JP6423260B2 - ワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システム - Google Patents

ワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システム Download PDF

Info

Publication number
JP6423260B2
JP6423260B2 JP2014252666A JP2014252666A JP6423260B2 JP 6423260 B2 JP6423260 B2 JP 6423260B2 JP 2014252666 A JP2014252666 A JP 2014252666A JP 2014252666 A JP2014252666 A JP 2014252666A JP 6423260 B2 JP6423260 B2 JP 6423260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
component
harness assembly
wire
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014252666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016115507A (ja
Inventor
敏廣 白上
敏廣 白上
晴美 遠山
晴美 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2014252666A priority Critical patent/JP6423260B2/ja
Publication of JP2016115507A publication Critical patent/JP2016115507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6423260B2 publication Critical patent/JP6423260B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

本発明は、ワイヤハーネス組付部品を供給するワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システムに関する。
従来、自動車の電気配線に用いるワイヤハーネスを製造する場合、布線板の組立作業面上に電線を配置した状態でその電線にワイヤハーネス組付部品を取り付ける。
このワイヤハーネスの組み立て作業では、ワイヤハーネス組付部品を種類ごとに収容した部品収容箱を布線板のそばに配置し、各部品収容箱からワイヤハーネス組付部品を取り出し、その取出したワイヤハーネス組付部品を電線に取り付けている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−111128号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたワイヤハーネスの組み立て作業では、部品収容箱内に収容された複数のワイヤハーネス組付部品から、必要な数のワイヤハーネス組付部品を取り出す作業は煩雑であり、結果的に、電線へのワイヤハーネス組付部品の取り付け作業が煩雑になってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電線へのワイヤハーネス組付部品の取り付け作業を容易にすることができるワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係るワイヤハーネス組付部品供給装置は、電線に取り付ける複数のワイヤハーネス組付部品を上部に開口した部品投入口から内部に投入することによって前記複数のワイヤハーネス組付部品を収容する複数部品収容部と、前記複数部品収容部内を自重で下方に移動した前記複数のワイヤハーネス組付部品のうち、1つの前記ワイヤハーネス組付部品を収容可能な単数部品収容空間を前記複数部品収容部の底面に形成し、かつ、前記単数部品収容空間内から前記1つのワイヤハーネス組付部品を外部に自重落下させて供給可能に前記単数部品収容空間の下面に形成した開口である部品供給口を自動で開閉可能なシャッター部を設けた単数部品収容部と、を含む部品収容部を有し、前記シャッター部を自動で開閉することによって、前記部品収容部に収容した前記複数のワイヤハーネス組付部品を前記部品収容部内から外部に1つずつ供給することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るワイヤハーネス組付部品供給装置は、上記の発明において、前記部品収容部を水平方向に自動で揺動する揺動部を有し、前記揺動部によって前記部品収容部を水平方向に揺動することによって、前記複数部品収容部内の前記複数のワイヤハーネス組付部品のうち、1つの前記ワイヤハーネス組付部品を前記単数部品収容空間内に誘導することを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項3に係るワイヤハーネス組立システムは、請求項1および請求項2のいずれかに記載の前記ワイヤハーネス組付部品供給装置と、前記部品供給口から供給した前記ワイヤハーネス組付部品を受け取る部品受取部をワイヤハーネスの組み立てのために該ワイヤハーネスの電線を配置する組立作業面上に設けた布線板と、を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係るワイヤハーネス組立システムは、上記の発明において、前記ワイヤハーネス組付部品供給装置は、前記ワイヤハーネス組付部品の種類ごとに複数設け、前記部品受取部は、複数の前記ワイヤハーネス組付部品供給装置のそれぞれに対応して複数設けることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係るワイヤハーネス組立システムは、上記の発明において、前記布線板の移動を制御するとともに、前記布線板を前記部品受取部によって前記部品供給口から供給した前記ワイヤハーネス組付部品を受け取る位置に移動配置した場合に、前記部品受取部に前記ワイヤハーネス組付部品を供給するように制御する制御部を
有することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係るワイヤハーネス組立システムは、上記の発明において、前記布線板は、前記ワイヤハーネスの複数の作業工程に対応する各作業エリアに順番に移動し、記ワイヤハーネス組付部品供給装置は、前記布線板が前記各作業エリアに移動する移動位置に対応付けて複数設置し、前記各作業エリアで必要な前記ワイヤハーネス組付部品を前記組立作業面上の前記部品受取部に供給することを特徴とする
また、本発明の請求項7に係るワイヤハーネス組立システムは、上記の発明において、前記ワイヤハーネス組付部品供給装置から供給した前記ワイヤハーネス組付部品を収容するとともに、収容した前記ワイヤハーネス組付部品を前記部品受取部に供給する部品仮収容部と、前記部品仮収容部に収容した前記ワイヤハーネス組付部品に関する情報である収容部品情報を取得する収容部品情報取得部と、異常を報知する異常報知部と、を有し、前記制御部は、前記収容部品情報取得部が取得した収容部品情報に基づいて前記ワイヤハーネス組付部品供給装置から前記部品仮収容部に供給した前記ワイヤハーネス組付部品に異常がある旨を前記異常報知部によって報知することを特徴とする。
本発明の請求項1に係るワイヤハーネス組付部品供給装置は、前記部品投入口から複数の前記ワイヤハーネス組付部品を投入することによって、前記複数部品収容部内に複数の前記ワイヤハーネス組付部品をストックすることができ、前記シャッター部を自動で開閉することによって前記複数部品収容部内から前記ワイヤハーネス組付部品を1つずつ外部に供給すことができるので、前記電線への取り付けに必要な前記ワイヤハーネス組付部品を部品収容箱から随時取り出す必要がなく、結果的に、電線へのワイヤハーネス組付部品の取り付け作業を容易にすることができる。
本発明の請求項2に係るワイヤハーネス組付部品供給装置は、前記揺動部によって前記部品収容部を揺動することによって、前記単数部品収容空間内により確実に前記ワイヤハーネス組付部品を誘導することができる。
本発明の請求項3に係るワイヤハーネス組立システムは、前記部品投入口から複数の前記ワイヤハーネス組付部品を投入することによって、前記複数部品収容部内に複数の前記ワイヤハーネス組付部品をストックすることができ、前記シャッター部を自動で開閉することによって前記複数部品収容部内から前記ワイヤハーネス組付部品を1つずつ外部に供給すことができるので、前記電線への取り付けに必要な前記イヤハーネス組付部品を部品収容箱から随時取り出す必要がなく、結果的に、電線へのイヤハーネス組付部品の取り付け作業を容易にすることができ、しかも、前記ワイヤハーネス組付部品供給装置によって供給した前記ワイヤハーネス組付部品を前記布線板の前記組立作業面上に設けた前記部品受取部に供給することによって、作業者の手元近くまで前記イヤハーネス組付部品を供給することができるので、電線へのイヤハーネス組付部品の取り付け作業をさらに容易にすることができる。
本発明の請求項4に係るワイヤハーネス組立システムは、複数の前記ワイヤハーネス組付部品供給装置からそれぞれ供給する種類の異なる前記ワイヤハーネス組付部品を前記部品受取部に供給することによって、作業者の手元近くまで種類の異なる前記ワイヤハーネス組付部品を供給することができる。
本発明の請求項5に係るワイヤハーネス組立システムは、前記制御部によって前記布線板を複数の作業者の作業位置に移動させながら前記布線板の前記部品受取部に前記ワイヤハーネス組付部品供給装置から供給した前記ワイヤハーネス組付部品を供給することができるので、移動する前記布線板を用いたワイヤハーネス組立作業をより効率化することができる。
本発明の請求項6に係るワイヤハーネス組立システムは、複数の作業工程に対応した前記各作業エリアで必要な前記ワイヤハーネス組付部品を作業者の手元近くまで供給することができるため、前記ワイヤハーネスの製造のための複数の作業工程での前記電線への前記ワイヤハーネス組付部品の取り付け作業を容易にすることができる。
本発明の請求項7に係るワイヤハーネス組立システムは、作業者が前記異常報知部によって前記ワイヤハーネス組付部品供給装置から間違った前記ワイヤハーネス組付部品が供給されたことを知ることができるので、前記電線への前記ワイヤハーネス組付部品の誤組み付けを防止することができる。
図1は、本発明の実施例に係るワイヤハーネス組立システムの斜視図である。 図2は、ワイヤハーネス組立システムの概略構成を示したブロック図である。 図3は、本発明の実施例に係るワイヤハーネス組立システムのワイヤハーネス組付部品供給装置および布線板の部品受取部周辺を拡大した図である。 図4は、ワイヤハーネス組付部品供給装置の斜視図である。 図5は、ワイヤハーネス組付部品供給装置を斜め上方から視た図である。 図6は、(a)がワイヤハーネス組付部品供給装置を部品投入口側から視た単数部品収容空間周辺の図であり、(b)がワイヤハーネス組付部品供給装置を設置した台を裏面側から視た図である。 図7は、図3に示した部品仮収容部周辺の拡大斜視図である 図8は、作業者が部品収容箱から複数の電線保護チューブを掴んでワイヤハーネス組付部品供給装置の部品に投入する様子を示した図である。 図9は、複数部品収容部に複数の電線保護チューブが収容された状態を示した図である。 図10は、(a)が電線保護チューブの供給位置に向けて布線板が移動する様子を示し、(b)が電線保護チューブの供給位置に布線板が配置され、部品仮収容部から部品受取部に電線保護チューブが供給される様子を示した図である。 図11は、作業者が部品受取部から電線保護チューブを取り出して電線に取り付ける様子を示した図である。 図12は、制御部が行うワイヤハーネス組立システムの動作を制御する処理を示したフローチャートである。 図13は、制御部の供給装置制御部が実行するワイヤハーネス組付部品供給装置による部品供給処理を示したフローチャートである。 図14は、変形例1のワイヤハーネス組立システムのワイヤハーネス組付部品供給装置および部品の周辺を示した斜視図である。 図15は、変形例2のワイヤハーネス組立システム300の概略図である。 図16は、本発明の実施例2に係るワイヤハーネス組立システムの斜視図である。 図17は、ワイヤハーネス組立システムの概略構成を示したブロック図である。 図18は、(a)が図16に示したワイヤハーネス組立システムのワイヤハーネス組付部品供給装置および布線板の部品受取部周辺を拡大した図であり、(b)が(a)の部品仮収容部周辺を拡大した図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システムの好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100の斜視図である。図2は、ワイヤハーネス組立システム100の概略構成を示したブロック図である。図3は、本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100のワイヤハーネス組付部品供給装置1および布線板60の部品受取部61周辺を拡大した図である。図4は、ワイヤハーネス組付部品供給装置1の斜視図である。図5は、ワイヤハーネス組付部品供給装置1を斜め上方から視た図である。図6は、(a)がワイヤハーネス組付部品供給装置1を部品投入口21側から視た単数部品収容空間31周辺の図であり、(b)がワイヤハーネス組付部品供給装置1を設置した台を裏面側から視た図である。図7は、図3に示した部品仮収容部50周辺の拡大斜視図である。
なお、図2では、3つワイヤハーネス組付部品1のうちの1つを代表して図示している。
本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組付部品供給装置1は、ワイヤハーネスWHの電線Wに取り付けるワイヤハーネス組付部品としての電線保護チューブCを供給するものである。
また、本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100は、電線保護チューブCの種類に対応し、近傍で並ぶ3つのワイヤハーネス組付部品供給装置1と、部品仮収容部50と、複数の布線板60と、ワイヤハーネス組立システム100の各部の動作を制御する制御部70と、を有し、ワイヤハーネス組付部品供給装置1から供給した電線保護チューブCを布線板60上に配置した電線Wに取り付けるようになっている。
まず、ワイヤハーネス組付部品供給装置1について説明する。
ワイヤハーネス組付部品供給装置1は、複数の電線保護チューブCを収容する部品収容部10を有する。
部品収容部10は、複数の電線保護チューブCを収容する複数部品収容部20と、一本の電線保護チューブCを収容する単数部品収容部30と、を含む。
複数部品収容部20は、電線Wを保護する複数の電線保護チューブCを上部に開口した部品投入口21から内部に投入することによって複数の電線保護チューブCを収容するものである。
この複数部品収容部20は、透明な合成樹脂材からなり、部品投入口21から下方の後述する単数部品収容空間31に向けて収容空間を漸次小さくするように、かつ、単数部品収容空間31に向けて電線保護チューブCが自重によって移動することをガイドするように傾斜したガイド傾斜面22を有する。
部品投入口21から投入した複数の電線保護チューブCは、ガイド傾斜面22を含む複数部品収容部20の内壁面にガイドされながら、単数部品収容空間31に向けて自重によって移動する。
単数部品収容部30は、複数部品収容部20内を自重で下方に移動した複数の電線保護チューブCのうち、1本の電線保護チューブCを収容可能な単数部品収容空間31を複数部品収容部20の底面に形成し、かつ、単数部品収容空間31内から1本の電線保護チューブCを外部に自重落下させて供給可能に単数部品収容空間31の下面に形成した開口である部品供給口31aを自動で開閉可能なシャッター部32を設けたものである。
単数部品収容空間31は、1本の電線保護チューブCを収容するようにその大きさを調整している。すなわち、単数部品収容空間31は、電線保護チューブCの直径、および、長さに対応した大きさをなしている。
この単数部品収容空間31は、電線保護チューブCが複数部品収容部20から内部に収容できるように上部に開口を形成し、下面の部品供給口31aをシャッター部32によって閉じることによって1本の電線保護チューブCを収容した状態で保持するようになっている。
シャッター部32は、不図示の駆動部によって部品供給口31aを自動で開閉する。このシャッター部32は駆動部が制御部70に接続し、制御部70からの信号に基づいて自動で開閉するようになっている。
また、ワイヤハーネス組付部品供給装置1は、部品収容部10を水平方向に自動で揺らす揺動部40を有する。
揺動部40は、部品収容部10を水平方向に自動で揺動するものであり、水平移動ガイド部41と、不図示の駆動部と、を有する。
水平移動ガイド部41は、図5に示すように、部品収容部10を載置する載置台41aと、載置台41aを水平方向に移動可能にガイドするガイドレール41bと、を有する。
このような揺動部40は、駆動部が載置台41aを水平方向に揺動することによって部品収容部10を水平方向に揺動するようになっている。
この揺動部40によって部品収容部10が水平方向に揺動すると、複数部品収容部20内の複数の電線保護チューブCのうち、1本の電線保護チューブCが単数部品収容空間31内に誘導される。
次に、部品仮収容部50について説明する。
部品仮収容部50は、ワイヤハーネス組付部品供給装置1から供給した電線保護チューブCを収容するとともに、収容した電線保護チューブCを部品受取部61に供給するものである。より具体的には、部品仮収容部50は、3つのワイヤハーネス組付部品供給装置1が供給した電線保護チューブCを布線板60の後述する部品受取部61に供給する前に部品供給口31aの下方位置で一時的に保持するものである。
この部品仮収容部50は、図3および図7に示すように、3つのワイヤハーネス組付部品供給装置1が供給する各電線保護チューブCを隔壁51aで隔てることによって分別して収容する部品種別仮収容部51と、部品種別仮収容部51の下部開口を閉じることによって電線保護チューブCを部品種別仮収容部51内に保持するとともに、部品種別仮収容部51の下部開口を開けることによって、部品種別仮収容部51に仮収容した各電線保護チューブCを下部開口から部品受取部61に供給する仮収容用シャッター部52と、を有する。
なお、この実施例1では、部品種別仮収容部51には、不図示の物体検知センサーを設け、部品種別仮収容部51内に電線保護チューブCが収容されているか否かを示す旨を制御部70に出力するようになっている。
次に、布線板60について説明する。
布線板60は、ワイヤハーネスWHの組み立てのためにワイヤハーネスWHの電線Wを配置する組立作業面60aを有する。
なお、この実施例1では、複数の布線板60が制御部70によって移動を制御されながら各作業者の作業位置に移動するようになっている。
この布線板60は、部品供給口31aから供給した電線保護チューブCを受け取る部品受取部61を組立作業面60a上に設けている。
部品受取部61は、3つのワイヤハーネス組付部品供給装置1のそれぞれに対応して3つ設けている。
この実施例1では、3つ部品受取部61は、組立作業面60a上の一箇所に集約して設けている。より具体的には、各部品受取部61は、隔壁61aで隔てることによってそれぞれの収容空間を形成している。
また、各部品受取部61は、作業者による作業面側が開口することによって、各電線保護チューブCを取り出しやすいようになっている。
作業者は、布線板60の組立作業面60a上に設置した各部品受取部61から各電線保護チューブCを取り出して組立作業面60a上に配置された電線Wに取り付ける。
なお、3つ部品受取部61は、それぞれ別体で設けるようにしてもよい。
制御部70は、CPU、メモリ等を有してなり、ワイヤハーネス組立システム100の各駆動部に接続することによって各部を制御する。
より具体的には、制御部70は、図2に示すように、シャッター部32、揺動部40、仮収容用シャッター部52、布線板60のそれぞれの駆動部に接続し、その動作を制御する。
また、制御部70は、供給装置制御部70aを有する。
供給装置制御部70aは、ワイヤハーネス組付部品供給装置1を制御するものである。すなわち、供給装置制御部70aは、ワイヤハーネス組付部品供給装置1に関わるシャッター部32および揺動部40の動作を制御する。
次に、図8−図11を用いて作業者がワイヤハーネス組立システム100を用いて電線保護チューブCを電線Wに取り付ける手順について説明する。
図8は、作業者が部品収容箱Bから複数の電線保護チューブCを掴んでワイヤハーネス組付部品供給装置1の部品投入口21に投入する様子を示した図である。図9は、複数部品収容部20に複数の電線保護チューブCが収容された状態を示した図である。図10は、(a)が電線保護チューブCの供給位置に向けて布線板60が移動する様子を示し、(b)が電線保護チューブCの供給位置に布線板60が配置され、部品仮収容部50から部品受取部61に電線保護チューブCが供給される様子を示した図である。図11は、作業者が部品受取部61から電線保護チューブCを取り出して電線Wに取り付ける様子を示した図である。
まず、作業者はこの作業を始める前の前段取りとして、各ワイヤハーネス組付部品供給装置1の複数部品収容部20内に複数の電線保護チューブCを投入する(図8参照)。
このとき、作業者は、複数の電線保護チューブCが収容された部品収容箱Bから複数の電線保護チューブCを掴み取り、その掴み取った複数の電線保護チューブCをまとめて部品投入口21に投入する。
この作業は、作業者が部品収容箱Bから掴み取る電線保護チューブCの数を気にせず容易に行うことができる。
なお、この前段取りは、複数部品収容部20内に所定量の電線保護チューブCが収容されていれば実施する必要はない。このため、例えば、センサーを用いて複数部品収容部20に所定量の電線保護チューブCが収容されているか否かを検出し、複数部品収容部20に収容した電線保護チューブCの量が少ない場合に、その旨をブザー等によって報知するとよい。
このようにして部品投入口21から投入した複数の電線保護チューブCは、複数部品収容部20にストックされ、各電線保護チューブCは自重によって下方(図9中、矢印A)へ移動し(図9参照)、制御部70による処理によって自動で部品仮収容部50に供給された後、さらに部品受取部61に自動で供給されることによって作業者の手元近くに供給される(図10参照)。
このため、部品受取部61には電線Wへの取り付け作業に必要な種類の電線保護チューブCが手元近くに供給される。
これにより、作業者は、組立作業面60a上に設置された部品受取部61から必要な種類の電線保護チューブCを必要な数だけ容易に取り出して電線Wに取り付けることができる(図11参照)。
次に、図12を用いて、制御部70が行うワイヤハーネス組立システム100の動作を制御する処理を説明する。
図12は、制御部70が行うワイヤハーネス組立システム100の動作を制御する処理を示したフローチャートである。
まず、制御部70は、布線板60が部品仮収容部50による電線保護チューブCの供給位置に移動配置されたか否かを判断する(ステップS1)。
制御部70は、布線板60が部品仮収容部50による電線保護チューブCの供給位置に移動配置されたと判断した場合(ステップS1:Yes)、部品仮収容部50に電線保護チューブCがあるか否かを判断する(ステップS2)。
一方、制御部70は、布線板60が部品仮収容部50による電線保護チューブCの供給位置に配置されていないと判断した場合(ステップS1:No)、ステップS1の判断処理を繰り返す。
制御部70は、ステップS2において、部品仮収容部50に電線保護チューブCがあると判断した場合(ステップS2:Yes)、ステップS3に移行して仮収容用シャッター部52を開く(ステップS3)。これにより、布線板60の部品受取部61に電線保護チューブCが供給される。
その後、制御部70は、各布線板60を移動し(ステップS4)、処理をステップS1に移行して上述した処理を繰り返す。
一方、制御部70は、ステップS2において、部品仮収容部50に電線保護チューブCがないと判断した場合(ステップS2:No)、ワイヤハーネス組付部品供給装置1による部品供給処理を実行する(ステップS100)。
次に、図13を用いて図12に示したワイヤハーネス組付部品供給装置1による部品供給処理について説明する。
図13は、制御部70の供給装置制御部70aが実行するワイヤハーネス組付部品供給装置1による部品供給処理を示したフローチャートである。
まず、供給装置制御部70aは、揺動部40によって部品収容部10を水平方向に揺動する(ステップS101)。これにより複数部品収容部20に収容された複数の電線保護チューブCのうち、1本の電線保護チューブCが単数部品収容空間31に収容される。
その後、供給装置制御部70aは、シャッター部32を開く(ステップS102)。これにより単数部品収容空間31内に収容されていた1本の電線保護チューブCが部品供給口31aから落下し、部品仮収容部50に収容される。
その後、供給装置制御部70aは、シャッター部32を閉じ(ステップS103)、この処理をリターンする。
本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組付部品供給装置1は、部品投入口21から複数の電線保護チューブCを投入することによって、複数部品収容部20内に複数の電線保護チューブCをストックすることができ、シャッター部32を自動で開閉することによって複数部品収容部20内から電線保護チューブCを1本ずつ外部に供給すことができるので、電線Wへの取り付けに必要な電線保護チューブCを部品収容箱から随時取り出す必要がなく、結果的に、電線Wへの電線保護チューブCの取り付け作業を容易にすることができる。
また、本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組付部品供給装置1は、揺動部40によって部品収容部10を揺動することによって、単数部品収容空間31内により確実に電線保護チューブCを誘導することができる。
また、本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100は、部品投入口21から複数の電線保護チューブCを投入することによって、複数部品収容部20内に複数の電線保護チューブCをストックすることができ、シャッター部32を自動で開閉することによって複数部品収容部20内から電線保護チューブCを1本ずつ外部に供給すことができるので、電線Wへの取り付けに必要な電線保護チューブCを部品収容箱から随時取り出す必要がなく、結果的に、電線Wへの電線保護チューブCの取り付け作業を容易にすることができ、しかも、ワイヤハーネス組付部品供給装置1によって供給した電線保護チューブCを布線板60の組立作業面60a上に設けた部品受取部61に供給することによって、作業者の手元近くまで電線保護チューブCを供給することができるので、電線Wへの電線保護チューブCの取り付け作業をさらに容易にすることができる。
また、本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100は、制御部70によって布線板60を複数の作業者の作業位置に移動させながら布線板60の部品受取部61にワイヤハーネス組付部品供給装置1から供給した電線保護チューブCを供給することができるので、移動する布線板60を用いたワイヤハーネス組立作業をより効率化することができる。
また、本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100は、複数のワイヤハーネス組付部品供給装置1からそれぞれ供給する種類の異なる電線保護チューブCを部品受取部61に供給することによって、作業者の手元近くまで種類の異なる電線保護チューブCを供給することができる。
(変形例1)
次に、図14を用いて本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100の変形例1について説明する。
図14は、変形例のワイヤハーネス組立システム200のワイヤハーネス組付部品供給装置1および部品受取部80の周辺を示した斜視図である。
この変形例1のワイヤハーネス組立システム200は、部品仮収容部を有しない点で実施例1のワイヤハーネス組立システム100と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
ワイヤハーネス組立システム200は、部品受取部80が部品供給口31aにより近づくことができるように、布線板60を電線保護チューブCの供給位置に配置した状態で、電線保護チューブCを受け入れるための受け入れ口81が部品供給口31aに向けて延在している。
このためワイヤハーネス組立システム200は、部品収容部10から部品受取部80に直接的に電線保護チューブCを供給するようになっている。
この変形例1のワイヤハーネス組立システム200は、実施例1のワイヤハーネス組立システム100と同様に部品投入口21から複数の電線保護チューブCを投入することによって、複数部品収容部20内に複数の電線保護チューブCをストックすることができ、シャッター部32を自動で開閉することによって複数部品収容部内から電線保護チューブCを1本ずつ外部に供給することができるので、電線Wへの取り付けに必要な電線保護チューブCを部品収容箱から随時取り出す必要がなく、結果的に、電線Wへの電線保護チューブCの取り付け作業を容易にすることができ、しかも、ワイヤハーネス組付部品供給装置1によって供給した電線保護チューブCを布線板60の組立作業面60a上に設けた部品受取部80に供給することによって、作業者の手元近くまで電線保護チューブCを供給することができるので、電線Wへの電線保護チューブCの取り付け作業をさらに容易にすることができる。
(変形例2)
次に、図15を用いて本発明の実施例1に係るワイヤハーネス組立システム100の変形例2について説明する。
図15は、変形例2のワイヤハーネス組立システム300の概略図である。
この変形例2のワイヤハーネス組立システム300は、布線板60がワイヤハーネスWHの複数の作業工程に対応した各作業エリアAに移動する移動位置に対応付けてワイヤハーネス組付部品供給装置1を複数設置している点で実施例1のワイヤハーネス組立システム100と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
このワイヤハーネス組立システム300は、複数の布線板60が環状の移動経路Rに沿って循環移動することによって、各布線板60がワイヤハーネスWHの複数の作業工程に対応した各作業エリアAに順番に移動するようになっている。
ワイヤハーネス組付部品供給装置1は、布線板60が各作業エリアAに移動する移動位置に対応付けて複数設置し、各作業エリアAで必要な電線保護チューブCを組立作業面60a上の部品受取部61に供給する。
なお、この変形例2では、布線板60の移動経路が環状であるものを例示したが、移動経路の形状はこれに限定しない。
また、この変形例2では複数の布線板60が各作業エリアAに移動するものを例示したが、これに限らず、1つの布線板60が各作業エリアAに移動するものであっても構わない。
この変形例2のワイヤハーネス組立システム300は、実施例1のワイヤハーネス組立システム100と同様の効果を奏するとともに、複数の作業工程に対応した各作業エリアAで必要な電線保護チューブCを作業者の手元近くまで供給することができるため、ワイヤハーネスWHの製造のための複数の作業工程での電線Wへの電線保護チューブCの取り付け作業を容易にすることができる。
次に、図16−図18を用いて本発明の実施例2に係るワイヤハーネス組立システム400について説明する。
図16は、本発明の実施例2に係るワイヤハーネス組立システム400の斜視図である。図17は、ワイヤハーネス組立システム400の概略構成を示したブロック図である。図18は、(a)が図16に示したワイヤハーネス組立システム400のワイヤハーネス組付部品供給装置1および布線板60の部品受取部61周辺を拡大した図であり、(b)が(a)の部品仮収容部50周辺を拡大した図である。
なお、図18(b)において、収容部品情報取得部としての各透過センサーが検知するエリアを仮想的に一点鎖線の矢印で示している。
この実施例2のワイヤハーネス組立システム400は、部品仮収容部50の各部品種別仮収容部51に収容された電線保護チューブCに関する情報である収容部品情報を取得する収容部品情報取得部410を設けるとともに、異常を報知する異常報知部420を設けている点で実施例1のワイヤハーネス組立システム100と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
ワイヤハーネス組立システム400は、図16および図17に示すように、電線保護チューブCの種類に対応し、近傍で並ぶ3つのワイヤハーネス組付部品供給装置1と、部品仮収容部50と、複数の布線板60と、収容部品情報取得部410と、異常報知部420と、ワイヤハーネス組立システム400の各部の動作を制御する制御部430と、を有し、ワイヤハーネス組付部品供給装置1から供給した電線保護チューブCを布線板60上に配置した電線Wに取り付けるようになっている。
収容部品情報取得部410は、例えば、透過センサーによって実現し、それぞれの部品種別仮収容部51に各部品種別仮収容部51に収容する電線保護チューブCの種類に対応した位置に設ける。より具体的には、各ワイヤハーネス組付部品供給装置1から供給する電線保護チューブCがそれぞれ異なる長さである場合、各部品種別仮収容部51に設けた収容部品情報取得部410は、図18(b)に示すように、電線保護チューブCの長さに対応して設置位置を調整している。
この実施例2では、図18中、3つの種別仮収容部51の右から左に向けて長さが長い電線保護チューブCを収容するようになっているので、各収容部品情報取得部410は、それぞれの電線保護チューブCの長さに対応して仮収容用シャッター部52からの距離を調整している。
この収容部品情報取得部410は、制御部430に接続し、取得した収容部品情報を制御部430に出力する。
なお、この実施例2では、収容部品情報取得部410として透過センサーを用いるものを例示したが、これに限らず、その他の情報取得手段を用いても構わない、例えば、収容部品情報取得部410としてカメラを用いることによって、部品種別仮収容部51に収容された電線保護チューブCの画像情報を収容部品情報として取得するようにしてもよい。この場合、電線保護チューブCの形状、色等の透過センサーに比較してより多くの情報を収容部品情報として取得することができる。
異常報知部420は、収容部品情報取得部410によって取得した収容部品情報に基づいて異常を報知するものであり、例えば、ランプによって実現し、制御部430に接続することによって、制御部430から異常を報知する旨の信号が出力された場合に点灯するようになっている。このため、作業者は、迅速に異常に対応することができる。
制御部430は、CPU、メモリ等を有してなり、ワイヤハーネス組立システム400の各駆動部に接続することによって各部を制御する。
より具体的には、制御部430は、図17に示すように、実施例1の制御部70と同様に、シャッター部32、揺動部40、仮収容用シャッター部52、布線板60のそれぞれの駆動部に接続するとともに、3つの収容部品情報取得部410と、異常報知部420とに接続してその動作を制御する。
また、制御部430は、異常報知処理部430aを有する。
異常報知制御部430aは、収容部品情報取得部410が取得した収容部品情報に基づいてワイヤハーネス組付部品供給装置1から部品仮収容部50に供給した電線保護チューブCに異常がある旨を異常報知部によって報知する処理を行う。
より具体的には、異常報知制御部430aは、各収容部品情報取得部410から出力された収容部品情報に基づいて、各部品仮収容部に電線保護チューブCが収容されているか否か、または、各部品種別仮収容部51に異なる種類の電線保護チューブCが収容されているか否かを判断し、部品種別仮収容部51に電線保護チューブCが収容されていない場合、または、部品種別仮収容部51に異なる種類の電線保護チューブCが収容されている場合に、異常を報知する旨の信号を異常報知部420に出力する。
例えば、図18中、右端の種別仮収容部51に短い電線保護チューブCが間違って収容されると、収容部品情報取得部410は、透過センターの機能として電線保護チューブCを検出しないため、異常報知制御部430aは、右端の種別仮収容部51に電線保護チューブCが収容されていない、または、異なる種類の電線保護チューブCが収容されているとして異常報知部420に異常を報知する旨の信号を出力する。
本発明の実施例2に係るワイヤハーネス組立システム400は、実施例1のワイヤハーネス組立システム100と同様の効果を奏するとともに、作業者が異常報知部420によってワイヤハーネス組付部品供給装置1から間違った電線保護チューブCが供給されたことを知ることができるので、電線Wへの電線保護チューブCの誤組み付けを防止することができる。
なお、本発明の実施例に係るワイヤハーネス組立システム100、200、400、は、3つのワイヤハーネス組付部品供給装置1を有するものを例示したが、ワイヤハーネス組付部品供給装置1の数はこれに限らない。例えば、ワイヤハーネス組立システム100、200、300、400は、1つのワイヤハーネス組付部品供給装置1を有するものであっても構わない。
また、本発明の実施例に係るワイヤハーネス組付部品供給装置1およびワイヤハーネス組立システム100、200、300、400は、ワイヤハーネス組付部品として電線保護チューブCを取り扱うものを例示したが、これに限らず、その他のワイヤハーネス組付部品であっても構わない。例えば、結束バンド、クリップであってもよい。このため、例えば、実施例2のワイヤハーネス組立システム300では、複数の作業工程に対応した各作業エリアAで電線保護チューブCに限らず必要なワイヤハーネス組付部品を作業者の手元近くまで供給することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 ワイヤハーネス組付部品供給装置
10 部品収容部
20 複数部品収容部
21 部品投入口
22 ガイド傾斜面
30 単数部品収容部
31 単数部品収容空間
31a 部品供給口
32 シャッター部
40 揺動部
41 水平方向ガイド部
41a 載置台
41b ガイドレール
50 部品仮収容部
51 部品種別仮収容部
51a 隔壁
52 仮収容用シャッター部
60 布線板
60a 組立作業面
61、80 部品受取部
61a 隔壁
70、430 制御部
70a 供給装置制御部
430a 異常報知制御部
81 受け入れ口
100、200、300、400 ワイヤハーネス組立システム
410 収容部品情報取得部
420 異常報知部
C 電線保護チューブ(ワイヤハーネス組付部品)
WH ワイヤハーネス
W 電線
A 作業エリア

Claims (7)

  1. 電線に取り付ける複数のワイヤハーネス組付部品を上部に開口した部品投入口から内部に投入することによって前記複数のワイヤハーネス組付部品を収容する複数部品収容部と、
    前記複数部品収容部内を自重で下方に移動した前記複数のワイヤハーネス組付部品のうち、1つの前記ワイヤハーネス組付部品を収容可能な単数部品収容空間を前記複数部品収容部の底面に形成し、かつ、前記単数部品収容空間内から前記1つのワイヤハーネス組付部品を外部に自重落下させて供給可能に前記単数部品収容空間の下面に形成した開口である部品供給口を自動で開閉可能なシャッター部を設けた単数部品収容部と、
    を含む部品収容部
    を有し、
    前記シャッター部を自動で開閉することによって、前記部品収容部に収容した前記複数のワイヤハーネス組付部品を前記部品収容部内から外部に1つずつ供給する
    ことを特徴とするワイヤハーネス組付部品供給装置。
  2. 前記部品収容部を水平方向に自動で揺動する揺動部
    を有し、
    前記揺動部によって前記部品収容部を水平方向に揺動することによって、前記複数部品収容部内の前記複数のワイヤハーネス組付部品のうち、1つの前記ワイヤハーネス組付部品を前記単数部品収容空間内に誘導する
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス組付部品供給装置。
  3. 請求項1および請求項2のいずれかに記載の前記ワイヤハーネス組付部品供給装置と、 前記部品供給口から供給した前記ワイヤハーネス組付部品を受け取る部品受取部をワイヤハーネスの組み立てのために該ワイヤハーネスの電線を配置する組立作業面上に設けた布線板と、
    を有することを特徴とするワイヤハーネス組立システム。
  4. 前記ワイヤハーネス組付部品供給装置は、
    前記ワイヤハーネス組付部品の種類ごとに複数設け、
    前記部品受取部は、
    複数の前記ワイヤハーネス組付部品供給装置のそれぞれに対応して複数設ける
    ことを特徴とする請求項3に記載のワイヤハーネス組立システム。
  5. 前記布線板の移動を制御するとともに、前記布線板を前記部品受取部によって前記部品供給口から供給した前記ワイヤハーネス組付部品を受け取る位置に移動配置した場合に、前記部品受取部に前記ワイヤハーネス組付部品を供給するように制御する制御部を
    有することを特徴とする請求項3または4に記載のワイヤハーネス組立システム。
  6. 前記布線板は、
    前記ワイヤハーネスの複数の作業工程に対応する各作業エリアに順番に移動し、
    記ワイヤハーネス組付部品供給装置は、
    前記布線板が前記各作業エリアに移動する移動位置に対応付けて複数設置し、前記各作業エリアで必要な前記ワイヤハーネス組付部品を前記組立作業面上の前記部品受取部に供給する
    ことを特徴とする請求項5に記載のワイヤハーネス組立システム。
  7. 前記ワイヤハーネス組付部品供給装置から供給した前記ワイヤハーネス組付部品を収容するとともに、収容した前記ワイヤハーネス組付部品を前記部品受取部に供給する部品仮収容部と、
    前記部品仮収容部に収容した前記ワイヤハーネス組付部品に関する情報である収容部品情報を取得する収容部品情報取得部と、
    異常を報知する異常報知部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記収容部品情報取得部が取得した収容部品情報に基づいて前記ワイヤハーネス組付部品供給装置から前記部品仮収容部に供給した前記ワイヤハーネス組付部品に異常がある旨を前記異常報知部によって報知する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のワイヤハーネス組立システム。
JP2014252666A 2014-12-15 2014-12-15 ワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システム Active JP6423260B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252666A JP6423260B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 ワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252666A JP6423260B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 ワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016115507A JP2016115507A (ja) 2016-06-23
JP6423260B2 true JP6423260B2 (ja) 2018-11-14

Family

ID=56142162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014252666A Active JP6423260B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 ワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6423260B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102287388B1 (ko) * 2021-03-22 2021-08-06 주식회사 자이온스 자동차 와이어 하네스 체결부품 조립 자동화 장치

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2982605B2 (ja) * 1994-02-24 1999-11-29 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス組立用図板及びその図板台
JPH07330145A (ja) * 1994-06-10 1995-12-19 Sony Corp 部品のディスペンサー
JPH09180554A (ja) * 1995-12-25 1997-07-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤーハーネスの製造方法および製造装置
JP2004195635A (ja) * 2002-10-23 2004-07-15 Nke Corp 部品供給装置
JP2007112539A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Kyoho Mach Works Ltd ボルト取出補助装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016115507A (ja) 2016-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180250784A1 (en) Machine tool
JP6850868B2 (ja) 実装システム
EP2835214A1 (en) Production system and manufacturing method for processed products
US11399451B2 (en) Component refill management system and component mounting system
JP6870713B2 (ja) 自動処理装置、および自動処理方法
JP6423260B2 (ja) ワイヤハーネス組付部品供給装置およびワイヤハーネス組立システム
KR20120003443A (ko) 모듈형 자동 공구 공급기
JP5424686B2 (ja) 対回路基板作業システム
CN103249294A (zh) 电子部件供给装置以及电子部件安装装置
CN104203504A (zh) 机器人系统
CN103929940A (zh) 碗式供给器组合体以及电子部件安装装置
JP7057758B2 (ja) 部品実装システム及びフィーダ作業用アタッチメント
EP1777034B1 (en) Detachable indicator device for feeding machine
JP6254004B2 (ja) フィーダ位置の決定装置とそれを有する電子部品装着装置
JP2017117922A (ja) フィーダ
JPWO2016111001A1 (ja) ノズル収容装置
EP3173344A1 (en) Automatic medicine packing machine
JP5550185B2 (ja) 遊技機
JP2017108531A (ja) プロテクタ、プロテクタ付きワイヤーハーネスおよびワイヤーハーネスの取付方法
JP6442246B2 (ja) 物品処理装置
US7551097B2 (en) Indicator device for machine
JP6842944B2 (ja) 検査システム、及び、検査装置
JP6762200B2 (ja) 電線付きコネクタの製造装置
JP5820837B2 (ja) 遮蔽装置
JP6556608B2 (ja) 布線用治具板及びワイヤハーネス製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6423260

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250