JP6430431B2 - 監視システム、監視システムの監視方法、監視装置、監視装置の監視方法、通信端末、通信端末の制御方法、及びプログラム - Google Patents

監視システム、監視システムの監視方法、監視装置、監視装置の監視方法、通信端末、通信端末の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、監視システム、監視システムの監視方法、監視装置、監視装置の監視方法、通信端末、通信端末の制御方法、及びプログラムに関する。
昨今、少子高齢化が進むにつれて、離れて暮らす高齢になった親等を直接的に見守ることが難しくなる状況になりつつある。また、高齢者にとどまらず、子供のように見守りを必要とする対象者は多いのが現状である。そこで、位置情報と時間情報(時間帯)とを組み合わせることにより、対象者を遠隔から見守る技術がある。
特許文献1には、位置情報と判定条件とに基づいて、現時点において見守り対象者が所在しているべきエリアに居ない場合に異常が発生した可能性があると判定する技術が開示されている。なお、以下、見守り対象者を単に対象者又は被監視者、見守り者を監視者ともいう。
特開2015−114863号公報
しかしながら、人間の行動パターンは多岐にわたるものであるから、従来よりも比較してより精度か高くきめ細かい見守りシステムが必要とされているのが現状である。
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、日常生活において人間が活動していることを示すライフライン情報と、所定の通信が使用されていることを示す通信インフラ情報とに基づいて、より精度が高くきめ細かい監視システム、監視システムの監視方法、監視装置、監視装置の監視方法、通信端末、通信端末の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明における監視システムは、監視対象である対象者が所有する対象者端末と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段と、前記対象者の宅内に設置され前記対象者端末と接続する宅内通信手段と、前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末と、前記対象者端末が前記宅内通信手段と接続していることを示す宅内通信手段識別情報と前記計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段と、前記ライフライン情報量と前記対象者端末が接続する通信手段を識別する通信手段識別情報とに基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知する監視装置と、を含む監視システムであって、前記監視装置は、前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較すると共に、前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較し、双方の比較結果に基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、請求項6に記載の本発明における監視方法は、監視対象である対象者が所有する対象者端末と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段と、前記対象者の宅内に設置され前記対象者端末と接続する宅内通信手段と、前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末と、前記対象者端末が前記宅内通信手段と接続していることを示す宅内通信手段識別情報と前記計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段と、前記ライフライン情報量と前記対象者端末が接続する通信手段を識別する通信手段識別情報とに基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知する監視装置と、を含む監視システムの監視方法であって、前記監視装置は、前記対象者の現時点における活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する工程と、前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する工程と、双方の比較結果に基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する工程と、を含むことを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、請求項7に記載の本発明における監視装置は、監視対象である対象者が所有する対象者端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段に接続された監視装置であって、前記対象者の現時点における活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する手段と、前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する手段と、双方の比較結果に基づいて、前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する手段と、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、請求項8に記載の本発明における監視方法は、監視対象である対象者が所有する対象者端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段に接続された監視装置の監視方法であって、前記対象者の現時点における活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する工程と、前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する工程と、双方の比較結果に基づいて前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する工程と、を含むことを特徴とする。
そして、上記課題を解決するため、請求項9に記載の本発明における通信端末は、監視対象である対象者が所有する通信端末であって、自端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段と、前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する手段と、自端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する手段と、双方の比較結果に基づいて、前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する手段と、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、請求項10に記載の本発明における制御方法は、監視対象である対象者が所有し、自端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段を備える通信端末の制御方法であって、前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する工程と、自端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する工程と、双方の比較結果に基づいて前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する工程と、を含むことを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、請求項11に記載の本発明におけるプログラムは、請求項8又は10に記載の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、より精度が高くきめ細かい監視システム、監視システムの監視方法、監視装置、監視装置の監視方法、通信端末、通信端末の制御方法、及びプログラムが得られる。
本発明の実施形態における監視システムの全体構成について説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する対象者端末のハードウェアブロックについて説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバのハードウェアブロックについて説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバの機能ブロックについて説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納されるネットワーク接続情報について説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される自宅の無線LANの宅内基地局識別子について説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される基地局接続情報について説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される使用電力量情報について説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される比較用使用電力量情報について説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムの動作について説明するフロー図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバの動作について説明する図である。 本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバの動作について説明する図である。 本発明の他の実施形態における監視システムの全体構成について説明する図である。 本発明の他の実施形態における監視システムを構成する対象者端末の機能ブロックについて説明する図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化乃至省略する。本発明の内容を簡潔に説明すると、監視対象である対象者が所有する対象者端末100と、対象者の所定の期間における活動に伴い発生するライフライン情報量の一例である使用電力量を計測する使用電力量計測器600と、対象者の自宅10内に設置され対象者端末100と接続する無線LAN基地局500と、対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末200と、対象者の使用電力量と対象者端末100が接続する基地局を識別する基地局識別子とに基づいて見守り者端末200に対してアラームを通知する監視サーバ300と、がインターネット等のネットワーク900を介して接続されている。
そして、対象者端末100が無線LAN基地局500と接続していることを示す自宅10内の基地局識別子である宅内基地局識別子と使用電力計測器600により計測される使用電力量のうち当該所定の期間に対応する比較用使用電力用とを予め記憶する記憶装置800を有している。監視サーバ300は、対象者の現時点における活動に伴い発生して計測された現時点の使用電力量と比較用使用電力量とを比較すると共に、対象者端末100が現時点において接続する基地局を識別する現時点の基地局識別子と無線LAN基地局500の宅内基地局識別子とを比較し、双方の比較結果に基づいて見守り者端末200に対して警告を通知するか否かを判断する。これにより、より精度が高くきめ細かい監視システム、監視システムの監視方法、監視装置、監視装置の監視方法、通信端末、通信端末の制御方法、及びプログラムが得られるのである。
まず、本発明の実施形態における監視システムの全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態における監視システムの全体構成について説明する図である。本実施形態における監視システム1は、見守り対象者(被監視者)が所有する対象者端末100と、対象者の自宅10内に設置され対象者端末100と無線接続する無線LAN(Local Area Network)基地局500と、対象者の自宅10の外に設置され対象者端末100と携帯電話回線網で無線接続する移動体基地局401、402、403(以下、これ等を纏めて移動体基地局401ともいう。)と、見守り者(監視者)が所有する見守り者端末200と、を有している。
また、対象者端末100が無線LAN基地局500又は移動体基地局401を介したネットワーク900への接続を管理するネットワーク接続装置700と、対象者の自宅10に設置され日常生活において対象者が活動していることを示すライフライン情報量の一例である使用電力量を計測する使用電力計測器600と、を有している。さらに、日常生活において対象者が活動していることを示すライフライン情報量の一例である使用電力量と対象者端末100が無線LAN基地局500又は移動体基地局401を使用していることを示す通信インフラ情報とに基づいて対象者を監視し、対象者に異常が発生したと判定する場合に見守り者端末200にその旨通知する監視サーバ300と、対象者端末100、見守り者端末200、無線LAN基地局500、移動体基地局401を識別する情報や対象者が平穏な生活を送っている場合の比較用ライフライン情報量を記憶する記憶装置800と、を有している。
また、見守り者端末200、移動体基地局401、無線LAN基地局500、使用電力計測器600、ネットワーク接続装置700、及び監視サーバ300は、互いにネットワーク900を介して接続されている。なお、図1では、使用電力計測器600が、ネットワーク900を介して監視サーバ300に接続されている例について説明しているが、使用電力計測器600と無線LAN基地局500とが、有線又は無線で直に接続されているような構成であっても良い。この構成を採用することで、ライフライン情報量と通信インフラ情報とに基づいて対象者端末100を所有する対象者の状態を監視するという本発明の機能がより発揮され易くなる。
また、本実施形態では、日常生活において対象者が活動していることを示すライフライン情報量の一例として使用電力量を挙げて説明を行っているが、ライフライン情報量として、ガス使用量、水道使用量、電話回線網の回線使用量等、日常生活において人間が活動していることを示す情報であれば、如何なる情報を用いても良い。また、本実施形態では、ネットワーク接続装置700と監視サーバ300とが別体で構成されている例を挙げて説明を行っているが、ネットワーク接続装置700と監視サーバ300とが一体で構成されているものであっても良い。さらに、本実施形態では、記憶装置800が、監視サーバ300から独立して設けられている構成について説明を行っているが、監視サーバ300内に記憶装置を有する構成であったり、監視サーバ300から遠隔地に記憶装置800を設ける構成であったりしても良い。
次に、本発明の実施形態における監視システムを構成する対象者端末のハードウェアブロックについて説明する。図2は、本発明の実施形態における監視システムを構成する対象者端末のハードウェアブロックについて説明する図である。
本実施形態における対象者端末100は、ハードウェア構成として、対象者端末100の全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)(制御部)101を備えている。また、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)102やRAM(Random Access Memory)103等の記憶部を備えている。特に、本実施形態では、RAM103に、対象者端末100が対象者の自宅10に設置された又は対象者の自宅10において安定的に通信可能な無線LAN基地局500に接続可能な場合には、移動体基地局401ではなく無線LAN基地局500に接続し、優先的に無線LAN基地局500を介した通信を行う通信制御を行うアプリケーションプログラムがインストールされていることを前提とする。さらに、対象者端末100に対して電源を供給するバッテリ部104を備えている。
また、対象者端末100を所有する対象者が、キーボードや、LCD(Liquid Crystal Display)からなるタッチパネル等といった対象者端末100を操作する機能を有すると共に、対象者端末100のRAM103に格納されたデータ等を表示する機能を有する操作・表示部105を備えている。そして、対象者端末100が、移動体基地局401との間で通信を行う基地局通信部106と、無線LAN基地局500との間で通信を行う無線LAN通信部107とを備えている。
また、CPU101、ROM102、RAM103、バッテリ部104、操作・表示部105、基地局通信部106、及び無線LAN通信部107は、バス108によって接続されている。さらに、対象者端末100における各種処理は、CPU101が、ROM102及びRAM103に記憶されている各種プログラムをロードし実行することにより実現されるものである。なお、これに限らず、これらの機能を個別のハードウェア等の回路を用いて実現することも可能である。
次に、本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバのハードウェアブロックについて説明する。図3は、本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバのハードウェアブロックについて説明する図である。
本実施形態における監視サーバ300は、ハードウェア構成として、監視サーバ300の全体の動作を制御するCPU(制御部)301を備えている。また、各種データや各種プログラムを記憶するROM302やRAM303等の記憶部を備えている。ROM302は、監視サーバ300全体の動作を制御するプログラムを格納するものである。RAM303は、ROM302に格納されたプログラムが展開される記憶領域である。CPU301は、ROM302に格納された制御プログラムをロードし、監視サーバ300の動作によって得られた様々なデータをRAM303に展開するものである。さらに、監視サーバ300のアプリケーションソフトウェアを格納するHDD(Hard disk Drive)304を備えている。
また、監視サーバ300を管理する管理者が、キーボードや、LCDからなるタッチパネル等といった監視サーバ300を操作する機能を有すると共に、監視サーバ300のRAM303やHDD304に格納されたデータ等を表示する機能を有する操作・表示部305を備えている。そして、監視サーバ300が、ネットワーク900との間で通信を行う通信部306を備えている。また、監視サーバ300に対してAC(Alternative Current:交流)又はDC(Direct Current:直流)電源を供給する電源部307を備えている。
さらに、CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、操作・表示部305、通信部306、及び電源部307は、バス308によって接続されている。なお、これに限らず、これらの機能を個別のハードウェア等の回路を用いて実現することも可能である。
次に、本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバの機能ブロックについて説明する。図4は、本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバの機能ブロックについて説明する図である。
本実施形態における監視サーバ300は、機能ブロックとして、監視サーバ300の全体の動作を制御する全体制御部351を備えている。また、日常生活において対象者が活動していることを示すライフライン情報量の一例である使用電力計測器600で計測される使用電力量を見守り情報として受信する見守り情報受信部352を備えている。さらに、記憶装置800に予め記憶され対象者が平穏な生活を送っている場合のライフライン情報量を比較用ライフライン情報量として格納する比較用情報格納部353を備えている。
また、見守り情報受信部352で受信した見守り情報(使用電力量)と比較用情報格納部353に格納した比較用情報(比較用使用電力量)との比較を行う電力比較部354を備えている。
また、記憶装置800から抽出した対象者端末100が現在接続している通信手段である基地局を識別する基地局識別子と、予め記憶装置800に記憶された利用者識別子に対応する自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子とを比較する識別子比較部356を備えている。さらに、電力比較部354で比較した結果と、識別子比較部356で比較した結果との2つの比較結果に基づいて、対象者の安否を気遣う必要があるか否かを判断する判断部357を備えている。ここで、判断部357は、電力比較部354で比較した結果に基づいて、対象者の安否を気遣う必要があるか否かを判断する第1の判断部と、識別子比較部356で比較した結果に基づいて、対象者の安否を気遣う必要があるか否かを判断する第2の判断部との2つの判断部にて構成されても良い。
また、判断部357の判断結果に基づいて、対象者の安否を気遣う必要があると判断する場合、見守り者が所有する見守り者端末200に対してアラームを送信するアラーム送信部358を備えている。
さらに、記憶装置800に対して比較用情報である比較用使用電力量を入力する比較用情報入力部359を備えている。また、記憶装置800に記憶された使用電力量に基づいて比較用情報である比較用使用電力量を生成する比較用情報生成部360を備えている。また、全体制御部351、見守り情報受信部352、比較用情報格納部353、電力比較部354、識別子比較部356、判断部357、アラーム送信部358、比較用情報入力部359、及び比較用情報生成部360は、バス361によって接続されている。
次に、図1及び図5から図9を参照しつつ本実施形態における監視システム1の動作手順について説明する。なお、以下の説明では、「基地局」とは、移動体基地局401だけでなく、無線LAN基地局500(無線LANのアクセスポイント)も指すものとする。
<事前準備>
対象者端末100が対象者の自宅10に設置された又は対象者端末100と安定的に通信可能な無線LAN基地局500に接続可能な場合、移動体基地局401ではなく、優先的に無線LAN基地局500に接続し無線LANを介した通信を行う通信制御アプリケーションプログラムを対象者端末100のRAM103に予めインストールしておく。また、監視サーバ300は、対象者端末100を一意に特定可能な利用者識別子毎に、自宅10の無線LAN基地局500を一意に特定可能な宅内基地局識別子を図6に示すように記憶装置800に記憶しておく。図6は、本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される自宅の無線LANの宅内基地局識別子について説明する図である。なお、利用者識別子を有する通信端末が自宅以外の無線LAN基地局に接続されている場合でも、図6に示す利用者識別子と宅内基地局識別子(宅内通信手段識別情報)との対応付けに変化は現れない。
<ネットワーク接続動作>
ネットワーク接続装置700は、対象者端末100を含む通信端末が、移動体基地局401に接続しネットワーク900に接続する際、各通信端末に対してIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて、払い出す。その際、各通信端末を一意に識別する端末識別子(例えば、MSISDN(Mobile Station International Subscriber Directory Number)やIMSI(International Mobile Subscriber Identity)等)を各通信端末から取得し、取得した端末識別子と割り当てたIPアドレスとを対応付けて図5に示すようにネットワーク接続情報として記憶する。図5は、本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納されるネットワーク接続情報について説明する図である。
このとき、ネットワーク接続装置700は、各通信端末が接続した通信手段である基地局を一意に特定可能な基地局識別子(通信手段識別情報)を、各通信端末又は基地局から取得し、取得した基地局識別子と端末識別子とを対応付けて図7に示すように基地局接続情報として記憶装置800に記憶する。図7は、本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される基地局接続情報について説明する図である。
ここで、予め端末識別子と利用者識別子(例えば、ISP(Internet Service Provider)のID)とを対応付けて記憶装置800に記憶しておき、端末識別子に対応する利用者識別子を、端末識別子に代えて、又は端末識別子と共に記憶するようにしても良い。また、各通信端末からの接続が、移動体基地局401を経由したものであるのか、又は無線LAN基地局500を経由したものであるのかを判別し、図7に示すように基地局の種別を基地局種別として記憶するようにしても良い。
ネットワーク接続装置700は、対象者端末100を含む通信端末が、無線LAN基地局500に接続してからネットワーク900に接続する場合にも、各通信端末に対してIPアドレスを割り当てて、払い出す。その際、各通信端末の利用者を一意に識別する利用者識別子とパスワードとを各通信端末から取得して認証し、取得した利用者識別子と割り当てたIPアドレスとを対応付けて図5に示すようにネットワーク接続情報として記憶する。このとき、各通信端末から端末識別子も併せて取得し記憶するようにしても良い。
また、この際に、ネットワーク接続装置700は、各通信端末が接続した通信手段である基地局を一意に特定する基地局識別子(例えば、基地局ID、CELL ID、SSID(Service Set Identifier)等)を、各通信端末又は基地局から取得し、取得した基地局識別子と利用者識別子とを対応させて図7に示すように基地局接続情報として記憶装置800に記憶する。また、各通信端末からの接続が、移動体基地局401を経由したものであるか、無線LAN基地局500を経由したものであるかを判別し、図7に示すように基地局の種別を基地局種別として記憶しても良い。
<見守り動作>
対象者の自宅10の使用電力量を計測する使用電力計測器600は、対象者の自宅10で使用されている電力量を計測し、例えば、60分毎、又は毎時05分等といった定期的な所定のタイミングにおいて、計測した使用電力量を、対象者を一意に識別する利用者識別子と計測した日時等と共に図8に示すように使用電力量情報として監視サーバ300に送信する。図8は、本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される使用電力量情報について説明する図である。
図8(a)の場合、利用者識別子はAAA111111であり、2016年3月14日(月)8時5分の使用電力量のメータ値は100であり、同9時5分の使用電力量のメータ値は112であり、1時間当たり12増加している。また、図8(b)の場合、利用者識別子はBBB222222であり、2016年3月13日(日)8時5分の使用電力量のメータ値は200であり、同9時5分の使用電力量のメータ値は207であり、1時間当たり7増加している。なお、利用者識別子とは別に対象者を一意に識別可能な対象者識別子を設け、監視サーバ300で対応付けを行っても良いが、説明の簡単化のため利用者識別子を用いることとする。
ここで、使用電力量を計測する技術は、既存のスマートメータやHEMS(Home Energy Management System)(登録商標)等の技術を用いることとしても良い。また、対象者の自宅10で使用している電力量の計測は、使用電力量の合計値であっても、個々の電化製品毎に使用される使用電力量の値であっても良い。個々の電化製品毎に使用される使用電力量の値の場合、対象者の行動とは無関係に定常的、恒常的又は自動的に電力を使用している、例えば、冷蔵庫等の電化製品で使用される使用電力量の値を、監視サーバ300の電力比較部354において比較用使用電力量との比較対象となる使用電力量から除外することができるのでなお良い。
監視サーバ300は、使用電力量(見守り情報)を受信すると、利用者識別子毎に、使用電力量が取得された日時に対応させて図8に示すように使用電力量情報として記憶装置800に記憶する。
監視サーバ300の電力比較部354は、所定のタイミングで、記憶装置800に記憶された使用電力量と、利用者識別子と使用電力量の計測日時毎に設けられた比較用使用電力量とを比較する。この所定のタイミングは、対象者の自宅10で使用されている電力量を計測するタイミングと無関係で構わないし、夜間等の一部時間帯を除外するようにしても良い。ここで、比較用使用電力量について図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施形態における監視システムを構成する記憶装置に格納される比較用使用電力量情報について説明する図である。この比較用使用電力量情報は、対象者の活動履歴に基づいて使用電力計測器600によって計測され、予め記憶装置800に記憶されている。
図9(a)の場合、利用者識別子AAA111111の平日の各時間帯の単位時間当たりの使用電力量は、23時30分から6時30分までが10、6時30分から9時までが20、9時から18時までが10、18時から23時30分までが30となっている。また、土日祝日の各時間帯の単位時間当たりの使用電力量は、0時から8時までが10、8時から11時までが25、11時から20時までが10、20時から0時までが35となっている。
図9(b)の場合、利用者識別子BBB222222の平日の各時間帯の単位時間当たりの使用電力量は、0時から7時30分までが5、7時30分から9時までが15、9時から17時までが5、17時から0時までが20となっている。また、土日祝日の各時間帯の単位時間当たりの使用電力量は、1時から9時までが5、9時から12時までが20、12時から20時までが5、20時から1時までが25となっている。
そうすると、監視サーバ300の電力比較部354は、記憶装置800に記憶された図8に示す使用電力量と図9に示す比較電力量とを比較する。利用者識別子AAA111111の場合、図8(a)に示すように、所定の期間における活動に伴い発生するライフライン情報量の一例として、2016年3月14日(月)の8時5分から9時5分までの間の1時間に電力使用量が12増加している。そして、図9(a)に示すように、利用者識別子AAA111111の当該所定の期間に対応する平日6時30分から9時までの1時間当たりの使用電力量は20であり、9時から18時までの1時間当たりの使用電力量は10である。したがって、電力比較部354は、図8(a)の電力使用量の増分である12と、図9(a)における各時間帯の電力使用量の増分とを比較する。
同様に、利用者識別子BBB222222の場合、図8(b)に示すように、所定の期間における活動に伴い発生するライフライン情報量の一例として、2016年3月13日(日)の8時5分から9時5分までの間の1時間に電力使用量が7増加している。そして、図9(b)に示すように、利用者識別子BBB222222の当該所定の期間に対応する日曜日1時から9時までの1時間当たりの使用電力量は5であり、9時から12時までの1時間当たりの使用電力量は20である。したがって、電力比較部354は、図8(b)の電力使用量の増分である7と、図9(b)における各時間帯の電力使用量の増分とを比較する。
なお、比較用使用電力量は、例えば、普段、対象者が当該時間帯に使用する電力量の下限値等といった、対象者が平穏な生活を送っている場合のライフライン情報量が好ましいが、下限値と上限値の2つの値や下限値から上限値までの幅のある値でも良い。また、例えば、プラスマイナス150%等といったような比較用使用電力量と著しく相違するかどうかを比較するようにしても良い。比較用使用電力量は、監視サーバ300の比較用情報入力部359によって予め対象者や見守り者が入力しても良いし、監視サーバ300の比較用情報生成部360が、記憶装置800に記憶された使用電力量に基づいて生成しても良い。
さらに、監視サーバ300は、記憶装置800に記憶された図7に示す基地局接続情報から、その利用者識別子を有する通信端末が現在接続している基地局の基地局識別子(通信手段識別情報)を抽出する。あるいは、予め記憶装置800に記憶された基地局接続情報から、その利用者識別子に対応する対象者の端末識別子を抽出し、基地局接続情報から、その端末識別子が現在接続している基地局の基地局識別子(通信手段識別情報)を抽出するようにしても良い。なお、対象者端末100が、自宅10から外出し、移動体基地局401のサービスエリア、移動体基地局402のサービスエリア、移動体基地局403のサービスエリアに順次移動するにしたがって、図7に示す基地局接続情報の基地局識別子は、移動体基地局401、402、403の基地局識別子に順次変化し、図7に示す基地局種別は、移動体基地局401、402、403の基地局種別に順次変化する。要するに、図7に示す基地局接続情報のうち、基地局識別子及び基地局種別は、対象者の行動パターンによって変わり得る。なお、無線LAN基地局は、公衆無線LAN基地局等として、自宅外にも存在する。対象者端末100は、安定的に通信可能な公衆無線LAN基地局に接続可能な場合、移動体基地局401ではなく、優先的に公衆無線LAN基地局に接続しても良い。公衆無線LAN基地局の基地局識別子と、自宅の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子とは異なる。
そして、監視サーバ300の識別子比較部356は、抽出した基地局識別子と、予め記憶装置800に記憶された図6に示す利用者識別子に対応する自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子(宅内通信手段識別情報)とを比較する。ここで、例えば、通信端末が移動体基地局401と無線LAN基地局500との双方に接続している場合のように、通信端末が現在接続している基地局識別子が複数抽出される場合がある。この場合、識別子比較部356は、これ等複数の抽出された基地局識別子の中に、自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子が存在するかどうかを、それぞれの基地局識別子を比較することにより行う。
その後、監視サーバ300の判断部357は、電力比較部354による使用電力量と比較用使用電力量との比較結果と、識別子比較部356による基地局識別子(通信手段識別情報)と自宅の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子(宅内通信手段識別情報)との比較結果とに基づいて、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信するかどうかの判断を行う。その結果、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信する必要がある場合、監視サーバ300のアラーム送信部358は、予め記憶装置800に記憶されている見守り者端末200の通知先(例えば、メールアドレスやSMS(Short Message Service))宛てに、アラーム通知を送信する。要するに、この見守り動作は、ライフライン情報量の変化と通信インフラ情報の変化とを併せて監視することにより、対象者端末100を所有する対象者の状態を見守ることとしている。
また、電力比較部354による比較の結果、使用電力量が比較用使用電力量以下である場合、記憶装置800に記憶された図7に示す基地局接続情報から、その利用者識別子が現在接続している基地局の基地局識別子を抽出する。あるいは、予め記憶装置800に記憶されている利用者識別子に対応する対象者の端末識別子を抽出して、記憶装置に記憶された基地局接続情報から、その端末識別子が現在接続している基地局の基地局識別子を抽出するようにしても良い。
そして、監視サーバ300の識別子比較部356は、抽出した基地局識別子と、予め記憶装置800に記憶された図6に示す利用者識別子に対応する自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子とを比較する。ここで、例えば、通信端末が移動体基地局401と無線LAN基地局500との双方に接続している場合のように、通信端末が現在接続している基地局識別子が複数抽出される場合がある。この場合、識別子比較部356は、これ等複数の抽出された基地局識別子の中に、自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子が存在するかどうかを、それぞれの基地局識別子を比較することにより行う。
その後、監視サーバ300の判断部357は、識別子比較部356による比較結果に基づいて、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信するかどうかの判断を行う。その結果、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信する必要がある場合、監視サーバ300のアラーム送信部358は、予め記憶装置800に記憶されている見守り者端末200の通知先(例えば、メールアドレスやSMS(Short Message Service))宛てに、アラーム通知を送信する。要するに、この見守り動作は、ライフライン情報量の変化を監視してから、通信インフラ情報の変化を監視することにより、対象者端末100を所有する対象者の状態を見守ることとしている。なお、詳細な説明は省略するが、通信インフラ情報の変化を監視してから、ライフライン情報量の変化を監視することにより、対象者端末100を所有する対象者の状態を見守るようにしても良い。
<判定パターンと通知の有無の具体例>
以下、判断部357の判定パターンとアラーム通知の有無の具体例について説明する。
(パターン1)
電力比較部354による比較結果が、使用電力量が比較用使用電力量以下であり、かつ、識別子比較部356による比較結果が、抽出した基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子と一致する場合、すなわち、接続した通信端末の利用者識別子と同じ基地局識別子が記憶装置800に存在する場合、使用電力量が、普段の電力使用量である比較用使用電力量より少ないにもかかわらず、対象者は自宅10に滞在している状態であると推測される。このため、判断部357は、対象者の安否を気遣う必要があると判断し、アラーム送信部358は、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信する。
(パターン2)
電力比較部354による比較結果が、使用電力量が比較用使用電力量以下であり、かつ、識別子比較部356による比較結果が、抽出した基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子と異なる場合、すなわち、接続した通信端末の利用者識別子と同じ基地局識別子が記憶装置800に存在しない場合、普段の電力使用量である比較用使用電力量より少ないのは対象者が自宅10に滞在していないからであり、対象者は外出している状態であると推測される。このため、判断部357は、対象者の安否を気遣う必要がないと判断し、アラーム送信部358は、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信しない。この場合、見守り者を安心させるために、アラーム送信部358は、見守り者端末200に対して対象者が外出中である旨の通知を送信するようにしても良い。
また、電力比較部354による比較の結果、使用電力量が比較用使用電力量より上である場合、以下説明する2つの判定パターンが考えられる。
(パターン3)
電力比較部354による比較結果が、使用電力量が比較用使用電力量より上であり、かつ、識別子比較部356による比較結果が、抽出した基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子と一致する場合、すなわち、接続した通信端末の利用者識別子と同じ基地局識別子が記憶装置800に存在する場合、普段の電力使用量である比較用使用電力量より多いのは対象者が自宅10に滞在しているからであり、対象者は自宅10に滞在している状態であると推測される。このため、判断部357は、対象者の安否を気遣う必要がないと判断し、アラーム送信部358は、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信しない。この場合、見守り者を安心させるために、アラーム送信部358は、見守り者端末200に対して対象者が自宅で普通に生活している旨の通知を送信するようにしても良い。
(パターン4)
電力比較部354による比較結果が、使用電力量が比較用使用電力量より上であり、かつ、識別子比較部356による比較結果が、抽出した基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子と異なる場合、すなわち、接続した通信端末の利用者識別子と同じ基地局識別子が記憶装置800に存在しない場合、対象者は電化製品を消し忘れた状態で外出しているか、又は対象者端末100が対象者の手元から離れている状態である等と推測される。このため、判断部357は、対象者の安否を確認しておいた方が良いと判断し、アラーム送信部358は、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信するようにしても良い。
上記説明した判定パターンのうち、対象者端末100の所有者の安否に関して見守り者端末200の所有者にアラーム通知を送信する緊急度は、パターン1が最も高く、次いでパターン4が高く、パターン2とパターン3の緊急度は低い。
なお、対象者端末100が、自宅10の無線LAN基地局500と、移動体基地局401との双方に同時に接続する場合が考えられる。すなわち、移動体基地局401のエリアが広いため、対象者が自宅10に在宅している場合でも基地局識別子が移動体基地局401の基地局識別子となる可能性がある。この場合、対象者が自宅10に在宅している場合、対象者端末100の基地局識別子が移動体基地局401の基地局識別子ではなく、無線LAN基地局500の宅内基地局識別子であることを判別するようにしても良い。
上記説明した本実施形態における監視システム1の動作手順に基づいて、以下本発明の実施形態における監視システムの動作についてフロー図を用いて説明する。図10は、本発明の実施形態における監視システムの動作について説明するフロー図である。
まず、ステップS901の処理において、監視システム1を構成する対象者端末100のRAM103に、優先的に無線LAN基地局500に接続するアプリケーションプログラムをインストールする。
次に、ステップS902の処理において、ネットワーク接続装置700は、対象者端末100が基地局を経由してネットワーク接続したか否かを判断する。対象者端末100が無線LAN通信部107を用いて無線LAN基地局500に接続した(ステップS902:無線LAN基地局に接続)と判断すると、ステップS903の処理へ移行する。
ステップS903の処理において、記憶装置800は、対象者端末100の利用者識別子と無線LAN基地局500の基地局識別子とを対応付けて記憶する。ステップS902の処理において、対象者端末100の基地局通信部106を用いて移動体基地局401に接続した(ステップS902:移動体基地局に接続)と判断すると、ステップS905の処理へ移行する。なお、ネットワーク接続装置700は、対象者端末100が基地局を経由してネットワークに接続する度にステップS902の処理を繰り返す。ステップS905の処理において、記憶装置800は、対象者端末100の利用者識別子と移動体基地局401の基地局識別子とを対応付けて記憶する。
ステップS906の処理において、対象者の自宅10に設置されている使用電力計測器600は、所定のタイミングで対象者の自宅10で使用している使用電力量を計測し、記憶装置800に送信する。ステップS907の処理において、記憶装置800は、対象者端末100の利用者識別子と対象者の自宅10で使用された使用電力量とを記憶する。
ステップS908の処理において、監視サーバ300の判断部357は、所定のタイミングにて見守り者端末200に対してアラームを通知するか否かを判断する。見守り者端末200に対してアラームを通知する(ステップS908:Yes)と判断すると、ステップS909の処理へ移行し、見守り者端末200に対してアラームを通知しない(ステップS908:No)と判断すると、次の所定のタイミングまで待機し、次の所定のタイミングになったら、ステップS908の処理を実行する。ステップS909の処理において、監視サーバ300のアラーム送信部358は、見守り者端末200に対してアラームを送信する。
次に、本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバの動作について説明する。具体的には、図10のステップS908の処理において、監視サーバ300の判断部357が、見守り者端末200に対してアラームを通知するか否かを判断する際の詳細な動作について説明する。図11、図12は、本発明の実施形態における監視システムを構成する監視サーバの動作について説明する図である。
ステップS101の処理において、記憶装置800は、対象者の自宅10に設置されている無線LAN基地局500の基地局識別子を宅内基地局識別子として、予め、利用者識別子に対応付けて記憶する。また、記憶装置800は、計測日時毎の使用電力量に対応し、普段、対象者が当該時間帯に使用する電力量の下限値等といった、対象者が平穏な生活を送っている場合の比較用ライフライン情報量の一例である比較用使用電力量を、予め、又は、平均値等の計算後に、利用者識別子に対応付けて記憶する。
ステップS102の処理において、記憶装置800は、通信端末が基地局を経由してネットワーク接続した際に、各通信端末が接続した基地局の基地局識別子と各通信端末の端末識別子に対応する利用者識別子とを対応付けて記憶する。
ステップS103の処理において、記憶装置800は、対象者端末毎に、上記対象者が平穏な生活を送っている期間に対応した所定のタイミングで計測した現時点の使用電力量を受信して記憶する。ここで、ステップS101からS103の処理は各々のタイミングに応じて処理し、順序は特に問わない。そして、ステップS104の処理において、所定のタイミングで、監視サーバ300の電力比較部354は、見守り情報受信部352で受信した現時点の使用電力量と比較用情報格納部353に格納した比較用使用電力量との比較を行う。
ステップS105の処理において、監視サーバ300の電力比較部354は、使用電力量が比較用使用電力量以下であるか否かを判断する。使用電力量が比較用使用電力量以下である(ステップS105:Yes)と判断すると、ステップS106の処理へ移行し、使用電力量が比較用使用電力量より上である(ステップS105:No)と判断すると、図12のステップS110の処理へ移行する。
ステップS106の処理において、監視サーバ300は、利用者識別子を有する対象者端末100が現在接続している基地局の基地局識別子を記憶装置800から抽出する。ステップS107の処理において、監視サーバ300の識別子比較部356は、ステップS106の処理において抽出した現在接続している基地局の基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子であるか否かを判断する。抽出した識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子である(ステップS107:Yes)と判断すると、ステップS108の処理へ移行し、抽出した基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子でない(ステップS107:No)と判断すると、ステップS109の処理へ移行する。
ステップS108の処理において、監視サーバ300の判断部357は、対象者の安否を気遣う必要があると判断し、アラーム送信部358は、見守り者が所有する見守り者端末200に対してアラームを送信する。これは、上記したパターン1の判定パターンに対応する。ステップS109の処理において、監視サーバ300の判断部357は、対象者の安否を気遣う必要がないと判断し、アラーム送信部358は、見守り者が所有する見守り者端末200に対してアラームを送信しない。これは、上記したパターン2の判定パターンに対応する。そして処理を終了する。
ステップS110の処理において、監視サーバ300は、利用者識別子を有する対象者端末100が現在接続している基地局の基地局識別子を記憶装置800から抽出する。ステップS111の処理において、監視サーバ300の識別子比較部356は、ステップS110の処理において抽出した現在接続している基地局の基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子であるか否かを判断する。抽出した識別子が自宅10の無線LAN基地局500の識別子である(ステップS111:Yes)と判断すると、ステップS112の処理へ移行し、抽出した基地局識別子が自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子でない(ステップS111:No)と判断すると、ステップS113の処理へ移行する。
ステップS112の処理において、監視サーバ300の判断部357は、対象者の安否を気遣う必要がないと判断し、アラーム送信部358は、見守り者が所有する見守り者端末200に対してアラームを送信しない。これは、上記したパターン3の判定パターンに対応する。ステップS113の処理において、監視サーバ300の判断部357は、対象者の安否を気遣う必要があると判断し、アラーム送信部358は、見守り者が所有する見守り者端末200に対してアラームを送信する。これは、上記したパターン4の判定パターンに対応する。そして処理を終了する。
次に、本発明の他の実施形態における監視システムの全体構成、及び本発明の他の実施形態における監視システムを構成する対象者端末の機能ブロックについて説明する。図13は、本発明の他の実施形態における監視システムの全体構成について説明する図である。また、図14は、本発明の他の実施形態における監視システムを構成する対象者端末の機能ブロックについて説明する図である。
本発明の他の実施形態は、対象者端末150の監視を、監視サーバ300に代えて対象者端末150自身が実行することを除いて、上記説明した実施形態と同じである。この場合、上記実施形態において説明した記憶装置800に相当する記憶部162が対象者端末150内に設けられている。なお、上記実施形態において説明した記憶装置800に相当する記憶部162を、対象者端末150の外部に設ける構成としても良い。以下、図13及び図14を参照しつつ本発明の他の本実施形態における監視システム2の動作手順について説明する。なお、以下の説明において、上記説明した実施形態と同様の部分についての詳細な説明は省略する。
<事前準備>
対象者端末150が対象者の自宅10に設置された又は対象者端末150と安定的に通信可能な無線LAN基地局500に接続可能な場合、移動体基地局401ではなく、優先的に無線LAN基地局500に接続し無線LANを介した通信を行う通信制御アプリケーションプログラムを対象者端末150のRAM103に予めインストールしておく。また、自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子を対象者端末150の記憶部162に記憶しておく。
<見守り動作>
対象者の自宅10の使用電力量を計測する使用電力計測器600は、対象者の自宅10で使用されている電力量を計測し、例えば、60分毎、又は毎時05分等といった定期的な所定のタイミングにおいて、計測した使用電力量を使用電力量情報として対象者端末150に送信する。
対象者端末150は、使用電力量(見守り情報)情報を受信すると、使用電力量情報が取得された日時に対応させて使用電力量を記憶部162に記憶する。対象者端末150の電力比較部154は、所定のタイミングで、記憶部162に記憶された使用電力量と、利用者識別子と使用電力量の計測日時毎に設けられた比較用使用電力量とを比較する。この所定のタイミングは、対象者の自宅10で使用されている電力量を計測するタイミングと無関係で構わないし、夜間等の一部時間帯を除外するようにしても良い。比較用使用電力量は、対象者端末150の比較用情報入力部159によって予め対象者や見守り者が入力しても良いし、対象者端末150の比較用情報生成部160が、記憶部162に記憶された使用電力量に基づいて生成しても良い。
さらに、対象者端末150は、自端末が現在接続している基地局の基地局識別子を抽出する。そして、対象者端末150は、抽出した基地局識別子と、予め記憶部162に記憶された自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子とを比較する。
ここで、例えば、対象者端末150が移動体基地局401と無線LAN基地局500との双方に接続している場合のように、対象者端末150が現在接続している基地局識別子が複数抽出される場合がある。この場合、識別子比較部156は、これ等複数の抽出された基地局識別子の中に、自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子が存在するかどうかを、それぞれの基地局識別子を比較することにより行う。
その後、対象者端末150の判断部157は、電力比較部154による比較用使用電力量と使用電力量との比較結果と、識別子比較部156による基地局識別子(通信手段識別情報)と自宅の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子(宅内通信手段識別情報)との比較結果とに基づいて、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信するかどうかの判断を行う。その結果、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信する必要がある場合、対象者端末150のアラーム送信部158は、予め記憶部162に記憶されている見守り者端末200の通知先(例えば、メールアドレスやSMS(Short Message Service))宛てに、アラーム通知を送信する。
また、電力比較部154による比較の結果、使用電力量が比較用使用電力量以下である場合、記憶部162に記憶された基地局接続情報から、自端末が現在接続している基地局の基地局識別子を抽出する。対象者端末150の識別子比較部156は、抽出した基地局識別子と、予め記憶部162に記憶された利用者識別子に対応する自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子とを比較する。ここで、例えば、対象者端末150が移動体基地局401と無線LAN基地局500との双方に接続している場合のように、対象者端末150が現在接続している基地局識別子が複数抽出される場合がある。この場合、識別子比較部156は、これ等複数の抽出された基地局識別子の中に、自宅10の無線LAN基地局500の宅内基地局識別子が存在するかどうかを、それぞれの基地局識別子を比較することにより行う。
その後、対象者端末150の判断部157は、識別子比較部156による比較結果に基づいて、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信するかどうかの判断を行う。その結果、見守り者端末200に対してアラーム通知を送信する必要がある場合、対象者端末150のアラーム送信部158は、記憶部162に記憶されている見守り者端末200の通知先(例えば、メールアドレスやSMS(Short Message Service))宛てに、アラーム通知を送信する。
なお、他の実施形態における<判定パターンと通知の有無の具体例>は、上記実施形態において説明した<判定パターンと通知の有無の具体例>と同様であるので、詳細な説明を省略する。
そして、図10、図11、図12に示した本発明の実施形態における監視システムを構成する各機能ブロックの動作は、コンピュータ上のプログラムに実行させることもできる。すなわち、監視システムを構成する対象者端末100及び監視サーバ300の動作全体を制御するCPU101、301が、ROM102、302に格納されたプログラムをロードし、プログラムの各処理ステップが順次実行されることによって行われる。
このように、本発明によれば、より精度が高くきめ細かい監視システム、監視システムの監視方法、監視装置、監視装置の監視方法、通信端末、通信端末の制御方法、及びプログラムが得られる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更が可能である。
1、2 監視システム
10 自宅
100、150 対象者端末
101、301 CPU
102、302 ROM
103、303 RAM
104 バッテリ部
105、305 操作・表示部
106 基地局通信部
107 無線LAN通信部
108、161、308、361 バス
162 記憶部
151、351 全体制御部
152、352 見守り情報受信部
153、353 比較用情報格納部
154、354 電力比較部
156、356 識別子比較部
157、357 判断部
158、358 アラーム送信部
159、359 比較用情報入力部
160、360 比較用情報生成部
200 見守り者端末
300 監視サーバ
304 HDD
306 通信部
307 電源部
401、402、403 移動体基地局
500 無線LAN基地局
600 使用電力計測器
700 ネットワーク接続装置
800 記憶装置
900 ネットワーク

Claims (12)

  1. 監視対象である対象者が所有する対象者端末と、
    前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段と、
    前記対象者の宅内に設置され前記対象者端末と接続する宅内通信手段と、
    前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末と、
    前記対象者端末が前記宅内通信手段と接続していることを示す宅内通信手段識別情報と
    前記計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量と
    を記憶する記憶手段と、
    前記ライフライン情報量と前記対象者端末が接続する通信手段を識別する通信手段識別情報とに基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知する監視装置と、
    を含む監視システムであって、
    前記監視装置は、前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較すると共に、前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較し、双方の比較結果の組み合わせパターンに基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断することを特徴とする監視システム。
  2. 前記監視装置は、前記現時点のライフライン情報量が前記比較用ライフライン情報量以下であり、かつ、前記現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とが一致するとき、前記見守り者端末に対して警告を通知すると判断することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記監視装置は、前記現時点のライフライン情報量が前記比較用ライフライン情報量より上であり、かつ、前記現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とが異なるとき、前記見守り者端末に対して警告を通知すると判断することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  4. 前記監視装置は、前記現時点のライフライン情報量が前記比較用ライフライン情報量以下であり、かつ、前記現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とが異なるとき、又は、前記現時点のライフライン情報量が前記比較用ライフライン情報量より上であり、かつ、前記現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とが一致するとき、前記見守り者端末に対して警告を通知しないと判断することを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  5. 前記比較用ライフライン情報量は前記対象者の活動履歴に基づいて予め計測して記憶された下限値と上限値の2つの値があるライフライン情報であり、前記現時点のライフライン情報量が計測された期間に対応する期間の前記比較用ライフライン情報と前記現時点のライフライン情報とを比較することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の監視システム。
  6. 前記監視装置は、前記現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量の比較結果を、前記比較用ライフライン情報量より上の場合と、前記比較用ライフライン情報量以下の場合とに分け、前記現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報との比較結果を、宅内通信手段と一致する場合と、宅内通信手段と一致しない場合とに分け、それぞれの比較結果を組み合わせたバターンに応じて、前記見守り者端末に対して警告を通知するか否かの処理を行うことを特徴とする請求項1または5に記載の監視システム。
  7. 監視対象である対象者が所有する対象者端末と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段と、前記対象者の宅内に設置され前記対象者端末と接続する宅内通信手段と、前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末と、前記対象者端末が前記宅内通信手段と接続していることを示す宅内通信手段識別情報と前記計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段と、前記ライフライン情報量と前記対象者端末が接続する通信手段を識別する通信手段識別情報とに基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知する監視装置と、を含む監視システムの監視方法であって、
    前記監視装置は、
    前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する工程と、
    前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する工程と、
    双方の比較結果の組み合わせパターンに基づいて前記見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する工程と、
    を含むことを特徴とする監視方法。
  8. 監視対象である対象者が所有する対象者端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段に接続された監視装置であって、
    前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する手段と、
    前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する手段と、
    双方の比較結果の組み合わせパターンに基づいて、前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する手段と、
    を含むことを特徴とする監視装置。
  9. 監視対象である対象者が所有する対象者端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段に接続された監視装置の監視方法であって、
    前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する工程と、
    前記対象者端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する工程と、
    双方の比較結果の組み合わせパターンに基づいて前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する工程と、
    を含むことを特徴とする監視方法。
  10. 監視対象である対象者が所有する通信端末であって、
    自端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段と、
    前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する手段と、
    自端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する手段と、
    双方の比較結果の組み合わせパターンに基づいて、前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する手段と、
    を含むことを特徴とする通信端末。
  11. 監視対象である対象者が所有し、自端末が前記対象者の宅内に設置された宅内通信手段に接続していることを示す宅内通信手段識別情報と、前記対象者の活動に伴い発生するライフライン情報量を計測する計測手段により計測されるライフライン情報量に対する比較用ライフライン情報量とを記憶する記憶手段を備える通信端末の制御方法であって、
    前記対象者の活動に伴い発生して計測された現時点のライフライン情報量と前記比較用ライフライン情報量とを比較する工程と、
    自端末が現時点において接続する通信手段を識別する現時点の通信手段識別情報と前記宅内通信手段識別情報とを比較する工程と、
    双方の比較結果の組み合わせパターンに基づいて前記対象者を監視する見守り者が所有する見守り者端末に対して警告を通知するか否かを判断する工程と、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  12. 請求項又は11に記載の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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