JP6429942B1 - 発泡成形品の成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】不活性ガスの注入部において樹脂の付着を確実に防止できる発泡成形用の射出装置を提供する。
【解決手段】本発明は、加熱シリンダ(2)とスクリュ(3)とからなり、加熱シリンダ(2)内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間(6)と樹脂の圧力が低下する飢餓区間(9)と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間(10)とが流れ方向に順次形成され、飢餓区間(9)において不活性ガスを注入する注入部(30)が設けられた射出装置(1)を対象とする。そして注入部(30)は所定の弁機構(31)を備え、該弁機構(31)の弁体(32)は加熱シリンダ(2)のボア(2a)に開口している注入口(35)をボア(2a)近傍において開/閉するように構成する。さらに飢餓区間(9)に樹脂圧力を検出する圧力センサ(38)を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、溶融樹脂に不活性ガスを注入し、これを射出して発泡成形品を成形する成形方法に関するものである。
内部に微細な気泡が多数形成されている成形品すなわち発泡成形品は、軽量であるだけでなく強度にも優れている。またヒケ、ソリ等の成形不良も防止することができ、寸法精度の高い成形品を得ることができる。従って発泡成形品の応用分野は広い。射出成形により発泡成形品を得るには発泡剤を樹脂に混入させる必要がある。発泡剤には、熱により分解して気体を発生させる化学発泡剤もあるが、窒素、二酸化炭素等の不活性ガスからなる物理発泡剤もある。不活性ガスを使用する場合、加熱シリンダ内で溶融した樹脂に、所定の圧力で不活性ガスを注入し、樹脂中に不活性ガスが飽和状態になるようにする。これを金型に射出すると、樹脂中で圧力が解放されて不活性ガスが気泡化する。樹脂が冷却固化すると発泡成形品が得られる。不活性ガスからなる物理発泡剤は浸透力が強く、化学発泡剤に比して樹脂中に均一に分散し易い。従って得られる発泡成形品において発泡ムラが発生しにくく微細な気泡が得られるという優れた特徴がある。ところで、不活性ガスを樹脂に注入するとき、高圧高温の超臨界状態にして注入する方法が周知であり、このようにすると樹脂中への浸透力が強く、発泡成形品には非常に微細な気泡が形成され優れてはいる。しかしながら不活性ガスを超臨界状態にするために所定の装置が必要となり、コストが大きい。これに対して、加熱シリンダ内で樹脂を比較的低圧にして、所定圧力の不活性ガスを注入し、加熱シリンダ内で不活性ガスを浸透させる方法もある。この方法により発泡成形を実施する装置は、超臨界状態にする装置が不要であるので、比較的コストは小さい。
特開2002−79545号公報
後者の方法で樹脂に不活性ガスを注入して射出する射出装置は、色々提案されている。例えば特許文献1にも、比較的構造がシンプルな射出装置50が記載されている。この射出装置50も、図6に示されているように、加熱シリンダ51と、この加熱シリンダ51内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュ52とからなる。スクリュ52は、スクリュ溝が浅くなっている2箇所の圧縮部、つまり第1、2の圧縮部54、56が形成され、第1、2の圧縮部54、56の間にスクリュ溝の深い低圧部、つまり飢餓部55が形成されている。飢餓部55は輸送量が大きくなっており、樹脂が加熱シリンダ51内で溶融して前方に送られるとき、飢餓部55における樹脂の圧力は大気圧近傍になる。このような飢餓部55に対応するように、加熱シリンダ51に注入部57が設けられ、不活性ガス58が注入されるようになっている。この射出装置50においてホッパ59から樹脂ペレットを投入しスクリュ52を回転する。そうすると樹脂ペレットは溶融してスクリュ52の前方に送られる。溶融樹脂が前方に送られるとき、第1の圧縮部54で圧縮され、飢餓部55で低圧にされる。この飢餓部55で不活性ガス58を注入する。第2の圧縮部56で圧縮されると、溶融樹脂中に不活性ガス58が混入されて飽和状態になる。このような樹脂がスクリュ52の先端に計量される。図に示されていない金型に射出する。樹脂中で不活性ガスが気化して発泡成形品が得られる。
特許文献1に記載の射出装置50も、樹脂を比較的低圧にして不活性ガスを注入するようになっている従来の他の射出装置と同様に、精度の高い発泡成形品を成形することができる。しかしながら解決すべき問題もある。具体的には、ベントアップの問題をあげることができる。射出装置50を例にして説明すると、不活性ガスは樹脂が実質的に大気圧程度の低圧になる飢餓部55において供給される。樹脂が計量されるとき飢餓部55ではスクリュ52の形状から樹脂圧が低圧になるはずであり、この部分では樹脂の液位は低下する。そうすると加熱シリンダ51内の樹脂は不活性ガスの注入部75において盛り上がることはないはずであり、ベントアップは発生しないと予想される。しかしながら、実際に長期間運転を繰り返すと、低圧の飢餓部55であっても樹脂が跳ねたり、スクリュ52のフライトの頂部近傍の樹脂が注入部にあたる等して、わずかずつではあるが注入部75内に樹脂が付着する。付着した樹脂は成長する。すなわちベントアップが発生する。このようなベントアップにより注入部75が閉鎖されることもある。また付着した樹脂は長期間高熱に晒されて劣化する。このようにして劣化した樹脂が加熱シリンダ51内に落下すると、成形不良の原因になる。
本発明は、上記したような問題点を解決した発泡成形品の成形方法を提供することを目的としており、具体的には、射出装置において飢餓部において溶融樹脂に不活性ガスからなる物理発泡剤を注入し、それによって発泡成形品を成形するとき、長期間の運転において不活性ガスの注入部において樹脂の付着を確実に防止することができ、従って付着して変質した樹脂による成形不良の虞がない、発泡成形品の成形方法を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、加熱シリンダとスクリュとからなり、加熱シリンダ内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間と樹脂の圧力が低下する飢餓区間と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間とが流れ方向に順次形成され、飢餓区間において不活性ガスを注入する注入部が設けられた射出装置を対象とする。そして注入部にはニードル弁を設け、加熱シリンダのボアに開口している注入口をボア近傍において開/閉するように構成する。そしてスクリュの回転中はニードル弁を駆動して注入口を閉じるようにし、スクリュの回転停止中はニードル弁を駆動して前記注入口を開くようにする。
かくして、請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、射出装置が加熱シリンダと、該加熱シリンダ内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュとからなり、前記加熱シリンダ内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間と樹脂の圧力が低下する飢餓区間と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間とが樹脂の流れ方向に順次形成され、前記飢餓区間において不活性ガスを注入する注入部が設けられている射出装置において、樹脂に不活性ガスを注入して射出して発泡成形品を成形するとき、前記注入部にはニードル弁を設け、前記加熱シリンダのボアに開口している注入口を前記ボア近傍において開/閉するようにし、前記スクリュの回転中は前記ニードル弁を駆動して前記注入口を閉じるようにし、前記スクリュの回転停止中は前記ニードル弁を駆動して前記注入口を開くようにすることを特徴とする、発泡成形品の成形方法として構成される。
請求項2に記載の発明は、射出装置が加熱シリンダと、該加熱シリンダ内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュとからなり、前記加熱シリンダ内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間と樹脂の圧力が低下する飢餓区間と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間とが樹脂の流れ方向に順次形成され、前記飢餓区間において不活性ガスを注入する注入部と圧力センサとが設けられている射出装置において、樹脂に不活性ガスを注入して射出して発泡成形品を成形するとき、前記注入部にはニードル弁を設け、前記加熱シリンダのボアに開口している注入口を前記ボア近傍において開/閉するようにし、前記スクリュの回転中は、前記圧力センサによって樹脂の圧力を監視して所定のしきい値より小さいときは前記ニードル弁を駆動して前記注入口を開き、大きいときは前記ニードル弁を駆動して前記注入口を閉じるようにし、前記スクリュの回転停止中は前記ニードル弁を駆動して前記注入口を開くようにすることを特徴とする、発泡成形品の成形方法として構成される。
本発明によると、射出装置が加熱シリンダと、該加熱シリンダ内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュとからなり、加熱シリンダ内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間と樹脂の圧力が低下する飢餓区間と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間とが樹脂の流れ方向に順次形成され、飢餓区間において不活性ガスを注入する注入部が設けられている射出装置において、樹脂に不活性ガスを注入して射出して発泡成形品を成形する成形方法として構成される。この発明によると、注入部にはニードル弁を設け、加熱シリンダのボアに開口している注入口をボア近傍において開/閉するようにし、スクリュの回転中はニードル弁を駆動して注入口を閉じるようにし、スクリュの回転停止中はニードル弁を駆動して前記注入口を開くように構成される。スクリュを回転しているときには、回転するスクリュによって注入口近傍に樹脂が跳ね上げられたり、フライトによって前方に輸送される樹脂の一部が注入口に付着することがあるが、このときにはニードル弁によって注入口を閉鎖しているので注入口への樹脂の付着を防止できる。そしてスクリュの回転を停止しているときには、注入口への樹脂の付着は発生しないので、ニードル弁を駆動して注入口を開いても樹脂の付着は発生しない。また、仮に樹脂が注入口に付着しても、ニードル弁を開いて不活性ガスを注入するタイミングで不活性ガスの圧力で樹脂を吹き飛ばすことができる。つまり本発明に係る成形方法は不活性ガスの注入口において樹脂が付着し難く、付着したとしても速やかに吹き飛ばすことができ、いわゆるベントアップの危険はない。またニードル弁は構造がシンプルであり、安価に装置を提供できる効果も得られる。他の発明によると、射出装置が加熱シリンダと、該加熱シリンダ内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュとからなり、加熱シリンダ内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間と樹脂の圧力が低下する飢餓区間と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間とが樹脂の流れ方向に順次形成され、飢餓区間において不活性ガスを注入する注入部と圧力センサとが設けられている射出装置において、樹脂に不活性ガスを注入して射出して発泡成形品を成形する方法を対象としている。そしてこの発明は、注入部にはニードル弁を設け、加熱シリンダのボアに開口している注入口をボア近傍において開/閉するようにし、スクリュの回転中は、圧力センサによって樹脂の圧力を監視して所定のしきい値より小さいときはニードル弁を駆動して注入口を開き、大きいときはニードル弁を駆動して注入口を閉じるようにし、スクリュの回転停止中はニードル弁を駆動して注入口を開くように構成されている。この発明によると、注入口において樹脂の付着の虞がない、スクリュの回転停止中においては無条件でニードル弁を開いて不活性ガスを注入し、樹脂の付着の虞があるスクリュの回転中には、樹脂圧力がしきい値より小さいときだけニードル弁を開くようにしている。従って、スクリュの回転中であっても条件によってニードル弁を開いて不活性ガスを注入できる。これによってベントアップを確実に防止しながら、十分な量の不活性ガスを注入できる効果が得られる。
本発明の実施の形態に係る射出装置の正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る射出装置のスクリュに設けられているシール構造を、スクリュの軸と平行に切断して示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る射出装置に設けられている不活性ガスの注入部の弁機構の近傍を示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る射出装置において実施する、第2の実施の形態に係る発泡成形品の成形方法を模式的に示す図である。 その(ア)は本発明の他の実施の形態に係る射出装置に設けられている不活性ガスの注入部の弁機構の近傍を示す正面断面図であり、その(イ)は、本発明の他の実施の形態に係る射出装置に設けられているシール構造をスクリュの軸と平行に切断して示す断面図である。 従来の射出装置を示す側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態に係る射出装置1も、従来の射出装置と同様に、型締装置等の他の装置と共に射出成形機の一部を構成している。射出装置1は、図1に示されているように、加熱シリンダ2と、この加熱シリンダ2内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュ3とから概略構成されている。加熱シリンダ2の外周面には、複数枚のバンドヒータが巻かれているが、これらは図に示されていない。
本実施の形態に係る射出装置1は、スクリュ3の形状によって加熱シリンダ2内に複数の区間が形成されている。本実施の形態においてスクリュ3のフライトは、次に説明する降圧緩和区間5を除いて、一般的なピッチとリードのシングルフライトからなる。スクリュ3は、図に示されていないホッパ近傍においてはフライト間のスクリュ溝が比較的深く、樹脂を溶融しながら前方に送り出すようになっているが、所定の位置から後で説明するシール構造7にかけてスクリュ溝が浅く形成され、それによって樹脂が圧縮される第1の圧縮区間6が形成されている。シール構造7の前方、つまり下流には、シール構造7に隣接して降圧緩和区間5が形成され、そしてその下流にスクリュ溝が深い飢餓区間9が形成されている。飢餓区間9は、スクリュ溝が深く樹脂の輸送量が大きくなっているので、この区間9において樹脂の圧力が大気圧近傍まで低下することになる。本実施の形態に係る射出装置1は、このように樹脂の圧力が低下する飢餓区間9において、不活性ガスからなる物理発泡剤が注入される注入部30が設けられている。この注入部30からは、超臨界状態ではない、比較的低圧の不活性ガスが注入されるようになっている。注入部30は本発明に特有の構造である弁機構を備えており、後で詳しく説明する。スクリュ3には飢餓区間9の前方つまり下流に、スクリュ溝が浅く樹脂が圧縮される第2の圧縮区間10が形成されている。なお、本実施の形態においてはスクリュの形状のうち、スクリュ溝についてその深さが変化して第1、2の圧縮区間6、10や飢餓区間9が形成されているようになっているが、スクリュの形状のうち、例えばフライトのピッチ、フライト幅等の他のフライト形状を変化させても同様の作用を奏する区間6、9、10を形成することができる。
降圧緩和区間5について説明する。本実施の形態において降圧緩和区間5のフライトは2条フライトから構成されている。このように2条フライトから構成されているので、降圧緩和区間5において送り出される溶融樹脂は、粘性が小さくても流れが乱れたり逆流することなく、滑らかに下流に送られることになる。このような降圧緩和区間5は、スクリュ溝が深い深溝部12、12と、浅い浅溝部13、13とが軸方向に少なくとも交互に2カ所以上形成されている。これらの浅溝部13、13が奏する絞り作用によって、降圧緩和区間5において溶融樹脂が先方に送られるときに圧力が緩やかに降下し、スクリュ3の回転が停止したときには不活性ガスを含んだ溶融樹脂の逆流が阻害される。
本実施の形態に係るスクリュ3にはシール構造7が設けられている。シール構造7は、第1の圧縮区間6と降圧緩和区間5とを仕切り、樹脂の逆流を防止する構造であればどのような構造でもよい。本実施の形態を説明すると、シール構造7は、図2に示されているように、シール15と、圧力の調整作用を奏する流動制御機構16とからなる。シール15は、スクリュ3の外周面の所定の溝に摺動自在に嵌合されている。このシール15は、その外周面が加熱シリンダ2のボアに滑らかに接して摺動するようになっており、これによって加熱シリンダ2内が上流側の第1の圧縮区間6と下流側の降圧緩和区間5とに液密的に仕切られている。流動制御機構16は、シール構造7において1個あるいは複数個設けられている。流動制御機構16は、第1の圧縮区間6と降圧緩和区間5とを連通するようにスクリュ3内に明けられている連通路18と、この連通路18を開閉する弁機構19とから構成されている。連通路18は一部がテーパ状に縮径され、テーパ状の着座面20が形成されている。この着座面20に、弁機構19を構成しているポペット弁22の頭部23が着座すると連通路18が閉鎖される。ポペット弁22は、傘状の頭部23と軸部24とから構成され、軸部24には複数枚の皿バネ26、26、…が設けられている。このようなポペット弁22は、皿バネ26、26、…と共に有底の穴が開けられているリティナ27に入れられている。そしてリティナ27はその外周面に形成されている雄ねじによって連通路18の内周面に形成されている雌ねじに螺合され、固定されている。従ってポペット弁22は、皿バネ26、26、…によって付勢されて頭部23が着座面20に押しつけられ、連通路18を閉鎖している。このポペット弁22は、第1の圧縮区間6内の溶融樹脂が所定の圧力になると皿バネ26、26、…の付勢に抗して後退し、第1の圧縮区間6と降圧緩和区間5とが連通して溶融樹脂が降圧緩和区間5に流動することになる。なお、リティナ27には樹脂路28が明けられていて、第1の圧縮区間6と降圧緩和区間5とが連通すると溶融樹脂はこの樹脂路28から降圧緩和区間5に流動することになる。第1の圧縮区間6と降圧緩和区間5の圧力が等しいとき、あるいは降圧緩和区間5の圧力の方が高いときには、ポペット弁22は着座面20に着座して連通が遮断されるので、降圧緩和区間5から第1の圧縮区間6への溶融樹脂の逆流は完全に防止される。
本発明の実施の形態に係る不活性ガスの注入部30について説明する。図1に示されているように、注入部30は加熱シリンダ2の飢餓区間9において設けられている。注入部30は、本実施の形態においてはニードル弁32からなる弁体を有する弁機構31を備えている点に特徴がある。図3には弁機構31の一部が示されているが、弁本体33と、この弁本体33に収納されているニードル弁32とから構成されている。弁本体33は中空に形成され、不活性ガスが流れるようになっている。中空部分は弁本体33の出口近傍においてテーパ状に縮径され、その後、小径の孔が底部において開口している。この孔が不活性ガスを加熱シリンダ2内に注入する注入口35になっている。ニードル弁32は、図に示されていないアクチュエータによって駆動されるようになっており、その先端部が弁本体33の中空部分の縮径部分に着座すると注入口35が閉鎖し、離間すると注入口35が開口するようになっている。本実施の形態に係る弁構造31は、その弁体32によって注入口35を開/閉する位置が、加熱シリンダ2のボア2aの近傍になっている点に特徴がある。ボア2aと、中空部分に対する弁体32つまりニードル弁32の閉鎖位置との距離あるいは隙間wは、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下であり、狭いほど注入口35への樹脂の付着を防止することができる。このような注入部30に対して、図1に示されているように、窒素、二酸化炭素等の不活性ガスが入れられたガスボンベ36からの配管が接続されている。
本実施の形態に係る射出装置1には、飢餓区間9において加熱シリンダ2に圧力センサ38が埋め込まれている。圧力センサ38によって、飢餓区間9における樹脂圧力が監視され、後で説明するように弁機構31の開閉の判断の基準にすることができるようになっている。
本発明の実施の形態に係る射出装置1は、不活性ガスを樹脂に注入して発泡成形品を成形できるようになっているが、本発明は不活性ガスの注入方法に特徴がある。注入方法は2種類ある。第1の注入方法は、スクリュ3の回転の停止中に不活性ガスを注入し、回転中は不活性ガスの注入を停止する方法である。最初に、この第1の注入方法によって不活性ガスを注入し、それによって発泡成形品を成形する、第1の実施の形態に係る成形方法を説明する。まず、スクリュ3の回転停止中に、注入部30のニードル弁32を開いて注入口35から加熱シリンダ2内に不活性ガスを注入する。不活性ガスは、例えば3〜5MPa等の圧力で注入するようにする。加熱シリンダ2内の飢餓区間9に不活性ガスが充填される。スクリュ3の回転に先立って、ニードル弁32を閉鎖し、不活性ガスの注入を停止する。スクリュ3を順方向に回転し、図1に示されていないホッパから樹脂材料を供給する。供給された樹脂材料は、加熱シリンダ2の熱とスクリュ3の回転の剪断力による熱によって溶融し、前方に送られて第1の圧縮区間6で圧縮される。第1の圧縮区間6の溶融樹脂の圧力は大きいので、シール構造7においてポペット弁22が開き、溶融樹脂は降圧緩和区間5に送られ、その後飢餓区間9に送られる。飢餓区間9では樹脂の圧力が急速に低下して、例えば大気圧近傍になるが、降圧緩和区間5によって第1の圧縮区間6との圧力差が緩和される。第1の実施の形態に係る成形方法では、スクリュ3の回転中においてはニードル弁32は閉鎖しているので、飢餓区間9における溶融樹脂は、仮に注入口35に跳ね上がったとしても、注入口35から弁機構31内部には侵入しない。飢餓区間9において、予め注入されていた不活性ガスと溶融樹脂とが混練され、第2の圧縮区間10に送られて圧縮される。そうすると樹脂中に不活性ガスが浸透して飽和状態になり、スクリュ3の先頭に計量される。所定量が計量されたら、スクリュ3の回転を停止する。加熱シリンダ2の先端には不活性ガスが注入された溶融樹脂が計量される。計量を完了する。スクリュ3の回転停止と共に注入部30のニードル弁32を開く。そうすると加熱シリンダ2内の飢餓区間9に不活性ガスが充填される。スクリュ3の回転が停止しているので、樹脂が注入口35に跳ね上がる虞はない。仮に注入口35近傍に樹脂が付着していても、ニードル弁32を開いて不活性ガスが注入口35から噴出するときに吹き飛ばされる。スクリュ3を軸方向に駆動して金型に溶融樹脂を射出する。金型内において溶融樹脂中で不活性ガスが気泡化し、発泡成形品が得られる。次の成形サイクルのために樹脂の計量を開始する。スクリュ3を回転する前に注入部30のニードル弁32を閉じる。すなわち注入口35への樹脂の付着を防止する。スクリュ3を回転して計量を開始する。スクリュ3の回転によって前方に送られる溶融樹脂は、飢餓区間9において既に注入されている不活性ガスと混練される。そして第2の圧縮区間10において樹脂中に不活性ガスが浸透して飽和状態になり、計量される。以下同様にして発泡成形品を成形する。
次に第2の注入方法によって不活性ガスを注入し、発泡成形品を成形する第2の実施の形態に係る発泡成形品の成形方法を説明する。第2の注入方法は、スクリュの回転の停止中に不活性ガスを注入する点は、第1の注入方法と同様であるが、スクリュの回転中には圧力センサ38の圧力を監視して注入の有無を決定する。第2の実施の形態に係る発泡成形品の成形方法は、前実施の形態に係る成形方法と同様に、スクリュ3の回転停止中に、注入部30のニードル弁32を開いて注入口35から加熱シリンダ2内に不活性ガスを注入する。加熱シリンダ2内の飢餓区間9に不活性ガスが充填される。スクリュ3を回転して樹脂を計量するとき、圧力センサ38によって飢餓区間9における溶融樹脂の圧力を監視する。溶融樹脂の圧力が所定のしきい値を超えていれば、ニードル弁32を閉鎖し、不活性ガスの注入を停止する。しきい値を超えなければ、ニードル弁32を開放する。この様子が図4に示されている。スクリュ3を回転すると、樹脂材料は加熱シリンダ2の熱とスクリュ3の回転の剪断力による熱によって溶融し、前方に送られて第1の圧縮区間6で圧縮され、溶融樹脂は降圧緩和区間5に送られ、その後飢餓区間9に送られる。飢餓区間9において、引き続き溶融樹脂の圧力が監視され、しきい値と比較されてニードル弁32の開/閉が制御される。圧力がしきい値を超えないとき、つまり図4において中段のグラフが「偽」のときは、ニードル弁32を開く。圧力がしきい値を越えていないので樹脂の液位は低く、樹脂が跳ね上がって注入口35に付着する虞はないからである。一方樹脂の圧力がしきい値を超えたら、つまり図4において中段のグラフが「真」になったら、ニードル弁32によって注入口35を閉鎖する。圧力がしきい値を越えたら樹脂の液位は高くなっており、注入口35への樹脂の付着の虞があるからである。閉鎖することによって樹脂の付着が防止される。飢餓区間9において、不活性ガスと溶融樹脂とが混練され、第2の圧縮区間10に送られて圧縮され、樹脂中に不活性ガスが浸透して飽和状態になる。スクリュ3の先頭に所定量の溶融樹脂が計量される。スクリュ3の回転を停止する。スクリュ3の回転が停止したら、飢餓区間9の溶融樹脂の圧力に拘わらず注入部30のニードル弁32を開く。加熱シリンダ2内の飢餓区間9に不活性ガスが充填される。スクリュ3を軸方向に駆動して金型に溶融樹脂を射出する。金型内において溶融樹脂中で不活性ガスが気泡化し、発泡成形品が得られる。次の成形サイクルのために樹脂の計量を開始する。スクリュ3を回転するとき、飢餓区間9における溶融樹脂の圧力を監視して、しきい値と比較し、既に説明したようにニードル弁32の開/閉を制御する。以下同様にして発泡成形品を成形する。
本実施の形態に係る射出装置1は色々な変形が可能である。例えば、注入部30の弁機構31について変形が可能である。図5の(ア)には、他の実施の形態に係る弁機構31’が示されている。この弁機構31’は弁体がシャッター弁39からなる。シャッター弁39はアクチュエータ40によってスライドされるようになっており、注入口35を開/閉するようになっている。この注入部30においても、加熱シリンダ2のボア2aと、弁体39の開閉部との距離あるいは隙間wは、好ましくは5mm以下、より好ましくは3mm以下で狭いほどよい。この実施の形態に係る弁機構31を備えた射出装置1も、シャッター弁39を駆動して上で説明した第1、2の注入方法を実施することができ、それによって注入口35に樹脂が付着するのを防止できる。
本実施の形態に係る射出装置1は他の変形も可能で、例えばシール構造7について変形することができる。図5の(イ)には他の実施の形態に係るシール構造7’が示されている。この実施の形態に係るシール構造7’は、スクリュ3を縮径した縮径部42と、この縮径部42に所定の隙間を空けて設けられているシールリング43とから構成されている。シールリング43はその外周面が加熱シリンダ2のボアに滑らかに接していて外周面から溶融樹脂が流動することはない。つまり、このシールリング43によって加熱シリンダ2内は上流側の第1の圧縮区間6と下流側の降圧緩和区間5とに液密的に仕切られている。シールリング43が隙間を空けて嵌合している縮径部42はその上流側において拡径されてテーパ面45が形成されており、シールリング43の上流側の端部もテーパ状に形成されている。スクリュ3において縮径部42の前方には、シールリング43が当接する当接部46が形成されている。スクリュ3を回転して溶融樹脂を先方に送り出しているときは、第1の圧縮区間6の溶融樹脂の圧力は降圧緩和区間5の圧力より大きく、シールリング43はスクリュ3に対して前方に移動して当接部46に押し付けられる。このときシールリング43のテーパ状の端部はテーパ面45から離間して、縮径部42とシールリング43の内周面との隙間を介して第1の圧縮区間6と降圧緩和区間5とが連通して溶融樹脂が下流に流動する。なお、シールリング43には端面に所定の切欠が形成されており当接部46に当接しても溶融樹脂の流路が確保されるようになっている。一方、スクリュ3の回転を停止したり、あるいはスクリュ3を軸方向に駆動すると、降圧緩和区間5の溶融樹脂の圧力が第1の圧縮区間6の圧力より大きくなる。そうするとシールリング43はテーパ面45に着座して、連通は遮断され溶融樹脂の流動は阻害される。すなわち逆流が防止される。
本実施の形態に係る射出装置1は他の変形も可能である。例えば、スクリュ3においては降圧緩和区間5が設けられているが、これは樹脂の逆流を防止するためであって、逆流の虞がない場合には必須ではない。少なくとも加熱シリンダ2内において、第1の圧縮区間6と飢餓区間9と第2の圧縮区間10とが順に設けられていれば、低圧の飢餓区間9において不活性ガスを注入することができる。
本実施の形態に係る射出装置1によって、本実施の第1、2の形態に係る発泡成形品の成形方法を実施するとき、長期間の運転を実施しても注入口35への樹脂の付着が発生しないことを確認するため、実験を行った。
実験方法:
図1に示されている本実施の形態に係る射出装置1を使用し、ポリプロピレンを樹脂材料として、窒素ガスからなる不活性ガスを溶融樹脂に注入し、所定の金型に射出して発泡成形品を成形するようにした。窒素ガスは10MPaで供給するようにした。
「実験1」
従来の方法で不活性ガスを注入する実験を行った。すなわちスクリュ3の回転の有無に拘わらずニードル弁32を常時開にして成形サイクルを100回連続で実施し、発泡成形品を得た。注入口35を確認したところ、高さ2mm×横方向の長さ6mm程度の樹脂の付着が見られた。
「実験2」
本実施の第1の形態に係る発泡成形品の成形方法を行った。すなわち、スクリュ3の回転中はニードル弁32を閉じ、停止中のみ開にして成形サイクルを100回連続で実施し、発泡成形品を得た。注入口35を確認したところ、樹脂の付着は見られなかった。
「実験3」
本実施の第2の形態に係る発泡成形品の成形方法を行った。すなわち、成形サイクルを100回連続で実施して発泡成形品を得るとき、スクリュ3の回転中は圧力センサ38によって樹脂圧力を監視し、しきい値を超えたらニードル弁32を閉じ、しきい値以内であれば開いた。スクリュ3の停止中はニードル弁32を開にした。注入口35を確認したところ、樹脂の付着は見られなかった。
1 射出装置 2 加熱シリンダ
3 スクリュ 5 降圧緩和区間
6 第1の圧縮区間 7 シール構造
9 飢餓区間 10 第2の圧縮区間
12 深溝部 13 浅溝部
15 シール 16 流動制御機構
18 連通路 19 弁機構
20 着座面 22 ポペット弁
23 頭部 24 軸部
26 皿バネ 27 リティナ
28 樹脂路 30 注入部
31 弁機構 32 ニードル弁
33 弁本体 35 注入口
36 ガスボンベ 38 圧力センサ
39 シャッター弁 40 アクチュエータ

Claims (2)

  1. 射出装置が加熱シリンダと、該加熱シリンダ内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュとからなり、前記加熱シリンダ内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間と樹脂の圧力が低下する飢餓区間と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間とが樹脂の流れ方向に順次形成され、前記飢餓区間において不活性ガスを注入する注入部が設けられている射出装置において、樹脂に不活性ガスを注入して射出して発泡成形品を成形するとき、
    前記注入部にはニードル弁を設け、前記加熱シリンダのボアに開口している注入口を前記ボア近傍において開/閉するようにし、
    前記スクリュの回転中は前記ニードル弁を駆動して前記注入口を閉じるようにし、
    前記スクリュの回転停止中は前記ニードル弁を駆動して前記注入口を開くようにすることを特徴とする、発泡成形品の成形方法。
  2. 射出装置が加熱シリンダと、該加熱シリンダ内で回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュとからなり、前記加熱シリンダ内に、少なくとも樹脂が圧縮される第1の圧縮区間と樹脂の圧力が低下する飢餓区間と樹脂が圧縮される第2の圧縮区間とが樹脂の流れ方向に順次形成され、前記飢餓区間において不活性ガスを注入する注入部と圧力センサとが設けられている射出装置において、樹脂に不活性ガスを注入して射出して発泡成形品を成形するとき、
    前記注入部にはニードル弁を設け、前記加熱シリンダのボアに開口している注入口を前記ボア近傍において開/閉するようにし、
    前記スクリュの回転中は、前記圧力センサによって樹脂の圧力を監視して所定のしきい値より小さいときは前記ニードル弁を駆動して前記注入口を開き、大きいときは前記ニードル弁を駆動して前記注入口を閉じるようにし、
    前記スクリュの回転停止中は前記ニードル弁を駆動して前記注入口を開くようにすることを特徴とする、発泡成形品の成形方法。
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