JP6425271B2 - 光受信回路 - Google Patents

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Description

本発明は光通信システムや光情報処理システムで用いられる高感度な光受信回路に関するものである。
インターネットの普及などに伴い、サーバやルータなどの機器が扱う情報量は急激に増大しており、これらの機器を構成するLSIなどの半導体部品の間でやり取りされる信号の伝送容量は、今後も急速な増大を続けることが予測されている。一方で、従来の電気配線技術においては、消費電力増大、信号伝達遅延、信号線信頼性、信号干渉等の問題が顕在化してきている。これらの問題の解決に向けて、長距離伝送からチップ間/内を含めた短距離伝送まで、様々な伝送距離・用途に向けて、光配線適用が検討されている。
光情報伝送においては、高感度・小型・低消費電力の光受信回路が重要である。特許文献1および特許文献2に開示されるように、ある1個の受光素子の陽極および陰極にそれぞれAC(交流)結合用キャパシタを接続して2本の信号線に1組の信号電流を発生させ、後段のTIA(Transimpedance amplifier)回路に出力する光受信回路が提案されている。AC結合を用いることにより、TIA回路とは独立に受光素子のバイアス電圧を決定することができる。また、DC成分を除去し信号成分のみを取り出すことができる。非特許文献1には、2個の受光素子がそれぞれAC結合用キャパシタを介して後段のTIA回路に接続される光受信回路が開示されている。
特開平6−224652号公報 特開2011−119855号公報
F.Tavernier and M.Steyaert,A 5.5 Gbit/s Optical Receiver in 130 nm CMOS with Speed−Enhanced Integrated Photodiode,2010 Proceedings of the ESSCIRC,pp.542−545(Fig.1).
特許文献1又は特許文献2に開示の構成は、オンオフ変調された信号を1個の受光素子で受信するため差動光信号を受信することができず、光送信部または光伝送部で乗ったノイズの影響をキャンセルできないため、受信感度が劣化するという課題があった。非特許文献1の光受信回路は、2個の受光素子を用いて差動光信号を受信することでノイズをキャンセルすることはできるものの、信号電流の差動振幅は改善されず、高感度化が難しいという課題があった。
特許文献1又は特許文献2の関連技術1である図1に示す光受信回路で説明すると、図1の光受信回路は、オンオフ変調された信号を1個の受光素子で受信するため差動光信号を受信することができず、光送信部または光伝送部で乗ったノイズの影響をキャンセルできないため、受信感度が劣化する。図1において、受光素子1に振幅100μAの光電流が生成される場合の信号電流の波形例を図2に示す。第1の信号線に信号電流Iが流れ、第2の信号線に信号電流Iが流れ、このとき差動信号(Idiff=I−I)の振幅は200μAとなる。
非特許文献1の光受信回路を図3に示す光受信回路を用いて説明すると、図3の光受信回路は、2個の受光素子を用いて差動光信号を受信することでノイズをキャンセルすることはできるものの、図4の波形例が示すように、受光素子1に振幅100μAの光電流が生成される場合における信号電流の差動振幅は関連技術1と同様に200μAとなり、関連技術1と比較して改善されず、高感度化が難しいという課題があった。
この状況を鑑みて本発明の目的は、より大きな信号電流を得て受信感度を向上させることが可能な光受信回路を提供することにある。
本発明の実施形態では、差動光信号を差動電流信号に変換する機能を有する光受信回路であって、光信号を電流信号に変換する第1及び第2の受光素子を含む受光素子対と、1対の信号線とを有し、前記第1の受光素子の陽極と前記第2の受光素子の陰極とがそれぞれ交流結合用の第1および第2のキャパシタを介して前記1対の信号線の第1の信号線に接続され、前記第1の受光素子の陰極と前記第2の受光素子の陽極とがそれぞれ交流結合用の第3および第4のキャパシタを介して前記1対の信号線の第2の信号線に接続され、前記第1および第2の受光素子に入力される差動光信号の受信に応答して、前記第1および第2の信号線に差動の信号電流が生成されることを特徴とする、光受信回路が得られる。
本発明の別の実施形態によれば、差動光信号を差動電流信号に変換する機能を有する光受信回路であって、光信号を電流信号に変換する第1および第2の受光素子を含む受光素子対と、1対の信号線とを含み、前記第1の受光素子の陰極と前記第2の受光素子の陽極とが交流結合用の第1のキャパシタを介して接続され、前記第1の受光素子の前記陰極が前記1対の信号線の第1の信号線に接続され、前記第1の受光素子の陽極と前記第2の受光素子の陰極とが交流結合用の第2のキャパシタを介して接続され、前記第2の受光素子の前記陰極が前記1対の信号線の第2の信号線に接続され、前記第1および第2の受光素子に入力される差動の光信号の受信に応答して、前記第1および第2の信号線に差動の信号電流が生成されることを特徴とする、光受信回路が得られる。
本発明の実施形態によれば、大きな差動振幅が得られ、高感度な光受信装置を実現できる。
図1は、関連技術1の光受信回路である。
図2は、図1の光受信回路における波形例を示す図である。
図3は、非特許文献1の光受信回路である。
図4は、図3の光受信回路における波形例を示す図である。
図5は、本発明の第1の実施形態の光受信回路図である。
図6は、本発明の第1の実施形態の光受信回路図における波形例を示す図である。
図7は、本発明の第2の実施形態の光受信回路図である。
図8は、本発明の第2の実施形態の光受信回路におけるデバイス構造図である。図8において、(a)は上面図、(b)は(a)の線AA’に沿っての断面図、(c)は線BB’に沿っての断面図、(d)は線CC’に沿っての断面図である。
図9は、本発明の第3の実施形態の光受信回路図である。
図10は、本発明の第4の実施形態の光受信回路図である。
図11は、本発明の第5の実施形態に関し、(a)は光受信回路図、(b)は、波形図である。
図12は、本発明の第6の実施形態の光受信回路図である。
図13は、本発明の第7の実施形態の光受信回路図である。
図14は、本発明の第8の実施形態の光受信回路図である。
次に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施形態の説明において、同じ機能を有する部分には、同じ参照符合を付し、その説明を省略する場合がある。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態である光集積回路を図5に示す。第1の受光素子8および第2の受光素子9(PINダイオード、アバランチェPD、
MSM(metal−semiconductor−metal)ダイオード等のフォトダイオードやフォトコンダクタ、フォトトランジスタ等)の各陽極(アノード)はそれぞれ抵抗素子10を介してグラウンドに接続され、各陰極(カソード)はそれぞれ抵抗素子10を介して受光素子バイアス電源2に接続され、第1の受光素子8および第2の受光素子9は逆方向バイアス電圧が印加されている。第1の受光素子8の陽極と第2の受光素子9の陰極とが、第1のAC結合用キャパシタンス3および第2のAC結合用キャパシタンス4を介して結合され、第1の信号線5に接続されている。また、第1の受光素子8の陰極と第2の受光素子9の陽極とが、第3のAC結合用キャパシタンス11および第4のAC結合用キャパシタンス12を介して結合され、第2の信号線6に接続されている。第1の受光素子8および第2の受光素子9に差動光信号が入力される。ここで、差動光信号とは、互いに逆相となる第1の光信号と第2の光信号により構成され、第1の光信号がHighレベルのときには第2の光信号はLowレベルとなり、第1の光信号がLowレベルのときには第2の光信号はHighレベルとなる信号を指す。差動光信号の生成方法は特に限定されるものではないが、例えば2ポート出力を持つマッハ・ツェンダ干渉計から構成される光変調器を用いて、差動光信号を生成することができる。第1の受光素子には第1の光信号が入力され、第2の受光素子には第2の光信号が入力され、互いに逆相となる差動電流信号がそれぞれの受光素子において生成される。
第1の受光素子8および第2の受光素子9に差動光信号が入力されることによって差動の光電流が生成され、各AC結合用キャパシタンスを介して、第1の信号線5および第2の信号線6にDC成分が除去された差動信号電流が流れることになる。より具体的には、第1の受光素子8に光電流Iが流れたときには第1の信号線5に流れる信号電流I=I、第2の信号線6に流れる信号電流I=−Iとなり、第2の受光素子9に光電流Iが流れたときにはI=−I,I=Iとなり、各受光素子には差動光信号が入力されるため、差動の信号電流I,Iが生成される。差動信号電流は増幅回路7に入力され、信号増幅された後に後段のロジック回路等に出力される。増幅回路7は、例えば電流を電圧へ変換し増幅を行うトランスインピーダンス増幅回路により構成される。増幅回路7の構成は特に限定されるものではなく、トランスインピーダンス増幅回路以外の各種増幅回路を用いることができ、例えばCMOSインバータを用いてこれを構成することができる。本実施形態において、第1の受光素子8および第2の受光素子9に振幅100μAの光電流が生成される場合の波形例を図6に示す。このとき、I,Iの振幅は200μAとなり、差動信号(Idiff=I−I)の振幅は400μAとなる。つまり、関連技術1および非特許文献1の場合と比較して2倍の信号振幅が得られ、高感度の光受信回路が実現される。
差動動作させることにより、光送信器部分で乗ったノイズや2本の光伝送路に同相で乗る光クロストークノイズや迷光成分を除去できるため、受信感度が向上するという利点がある。また、電源や回路構成や配線構造を対称にすることで、2つの信号線に生じる差動信号電流の対称性を保つことができる。特に限定されるものではないが、より具体的には、第1〜4のAC結合用キャパシタンスをほぼ等しい容量とし、第1および第2の受光素子に接続されている抵抗素子10についてもほぼ等しい抵抗値とすることで、対称性を保つことができる。
図5においては、2個の受光素子を用いた構成の光受信回路を示しているが、必ずしも2個に限定されるものではなく、より多くの受光素子を用いて光受信回路を構成しても良い。例えば、波長感度の異なる受光素子対を複数形成し、入力波長に応じて、差動光信号が入力される受光素子対を切り替えることにより、より幅広い波長帯に対応した光受信回路を実現することができる。
本発明の光受信回路を形成する半導体基板の半導体材料や組成は、使用波長や用途に応じて適宜最適なものを選択することができる。例えばSi基板またはSOI(Silicon on Insulator)基板、あるいはInP基板またはGaAs基板等の化合物半導体基板を用いることもできる。Si基板またはSOI基板を用いた場合には、SiをコアとするSi導波路を用いて差動光信号を伝送することで、小型の光回路を形成できる。信号光の波長帯についても特に限定されるものではなく、基板材料や製造プロセス等を勘案して適宜最適なものを用いることができる。受光素子のデバイス構造および組成材料についても、使用波長や用途に応じて設計することができる。例えばSOI基板上に光受信回路を形成する場合、Si上にエピタキシャル成長させたSiGe1−x(0≦x≦1)を吸収層に用いて受光素子を作製することができる。入力光の結合構造については面入射型と導波路入射型のいずれでも良く、光導波路を用いた導波路入射型の場合には、スキューを調整し易く結合効率のバラツキの影響も少なくなるという利点がある。
AC結合用キャパシタの電気容量は、差動光電流値や伝送プロトコルを勘案して適宜最適な値に設計することができる。8B10Bや64B66B等のマーク率が保証されて低周波成分が比較的小さくなる伝送プロトコルを用いることで、結合用キャパシタンスを小さくすることができ、受信回路を小型化することが可能となる。また、AC結合用キャパシタンスに光学的および電気的クロストーク低減機能を持たせることもでき、より高感度な光受信回路を実現することができる。
抵抗素子10の抵抗値は、各信号線に所望の信号電流が流れるように、AC結合用キャパシタンスのリアクタンスを考慮して設計することができる。また、図5においては第1の受光素子8および第2の受光素子9に等しいバイアス電圧を印加しているが、各素子の特性バラツキに応じて、独立に最適なバイアス電圧を印加しても良い。
また、増幅回路7の構成についても特に限定されるものではなく、適宜最適な回路構成により差動信号増幅を行うことができる。具体的には、トランスインピーダンスアンプ回路と、リミッティングアンプ回路や自動的に利得を調節する機能を有するバッファ回路等により構成することができる。例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)インバータを用いてトランスインピーダンスアンプ回路を構成することができ、本発明の光受信回路においては正負対称な差動電流が得られるので、インバータしきい値を中心とした入力振幅が得られて、良好な線形性と利得を実現できる。また、対称な立上り/立下り波形が得られるために、良好なアイパターン開口形状を得られる。
第1の受光素子8および第2の受光素子9に入力される差動光信号は、例えば2×2マッハ・ツェンダ干渉計を用いた光変調器により生成することができる。対称な動作を行うためには、2つの受光素子に入力される差動光信号の光パワーを等しくするのが望ましい。配線長が異なる光導波路を用いて差動光信号伝送を行う場合、光導波路の材料や寸法を調整して、各受光素子に入力される光パワーが等しくなるようにすることもできる。
各受光素子と増幅回路7の接続方法については特に限定されるものではなく、各受光素子と増幅回路7は同一の半導体基板上にモノリシック集積されていてもよいし、フリップチップ実装等により接続されていてもよい。また、ワイヤボンディング等により接続されていてもよく、チップコンデンサ等を実装することにより各AC結合用キャパシタンスを形成することもできる。各受光素子と増幅回路7を、それぞれ異なる半導体材料から成る基板上に形成し、それらを接続しても良い。好ましくはモノリシック集積することにより、電気配線部等の寄生キャパシタンスや寄生インダクタンスなどの寄生成分を小さくすることができ、バラツキを小さく対称性を保ちやすいため、特に望ましい。また、複数チャネルの本発明の光受信回路を同一半導体基板上に形成することもできる。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態である光受信回路を図7に示す。第1の受光素子8および第2の受光素子9は第1の三層キャパシタ13および第2の三層キャパシタ14を介して結合され、三層キャパシタの中間電極が第1の信号線5および第2の信号線6に接続されている。実施形態1の光受信回路においては4個のAC結合用キャパシタが必要になるのに対し、本実施形態の光受信回路においては三層キャパシタを用いることで平面的なフットプリントを低減できるという利点がある。
本実施形態の光受信回路の一例となるデバイス構造図を図8に示す。埋め込み酸化層19を有する半導体基板18上に、P型半導体20とi型光吸収層24とN型半導体22から成る2個の受光素子が形成されている。第1の三層キャパシタ13および第2の三層キャパシタ14はP型電極21とキャパシタ中間電極層25とN型電極23から構成されている。第1の受光素子8のP型電極と第2の受光素子9のN型電極とが第1の三層キャパシタ13を介して、第1の受光素子8のN型電極と第2の受光素子9のP型電極とが第2の三層キャパシタ14を介してAC結合されている。光導波路15を通じて第1の差動光信号16が第1の受光素子8に、第2の差動光信号17が第2の受光素子9に、それぞれ入射されることにより、キャパシタ中間電極層25に差動の信号電流が生成される。
図8に示すように、本デバイス構造においては2個の受光素子、三層キャパシタ、電極を対称に配置しているために、対称性が保たれた差動信号電流を生成することができるという利点がある。より具体的には、第1および第2の受光素子における層構成、サイズ、形状をそれぞれ同一のものとし、第1および第2の三層キャパシタにおける層構成、サイズ、形状をそれぞれ同一のものとし、第1の受光素子と第1の三層キャパシタ間の配線距離や位置関係を、第2の受光素子と第2の三層キャパシタ間の配線距離や位置関係と等しくすることによって対称性を保つことができる。また、対称性を保ちつつ、一方のP型電極ともう一方のN型電極を近傍に配置しているため、寄生容量を低減することが可能である。ただし、三層キャパシタや受光素子の構造はこれに限定されるものではなく、集積回路レイアウト上の制約を鑑みながら、対称性を保った範囲で配置することができる。また、キャパシタ中間電極層25を、光導波路15と直交する方向に対称的に引き出すことによって、対称性を保ちつつ光配線とレイアウト上の干渉を少なくすることができる。
図8においては、受光素子バイアス電源2や抵抗素子10については省略されているが、図7に示すように、抵抗素子10を介してそれぞれのP型電極21がグラウンドに接続され、それぞれのN型電極23が受光素子バイアス電源2に接続されている。
(実施形態3)
本発明の第3の実施形態である光受信回路を図9に示す。この実施形態では、受光素子対の接続に関して、第1の実施形態とその構成が幾分異なる。図9において、受光素子対は第1の受光素子8および第2の受光素子9を含み、複数の交流結合用キャパシタとして第1の交流結合用キャパシタ3および第2の交流結合用キャパシタ4を含む。第1の受光素子の陽極と第2の受光素子の陰極とが第2の交流結合用キャパシタ4で接続され、第2の受光素子の陰極が第2の信号線6に接続されている。また、第1の受光素子の陰極と第2の受光素子の陽極とが第1の交流結合用キャパシタ3で接続され、第1の受光素子の陰極が第1の信号線5に接続されている。第1および第2の受光素子に差動の光信号が入力されることにより、第1および第2の信号線に差動の信号電流が生成される。この実施形態では、受光素子対の接続に関して、第1の実施形態とその構成が幾分異なるが、第1の実施形態と同様に、関連技術1および非特許文献1の受信回路と比較して2倍の入力電流が得られるため、より高感度の検出が可能である。
第1の信号線5および第2の信号線6に生成される差動電流は、電流積分増幅回路27に供給される。電流積分増幅回路27は、トランスインピーダンス増幅回路ではない図5の増幅回路7の一例である。電流積分増幅回路27は、第1の信号線5および第2の信号線6に生成される差動電流の信号増幅を行うことができる。例えばCMOSインバータのゲートに電荷を蓄積することで、高感度の検出を行うことができる。電流積分増幅回路27の出力電圧をモニタし、制御回路28によりフィードバック制御をかけて、電荷引抜き素子26を用いて入力の積算電荷を引き抜いてリセット動作をさせることで、ビット毎の0/1判定を行うことができる。本発明の光受信回路においては、関連技術1および非特許文献1の受信回路と比較して2倍の入力電流が得られるため、より高感度の検出が可能である。また、8B10B等の比較的短いビット列内で50%のマーク率が保証されている伝送プロトコルを用いることで、電荷引抜き素子26を不要とすることも可能である。
本実施形態での受光素子対の接続に代えて、実施形態1に関し図5で用いたのと同じ構成を使用してもよい。
(実施形態4)
本発明の第4の実施形態である光受信回路を図10に示す。本実施形態での受光素子対の接続は、実施形態3で説明したものと同じである。また、実施形態3と同様に、電流積分増幅回路27を用いている。本実施形態においては、データ信号と同期した光クロック信号29を別の光伝送路で送り、クロック抽出回路30を用いて適切なタイミングで積算電荷のリセット動作を行なっている。複数チャネルの信号伝送を行う際にも、光クロック信号の伝送路は1本で良いため、大幅な面積増加を伴わずに高感度の光受信回路を構成することができる。
本実施形態での受光素子対の接続に代えて、実施形態1に関し図5で用いたのと同じ構成を使用してもよい。
(実施形態5)
本発明の第5の実施形態である光受信回路を図11に示す。本実施形態においては、可変抵抗素子31を用いて第1の受光素子8および第2の受光素子9にバイアス電圧を印加している。可変抵抗素子31としてMOSFETを用いることができ、ゲート電圧を制御することで抵抗を適切な値に設定することが可能となる。また、データ伝送を行う前に本発明の光受信回路と光送信回路の間でネゴシエーションを行って、受光素子の特性バラツキをキャンセルするように可変抵抗素子31の抵抗値を設定し、対称な差動動作を得ることが可能である。
(実施形態6)
本発明の第6の実施形態である光受信回路を図12に示す。本実施形態においては、DPSK(Differential Phase Shift Keying)方式と同様に位相変調信号を1本の光伝送路で伝送し、受信回路側でマッハ・ツェンダ干渉計32と遅延回路33を用いて差動光信号を生成して、2個の受光素子により信号受信を行なっている。このとき、2個の受光素子間のDCレベルをモニタ回路34により検出し、DCレベルの差分が最小になるように遅延時間をフィードバック調整することができる。
(実施形態7)
本発明の第7の実施形態である光受信回路を図13に示す。本実施形態においては、同相の光信号を伝送する2本の光導波路15の一方に遅延回路33を設けている。信号波形の低周波成分を抑制し、高周波成分を強調することになり、例えば0.5ビット分に相当する時間だけ遅延をかけることで、電気的な信号エンファシス処理と同様の効果が得られるという利点がある。
(実施形態8)
本発明の第8の実施形態である光受信回路を図14に示す。本実施形態においては、AC結合用キャパシタを介して制御用受光素子35を付加している。制御用受光素子35に光信号を入力することで、波形の立上り/立下り部分の強調や、0連/1連の信号に対して動的なDCレベル調整を行うことが可能となるという利点がある。
上述のように、本発明の実施形態の光受信回路は、第1の受光素子と第2の受光素子の逆極性の端子同士がAC結合用キャパシタを介して結合されている。第1の受光素子と第2の受光素子に差動光信号を入力することにより第1および第2の信号線に差動の信号電流が生成され、関連技術1および非特許文献1の受信回路と比較して2倍の差動振幅が得られ、高感度の光受信回路が実現されるという利点がある。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で当業者であればなしうることが可能な各種変形、修正を含むことはもちろんである。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、図3に示す第1の信号線及び第2の信号線を増幅回路7に結合するのに代えて、図9又は図10に示す電流積分増幅回路27に結合してもよい。同様に、図9又は図10に示す第1の信号線及び第2の信号線を図1に示す増幅回路7に結合してもよい。本発明は、本発明の範囲内で当業者であればなしうることが可能な各種変形、修正を含むことはもちろんである。
この出願は、2013年3月27日に出願された日本出願特願第2013−065997号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
1 受光素子
2 受光素子バイアス電源
3 第1のAC結合用キャパシタ
4 第2のAC結合用キャパシタ
5 第1の信号線
6 第2の信号線
7 増幅回路
8 第1の受光素子
9 第2の受光素子
10 抵抗素子
11 第3のAC結合用キャパシタ
12 第4のAC結合用キャパシタ
13 第1の三層キャパシタ
14 第2の三層キャパシタ
15 光導波路
16 第1の差動光信号
17 第2の差動光信号
18 半導体基板
19 埋め込み酸化層
20 P型半導体
21 P型電極
22 N型半導体
23 N型電極
24 i型光吸収層
25 キャパシタ中間電極層
26 電荷引抜き素子
27 電流積分増幅回路
28 制御回路
29 光クロック信号
30 クロック抽出回路
31 可変抵抗素子
32 マッハ・ツェンダ干渉計
33 遅延回路
34 モニタ回路
35 制御用受光素子

Claims (18)

  1. 差動光信号を差動電流信号に変換する機能を有する光受信回路であって、光信号を電流信号に変換する第1及び第2の受光素子を含む受光素子対と、1対の信号線とを有し、前記第1の受光素子の陽極と前記第2の受光素子の陰極とがそれぞれ交流結合用の第1および第2のキャパシタを介して前記1対の信号線の第1の信号線に接続され、前記第1の受光素子の陰極と前記第2の受光素子の陽極とがそれぞれ交流結合用の第3および第4のキャパシタを介して前記1対の信号線の第2の信号線に接続され、前記第1および第2の受光素子に入力される差動光信号の受信に応答して、前記第1および第2の信号線に差動の信号電流が生成される構成を備え
    前記第1のキャパシタ及び前記第2のキャパシタは積層方向に三つの電極を持つ第1の三層キャパシタで構成され、前記第3のキャパシタ及び前記第4のキャパシタは積層方向に三つの電極を持つ第2の三層キャパシタで構成され、前記第1および第2の三層キャパシタの中間電極がそれぞれ前記第1の信号線及び前記第2の信号線に接続されていると共に
    前記受光素子対と前記第1及び第2の三層キャパシタからなる三層キャパシタ対と前記第1の信号線及び前記第2の信号線からなる信号線対とが、前記信号線対に対称な差動信号電流が得られるように対称的に配置され、前記第1及び第2の三層キャパシタの中間電極層に接続される信号線が、光導波路と直交する方向に引き出されていることを特徴とする、光受信回路。
  2. 前記受光素子対を含む複数の受光素子対であって異なる波長帯において感度を持つ前記複数の受光素子対と、入力光の波長に応じて光入力経路を切り替え、差動光信号が入力される前記複数の受光素子対のいずれかを選択する手段を含む請求項1に記載の光受信回路。
  3. 前記差動電流信号を増幅する増幅回路を含む請求項1又は2に記載の光受信回路
  4. 前記差動電流信号に応答し電荷を蓄積することにより差動電流を積分し信号の検出を行う増幅回路と、前記増幅回路の出力をフィードバックする制御回路の信号または光クロック信号により前記増幅回路の積算電荷の引き抜きを行いビット判定のリセット動作を行う手段を含むことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の光受信回路。
  5. マッハ・ツェンダ干渉計と光遅延回路により差動光信号を生成する手段と、前記差動光信号生成手段から供給される差動光信号を前記受光素子対で受信し生成される光電流の直流バランスをモニタする手段と、前記光遅延回路の遅延時間をフィードバック制御する手段を含み、位相変調された光信号を差動電流信号に変換することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の光受信回路。
  6. 同相の光信号を伝送する2本の光伝送路のいずれか一方に光遅延回路が設置され、前記受光素子対の信号電流波形のエンファシス処理を行う機能を有することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の光受信回路。
  7. 制御用受光素子を有し、前記制御用受光素子はそれぞれ交流結合キャパシタを介して前記第1の信号線及び前記第2の信号線に接続され、制御用光信号が前記制御用受光素子に入力されることで、前記受光素子対で受信したデータ信号波形の波形整形及び/又は直流バランス調整を行う機能を有することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の光受信回路。
  8. 前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子は、それぞれの陽極がそれぞれ抵抗素子を介してグランド電位に接続され、それぞれの陰極がそれぞれの抵抗素子を介してバイアス電源に接続されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光受信回路。
  9. 前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子は、それぞれの陽極がそれぞれ可変抵抗素子を介してグランド電位に接続され、それぞれの陰極がそれぞれの可変抵抗素子を介してバイアス電源に接続されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光受信回路。
  10. 前記第1、第2、第3及び第4のキャパシタと前記受光素子対とが同一半導体基板上に形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の光受信回路。
  11. マッハ・ツェンダ干渉計を含む差動光信号を生成する差動光信号生成手段と
    前記差動光信号を差動信号電流に変換する第1および第2の受光素子を含む受光素子対と、
    1対の信号線を含み、
    前記第1の受光素子の陰極と前記第2の受光素子の陽極とが交流結合用の第1のキャパシタを介して接続され、前記第1の受光素子の前記陰極が前記1対の信号線の第1の信号線に接続され、前記第1の受光素子の陽極と前記第2の受光素子の陰極とが交流結合用の第2のキャパシタを介して接続され、前記第2の受光素子の前記陰極が前記1対の信号線の第2の信号線に接続されると共に、前記第1および第2の受光素子には前記差動光信号が入力される構成を備え
    前記第1及び第2のキャパシタは積層方向に三つの電極を持つ第1および第2の交流結合用三層キャパシタによって構成され、前記第1の受光素子の陽極と前記第2の受光素子の陰極とが前記第1の交流結合用三層キャパシタを介して結合され、前記第1の受光素子の陰極と前記第2の受光素子の陽極とが前記第2の交流結合用三層キャパシタを介して結合され、前記第1および第2の受光素子に前記差動光信号が入力されることにより、前記第1および第2の交流結合用三層キャパシタの中間電極に前記差動信号電流が生成されることを特徴とする、光受信回路。
  12. 前記受光素子対を含む複数の受光素子対であって異なる波長帯において感度を持つ前記複数の受光素子対と、入力光の波長に応じて光入力経路を切り替え、差動光信号が入力される前記複数の受光素子対のいずれかを選択する手段を含む請求項11に記載の光受信回路。
  13. 前記差動電流信号に応答し電荷を蓄積することにより前記差動信号電流を積分し信号の検出を行う増幅回路と、前記増幅回路の出力をフィードバックする制御回路の信号または光クロック信号により前記増幅回路の積算電荷の引き抜きを行いビット判定のリセット動作を行う手段を含むことを特徴とする、請求項11又は12に記載の光受信回路。
  14. 前記差動光信号生成手段は、前記マッハ・ツェンダ干渉計と光遅延回路を備え、前記差動光信号生成手段から供給される前記差動光信号を前記受光素子対で受信し生成される光電流の直流バランスをモニタする手段と、前記光遅延回路の遅延時間をフィードバック制御する手段を含み、位相変調された光信号を差動電流信号に変換することを特徴とする、請求項1113のいずれかに記載の光受信回路。
  15. 同相の光信号を伝送する2本の光伝送路のいずれか一方に光遅延回路が設置され、前記受光素子対の信号電流波形のエンファシス処理を行う機能を有することを特徴とする、請求項1114のいずれかに記載の光受信回路。
  16. 制御用受光素子を有し、前記制御用受光素子はそれぞれ交流結合キャパシタを介して前記第1の信号線及び前記第2の信号線に接続され、制御用光信号が前記制御用受光素子に入力されることで、前記受光素子対で受信したデータ信号波形の波形整形及び/又は直流バランス調整を行う機能を有することを特徴とする、請求項1115のいずれかに記載の光受信回路。
  17. 前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子は、それぞれの陽極がそれぞれ抵抗素子を介してグランド電位に接続され、それぞれの陰極がそれぞれの抵抗素子を介してバイアス電源に接続されていることを特徴とする請求項1116のいずれかに記載の光受信回路。
  18. 前記第1の受光素子及び前記第2の受光素子は、それぞれの陽極がそれぞれ可変抵抗素子を介してグランド電位に接続され、それぞれの陰極がそれぞれの可変抵抗素子を介してバイアス電源に接続されていることを特徴とする請求項1116のいずれかに記載の光受信回路。
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