施形態の概要
2.第1の実施形態
2.1.店舗システムの構成
2.2.POS端末装置の構成
2.3.決済装置の構成
2.4.販売処理の流れ
2.4.1.POS端末装置における販売処理の流れ
2.4.2.店舗システムにおける販売処理の一例
2.4.3.店舗システムにおける販売処理の他の例
3.変形例
4.第2の実施形態
4.1.決済装置の構成
4.2.販売処理の流れ
5.その他の実施形態
6.実施形態の総括
<1.実施形態の概要>
まず、実施形態の概要を説明する。
(1)技術的課題
近年、商品の購入やサービスの提供に伴う対価の支払い工程においてクレジットカードや電子マネー等によって決済処理を行う、いわゆる非現金決済が急速に拡大している。非現金決済に関連する技術として、例えば、複数種類の電子マネーに対応した決済装置が開示されている。
例示した決済装置では、まず、決済装置が備えるICリーダによって、決済方法の種類を識別可能な情報が記憶されたICタグ、及び飲食物の収容容器に付与されている飲食物の価格を識別可能な情報が記憶されたICタグの読み取りが行われる。続いて、決済装置は、それぞれのICタグに記憶されている情報に基づいて、決済方法の種類と顧客が購入した飲食物の料金とを判断する。顧客は、ICタグに記憶された情報によって識別される決済方法に対応した媒体(例えば、電子マネーのICタグが内蔵されたカードやスマートフォン、スマートウォッチ等の情報処理端末)を決済装置にかざすことにより、決済を行うことができる。
しかしながら、例示した決済装置では、ICタグに記憶された決済方法の種類には対応していない媒体がかざされると、顧客や販売員による決済方法の種類の選択操作が行われるまで待機状態となる。ゆえに、顧客がかざした媒体に対応する決済方法の種類とICタグに記憶された決済方法の種類とが異なる場合、顧客がかざした媒体に対応する決済方法によって決済可能であるか否かを顧客又は販売員が判断できないために決済処理が滞留し、他の顧客の支払い工程の遅延を招くおそれがある。
本実施形態では、非現金決済に対応した決済装置及び決済システムにおいて、支払い工程の効率を向上させることを目的とする。
(2)動作例
本発明の実施形態では、例えば、指定情報によって指定されている第1の決済方法とは異なる決済方法に対応する記憶媒体であって、かつ顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から、決済装置に設けられている読取部が媒体情報を読み取った場合に、決済用記憶媒体が第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを報知部に報知させる報知処理を実行する。
このようにすることにより、顧客や販売員は、顧客が用いるカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。ゆえに、決済処理の滞留を抑制することができ、支払い工程の効率を向上させることが可能となる。
なお、上述した技術的特徴は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本発明の実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
<2.第1の実施形態>
図1から図15を参照して、第1の実施形態を説明する。以下では、主に、商品販売処理を実現する店舗システムを例として説明する。なお、このような店舗システムは、例えば、コンビニエンスストア、駅内店舗、スーパーマーケット等の店舗などの小売店や、各種サービスを提供する店舗にも導入してもよい。
<2.1.店舗システムの構成>
はじめに、図1を参照して、店舗システム1000の運用形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る店舗システム1000の運用形態の一例を示す図である。図1に示すように、店舗システム1000は、POS端末装置2と、決済端末3とを備える。POS端末装置2は、決済端末3と、ネットワーク又は電気線を介して通信可能に接続されている。
POS端末装置2は、顧客が商品やサービス等の販売対象を購入する際に、販売される商品やサービスの登録や、販売対象を購入するための精算、及び顧客が販売対象を購入するための決済方法の指定等を行う。本実施形態の決済装置の一例が、POS端末装置2である。
決済端末3は、POS端末装置2において指定された決済方法に応じて顧客が提示するクレジットカードや電子マネーのカード等に内蔵された記憶媒体から、決済方法や使用可能残高等の情報を読み取る。記憶媒体としては、IC(Integrated Circuit)チップや磁気テープ等を用いることができる。
なお、店舗システム1000は、POS端末装置2及び決済端末3と通信して、商品毎の販売データ等を管理するサーバ等の管理装置を含んでいてもよい。さらに、店舗システム1000は、クレジット決済や電子マネー等の非現金決済処理を行うためのデータを管理する外部の情報処理装置と通信可能に接続されていてもよい。また、店舗システム1000は、POS端末装置2の代わりに、精算装置、計量値付け装置、セルフレジ等の装置を決済装置として用いてもよい。
<2.2.POS端末装置の構成>
次に、図2から図4を参照して、POS端末装置2の構成について説明する。図2は、POS端末装置2の概略斜視図である。図3は、POS端末装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。図4は、POS端末装置2の機能構成を示す機能ブロック図である。
POS端末装置2は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、記憶媒体24、及びインタフェース(I/F)25がバス26を介して相互に接続されている。また、POS端末装置2は、表示部41、操作受付部42、発音部43(図2には図示せず)、印刷出力部44、及び外部接続部45(図2には図示せず)を有する。なお、POS端末装置2は、図2及び図3に示す以外にも、例えば、スキャナや自動現金支払い機構、現金を収納するドロア等を有していてもよい。
CPU21は、演算手段であり、POS端末装置2全体の動作を制御する。RAM23は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU21が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM22は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。記憶媒体24は、HDD(Hard Disk Drive)等の情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OSや各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F25は、バス26と各種のハードウェアやネットワーク等とを接続し制御する。また、I/F25には、表示部41、操作受付部42、発音部43、印刷出力部44、及び外部接続部45が接続されている。
表示部41は、後述のコントローラ200から受信した情報に基づいて、POS端末装置2の操作者に対して、商品やサービスの登録、販売対象を購入するための精算、及び精算金額の決済方法を指定するための情報等を表示するディスプレイである。
操作受付部42は、POS端末装置2の操作者による操作を受け付けて、操作者の操作に応じた信号を出力する。操作受付部42から出力された信号は、後述のコントローラ200に入力される。なお、タッチパネル等により表示部41と操作受付部42とを一体的に形成してもよい。
発音部43は、後述のコントローラ200から受信した情報に基づいて、POS端末装置2の操作者やPOS端末装置2を介して販売される商品やサービスを購入する顧客に対して音声伝達を行う。印刷出力部44は、後述のコントローラ200から受信した情報に基づいて、レシートや領収書、クーポン等を印刷出力する。外部接続部45は、ネットワークや電気線を介して、決済端末3等の装置と、POS端末装置2とを通信可能に接続する。
このようなハードウェア構成において、ROM22に格納されたプログラムや、記憶媒体24からRAM23にロードされたプログラムに従ってCPU21が演算を行うことにより、POS端末装置2のソフトウェア制御部が構成される。そして、以上のようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、POS端末装置2のコントローラ200(図4参照)等の機能を実現する機能ブロックが構成される。
続いて、図4を参照して、POS端末装置2の機能構成について説明する。図4に示すように、POS端末装置2は、コントローラ200と、コントローラ200に入出力される情報を制御する入出力I/F201とを有する。
コントローラ200は、表示部41、操作受付部42、及び外部接続部45を介して入出力される情報に基づいて、商品やサービス等の登録や、登録された商品やサービスを購入するための決済処理の実行を管理する。コントローラ200は、専用のソフトウェア・プログラムがPOS端末装置2にインストールされることによって構成される。コントローラ200は、操作表示制御部210、登録処理部220、決済処理部230、及び記憶部240を有する。
操作表示制御部210は、表示部41に販売対象を登録するための画面を表示させる等、表示部41に表示する画面を制御する。また、操作表示制御部210は、表示部41に表示する画面を、操作受付部42に対して行われた操作に基づいて制御してもよい。なお、表示部41及び操作受付部42がタッチパネルとして形成されている場合、操作表示制御部210は、タッチパネルに対する操作に応じて、タッチパネルに表示させる画面を制御する。
登録処理部220は、販売対象となる商品やサービスを登録する登録処理を行う。POS端末装置2においては、商品やサービスを識別するための識別情報(例えば、バーコード、二次元コード、RFIDタグ等)の読み取りや表示部41に対する操作により、登録処理を行うことができる。登録処理部220は、識別情報や表示部41に対する操作に基づいて販売対象となる商品やサービスを識別し、登録された商品やサービス等の販売対象を購入するための精算や課税計算等を含む登録処理を行う。
決済処理部230は、登録処理によって登録された商品やサービスを購入するための決済処理を実行する。決済処理部230における決済処理の詳細については、後述する。
記憶部240は、登録処理や決済処理に関する情報を記憶する。なお、記憶部240は、POS端末装置2における決済処理において、顧客が利用可能な決済方法に関する情報を記憶していてもよい。顧客が利用可能な決済方法に関する情報とは、例えば、POS端末装置2を設置している店舗が契約している決済方法を示す情報を含む。POS端末装置2は、現金決済の他、クレジット決済、電子マネー決済等の非現金決済に対応可能とすることができる。
<2.3.決済装置の構成>
次に、図5から図7を参照して、決済端末3の構成について説明する。図5は、決済端末3の概略斜視図である。図6は、決済端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。図7は、決済端末3の機能構成を示す機能ブロック図である。本実施例の決済端末3は、決済装置の一例である。
決済端末3は、図6に示すように、CPU31、ROM32、RAM33、記憶媒体34、及びI/F35がバス36を介して相互に接続されて構成されている。また、決済端末3は、表示部51、操作受付部52、読取部53、発音部54(図5には図示せず)、及び外部接続部55(図5には図示せず)を有する。なお、決済端末3は、図5及び図6に示す以外にも、例えば、CCDカメラ等の撮像機構を有していてもよい。
CPU31は、演算手段であり、決済端末3全体の動作を制御する。RAM33は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU31が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM32は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。記憶媒体34は、HDD等の情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OSや各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F35は、バス36と各種のハードウェアやネットワーク等とを接続し制御する。また、I/F35には、表示部51、操作受付部52、読取部53、発音部54、及び外部接続部55が接続されている。
表示部51は、決済端末3の操作者(例えば、顧客)に対して、クレジットカードや電子マネーのカードの操作を促す画面等を表示するディスプレイである。
操作受付部52は、図5に示すように、決済端末3の操作者が操作するメカキー521及びソフトキー522を含む。操作受付部52は、操作者による操作を受け付けて、操作者の操作に応じた信号を出力する。操作受付部52から出力された信号は、後述のコントローラ300に入力される。なお、ソフトキー522は、タッチパネル等の表示部51と一体的に形成されており、表示部51に表示される画面に含まれる要素である。
読取部53は、図5に示すように、磁気読取部531、接触読取部532、及び無線読取部533を含む。磁気読取部531は、磁気ストライプ等の記憶媒体を磁気ヘッドに接触させた状態でスライドさせることにより、磁気ストライプに記憶された情報を読み取る。接触読取部532は、ICチップ等の記憶媒体を接触端子に接触させることにより、ICチップに記憶された情報を読み取る。無線読取部533は、近距離無線通信によって、ICチップ等の記憶媒体に記憶された情報を読み取る。本実施形態の媒体情報の一例が、ICチップ等の記憶媒体に記憶されている情報である。
発音部54は、後述のコントローラ300から受信した情報に基づいて、決済端末3の操作者に対して音声伝達を行う。外部接続部55は、ネットワークや電気線を介して、決済端末3等の装置と、POS端末装置2とを通信可能に接続する。
このようなハードウェア構成において、ROM32に格納されたプログラムや、記憶媒体34からRAM33にロードされたプログラムに従ってCPU31が演算を行うことにより、決済端末3のソフトウェア制御部が構成される。そして、以上のようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、決済端末3のコントローラ300(図7、図18参照)等の機能を実現する機能ブロックが構成される。
続いて、図7を参照して、決済端末3の機能構成について説明する。図7に示すように、決済端末3は、コントローラ300と、コントローラ300に入出力される情報を制御する入出力I/F301とを有する。
コントローラ300は、表示部51、操作受付部52、読取部53、及び外部接続部55を介して入出力される情報に基づいて決済端末3の動作を制御する。コントローラ300は、専用のソフトウェア・プログラムが決済端末3にインストールされることによって構成される。コントローラ300は、通信制御部310、操作表示制御部320、処理実行制御部330、及び記憶部340を含む。
通信制御部310は、POS端末装置2から決済端末3に送信される情報や、読取部53が読み取った情報を取得する。
操作表示制御部320は、表示部51に表示する画面を制御する。また、操作表示制御部320は、操作受付部52に対して行われた操作や、読取部53が読み取った情報に基づいて、表示部51に表示する画面を制御してもよい。
処理実行制御部330は、操作受付部52に対して行われた操作や、読取部53が読み取った情報に基づいて決済を行う。処理実行制御部330の詳細については、後述する。
記憶部340は、決済端末3において利用可能な決済方法に関する情報を記憶する。なお、記憶部340は、クレジット決済、電子マネー決済等の複数の非現金決済方法を識別するための識別情報を記憶していてもよい。
POS端末装置2の操作者は、操作受付部42に対して、顧客が販売対象を購入する際の決済方法を指定する操作(第1操作)、又は読取部53が読み取った媒体情報に対応する決済方法を決済方法として指定する操作(第2操作)を行うことができる。また、本実施形態の操作受付部42は、POS端末装置2に設けられている受付部の一例である。
従来、電子マネー等の非現金決済において、決済装置に対応していない電子マネーを用いて販売対象の商品を購入しようとすると、決済装置から顧客や販売員に対して何ら通知等がなされることがなかった。したがって、決済を行うには、顧客や販売員による決済方法の種類の選択操作が行われるまで待機する必要があり、決済処理の滞留を招くという問題があった。
店舗システム1000は、顧客が提示する記憶媒体に対応する決済方法の種類が、決済開始時に指定された決済方法と異なることを顧客又は販売員が認識できるようにする。このようにすることより、店舗システム1000では、決済処理の滞留を抑制し、支払い工程の効率を向上させることが可能となる。
<2.4.販売処理の流れ>
続いて、店舗システム1000における販売処理について説明する。店舗システム1000では、販売対象を販売するための販売処理において、まず、POS端末装置2において販売対象の商品やサービスを登録する登録処理が行われる。続いて、店舗システム1000では、販売対象を購入するための決済処理が行われる。ここでは、POS端末装置2における販売処理の流れについて説明した後、店舗システム1000全体における販売処理の流れについて説明する。
<2.4.1.POS端末装置における販売処理の流れ>
図8は、POS端末装置2における販売処理の流れを示すフローチャートである。ステップS11において、POS端末装置2(登録処理部220)は、例えば、前回の販売処理終了、操作受付部42に対する操作等をトリガとして販売処理を開始する。
ステップS12において、POS端末装置2の操作者は、商品やサービスを識別するための識別情報(例えば、バーコード等)の読み取りや表示部41に対する操作を行って、販売対象の商品やサービスを登録する。登録処理部220は、商品やサービスを識別するための識別情報(例えば、バーコード等)の読み取りや表示部41に対する操作に基づいて、販売対象の商品やサービスの価格や数量、適用税率等を登録する。ここでは、商品やサービスを識別するための識別情報(例えば、バーコード等)の読み取りや表示部41に対する操作により、「パン」、「みかん」、「いちご」の3点の商品を販売対象として登録処理が行われたと仮定して説明を続ける。
図11は、表示部41に表示される販売画面400の一例を示す図である。図11は、商品やサービスを識別するための識別情報(例えば、バーコード等)の読み取りや表示部41に対する操作により、「パン」、「みかん」、「いちご」の3点の商品を販売対象としたときの販売画面400を示している。
販売画面400は、クレジット指定キー401、電子マネーA指定キー402、及び電子マネーB指定キー403を含む。クレジット指定キー401は、クレジット決済を指定するソフトキーである。電子マネーA指定キー402は、電子マネーAでの決済を指定するソフトキーである。電子マネーB指定キー403は、電子マネーBでの決済を指定するソフトキーである。なお、POS端末装置2は、クレジット指定キー401、電子マネーA指定キー402、及び電子マネーB指定キー403にそれぞれ対応するハードキーを有していてもよい。また、POS端末装置2は、現金決済を指定するためのキーを有していてもよい。
ステップS13において、POS端末装置2の操作者は、精算金額の決済方法を指定する登録確定操作を行う。ここでは、ステップS13において、登録確定操作として、電子マネーA指定キー402が操作されたと仮定して説明を続ける。登録確定操作において、決済方法として指定された決済方法が、第1の決済方法の一例である。なお、POS端末装置2において、初期設定されている決済方法を第1の決済方法としてもよい。
ステップS13におけるPOS端末装置2の操作者による操作に基づいて、操作受付部42は、販売画面400への操作に基づいて電子マネーAでの決済を指定する情報と、精算金額が1080円であることを示す情報を生成する。つまり、ステップS13において操作受付部42は、ステップS12において登録された販売対象の精算金額を示す情報と、精算金額の決済方法を指定する指定情報とを生成する。操作受付部42が生成した指定情報及び販売対象の精算金額を示す情報は、決済処理情報として決済処理部230に送信される。本実施例において、操作受付部42によって生成される情報であって、かつ販売画面400への操作に基づいて決済方法を指定する情報は、指定情報の一例である。
続いて、ステップS14において、決済処理部230は、入出力I/F201を介して、精算金額を示す情報と指定情報とを含む決済処理情報を決済端末3に送信する。POS端末装置2から決済端末3に対して決済処理情報が送信されると、操作表示制御部210は、表示部41に待機メッセージ500を表示させる。また、記憶部340は、POS端末装置2から受信した決済処理情報を記憶してもよい。
図12は、本実施形態において、表示部41に表示される待機メッセージ500を例示した図である。図12では、待機メッセージ500を含む販売画面400を例示している。操作表示制御部210は、ステップS14においてPOS端末装置2から決済端末3に決済処理情報が送信された後、決済端末3から何等かの返答があるまでは、待機メッセージ500を表示部41に表示する。
<2.4.2.店舗システムにおける販売処理の一例>
続いて、図9を参照して、店舗システム1000全体における販売処理の流れについて説明する。図9は、店舗システム1000全体における販売処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
決済端末3(通信制御部310)がPOS端末装置2から決済処理情報を受信すると、ステップS15において、操作表示制御部320は、決済処理情報に基づいて、表示部51に表示させる画面を選択する。
図13Aは、決済画面700Aを例示した図である。決済画面700Aは、クレジット決済をIC接触読取方式によって行うことを示す指定情報が決済処理情報に含まれる場合に表示部51に表示される。この場合、顧客は、決済画面700Aの内容に従って、クレジットカードを接触読取部532に差し込む。クレジットカード決済に対応するカードに設けられているICチップには、クレジット払いで決済を行うことができることを示す決済方法情報や、クレジット払いの使用限度額等を示す情報を参照するサーバを示す情報等が記憶されている。接触読取部532は、差し込まれたクレジットカードに設けられているICチップから、クレジット決済に必要な情報を読み取る。
図13Bは、決済画面700Bを例示した図である。決済画面700Bは、電子マネーAによる決済を無線通信方式によって行うことを示す指定情報が決済処理情報に含まれる場合に表示部51に表示される。この場合、顧客は、決済画面700Bの内容に従って、電子マネーAに対応するカードを無線読取部533に近づけることにより、決済を行うことができる。電子マネーAに対応するカードに設けられているICチップには、電子マネーAで決済を行うことができることを示す決済方法情報や、電子マネーAの使用限度額、使用可能残高等を示す情報が記憶されている。無線読取部533は、電子マネーAに対応するカードに設けられているICチップから電子マネーAによる決済を行うために必要な情報を読み取る。
決済端末3がPOS端末装置2から受信した決済処理情報には、電子マネーAでの決済を指定する指定情報が含まれている。このとき、操作表示制御部320は、ステップS15において、表示部51に、決済画面700Bを表示させる。
続いて、顧客は、決済用のカードを読取部53に読み取らせる。これにより、読取部53は、顧客が提示したカードに設けられているICチップ等の記憶媒体に記憶されている情報を読み取ることができる。本実施形態の顧客が提示するカード等に設けられている記憶媒体は、決済用記憶媒体の一例である。
図9では、顧客によって電子マネーAに対応するカードが読取部53に近づけられたと仮定して説明を継続する。ステップS16において、無線読取部533は、顧客が提示した電子マネーAに対応するカードに設けられているICチップから媒体情報を読み取る。無線読取部533が読み取った媒体情報は、通信制御部310に送信される。
ステップS17において、通信制御部310は、媒体情報のうち、ステップS16にて読み取った媒体情報の情報源となった記憶媒体を有するカードに対応する決済方法に関する情報である決済方法情報をPOS端末装置2に送信する。
なお、通信制御部310は、ステップS16において読み取った媒体情報と記憶部340に記憶されている決済処理情報とを処理実行制御部330に比較させた後に、決済方法情報をPOS端末装置2に送信してもよい。このようにすることにより、ステップS16にて読み取った媒体情報の情報源となった記憶媒体を有するカード(ここでは、顧客が提示した電子マネーAに対応するカード)に対応する決済方法が、POS端末装置2において指定された決済方法であるか否かを決済端末3において判定することができる。通信制御部310は、処理実行制御部330による媒体情報と記憶部340に記憶されている決済処理情報との比較結果に関する情報(比較結果情報)を、ステップS17においてPOS端末装置2に送信する情報に含めてもよい。
また、ステップS16において読み取られた記憶媒体が、複数の電子マネーに対応している場合も考えられる。この場合、通信制御部310は、ステップS16において読み取られた記憶媒体が記憶している全ての決済方法(又は一部の決済方法)に関する情報をPOS端末装置2に送信してもよい。これ以外にも、例えば、処理実行制御部330は、記憶部340に記憶されている決済処理情報を参照して、顧客がかざしたカードに対応する決済方法が決済処理情報において指定されている決済方法であるか否かを示す情報を送信してもよい。
続いて、ステップS18において、決済処理部230は、決済端末3から受信した決済方法情報に基づいて、ステップS16において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法と一致するか否かを判定する。上述したように、ステップS16において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法は、電子マネーAによる決済であり、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法は、電子マネーAによる決済である。したがって、ステップS18において、決済処理部230は、ステップS16において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法と一致すると判定する。
続いて、ステップS19において、決済処理部230は、決済端末3における決済の実行を承認し、決済端末3に決済の実行を承認することを示す情報(承認情報)を送信する。
POS端末装置2から承認情報を受信すると、ステップS20において、処理実行制御部330は、ステップS16にて読み取った記憶媒体に対応する決済方法により決済を実行する。ステップS20では、電子マネーAによる決済が行われる。処理実行制御部330は、顧客が提示したカードに設けられているICチップが記憶している電子マネーAの使用限度額、使用可能残高等を示す情報を更新する。なお、決済を実行する際に、処理実行制御部330は、POS端末装置2を介して外部サーバと通信を行い、外部サーバとの間で決済に関する情報を送受信してもよい。決済を実行すると、処理実行制御部330は、決済を実行したことを示す情報をPOS端末装置2に送信する。
決済端末3から決済を実行したことを示す情報を受信すると、決済処理部230は、ステップS21において、印刷出力部44からレシート(又は領収書)等の出力を実行して、販売処理を終了する。
<2.4.3.店舗システムにおける販売処理の他の例>
以上、図9においては、販売対象を購入する顧客によって、登録確定操作によって指定された決済方法に対応する電子マネー(電子マネーA)を用いて精算金額が決済されるときの販売処理の流れについて説明した。上述したように、店舗システム1000は、電子マネーA以外の非現金決済(例えば、電子マネーB、クレジット決済等)によって精算金額の決済を行うことができる。続いて、図10を参照して、店舗システム1000全体における販売処理の流れの他の例について説明する。図10は、店舗システム1000全体における販売処理の流れの他の例を示すシーケンス図である。図10では、登録確定操作によって指定された決済方法から、他の決済方法に変更可能である店舗システム1000の販売処理の流れについて説明する。
決済端末3(通信制御部310)がPOS端末装置2から決済処理情報を受信すると、ステップS15において、操作表示制御部320は、決済処理情報に基づいて、表示部51に表示させる画面を選択する。
決済端末3がPOS端末装置2から受信した決済処理情報には、電子マネーAでの決済を指定する指定情報が含まれている。このとき、操作表示制御部320は、ステップS15において、表示部51に、決済画面700Bを表示させる。
続いて、顧客は、決済用のカードを読取部53に読み取らせる。図10では、顧客によって電子マネーBに対応するカードが読取部53に近づけられたと仮定して説明を継続する。ステップS16Aにおいて、無線読取部533は、顧客が提示した電子マネーBに対応するカードに設けられているICチップから媒体情報を読み取る。無線読取部533が読み取った媒体情報は、通信制御部310に送信される。本実施形態において、顧客が提示する決済用のカードに設けられた記憶媒体(決済用記録媒体)に対応する決済方法のうち、登録確定操作で指定された決済方法以外の決済方法が第2の決済方法の一例である。
ステップS17Aにおいて、通信制御部310は、媒体情報のうち、ステップS16Aにて読み取った媒体情報の情報源となった記憶媒体を有するカードに対応する決済方法に関する情報である決済方法情報をPOS端末装置2に送信する。
なお、通信制御部310は、ステップS16Aにおいて読み取った媒体情報と記憶部340に記憶されている決済処理情報とを処理実行制御部330に比較させた後に、決済方法情報をPOS端末装置2に送信してもよい。このようにすることにより、ステップS16Aにて読み取った媒体情報の情報源となった記憶媒体を有するカード(ここでは、顧客が提示した電子マネーBに対応するカード)に対応する決済方法が、POS端末装置2において指定された決済方法であるか否かを決済端末3において判定することができる。なお、決済端末3は、ステップS16Aで読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法と一致しないことを音により、販売員及び顧客に報知するようにしてもよい。つまり、発音部54は、販売員及び顧客への報知処理を行う報知部の一例である。通信制御部310は、処理実行制御部330による媒体情報と記憶部340に記憶されている決済処理情報との比較結果に関する情報(比較結果情報)を、ステップS17AにおいてPOS端末装置2に送信する情報に含めてもよい。
また、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体が、複数の電子マネーに対応している場合も考えられる。この場合、通信制御部310は、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体が記憶している全ての決済方法(又は一部の決済方法)に関する情報をPOS端末装置2に送信してもよい。これ以外にも、例えば、処理実行制御部330は、記憶部340に記憶されている決済処理情報を参照して、顧客がかざしたカードに対応する決済方法が決済処理情報において指定されている決済方法であるか否かを示す情報を送信してもよい。
続いて、ステップS31において、決済処理部230は、決済端末3から受信した決済方法情報に基づいて、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法と一致するか否かを判定する。上述したように、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法は、電子マネーBによる決済であり、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法は、電子マネーAによる決済である。したがって、ステップS31において、決済処理部230は、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法と不一致であると判定する。
決済処理部230によってステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法と不一致であると判定されると、操作表示制御部210は、ステップS32において、表示部41に設定画面600を表示させる表示処理を行う。POS端末装置2の操作者(例えば、販売員)は、表示部41の表示を確認して、読取部53が読み取った記憶媒体に対応する決済方法と登録確定操作によって指定された決済方法とが不一致であることを認識する。なお、ステップS32において、POS端末装置2は、ステップS16Aで読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法と一致しないことを音声により、販売員及び顧客に報知するようにしてもよい。
なお、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、POS端末装置2に対応していない決済方法である場合も考えられる。POS端末装置2に対応している決済方法とは、上述したように、POS端末装置2を設置している店舗が契約している決済方法に相当する。また、一方で、POS端末装置2に対応している決済方法とは、POS端末装置2を設置している店舗が契約していない決済方法に相当する。操作表示制御部210は、ステップS32において、ステップS16Aで読み取られた記憶媒体に対応する決済方法がPOS端末装置2に対応していない決済方法である場合、表示処理において、ステップS16Aで読み取られた記憶媒体に対応する決済方法がPOS端末装置2に対応していないことを示す画面を表示部に表示してもよい。
図14は、操作表示制御部210が表示処理において表示部41に表示する設定画面600を含む販売画面400を例示した図である。設定画面600は、確認メッセージ602、及びソフトキー610を含む。図14に示す確認メッセージ602には、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS13の登録確定操作によって指定された決済方法とは異なることを示す文字情報が含まれている。POS端末装置2の操作者は、ソフトキー610を操作することにより、図11の販売画面400から精算金額の決済方法を再び設定することができる。
なお、ステップS32において、操作表示制御部210は、設定画面600とは異なる画面を表示部41に表示させてもよい。図15A、図15B、及び図15Cは、操作表示制御部210が表示部41に表示させる画面を例示した図である。
図15Aは、設定画面600Aを示す図である。設定画面600Aは、確認メッセージ603、及びソフトキー620、621を含む。図15Aに示す確認メッセージ603には、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法を示す文字情報と、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法によって決済を行うか否かを尋ねる文字情報とが含まれている。POS端末装置2の操作者は、ソフトキー621を操作することにより、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法によって決済を行うことを設定することができる。一方で、POS端末装置2の操作者は、ソフトキー620を操作することにより、図11の販売画面400から精算金額の決済方法を再び設定することができる。本実施形態の設定画面600Aは、変更画面の一例である。
図15Bは、設定画面600Bを示す図である。設定画面600Bは、確認メッセージ604、及びソフトキー630、631を含む。図15Bに示す確認メッセージ604には、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法を示す文字情報と、決済方法を変更するか否かを尋ねる文字情報とが含まれている。本実施形態の設定画面600Bが、変更画面の一例である。POS端末装置2の操作者は、ソフトキー630を操作することにより、図11の販売画面400から精算金額の決済方法を再び設定することができる。一方で、顧客から電子マネーAに対応するカードの提示があった場合には、POS端末装置2の操作者は、ソフトキー631を操作することにより、決済方法を変更することなく、電子マネーAでの決済を行うことが可能となる。
図15Cは、設定画面600Cを示す図である。設定画面600Cは、確認メッセージ605、及びソフトキー640、641、642を含む。図15Cに示す確認メッセージ605には、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法を示す文字情報と、決済方法の選択をPOS端末装置2の操作者に要求する文字情報とが含まれている。POS端末装置2の操作者は、ソフトキー640を操作することにより、図11の販売画面400から精算金額の決済方法を再び設定することができる。
また、POS端末装置2の操作者は、ソフトキー642を操作することにより、ステップS16Aにおいて読み取られた記憶媒体に対応する決済方法(電子マネーB)によって決済を行うことを設定することができる。顧客から電子マネーAに対応するカードの提示があった場合には、POS端末装置2の操作者は、ソフトキー641を操作することにより、電子マネーAでの決済を行うことが可能となる。本実施形態の設定画面600Cは、変更受付画面の一例である。また、本実施形態の表示部41及び操作受付部42は、第1タッチパネルの一例である。
なお、操作表示制御部210は、設定画面600Cにおいて、ソフトキー641とソフトキー642とを、同時に、又は切り替えて表示するようにしてもよい。さらに、操作表示制御部210は、設定画面600Cにおいて、POS端末装置2において決済可能な決済方法を指定するためのソフトキーを3つ以上表示してもよい。本実施形態のソフトキー641は、第1の操作子の一例である。また、本実施例のソフトキー642は、第2の操作子の一例である。
ここでは、決済方法が電子マネーBに設定されたと仮定して、説明を続ける。ステップS33において、決済処理部230は、入出力I/F201を介して、精算金額を示す情報と、電子マネーBにより決済を行うことを示す指定情報とを含む決済処理情報を決済端末3に送信する。POS端末装置2から決済端末3に対して決済処理情報が送信されると、操作表示制御部210は、表示部41に待機メッセージ500(図12参照)を表示させる。また、決済端末3は、POS端末装置2から決済処理情報を受信した場合に、決済画面700B等の画面を表示部51に表示させてもよい。さらに、記憶部340は、POS端末装置2から受信した決済処理情報を記憶してもよい。
続いて、顧客は、決済用のカードを読取部53に読み取らせる。ここでは、顧客によって電子マネーBに対応するカードが読取部53に近づけられたと仮定してステップS34の説明を継続する。
ステップS34において、無線読取部533は、顧客が提示した電子マネーBに対応するカードに設けられているICチップから媒体情報を読み取る。無線読取部533が読み取った媒体情報は、通信制御部310に送信される。
ステップS35において、通信制御部310は、媒体情報のうち、ステップS34にて読み取った媒体情報の情報源となった記憶媒体を有するカードに対応する決済方法に関する情報である決済方法情報をPOS端末装置2に送信する。ここでは、通信制御部310が、ステップS34にて読み取った媒体情報の情報源となった記憶媒体を有するカードに対応する電子マネーBに関する決済方法情報を送信する。
なお、ステップS35において、通信制御部310は、ステップS34において読み取った媒体情報と記憶部340に記憶されている決済処理情報とを処理実行制御部330に比較させた後に、決済方法情報をPOS端末装置2に送信してもよい。このようにすることにより、ステップS34にて読み取った媒体情報の情報源となった記憶媒体を有するカード(ここでは、顧客が提示した電子マネーBに対応するカード)に対応する決済方法が、POS端末装置2において指定された決済方法であるか否かを決済端末3において判定することができる。通信制御部310は、処理実行制御部330による媒体情報と記憶部340に記憶されている決済処理情報との比較結果に関する情報(比較結果情報)を、ステップS35においてPOS端末装置2に送信する情報に含めてもよい。
続いて、ステップS36において、決済処理部230は、決済端末3から受信した決済方法情報に基づいて、ステップS34において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS33において設定された決済方法と一致するか否かを判定する。上述したように、ステップS34において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法は、電子マネーBによる決済であり、ステップS33で設定された決済方法は、電子マネーBによる決済である。したがって、ステップS36において、決済処理部230は、ステップS34において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS33において設定された決済方法と一致すると判定する。
続いて、ステップS37において、決済処理部230は、決済端末3における決済の実行を承認し、決済端末3に決済の実行を承認することを示す情報(承認情報)を送信する。
POS端末装置2から承認情報を受信すると、ステップS38において、処理実行制御部330は、ステップS34にて読み取った記憶媒体に対応する決済方法により決済を実行する。つまり、ステップS38では、電子マネーBによる決済が行われる。処理実行制御部330は、顧客が提示したカードに設けられているICチップが記憶している電子マネーBの使用限度額、使用可能残高等を示す情報を更新する。なお、決済を実行する際に、処理実行制御部330は、POS端末装置2を介して外部サーバと通信を行い、外部サーバとの間で決済に関する情報を送受信してもよい。決済を実行すると、処理実行制御部330は、決済を実行したことを示す情報をPOS端末装置2に送信する。
決済端末3から決済を実行したことを示す情報を受信すると、決済処理部230は、ステップS39において、印刷出力部44からレシート(又は領収書)等の出力を実行して、販売処理を終了する。
なお、ステップS32及びステップS33に相当する工程を、決済端末3で行ってもよい。この場合、決済端末3は、POS端末装置2と通信して設定画面600(又は、設定画面600A、600B、600Cのいずれか)を表示部51に表示する。このようにすることにより、決済端末3の操作者は、表示部51に表示されている情報を確認した上で、操作受付部52に対して、顧客が販売対象を購入する際の決済方法を指定する操作(第1操作)、又は読取部53が読み取った媒体情報に対応する決済方法を指定する操作(第2操作)を行うことができる。この場合、本実施形態の操作受付部52は、決済端末3に設けられている受付部の一例である。
以上説明したように、店舗システム1000では、POS端末装置2において指定された決済方法に対応していない電子マネーのカードから決済方法に関する情報の読み取りを実行しようとすると、読み取ったカードがPOS端末装置2において指定された決済方法とは異なる決済方法に対応していることが報知される。したがって、顧客や販売員は、顧客が提示したカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。
このようにすることにより、顧客が提示したカードに対応する決済方法が、決済にあたりPOS端末装置2において指定された決済方法とは異なる場合であっても、決済方法の変更や他の決済方法に対応したカードの提示要求等を素早く行うことが可能となる。ゆえに、店舗システム1000では、決済処理の滞留を抑制することができ、支払い工程の効率を向上させることが可能となる。
また、店舗システム1000では、POS端末装置2において指定された決済方法に対応していない電子マネーのカードから決済方法に関する情報の読み取りを実行しようとすると、読み取ったカードがPOS端末装置2において指定された決済方法とは異なる決済方法に対応していることが表示部41に表示される。したがって、販売員は、表示部41の表示を確認することにより、顧客が提示したカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。また、表示部41は、販売対象の商品やサービスを販売するにあたって、販売員が視覚による確認を行う表示装置に相当するため、顧客が提示したカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かをより確実に認識することが可能である。
また、店舗システム1000のPOS端末装置2では、タッチパネル等により、表示部41と操作受付部42とを一体的に形成してもよい。タッチパネルに設定画面600A、600B、600Cを表示させた場合、販売員は、タッチパネルを操作することにより、POS端末装置2において指定された決済方法から、顧客が用いるカードに記憶された決済方法に変更することが可能となる。ゆえに、POS端末装置2において指定された決済方法に対応していない電子マネーのカードから決済方法に関する情報が読み取られた場合にも、顧客の行動を反映させて決済方法を変更することが可能である。
また、設定画面600Cでは、ソフトキー641とソフトキー642とを、同時に、又は切り替えて表示するようにすることができる。このようにすることにより、例えば、顧客が電子マネーBを用いるか、電子マネーAを用いるかが不明な状況において、顧客や販売員は、顧客が提示した決済方法に応じて、精算金額の決済方法の変更を容易に行うことが可能となる。
なお、操作表示制御部210は、ステップS32において、表示部51に設定画面600Cを表示する情報を決済端末3に送信してもよい。このようにすることにより、決済端末3の操作者(例えば、顧客)は、表示部51に表示された設定画面600Cを操作して、決済方法を任意に変更することができる。本実施形態の表示部51及び操作受付部52は、第2タッチパネルの一例である。
<3.変形例>
なお、店舗システムとして、決済端末3と、セルフレジやセミセルフレジ等のPOS端末装置2Aとを一体的に設けたものを用いてもよい。図16は、セルフレジやセミセルフレジ等のPOS端末装置2Aと決済端末3とを含む店舗システム1000Aの運用形態の一例を示す図である。なお、決済端末3の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。また、POS端末装置2Aの機能構成は、第1の実施形態のPOS端末装置2と同様であるため、重複する説明を省略する。本変形例のPOS端末装置2Aは、決済装置の一例である。
図16に示すように、POS端末装置2Aは、タッチパネル411、タッチパネル412、キーモジュール421、発音部431、印刷出力部441、第1読取部461、現金支払機構462、及び第2読取部463を有する。POS端末装置2Aは、このような構成により、商品の登録から決済までの一連の処理において店舗の販売員及び顧客の両者による操作を要するセミセルフレジモードと、顧客による操作のみで一連の処理を行うことができるフルセルフレジモードとを切り替えて実現可能である。また、決済端末3は、タッチパネル411の近傍に配置されている。図16(A)では、図中のCからDの方向に視たPOS端末装置2Aを示している。図16(B)では、図中のDからCの方向に視たPOS端末装置2Aを示している。
タッチパネル411は、主に、顧客が操作する表示装置であり、図16中のCからDの方向に視たときに、操作者が視認できる表示装置である。タッチパネル412は、主に、店舗の販売員が操作する表示装置であり、図16中のDからCの方向に視たときに、操作者が視認できる表示装置である。タッチパネル411及びタッチパネル412は、POS端末装置2の表示部41及び操作受付部42に相当する要素である。
キーモジュール421は、タッチパネル412の近傍に設けられたハードキー群であり、主に店舗の販売員が操作する入力装置である。キーモジュール421は、POS端末装置2の操作受付部42に相当する要素である。
発音部431は、POS端末装置2Aの操作者やPOS端末装置2Aを介して販売される商品やサービスを購入する顧客に対して音声伝達を行う。発音部431は、POS端末装置2の発音部43に相当する要素である。
印刷出力部441は、レシートや領収書、クーポン等を印刷出力する。印刷出力部441は、POS端末装置2の印刷出力部44に相当する要素である。
第1読取部461は、主に、顧客によって操作され、顧客の操作に応じて、商品やサービス、クーポン券等に付与された二次元コードやRFID等の情報を読み取る。
現金支払機構462は、紙幣や貨幣の投入口、紙幣や貨幣の排出口、現金の収納部、及び投入口や排出口における現金の有無を検知するセンサを有する。また、現金支払機構462は、投入口から投入された現金と精算金額との差分に相当する金額の現金を排出口に排出する。
第2読取部463は、主に、店舗の販売員により操作され、販売員の操作に応じて、商品やサービス、クーポン券等に付与された二次元コードやRFID等の情報を読み取る。
以上説明したように、POS端末装置2Aは、POS端末装置2に含まれる要素に対して、第1読取部461、現金支払機構462、及び第2読取部463を追加した装置に相当する。したがって、第1の実施形態に係る店舗システム1000において実現される販売処理は、本変形例に係る店舗システム1000Aにおいても実行可能であるため、本変形例は、第1の実施形態と同様の効果を奏し得る。
なお、操作表示制御部210は、タッチパネル411に設定画面600Dを表示し、かつタッチパネル412には設定画面600Dを表示しないようにしてもよい。図17は、タッチパネル411に表示される設定画面600Dを例示した図である。設定画面600Dは、確認メッセージ606、及びソフトキー660、661、662、663を含む。確認メッセージ606には、POS端末装置2Aの操作者(例えば、顧客)に、決済方法を指定する操作を促す文字情報が含まれている。ソフトキー660は、販売対象を購入する決済方法として、現金決済を指定するために操作されるソフトキーである。ソフトキー661は、販売対象を購入する決済方法として、クレジットカードを用いた決済を指定するために操作されるソフトキーである。ソフトキー662は、販売対象を購入する決済方法として、電子マネーAを指定するために操作されるソフトキーである。ソフトキー663は、販売対象を購入する決済方法として、電子マネーBを指定するために操作されるソフトキーである。
このようにすることにより、POS端末装置2Aの操作者(例えば、顧客)は、タッチパネル411に表示された設定画面600Dを操作して、決済方法を任意に変更することができる。本変形例のタッチパネル411は、表示部と操作部とが一体的に形成された第2タッチパネルの一例である。
さらに、操作表示制御部210は、タッチパネル411に設定画面600Cを表示せず、かつタッチパネル412には設定画面600Cを表示するようにしてもよい。このようにすることにより、POS端末装置2Aの操作者(例えば、販売員)は、タッチパネル412に表示された設定画面600Cを操作して、顧客の行動に応じて決済方法を変更することができる。本変形例のタッチパネル412は、表示部と受付部とが一体的に形成された第1タッチパネルの一例である。
<4.第2の実施形態>
続いて、図18及び図19を参照して、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、相互に通信可能なPOS端末装置2及び決済端末3を含む店舗システム1000における販売処理について説明を行った。第2の実施形態は、決済端末3単体で商品登録から決済までの一連の販売処理を実行可能な点で第1の実施形態とは異なる。
<4.1.決済装置の構成>
続いて、第2の実施形態に係る決済端末3の構成について説明する。第2の実施形態に係る決済端末3の概略構成及びハードウェア構成は、第1の実施形態と同じであるため、重複する説明を省略する。
次に、図18を参照して、第2の実施形態に係る決済端末3の機能構成について説明する。図18の機能ブロック図において、図7と同じ構成には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
コントローラ300は、通信制御部310、操作表示制御部320、処理実行制御部330、記憶部340、登録処理部350、及び決済処理部360を有する。
登録処理部350は、販売対象となる商品やサービスに関する販売情報を登録する登録処理を行う。決済端末3においては、例えば、バーコード等の商品やサービスを識別するための識別情報の読み取りや操作受付部52に対する操作により、登録処理を行うことができる。登録処理部350は、識別情報や操作受付部52に対する操作に基づいて販売対象となる商品やサービスを識別し、登録された商品やサービス等の販売対象を購入するための精算や課税計算等を含む登録処理を行う。
決済処理部360は、登録処理によって登録された商品やサービスを購入するための決済処理を実行する。決済処理部360における決済処理の詳細については、後述する。
<4.2.販売処理の流れ>
続いて、決済端末3における販売処理について説明する。決済端末3では、販売対象を販売するための販売処理において、まず、販売対象の商品やサービスを登録する登録処理が行われる。本実施形態の決済端末3は、決済装置の一例である。続いて、決済端末3では、販売対象を購入するための決済方法に応じた決済処理が行われる。
図19は、決済端末3における販売処理の流れを示すフローチャートである。ステップS41において、登録処理部350は、例えば、前回の販売処理終了、操作受付部52に対する操作等をトリガとして販売処理を開始する。
決済端末3の操作者は、商品やサービスを識別するための識別情報(例えば、バーコード等)の読み取りや表示部51又は操作受付部52に対する操作を行って、販売対象の商品やサービスを登録する。登録処理部350は、ステップS42において、商品やサービスを識別するための識別情報(例えば、バーコード等)の読み取りや表示部51又は操作受付部52に対する操作に基づいて、販売対象の商品やサービスの価格や数量、適用税率等を登録する。
商品登録を終えると、ステップS43において、決済端末3の操作者は、精算金額の決済方法を指定する登録確定操作を行う。操作受付部52は、登録確定操作に応じて、精算金額の決済方法を指定する指定情報を生成し、コントローラ300に出力する。ここでは、ステップS43において、登録確定操作として、電子マネーAを指定する操作が決済端末3に対して行われたと仮定して説明を続ける。ステップS43における登録確定操作に基づいて、操作表示制御部320は、ステップS44において、表示部51に表示させる画面を選択する。
ステップS43の登録確定操作では、電子マネーAでの決済が指定されている。このとき、操作表示制御部320は、ステップS44において、表示部51に、決済画面700B(図13B参照)を表示させる。
続いて、顧客は、決済用のカードを読取部53に読み取らせる。ステップS45において、無線読取部533は、顧客が提示した決済用のカードに設けられているICチップから媒体情報を読み取る読取処理を行う。通信制御部310は、読取部53が読み取った媒体情報を取得し、処理実行制御部330に転送する。
続いて、処理実行制御部330は、ステップS46において、ステップS45で読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS43の登録確定操作によって指定された決済方法と一致するか否かを判定する。
ステップS45において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が「電子マネーA」以外の決済方法である等、ステップS45で読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS43の登録確定操作によって指定された決済方法と一致しないと、処理実行制御部330が判定した場合(S46/N)、操作表示制御部320は、ステップS49において、ステップS45で読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS43の登録確定操作によって指定された決済方法と一致しないことを表示部51に表示させることにより、販売員及び顧客に報知する。なお、操作表示制御部320は、表示部51に設定画面600(図14参照)を表示させるようにしてもよい。なお、ステップS49において、決済端末3は、ステップS45で読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS43の登録確定操作によって指定された決済方法と一致しないことを音により、販売員及び顧客に報知するようにしてもよい。
なお、ステップS45で読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS43の登録確定操作によって指定された決済方法と一致しない場合に、決済端末3において、設定画面600A(図15A)、設定画面600B(図15B)、又は設定画面600C(図15C)のいずれかを表示させるようにしてもよい。
決済端末3において、設定画面600Aが表示された場合、決済端末3の操作者は、ソフトキー621を操作することにより、ステップS45において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法によって決済を行うことを設定することができる。一方で、決済端末3の操作者は、ソフトキー620を操作することにより、表示部51又は操作受付部52を操作して精算金額の決済方法を再び設定することができる。
決済端末3において、設定画面600Bが表示された場合、決済端末3の操作者は、ソフトキー630を操作することにより、表示部51又は操作受付部52を操作して精算金額の決済方法を再び設定することができる。一方で、電子マネーAに対応するカードを用いる場合に、決済端末3の操作者は、ソフトキー631を操作することにより、決済方法を変更することなく、電子マネーAでの決済を行うことが可能となる。
決済端末3において、設定画面600Cが表示された場合、決済端末3の操作者は、ソフトキー640を操作することにより、表示部51又は操作受付部52を操作して、精算金額の決済方法を再び設定することができる。また、決済端末3の操作者は、ソフトキー642を操作することにより、ステップS45において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法(例えば、電子マネーB)によって決済を行うことを設定することができる。また、電子マネーAに対応するカードを用いる場合に、決済端末3の操作者は、ソフトキー641を操作することにより、登録確定操作において指定された電子マネーAでの決済を行うことが可能となる。
決済端末3の操作者は、表示部51又は操作受付部52を操作することにより、決済方法を再び設定することができる。決済処理部360は、ステップS50において、表示部51又は操作受付部52への操作に応じて精算金額の決済方法を指定する指定情報を生成し、コントローラ300に出力し、ステップS45にリターンする。
ステップS46に戻って説明を続ける。上述したように、ステップS43の登録確定操作によって指定された決済方法は、電子マネーAによる決済である。したがって、ステップS45において読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が「電子マネーA」である場合等、ステップS45で読み取られた記憶媒体に対応する決済方法が、ステップS43の登録確定操作によって指定された決済方法と一致すると、処理実行制御部330が判定した場合(S46/Y)、決済処理部360は、ステップS47において、電子マネーAによる決済を実行する。
決済処理部360によって決済が行われると、処理実行制御部330は、ステップS48において、販売処理を終了する(例えば、表示部51に決済完了画面等を表示させる等の処理)。
以上説明したように、決済端末3では、決済に当たり、予め指定された決済方法に対応していない電子マネーのカードから決済方法に関する情報の読み取りを実行しようとすると、読み取ったカードが、予め指定された決済方法とは異なる決済方法に対応していることが報知される。したがって、顧客や販売員は、顧客が用いるカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。
このようにすることにより、顧客が提示したカードに対応する決済方法が、決済にあたり予め指定された決済方法とは異なる場合であっても、決済方法の変更や他の決済方法に対応したカードの提示要求等を素早く行うことが可能となる。ゆえに、決済端末3では、決済処理の滞留を抑制することができ、支払い工程の効率を向上させることが可能となる。
また、決済端末3では、決済に当たり予め指定された決済方法に対応していない電子マネーのカードから決済方法に関する情報の読み取りを実行しようとすると、読み取ったカードが、予め指定された決済方法とは異なる決済方法に対応していることが表示部51に表示される。したがって、顧客及び販売員は、表示部51の表示を確認することにより、顧客が用いるカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。また、表示部51は、顧客が視覚による確認を行う表示装置に相当するため、顧客が用いるカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かをより確実に認識することが可能である。
また、決済端末3では、タッチパネル等により、表示部51と操作受付部52とを一体的に形成してもよい。タッチパネルに設定画面600A、600B、600Cを表示させた場合、顧客又は販売員は、タッチパネルを操作することにより、予め指定された決済方法から、顧客が用いるカードに記憶された決済方法に変更することが可能となる。ゆえに、予め指定された決済方法に対応していない電子マネーのカードが用いられた場合にも、顧客の行動を反映させて決済方法を変更することが可能である。
また、設定画面600Cでは、ソフトキー641とソフトキー642とを、同時に、又は切り替えて表示するようにすることができる。このようにすることにより、例えば、顧客が電子マネーBを用いるか、電子マネーAを用いるかが不明な状況において、顧客や販売員は、精算金額の決済方法の変更を容易に行うことが可能となる。
また、決済端末3は、顧客が用いる記憶媒体に対応する決済方法が、予め指定された決済方法と一致しないことを音声により報知する。したがって、販売員及び顧客は、顧客が用いる記憶媒体に対応する決済方法が、予め指定された決済方法と一致しないことをより確実に認識することが可能となる。
また、決済端末3は、販売対象の商品やサービスの情報を登録する登録処理部350を備える。したがって、決済端末3単体で、販売対象の商品又はサービスの登録から決済までを行うことができるため、販売処理における利便性を向上することができる。
<5.その他の実施形態>
以上、第1及び第2の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図やフローチャートに記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、シーケンス図やフローチャートとして記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明した構成要素(例えば、情報取得部、判断部、及び/又は出力部)の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記憶媒体も本発明に含まれる。
<6.実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、決済装置、及び決済プログラムに関する。
[背景技術]
近年、商品の購入やサービスの提供に伴う対価の支払い工程においてクレジットカードや電子マネー等によって決済処理を行う、いわゆる非現金決済が急速に拡大している。非現金決済に関連する技術として、例えば、特許文献1には、複数種類の電子マネーに対応した決済装置が開示されている。
特許文献1では、まず、決済装置が備えるICリーダによって、決済方法の種類を識別可能な情報が記憶されたICタグ、及び飲食物の収容容器に付与されている飲食物の価格を識別可能な情報が記憶されたICタグの読み取りが行われる。続いて、決済装置は、それぞれのICタグに記憶されている情報に基づいて、決済方法の種類と顧客が購入した飲食物の料金とを判断する。顧客は、ICタグに記憶された情報によって識別される決済方法に対応した媒体(例えば、電子マネーのICタグが内蔵されたカードやスマートフォン、スマートウォッチ等の情報処理端末)を決済装置にかざすことにより、決済を行うことができる。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2011-186698号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、特許文献1の決済装置では、ICタグに記憶された決済方法の種類には対応していない媒体がかざされると、顧客や販売員による決済方法の種類の選択操作が行われるまで待機状態となる。ゆえに、顧客がかざした媒体に対応する決済方法の種類とICタグに記憶された決済方法の種類とが異なる場合、顧客がかざした媒体に対応する決済方法によって決済可能であるか否かを顧客又は販売員が判断できないために決済処理が滞留し、他の顧客の支払い工程の遅延を招くおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、非現金決済に対応した決済装置及び決済システムにおいて、支払い工程の効率を向上させることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)本実施形態の一態様は、決済装置が、販売対象を購入するために第1の決済方法が指定されている場合において、記憶媒体から情報を読み取る読取部が、顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から読み取った決済方法と、前記第1の決済方法とが異なるときに、前記決済用記憶媒体が前記第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを示す画面を表示部に表示させる表示処理を行う制御部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、顧客や販売員は、表示部の表示を確認することにより、顧客が提示したカードによって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。また、表示部は、販売対象の商品やサービスを販売するにあたって、顧客や販売員が視覚による確認を行う表示装置に相当するため、顧客が提示したカードによって決済可能であるか否かをより確実に認識することが可能である。ゆえに、決済処理の滞留を抑制することができ、支払い工程の効率を向上させることが可能となる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載の決済装置であって、前記制御部は、前記表示処理において、前記販売対象を購入するための決済方法を、前記第1の決済方法から前記異なる決済方法に変更可能な変更画面を前記表示部に表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、顧客が提示したカードに対応する決済方法が、決済にあたり予め指定された決済方法とは異なる場合であっても、決済方法の変更や他の決済方法に対応したカードの提示要求等を素早く行うことが可能となる。
(3)本実施形態の一態様は、(2)に記載の決済装置であって、前記販売対象を購入するための操作を受け付ける第1受付部を備え、前記表示部は、前記第1受付部と一体的に形成された第1タッチパネルであり、前記制御部は、前記表示処理において、前記変更画面を前記第1タッチパネルに表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、タッチパネルに設定画面を表示させた場合、タッチパネルを操作することにより、予め指定された決済方法から、顧客が提示したカードに対応する決済方法に変更することが可能となる。ゆえに、顧客の行動を反映させて決済方法を変更することが可能である。
(4)本実施形態の一態様は、(3)に記載の決済装置であって、前記第1タッチパネルは、前記第1の決済方法を指定する第1操作において操作される第1の操作子と、前記異なる決済方法を指定する第2操作において操作される第2の操作子とを表示可能であり、前記制御部は、前記変更画面として、前記第1の操作子と前記第2の操作子とを切り替えて表示する第1画面、又は前記第1の操作子と共に前記第2の操作子を表示する第2画面のいずれかを前記第1タッチパネルに表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、POS端末装置の操作者は、顧客が提示したカードに対応する決済方法に応じて、精算金額の決済方法の変更を容易に行うことができる。
(5)本実施形態の一態様は、(2)に記載の決済装置であって、前記販売対象を購入するための操作を受け付ける第1受付部と、前記販売対象を購入するため操作を受け付け、かつ前記第1受付部とは異なる第2受付部と、を備え、前記表示部は、前記第2受付部と一体的に形成され、前記画面を表示可能な第2タッチパネルであり、前記制御部は、前記表示処理において、前記変更画面を前記第2タッチパネルに表示させることを特徴とする。 上記構成によれば、顧客がタッチパネルを操作して決済を行うことができる決済装置において、設定画面を表示させたタッチパネルを操作することにより、予め指定された決済方法から、顧客が提示したカードに対応する決済方法に変更することが可能となる。
(6)本実施形態の一態様は、(5)に記載の決済装置であって、前記第2タッチパネルは、前記第1の決済方法を指定する第1操作において操作される第1の操作子と、前記異なる決済方法を指定する第2操作において操作される第2の操作子と、を表示可能であり、前記制御部は、前記変更画面として、前記第1の操作子と前記第2の操作子とを切り替えて表示する第1画面、又は前記第1の操作子と共に前記第2の操作子を表示する第2画面のいずれかを前記第2タッチパネルに表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、POS端末装置の操作者(例えば、POS端末装置を操作する顧客)は、顧客が意図する決済方法に応じて、精算金額の決済方法の変更を容易に行うことができる。
(7)本実施形態の一態様は、(1)から(6)のいずれか1つに記載の決済装置であって、前記異なる決済方法は、前記決済用記憶媒体が対応している第2の決済方法であることを特徴とする。
上記構成によれば、顧客が提示したカードに対応する決済方法によって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。
(8)本実施形態の一態様は、(1)から(7)のいずれか1つに記載の決済装置であって、前記画面の表示に応じて音を出力する発音部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、顧客が用いる記憶媒体に対応する決済方法が、予め指定された決済方法と一致しないことが音声により報知されるため、販売員及び顧客は、顧客が用いる記憶媒体に対応する決済方法が、予め指定された決済方法と一致しないことをより確実に認識することが可能となる。
(9)本発明の一態様は、(1)から(8)のいずれか1つに記載の決済装置であって、前記読取部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、決済装置単体で商品登録から決済までの一連の販売処理を実行することができる。
(10)本発明の一態様は、決済プログラムであって、販売対象を購入するために第1の決済方法が指定されている場合において、記憶媒体から情報を読み取る読取部が、顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から読み取った決済方法と、前記第1の決済方法とが異なるときに、前記決済用記憶媒体が前記第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを示す画面を表示部に表示させる表示処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記構成によれば、(1)と同様に、顧客や販売員は、表示部の表示を確認することにより、顧客が提示したカードによって決済可能であるか否かを判断することが可能となる。また、表示部は、販売対象の商品やサービスを販売するにあたって、顧客や販売員が視覚による確認を行う表示装置に相当するため、顧客が提示したカードによって決済可能であるか否かをより確実に認識することが可能である。ゆえに、決済処理の滞留を抑制することができ、支払い工程の効率を向上させることが可能となる。
2,2A POS端末装置
3 決済端末
41 表示部
42 操作受付部
43 発音部
44 印刷出力部
45 外部接続部
51 表示部
52 操作受付部
53 読取部
54 発音部
210 操作表示制御部
220 登録処理部
230 決済処理部
240 記憶部
310 通信制御部
320 操作表示制御部
330 処理実行制御部
340 記憶部
350 登録処理部
360 決済処理部
400 販売画面
531 磁気読取部
532 接触読取部
533 無線読取部
600 設定画面
1000,1000A 店舗システム

Claims (10)

  1. 販売対象を購入するために第1の決済方法が指定されている場合において、記憶媒体から情報を読み取る読取部が、顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から読み取った決済方法と、前記第1の決済方法とが異なるときに、前記決済用記憶媒体が前記第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを示す画面を表示部に表示させる表示処理を行う制御部を備える、
    決済装置。
  2. 前記制御部は、
    前記表示処理において、前記販売対象を購入するための決済方法を、前記第1の決済方法から前記異なる決済方法に変更可能な変更画面を前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載の決済装置。
  3. 前記販売対象を購入するための操作を受け付ける第1受付部を備え、
    前記表示部は、
    前記第1受付部と一体的に形成された第1タッチパネルであり、
    前記制御部は、
    前記表示処理において、前記変更画面を前記第1タッチパネルに表示させる、
    請求項2に記載の決済装置。
  4. 前記第1タッチパネルは、
    前記第1の決済方法を指定する第1操作において操作される第1の操作子と、前記異なる決済方法を指定する第2操作において操作される第2の操作子とを表示可能であり、
    前記制御部は、
    前記変更画面として、前記第1の操作子と前記第2の操作子とを切り替えて表示する第1画面、又は前記第1の操作子と共に前記第2の操作子を表示する第2画面のいずれかを前記第1タッチパネルに表示させる、
    請求項3に記載の決済装置。
  5. 前記販売対象を購入するための操作を受け付ける第1受付部と、
    前記販売対象を購入するための操作を受け付け、かつ前記第1受付部とは異なる第2受付部と、を備え、
    前記表示部は、
    前記第2受付部と一体的に形成され、前記画面を表示可能な第2タッチパネルであり、
    前記制御部は、
    前記表示処理において、前記変更画面を前記第2タッチパネルに表示させる、
    請求項2に記載の決済装置。
  6. 前記第2タッチパネルは、前記第1の決済方法を指定する第1操作において操作される第1の操作子と、前記異なる決済方法を指定する第2操作において操作される第2の操作子と、を表示可能であり、
    前記制御部は、
    前記変更画面として、前記第1の操作子と前記第2の操作子とを切り替えて表示する第1画面、又は前記第1の操作子と共に前記第2の操作子を表示する第2画面のいずれかを前記第2タッチパネルに表示させる、
    請求項5に記載の決済装置。
  7. 前記異なる決済方法は、前記決済用記憶媒体に対応する第2の決済方法である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の決済装置。
  8. 前記画面の表示に応じて音を出力する発音部を備える、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の決済装置。
  9. 前記読取部を備える、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の決済装置。
  10. 販売対象を購入するために第1の決済方法が指定されている場合において、記憶媒体から情報を読み取る読取部が、顧客が用いる記憶媒体である決済用記憶媒体から読み取った決済方法と、前記第1の決済方法とが異なるときに、前記決済用記憶媒体が前記第1の決済方法とは異なる決済方法に対応していることを示す画面を表示部に表示させる表示処理をコンピュータに実行させる、
    決済プログラム。

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