JP6428090B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、受信した電子メールの返送先であるURLアドレスが受信端末の識別情報と通知内容(電子メールの内容)の識別情報を具備することにより、受信者毎にどの内容に対する返信確認であるかの状況や情報を確実に送信端末側で把握することができる電子メール配信システムを提供することを課題とし、電子メールを送信する送信端末と、該電子メールを受信する受信端末と、前記送信端末と前記受信端末を接続する通信ネットワークからなる電子メール配信システムであって、前記送信端末が作成し送信する電子メールは、前記受信端末が該電子メールを受信したことを確認するために該受信端末がアクセスを行うためのURLアドレスを有し、前記URL(Uniform Resource Locater)アドレスは、前記電子メールを受信する前記受信端末を識別するための第1識別情報と、作成される該電子メールを識別するための第2識別情報を有してなることが開示されている。
特許文献2には、電子メールの受信状況に基づいて適切なメールの督促を効率的に行うことで、回答依頼に対する回答率を向上させることを課題とし、メール督促プログラムにおいて、クライアント端末からWeb上での回答を要求する電子メールを受け付け、電子メールを識別するメール識別情報と、回答依頼内容へのアクセス情報とを対応付けて第1の記憶部に記憶し、電子メールの開封状況を取得し、メール識別情報と開封状況とを対応付けて第2の記憶部に記憶し、前記第1の記憶部を参照して前記要求に含まれるメール識別情報に対応するアクセス情報に基づいて、前記複数のクライアント端末各々におけるWeb上での回答状況を取得し、取得した回答状況と、前記第2の記憶部から取得した開封状況とに基づいて、複数のクライアント端末のうち少なくとも一部のクライアント端末を管轄する管轄端末に督促情報を出力する、処理をコンピュータに実行させることが開示されている。
特許文献3には、送信者が送信した文章に含まれる情報を、受信者が漏れなく確認することを求めることができるドキュメントの周知確認方法を提供することを課題とし、送信者端末のコンピュータが実行する方法は、文章中の所定の位置の入力を受付ける入力受付処理を行い、入力された所定の位置に、受信者に確認を促し、受信者の確認状況を送信者が確認できるチェックボックスを挿入するメールデータ生成処理を行い、受信者端末にメールデータを送信するメール送信処理を行うことが開示されている。
特許文献4には、送信側のメールサーバーの仕様に依存せずに受信側の機能のみで実現可能な未開封電子メールの管理方法を提供することを課題とし、受信者と送信者のメールアドレスの組み合わせにより未開封電子メールを管理し、予め設定された条件(送信元、経過時間)を満たす未開封電子メールが存在する場合に、電話、ファックス等、予め指定した手段で当該メール受信者に通知し、それでも未開封のままであればメール送信元に通知する、2段階の通知方式によって未開封電子メールを管理することが開示されている。
特許文献5には、複数のメールアドレスが登録されている1つの宛名に対して電子メールを送信する場合に、一定の送信条件にしたがって、送信相手がすぐに見ることのできる確率の高いメールアドレスを決定し、その決定したメールアドレスに対して電子メールを送信することで、無駄な送信先への電子メールの送信を極力防止するとともに、より確率高く送信相手に電子メールをすぐに届けることを課題とし、1つの宛名に対し複数のメールアドレスを登録可能なアドレス帳を有する電子メール電送装置であって、アドレス帳には、1つの宛名に登録されている複数のメールアドレスのうちどのメールアドレスに電子メールを送信するのかといった送信条件として例えば送信時間帯が設定されており、1つの宛名に対して電子メールを送信する際、この送信時間帯の設定にしたがって該当する1又は複数のメールアドレスに電子メールを送信することが開示されている。
特開2007−018191号公報 特開2013−041474号公報 特開2010−113571号公報 特開2002−319975号公報 特開2007−241732号公報
本発明は、電子メールが開封されていない場合に、その電子メールの送付先の利用者が用いている機器又はWebページに、その電子メールに関する情報を表示させるようにするようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、電子メールが開封されていない場合に、該電子メールの送付先の利用者が用いている機器及びWebページを特定する特定手段と、前記電子メールの通知内容に対して予め定められた設定にしたがって、前記機器、前記Webページのいずれか一方又は両方を通知先として選択し、選択した通知先に、前記電子メールに関する情報を表示させるように制御する制御手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記電子メール内には、Webページへのリンクがあり、前記制御手段は、前記利用者によって、前記電子メール内のWebページへのアクセスがある場合は、該利用者が用いている機器又はWebページへの表示を不要とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記電子メールは定期的に送信されるものであって、該電子メール内には、Webページへのリンクがあり、前記制御手段は、前記利用者への電子メールの履歴を解析し、該利用者によって、電子メール内のWebページへのアクセスが定期的に行われている場合は、該利用者が用いている機器又はWebページへの表示を不要とすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、コンピュータを、電子メールが開封されていない場合に、該電子メールの送付先の利用者が用いている機器及びWebページを特定する特定手段と、前記電子メールの通知内容に対して予め定められた設定にしたがって、前記機器、前記Webページのいずれか一方又は両方を通知先として選択し、選択した通知先に、前記電子メールに関する情報を表示させるように制御する制御手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、電子メールが開封されていない場合に、その電子メールの送付先の利用者が用いている機器又はWebページに、その電子メールに関する情報を表示させるようにすることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、利用者によって、電子メール内のWebページへのアクセスがある場合は、その利用者が用いている機器又はWebページへの表示を不要とすることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、電子メールは定期的に送信されるものである場合に、利用者によって、電子メール内のWebページへのアクセスが定期的に行われている場合は、その利用者が用いている機器又はWebページへの表示を不要とすることができる。
請求項4の情報処理プログラムによれば、電子メールが開封されていない場合に、その電子メールの送付先の利用者が用いている機器又はWebページに、その電子メールに関する情報を表示させるようにすることができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 デバイス利用情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ユーザー情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 Web利用情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 メール情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 通知先選定テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ルールテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 メール区分・サービスフラグテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、電子メールの開封に関する処理を行うものであって、図1の例に示すように、データ記憶モジュール110、メール確認有無判断モジュール140、デバイス利用判断モジュール145、Web利用判断モジュール150、通知必要メール判定モジュール155、情報表示判断モジュール160を有している。
複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)、情報家電等の機器(以下、デバイスともいう)の管理等をしている担当者(以下、ユーザーともいう)に対して、それら機器に関する情報を伝えるために、電子メールが利用される。
電子メールの内容として、例えば、契約関連、請求書(機器が複合機等の場合は、月々の利用料金の請求等)等の重要なものが含まれている場合がある。しかし、電子メールによる通知では、ユーザーによっては電子メールそのものの利用頻度が少ない場合、又はその電子メールが開封されない場合がある。
本実施の形態では、電子メールが開封されていない場合に、ユーザーの利用実績(メールの情報分析、機器、Webページのアクセス情報等)を参照して、情報を通知する。
データ記憶モジュール110は、デバイス利用情報記憶モジュール115、ユーザー情報記憶モジュール120、メール情報記憶モジュール125、Web利用情報記憶モジュール130を有しており、メール確認有無判断モジュール140と接続されている。
デバイス利用情報記憶モジュール115は、デバイスに関する情報を記憶しているい。デバイスに関する情報として、デバイスを利用したユーザーを特定するための情報が含まれる。ユーザーの特定は、デバイスに設置されているICカード読み取り機、指紋認識装置等によって行われ、その特定結果を記憶している。例えば、デバイス利用情報テーブル400を記憶している。図4は、デバイス利用情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。デバイス利用情報テーブル400は、デバイスID欄410、利用日時欄420、ユーザーID欄430を有している。デバイスID欄410は、本実施の形態において、デバイスを一意に識別するための情報(デバイスID:IDentification)を記憶している。利用日時欄420は、そのデバイスが利用された日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。ユーザーID欄430は、そのデバイスを利用したユーザーであって、本実施の形態において、そのユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。
さらに、ユーザーが行った操作、ユーザーがデバイス上で表示したページ等を履歴として記憶してもよい。なお、デバイスには液晶ディスプレイ等の表示装置が備え付けられており、表示内容として複数ページ(階層等)があって、いずれのページが表示されたかについても記録される。
例えば、デバイスに関する担当者(ユーザー)へ電子メールを送信するためには、データ記憶モジュール110内のデバイスIDに対応するユーザーIDと次に説明するユーザー情報記憶モジュール120内の情報を用いて、ユーザーのメールアドレスや会社情報等を抽出し得る。
ユーザー情報記憶モジュール120は、ユーザーに関する情報を記憶している。電子メールの送信先であるユーザーのメールアドレス等を記憶している。例えば、ユーザー情報テーブル500を記憶している。図5は、ユーザー情報テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー情報テーブル500は、ユーザーID欄510、氏名欄520、会社名欄530、連絡先欄540、メールアドレス欄550、サービスフラグ欄560、契約情報欄570を有している。ユーザーID欄510は、ユーザーIDを記憶している。氏名欄520は、そのユーザーの氏名を記憶している。会社名欄530は、そのユーザーが属している会社の会社名を記憶している。連絡先欄540は、そのユーザーの連絡先(電話番号等)を記憶している。メールアドレス欄550は、そのユーザーのメールアドレスを記憶している。サービスフラグ欄560は、そのユーザーに対して付与されているサービスフラグを記憶している。契約情報欄570は、契約情報を記憶している。
Web利用情報記憶モジュール130は、Webページ(Webサービス)に関する情報を記憶している。例えば、Web利用情報テーブル600を記憶している。図6は、Web利用情報テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。Web利用情報テーブル600は、URL欄610、アクセス日時欄620、ユーザーID欄630、アクセス時間欄640を有している。URL欄610は、WebページのURLを記憶している。アクセス日時欄620は、そのWebページへのアクセス日時を記憶している。ユーザーID欄630は、そのWebページにアクセスしたユーザーのユーザーIDを記憶している。アクセス時間欄640は、そのWebページに対して、そのユーザーによってアクセスされた時間を記憶している。
また、Webページ対する操作履歴(Webページへのアクセス方法、Webページの移動等の移動導線を含む)を記憶してもよい。また、Web利用情報記憶モジュール130内のデータを用いて、アクセス頻度(予め定められた時間内でのアクセス回数等)を算出し得る。
メール情報記憶モジュール125は、電子メールに関する情報を記憶している。例えば、メール情報テーブル700を記憶している。図7は、メール情報テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。メール情報テーブル700は、メールID欄710、送信日時欄720、送信先ユーザーID欄730、ユーザー確認日時欄740、ユーザー確認時間欄750、リンク先情報欄760を有している。メールID欄710は、本実施の形態において、電子メールを一意に識別するための情報(メールID)を記憶している。送信日時欄720は、その電子メールの送信日時を記憶している。送信先ユーザーID欄730は、その電子メールの送信先のユーザーIDを記憶している。送信先の電子メールアドレスであってもよい。ユーザー確認日時欄740は、その電子メールが開封された日時を示すユーザー確認日時を記憶している。ユーザー確認日時欄740に日時が記憶されていることは、その電子メールが開封されたことを示している。逆に、ユーザー確認日時欄740に日時が記憶されていないことは、その電子メールが開封されていないことを示している。ユーザー確認時間欄750は、そのユーザーによってその電子メールが開封されていた時間を記憶している。リンク先情報欄760は、その電子メール内に記載されているリンク先情報を記憶している。電子メールの内容そのものを記憶していてもよい。
メール確認有無判断モジュール140は、データ記憶モジュール110、デバイス利用判断モジュール145、Web利用判断モジュール150と接続されている。メール確認有無判断モジュール140は、送られたメールをユーザーが確認(開封)したか否かを判断する。具体的には、メール情報テーブル700のユーザー確認日時欄740に日時が記載されているか否かによって判断する。そして、開封済みの場合は最終確認までにかかった時間(メール情報テーブル700のユーザー確認時間欄750)、未開封の場合は当該メールのメールタイトル情報等を分析する。
デバイス利用判断モジュール145は、メール確認有無判断モジュール140、通知必要メール判定モジュール155と接続されている。デバイス利用判断モジュール145は、電子メールが開封されていない場合に、その電子メールの送付先の利用者が用いているデバイスを特定する。例えば、メール情報テーブル700、デバイス利用情報テーブル400を用いてデバイスを特定する。また、デバイス利用判断モジュール145は、ユーザーが使う頻度や操作内容(ファックス機能、コピー機能等)を抽出してもよいし、デバイスの表示装置を用いてアクセスした画面、時間等を抽出し、未開封の電子メールについて、関連する画面がある場合は既にアクセスしたかどうかを確認するようにしてもよい。
Web利用判断モジュール150は、メール確認有無判断モジュール140、通知必要メール判定モジュール155と接続されている。Web利用判断モジュール150は、電子メールが開封されていない場合に、その電子メールの送付先の利用者が用いているWebページを特定する。例えば、メール情報テーブル700、Web利用情報テーブル600を用いてWebページを特定する。また、Web利用判断モジュール150は、アクセス方法(検索サイトから、メールからリンク、直接にURL入力、お気に入りから選択等)、アクセス頻度、移動導線(各サービスページ毎のアクセスタイミング、導線等)、アクセスしたWebページ、時間を抽出し、未開封のメールについて、関連する画面がある場合は既に確認済みかどうかを検出する。また、ユーザー側でアクセス率が高いWebページを抽出するようにしてもよい。そのWebページに、電子メールに関する情報を表示させるようにしてもよい。
通知必要メール判定モジュール155は、デバイス利用判断モジュール145、Web利用判断モジュール150、情報表示判断モジュール160と接続されている。電子メール内にWebページへのリンクがある場合は、通知必要メール判定モジュール155は、利用者によって、その電子メール内のWebページへのアクセスがあるときは、その利用者が用いているデバイス又はWebページへの表示を不要とする(つまり、情報表示判断モジュール160による処理を行わせない)。具体的には、通知必要メール判定モジュール155は、メール確認有無判断モジュール140で未開封と判断された電子メールについて、その電子メールを開封はしてないが、既にリンク先のWebページにアクセスしている履歴(メール発信後)がある場合、通知対象の情報から削除される。
また、電子メールは定期的に送信されるものであって、その電子メール内には、Webページへのリンクがある場合は、通知必要メール判定モジュール155は、利用者への電子メールの履歴を解析し、その利用者によって、電子メール内のWebページへのアクセスが定期的に行われているときは、その利用者が用いているデバイス又はWebページへの表示を不要とする(つまり、情報表示判断モジュール160による処理を行わせない)。
情報表示判断モジュール160は、通知必要メール判定モジュール155と接続されている。情報表示判断モジュール160は、デバイス利用判断モジュール145によって特定されたデバイス又はWeb利用判断モジュール150によって特定されたWebページに、電子メールに関する情報を表示させるように制御する。ここで「電子メールに関する情報」として、例えば、その電子メールが開封されていない旨のメッセージ(その電子メールの内容の有効期限を含めてもよい)、その電子メールの内容そのもの等が該当する。
具体的には、情報表示判断モジュール160は、通知必要メール判定モジュール155で通知対象になる情報について、デバイスやWebページ(サービス画面)に表示させる。画面表示の場合、メールのサービスフラグ値を確認して、通知先の優先度を決める。通知先が最終的に一つしかない場合、対象のWebページに情報を通知する。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100、デバイス管理装置210、Web管理装置220、メール処理装置230、A会社240、B会社250は、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット等であってもよい。
A会社240内に、デバイス242、デバイス244、ユーザー端末246を有している。B会社250内に、ユーザー端末252、ユーザー端末254、デバイス256、デバイス258を有している。デバイス242等では、ICカード、生体情報等による認識が行われ、そのデバイス242等を使用するユーザーを特定し得るものであり、その使用履歴はデバイス管理装置210に記憶される。また、ユーザー端末246等は、デバイス242等の担当者であるユーザーが利用するものであって、デバイス242等に関する情報を提供するWeb管理装置220へアクセスする。そのアクセスする際に、Web管理装置220のサービスを受けるために、ユーザーID等の入力が求められ、ユーザーを特定し得るものである。
例えば、メール処理装置230が、A会社240のデバイス242、デバイス244の担当者に対して、B会社250のデバイス256、デバイス258の担当者に対して、電子メールを送信する。そして、その電子メールがそれぞれの担当者によって開封されたか否かを確認する。
情報処理装置100は、電子メールが開封されていない場合に、デバイス管理装置210から担当者が利用しているデバイス242等を特定し、また、そのデバイス242等に関する情報を表示するWebページを管理しているWeb管理装置220から担当者がアクセスしているWebページを特定し、そのデバイス242等、Webページに対して、その電子メールに関する情報を表示させるように制御する。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS300では、メールを送信する。例えば、メール処理装置230又はサービスを提供しているWeb管理装置220からユーザー宛てに電子メールを送信する。なお、メール送信時にいつまでに確認が必要な情報かがわかる情報(確認期限)や、どこのサービス(Webページ)と関係があるかを示す情報を含めてユーザーに送信するようにしてもよい。
ステップS302では、メールの情報を確認する。例えば、送信した電子メールについて、ユーザー毎に以下の情報を取得、分析等する。
(1)非定期情報メールの分析
・送信した電子メールを確認する割合
・送信から確認までにかかる時間(平均値、最大値、最小値、中央値、最頻値等の統計的値)
・未確認のままになっている電子メール数
・いつの時点から未確認になっているかを示す情報
これらの情報から送信した電子メールを確認するのに何日かかるか、及び/又は、どの時点からメールを全く確認しなくなっているか等を判断する。
例えば、平均時間48時間以内で、10%ほどの電子メールを確認していることを検出する。
(2)定期情報メール(予め定められた期間毎に送信する電子メール)の分析
・メールタイトル名、電子メール内で表示するURL情報毎の確認頻度(統計的値)
・確認までにかかる時間(統計的値)
・未確認のままになっている電子メール数
・いつの時点から未確認になっているかを示す情報
これらの情報から送信した電子メールを確認するのに何日かかるか、及び/又は、どの時点からメールを全く確認しなくなっているか等を、メールタイトル名又はその電子メール内に含まれるリンク先URL毎に判断する。
電子メールでの確認が行われる可能性の高い期間を測定して、その期間を超える場合(ユーザー毎の、メールを確認するまでに要する時間を超える場合)、ステップS304へ移動する。例えば、図8に示すように、あるユーザーにおいて、横軸に電子メールを受信した日からの日付をとり、縦軸にその電子メールを開封する確率(確認率)を示しており、対象点810のように、グラフの傾き(確認率/日付)が異なる値となる日時を検出する。対象としている電子メールの送信日から、対象点810の日時を超えた場合は、ステップS304へ進む。
ステップS304では、メール確認の有無を判断し、「有」の場合(開封済みの場合)はステップS306へ進み、「無」の場合はステップS308へ進む。つまり、未確認(未開封)の場合は、Webサービスの利用情報及びデバイスの利用情報を確認する。
ステップS306では、通知不要とする。
ステップS308では、Webページの利用の有無を判断し、「有」の場合はステップS310へ進み、「無」の場合はステップS316へ進む。ここでWebページは、ユーザーが会員として登録されているサービスWeb画面である。
ステップS310では、Web利用実績を確認する。例えば、既存のウェブ分析ツールを利用して、以下の情報を分析する。
・ページアクセス頻度(定期、不定期、曜日、時間帯等)
・アクセス方法(検索サイトから、メールからリンク、直接にURL入力、お気に入りから選択等)
・アクセス動線(アクセス後、参照する画面頻度が高いページ)
なお、ログイン前のWebページについて、同様な分析を行ってもよい。
ステップS312では、デバイス利用確認を行い、「有」の場合はステップS314へ進み、「無」の場合はステップS316へ進む。デバイスの場合、前述したように、ユーザー情報を認識できるICカードや指紋情報等によって対象ユーザーを特定する。アクセス履歴情報から利用有無を判定する。
例えば、ステップS314では、デバイス利用実績を分析する。
ステップS310の処理内容と同等の分析処理を行う。例えば、以下のものがある。
・アクセスの頻度(定期、不定期、曜日、時間帯等)
・アクセス動線(アクセス後、頻繁に利用される機能や表示する頻度が高い操作画面等)
・操作内容(ファックス機能、コピー利用、印刷利用等)
なお、ステップS308とステップS310の処理、ステップS312とステップS314の処理は、いずれを先に行ってもよい。また、並列的に処理を行ってもよい。
ステップS316では、Webページ、デバイスの利用情報を確認する。ステップS310、ステップS314での分析結果を抽出する。
ステップS318では、電子メールの種類を確認し、「定期メール」の場合はステップS320へ進み、「非定期メール」の場合はステップS324へ進む。
ステップS320では、再通知判断を行い、「有」の場合はステップS322へ進み、「無」の場合はステップS324へ進む。具体的には、再通知判定処理を行う。ユーザーのアクセス解析情報から測定し、メール通知以外の通知方法を判断する。例えば、1ヵ月に一回の定期メールをユーザー宛てに送信している。ユーザーは定期のメールについては確認しない状態である。ただし、アクセス解析情報から、定期的に(例えば、2ヵ月に1回)、対象のWebページを確認している。この場合、既に通知する内容がユーザーに伝わっていると判断して、再通知不要と判断する。つまり、この電子メールは、1ヵ月に一回の定期メールであるので、電子メールの確認期限は一般的に1ヵ月である。しかし、電子メールの開封がないとしても、2ヵ月に1回、その電子メールが対象としているWebページ(その電子メールが参照を促しているWebページ)を参照していることになる。したがって、そのユーザーは、Webページの内容の確認を行う可能性が高いことになる。
ステップS322では、通知不要とする。
ステップS324では、電子メール内のURL情報(リンク先の情報)に対する履歴を確認し、「有」の場合(確認の履歴がある場合)はステップS326へ進み、「無」の場合(確認の履歴がない場合)はステップS328へ進む。
ステップS326では、通知不要とする。
ステップS328〜ステップS336の処理は、通知先の選定に関する処理である。
ステップS328では、電子メールの有効期間までの利用頻度、確認有無を判断し、「なし」の場合はステップS330へ進み、「デバイスのみ」の場合はステップS332へ進み、「両方」の場合はステップS334へ進み、「Webのみ」の場合はステップS336へ進む。
ステップS330では、表示不可、通常処理とする。
ステップS332では、デバイスの特定を行う。
ステップS334では、設定された表示対象を選択する。
ステップS336では、アクセス権があるサービス画面の算出を行う。
ステップS338では、通知を行う。
具体的には、ステップS328〜ステップS336の処理で、ユーザーが閲覧するであろう対象(通知先としてのWebページ、デバイス)を決定する。
ステップS328では、通知内容の有効期間までの残日数の情報とステップS316で算出したデバイスとWebのアクセス情報を利用する。つまり、残日数とデバイスやWebのアクセス頻度から確認するであろう対象を決定し、それを通知先とする。
以下のパターンがある。
(1)デバイスのみ:デバイスで表示(ステップS332に移動)
(2)Webのみ:Webページで表示(ステップS336に移動)
(3)両方:ステップS334の処理へ移動
(4)両方通知できない:表示対象なし(ステップS330に移動)。例えば、ファックス、電話、訪問等による通知を行う。
図9の例に示す通知先選定テーブル900は、2014年1月20日の時点で、全て未確認を想定したものである。図9は、通知先選定テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。通知先選定テーブル900は、メール区分欄910、メール送信日欄915、メール有効期間欄920、残日数欄925、デバイス欄930、Web欄940、通知先欄950を有している。デバイス欄930は、デバイス利用頻度欄932、利用実績欄934、可能性欄936を有している。Web欄940は、Web利用頻度欄942、利用実績欄944、可能性欄946を有している。メール区分欄910は、メール区分を記憶している。メール送信日欄915は、メール送信日を記憶している。メール有効期間欄920は、メール有効期間(有効期限)を記憶している。残日数欄925は、有効期限までの残日数を記憶している。デバイス欄930は、デバイスを記憶している。デバイス利用頻度欄932は、デバイス利用頻度を記憶している。利用実績欄934は、利用実績を記憶している。可能性欄936は、可能性を記憶している。Web欄940は、Webを記憶している。Web利用頻度欄942は、Web利用頻度を記憶している。利用実績欄944は、利用実績を記憶している。可能性欄946は、可能性を記憶している。通知先欄950は、通知先を記憶している。
メールAは、送信日とメールの有効期間から残日数が「11日」となっている。この時点で、デバイスのアクセス分析情報とWebページの分析結果から、デバイスはユーザーが既に1月12日に利用済みで、利用頻度して、月1回のため、残日数11日では確認する可能性がないと判断する。一方、Webページへは1月15日にアクセスされているが、利用頻度して、週1回のため、残日数11日では確認する可能性が高いと判断する。
メールB、C、Dについても、メールAと同様の判断処理を行い、通知先を選定する。
表示対象に両方(デバイス、Webページ)とも残っている場合にどちらか一方に出力するか、両方に出すかを決定する。
ステップS334では、ステップS318でのメール内容から重み付けを行って、通知先を確定する。通知内容に対して、予め定められた設定にそって、通知先を選択する。
以下のパターンがある。
(1)デバイスのみ
(2)Webページのみ
(3)両方
例えば、予め定められた設定として、請求書、契約書、レポート等はデバイスに出力する。キャンペーンページへの誘導等はWebページに出力する。デバイスのメンテナンスのお知らせ等は両方に出力する。
前述の例では、ステップS334では、ステップS328で通知先が「両方」になるメールCが対象になる。メールCのメール本文中で、「請求書」、「契約書」、又は「レポート」の文字列がある場合、通知先を「デバイス」にする。
例えば、事前に図10の例に示すようなルールテーブル1000を設定する。図10は、ルールテーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。ルールテーブル1000は、メールの文字列欄1010、通知先欄1020を有している。メールの文字列欄1010は、電子メール内(本文、タイトル等を含む)の文字列を記憶している。通知先欄1020は、その文字列を含む電子メールである場合の通知先を記憶している。電子メールの中でルールテーブル1000のメールの文字列欄1010に示す文字列がある場合、通知先を対応する通知先欄1020とする。
ステップS336では、Webページに表示する場合、サービスフラグを参照して、アクセス権があるサービス画面(Webページが複数ある場合に、その内容を表示するに適しているページ)に表示する。
例えば、ステップS336では、ステップS328で通知先が「Webのみ」、「両方」になるメールA、Cが対象になる。電子メールの送信時に、図11の例に示す情報を含めて送信する。図11は、メール区分・サービスフラグテーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。メール区分・サービスフラグテーブル1100は、メール区分欄1110、サービスフラグ欄1120を有している。メール区分欄1110は、メール区分を記憶している。サービスフラグ欄1120は、そのメール区分におけるサービスフラグを記憶している。電子メールに含まれているサービスフラグに基づいて、以下のように通知先のWebページを決定する。メールAに関する情報を、Webページで表示する場合、ホルダーAのサービス画面で表示する。また、メールCに関する情報を、Webページで表示する場合、デバイスに関するサービス画面(そのデバイスに関する情報を表示するページ)に表示する。
ステップS338では、ステップS328〜ステップS336で選定した通知先に、対処となっている(未開封の)電子メールに関する情報を通知する。
より具体的な例を用いて説明する。
前提として、ユーザーAは2012年12月に、対象としているWebサービスにて、新規でユーザー加入をしたとする。そして、そのWebサービス登録時の個人情報は、契約関連(複合機、サービスX利用)、ユーザー属性(会社名、名前、メールアドレス等)である。
(01)電子メールの送信
前述のWebサービスからユーザーAにサービスX用の電子メールを2通送信する。なお、定期的な電子メールではない。
電子メールの送信日時は、2つとも2014年1月1日の昼12時とする。そして、今回、送信した電子メールは、ユーザーに2014年1月30日まで通知する必要がある情報である。なお、電子メールの中ではどのサービスと関連性があるかを示しているサービスフラグ情報を持っている。また、電子メールの中にはリンク先のURL情報が記入されている。
(02)メール確認情報
まず、ユーザーのメール履歴を確認する。例えば、以下の情報が既に登録されており、電子メールを開封するまでにどれぐらい時間がかかるか、電子メール未確認情報、頻度等が確認できるようになっている。
電子メールの情報から以下の内容を確認する。
ユーザーAのユーザー登録時に登録されたメールアドレスは(C)である。
ユーザーAの加入時から2013年12月までの間にCに送信した重要メールは20件である。その中で、定期的な電子メール(複合機利用情報更新、修理後メンテナンス結果情報等)は12件である。なお、定期的な電子メールは、ほぼ決まっている日でメールタイトル情報もほぼ同じ。
Cのメールアドレスについて、定期的な電子メールは2013年4月まで確認実績がある。ただし、その後は確認履歴がない(つまり、開封されていない)。
その他の電子メール(定期メール以外の電子メール)については、60%確認(開封)されている。ただし、メール開封までに要する期間は、約10日で50%の確率である。60%の電子メールを開封するまでには約1ヵ月の時間が必要である(図12の例に示すグラフ参照)。
(03)電子メールの確認
前述の(02)での判断結果を用いて、10日過ぎても電子メールを確認(開封)していない場合は、別途通知する対応を行う必要があると判断する。
(04)Webページの利用情報についての確認
Webページへのアクセスやデバイスにおける利用サービス画面の接続情報を確認する。
アクセス履歴から20日以内である。今回の電子メールは、発送から30日以内に開封する必要がある。前述のように10日が経過した。つまり、ユーザーAが予め定められた確率で開封する日数を待機したため、残りは20日である。
確認の結果、毎回定期的にアクセスする日があるとする。例えば、1ヵ月に一回ほぼ同じ日でアクセスする。
今回はその定期的にアクセスする日が約10日後である。なお、前述のアクセス情報以外にもアクセス日時、利用サービス情報等を確認する。
(05)デバイスの利用情報確認
複合機でもWebページと同様の確認を行う。例えば、そのデバイスの履歴では、週3回ほど複合機を利用しているとする。したがって、複合機も通知先をすることが可能となる。
(06)通知先の判定
例1:(02)で送信した電子メール内でリンク先Dがある。
(04)で確認した結果、Dのリンク先は既にユーザーAは既に確認済みであった場合(確認日付はメールを送信した後になっている)、通知不要と判断する。
例2:(02)で送信した電子メール内のリンク先Dについてアクセスなしの場合、確認日までの日数が予め定められた日数未満又は以下であるため、別の通知先を選定する必要があると判断する。
例3:(01)で送信した電子メールが定期的な電子メールの場合、送信先のユーザーは定期的な電子メール(例えば、複合機の利用レポート情報等)については、確認していない(未開封である)。ただし、2ヵ月1回、複合機の利用レポート情報が掲載されているWebページを参照している場合、通知不要と判断する。
(07)通知先の選定(前述の例2を対象)
複合機、Webページの両方で通知できる状態であるとする。ただし、今回の電子メールは、複合機と関係がない電子メールのため(電子メールに付されているサービスフラグ情報で判断する)、確認を行う確率が高い複合機ではなく、サービスXのWebページに、電子メールに関する情報を表示する。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図13に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1301を用い、記憶装置としてRAM1302、ROM1303、HD1304を用いている。HD1304として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。メール確認有無判断モジュール140、デバイス利用判断モジュール145、Web利用判断モジュール150、通知必要メール判定モジュール155、情報表示判断モジュール160等のプログラムを実行するCPU1301と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1302と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1303と、補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD1304と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1306と、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置1305と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1307、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1308により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図13に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図13に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図13に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…データ記憶モジュール
115…デバイス利用情報記憶モジュール
120…ユーザー情報記憶モジュール
125…メール情報記憶モジュール
130…Web利用情報記憶モジュール
140…メール確認有無判断モジュール
145…デバイス利用判断モジュール
150…Web利用判断モジュール
155…通知必要メール判定モジュール
160…情報表示判断モジュール
210…デバイス管理装置
220…Web管理装置
230…メール処理装置
240…A会社
242…デバイス
244…デバイス
246…ユーザー端末
250…B会社
252…ユーザー端末
254…ユーザー端末
256…デバイス
258…デバイス
290…通信回線

Claims (4)

  1. 電子メールが開封されていない場合に、該電子メールの送付先の利用者が用いている機器及びWebページを特定する特定手段と、
    前記電子メールの通知内容に対して予め定められた設定にしたがって、前記機器、前記Webページのいずれか一方又は両方を通知先として選択し、選択した通知先に、前記電子メールに関する情報を表示させるように制御する制御手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記電子メール内には、Webページへのリンクがあり、
    前記制御手段は、前記利用者によって、前記電子メール内のWebページへのアクセスがある場合は、該利用者が用いている機器又はWebページへの表示を不要とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記電子メールは定期的に送信されるものであって、該電子メール内には、Webページへのリンクがあり、
    前記制御手段は、前記利用者への電子メールの履歴を解析し、該利用者によって、電子メール内のWebページへのアクセスが定期的に行われている場合は、該利用者が用いている機器又はWebページへの表示を不要とする
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    電子メールが開封されていない場合に、該電子メールの送付先の利用者が用いている機器及びWebページを特定する特定手段と、
    前記電子メールの通知内容に対して予め定められた設定にしたがって、前記機器、前記Webページのいずれか一方又は両方を通知先として選択し、選択した通知先に、前記電子メールに関する情報を表示させるように制御する制御手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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