JP6428467B2 - 発光素子 - Google Patents

発光素子 Download PDF

Info

Publication number
JP6428467B2
JP6428467B2 JP2015088856A JP2015088856A JP6428467B2 JP 6428467 B2 JP6428467 B2 JP 6428467B2 JP 2015088856 A JP2015088856 A JP 2015088856A JP 2015088856 A JP2015088856 A JP 2015088856A JP 6428467 B2 JP6428467 B2 JP 6428467B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extending portion
extending
semiconductor layer
light emitting
pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015088856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016207870A (ja
Inventor
恵滋 榎村
恵滋 榎村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Corp
Original Assignee
Nichia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Corp filed Critical Nichia Corp
Priority to JP2015088856A priority Critical patent/JP6428467B2/ja
Publication of JP2016207870A publication Critical patent/JP2016207870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6428467B2 publication Critical patent/JP6428467B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、発光素子に関する。
従来から発光素子は、半導体層の上面に設けられた電極間における電流密度分布を均一にするために様々な開発が行なわれている。例えば、平面視で略四角形状の半導体層を有する発光素子において、正負一対の電極のうち一方の電極が、半導体層の上面周縁を略四角形状に延伸することで、他方の電極を囲むように配置された発光素子が提案されている(特許文献1)。
特開2001−345480号公報
一方、発光素子を発光させると、半導体層の内部を伝搬する光の一部は、半導体層の側面から外部に取り出される他、半導体層の側面で反射されて上面側に伝搬する光が存在する。このため、半導体層の側面近傍に位置する上面周縁に沿って電極を配置するだけでは、電極に吸収される光が増える傾向にあるため、光取り出し効率に改善の余地がある。
本発明の実施形態に係る発光素子は、平面視において正六角形状を有する半導体層と、前記半導体層上に設けられた正負一対の第1電極及び第2電極と、を有し、前記第1電極は、第1パッド部と、前記第1パッド部から延伸して略矩形状に形成された第1延伸部と、を有し、前記第1延伸部を構成する4つ辺のうちの1つである第1辺が、前記半導体層のいずれかの角部と対向しており、前記第2電極は、前記第1延伸部よりも内側に配置されている発光素子である。
本発明の実施形態に係る発光素子によれば、光取り出し効率を改善することができる。
実施形態1に係る発光素子を模式的に示す平面図である。 実施形態1に係る発光素子を模式的に示す図1AのA−A’線における断面図である。 実施形態2に係る発光素子を模式的に示す平面図である。 比較例に係る発光素子を模式的に示す平面図である。 実施例1に係る発光素子の電流密度分布を示す図である。 実施例2に係る発光素子の電流密度分布を示す図である。 比較例に係る発光素子の電流密度分布を示す図である。
以下、本発明に係る発光素子を実施するための形態として、図面を参照しながら説明する。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
<実施形態1>
図1Aは、実施形態1に係る発光素子100を模式的に示す平面図である。図1Bは、実施形態1に係る発光素子100を模式的に示す図1AのA−A’線における断面図である。
図1Aに示すように、実施形態1に係る発光素子100は、平面視において正六角形状を有する半導体層20(20a〜20c)と、半導体層20上に設けられた正負一対の第1電極40,41,44及び第2電極50,42,43と、を少なくとも有する。第1電極40,41,44は、第1パッド部40と、第1パッド部40から延伸して略矩形状に形成された第1延伸部41と、を有し、この第1延伸部41を構成する4つ辺のうちの1つである第1辺41aは、前記半導体層20のいずれかの角部と対向する。第2電極50,42,43は、第1延伸部41よりも内側に配置されている。なお、本明細書における「上」とは、半導体層20に対して第1電極40,41,44および第2電極50,42,43が設けられた側を指し、図1Bにおける上方向である。
第1延伸部の第1辺41aが、半導体層20の角部と対向することによって、角部を構成する2つの辺21a,21b、いわゆる半導体層20の周縁に沿って設けられるよりも半導体層20の上面に占める電極の面積の割合を減らすことができるため、電極に吸収される半導体層20(20b)からの光を減らすことができる。さらに、第1延伸部の第1辺41aと、半導体層20の角部を構成する2つの辺21a,21bとに囲まれた閉塞的な領域ができることになるため、第1延伸部の第1辺41aからの電流が半導体層20の周縁まで広がり易くなり、電流密度の低い領域を減らすことができる。この結果、実施形態1に係る発光素子100は、光取り出し効率を改善することができると共に、半導体層20の上面における電流密度分布の偏りを低減することができる。
また、第1延伸部の第1辺41aは、半導体層20の角部を構成する2つの辺21a,21b、いわゆる近傍の半導体層20の側面のいずれとも平行では無いため、半導体層20の側面で反射されて第1延伸部の第1辺41aに向かう光を減らすことができる。一方で、第1延伸部の第1辺41aと半導体層20の角部を構成する2つの辺21a,21bとに囲まれた領域から外部に取り出される光が増える結果、発光素子100における光取り出し効率をより改善することができる。
より具体的には、図1Bに示すように、実施形態1に係る発光素子100は、基板10と、半導体層20として基板10側から順に、第2導電型半導体層20aと、活性層20bと、第1導電型半導体層20cと、を有する。第2導電型半導体層20a上の一部は、活性層20b及び第1導電型半導体層20cから露出しており、この露出した第2導電型半導体層20aの上面には第2電極50,42,43が設けられている。一方、第1電極40,41,44は、第1導電型半導体層20c上のほぼ全面に設けられたITO等の透光性電極30の上面に設けられ、第1導電型半導体層20cと電気的に接続されている。また、半導体層20の上面側は、SiO等の保護膜60に覆われており、第1電極及び第2電極の各パッド部40,50の上面の一部が保護膜60から露出している。
図1Aに示すように、第1電極は、ワイヤなどの外部接続部材(図示しない)と電気的に接続される略円形状の第1パッド部40と、第1パッド部40から第1パッド部40の直径よりも幅狭に延伸して略矩形状に形成された第1延伸部41と、を有する。第1延伸部41は、半導体層20の角部のうち1つと対向する第1辺41aと、第1辺41aに隣接する第2辺41bと、第2辺41bに隣接すると共に第1辺41aと対向する第3辺41cと、第3辺41cに隣接すると共に第2辺41bと対向する第4辺41dと、から少なくとも構成されており、さらに隣接する辺を接続する4つの角部41e〜41hは、いずれも電流が過度に集中しないように湾曲した形状を有している。第1延伸部の第2辺41bは、半導体層20を構成する6つの辺21a〜21fのうち、第1辺41aが対向する半導体層20の角部を構成する辺21a,21bに隣接する辺(以下、第1半導体辺21cという)と対向することになる。第1パッド部40は、第1延伸部の第2辺41bに配置され、第2辺41bと第1半導体辺21cとの間の比較的広い領域に配置される。このため、第1延伸部の第1辺41aと、半導体層20の角部を構成する2つの辺21a,21bとに囲まれた狭い領域から外部に取り出される光と比べて偏りを軽減することができる。なお、実施形態1において、第1延伸部41を構成する第1辺〜第4辺41a〜41dは、いずれも直線状に伸びる部位をいう。
また、第1延伸部の第1辺41aは、第1半導体辺21cにおける第1辺41aに近い側の端部と、第1半導体辺21cと対向する第2半導体辺21fにおける第1辺41aに近い側の端部と、を結ぶ第1直線L1よりも外側に配置されている。一方、第1延伸部の第1辺41aと対向する第3辺41cも同様に、第1半導体辺21cにおける第3辺41cに近い側の端部と、第2半導体辺21fにおける第3辺41cに近い側の端部と、を結ぶ第2直線L2よりも外側に配置され、半導体層20の角部の1つと対向している。これにより、第1延伸部の第1辺41a及び第3辺41cは、それぞれ対向する半導体層20の角部との間の領域において、電流密度が低下する領域をより減らすことができる。
第2電極は、第2パッド部50と、第2パッド部50から第1延伸部41に沿って延伸する2つの第2延伸部42と、を有する。第2パッド部50は、第1延伸部の第2辺41bよりも第4辺41dに近い位置に設けられている。このとき、第1延伸部の第4辺41dは、実施形態1のように50μm以上400μm以下程度、さらには100μm以上300μm程度離れた離間領域hを有していても良いが、これに限定されない。なお、離間領域hと対向するように第2パッド部50が配置されているのが好ましい。これにより、配置された周囲の電流密度が高くなる傾向にある第2パッド部50と、第1延伸部の第4辺41dとの間に電流が偏るのを軽減することができると共に、第1延伸部の第4辺41dに吸収される半導体層20(20b)からの光を減らすことができる。2つの第2延伸部42のうち一方の第2延伸部42は、第2パッド部50から第1延伸部の第1辺41a側の第4辺41dに沿って延伸し、さらに第1直線L1よりも外側を第1延伸部の第1辺41aに沿って延伸している。他方の第2延伸部42は、第2パッド部50から第1延伸部の第3辺41c側の第4辺41dに沿って延伸し、さらに第2直線L2よりも外側を第1延伸部の第3辺41cを沿って延伸している。これにより、電流密度が高い傾向にある第1パッド部40と第2パッド部50との間の領域に供給されていた電流の一部を、第1延伸部の第1辺41a及び第3辺41cの近傍に供給することができるため、半導体層20の上面における電流密度分布の偏りをより軽減することがきる。
また、2つの第2延伸部42の先端は、それぞれ延伸方向において第1延伸部の角部41e,41fと対向している。第1延伸部の第1辺41aに沿って延伸する第2延伸部42の先端と、第1延伸部の第1辺41aと第2辺41bを接続する角部41eとの最短距離aは、第1延伸部の第1辺41aと、第1辺41aに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離bよりも長いのが好ましい。これにより、第2延伸部42の先端と第1延伸部の第2辺41bとの間よりも、電流が不足しがちな第1パッド部40から離れた第1延伸部の第1辺41aと、第1辺41aに沿って延伸する第2延伸部42の部位との間に供給される電流を増やすことができる。また同様に、第1延伸部の第3辺41cと、第3辺41cに沿って延伸する第2延伸部42の部位との間に供給される電流を増やし、第1辺41a側との電流密度分布の偏りを軽減するために、第1延伸部の第3辺41cに沿って延伸する第2延伸部42の先端と、第1延伸部の第3辺41cと第2辺41bを接続する角部41fとの最短距離aは、第1延伸部の第3辺41cと、第3辺41cに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離bよりも長いのが好ましい。より具体的には、最短距離a及びaは、それぞれ例えば90μm以上190μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは100μm以上150μm以下程度である。また、最短距離b及びbは、それぞれ例えば40μm以上150μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは60μm以上100μm以下程度である。
また、第1延伸部の第1辺41aに隣接する第4辺41dと、該第4辺41dに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離cは、第1延伸部の第1辺41aと、第1辺41aに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離bよりも長いのが好ましい。これにより、第1延伸部の第1辺41aよりも第2パッド部50に近い第4辺41dと、この第4辺41dに沿った第2延伸部42との間に電流が偏るのを軽減すると共に、第1辺41a近傍に電流を集めることができる。また同様に、第1延伸部の第3辺41cに隣接する第4辺41dと、この第4辺41dに沿った第2延伸部42との間に電流が偏るのを軽減すると共に、第3辺41c近傍に電流を集めるために、第1延伸部の第3辺41cに隣接する第4辺41dと、該第4辺41dに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離cは、第1延伸部の第3辺41cと、第3辺41cに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離bよりも長いのが好ましい。より具体的には、最短距離c及びcは、それぞれ例えば90μm以上190μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは100μm以上150μm以下程度である。また、最短距離b及びbは、それぞれ例えば40μm以上150μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは60μm以上100μm以下程度である。
さらに、第2電極は、2つの第2延伸部42の間を、第2パッド部50から第1パッド部40に向かって直線状に延伸する第3延伸部43を有する。一方、第1電極は、第3延伸部43と2つの第2延伸部42との間のそれぞれに、第1パッド部40から第3延伸部43に対して平行に延伸する2つの第4延伸部44を有する。これにより、第1パッド部40と第2パッド部50とが対向する方向に電流を広げることができるため、第1パッド部40と第2パッド部50との間の領域おける電流密度分布の偏りを低減することができる。
第1延伸部の第2辺41bに平行な半導体層20の対角線L3上において、隣り合う第1延伸部41と第2延伸部42との距離b(又はb)は、隣り合う第2延伸部42と第4延伸部44との距離d(又はd)よりも短いのが好ましい。すなわち、第1延伸部の第1辺41a及び第3辺41cとそれらに隣り合う2つの第2延伸部42とのそれぞれの距離b,bのいずれも、2つ第2延伸部42とそれらにそれぞれ隣り合う2つの第4延伸部44とのそれぞれの距離d,dよりも短い(距離b<距離d1、及び距離b<距離d)のが好ましい。このような延伸部は、第1パッド部40及び第2パッド部50から離れるほど電流が流れづらくなる傾向にある。このため、第1延伸部41とこれに隣り合う第2延伸部42との間隔を狭くすることによって、半導体層20の周縁側であっても電流を拡散し易くすることができる。また、距離bと距離bは、異ならせることもできるが同じである方が好ましく、例えば、いずれの距離も40μm以上150μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは60μm以上100μm以下程度である。同様に、距離dと距離dは、90μm以上190μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは100μm以上130μm以下程度である。
さらに、第1延伸部の第2辺41bに平行な半導体層20の対角線L3上において、第3延伸部43と第4延伸部44との距離e(又はe)は、隣り合う第2延伸部42と第4延伸部44との距離d(又はd)よりも長いのが好ましい。すなわち、2つの第2延伸部42とそれらにそれぞれ隣接する2つの第4延伸部44とのそれぞれの距離d,dのいずれも、第3延伸部43とそれに隣接する2つの第4延伸部44とのそれぞれの距離e,eよりも短い(距離d<距離e、及び距離d<距離e)のが好ましい。第1パッド部40と第2パッド部50とを結ぶ直線上にある第3延伸部43と、これに隣接する2つの第4延伸部44とは電流が流れ易い傾向にある。このため、第3延伸部43と第4延伸部44との間隔を広くすることで、電流密度が過度に高くなるのを抑えることができる。また、距離dと距離dは、異ならせることもできるが同じである方が好ましく、例えば、いずれの距離も90μm以上190μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは100μm以上130μm以下程度である。同様に、距離eと距離eは、100μm以上200μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは130μm以上150μm以下程度である。
なお実施形態1では、距離の長い順に、第3延伸部43と第4延伸部44との距離(e,e)、第2延伸部42と第4延伸部44との距離(d,d)、第1延伸部41と第2延伸部42との距離(b,b)とすることにより、半導体層20の上面における電流密度分布の偏りをより低減することができる。
また、第4延伸部44の先端と、第1延伸部の第4辺41dに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離f(又はf)は、第1延伸部の第4辺41dと、第4辺41dに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離c(又はc)よりも長いのが好ましい。これにより、第1パッド部40と第2パッド部50との間の領域で電流密度が過度に高くなるのを抑え、第1延伸部の第4辺41d側に電流を拡散することができる。また、第1パッド部40と第3延伸部43の先端との最短距離gよりも最短距離f(又はf)が短いのが好ましく、さらに最短距離f(又はf)よりも第2延伸部42の先端とこれに対向する第1延伸部の角部41e(又は41f)との最短距離a(又はa)が短いのが好ましい。このように、第1パッド部40と第2パッド部50とを結ぶ直線から離れるほど間隔を狭くすることで、第1延伸部の第1辺41a側及び第3辺41c側に電流を広げることができる。より具体的には、最短距離f及びfは、異ならせることもできるが同じである方が好ましく、例えば、いずれの距離も120μm以上190μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは120μm以上150μm以下程度である。また、最短距離gは、例えば120μm以上200μm以下程度が好ましく、さらに好ましくは130μm以上170μm以下程度である。
以下、実施形態1に係る各構成について詳述する。
(半導体層)
半導体層20は、発光素子100における発光部であり、例えば、第1導電型半導体層20c及び第2導電型半導体層20aと、これら第1導電型半導体層20c及び第2導電型半導体層20aの間に配置された活性層20bによって構成されているものが挙げられる。第1導電型半導体層20c及び第2導電型半導体層20aは、互いに異なる導電型を有する。第1導電型半導体層20c及び第2導電型半導体層20aは、単層構造であってもよいし、積層構造であってもよい。積層構造の場合は、第1導電型半導体層20c又は第2導電型半導体層20aを構成する全ての層が第1導電型又は第2導電型を示すものでなくてもよい。活性層20bは、量子効果が生ずる薄膜に形成された単一量子井戸構造及び多重量子井戸構造のいずれでもよい。半導体層20に用いる材料は、特に限定されず、例えば、InXAlYGa1-X-YN(0≦X、0≦Y、X+Y≦1)等が挙げられる。
半導体層20は、後述する第1電極40,41,44及び第2電極50,42,43をこれら半導体層20の同一面側に配置させるために、例えば、第2導電型半導体層20aの一部が露出するように、第1導電型半導体層20cが第2導電型半導体層20aの上に積層されているか、第1導電型半導体層20cの一部が露出するように、第2導電型半導体層20aが第1導電型半導体層20cの上に積層されている。
半導体層20の平面形状は、実質的に正六角形状とすることができる。その角部は、丸みを帯びていても良いし、120°±5°程度までの角度を許容する。また、1辺の長さも他辺の長さの±5%程度までを許容する。また、半導体層20の上面における対角距離は、例えば、数百μm〜数千μm程度が挙げられ、600μm〜1500μm程度であることが好ましい。
半導体層20は、通常、基板10上に積層されている。基板10の材料としては、特に限定されず、例えばサファイア(Al)等が挙げられる。ただし、実施形態1に係る発光素子100では、必ずしもこのような基板10が存在しなくてもよい。
(第1電極及び第2電極)
第1電極40,41,44及び第2電極50,42,43は、外部から半導体層20に対して電流を供給するための部材であり、半導体層20の同一面側に正負一対の電極として、互いに半導体層20を介して対向して配置される。実施形態1においては、第1電極40,41,44をp側電極とし、第2電極50,42,43をn側電極としているが、これに限定されず、第1電極40,41,44をn側電極、第2電極50,42,43をp側電極とすることもできる。また、第1電極40,41,44及び第2電極50,42,43に用いられる材料としては、例えば、Ni、Rh、Ru、Cr、Au、W、Pt、Ti、及びAl等の金属、又はこれら金属による合金を挙げることができ、その中でも、Ti/Pt/AuやCrRh/Pt/Au等の順番に積層した多層構造を用いることが好ましい。
また、第1電極40,41,44および第2電極50,42,43は、それぞれパッド部40,50と、パッド部40,50から延伸する延伸部41,44,42,43とを備えている。パッド部40,50は、外部回路(図示しない)と電気的に接続される部分であり、例えば、ワイヤがボンディングされる部分である。パッド部40,50は、上面視において半導体層20の側面よりも内側に配置されているのが好ましく、第1電極のパッド部(第1パッド部)40と、第2電極のパッド部(第2パッド部)50との距離を縮小することにより順電圧を低減することができる。第1パッド部40及び第2パッド部50の平面形状は、特に限定されないが、例えば、円形や正多角形などの形状とすることができる。なかでも、ワイヤボンディングによるワイヤとの接合性を考慮すると、直径70μm〜150μm程度の円形又はこれに近似する形状が好ましい。さらに、実施形態1における第1パッド部40と第2パッド部50との配置は、平面視において半導体層20の向かい合う辺の方向に対向しているが、例えば、実施形態2のように半導体層20の対角方向に対向させることもできる。
また、延伸部41,44,42,43は、第1パッド部40及び第2パッド部50に供給された電流を、半導体層20に均一に拡散させるための部分である。各延伸部41,44,42,43の幅は、特に限定されるものではなく、例えば、第1パッド部40又は第2パッド部50の直径に対して、5〜30%程度の幅とすることが好ましく、さらに好ましくは5〜15%程度の幅であり、より具体的には2μm〜15μm程度の幅とすることが好ましい。
<実施形態2>
図2は、実施形態2に係る発光素子200を模式的に示す平面図である。
図2に示すように、実施形態2に係る発光素子200は、発光素子100において半導体層20の中心部を中心として第1電極40,41,44及び第2電極50,42,43を90°回転させた以外は、実施形態1と実質的に同じ構造を有している。なお、同じ構造については、説明を適宜省略する。
実施形態2に係る発光素子200は、平面視において正六角形状を有する半導体層20(20a,20b,20c)と、半導体層20上に設けられた正負一対の第1電極40,41,44及び第2電極50,42,43と、を少なくとも有する。第1電極は、第1パッド部40と、第1パッド部40から延伸して略矩形状に形成された第1延伸部41と、を有する。この第1延伸部41を構成する4つ辺のうちの1つである第1辺41aは、半導体層20のいずれかの角部と対向し、さらに第1パッド部40を有する。また、第2電極は、第1延伸部41aよりも内側に配置されている。これにより、角部を構成する2つの辺21a,21b、いわゆる半導体層20の周縁に沿って設けられるよりも半導体層の上面に占める電極の面積の割合を減らすことができるため、電極に吸収される半導体層20(20b)からの光を減らすことができる。さらに、第1延伸部の第1辺41aと、半導体層20の角部を構成する2つの辺21a,21bとに囲まれた閉塞的な領域ができることになるため、第1延伸部の第1辺41aからの電流が半導体層20の周縁まで広がり易くなり、電流密度の低い領域を減らすことができる。さらにまた、第1延伸部の第1辺41aは、半導体層の角部を構成する2つの辺21a,21b、いわゆる近傍の半導体層20の側面のいずれとも平行では無いため、半導体層20の側面で反射されて第1延伸部の第1辺41aに向かう光を減らすことができる。一方で、第1延伸部の第1辺41aと半導体層20の角部を構成する2つの辺21a,21bとに囲まれた領域から外部に取り出される光を増やすことができる。
また、第1延伸部の第1辺41aに隣接する第2辺41bは、半導体層20を構成する6つの辺21a〜21fのうち角部を構成する辺21a,21bに隣接する辺である第1半導体辺21cと対向している。第1延伸部の第1辺41aは、第1半導体辺21cの端部のうち第1辺41aに近い側の端部と、第1半導体辺21cと対向する第2半導体辺21fの第1辺41aに近い側の端部と、を結ぶ第1直線L1よりも外側に配置されている。第1延伸部の第1辺41aと対向する第3辺41cは、第1半導体辺21cの端部のうち第3辺41cに近い側の端部と、第2半導体辺21fの第3辺41cに近い側の端部と、を結ぶ第2直線L2よりも外側に配置されている。第1パッド部40は、第1延伸部の第2辺41bに配置され、第2辺41bと第1半導体辺21cとの間の比較的広い領域に配置される。これにより、第1延伸部の第1辺41a及び第3辺41cは、それぞれ対向する半導体層20の角部との間の領域において、電流密度が低下する領域をより減らすことができる。
以上の構成を有する実施形態2に係る発光素子200は、第1延伸部の第1辺41aが、半導体層20の角部と対向することによって、実施形態1と同様に、光取り出し効率を改善することができると共に、半導体層20の上面における電流密度分布の偏りを低減することができる。
以下、本発明の実施例に係る発光素子について説明する。
<実施例1>
実施例1に係る発光素子は、実施形態1に係る発光素子100と実質的に同じ構造を有するため、図1A及び図1Bに基づいて説明する。なお、同じ構造については、説明を適宜省略する。
図1A及び図1Bに示すように、実施例1に係る発光素子は、基板10と、基板10上に設けられたn型半導体層(第2導電型半導体層)20a、活性層20b、p型半導体層(第1導電型半導体層)20cを順に有する半導体層20と、活性層20b及びp型半導体層20cから露出したn型半導体層20a上に設けられたn側電極(第2電極)50,42,43と、p型半導体層20c上であって、平面視でn側電極を囲むように配置されたp側電極(第1電極)40,41,44と、を備える。
半導体層20の平面形状は、1辺の長さが約500μmの正六角形である。
第1電極及び第2電極は、いずれもパッド部40,50と、パッド部40,50から延伸する幅狭な延伸部41,42,43,44と、を有する。第1電極のパッド部(第1パッド部)40と、第2電極のパッド部(第2パッド部)50とは、それぞれ直径が約80μmの大きさの略円形状である。第1パッド部40と第2パッド部50との中心間の距離は、約470μmである。
また、第1パッド部40から延伸する第1延伸部41の第2辺41bとこれに隣接する第1辺41a又は第3辺41cとを接続する角部41e,41fと、第2パッド部50から延伸する2つの第2延伸部42の先端との最短距離a,aは、それぞれ約100μmである。第1延伸部の第1辺41a又は第3辺41cと、これに沿った第2延伸部42の部位との最短距離b,bは、それぞれ約60μmである。第1延伸部の第4辺41dと、これに沿った第2延伸部42の部位との最短距離c,cは、それぞれ約90μmである。半導体層20の対角線L3上で隣り合う第2延伸部42と第4延伸部44との距離d,dは、それぞれ約100μmである。半導体層20の対角線L3上で第3延伸部43と2つの第4延伸部44との距離e,eは、それぞれ約130μmである。第4延伸部44の先端と、第1延伸部の第4辺41dに沿って延伸する第2延伸部42の部位との最短距離f,fは、それぞれ約165μmである。第1パッド部40と第3延伸部43の先端との最短距離gは、約150μmである。第1延伸部の第4辺41dにおける離間距離hは、約240μmである。なお、第1延伸部〜第4延伸部41〜44の幅は、いずれも約10μmである。
<実施例2>
実施例2に係る発光素子は、実施形態2に係る発光素子200と実質的に同じ構造を有するため、図2に基づいて説明する。
図2に示すように、実施例2に係る発光素子は、実施例1(図1)における第1電極40,41,44及び第2電極50,42,43の配置を、半導体層20の中心部を中心に90°回転させた構造を有する。このため、半導体層20の1辺の長さや、各パッド部40,50及び各延伸部41,42,43,44における距離の関係などは、実施例1に同じであり、説明を省略する。
<比較例>
比較例に係る発光素子300は、図3に示すように、半導体層20(20a,20b,20c)の平面形状が正方形である以外、実施例1と実質的に同様の構造を有する。なお、平面視において、半導体層20の1辺の長さは約800μmであり、半導体層20の面積は実施例1と同じである。
<電流密度分布の比較>
次に、実施例1、実施例2及び比較例の発光素子における電流密度分布を、それぞれ有限要素法を用いたシミュレーションソフトにより解析した。その結果を、図4(実施例1)、図5(実施例2)及び図6(比較例)に示す。なお、図4、図5及び図6は、いずれも濃淡が濃い程に電流密度が高いことを示す。
図4、図5及び図6に示すように、実施例1の発光素子100及び実施例2の発光素子200は、比較例の発光素子300と比べて、第1パッド部と第2パッド部との間の領域において電流密度の高い領域が減少している。また、比較例の発光素子300では、半導体層の周縁のうち第1パッド部側に、電流密度の低い領域が偏っている。これに対して、実施例1の発光素子100及び実施例2の発光素子200では、第1パッド部及び第2パッド部の両側に、電流密度の低い領域がバランス良く分布している。さらに、第2パッド部が半導体層の辺と対向する実施例1では、半導体層の角部と対向する実施例2よりも、第2パッド部側における電流密度の低下の度合いが緩和され、より電流密度分布の偏りが改善されているのが分かる。
<順方向電圧、光出力及び電力変換効率の比較>
次に、実施例1、実施例2及び比較例の発光素子において、それぞれ電流65mAを印加し、順方向電圧[V]、光出力[mW]及び電力変換効率[%]の値を測定した。なお、電力効率WPE[%]の値は、式(1)により求めることができる。
Figure 0006428467
これらの結果を表1に示す。
Figure 0006428467
表1に示されるように、実施例1の発光素子100及び実施例2の発光素子200は、比較例の発光素子300に対していずれの値も良好であり、特に光出力と電力変換効率の向上は大きく、発光素子の光取り出し効率が改善していると考えられる。
以上、本発明に係る発光素子について、実施形態および実施例により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
本発明の実施形態に係る発光素子は、照明用光源、LEDディスプレイ、液晶表示装置などのバックライト光源、信号機、照明式スイッチ、各種センサ及び各種インジケータ、その他の一般的な民生品用光源等に好適に利用することができる。
100、200、300 発光素子
10 基板
20 半導体層
20a 第2導電型半導体層
20b 活性層
20c 第1導電型半導体層
21c 第1半導体辺
21f 第2半導体辺
30 透光性電極
40 第1パッド部
41 第1延伸部
41a 第1辺
41b 第2辺
41c 第3辺
41d 第4辺
41e、41f、41g、41h 角部
42 第2延伸部
43 第3延伸部
44 第4延伸部
50 第2パッド部
60 保護膜

Claims (15)

  1. 第1導電型半導体層と、活性層と、第2導電型半導体層とを含み、平面視において正六角形状を有する半導体層と、前記半導体層上に設けられた正負一対の第1電極及び第2電極と、を有し、
    前記第1電極は、第1パッド部と、前記第1パッド部から延伸して略矩形状に形成された第1延伸部と、を有し、
    前記第1延伸部を構成する4つ辺のうちの1つである第1辺が、前記半導体層のいずれかの角部と対向しており、
    前記第2電極は、前記第1延伸部よりも内側に配置されており、
    前記第1パッド部は、前記第1延伸部の前記第1辺に隣接する第2辺に配置されており、
    前記第1延伸部の前記第2辺は、前記半導体層を構成する6つの辺のうち前記角部を構成する辺に隣接する辺である第1半導体辺と対向しており、
    前記第1延伸部の前記第1辺は、前記第1半導体辺の端部のうち前記第1辺に近い側の端部と、前記第1半導体辺と対向する第2半導体辺の前記第1辺に近い側の端部と、を結ぶ第1直線よりも外側に配置され、
    前記第1延伸部の前記第1辺と対向する第3辺は、前記第1半導体辺の端部のうち前記第3辺に近い側の端部と、前記第2半導体辺の前記第3辺に近い側の端部と、を結ぶ第2直線よりも外側に配置されている発光素子。
  2. 前記第2電極は、第2パッド部と、前記第2パッド部から前記第1延伸部に沿って延伸する2つの第2延伸部と、を有し、
    前記第2延伸部の一方は、前記第1直線よりも外側を前記第1延伸部の前記第1辺を沿って延伸し、
    前記第2延伸部の他方は、前記第2直線よりも外側を前記第1延伸部の前記第3辺を沿って延伸する請求項に記載の発光素子。
  3. 前記第1延伸部の前記第2辺に対向する第4辺は、離間領域を有しており、前記離間領域と対向するように前記第2パッド部が配置されている請求項に記載の発光素子。
  4. 前記第1延伸部の前記第1辺に隣接する前記第4辺と、該第4辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離は、前記第1延伸部の前記第1辺と、該第1辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離よりも長い請求項に記載の発光素子。
  5. 前記第1延伸部の前記第3辺に隣接する前記第4辺と、該第4辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離は、前記第1延伸部の前記第1辺と、該第1辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離よりも長い請求項又はに記載の発光素子。
  6. 前記第1延伸部の前記第1辺に沿って延伸する前記第2延伸部の先端と、前記第1延伸部の前記第1辺と前記第2辺を接続する角部との最短距離は、前記第1延伸部の前記第1辺と、前記第1辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離よりも長い請求項乃至のいずれか1つに記載の発光素子。
  7. 前記第1延伸部の前記第3辺に沿って延伸する前記第2延伸部の先端と、前記第1延伸部の前記第3辺と前記第2辺を接続する角部との最短距離は、前記第1延伸部の前記第3辺と、前記第3辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離よりも長い請求項乃至のいずれか1つに記載の発光素子。
  8. 前記第2電極は、前記第2パッド部から、2つの前記第2延伸部の間を延伸する第3延伸部を有し、
    前記第1電極は、前記第1パッド部から、前記第3延伸部と2つの前記第2延伸部との間のそれぞれに延伸する2つの第4延伸部を有する請求項乃至のいずれか1つに記載の発光素子。
  9. 前記第1延伸部の前記第2辺に平行な前記半導体層の対角線上において、隣り合う前記第1延伸部と前記第2延伸部との距離は、隣り合う前記第2延伸部と前記第4延伸部との距離よりも短い請求項に記載の発光素子。
  10. 前記第1延伸部の前記第2辺に平行な前記半導体層の対角線上において、前記第3延伸部と前記第4延伸部との距離は、隣り合う前記第2延伸部と前記第4延伸部との距離よりも長い請求項又はに記載の発光素子。
  11. 前記第4延伸部の先端と、前記第1延伸部の前記第2辺に対向する第4辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離は、前記第1延伸部の前記第4辺と、前記第1延伸部の前記第4辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離よりも長い請求項乃至10のいずれか1つに記載の発光素子。
  12. 前記第4延伸部の先端と、前記第1延伸部の前記第2辺に対向する第4辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離は、前記第1パッド部と前記第3延伸部の先端との最短距離よりも短い請求項乃至11のいずれか1つに記載の発光素子。
  13. 前記第2延伸部の先端と、前記第1延伸部の前記第2辺との最短距離は、前記第4延伸部の先端と、前記第1延伸部の前記第2辺に対向する第4辺に沿って延伸する前記第2延伸部の部位との最短距離よりも短い請求項乃至12のいずれか1つに記載の発光素子。
  14. 前記第1延伸部を構成する4つの角部は、それぞれ湾曲した形状を有する請求項1乃至13のいずれか1つに記載の発光素子。
  15. 第1導電型半導体層と、活性層と、第2導電型半導体層とを含み、平面視において正六角形状を有する半導体層と、前記半導体層上に設けられた正負一対の第1電極及び第2電極と、を有し、
    前記第1電極は、第1パッド部と、前記第1パッド部から延伸して略矩形状に形成された第1延伸部と、を有し、
    前記第1延伸部を構成する4つ辺のうちの1つである第1辺が、前記半導体層のいずれかの角部と対向しており、
    前記第2電極は、前記第1延伸部よりも内側に配置されており、
    前記第1パッド部は、前記第1延伸部の前記第1辺に配置されており、
    前記第1延伸部の前記第1辺に隣接する第2辺は、前記半導体層を構成する6つの辺のうち前記角部を構成する辺に隣接する辺である第1半導体辺と対向しており、
    前記第1延伸部の前記第1辺は、前記第1半導体辺の端部のうち前記第1辺に近い側の端部と、前記第1半導体辺と対向する第2半導体辺の前記第1辺に近い側の端部と、を結ぶ第1直線よりも外側に配置され、
    前記第1延伸部の前記第1辺と対向する第3辺は、前記第1半導体辺の端部のうち前記第3辺に近い側の端部と、前記第2半導体辺の前記第3辺に近い側の端部と、を結ぶ第2直線よりも外側に配置されている発光素子。
JP2015088856A 2015-04-24 2015-04-24 発光素子 Active JP6428467B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015088856A JP6428467B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 発光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015088856A JP6428467B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 発光素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016207870A JP2016207870A (ja) 2016-12-08
JP6428467B2 true JP6428467B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=57490311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015088856A Active JP6428467B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 発光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6428467B2 (ja)

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52115676A (en) * 1976-03-24 1977-09-28 Masato Kouho Delta light emitting diode element
JPH11340576A (ja) * 1998-05-28 1999-12-10 Sumitomo Electric Ind Ltd 窒化ガリウム系半導体デバイス
US6307218B1 (en) * 1998-11-20 2001-10-23 Lumileds Lighting, U.S., Llc Electrode structures for light emitting devices
JP4810746B2 (ja) * 2000-03-31 2011-11-09 豊田合成株式会社 Iii族窒化物系化合物半導体素子
US6642548B1 (en) * 2000-10-20 2003-11-04 Emcore Corporation Light-emitting diodes with loop and strip electrodes and with wide medial sections
JP2004056010A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 窒化物半導体発光素子
JP3904585B2 (ja) * 2004-10-07 2007-04-11 昭和電工株式会社 半導体素子の製造方法
JP2011124323A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Disco Abrasive Syst Ltd 発光デバイス、発光デバイスの製造方法および発光デバイス素材の加工装置
JP2012028749A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Seoul Opto Devices Co Ltd 発光ダイオード
JP2012054525A (ja) * 2010-08-04 2012-03-15 Toshiba Corp 半導体発光素子
JP5948915B2 (ja) * 2012-02-02 2016-07-06 日亜化学工業株式会社 半導体発光素子
WO2013161208A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 パナソニック株式会社 発光素子
TW201405889A (zh) * 2012-07-31 2014-02-01 Epistar Corp 發光二極體元件
JP6070406B2 (ja) * 2013-05-16 2017-02-01 日亜化学工業株式会社 発光素子
KR102075983B1 (ko) * 2013-06-18 2020-02-11 삼성전자주식회사 반도체 발광소자

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016207870A (ja) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5170325B2 (ja) 発光素子
US11817529B2 (en) Light emitting element
JP6176032B2 (ja) 半導体発光素子
JP6102677B2 (ja) 発光素子
US11063183B2 (en) Light emitting element
JP2020145432A (ja) 光電素子
JP6326852B2 (ja) 半導体発光素子
JP2014127565A (ja) 半導体発光素子
JP5948915B2 (ja) 半導体発光素子
JP6331906B2 (ja) 発光素子
JP6070406B2 (ja) 発光素子
JP6428467B2 (ja) 発光素子
JP5741164B2 (ja) 発光素子
RU2690096C2 (ru) Светоизлучающий элемент
JP5754269B2 (ja) 発光素子
JP5736930B2 (ja) 半導体発光素子
JP2015056476A (ja) 半導体発光素子
JP2010238824A (ja) 発光ダイオード
JP2014027229A (ja) 半導体発光素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6428467

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250