JP6426124B2 - けん玉 - Google Patents
けん玉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6426124B2 JP6426124B2 JP2016134365A JP2016134365A JP6426124B2 JP 6426124 B2 JP6426124 B2 JP 6426124B2 JP 2016134365 A JP2016134365 A JP 2016134365A JP 2016134365 A JP2016134365 A JP 2016134365A JP 6426124 B2 JP6426124 B2 JP 6426124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kendama
- diameter
- edge
- ball
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B67/00—Sporting games or accessories therefor, not provided for in groups A63B1/00 - A63B65/00
- A63B67/08—Juggling or spinning ball games played as games of skill
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Toys (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
Description
図1は、本発明の一実施形態に係るけん玉のけん部の構成を示す斜視図である。図2は、図1に示したけん部の構成を示す正面図である。図3は、図1に示したけん部の構成を示す右側面図である。図4は、図1に示したけん部の構成を示す左側面図である。図5は、図1に示したけん部の構成を示す上面図である。図6は、図1に示したけん部の構成を示す底面図である。図7は、図1に示したけん部の構成を別の角度からみて示す斜視図である。
けん部1は、大まかに説明すると、けん軸部10と、皿胴部20と、大皿部30と、小皿部40と、中皿部50と、すべり止め部60と、を含む。
けん軸部10は、全体として上端12から下端14まで延びる棒状となるように形成されている。このけん軸部10は、(中皿部50及びすべり止め部60を除き)全体として下端14から上端12に向かって減少する外径を有するように形成されている。また、けん軸部10は、例えば、その中心軸に直交する各断面が円形状となるように形成されている。さらに、けん軸部10は、上端12において、略円錐状に形成されたけん先部16を有する。
なお、けん軸部10は、十分な強度を確保するという目的、及び/又は、ユーザに適度な重量感を感じさせるという目的を達成すべく、中実となるように形成されるものであるが、別の実施形態では、軽量化を図るべく、少なくとも一部において中空となるように形成されていてもよい。
取付孔29がけん軸部10の中心軸から小皿部40に向かって所定の距離だけ離れた位置に形成される場合には、飛行機等の技を行う際に、大皿部30が小皿部40側に必要以上に回転することを抑えることができるため、ユーザは飛行機等の技を成功させ易くなる。
なお、皿胴部20は、十分な強度を確保するという目的、及び/又は、ユーザに適度な重量感を感じさせるという目的を達成すべく、中実となるように形成されるものであるが、別の実施形態では、軽量化を図るべく、少なくとも一部において中空となるように形成されていてもよい。
隆起部62は、すべり止め部60の上方向に隣接する上部外面18A、及び、すべり止め部60の下方向に隣接する下部外面18Bより大きい外径を有し、円環状に延びるように形成されている。
上部湾曲部64は、隆起部62と上部外面18Aとを接続し、上部外面18Aに向かって減少する外面を有するように形成されている。下部湾曲部66は、隆起部62と下部外面18Bとを接続し、下部外面18Bに向かって減少する外面を有するように形成されている。
図8は、本発明の一実施形態に係るけん玉の玉部の構成を示す底面図である。図9は、図8に示した玉部の構成を示す上面図である。
玉部2は、その穴部2A(第1穴部2Aa及び第2穴部2Abを含む)がけん軸部10の上端12に係合することによって、皿胴部20の上において大皿部30と小皿部40との間に載置される。
次に、上記構成を有するけん部1及び玉部2のサイズについて、図1〜図9に加えてさらに図10を参照して説明する。図10は、本発明の様々な実施形態に係るけん玉のサイズの具体例を従来のけん玉のサイズと比較して示す表である。
「H 質量」という列には、対応するけん玉全体(けん部及び玉部)の質量が示されている。
さらには、大皿部30の直径、小皿部40の直径、及び、皿胴部20の横幅を大きくしてしまうと、そのようなけん玉は、その分だけ、けん部1の質量が増加することによって、初心者等にとって、操作しにくく(しかも疲れ易く)、技を決めにくいものとなってしまう可能性もある。
次に、上述した様々な実施形態に係るけん玉と、上述した非特許文献1に開示されたけん玉、及び、けん玉X1〜けん玉X6とを図10を参照して比較する。
例えば、図10に示したけん玉X3は、絶対値としては50.0mmという比較的に大きな直径を有する大皿部を備えてはいるが、かかる直径は、玉部の直径のわずか71%にしか過ぎない。よって、けん玉X3は、左程「大皿」という技等を決め易いものではない。これに対して、図10に示したけん玉X1は、絶対値としては41.6mmという比較的に小さな直径を有する大皿部を備えてはいるが、かかる直径は、玉部の直径の79%を占めるものである。よって、けん玉X1は、けん玉X3と比較すれば、「大皿」という技等を決め易いものであるといえる。
次に、上記実施形態に係るけん玉に関する実験結果について、さらに図11を参照して説明する。図11は、本発明の一実施形態に係るけん玉に関する実験結果を示す表である。図11には、A〜Nの各ユーザについて、競技用けん玉(非特許文献1)、けん玉X5及び本願に係るけん玉(ここでは、図10の第1行に示されたけん玉)を用いて様々な技を試みた場合における結果が示されている。図11は、「大皿の成功」、「決まりやすさ」及び「楽しさ」という3つの観点で、一実施形態に係るけん玉が従来技術に係るけん玉に比べて優れていることを示している。
なお、A〜Nの各ユーザは、本件出願に係る発明について守秘義務を有する者であることはいうまでもない。
各ユーザは、「競技用けん玉」、「けん玉X5」及び「本願に係るけん玉」のそれぞれについて、1回だけ「大皿」という技を試みた。この技に成功した場合には「○」が付され、この技に失敗した場合には「×」が付される。
いずれのけん玉を用いてもこの技を成功させられなかった場合には、それぞれのけん玉を用いてもう1回だけこの技を試みた。いずれかのけん玉でこの技を成功させることができるまで上記を繰り返した。この結果が、図11における「大皿の成功」の列に示されている。
各ユーザは、「競技用けん玉」、「けん玉X5」及び「本願に係るけん玉」それぞれを一定時間扱った結果、これらのけん玉のうちいずれのけん玉が最も技の決まりやすいけん玉であるかについて回答した。この結果が、図11における「決まりやすさ」の列に示されている。図11から明らかなように、すべてのユーザが、技の決まりやすいけん玉として本願に係るけん玉を挙げている。
各ユーザは、「競技用けん玉」、「けん玉X5」及び「本願に係るけん玉」それぞれを一定時間扱った結果、これらのけん玉のうちいずれのけん玉が最も楽しさを感じることができたけん玉であるかについて回答した。この結果が、図11における「楽しさ」の列に示されている。図11から分かるように、ほとんどすべてのユーザが、楽しさを感じたけん玉として本願に係るけん玉を挙げている。
2 玉部
2A 穴部
3 接続部材
10 けん軸部
18A 上部外面
18B 下部外面
20 皿胴部
26 中心部
30 大皿部
32 凹部
34 縁部
36 外縁部
40 小皿部
42 凹部
44 縁部
46 外縁部
50 中皿部
52 凹部
54 縁部
56 外縁部
60 すべり止め部
Claims (8)
- 上端から下端まで延びる棒状のけん軸部と、
該けん軸部の中心軸に対して直交する直交方向に延びる皿胴部であって、該皿胴部の一端と他端との間に該皿胴部の中心部に向かって減少する外径を有する皿胴部と、
該皿胴部の前記一端に着脱不能に形成された大皿部であって、該大皿部の内面に前記皿胴部の前記中心部に向かって減少する内径を有する凹部が形成され、該大皿部の外面に円環状に延び前記皿胴部の前記中心部に向かって増加する外径を有する縁部が形成され、前記凹部と前記縁部とを接続し円環状に延びる外縁部が形成された、大皿部と、
該皿胴部の前記他端に着脱不能に形成された小皿部であって、該小皿部の内面に前記皿胴部の前記中心部に向かって減少する内径を有する凹部が形成され、該小皿部の外面に円環状に延び前記皿胴部の前記中心部に向かって増加する外径を有する縁部が形成され、前記凹部と前記縁部とを接続し円環状に延びる外縁部が形成された、小皿部と、
前記けん軸部の前記上端に係合する穴部が形成された球状の玉部と、
を具備し、
前記大皿部の前記外縁部の外径及び前記小皿部の前記外縁部の外径が、それぞれ、49.8mm〜60.0mmの範囲にあって、前記玉部の直径に対して83%〜100%の範囲にあり、
前記大皿部の前記縁部が前記直交方向に沿って延びる距離は、6.0mm〜9.0mmの範囲にあって、前記玉部の直径に対して10%〜15%の範囲にあり、
前記小皿部の前記縁部が前記直交方向に沿って延びる距離は、6.0mm〜9.0mmの範囲にあって、前記玉部の直径に対して10%〜15%の範囲にある、ことを特徴とするけん玉。 - 前記皿胴部は、該皿胴部の前記中心部において前記けん軸部の中心軸から前記小皿部又は前記大皿部に向かって所定の距離だけ離れた位置に形成された、前記皿胴部と前記玉部とを接続する接続部材を固定するための取付孔を有する、請求項1に記載のけん玉。
- 前記大皿部の前記外縁部と前記小皿部の前記外縁部との間の距離は、前記玉部の直径に対して116%〜119%の範囲にある、請求項1又は請求項2に記載のけん玉。
- 前記けん軸部の長さは、前記玉部の直径に対して250%〜300%の範囲にある、請求項1から請求項3のいずれかに記載のけん玉。
- 前記けん軸部の長さは、150mm〜180mmの範囲にある、請求項1から請求項3のいずれかに記載のけん玉。
- 前記けん軸部、前記皿胴部、前記大皿部及び前記小皿部が、木製の材料により形成され、
143g〜155gの範囲にある質量を有する、請求項1から請求項5のいずれかに記載のけん玉。 - 前記けん軸部の前記上端と前記下端との間に形成されたすべり止め部であって、該すべり止め部に対して上方向及び下方向にそれぞれ隣接する上部外面及び下部外面よりも大きい外径を有し円環状に延びる隆起部が形成され、該隆起部と前記上部外面とを接続し該上部外面に向かって減少する外面を有する上部湾曲部が形成され、前記隆起部と前記下部外面とを接続し該下部外面に向かって減少する外面を有する下部湾曲部が形成された、すべり止め部、
をさらに具備し、
前記下部外面は、平面状の外面ではなく、前記けん軸部の前記中心軸に向かう方向に湾曲した曲面状の外面として形成されている、請求項1から請求項6のいずれかに記載のけん玉。 - 前記けん軸部の前記下端に着脱不能に形成された中皿部であって、該中皿部の内面に前記けん軸部の前記上端に向かって減少する内径を有する凹部が形成され、該中皿部の外面に円環状に延び前記けん軸部の前記上端に向かって増加する外径を有する縁部が形成され、前記凹部と前記縁部とを接続し円環状に延びる外縁部が形成された、中皿部、
をさらに具備する、請求項1から請求項7のいずれかに記載のけん玉。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016134365A JP6426124B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | けん玉 |
PCT/JP2017/022560 WO2018008378A1 (ja) | 2016-07-06 | 2017-06-19 | けん玉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016134365A JP6426124B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | けん玉 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018199642A Division JP6496877B2 (ja) | 2018-10-24 | 2018-10-24 | けん玉 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018000742A JP2018000742A (ja) | 2018-01-11 |
JP2018000742A5 JP2018000742A5 (ja) | 2018-05-17 |
JP6426124B2 true JP6426124B2 (ja) | 2018-11-21 |
Family
ID=60912123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016134365A Active JP6426124B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | けん玉 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6426124B2 (ja) |
WO (1) | WO2018008378A1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1556794A (en) * | 1923-06-21 | 1925-10-13 | Adolph L Manson | Toy |
JPH0375768U (ja) * | 1989-11-25 | 1991-07-30 | ||
JP3100317U (ja) * | 2003-09-08 | 2004-05-13 | 久保 進 | けん玉 |
JP6557471B2 (ja) * | 2013-01-28 | 2019-08-07 | 株式会社イワタ木工 | けん玉 |
-
2016
- 2016-07-06 JP JP2016134365A patent/JP6426124B2/ja active Active
-
2017
- 2017-06-19 WO PCT/JP2017/022560 patent/WO2018008378A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2018008378A1 (ja) | 2018-01-11 |
JP2018000742A (ja) | 2018-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7308825B2 (ja) | 卓球ラケット | |
JP6426124B2 (ja) | けん玉 | |
WO2018227978A1 (zh) | 一种带有减震气囊的球拍 | |
JP6496877B2 (ja) | けん玉 | |
JP3138102U (ja) | 剣玉玩具 | |
US6840867B1 (en) | Billiard cue tip | |
CN209221452U (zh) | 高尔夫球杆握把结构 | |
KR200244778Y1 (ko) | 의자가 형성되어 있는 2층 어린이용 놀이기구 | |
CN103933741A (zh) | 一种组合式剑球 | |
JP6487582B1 (ja) | 遊戯具 | |
JP6284808B2 (ja) | バレルとチップ、並びにこのチップとバレルを備えたダーツ | |
US20050233673A1 (en) | Yo-yo | |
JP3079269U (ja) | コマ玩具 | |
KR200256698Y1 (ko) | 보조놀이구를 가진 팽이 | |
KR20130002248U (ko) | 장구용 받침대 | |
JP6288687B1 (ja) | 両面使用シャンク及び当該シャンクを備えた一対のスポーツシューズ | |
JP3079270U (ja) | コマ玩具 | |
JP3134647U (ja) | ゴルフパターグリップ | |
KR200275259Y1 (ko) | 점핑 놀이구 | |
KR200218838Y1 (ko) | 굴렁쇠 놀이구 | |
JP2016073582A (ja) | 誘引付きけん玉トレーニング機 | |
JP3100317U (ja) | けん玉 | |
JP2007037872A (ja) | 独立長縄跳びまわし手ポール | |
JP3194765U (ja) | 2重螺旋両面型嵌めパズル | |
Crawford | Tangram Puzzles: 500 tricky shapes to confound and astound |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180327 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180327 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180327 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180605 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181024 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6426124 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |