JP6429665B2 - Esd保護回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ESD(静電気放電)イベント発生時の過電圧により半導体集積回路の内部回路が破壊されるのを保護するESD保護回路に関するものである。
図7は、従来のESD保護回路を適用する差動出力バッファの構成を表す一例の回路図である。同図に示す差動出力バッファ10は、半導体集積回路に搭載されるものであり、負荷抵抗となる2つのPMOS(P型MOSトランジスタ)P1、P2と、電流源となるNMOS(N型MOSトランジスタ)N1と、差動スイッチとなる2つのNMOSN2、N3と、2つの抵抗素子R1、R2と、オペアンプOPとを備えている。
また、ESD保護回路は、第1保護回路12と、第2保護回路14とを備え、第1保護回路12は、4つのダイオードD1、D2、D3、D4を備えている。
通常動作時に、差動出力信号OUTP、OUTNの外部出力端子の電圧は、グランド電圧VSSから電源電圧VDDまでの電圧であるため、第1保護回路12の4つのダイオードD1、D2、D3、D4はいずれもオフ状態である。
また、電源ノードの電圧VDDが、通常動作時の電源電圧VDDの場合、第2保護回路14はオフ状態である。
このように、通常動作時には、第1保護回路12および第2保護回路14はいずれもオフ状態であり、ESD保護回路は、差動出力バッファ10の通常動作に何ら影響を与えない。
続いて、ESDイベント発生時に、外部グランド端子を基準として、差動出力信号OUTPにESDによる過電流が印加された場合、第1保護回路12のダイオードD1がオン状態となり、電源ノードの電圧VDDが急峻に、通常動作時の電源電圧VDDよりも上昇する。
電源ノードの電圧VDDが急峻に、通常動作時の電源電圧VDDよりも上昇すると、第2保護回路14がオン状態となる。その結果、ESD電流は、差動出力信号OUTPの外部出力端子から、第1ダイオードD1、電源ノード、第2保護回路14、グランドノードを介して、外部グランド端子に逃がされる。これにより、電源ノードの電圧VDDがクランプされ、通常動作時の電源電圧VDDで動作する半導体集積回路の内部回路が保護される。
このように、ESDイベント発生時には、第1保護回路12および第2保護回路14がオン状態となり、通常動作時の電源電圧VDDで動作する半導体集積回路の内部回路が保護される。
上記のように、ESDによる過電流が、外部グランド端子を基準として、差動出力信号OUTPの外部出力端子に印加された場合、この過電流がESD保護素子を流れることによって、差動出力信号OUTPの外部接続端子と外部電源端子との間の電圧をVdio、外部電源端子と外部グランド端子との間の電圧をVpcとすると、差動出力信号OUTPの外部接続端子と外部グランド端子との間には、電圧Vclamp=電圧Vdio+電圧Vpcが発生する。
電圧Vclampは、図8に示すように、差動出力バッファ10の縦積みされたNMOSN2、N1の両端に印加される。この電圧Vclampが、縦積みされたNMOSN2、N1のESD耐圧を超えた場合、NMOSN2、N1の破壊が起きる恐れがあるが、縦積みのNMOSN2、N1のESD耐圧は、表1に示すように、NMOSN2、N1のオン状態(ON)およびオフ状態(OFF)によって変化することがわかっている。
この例の場合、ESD耐圧(許容される電圧Vclamp)が最大となるのは、表1に示すとおり、NMOSN2、N1がともにオフ状態のときである。
一般に、ESD保護回路として、通常動作を妨げることなく、ESDによる過電圧が印加されたことを検出し、ESD耐圧が最大となるようにMOSトランジスタの状態を制御する回路を付加することができれば、ESD耐圧を向上させることが可能となる。
上記MOSトランジスタの状態を制御してESD耐圧を向上させるESD保護回路として、特許文献1、非特許文献1、2が提案されている。
しかし、特許文献1は、図9に示すように、ESDによる過電圧の印加の検出およびMOSトランジスタの状態制御のために、異電源系でドライブされるレベルシフト回路の存在を前提としており、単一電源系の差動出力バッファでは使用することができない。
非特許文献1は、図10に示すように、ESDによる過電圧の印加の検出およびMOSトランジスタの状態制御のためにRCフィルタを利用するが、一般にESDによる過電圧の印加の検出用のRCフィルタはサイズがかなり大きく、レイアウト面積が増大する。
非特許文献2は、図11に示すように、ESDによる過電圧の印加の検出およびMOSトランジスタの状態制御のために、出力ノードにダイオードストリングを追加する。そのため、出力ノードの寄生容量が増大し、通常動作時の動作速度が遅くなる懸念がある。
特開2008−205772号公報
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、差動出力バッファの通常動作時の負荷にならず、かつ、レイアウト面積の小さいESD保護回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ESDイベント発生時の過電圧により差動出力バッファが破壊されるのを保護するESD保護回路であって、
前記差動出力バッファの差動出力信号のコモンモード電圧を検出してコモンモード電圧検出信号を出力するコモンモード電圧検出回路と、
前記コモンモード電圧検出信号の電圧が、通常動作時のコモンモード電圧なのか、前記通常動作時のコモンモード電圧よりも高い、前記ESDイベント発生時の過電圧なのかを検出して検出信号を生成する過電圧検出回路と、
前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧であることを、前記検出信号が表す場合に、前記ESDイベント発生時の差動出力バッファの被保護素子をオフ状態にするオフ回路とを備えることを特徴とするESD保護回路を提供するものである。
ここで、前記差動出力バッファは、
差動入力信号に応じて、一方がオン状態、他方がオフ状態となる第1差動スイッチおよび第2差動スイッチと、
電源ノードと前記第1差動スイッチおよび第2差動スイッチとの間に接続され、第1バイアス信号の電圧に応じて、抵抗値が変化することで、前記電源ノードに供給される電源電圧よりも低い電圧を前記差動出力バッファに供給する負荷抵抗と、
前記第1差動スイッチおよび第2差動スイッチとグランドノードとの間に接続され、第2バイアス信号の電圧に対応する一定の電流を前記差動出力バッファに流す電流源とを備え、
前記差動出力信号は、前記負荷抵抗と前記第1差動スイッチとの間の第1内部ノード、および、前記負荷抵抗と前記第2差動スイッチとの間の第2内部ノードから出力されるものであることが好ましい。
また、前記コモンモード電圧検出回路は、
前記第1内部ノードと前記第2内部ノードとの間に直列に接続され、同じ抵抗値を持つ第1抵抗素子および第2抵抗素子と、
基準電圧信号の基準電圧と、前記第1抵抗素子と前記第2抵抗素子との間の第3内部ノードから出力される前記コモンモード電圧検出信号の電圧とが等しくなるように、前記電流源に流れる電流を制御する第2バイアス信号の電圧を調整するオペアンプとを備えることが好ましい。
また、前記過電圧検出回路は、前記ESDイベント発生時に、前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧となった場合であっても破壊されない厚さのゲート酸化膜を有する第1MOSトランジスタで構成され、前記第1MOSトランジスタで構成される第1インバータの閾値電圧は、前記通常動作時の電圧よりも高い電圧に設定されていることが好ましい。
また、前記過電圧検出回路は、前記第1MOSトランジスタで構成され、前記コモンモード電圧検出信号を反転して出力する前記第1インバータと、
前記第1インバータの出力信号を反転して前記検出信号として出力する第2インバータとを備えることが好ましい。
また、前記被保護素子は、第2MOSトランジスタで構成された前記第1差動スイッチ、前記第2差動スイッチおよび前記電流源であり、
前記オフ回路は、前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧であることを、前記検出信号が表す場合に、前記第2MOSトランジスタのゲートの電圧を制御して前記第2MOSトランジスタをオフ状態にするものであることが好ましい。
また、前記第2MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであり、
前記オフ回路は、前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧であることを、前記検出信号が表す場合に、前記N型MOSトランジスタのゲートの電圧をグランド電圧にプルダウンして前記N型MOSトランジスタをオフ状態にするものであることが好ましい。
本発明では、ESDによる過電圧の印加を検出するために、コモンモード電圧検出信号の電圧を活用する。差動出力バッファは、コモンモード電圧検出回路をもともと備えている場合が多い。よって、本発明によれば、このコモンモード電圧検出回路を、ESDによる過電圧の印加の検出にも活用することによって、レイアウト面積および出力ノードの寄生容量を増大させることなく、ESDによる過電圧の印加の検出を行うことができる。
また、本発明によれば、このESDによる過電圧の印加の検出結果を活用して、ESDイベント発生時の差動出力バッファの被保護素子をオフ状態にすることにより、そのESD耐圧を向上させることができる。また、本発明は、ESDによる過電圧の印加の検出に、異電源系でドライブされるレベルシフト回路の存在を前提としていないため、単一電源系の差動出力バッファにも適用可能である。
本発明のESD保護回路を適用する差動出力バッファの構成を表す一実施形態の回路図である。 図1に示す第2保護回路の構成を表す一例の回路図である。 図1に示す第3保護回路のESDイベント発生時の状態を表す一例の概念図である。 (A)および(B)は、図1に示す差動出力バッファの通常動作時の動作を表す一例のタイミングチャートである。 図1に示す第3保護回路のESDイベント発生時の状態を表す別の例の概念図である。 (A)、(B)、(C)および(D)は、図1に示す差動出力バッファのESDイベント発生時の動作を表す一例のタイミングチャートである。 従来のESD保護回路を適用する差動出力バッファの構成を表す一例の回路図である。 図7に示す差動出力バッファの縦積みのNMOSN2、N1を抜き出して表す一例の回路図である。 特許文献1に記載のESD保護回路である。 非特許文献1に記載のESD保護回路である。 非特許文献2に記載のESD保護回路である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のESD保護回路を詳細に説明する。
図1は、本発明のESD保護回路を適用する差動出力バッファの構成を表す一実施形態の回路図である。同図に示す差動出力バッファ10は、半導体集積回路に搭載され、図示していない前段回路から入力される差動入力信号INN、INPに応じて動作し、差動入力信号INN、INPに対応する差動出力信号OUTN、OUTPを出力するものであり、2つのPMOSP1、P2と、NMOSN1と、2つのNMOSN2、N3と、2つの抵抗素子R1、R2と、オペアンプOPとを備えている。
PMOSP1、P2は、差動出力バッファ10の負荷抵抗である。PMOSP1、P2のソースは、電源ノードに接続され、そのゲートには、第1バイアス信号Pbiasが入力される。
差動出力バッファ10は、第1バイアス信号の電圧Pbiasに応じて、PMOSP1,P2の負荷抵抗の抵抗値が変化し、外部電源端子から電源ノードに供給される電源電圧VDDよりも低い電圧が、供給される。
NMOSN1は、差動出力バッファ10に一定の電流を流す電流源である。NMOSN1のソースは、グランドノードに接続され、そのゲートには、オペアンプOPから第2バイアス信号Nbiasが入力される。
差動出力バッファ10には、第2バイアス信号の電圧Nbiasに応じて、一定の電流が、NMOSN1を介してグランドノードへ流れる。
NMOSN2、N3は、差動入力信号INN、INPに応じて、一方がオン状態、他方がオフ状態となる第1差動スイッチおよび第2差動スイッチである。NMOSN2,N3は、PMOSP1、P2とNMOSN1との間にそれぞれ接続され、そのゲートには、差動入力信号INN、INPがそれぞれ入力される。
PMOSP1とNMOSN2との間の第1内部ノード、および、PMOSP2とNMOSN3との間の第2内部ノードから差動出力信号OUTP、OUTNが出力され、それぞれ、外部出力端子に接続されている。
抵抗素子R1、R2は、同じ抵抗値を持つものであり、第1内部ノードと第2内部ノードとの間に直列に接続されている。
2つの抵抗素子R1、R2の間の第3内部ノードから、差動出力信号OUTPの電圧と、差動出力信号OUTNの電圧の1/2の電圧を有するコモンモード電圧検出信号が出力される。
オペアンプOPは、第2バイアス信号を生成するものである。オペアンプOPの+端子には、基準電圧信号が入力され、−端子には、コモンモード電圧検出信号が入力される。
オペアンプOPは、基準電圧信号の基準電圧VREFと、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomとが等しくなるように、NMOSN1に流れる電流を制御する第2バイアス信号の電圧Nbiasを調整する。
ここで、抵抗素子R1、R2およびオペアンプOPは、差動出力バッファ10の差動出力信号OUTP、OUTNのコモンモード電圧Vcomを検出してコモンモード電圧検出信号を出力する、本発明のコモンモード電圧検出回路を構成する。
続いて、ESD保護回路は、ESDイベント発生時の過電圧により半導体集積回路の内部回路が破壊されるのを保護するものであり、第1保護回路12と、第2保護回路14と、第3保護回路16とを備えている。
第1保護回路12は、ESDイベント発生時に、差動出力信号OUTP、OUTNの外部出力端子に印加されるESD電流を電源ノードまたはグランドノードに流すものであり、4つのダイオードD1、D2、D3、D4を備えている。
ダイオードD1は、差動出力信号OUTPから電源ノードへ向かって順方向に接続され、ダイオードD2は、グランドノードから差動出力信号OUTPへ向かって順方向に接続されている。また、ダイオードD3は、差動出力信号OUTNから電源ノードへ向かって順方向に接続され、ダイオードD4は、グランドノードから差動出力信号OUTNへ向かって順方向に接続されている。
第2保護回路14は、ESDイベント発生時に、差動出力信号OUTP、OUTNの外部出力端子に印加されるESD電流を電源ノードからグランドノードに流し、電源ノードの電圧VDDをクランプするものである。
図2は、図1に示す第2保護回路の構成を表す一例の回路図である。同図に示す第2保護回路14は、アクティブクランプ型のものであり、過電圧検出回路18と、クランプ回路20とを備えている。
過電圧検出回路18は、電源ノードの電圧VDDが、通常動作時の電源電圧VDDなのか、通常動作時の電源電圧VDDよりも高い、ESDイベント発生時の過電圧なのかを検出して検出信号を出力するものであり、RC時定数回路22と、インバータ24とによって構成されている。
RC時定数回路22は、抵抗素子Rと、容量素子Cとを備えている。
抵抗素子Rおよび容量素子Cは、電源ノードと、グランドノードとの間に直列に接続されている。抵抗素子Rと容量素子Cとの間の第4内部ノードから、RC時定数回路22の出力信号n1が出力される。
インバータ24は、RC時定数回路22の出力信号n1を反転して出力するものであり、PMOSP9と、NMOSN9とを備えている。
PMOSP9およびNMOSN9は、電源ノードとグランドノードとの間に直列に接続され、そのゲートには、RC時定数回路22の出力信号n1が入力される。PMOSP9とNMOSN9との間の第5内部ノードから、インバータ24の出力信号である検出信号n0が出力される。
クランプ回路20は、過電流が電源ノードに印加され、その結果、電源のノードの電圧が急峻に上昇したことを、検出信号n0が表す場合に、オン状態となって電源ノードとグランドノードとを接続し、電源ノードに印加された過電流をグランドノードに流して電源ノードの電圧VDDをクランプするものであり、NMOSN10を備えている。
NMOSN10は、電源ノードとグランドノードとの間に接続され、そのゲートには、検出信号n0が入力される。
第2保護回路14では、通常動作時に、電源電圧VDDが電源ノードに供給されているとき、容量素子Cは電源電圧VDDに充電されている。そのため、RC時定数回路22の出力信号n1はハイレベル(H)、インバータ24のPMOSP9はオフ、NMOSN9はオンであり、検出信号n0はローレベル(L)、NMOSN10はオフである。
従って、第2保護回路14は、通常動作時には、電源電圧VDDで動作する内部回路の動作に何ら影響しない。
一方、ESDイベント発生時に、過電流が電源ノードに印加されたとき、電源ノードの電圧が急峻に立ち上がるのに対して、RC時定数回路22の出力信号n1は、RC時定数回路22の作用によって電源ノードよりも緩やかに立ち上がる。そのため、RC時定数回路22の出力信号n1は、抵抗素子Rを介して容量素子Cが過電圧に充電されるまでの間、つまり、RC時定数回路22の時定数RCに相当する時間、Lになり、検出信号n0は、時定数RCに相当する時間、Hになり、NMOSN10がオンする。
従って、ESDイベント発生時には、電源ノードに印加されたESD電流がNMOSN10を介してグランドノードに流れ、電源ノードの電圧VDDがクランプされることにより、通常動作時の電源電圧VDDで動作する内部回路を保護することができる。
続いて、第3保護回路16は、ESDイベント発生時の過電圧により差動出力バッファ10の被保護素子となるNMOSN1、N2、N3が破壊されるのを保護するものであり、過電圧検出回路26と、オフ回路とを備えている。
過電圧検出回路26は、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomが、通常動作時のコモンモード電圧Vcomなのか、通常動作時のコモンモード電圧Vcomよりも高い、ESDイベント発生時の過電圧なのかを検出して検出信号INV_outを出力するものであり、第1インバータ28と、第2インバータ30とを備えている。
第1インバータ28は、コモンモード電圧検出信号を反転して出力するものであり、PMOSP4と、NMOSN4とを備えている。
PMOSP4およびNMOSN4は、電源ノードとグランドノードとの間に直列に接続され、そのゲートには、コモンモード電圧検出信号が入力される。第1インバータ28のPMOSP4とNMOSN4との間の第6内部ノードから、第1インバータ28の出力信号INV_hvt_outが出力される。
第1インバータ28を構成するPMOSP4およびNMOSN4は、ESDイベント発生時に、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomが過電圧となった場合であっても破壊されない厚さ(厚膜)のゲート酸化膜を有する第1MOSトランジスタで構成されているのが望ましい。また、この第1インバータ28の閾値電圧Vthは、通常動作時のコモンモード電圧Vcomよりも高い電圧に設定されている。
同様に、第2インバータ30は、第1インバータ28の出力信号INV_hvt_outを反転して出力するものであり、PMOSP5と、NMOSN5とを備えている。
PMOSP5およびNMOSN5は、電源ノードとグランドノードとの間に直列に接続され、そのゲートには、第1インバータ28の出力信号INV_hvt_outが入力される。第2インバータ30のPMOSP5とNMOSN5との間の第7内部ノードから、第2インバータ30の出力信号である検出信号INV_outが出力される。
オフ回路は、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomが過電圧であることを、検出信号INV_outが表す場合に、ESDイベント発生時の差動出力バッファ10の被保護素子であるNMOSN1、N2、N3のゲートの電圧を制御して強制的にオフ状態にするものであり、プルダウン回路となる3つのNMOSN6、N7、N8を備えている。
NMOSN6、N7は、差動入力信号INN、INPとグランドノードとの間にそれぞれ接続され、NMOSN8は、第2バイアス信号とグランドノードとの間に接続されている。また、NMOSN6、N7、N8のゲートには、検出信号INV_outが入力される。
次に、差動出力バッファ10の動作を説明する。
まず、図3、図4(A)および(B)を参照して、差動出力バッファ10およびESD保護回路の通常動作時の動作を説明する。
図4(A)に示すように、通常動作時の電源電圧VDD=1.2V、グランド電圧VSS=0Vであり、コモンモード電圧検出回路により、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcom=(1.2V+0V)/2=0.6Vに制御されているとする。また、第3保護回路16の第1インバータ28の閾値電圧Vthは0.7Vに設定されているものとする。
この場合、差動出力信号OUTP、OUTNの外部出力端子の電圧は、グランド電圧VSS=0Vから電源電圧VDD=1.2Vまでの電圧であるため、第1保護回路12の4つのダイオードD1、D2、D3、D4はいずれもオフ状態である。
また、電源ノードの電圧VDDが、通常動作時の電源電圧VDD=1.2Vの場合、第2保護回路14のクランプ回路20のNMOSN10はオフ状態である。
コモンモード電圧検出信号の電圧Vcom=0.6Vは、第3保護回路16の第1インバータ28の閾値電圧Vth=0.7Vよりも低い。そのため、図4(B)に示すように、第1インバータ28の出力信号INV_hvt_outはハイレベル(High)=1.2Vとなり、第2インバータ30から出力される検出信号INV_outはローレベル(Low)=0Vとなる。その結果、オフ回路のNMOSN6、N7、N8はいずれもオフ状態となる。
このように、通常動作時には、第1保護回路12、第2保護回路14および第3保護回路16はいずれもオフ状態であり、ESD保護回路は、差動出力バッファ10の通常動作に何ら影響を与えない。
通常動作時には、第1バイアス信号の電圧Pbiasに応じて、電源電圧VDD=1.2Vよりも低い電圧が、電源ノードから負荷抵抗のPMOSP1、P2を介して、第1内部ノードおよび第2内部ノードに出力される。
また、オペアンプOPにより、基準電圧信号の基準電圧VREFと、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomとが等しくなるように、差動出力バッファ10に流れる電流を制御する第2バイアス信号が生成される。つまり、差動出力バッファ10には、第2バイアス信号の電圧Nbiasに対応する電流が電流源のNMOSN1を介して流れ、その結果、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomは、基準電圧信号の基準電圧VREFに等しい電圧に制御される。
差動入力信号INNがハイレベル、つまり、差動入力信号INPがローレベルの場合、第1差動スイッチのNMOSN2がオン状態、第2差動スイッチのNMOSN3がオフ状態となる。この場合、電源ノードから、PMOSP1、P2、抵抗素子R1、R2、NMOSN2、N1を介してグランドノードに電流が流れる。その結果、差動出力信号OUTPはローレベル、差動出力信号OUTNはハイレベルとなる。
差動入力信号INPがハイレベル、つまり、差動入力信号INNがローレベルの場合の動作も同様である。
続いて、図5、図6(A)、(B)、(C)および(D)を参照して、差動出力バッファ10およびESD保護回路のESDイベント発生時の動作を説明する。
ESDイベント発生時に、図6(A)に示すように、外部グランド端子を基準として、差動出力信号OUTPにESDによる過電流が時刻1nsで印加された場合、ESD電流が第1保護回路12および第2保護回路14を流れ、電圧降下が発生することで、図6(B)に示すように、時刻10nsにおいて、差動出力信号OUTPの外部出力端子と外部グランド端子との間の電圧Vclamp=6.9Vになるものとする。
この場合、第1保護回路12のダイオードD1がオン状態となり、ESD電流が第1保護回路12を流れることによって、電源ノードに生じる過電圧は、図6(B)に示すように、第1ダイオードD1により降下されて、例えば、電源ノードの電圧VDD=4.8Vとなる。
電源ノードの電圧VDDが4.8Vになるとき、その立ち上がりが急峻なため、第2保護回路14のクランプ回路20のNMOSN10がオン状態となる。その結果、ESD電流は、差動出力信号OUTPの外部出力端子から、第1ダイオードD1、電源ノード、第2保護回路14、グランドノードを介して、外部グランド端子に逃がされる。これにより、電源ノードの電圧VDDがクランプされ、通常動作時の電源電圧VDDで動作する半導体集積回路の内部回路が保護される。
このように、ESDイベント発生時には、第1保護回路12および第2保護回路14がオン状態となり、通常動作時の電源電圧VDDで動作する半導体集積回路の内部回路が保護される。
また、差動出力信号OUTPの外部出力端子に、ESDによる過電圧が発生した場合に、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomが最小値となるのは、NMOSN3、N1がともに強くオン状態であり、差動出力信号OUTNがローレベル(=0V)の場合である。このとき、差動出力信号OUTPの外部出力端子と外部電源端子との間の電圧をVdio、外部電源端子と外部グランド端子との間の電圧をVpcとすると、Vcom≒(Vclamp+0V)/2=(Vdio+Vpc)/2となる。
よって、第1保護回路12の第1ダイオードD1による電圧降下により、Vdio/2をMOSトランジスタの耐圧を超えない範囲で大きく調整しておけば、過電圧の印加時に必ず、Vcom≧Vpc/2とできる。本実施形態の場合、ESDによる過電圧の印加時に、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomは、図6(B)に示すように、最低でも、Vcom=(Vclamp+0V)/2=(6.9V+0V)/2≧3.8Vの値をとる。
ESDイベント発生時の電源ノードの電圧VDDが4.8Vの場合、第3保護回路16の第1インバータ28の閾値電圧Vthは、図6(B)に示すように、4.8V*0.7V/1.2V=2.83V程度である。
従って、Vcom≧3.8Vが第1インバータ28に入力された場合、図6(C)に示すように、Vcom=Vth=2.83Vを超えると、第1インバータ28の出力信号INV_hvt_outはローレベル、第2インバータ30から出力される検出信号INV_outはハイレベルとなる。その結果、オフ回路のNMOSN6、N7、N8はオン状態となり、NMOSN1、N2、N3は、図6(D)に示すように、第2バイアス信号の電圧Nbiasおよび差動入力信号INN、INPの電圧がグランド電圧VSSにプルダウンされてローレベルとなるため、強制的にオフ状態となる。
これにより、表1に示すとおり、NMOSN2、N1のESD耐圧は9.6Vまで改善されるため、電圧Vclamp=6.9Vの場合、ESDによる過電圧の印加に対して、NMOSN1、N2,N3を保護することができる。
ここで、ESDイベント発生時に、ESDによる過電圧が印加されてからNMOSN1、N2、N3がオフ状態になるまで時間Toffについて見積もる。
第1インバータ28および第2インバータ30の遅延時間は小さいため、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomが上昇するのに要する時間が支配的となる。コモンモード電圧検出信号の電圧VcomのRC時定数を考えれば、時間Toffは、Toff≒(抵抗素子R1、R2の抵抗値)×(コモンモード電圧検出信号に見える容量成分の容量値)程度と見積もられる。
本実施形態では、抵抗素子R1、R2の抵抗値を30kΩ、コモンモード電圧検出信号に見える容量成分の容量値を30pFと仮定すれば、Toff=30kΩ×50pF=900ps程度と見積もられ、想定しているESDによる過電圧印加の立ち上がり時間より十分速く第1インバータ28のゲートをコントロールできる。
また、抵抗素子R1、R2の抵抗値やコモンモード電圧検出信号に見える容量成分の容量値を調整すれば、さらに、時間Toffを小さくすることが可能である。
本実施形態のESD保護回路は、ESDによる過電圧の印加を検出するために、コモンモード電圧検出信号の電圧Vcomを活用する。差動出力バッファは、コモンモード電圧検出回路をもともと備えている場合が多い。よって、このコモンモード電圧検出回路を、ESDによる過電圧の印加の検出にも活用することによって、レイアウト面積および出力ノードの寄生容量を増大させることなく、ESDによる過電圧の印加の検出を行うことができる。
そして、このESDによる過電圧の印加の検出結果を活用して、ESDイベント発生時の差動出力バッファ10の被保護素子であるNMOSN1、N2、N3をオフ状態にすることにより、そのESD耐圧を向上させることができる。また、本実施形態のESD保護回路は、ESDによる過電圧の印加の検出に、異電源系でドライブされるレベルシフト回路の存在を前提としていないため、単一電源系の差動出力バッファにも適用可能である。
なお、本実施形態のESD保護回路は、外部グランド端子を基準として、差動出力信号OUTNの外部出力端子に、ESDイベント発生時の過電圧が印加される場合も同様に動作する。
また、差動出力バッファは、図1に示すものに限定されず、負荷抵抗、差動スイッチおよび電流源によって構成される各種構成のものがいずれも利用可能である。
第3保護回路の過電圧検出回路およびオフ回路も図1のものに限定されず、同様の機能を果たす各種構成の回路によって構成することができる。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 差動出力バッファ
12 第1保護回路
14 第2保護回路
16 第3保護回路
18、26 過電圧検出回路
20 クランプ回路
22 RC時定数回路
24 インバータ
28 第1インバータ
30 第2インバータ
P1、P2、P4、P5、P9 PMOS
N1、N2、N3、N4、N5、N6、N7、N8、N9、N10 NMOS
R1、R2、R 抵抗素子
OP オペアンプ
D1、D2、D3、D4 ダイオード
C 容量素子

Claims (7)

  1. ESDイベント発生時の過電圧により差動出力バッファが破壊されるのを保護するESD保護回路であって、
    前記差動出力バッファの差動出力信号のコモンモード電圧を検出してコモンモード電圧検出信号を出力するコモンモード電圧検出回路と、
    前記コモンモード電圧検出信号の電圧が、通常動作時のコモンモード電圧なのか、前記通常動作時のコモンモード電圧よりも高い、前記ESDイベント発生時の過電圧なのかを検出して検出信号を生成する過電圧検出回路と、
    前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧であることを、前記検出信号が表す場合に、前記ESDイベント発生時の差動出力バッファの被保護素子をオフ状態にするオフ回路とを備えることを特徴とするESD保護回路。
  2. 前記差動出力バッファは、
    差動入力信号に応じて、一方がオン状態、他方がオフ状態となる第1差動スイッチおよび第2差動スイッチと、
    電源ノードと前記第1差動スイッチおよび第2差動スイッチとの間に接続され、第1バイアス信号の電圧に応じて、抵抗値が変化することで、前記電源ノードに供給される電源電圧よりも低い電圧を前記差動出力バッファに供給する負荷抵抗と、
    前記第1差動スイッチおよび第2差動スイッチとグランドノードとの間に接続され、第2バイアス信号の電圧に対応する一定の電流を前記差動出力バッファに流す電流源とを備え、
    前記差動出力信号は、前記負荷抵抗と前記第1差動スイッチとの間の第1内部ノード、および、前記負荷抵抗と前記第2差動スイッチとの間の第2内部ノードから出力されるものである請求項1に記載のESD保護回路。
  3. 前記コモンモード電圧検出回路は、
    前記第1内部ノードと前記第2内部ノードとの間に直列に接続され、同じ抵抗値を持つ第1抵抗素子および第2抵抗素子と、
    基準電圧信号の基準電圧と、前記第1抵抗素子と前記第2抵抗素子との間の第3内部ノードから出力される前記コモンモード電圧検出信号の電圧とが等しくなるように、前記電流源に流れる電流を制御する第2バイアス信号の電圧を調整するオペアンプとを備える請求項2に記載のESD保護回路。
  4. 前記過電圧検出回路は、前記ESDイベント発生時に、前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧となった場合であっても破壊されない厚さのゲート酸化膜を有する第1MOSトランジスタで構成され、前記第1MOSトランジスタで構成される第1インバータの閾値電圧は、前記通常動作時の電圧よりも高い電圧に設定されている請求項3に記載のESD保護回路。
  5. 前記過電圧検出回路は、前記第1MOSトランジスタで構成され、前記コモンモード電圧検出信号を反転して出力する前記第1インバータと、
    前記第1インバータの出力信号を反転して前記検出信号として出力する第2インバータとを備える請求項4に記載のESD保護回路。
  6. 前記被保護素子は、第2MOSトランジスタで構成された前記第1差動スイッチ、前記第2差動スイッチおよび前記電流源であり、
    前記オフ回路は、前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧であることを、前記検出信号が表す場合に、前記第2MOSトランジスタのゲートの電圧を制御して前記第2MOSトランジスタをオフ状態にするものである請求項4または5に記載のESD保護回路。
  7. 前記第2MOSトランジスタは、N型MOSトランジスタであり、
    前記オフ回路は、前記コモンモード電圧検出信号の電圧が前記過電圧であることを、前記検出信号が表す場合に、前記N型MOSトランジスタのゲートの電圧をグランド電圧にプルダウンして前記N型MOSトランジスタをオフ状態にするものである請求項6に記載のESD保護回路。
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