JP6432591B2 - 嫌気硬化性接着剤 - Google Patents

嫌気硬化性接着剤 Download PDF

Info

Publication number
JP6432591B2
JP6432591B2 JP2016503935A JP2016503935A JP6432591B2 JP 6432591 B2 JP6432591 B2 JP 6432591B2 JP 2016503935 A JP2016503935 A JP 2016503935A JP 2016503935 A JP2016503935 A JP 2016503935A JP 6432591 B2 JP6432591 B2 JP 6432591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
curable adhesive
anaerobic curable
meth
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016503935A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015125354A1 (ja
Inventor
金子 哲
哲 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Three Bond Co Ltd
Original Assignee
Three Bond Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Three Bond Co Ltd filed Critical Three Bond Co Ltd
Publication of JPWO2015125354A1 publication Critical patent/JPWO2015125354A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6432591B2 publication Critical patent/JP6432591B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J163/00Adhesives based on epoxy resins; Adhesives based on derivatives of epoxy resins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J171/00Adhesives based on polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J171/08Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
    • C09J171/10Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

本発明は、硬化物のアウトガス発生を抑え、且つ金属に対して優れた接着力を有する嫌気硬化性接着剤に関する。
嫌気硬化性接着剤はラジカル重合性官能基を有する化合物を主成分としたものであり、空気中に存在する酸素と接触している間は安定であり、ゲル化などせずに長期間液体状態で保たれ、酸素が遮断されると急速に重合反応が進む性質を有するものである。このような性質を利用して嫌気硬化性接着剤はネジ、ボルト等の接着、固定、嵌め合い部品の固着、フランジ面間の接着、シール、鋳造部品に生じる巣孔の充填等に使用されている。また電気分野では特にモータ分野において、その生産性から軸受け部の嵌め合い接着に嫌気硬化性接着剤が使用されている。
近年、外部記憶装置であるハードディスクドライブ装置等の電子機器はより精密さが要求されてきており、部材から発生するガス(アウトガス)が電子機器の構成部品に悪影響を及ぼすことが危惧されている。例えば、ハードディスク装置では、ハードディスクが収容される空間が清浄に保たれていることが求められる。僅かな微粒子であっても、これがディスクと磁気ヘッドの間に噛み込んだ場合、クラッシュを起こし、読み書きの不良が生じる危険性がある。特に接着剤は、他の部材よりもアウトガスが発生しやすいため、接着剤からのアウトガス量の低減化が求められている(特許文献1、2参照)。
また、ハードディスクに搭載されるスピンドルモーターはスリーブとベース部材から構成されるが、特許文献3にはそのスリーブとベース部材の固定に嫌気硬化性接着剤を使用する旨が開示されている。しかし、従来の嫌気硬化性接着剤の硬化物の場合、アウトガスが発生することから、要求を満足できなくなってきている。
そのような背景から、硬化物のアウトガスを低減する手法として、嫌気硬化性接着剤にエポキシ樹脂を配合することが検討されている(特許文献4参照)。
特開2004−015955号公報 特開平11−41845号公報 特開2010−165421号公報(米国特許出願公開第2010/0181875号明細書) 特開2004−331879号公報
しかしながら、特許文献4に開示された嫌気硬化性接着剤は従来よりもアウトガスの低減化ができているものの、依然として満足できるレベルではなかった。また、金属との接着力が不十分であるという問題もあった。
本発明は、上記の状況に鑑みてされたものであり、嫌気硬化性接着剤の硬化物のアウトガス発生を抑え、さらに金属に対して優れた接着力を有する嫌気硬化性接着剤を提供することを目的とする。
本発明の要旨を次に説明する。本発明の実施態様は、上述した従来の問題点を克服するものである。すなわち、本発明は以下の要旨を有するものである。
(A)〜(E)成分を含有する嫌気硬化性接着剤;
(A)成分:ラジカル重合性官能基を有する化合物、
(B)成分:ラジカル重合開始剤、
(C)成分:サッカリン、
(D)成分:一般式(1)で表されるオキサゾリン基を含有する化合物、および
(E)成分:常温で固体であるフェノキシ樹脂(E1)又は脂環式骨格を有するエポキシ樹脂(E2);
ここで、(E)成分は、(A)成分100質量部に対して、0.001〜25質量部である。
本発明によれば、硬化物のアウトガス発生を抑え、且つ金属に対して優れた接着力を有する嫌気硬化性接着剤を提供することができる。特に本発明の嫌気硬化性接着剤は、不活性のステンレスに対して優れた密着性を有する。
以下に発明の詳細を説明する。
<(A)成分>
本発明において、(A)成分のラジカル重合性官能基を有する化合物としては、接着剤及び塗料等に通常使用されているエチレン性不飽和基を有する化合物を使用することができる。具体的には、例えば(メタ)アクリロイル基含有化合物が挙げられ、単官能性、二官能性、三官能性及び多官能性のモノマー、オリゴマー等を使用することができる。これらは単独で若しくは二種以上の混合物として用いることができる。
単官能性モノマーとしては、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、ブトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェニルポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、変性ブチル(メタ)アクリレート、エピクロロヒドリン変性フェノキシ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性フタル酸(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性コハク酸(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、モルホリノ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性リン酸(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらのうち、硬化物の低アウトガス化を図るという観点でジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートが好ましい。
二官能性モノマーとしては、例えば、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブチレングルコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサングリコールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレンオキサイド変性ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシビバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコール変性トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ステアリン酸変性ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルジアクリレート、エチレンオキサイド変性ジシクロペンテニルジ(メタ)アクリレート、ジ(メタ)アクリロイルイソシアヌレート等が挙げられる。
三官能性モノマーとしては、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エピクロロヒドリン変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エピクロロヒドリン変性グリセロールトリ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロイルオキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられる。
多官能性モノマーとしては、例えば、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、アルキル変性ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの重合性モノマーは単独で若しくは二種以上の混合物として用いることができる。
さらに上記の重合性モノマーには嫌気硬化性接着剤の粘度の調整、あるいはその硬化物の特性を調整する目的で重合性オリゴマーを含有させることができる。この重合性オリゴマーとしては、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート等が挙げられる。(a)成分としては、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレートが好ましく、更に好ましくはエポキシ(メタ)アクリレートである。これらのオリゴマーは単独で若しくは二種以上の混合物として用いることができる。
エポキシ(メタ)アクリレートの具体例としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA又はビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加物の末端グリシジルエーテル等のエポキシ樹脂類と(メタ)アクリル酸との反応物等により得られる化合物等が挙げられる。これらのうち好ましくは、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ビスフェノールA又はビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加物の末端グリシジルエーテル等のエポキシ樹脂類と(メタ)アクリル酸との反応物等により得られる化合物であり、より好ましくは、ビスフェノール型エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との反応物等により得られる化合物である。
ビスフェノール型エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との反応物等により得られる化合物の市販品としては、EH1010(新中村化学工業社製)、ビスコート#540(大阪有機化学工業社製)、BAEA−100、BAEM−100、BAEM−50、BEEM−50、BFEA−50(ケーエスエム株式会社製)、エポキシエステル3002M、エポキシエステル3002A、エポキシエステル3000MK、エポキシエステル3000A(共栄社化学株式会社製)、EBECRYL600、EBECRYL1606、EBECRYL3700(ダイセル・オルネクス株式会社製)等が挙げられる。また、ビスフェノールA又はビスフェノールFのアルキレンオキサイド付加物の末端グリシジルエーテル等のエポキシ樹脂類と(メタ)アクリル酸との反応物等により得られる化合物の市販品としては、BPE−80N、BPE−100、BPE−200、BPE−500、BPE−900、BPE−1300N(新中村化学工業社製)、ビスコート#700(大阪有機化学工業社製)、FA−324A、FA−321M(日立化成株式会社製)、ライトアクリレートBP−4EAL、BP−4PA(共栄社化学株式会社製)等が挙げられる。
<(B)成分>
本発明に用いられる(B)ラジカル重合開始剤としては、有機過酸化物や光ラジカル発生剤などが挙げられる。中でも、本発明では嫌気硬化性の観点から有機過酸化物が好ましい。有機過酸化物としては、例えば、クメンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイド、p−メタンハイドロパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド類、その他、ケトンパーオキサイド類、ジアリルパーオキサイド類、パーオキシエステル類等が挙げられる。これらの有機過酸化物は単独で或いは二種以上の混合物として用いることができる。これらのうち、反応性及び嫌気硬化性接着剤の長蔵保存安定性の観点からハイドロパーオキサイド類が好ましく用いられる。
この(B)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して0.1〜5質量部であることが好ましい。この場合、0.1質量部以上であると重合反応を十分に進行させることができ、5質量部以下であると、嫌気硬化性接着剤の保存安定性を向上させることができる。
<(C)成分>
本発明において用いられる(C)成分は、サッカリンであり、通常(B)成分と共に嫌気硬化性接着剤に使用される。該成分(C)成分を配合することにより良好な嫌気硬化性を達成することができる。(C)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して0.1〜5質量部であることが好ましい。0.1質量部以上であると、重合反応を十分に進行させることができ、5質量部以下であると嫌気硬化性接着剤の保存安定性を向上させることができる。
<(D)成分>
本発明の(D)成分は下記一般式(1)で表されるオキサゾリン基を含有する化合物である。
式中、R、Rは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数が1〜12の、置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換の環状アルキル基、置換又は非置換のハロゲン原子を表す。
中でも特に硬化物のアウトガスが抑制されることからオキサゾリン基を2〜6つ有する化合物であることが好ましく、特に好ましくは、一般式(2)又は(3)で表される化合物である。
式中、R、R、R、Rは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数が1〜12の、置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換の環状アルキル基、ハロゲン原子を表し、Rは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数が1〜12の、置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換の環状アルキル基、置換又は非置換の芳香族ヘテロ環、置換又は非置換の脂肪族ヘテロ環、ハロゲン原子を表す。
(D)成分としては、例えば2−メチルオキサゾリン、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリン、2,2,4−トリメチル−2−オキサゾリン、2−イソプロピル−2−オキザゾリン、2−フェニル−2−オキサゾリン、2,2’−ビス(2−オキザゾリン)、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス(2−オキサゾリン)が挙げられる。
更に一般式(2)又は(3)で表される化合物としては、例えば2,2’−(1,3−フェニレン)ビス(2−オキサゾリン)、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4−メチル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’−(2−ヨード−1,3−フェニレン)ビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’−(2−ブロモ−1,3−フェニレン)ビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’−(5−tert−ブチル−1,3−フェニレン)ビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4R)−4−エチル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4β−イソプロピル−2−オキサゾリン]、2,2’−(2−ブロモ−1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4β−イソプロピル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4−tert−ブチル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4β−フェニル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4R)−4α−フェニル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4β−ベンジル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4β−ブチル−2−オキサゾリン]、2,2’−(1,3−フェニレン)ビス[(4S)−4β−(シクロヘキシルメチル)−2−オキサゾリン]等が挙げられる。
(D)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して0.001〜10質量部であることが好ましく、0.01〜5質量部であることがより好ましく、0.03〜3質量部であることがさらに好ましい。0.001質量部以上であると、硬化物のアウトガスが抑制でき、10質量部以下であると、嫌気硬化性接着剤の保存安定性を向上させることができる。
<(E)成分>
本発明の(E)成分は、常温(25℃、以下同様)で固形であるフェノキシ樹脂(E1)又はジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂(E2)である。これらは単独で使用してもよく、複数を組み合わせて使用してもよい。
本発明に用いられる(E1)成分であるフェノキシ樹脂は、例えばエピクロルヒドリンとビスフェノール等から誘導される化合物である。(E1)成分のフェノキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノール型フェノキシ樹脂、ノボラック型フェノキシ樹脂等が挙げられる。これらは単独で使用してもよく、複数を組み合わせて使用してもよい。
フェノキシ樹脂としては、硬化物のアウトガスが抑制され、金属に対する密着性が良好であるという観点から、特にビスフェノール型フェノキシ樹脂が好ましい。中でも本発明の(A)成分と相溶性がよいという観点から、ビスフェノールAとビスフェノールFの共重合フェノキシ樹脂が好ましい。これらは単独で使用してもよく、複数を組み合わせて使用してもよい。
(E1)成分の重量平均分子量は、ポリスチレン換算で5000〜100000が好ましく、10000〜70000より好ましい。重量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により測定される。重量平均分子量が5000以上であると、硬化物の靱性が損なわれて金属との密着性が低下するのを防ぐことができる。重量平均分子量が100000以下である、アウトガスの発生を抑制する効果が十分に発揮され、かつ嫌気硬化性接着剤が著しく高粘度となって作業性が低下してしまうのを防ぐことができる。
(E1)成分のガラス転移点は、50〜120℃が好ましく、60〜90℃がより好ましい。ガラス転移点が50℃以上であると、硬化物のベタつきが小さく、ハンドリング性を向上させることができる。ガラス転移点が120℃以下であると、金属部材とのなじみがよくなるので、密着力を向上させることができる。
(E1)成分のフェノキシ樹脂としては市販品を使用することができる。市販品としては、例えば、フェノトートYP−50、フェノトートYP−50S、フェノトートYP−55、フェノトートYP−70、ZX−1356−2、FX−316(新日鉄住金化学社製)、JER1256、JER4250又はJER4275(三菱化学株式会社製)、PKHB、PKHC、PKHH、PKHJ、PKFE(Inchem社製)等が挙げられる。
本発明における(E2)成分は、脂環式骨格を有するエポキシ樹脂である。ここで、ここで、脂環式骨格としては、炭素数が5〜12の、単環式、双環式、縮合多環式、双環を含む縮合多環式等が挙げられ、中でもジシクロペンタジエン骨格が好ましい。
中でも、好ましい形態としては、芳香環及び脂環式骨格を有するエポキシ樹脂が挙げられる。特に、芳香環(例えば、ベンゼン環等)を構造中に有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂が特に好適に使用される。
芳香環を構造中に有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂の市販品としては、例えば、HP−7200、HP−7200H、HP−7200HH、HP−7200HHH(DIC株式会社製)、XD−1000(日本化薬社製)等が挙げられる。
(E2)成分は、25℃で固形であることが好ましく、軟化点は好ましくは50℃〜120℃、より好ましくは60℃〜80℃程度である。軟化点が50℃以上であると、硬化物のベタつきが小さく、ハンドリング性を向上させることができる。軟化点が120℃以下であると、金属部材とのなじみがよくなるので、密着力を向上させることができる。なお、(E2)成分の軟化点はJIS K2207に準じて測定する。
本発明における(E)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対して、0.001〜25質量部が好ましく、0.01質量部〜20質量部がより好ましく、0.05〜10質量部がさらに好ましく、0.07〜5質量部が特に好ましい。(E)成分の配合量が25質量部を超えると、硬化物のアウトガス量が増加してしまうおそれがあり、0.001質量部未満では金属部材との密着力が低下するおそれがある。
本発明の嫌気硬化性接着剤に、更に(F)成分としてエポキシ樹脂の硬化剤を含有させることにより、ステンレスに対する嵌合接着強さをより向上させ、かつ、硬化物のアウトガスの発生を一層抑制することができる。(F)成分は(E)成分の硬化剤として作用する化合物である。
(F)成分としては、例えば、複素環第2級アミン、複素環第3級アミン、アゾール系化合物、イミダゾール化合物等が挙げられる。
複素環第2級アミンとしては、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、1,2,3,4−テトラヒドロキナルジン等が挙げられる。複素環第3級アミンとしては、キノリン、メチルキノリン、キナルジン、キノキサリンフェナジン等が挙げられる。芳香族第3級アミン類としては、N,N−ジメチル−アニシジン、N,N−ジメチルアニリン等が挙げられる。アゾール系化合物としては、1,2,4−トリアゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、ベンゾトリアゾール、ヒドロキシベンゾトリアゾール、ベンゾキサゾール、1,2,3−ベンゾチアジアゾール、3−メルカプトベンゾトリゾール等が挙げられる。イミダゾール化合物等としては、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−イソブチル−2−メチルイミダゾール等が挙げられる。これらのうち、接着強度の観点から、イミダゾール化合物が好ましく用いられる。
(F)成分の配合量は、(E)成分10質量部に対して0.01〜30質量部が好ましく、0.05〜20質量部がより好ましく、0.1〜15質量部がより好ましい。0.01質量部以上であると、硬化物からアウトガスが発生するのを抑制することができる。30質量部以下であると、硬化後に未反応の(F)成分が残ることによる接着強度の低下を防ぐことができる。
本発明の嫌気硬化性接着剤は上記成分以外に重合を促進する成分を添加することができる。これらの成分としてはメルカプタン化合物、ヒドラジン化合物等が挙げられる。
メルカプタン化合物としてはn−ドデシルメルカプタン、エチルメルカプタン、ブチルメルカプタン等の直鎖型メルカプタン等が挙げられるがこれに限定されない。
ヒドラジン系化合物としては、1−アセチル−2−フェニルヒドラジン、1−アセチル−2(p−トリル)ヒドラジン、1−ベンゾイル−2−フェニルヒドラジン、1−(1’,1’,1’−トリフルオロ)アセチル−2−フェニルヒドラジン、1,5−ジフェニル−カルボヒドラジン、1−ホルミル−2−フェニルヒドラジン、1−アセチル−2−(p−ブロモフェニル)ヒドラジン、1−アセチル−2−(p−ニトロフェニル)ヒドラジン、1−アセチル−2−(2’−フェニルエチルヒドラジン)、エチルカルバゼート、p−ニトロフェニルヒドラジン、p−トリスルホニルヒドラジド等が挙げられるが、これに限定されない。
本発明の嫌気硬化性接着剤に対し、本発明の効果を損なわない範囲で、本発明の(E)成分に該当しないエポキシ樹脂、アクリルゴム、ウレタンゴム、スチレン系共重合体等の各種エラストマー、充填材、保存安定剤、酸化防止剤、光安定剤、接着助剤、光ラジカル開始剤、可塑剤、染料、顔料、難燃剤、及び界面活性剤等の添加剤を使用することができる。
本発明の嫌気硬化性接着剤に対し、硬化物の弾性率、流動性などの改良を目的として、保存安定性を阻害しない程度の充填材を添加してもよい。具体的には有機質粉体、無機質粉体、金属質粉体等が挙げられる。無機質粉体の充填材としては、ガラス、フュームドシリカ、アルミナ、マイカ、セラミックス、シリコーンゴム粉体、炭酸カルシウム、窒化アルミ、カーボン粉、カオリンクレー、乾燥粘土鉱物、乾燥珪藻土等が挙げられる。無機質粉体の配合量は、(A)成分100質量部に対し、0.1〜100質量部程度が好ましい。0.1質量部以上であれば十分な効果が得られ、100質量部以下であると嫌気硬化性接着剤の流動性が維持されるため、作業性が低下するのを防ぐことができる。
フュームドシリカは、嫌気硬化性接着剤の粘度調整又は硬化物の機械的強度を向上させる目的で配合される。好ましくは、オルガノクロロシラン類、ポリオルガノシロキサン、ヘキサメチルジシラザンなどで疎水化処理したものなどが用いられる。フュームドシリカの具体例としては、例えば、日本アエロジル製の商品名アエロジルR974、R972、R972V、R972CF、R805、R812、R812S、R816、R8200、RY200、RX200、RY200S、R202等の市販品が挙げられる。
有機質粉体の充填材としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、架橋アクリル、架橋ポリスチレン、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリカーボネートが挙げられる。有機質粉体の配合量は、(A)成分100質量部に対し、0.1〜100質量部程度が好ましい。0.1質量部以上であれば十分な効果が得られ、100質量部以下であると嫌気硬化性接着剤の流動性が維持されるため、作業性が低下するのを防ぐことができる。
本発明の嫌気硬化性接着剤に対し、保存安定剤を添加してもよい。保存安定剤としては、ベンゾキノン、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル等のラジカル吸収剤、エチレンジアミン4酢酸又はその2−ナトリウム塩、シュウ酸、アセチルアセトン、o−アミノフェノール等の金属キレート化剤等を添加することもできる。
本発明の嫌気硬化性接着剤に対し、酸化防止剤を添加してもよい。酸化防止剤としては、例えば、β−ナフトキノン、2−メトキシ−1,4−ナフトキノン、メチルハイドロキノン、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、モノ−tert−ブチルハイドロキノン、2,5−ジ−tert−ブチルハイドロキノン、p−ベンゾキノン、2,5−ジフェニル−p−ベンゾキノン、2,5−ジ−tert−ブチル−p−ベンゾキノン等のキノン系化合物;フェノチアジン、2,2−メチレン−ビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、カテコール、tert−ブチルカテコール、2−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール、2−tert−ブチル−6−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2−[1−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニル)エチル]−4,6−ジ−tert−ペンチルフェニルアクリレート、4,4’−ブチリデンビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチルフェノール)、3,9−ビス[2−[3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニロキシ]−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、チオジエチレンビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、N,N’−ヘキサン−1,6−ジイルビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオンアミド]、ベンゼンプロパン酸,3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシ,C7−C9側鎖アルキルエステル、2,4−ジメチル−6−(1−メチルペンタデシル)フェノール、ジエチル[[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]フォスフォネート、3,3’,3”,5,5’,5”−ヘキサ−tert−ブチル−a,a’,a”−(メシチレン−2,4,6−トリル)トリ−p−クレゾール、カルシウムジエチルビス[[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]フォスフォネート、4,6−ビス(オクチルチオメチル)−o−クレゾール、エチレンビス(オキシエチレン)ビス[3−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−m−トリル)プロピオネート]、ヘキサメチレンビス[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1,3,5−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、1,3,5−トリス[(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−キシリル)メチル]−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、N−フェニルベンゼンアミンと2,4,6−トリメチルペンテンとの反応生成物、2,6−ジ−tert−ブチル−4−(4,6−ビス(オクチルチオ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)フェノール、ピクリン酸、クエン酸等のフェノール類;トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)フォスファイト、トリス[2−[[2,4,8,10−テトラ−tert−ブチルジベンゾ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェフィン−6−イル]オキシ]エチル]アミン、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ペンタエリスリートールジフォスファイト、ビス[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−6−メチルフェニル]エチルエステル亜リン酸、テトラキス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)[1,1−ビスフェニル]−4,4’−ジイルビスホスフォナイト、6−[3−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロポキシ]−2,4,8,10−テトラ−tert−ブチルジベンズ[d,f][1,3,2]ジオキサフォスフェフィン等のリン系化合物;ジラウリル3,3’−チオジプロピオネート、ジミリスチル3,3’−チオジプロピオネート、ジステアリル3,3’−チオジプロピオネート、ペンタエリスリチルテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネート)、2−メルカプトベンズイミダゾール等のイオウ系化合物;フェノチアジン等のアミン系化合物;ラクトン系化合物;ビタミンE系化合物等が挙げられる。中でもフェノール系化合物が好適である。
本発明に対し光安定剤を添加してもよい。光安定剤としては、例えば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1−[2−[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ]エチル]−4−[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ]−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル−メタアクリレート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)[[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]ブチルマロネート、デカン二酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−1(オクチルオキシ)−4−ピペリジニル)エステル,1,1−ジメチルエチルヒドロペルオキシドとオクタンの反応生成物、N,N’,N”,N’”−テトラキス−(4,6−ビス−(ブチル−(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)アミノ)−トリアジン−2−イル)−4,7−ジアザデカン−1,10−ジアミン、ジブチルアミン・1,3,5−トリアジン・N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル−1,6−ヘキサメチレンジアミンとN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンの重縮合物、ポリ[[6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル][(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]]、コハク酸ジメチルと4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノールの重合物、2,2,4,4−テトラメチル−20−(β−ラウリルオキシカルボニル)エチル−7−オキサ−3,20−ジアザジスピロ[5.1.11.2]ヘネイコサン−21−オン、β−アラニン,N,−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−ドデシルエステル/テトラデシルエステル、N−アセチル−3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)ピロリジン−2,5−ジオン、2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−3,20−ジアザジスピロ[5.1.11.2]ヘネイコサン−21−オン、2,2,4,4−テトラメチル−21−オキサ−3,20−ジアザジシクロ−[5.1.11.2]−ヘネイコサン−20−プロパン酸ドデシルエステル/テトラデシルエステル、プロパンジオイックアシッド,[(4−メトキシフェニル)−メチレン]−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)エステル、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノールの高級脂肪酸エステル、1,3−ベンゼンジカルボキシアミド,N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)等のヒンダートアミン系;オクタベンゾン等のベンゾフェノン系化合物;2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキシ−3−(3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミド−メチル)−5−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(3−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−ペンチルフェニル)ベンゾトリアゾール、メチル3−(3−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−5−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートとポリエチレングリコールの反応生成物、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−6−ドデシル−4−メチルフェノール等のベンゾトリアゾール系化合物;2,4−ジ−tert−ブチルフェニル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエート系化合物;2−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキシル)オキシ]フェノール等のトリアジン系化合物等が挙げられる。特に好ましくは、ヒンダートアミン系化合物である。
本発明の嫌気硬化性接着剤に対し密着付与剤を添加してもよい。密着付与剤としてはγ−クロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリクロルシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−ユレイドプロピルトリエトキシシラン、ヒドロキシエチルメタクリレートリン酸エステル、メタクリロキシオキシエチルアシッドフォスフェート、メタクリロキシオキシエチルアシッドフォスフェートモノエチルアミンハーフソルト、2−ヒドロキシエチルメタクリル酸フォスフェート等、C5留分より合成された添加剤(日本ゼオン社製「クイントン」(ジシクロペンタジエン樹脂)、荒川化学社製「アルコン」、日本石油社製「ネオポリマー」)等が挙げられる。これらの中では、ヒドロキシエチルメタクリレートリン酸エステル、メタクリロキシオキシエチルアシッドフォスフェート、メタクリロキシオキシエチルアシッドフォスフェートモノエチルアミンハーフソルト、2−ヒドロキシエチルメタクリル酸フォスフェート等が好ましい。密着性付与剤の含有量は、(A)成分100質量部に対し、0.05〜30質量部が好ましく、0.2〜10質量部がより好ましい。
本発明の嫌気硬化性接着剤に対し、空気に接触してしまう箇所の硬化性を向上させる目的で乾性油を添加してもよい。乾性油としては、例えば、亜麻仁油、ボイル油など、いわゆる、不飽和脂肪酸のグリセリンエステル等が挙げられる。
本発明の嫌気硬化性接着剤は、従来公知の方法により製造することができる。例えば、(A)成分〜(D)成分の所定量を配合して、ミキサー等の混合手段を使用して、好ましくは10〜70℃の温度で好ましくは0.1〜5時間混合することにより製造することができる。
本発明の嫌気硬化性接着剤は、このように一液型組成物として使用することもできるが、好ましくは、二液型組成物として使用される。この際、一方の液に(E)成分を含め、他方の液に(F)成分を含めることが好ましい。このように成分(E)と(F)成分とを、別々の液に分けることにより貯蔵中に無駄な反応を抑えることができ、貯蔵安定性を高めることができる。このような二液型組成物においても、それぞれの液は上記方法により混合して製造することができる。そして、使用の際に二つの液を混合し使用される。
本発明の嫌気硬化性接着剤は、硬化物のアウトガスの発生を抑え、金属との接着力に優れていることから、ハードディスクドライブ装置等の電子機器や光学レンズ等の光学部品等のアウトガスが発生して問題となる箇所の接着剤、シール剤として極めて有効である。特に低アウトガスの接着剤等が求められるハードディスクドライブ装置等の電子機器に好適に用いられる。ハードディスク用接着剤としてのより具体的な好ましい用途としては、ハードディスクに搭載されるスピンドルモーターにおけるスリーブとベース部材の接着用途、スピンドルモーターのステーターワイヤー固定用コーティング用途、ピボットの固定などが挙げられる。
以下に実施例をあげて本発明を更に詳細の説明をするが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例及び比較例において使用した試験法は下記の通りである。
<嫌気硬化性接着剤の調製>
各成分を表1、2に示す質量部で採取し、常温にてプラネタリーミキサーで60分混合し、嫌気硬化性接着剤を調製し、各種物性に関して次のようにして測定した。尚詳細な調製量は表1、2に従い、数値は全て質量部で表記する。
・ベース配合組成物1
(A)成分としてEH1010(エポキシジ(メタ)アクリレート、新中村化学工業株式会社製)70質量部、イソボルニルメタクリレート20質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート10質量部と(B)成分としてクメンハイドロパーオキサイド1質量部と(C)成分としてサッカリン1質量部を添加し、常温にてミキサーで60分混合し、ベース配合組成物1を得た。
・ベース配合組成物2
(A)成分としてEH1010(エポキシジ(メタ)アクリレート、新中村化学工業株式会社製)60質量部、BPE−80N(エチレンオキサイド変性ビスフェノールA型ジアクリレート、新中村化学工業株式会社製)20質量部、イソボルニルメタクリレート10質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート10質量部と(B)成分としてクメンハイドロパーオキサイド1質量部と(C)成分としてサッカリン1質量部を添加し、常温にてミキサーで60分混合し、ベース配合組成物2を得た。
<(D)成分>
d1:2,2’−(1,3−フェニレン)ビス(2−オキサゾリン)
<(D)成分の比較成分>
d’1:3−アミノ−5−メチルイソオキサゾール
d’2:3−メチルイソオキサゾール
d’3:1,2,3ベンゾトリアゾール
<(E)成分>
e1:YP−70:重量平均分子量50000〜60000、常温で固形であるビスフェノールA及びビスフェノールFの共重合体、新日鉄住金化学株式会社製
e2:HP−7200:芳香環を構造中に有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、軟化点56〜66℃、DIC株式会社製
<(E)成分の比較成分>
e’1:常温で液状である重量平均分子量350のビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製)
<(F)成分>
f1:1−ベンジル−2−メチルイミダゾール(四国化成工業株式会社製)
表1、2の実施例、比較例において使用した試験方法は下記の通りである。
<硬化物のアウトガス試験>
各嫌気硬化性接着剤を90℃で1時間加熱し、硬化物を得た。この硬化物を20mg秤量し、セイコーインスツルメンツ社製の熱減量測定装置TG/DTA220にセットし、85℃、1000時間後のアウトガス量を測定した。その結果を表1、2にまとめた。
<ステンレスに対する嵌合接着強さ試験>
外径6φ×40mmのステンレス製ピンと、予めプライマーを塗布・乾燥させた内径6φ×15mmのステンレス製カラーを用いた。挿入時のクリアランスは0.01mmである。プライマーとは、アセトン100質量部に0.5質量部の2−エチルヘキサン酸銅を溶解させたものである。ピンに各嫌気硬化性接着剤を塗布した後、90℃で1時間加熱することで嵌合テストピースを得た。嵌合接着強さは、作成した嵌合テストピースに対して、万能試験機(オリエンテック社製;テンシロンRTF−2410)を用いて圧縮速度を10mm/minで測定した。その結果を表1、2にまとめた。
実施例1は、本発明の(A)〜(E)成分を含有する嫌気硬化性接着剤であるが、硬化物のアウトガス発生が抑制され、且つ金属に対して優れた接着力を有することがわかる。また、実施例2は、実施例1の(A)成分を変更したものであるが、実施例1同様に本発明の効果を奏することがわかる。また、実施例3は、実施例1のフェノキシ樹脂を「芳香環を構造中に有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂」に換えた嫌気硬化性接着剤であるが、実施例1同様に本発明の効果を奏することがわかる。また、実施例4は、実施例3から1−ベンジル−2−メチルイミダゾールを除いた嫌気硬化性接着剤であるが、実施例1と同様に本発明の効果を奏することがわかる。また、実施例5、6は、実施例3における「芳香環を構造中に有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂」の配合割合を0.5質量部からそれぞれ1.0質量部、3.0質量部に換えたものであるが、本発明の効果を奏することがわかる。
比較例1は、本発明の(d)成分非含有の嫌気硬化性接着剤であるが、本発明の実施例1と比較して硬化物のアウトガス量が多いことがわかる。また、比較例2〜4は、本発明の(d)成分の代わりの化合物を用いた嫌気硬化性接着剤であるが、本発明の実施例1と比較して硬化物のアウトガス量が多いことがわかる。また、比較例4は、本発明の実施例1と比較して、金属に対する接着力が劣ることがわかる。
比較例5は、本発明の(e)成分非含有の嫌気硬化性接着剤であるが、本発明の実施例1と比較して硬化物のアウトガス量が多く、金属に対する接着力が劣ることがわかる。また、比較例6は、本発明の(e)成分の代わりにビスフェノールA型エポキシ樹脂を含有した嫌気硬化性接着剤であるが、本発明の実施例1と比較して硬化物のアウトガス量が多く、金属に対する接着力が劣ることがわかる。また、比較例7は、本発明の(e)成分を(A)成分100質量部に対して、30質量部含有した嫌気硬化性接着剤であるが、本発明の実施例1と比較して硬化物のアウトガス量が多いことがわかる。
本発明の嫌気硬化性接着剤は、硬化物のアウトガス発生を抑え、さらに金属に対して優れた接着力を有するので、各種接着用途に好適用いられる。具体的には、ハードディスクドライブ装置等の電子機器や光学レンズ等の光学部品等のアウトガスが発生して問題となる箇所の接着剤、シール剤として極めて有効であり、広い分野に適用可能であることから産業上有用である。

Claims (9)

  1. (A)〜(E)成分を含有する嫌気硬化性接着剤;
    (A)成分:ラジカル重合性官能基を有する化合物、
    (B)成分:ラジカル重合開始剤、
    (C)成分:サッカリン、
    (D)成分:下記一般式(1):
    式中、R、Rは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数が1〜12の、置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換の環状アルキル基、ハロゲン原子を表す;
    で表されるオキサゾリン基を含有する化合物、および
    (E)成分:常温で固体であるフェノキシ樹脂(E1)又は脂環式骨格を有するエポキシ樹脂(E2);
    ここで、前記(E)成分は、前記(A)成分100質量部に対して、0.001〜25質量部である。
  2. 前記(A)成分100質量部に対して、前記(B)成分は0.01〜20質量部であり、前記(D)成分は0.001〜10質量部である、請求項1に記載の嫌気硬化性接着剤。
  3. 前記(D)成分は、前記オキサゾリン基を2〜6つ有する化合物である、請求項1又は2に記載の嫌気硬化性接着剤。
  4. 前記(D)成分は、下記一般式(2)又は(3):
    式中、R、R、R,Rは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数が1〜12の、置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換の環状アルキル基、ハロゲン原子を表し、Rは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数が1〜12の、置換又は非置換のアルキル基、置換または非置換の環状アルキル基、置換又は非置換の芳香族ヘテロ環、置換又は非置換の脂肪族ヘテロ環、ハロゲン原子を表す;
    で表される化合物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の嫌気硬化性接着剤。
  5. 前記(E)成分の重量平均分子量は、5000〜100000である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の嫌気硬化性接着剤。
  6. 前記(E)成分は、芳香環及び脂環式骨格を有するエポキシ樹脂(E2)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の嫌気硬化性接着剤。
  7. 前記(E2)成分は、芳香環を構造中に有するジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂である、請求項6に記載の嫌気硬化性接着剤。
  8. 更に(F)成分としてエポキシ樹脂用硬化剤を含有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の嫌気硬化性接着剤。
  9. ハードディスク用接着剤である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の嫌気硬化性接着剤。
JP2016503935A 2014-02-20 2014-11-07 嫌気硬化性接着剤 Active JP6432591B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014030839 2014-02-20
JP2014030839 2014-02-20
PCT/JP2014/079561 WO2015125354A1 (ja) 2014-02-20 2014-11-07 嫌気硬化性接着剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015125354A1 JPWO2015125354A1 (ja) 2017-03-30
JP6432591B2 true JP6432591B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=53877883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016503935A Active JP6432591B2 (ja) 2014-02-20 2014-11-07 嫌気硬化性接着剤

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6432591B2 (ja)
CN (1) CN106029801B (ja)
WO (1) WO2015125354A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2531717B (en) 2014-10-24 2016-10-05 Henkel IP & Holding GmbH Anaerobic curable compositions
WO2019123885A1 (ja) 2017-12-18 2019-06-27 株式会社スリーボンド 接着積層鋼板用ラジカル重合性接着剤組成物、接着積層体、モータおよび接着積層体の製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0160621B1 (de) * 1984-04-28 1989-08-09 Ciba-Geigy Ag Härtbare Zusammensetzungen
FR2624872B1 (fr) * 1987-12-22 1991-10-18 Elf Aquitaine Formulation adhesive acrylique anaerobie stable chimiquement et susceptible de fournir un joint adhesif durci presentant des resistances ameliorees au choc et au cisaillement ou/et une bonne tenue thermique
JP2004331879A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Three Bond Co Ltd 嫌気硬化性組成物
CN102325801B (zh) * 2009-01-15 2015-02-25 株式会社钟化 固化性组合物、其固化物、及其制备方法
JP5713170B2 (ja) * 2010-03-18 2015-05-07 スリーボンドファインケミカル株式会社 硬化性組成物
WO2012086445A1 (ja) * 2010-12-24 2012-06-28 株式会社スリーボンド 嫌気硬化性組成物
CN103725243B (zh) * 2013-12-27 2015-07-08 山东禹王实业有限公司 一种用于惰性金属表面粘结的厌氧胶

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015125354A1 (ja) 2017-03-30
CN106029801B (zh) 2019-09-17
CN106029801A (zh) 2016-10-12
WO2015125354A1 (ja) 2015-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6447868B2 (ja) 嫌気硬化性接着剤
WO2012086445A1 (ja) 嫌気硬化性組成物
WO2019124252A1 (ja) 硬化性樹脂組成物、それを用いた燃料電池およびシール方法
TWI820103B (zh) 樹脂組合物、密封片及密封體
WO2016195071A1 (ja) 保護膜形成用複合シート
JP6432591B2 (ja) 嫌気硬化性接着剤
US9481756B2 (en) Curable composition
WO2020189579A1 (ja) 接着剤組成物、硬化物および複合体
JP7376766B2 (ja) 接着剤組成物、硬化物および接合体
JP2021088632A (ja) 耐熱性アクリル系接着剤組成物
JPWO2017078053A1 (ja) 熱硬化性樹脂フィルムと第2保護膜形成フィルムのキット、熱硬化性樹脂フィルム、第1保護膜形成用シート及び半導体ウエハ用第1保護膜の形成方法
WO2019082969A1 (ja) 保護膜形成用複合シート、及び半導体チップの製造方法
US11646428B2 (en) Photocurable resin composition, fuel cell, and sealing method
JP7485928B2 (ja) 湿気硬化性樹脂組成物および硬化物
WO2022249965A1 (ja) 耐熱性アクリル系接着剤組成物
JPWO2017154616A1 (ja) 嫌気硬化性樹脂組成物及びそれを用いたウェルチプラグ用シール剤
WO2017078042A1 (ja) 保護膜形成用シート
JP7530349B2 (ja) 2パートシアノアクリレート硬化性接着剤系
WO2023100906A1 (ja) 嫌気硬化型接着剤組成物、接着積層体、モーター、及び、嫌気硬化用プライマー組成物
JP6748883B2 (ja) 光遅延硬化性樹脂組成物、接合体および接着方法
WO2023100907A1 (ja) 嫌気硬化型接着剤組成物、接着積層体、及び、モーター
JP2003313206A (ja) 嫌気硬化性組成物
JP2004331879A (ja) 嫌気硬化性組成物
JP3960231B2 (ja) 嫌気硬化性組成物
WO2024135438A1 (ja) 嫌気硬化型接着剤組成物、接着積層体、及び、モーター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6432591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250