JP6426801B1 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリッジへのアクセスを容易にする共に、付属品等の管理を容易にすることができるインクジェットプリンタを提供する。【解決手段】プリンタ10は、記録媒体12が載置されるプラテン15を備えたベース部材40と、ベース部材40に設けられ、主走査方向Yに移動可能なキャリッジ22と、キャリッジ22に搭載され、記録媒体12にインクを吐出するノズルを備えたインクヘッド24と、ベース部材40に取り付けられ、キャリッジ22より上方に配置された右上壁51Rを備えた本体ケース50と、を備え、右上壁51Rには、平面視で、キャリッジ22の移動軌跡Hと重なる貫通孔58が形成され、貫通孔58には、上方に向けて開口する収納容器90が着脱自在に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関する。
従来から、インクジェット方式によって記録媒体上に所定の印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタは、記録媒体が載置されるプラテンを備えたベース部材と、ベース部材に設けられたキャリッジと、キャリッジに搭載されたインクヘッドと、ベース部材に取り付けられた本体ケースとを備えている。かかるインクジェットプリンタでは、インクヘッドやキャリッジ周辺に不具合が発生した場合等、定期的にインクヘッドやキャリッジ等のメンテナンスが行われている。
ところで、インクヘッドを含むキャリッジに搭載された部品に対してメンテナンスを行うとき、従来は、本体ケースの一部、例えば、キャリッジの上方に位置するケース部分を取り外す必要があった。通常、ケース部分は比較的多くのネジ等によってベース部材に取り付けられているため、これを取り外すのに比較的時間を要した。また、メンテナンスの時期ではないものの、キャリッジに搭載された部品の状態を確認したいようなときであっても、上記と同様にケース部分を取り外す必要があった。また、作業者は、インクジェットプリンタの使用に際して、ピンチローラ、メディアクランプ、カッターやマニュアル等の多くの付属品や小物(以下、付属品等とする)を取り扱うことが多く、従来のインクジェットプリンタでは、これらを適切に保管しておくスペースがなく、付属品等の管理に多大な注意力を要していた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、キャリッジへのアクセスを容易にする共に、付属品等の管理を容易にすることができるインクジェットプリンタを提供することである。
本発明に係るインクジェットプリンタは、記録媒体が載置されるプラテンを備えたベース部材と、前記ベース部材に設けられ、主走査方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジに搭載され、前記記録媒体にインクを吐出するノズルを備えたインクヘッドと、前記ベース部材に取り付けられ、少なくとも前記キャリッジより上方に配置された上壁を備えた本体ケースと、を備え、前記上壁には、平面視で、前記キャリッジの移動軌跡と重なる貫通孔が形成され、前記貫通孔には、底壁および前記底壁の周縁から上方に延びる側壁を有し、上方に向けて開口する収納容器が着脱自在に設けられている。
本発明のインクジェットプリンタによると、本体ケースの上壁には貫通孔が形成され、貫通孔には収納容器が着脱自在に設けられている。ここで、貫通孔は、平面視で、キャリッジの移動軌跡と重なる位置に形成されている。このため、メンテナンス時等において、貫通孔に設けられた収納容器を取り外すことで、貫通孔を介してキャリッジに搭載されたインクヘッド等の部品の状態を確認することができると共に、かかる部品に貫通孔を介して容易にアクセスすることができる。また、貫通孔に設けられた収納容器は上方に向けて開口しているため、収納容器内に付属品等を収納することによってこれらの管理が容易となると共に、付属品等へのアクセスが容易である。
本発明によれば、キャリッジへのアクセスを容易にする共に、付属品等の管理を容易にすることができるインクジェットプリンタを提供することができる。
一実施形態に係るプリンタの斜視図である。 一実施形態に係るプリンタの正面図である。 一実施形態に係るプリンタの主要部の正面図である。 一実施形態に係るプリンタの背面図である。 一実施形態に係るプリンタの平面図である。 一実施形態に係るプリンタの底面図である。 一実施形態に係るプリンタの左側面図である。 一実施形態に係るプリンタの右側面図である。 一実施形態に係るプリンタの要部の右側面図である。 一実施形態に係る貫通孔周辺の構造を示す斜視図である。 一実施形態に係る貫通孔周辺の構造を示す平面図である。 一実施形態に係る収納容器の平面図である。 一実施形態に係る収納容器の側面図である。 一実施形態に係る収納容器の正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタについて説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下、プリンタとする)10を示す正面図である。図1に示すように、プリンタ10は、記録媒体12に印刷を行う。記録媒体12は、例えば、記録紙である。ただし、記録媒体12は、記録紙に限定されない。例えば、記録媒体12は、シート状のメディア、例えば、樹脂製のシートなどであってもよい。本実施形態では、記録媒体12は、ロール状に巻かれている。
以下の説明では、左、右、上、下とは、プリンタ10の正面にいる作業者から見た左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。また、プリンタ10から上記作業者に近づく方を前方、遠ざかる方を後方とする。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。後述するインクヘッドユニット20は、左方および右方に移動可能である。記録媒体12は、前方および後方に搬送可能である。本実施形態では、インクヘッドユニット20の移動方向を主走査方向Yといい、記録媒体12の搬送方向を副走査方向Xという。ここでは、主走査方向Yは左右方向に対応し、副走査方向Xは前後方向に対応する。主走査方向Yと副走査方向Xとは直交している。ただし、主走査方向Yおよび副走査方向Xは特に限定される訳ではなく、プリンタ10の形態等に応じて適宜に設定可能である。
図1に示すように、プリンタ10は、ベース部材40と、本体ケース50と、右脚部16Rと、左脚部16Lと、インクヘッドユニット20と、カートリッジホルダー26(図2参照)と、を備えている。ベース部材40は、主走査方向Yに延びる。ベース部材40は、プラテン15を備えている。本体ケース50は、ベース部材40に取り付けられている。図2に示すように、右脚部16Rおよび左脚部16Lは、ベース部材40の下部に取り付けられている。右脚部16Rおよび左脚部16Lは、ベース部材40を支持する。インクヘッドユニット20は、ベース部材40に設けられている。インクヘッドユニット20は、本体ケース50の内方に配置されている。インクヘッドユニット20は、プラテン15より上方に配置されている。図3に示すように、インクヘッドユニット20は、キャリッジ22と、インクヘッド24とを備えている。
図1に示すように、本体ケース50は、左上壁51Lと、右上壁51Rと、第1左前壁52Lと、第1右前壁52Rと、第2左前壁53Lと、中央壁53Cと、第2右前壁53Rと、左前カバー54Lと、右前カバー54Rと、左側壁55L(図7参照)と、右側壁55Rと、後壁56とを備えている。
図1に示すように、左上壁51Lおよび右上壁51Rは、ベース部材40の上方に配置されている。左上壁51Lおよび右上壁51Rは、キャリッジ22より上方に配置されている。左上壁51Lは、右上壁51Rより左方に配置されている。左上壁51Lおよび右上壁51Rは、主走査方向Yに延びる。図5に示すように、左上壁51Lの主走査方向の長さL1は、右上壁51Rの主走査方向の長さL2より短い。図7に示すように、左上壁51Lは、記録媒体12の搬送方向の上流側から下流側に向けて斜め上方に傾斜している。即ち、左上壁51Lは、後方から前方に行くほど上方に向けて傾いている。図8に示すように、右上壁51Rは、記録媒体12の搬送方向の上流側から下流側に向けて斜め上方に傾斜している。即ち、右上壁51Rは、後方から前方に行くほど上方に向けて傾いている。本実施形態では、左上壁51Lの水平方向に対する傾斜角θ1(図7参照)と、右上壁51Rの水平方向に対する傾斜角θ2(図8参照)とは同じ角度である。右上壁51Rには、後述する収納容器90が着脱自在に設けられている。
図1に示すように、第1左前壁52Lは、左上壁51Lの前端から前斜め下方に延びる。第1左前壁52Lは、左上壁51Lの前端を中心に開閉可能な第1カバー52LAおよび第2カバー52LBとから構成されている。第1カバー52LAは、第2カバー52LBより左方に配置されている。第1カバー52LAを開くことによって、4つのカートリッジホルダー26(図2参照)が外部に露出する。第2カバー52LBを開くことによって、4つのカートリッジホルダー26(図2参照)が外部に露出する。第1右前壁52Rは、右上壁51Rの前端から前斜め下方に延びる。
図1に示すように、第2左前壁53Lは、第1左前壁52Lの前端から前斜め下方に延びる。第2左前壁53Lは、第1カバー52LAの前方に位置する。中央壁53Cは、第1左前壁52Lの右部の前端および第1右前壁52Rの左部の前端から前斜め下方に延びる。中央壁53Cは、第2左前壁53Lと第2右前壁53Rとの間に配置されている。中央壁53Cは、プラテン15の上方に配置されている。第2右前壁53Rは、第1右前壁52Rの前端から前斜め下方に延びる。第2右前壁53Rは、第1右前壁52Rの前端を中心に開閉可能に構成されている。第2右前壁53Rを開くことによって、後述する操作パネル18が外部に露出する。中央壁53Cには、中央壁53Cを中心に回動可能なフロントカバー57が設けられている。フロントカバー57は、光を透過することが可能な材料であれば、特に限定されない。本実施形態では、フロントカバー57は、透明なアクリル樹脂で形成されている。フロントカバー57を通して、作業者は印刷状態等を確認することができる。フロントカバー57には、取っ手57Hが設けられている。作業者が取っ手57Hを前方に引き上げることによって、フロントカバー57が開く。
図1に示すように、左前カバー54Lは、第2左前壁53Lの前端から下方に延びる。左前カバー54Lは、第2左前壁53Lの前端を中心に開閉可能に構成されている。左前カバー54Lは、プラテン15より左方に配置されている。右前カバー54Rは、第2右前壁53Rの前端から下方に延びる。右前カバー54Rは、第2右前壁53Rの前端を中心に開閉可能に構成されている。右前カバー54Rは、プラテン15より右方に配置されている。
図7に示すように、左側壁55Lは、左上壁51Lの左端、第1左前壁52Lの左端、第2左前壁53Lの左端、左前カバー54Lの左端および後壁56の左端を接続する。図8に示すように、右側壁55Rは、右上壁51Rの右端、第1右前壁52Rの右端、第2右前壁53Rの右端、右前カバー54Rの右端および後壁56の右端を接続する。
図4に示すように、後壁56は、左上後壁56Aと、右上後壁56Bと、左下後壁56Cと、右下後壁56Dと、上後中央壁56Eと、下後中央壁56Fとを備えている。左上後壁56Aは、左上壁51Lの後端の下方に配置されている。右上後壁56Bは、右上壁51Rの後端の下方に配置されている。左下後壁56Cは、左上後壁56Aの下方に配置されている。左下後壁56Cは、左前カバー54L(図2参照)と対向する位置に配置されている(図6も参照)。右下後壁56Dは、右上後壁56Bの下方に配置されている。右下後壁56Dは、右前カバー54R(図2参照)と対向する位置に配置されている(図6も参照)。上後中央壁56Eは、左上後壁56Aの右部の下端および右上後壁56Bの左部の下端から下方に延びる。下後中央壁56Fは、上後中央壁56Eの下方に配置されている。上後中央壁56Eおよび下後中央壁56Fは、左下後壁56Cと右下後壁56Dとの間に配置されている。上後中央壁56Eおよび下後中央壁56Fは、プラテン15の上方に配置されている。上後中央壁56Eおよび下後中央壁56Fとプラテン15との間には、記録媒体12が通過可能な空間が形成されている。
図3に示すように、プリンタ10は、ベース部材40に設けられたガイドレール13を備えている。ガイドレール13は、主走査方向Yに延びている。ガイドレール13には、インクヘッドユニット20のキャリッジ22が係合している。キャリッジ22は、キャリッジ移動機構8によって、ガイドレール13に沿って主走査方向Yに往復移動する。キャリッジ移動機構8は、ガイドレール13の左端側および右端側に配置されたプーリ19aおよびプーリ19bを有している。プーリ19bには、キャリッジモータ8aが連結されている。なお、キャリッジモータ8aはプーリ19aに連結されていてもよい。プーリ19bは、キャリッジモータ8aによって駆動される。プーリ19aおよびプーリ19bには、それぞれ無端状のベルト18が巻き掛けられている。キャリッジ22はベルト18に固定されている。プーリ19aおよびプーリ19bが回転してベルト18が走行すると、キャリッジ22が主走査方向Yに移動する。このように、キャリッジ22はガイドレール13に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。なお、図3では、説明の便宜上、中央壁53Cおよびカートリッジホルダー26の図示を省略している。
図3に示すように、プラテン15は、ベース部材40の中央部に設けられている。プラテン15は、左前カバー54Lと右前カバー54Rとの間に配置されている。プラテン15には、記録媒体12が載置される。プラテン15は、主走査方向Yに延びる。プラテン15には、複数のグリットローラ17が設けられている。グリットローラ17は、ベース部材40に設けられた図示しないピンチローラと対向する位置に配置されている。グリットローラ17はフィードモータ17aに連結されている。グリットローラ17はフィードモータ17aによって回転駆動される。記録媒体12がグリットローラ17とピンチローラとの間に挟まれた状態でグリットローラ17が回転すると、記録媒体12は副走査方向Xに搬送される。
図2に示すように、カートリッジホルダー26は、本体ケース50内に設けられている。カートリッジホルダー26は、ベース部材40の左部の上方かつ本体ケース50の左上壁51Lの下方に配置されている。より詳細には、カートリッジホルダー26は、ベース部材40に設けられたフレーム部材42(図2参照)上に設けられている。フレーム部材42は、インクヘッドユニット20より上方に配置されている。フレーム部材42は、主走査方向Yに延びる。カートリッジホルダー26は、主走査方向Yに並んで配置されている。カートリッジホルダー26は、第1カバー52LAおよび第2カバー52LBの後方に位置する。図9に示すように、カートリッジホルダー26は、カートリッジホルダー26の前端部26Aが後端部26Bよりも上方に位置するように傾斜して配置されている。カートリッジホルダー26の水平方向に対する傾斜角θ3は、右上壁51Rの水平方向に対する傾斜角θ2よりも小さい。カートリッジホルダー26は、インクカートリッジ25(図3参照)を着脱自在に収容する。なお、本実施形態では、カートリッジホルダー26の数は8であるが、これに限定されない。
インクカートリッジ25は、インクを貯留するインクパック(図示せず)を横置きの状態で収容する。図3に示すように、インクカートリッジ25は、後述するインク経路60の一端62に着脱自在に連通している。インクパックには、例えば、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ライトシアンインク、ライトマゼンタインク、および、ブラックインクなどのプロセスカラーインクや、ホワイトインク、メタリックインク、および、クリアインクなどの特色インクのうち何れかのインクが貯留されている。
図3に示すように、プリンタ10は、各色のインクが貯留されたインクカートリッジ25ごとにインク供給システム35を有している。インク供給システム35は、インクカートリッジ25に加えて、インクヘッド24と、ダンパー(図示せず)と、インク経路60と、セレクタバルブ64と、供給ポンプ68とを備えている。インクヘッド24およびダンパーはキャリッジ22に搭載され、主走査方向Yに往復移動する。一方、インクカートリッジ25は、キャリッジ22に搭載されておらず、主走査方向Yに往復移動しない。そのため、キャリッジ22が主走査方向Yに移動してもインク経路60が破損しないように、インク経路60の大部分(少なくとも全長の半分以上)は、主走査方向Yに延びた状態で配置されている。本実施形態では、合計8本のインク経路60が設けられている。インク経路60は、ケーブル類保護案内装置46で覆われている。
図3に示すように、インクヘッド24は、プラテン15より上方に配置されている。本実施形態では、8個のインクヘッド24がキャリッジ22に搭載されている。インクヘッド24は、インクカートリッジ25のインクパック(図示せず)に収容されたインクを記録媒体12に吐出する複数のノズル21を備えている。ダンパー(図示せず)は、インクヘッド24に連通し、インクヘッド24にインクを補給する役割を担う。また、ダンパーは、インクの圧力変動を緩和する役割を担う。ダンパーによって、インクヘッド24のインク吐出動作が安定化される。
図3に示すように、インクカートリッジ25とインクヘッド24とは、インク経路60を介して連通している。インク経路60の一端62は、インクカートリッジ25に連通している。インク経路60の他端63は、ダンパー(図示せず)に接続している。インク経路60の他端63は、ダンパーを介してインクヘッド24に連通している。インク経路60は、インクカートリッジ25からインクヘッド24にインクを導く流路を形成している。インク経路60は、柔軟性や可撓性を有し、弾性変形可能なように構成されている。インク経路60の構成は特に限定されないが、本実施形態では樹脂製の変形容易なチューブである。ただし、チューブ以外の材料で構成されていてもよい。インク経路60の一部がチューブによって構成されていてもよい。
図3に示すように、セレクタバルブ64は、インク経路60に配置されている。セレクタバルブ64は、インクカートリッジ25と供給ポンプ68との間に設けられている。セレクタバルブ64は、本体ケース50内に配置されている。セレクタバルブ64は、カートリッジホルダー26より下方に配置されている。セレクタバルブ64は、左前カバー54Lの後方かつ左下後壁56C(図4参照)に配置されている。セレクタバルブ64は、インク経路60を開放および閉鎖可能に構成されている。セレクタバルブ64がインク経路60を開放することで、インクカートリッジ25に収容されたインクパックに貯留されたインクをインクヘッド24に供給することができる。一方、セレクタバルブ64がインク経路60を閉鎖することで、インクカートリッジ25に収容されたインクパックに貯留されたインクをインクヘッド24に供給することができなくなる。
図3に示すように、供給ポンプ68は、インク経路60に配置されている。供給ポンプ68は、セレクタバルブ64とインクヘッド24との間に配置されている。供給ポンプ68は、本体ケース50内に配置されている。供給ポンプ68は、カートリッジホルダー26より下方に配置されている。供給ポンプ68は、左前カバー54Lの後方かつ左下後壁56C(図4参照)に配置されている。供給ポンプ68は、インクカートリッジ25からインクヘッド24に向かってインクを供給する(送り出す)ことができる。本実施形態の供給ポンプ68は、加圧ポンプであるが、これに限定されない。供給ポンプ68は、例えば、チューブポンプであってもよい。
図1に示すように、本体ケース50の第2右前壁53Rの下方には、操作パネル18が設けられている。操作パネル18は、右前カバー54Rよりも記録媒体12の搬送方向の上流側に設けられている。本実施形態では、操作パネル18は、右前カバー54Rより後方に設けられている。操作パネル18には、プリンタの状態を表示する表示部と、作業者によって操作される入力キー等が設けられている。操作パネル18は、プリンタ10の各種の動作を制御する制御装置30(図3参照)に接続されている。
図10に示すように、本体ケース50の右上壁51Rには、貫通孔58が形成されている。貫通孔58は、矩形状に形成されている。図5に示すように、貫通孔58は、平面視で、キャリッジ22の移動軌跡Hと重なる。より詳細には、貫通孔58は、平面視で、キャリッジ22の後端22Rの移動軌跡HRより前方、かつ、キャリッジ22の前端22Fの移動軌跡HFより後方に形成されている。貫通孔58は、平面視で、プラテン15と重なる位置に形成されている。貫通孔58は、左上壁51Lの左端と右上壁51Rの右端との中間位置C1より右方に形成されている。貫通孔58は、プラテン15の左端とプラテン15の右端との中間位置C2よりも、操作パネル18側に配置されている。貫通孔58は、中間位置C2よりも右方に配置されている。貫通孔58は、操作パネル18より左方に配置されている。貫通孔58は、右前カバー54Rより左方に配置されている。貫通孔58は、主走査方向Yに関して、右上壁51Rの略中央に形成されている。貫通孔58は、右上壁51Rのうち記録媒体12の搬送方向の上流側の第1端部51RRと右上壁51Rのうち記録媒体12の搬送方向の下流側の第2端部51RFとの中間位置C3よりも下流側に形成されている。第1端部51RRは、右上壁51Rの後端に相当する。第2端部51RFは、右上壁51Rの前端に相当する。図11に示すように、貫通孔58の下方にキャリッジ22が位置するときには、貫通孔58は、平面視で、インクヘッド24の一部と重なる。即ち、作業者は、貫通孔58を介してキャリッジ22に搭載されているインクヘッド24やその周辺の部品の状態を確認することができる。
図1に示すように、収納容器90は、右上壁51Rに形成された貫通孔58に着脱自在に設けられている。収納容器90は、弾性を有する樹脂材料から形成されている。本実施形態では、収納容器90は、ABS樹脂から形成されている。収納容器90は上方に向けて開口している。収納容器90は、右上壁51Rに対して下方に凹む凹形状に形成されている。図12は、収納容器90の平面図である。図13は、収納容器90の右側面図である。図14は、収納容器90の正面図である。
図12に示すように、収納容器90は、底壁91と、後壁92と、前壁93と、左壁94と、右壁95と、頂壁96とを備えている。後壁92、前壁93、左壁94および右壁95は、底壁91の周縁から上方に延びる側壁の一例である。図13に示すように、底壁91は、水平方向に延びる。後壁92は、底壁91の後端から上方に延びる。後壁92は、第1壁の一例である。前壁93は、後壁92と対向する位置に配置されている。前壁93は、底壁91の前端から上方に延びる。前壁93の上下方向の長さL1は、後壁92の上下方向の長さL2よりも長い。前壁93は、第2壁の一例である。図12に示すように、左壁94は、後壁92と直交する位置に配置されている。左壁94は、底壁91の左端からから上方に延びる。左壁94は、第3壁の一例である。右壁95は、左壁94と対向する位置に配置されている。右壁95は、底壁91の右端から上方に延びる。右壁95と左壁94とは、左右対称に形成されている。右壁95は、第4壁の一例である。後壁92および前壁93の左右方向の長さL3は、左壁94および右壁95の前後方向の長さL4よりも長い。底壁91、後壁92、前壁93、左壁94および右壁95によって、付属品等を収納することができる収納空間が区画される。頂壁96は、後壁92の上端、前壁93の上端、左壁94の上端および右壁95の上端から外方に向けて延びる。図13に示すように、頂壁96は、後壁92から前壁93にむけて斜め上方に傾斜している。頂壁96の水平方向に対する傾斜角θ4(図13参照)は、右上壁51Rの水平方向に対する傾斜角θ2(図8参照)と同じである。頂壁96は、第5壁の一例である。
図12に示すように、収納容器90は、一対の係止爪97(図14も参照)と、一対の係合爪98とを備えている。一対の係止爪97は、左右方向に並んでいる。一対の係合爪98は、左右方向に並んでいる。図13に示すように、係止爪97および係合爪98は、頂壁96に形成されている。係止爪97は、頂壁96の下面96Bから前方に延びる。係止爪97は、前壁93より前方に位置する。係止爪97は、収納容器90を貫通孔58に取り付けるとき、右上壁51Rに形成された切り欠き部51X(図10参照)に挿入され、右上壁51Rの裏面に係止する。切り欠き部51Xは、貫通孔58の一部である。
図13に示すように、係合爪98は、頂壁96の下面96Bから下方に延びる。係合爪98は、後壁92より後方に位置する。係合爪98は、収納容器90を貫通孔58に取り付けるとき、右上壁51Rに設けられた縦壁51Y(図10参照)とスナップフィットにより係合する。このとき、縦壁51Yの下端51YB(図10参照)に、係合爪98の段差部98Aが係合する。縦壁51Yは、右上壁51Rのうち貫通孔58の後縁を区画する部分51RZから下方に向けて延びる。なお、収納容器90を貫通孔58に取り付けるときには、まず、収納容器90の係止爪97を切り欠き部51Xに挿入し、その後、係合爪98を縦壁51Yに係合させる。
図9に示すように、収納容器90が貫通孔58(図1参照)に取り付けられている状態において、収納容器90の一部は、側面視で、カートリッジホルダー26と重なる。収納容器90が貫通孔58に取り付けられている状態において、収納容器90の一部は、側面視で、インクカートリッジ25と重なる。収納容器90の底壁91は、カートリッジホルダー26の底壁26Cより上方に位置する。なお、収納容器90の底壁91は、カートリッジホルダー26の底壁26Cより下方に位置していてもよい。
図1に示すように、プリンタ10は、ローディングレバー48を備えている。ローディングレバー48は、ベース部材40に設けられている。ローディングレバー48は、右前カバー54Rの左方に設けられている。ローディングレバー48は、プラテン15から前方に向けて突出するように設けられている。ローディングレバー48は、貫通孔58より右方に配置されている。ローディングレバー48は、ピンチローラに連結されている。ローディングレバー48を操作することによって、ピンチローラをグリットローラ17(図3参照)に対して接近および離反させることができ、記録媒体12をピンチローラおよびグリットローラ17によって挟むことができる。
図4に示すように、プリンタ10は、ロール状に巻かれた記録媒体12を回転可能に保持する第1ホルダー31および第2ホルダー32を備えている。第1ホルダー31は、第2ホルダー32の左方に配置されている。第1ホルダー31および第2ホルダー32は、プラテン15より後方に配置されている。第1ホルダー31および第2ホルダー32は、本体ケース50より下方に配置されている。第1ホルダー31および第2ホルダー32は、主走査方向Yに延びるスライドバー33にスライド自在に設けられている。第1ホルダー31および第2ホルダー32は、スライドバー33に沿って主走査方向Yの位置を変更することができる。スライドバー33は、左脚部16Lおよび右脚部16Rに支持されている。
以上のように、本実施形態のプリンタ10によれば、本体ケース50の右上壁51Rには貫通孔58が形成され、貫通孔58には収納容器90が着脱自在に設けられている。ここで、貫通孔58は、平面視で、キャリッジ22の移動軌跡Hと重なる位置に形成されている。このため、メンテナンス時等において、貫通孔58に設けられた収納容器90を取り外すことで、貫通孔58を介してキャリッジ22に搭載されたインクヘッド24等の部品の状態を確認することができると共に、かかる部品に貫通孔58を介して容易にアクセスすることができる。また、貫通孔58に設けられた収納容器90は上方に向けて開口しているため、収納容器90内に付属品等を収納することによってこれらの管理が容易となると共に、付属品等へのアクセスが容易である。
本実施形態のプリンタ10によれば、右上壁51Rは、記録媒体12の搬送方向の上流側から下流側に向けて斜め上方に傾斜している。このように、右上壁51Rが傾斜している場合には、右上壁51Rに付属品等を置くことができない。しかしながら、右上壁51Rに形成された貫通孔58には収納容器90が設けられているため、右上壁51Rが傾斜していても収納容器90に付属品等を収納することによって適切に管理することができる。
本実施形態のプリンタ10によれば、収納容器90は、水平方向に延びる底壁91を備えている。収納容器90の底壁91が本体ケース50の右上壁51Rと同様に傾斜している場合には、収納容器90内に収納された付属品等の取り出しが困難になり得るが、収納容器90の底壁91が水平であるため、付属品等の取り出しは容易である。
本実施形態のプリンタ10によれば、収納容器90は、弾性を有する樹脂材料から形成されている。収納容器90は、頂壁96に形成され、収納容器90を貫通孔58に取り付けるときに貫通孔58の周囲の右上壁51Rとスナップフィットにより係合可能な係合爪98を備えている。このように、収納容器90を貫通孔58に嵌め込んで右上壁51Rに取り付ける際には、ネジ等が不要であるため、部品点数が少なく、簡易な構造となる。
本実施形態のプリンタ10によれば、貫通孔58は、平面視で、プラテン15と重なる。通常、プラテン15の左方や右方にはインクヘッド24をメンテナンスするクリーニング機構等が設けられており、これらの上方でメンテナンスを行うことは避けた方がよい。一方、プラテン15の表面はより簡易な構造をしており、キャリッジ22に搭載された部品のメンテナンスを行う際に、部品を落下させるような場合があってもプラテン15への影響は比較的小さく、新たな問題が発生する可能性も比較的小さい。
本実施形態のプリンタ10によれば、カートリッジホルダー26は、ベース部材40の左方側の上方に配置され、収納容器90は、ベース部材40の右方側の上方に配置されている。収納容器90の一部は、側面視で、カートリッジホルダー26と重なる。上下方向にある程度のスペースを要するカートリッジホルダー26は、ベース部材40の左方側の上方にのみ配置されている。このため、ベース部材40の右方側の上方に収納容器90を配置することで、収納容器90の容積を確保しつつ、スペースを有効活用することができる。
本実施形態のプリンタ10によれば、貫通孔58は、右上壁51Rの後端51RRと右上壁51Rの前端51RFとの中間位置C3よりも前方に形成されている。これにより、作業者は、収納容器90に収納された付属品等により容易にアクセスすることができる。
本実施形態のプリンタ10によれば、貫通孔58は、プラテン15のうち左端部とプラテン15の右端部との中間位置C2よりも、主走査方向Yに関して、操作パネル18側に配置されている。作業者は、操作パネル18の近傍に立って作業することが多いため、貫通孔58を操作パネル18側に配置することで、収納容器90に収納された付属品等により容易にアクセスすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上述の各実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
上述した実施形態では、右上壁51Rに貫通孔58が形成され、左上壁51Lの下方にカートリッジホルダー26が配置されていたが、これに限定されない。右上壁51Rの下方にカートリッジホルダー26が配置され、左上壁51Lに貫通孔58が形成されていてもよい。
上述した実施形態では、右上壁51Rおよび左上壁51Lは、後方から前方に行くほど上方に向けて傾いているがこれに限定されない。右上壁51Rおよび左上壁51Lは、水平方向に延びていてもよいし、後方から前方に行くほど下方に向けて傾いていてもよい。
10 プリンタ(インクジェットプリンタ)
15 プラテン
22 キャリッジ
24 インクヘッド
26 カートリッジホルダー
40 ベース部材
50 本体ケース
51R 右上壁
58 貫通孔
90 収納容器
91 底壁
98 係合爪

Claims (10)

  1. ベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、主走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載され、記録媒体にインクを吐出するノズルを備えたインクヘッドと、
    前記ベース部材に取り付けられ、少なくとも前記キャリッジより上方に配置された上壁を備えた本体ケースと、を備え、
    前記上壁には、平面視で、前記キャリッジの移動軌跡と重なるメンテナンス用の貫通孔が形成され、
    前記貫通孔には、底壁および前記底壁の周縁から上方に延びる側壁を有し、上方に向けて開口する収納容器が着脱自在に設けられている、インクジェットプリンタ。
  2. ベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、主走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載され、記録媒体にインクを吐出するノズルを備えたインクヘッドと、
    前記ベース部材に取り付けられ、少なくとも前記キャリッジより上方に配置された上壁を備えた本体ケースと、を備え、
    前記上壁には、平面視で、前記キャリッジの移動軌跡と重なる貫通孔が形成され、
    前記貫通孔には、底壁および前記底壁の周縁から上方に延びる側壁を有し、上方に向けて開口する収納容器が着脱自在に設けられ、
    前記収納容器が前記貫通孔に取り付けられたとき、前記収納容器は前記キャリッジより上方に位置する、インクジェットプリンタ。
  3. ベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、主走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載され、記録媒体にインクを吐出するノズルを備えたインクヘッドと、
    前記ベース部材に取り付けられ、少なくとも前記キャリッジより上方に配置された上壁を備えた本体ケースと、
    前記ベース部材の前記主走査方向の一方側の上方かつ前記上壁の下方に配置され、前記インクヘッドに供給されるインクを貯留するインクカートリッジを収容するカートリッジホルダーと、を備え、
    前記上壁には、平面視で、前記キャリッジの移動軌跡と重なる貫通孔が形成され、
    前記貫通孔には、底壁および前記底壁の周縁から上方に延びる側壁を有し、上方に向けて開口する収納容器が着脱自在に設けられ、
    前記収納容器は、前記ベース部材の前記主走査方向の他方側の上方に配置され、
    前記収納容器の一部は、側面視で、前記カートリッジホルダーと重なる、インクジェットプリンタ。
  4. 録媒体が載置されるプラテンを備えたベース部材と、
    前記ベース部材に設けられ、主走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載され、前記記録媒体にインクを吐出するノズルを備えたインクヘッドと、
    前記ベース部材に取り付けられ、少なくとも前記キャリッジより上方に配置された上壁を備えた本体ケースと、を備え、
    前記上壁には、平面視で、前記キャリッジの移動軌跡と重なる貫通孔が形成され、
    前記貫通孔には、底壁および前記底壁の周縁から上方に延びる側壁を有し、上方に向けて開口する収納容器が着脱自在に設けられ、
    前記本体ケースは、前記プラテンよりも前記主走査方向の一方側に設けられた開閉可能な第1カバーと、前記プラテンよりも前記主走査方向の他方側に設けられた開閉可能な第2カバーと、前記主走査方向から見て前記第1カバーよりも前記第2カバー側に設けられた操作パネルとを備え、
    前記貫通孔は、前記プラテンのうち前記主走査方向の一方側の端部と前記プラテンのうち前記主走査方向の他方側の端部との中間位置よりも、前記操作パネル側に配置されている、インクジェットプリンタ。
  5. 前記記録媒体は、上流側から下流側に向けて搬送され、
    前記上壁は、前記上流側から前記下流側に向けて斜め上方に傾斜している、請求項1から4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記記録媒体は、上流側から下流側に向けて搬送され、
    前記底壁は、水平方向に延び、
    前記側壁は、前記底壁のうち前記上流側の端部から上方に延びる第1壁と、前記第1壁と対向する位置に配置され、前記底壁のうち前記下流側の端部から上方に延びる第2壁と、前記第1壁と直交する位置に配置され、前記底壁のうち前記主走査方向の一方側の端部から上方に延びる第3壁と、前記第3壁と対向する位置に配置され、前記底壁のうち前記主走査方向の他方側の端部から上方に延びる第4壁と、を備え、
    前記収納容器は、前記第1壁の上端、前記第2壁の上端、前記第3壁の上端および前記第4壁の上端から外方に向けて延び、前記上壁と同じ傾斜角を有する第5壁を備えている、請求項1から4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記収納容器は、弾性を有する樹脂材料から形成され、前記収納容器を前記貫通孔に取り付けるときに前記貫通孔の周囲の前記上壁とスナップフィットにより係合可能な係合爪を備え、
    前記係合爪は、前記第5壁に形成されている、請求項6に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記ベース部材は、前記記録媒体が載置されるプラテンを備え、
    前記貫通孔は、平面視で、前記プラテンと重なる、請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記貫通孔は、平面視で、前記プラテンと重なる、請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記記録媒体は、上流側から下流側に向けて搬送され、
    前記貫通孔は、前記上壁のうち前記上流側の第1端部と前記上壁のうち前記下流側の第2端部との中間位置よりも前記下流側に形成されている、請求項1から9のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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