JP6422811B2 - 使い捨て着用物品 - Google Patents
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本発明の第2発明に係る使い捨て着用物品は、前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、前記接合部は、少なくとも前記上端部において、前記横方向の寸法よりも前記縦方向の寸法が大きいことを特徴とする。
本発明の第3発明に係る使い捨て着用物品は、前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、前記接合ラインの前記下端部において、任意の前記接合部を中心として互いに交差する前記縦方向へ延びる所定幅の縦断域と前記横方向へ延びる所定幅の横断域とにおいて、前記横断域内に位置する前記接合部の総面積が、前記縦断域内に位置する前記接合部の総面積よりも大きいことを特徴とする。
本発明の第4発明に係る使い捨て着用物品は、前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、前記接合ラインの上端部において、任意の前記接合部を中心として互いに交差する前記縦方向へ延びる所定幅の縦断域と前記横方向へ延びる所定幅の横断域とにおいて、前記縦断域内に位置する前記接合部の総面積が、前記横断域内に位置する前記接合部の総面積よりも大きいことを特徴とする。
おむつ本体16は、縦方向Yにおいて離間対向する前端縁16a及び後端縁16bと、横方向Xにおいて離間対向する両側縁16c,16dとによって画定されており、前端縁間16a間に位置する前端部20Aと、後端縁16b間に位置する後端部20Bと、前後端部20A,20Bの間に位置する中間部20Cとを有する。前後端縁16a,16bは、それぞれ、縦中心線Pに関してほぼ対称であって、縦方向Yの外側へ向かって凸状に延びている。前後端部20A,20Bは、それぞれ、おむつ10の前後ウエスト域11,12に位置し、中間部20Cはクロッチ域13に位置する。
ウエストベルト17は、幅方向及び長手方向と、接合ライン18を介しておむつ本体16に接合された両端縁(前後端縁)と、ウエスト開口縁を形成する第1側縁17cと、おむつ本体16の両側縁16c,16dとともにレッグ開口15を形成する第2側縁とを有し、第2側縁が第1側縁よりも長さ寸法が大きく、略台形状をなしている。また、ウエストベルト17は、後記の接合ライン18を介しておむつ本体16に接合された固定部35と、前後ウエスト域11,12に位置する固定部35間においてウエスト回り方向へ延びる自由部36を有する。本実施形態において、一対のウエストベルト17の第1側縁は互いに縦中心線P上において接している。ウエストベルト17がかかる構成を有することによって、縦中心線P上において連続する1つの弾性パネルから形成することができる。かかる場合には、一対のウエストベルト17を別体に形成する場合よりも、さらに製造工程を簡易にすることができる。ただし、一対のウエストベルト17は、その第1側縁どうしが横方向において互いに離間していてもよい。かかる場合には、おむつ本体16の傾斜縁の長さ寸法がウエストベルト17の両端縁の長さ寸法よりも大きくなり、交点45はウエストベルト17から上方へ突出するような先鋭状を有する。
図5及び図6(a),(b)を参照すると、本実施形態においては、上端部61に位置する上接合部19Aと下端部62に位置する下接合部19Bとがいずれもドット状であって、上接合部19Aの面積が下接合部19Bのそれよりも大きくなっている。上下端部61,62における上下接合部19A,19Bの個数、分布状態及び分布範囲はほぼ同一であるところ、それらの面積が異なることから、上接合部19Aの総面積よりも下接合部19Bの総面積が大きくなっている。したがって、ほぼ同一面積を有する上下端部61,62において、下接合部19Bの下端部62における面積率が上接合部19Aの上端部61における面積率よりも高く、上下接合部19A,19Bとそれらの間に位置する非接合部85との互いに組み合わせの状態が相違しており、上端部61と下端部62とは外観上異なっている。
図8は、変形例の一例における、変形例1の図5と同様の図である。本変形例においては、上端部61に位置する上接合部19Aと下端部62に位置する下接合部19Bとは、同形同大であって、その分布密度が相違している。具体的には、上端部61の上接合部19Aの分布密度よりも下端部62の下接合部19Bの分布密度の方が高くなっている。このように、下端部62の下接合部19Bの分布密度を相対的に高くすることによって、上下接合部19A,19Bが互いに同形同大であっても、上接合部19Aと非接合部85との組み合わせ状態と、下接合部19Bと非接合部85との組み合わせ状態とを外観上識別できる程度に互いに異なるようにすることができるとともに、下端部62の接合強度を比較的に高くすることができる。中間部63の中間接合部19Cは、上接合部19Aと同様に比較的に疎に配置されており、接合ライン18全体の剛性が高くなるのを抑制している。
図9は、変形例の他の一例における、変形例2の図5と同様の図である。本変形例においては、接合ライン18の上端部61の上接合部19Aが縦方向Yへ延びた形状を有する一方、下端部62の下接合部19Bが横方向へ延びた形状を有している。既述のとおり、上端部61は着用中においてウエスト周り方向へ引っ張られるので、横方向Xに引っ張られる力に対して高い接合強度が求められる。そのために、上接合部19Aが横方向Xへ延びた形状の場合には、上接合部19Aに沿って力が作用してシート破れを生じて接合ライン18の位置する領域が横に分離してしまうおそれがあるが、縦方向Yへ延びる形状を有することによって、横方向Xに生じる引っ張り力によってシート破れが一部に生じても接合ライン18の長さ方向Kに隣接する上接合部19Aによってシート破れが阻止される。
図10は、変形例3における図5と同様の図、図11(a)が、変形例3における接合ライン18の上端部61の一部拡大図、図11(b)は、変形例3における接合ライン18の下端部62の一部拡大図である。
図12(a)は、ウエストベルト17の接合ライン18に直交する方向の剥離強度の測定方法に関する、切り出すサンプルの様子を示す図、図12(b)は、ウエストベルト17の横方向Xの剥離強度の測定方法に関する、切り出すサンプルの様子を示す図、図12(c1),(c2)は、ウエストベルト17の縦方向Yの剥離強度の測定方法に関する、切り出すサンプルの様子を示す図である。図13(a)は、図12(a)で切り出したサンプルを引張試験機にセットした様子を示す図、図13(b)は、図12(b)で切り出したサンプルを引張試験機にセットした様子を示す図、図13(c)は、図12(c1),(c2)で切り出したサンプルを引張り試験機にセットした様子を示す図である。なお、図12(a)〜(c2)及び図13(a)〜(c)において、説明の便宜上、ウエスト弾性体33については、省略している。
図12(a)及び図13(a)を参照すると、前ウエスト域11側の接合ライン18の接合を解除してウエストベルト17を横方向Xに伸展した状態において、境界線18aと交差して長さ方向Kに直交する方向へ延びる細長矩形片をおむつ10から切り出してサンプルとした。サンプルは、25mm幅であって、ウエストベルト17の固定部35と自由部36とを含む第1部分93とおむつ本体16から形成された第2部分94とを有する。第1部分93と第2部分94とは、同形同大であって、ウエストベルト17を展開する前の状態において、それらの一部が厚さ方向Zにおいて互いに重なる。切り出したサンプルにおいて、第1部分93のうちの自由部36からなる第1シート片93aを一方のチャック(可動治具)95に把持し、第2部分94を他方のチャック(固定治具)96に把持した状態で、サンプルをオートグラフ試験機にセットし、引っ張り速度1000mm/minにおけるサンプルの剥離強度(最大強度)を求めた。チャック幅は約50mmであって、サンプルについて25mm幅で切り出すことができない場合には、測定結果に基づいて25mm幅に換算して算出する。図12(a)に示すように、上下端部61,62及び中間部63においてサンプルを切り出し、それぞれの直交方向における剥離強度を求め、平均した値を境界接合域の直交する方向の剥離強度(N/25mm)とした。
図12(b)及び図13(b)を参照すると、ウエストベルト17を横方向Xへ展開した状態の上下端部61,62近傍において、境界線18aと交差して横方向Xへ延びる細長矩形片をおむつ10から切り出してサンプルとした。サンプルは、25mm幅であって、ウエストベルト17の固定部35と自由部36とを含む第1部分93とおむつ本体14から形成された第2部分94とを有する。第1部分93と第2部分94とは、ウエストベルト17が展開する前の状態において、それらの一部が厚さ方向Zにおいて互いに重なる(図3参照)。切り出したサンプルにおいて、第1部分93のうちの自由部36から形成されたシート片93aを一方のチャック(可動治具)95に把持し、第2部分94を他方のチャック(固定治具)96に把持した状態で、サンプルをオートグラフ試験機にセットし、直交方向の剥離強度の測定と同一条件で測定して横方向Xの剥離強度(N/25mm)とした。
図12(c1),(c2)及び図13(c)を参照すると、ウエストベルト17を伸展する前の状態の上下端部61,62近傍において、境界線18aと交差して縦方向Yへ延びる細長矩形片をおむつ10から切り出してサンプルとした。サンプルは、25mm幅であって、ウエストベルト17の固定部35と自由部36と含む第1部分93と、それと厚さ方向Zにおいて対向する、おむつ本体16からなる第2部分94とを有する。ウエストベルト17を弛緩して縦方向Yの外側へ伸展した状態において、第1部分93を一方のチャック(可動治具)95で把持し、第2部分94を他方のチャック(固定治具)96で把持した状態で、サンプルをオートグラフ試験機にセットし、該サンプルを直交する方向の剥離強度の測定と同様の条件で測定して、それぞれの縦方向の剥離強度(N/25mm)を求めた。
第1発明は、縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、
前記接合部は、少なくとも前記下端部において、前記縦方向の寸法よりも前記横方向の寸法が大きいことを特徴とする。
第2発明は、縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、
前記接合部は、少なくとも前記上端部において、前記横方向の寸法よりも前記縦方向の寸法が大きいことを特徴とする。
第3発明は、縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、
前記接合ラインの前記下端部において、任意の前記接合部を中心として互いに交差する前記縦方向へ延びる所定幅の縦断域と前記横方向へ延びる所定幅の横断域とにおいて、前記横断域内に位置する前記接合部の総面積が、前記縦断域内に位置する前記接合部の総面積よりも大きいことを特徴とする。
第4発明は、縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、前記接合ラインの上端部において、任意の前記接合部を中心として互いに交差する前記縦方向へ延びる所定幅の縦断域と前記横方向へ延びる所定幅の横断域とにおいて、前記縦断域内に位置する前記接合部の総面積が、前記横断域内に位置する前記接合部の総面積よりも大きいことを特徴とする。
(1)前記下端部における前記接合部の総面積は、前記上端部における前記接合部の総面積よりも大きい。
(2)前記接合部は、前記下端部において前記上端部よりも密に配置される。
(3)前記接合部は、連続的又は非連続的に延在する。
(4)前記接合ラインにおけるその長さ方向と直交する方向の剥離強度は、少なくとも10N/25mmである。
(5)前記下端部において、前記横方向の剥離強度が前記縦方向の剥離強度よりも高く、前記上端部において前記縦方向の剥離強度が前記縦方向の剥離強度よりも高い。
11 前ウエスト域
12 後ウエスト域
13 クロッチ域
14 ウエスト開口
15 レッグ開口
16 おむつ本体
17 ウエストベルト
18 接合ライン
19 接合部
19A 上接合部
19B 下接合部
23 吸収体
61 接合ラインの上端部
62 接合ラインの下端部
85 非接合部
S1 縦断域
S2 横断域
S3 縦断域
S4 横断域
K 接合ラインの長さ方向
X 横方向
Y 縦方向
Claims (9)
- 縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、
前記接合部は、少なくとも前記下端部において、前記縦方向の寸法よりも前記横方向の寸法が大きいことを特徴とする前記着用物品。 - 縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、
前記接合部は、少なくとも前記上端部において、前記横方向の寸法よりも前記縦方向の寸法が大きいことを特徴とする前記着用物品。 - 縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、
前記接合ラインの前記下端部において、任意の前記接合部を中心として互いに交差する前記縦方向へ延びる所定幅の縦断域と前記横方向へ延びる所定幅の横断域とにおいて、前記横断域内に位置する前記接合部の総面積が、前記縦断域内に位置する前記接合部の総面積よりも大きいことを特徴とする前記着用物品。 - 縦方向及び横方向を有し、前後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、吸収体を有するおむつ本体と、前記前後ウエスト域を連結するための一対のウエストベルトと、ウエスト開口と一対のレッグ開口とを備える使い捨て着用物品において、
前記一対のウエストベルトは、前記前後ウエスト域において、前記レッグ開口側から前記ウエスト開口側へ前記横方向の外側から内側へ向かうように傾斜する接合ラインを介して前記おむつ本体に接合されており、
前記接合ラインは、前記ウエスト開口側に位置する上端部と、前記レッグ開口側に位置する下端部とを有し、前記下端部と前記上端部とは、複数の接合部と前記接合部が配置されてない非接合部とを有し、前記接合部と前記非接合部との組み合わせの状態が互いに異なり、
前記接合ラインの上端部において、任意の前記接合部を中心として互いに交差する前記縦方向へ延びる所定幅の縦断域と前記横方向へ延びる所定幅の横断域とにおいて、前記縦断域内に位置する前記接合部の総面積が、前記横断域内に位置する前記接合部の総面積よりも大きいことを特徴とする前記着用物品。 - 前記下端部における前記接合部の総面積は、前記上端部における前記接合部の総面積よりも大きい請求項1〜4のいずれかに記載の着用物品。
- 前記接合部は、前記下端部において前記上端部よりも密に配置される請求項1〜5のいずれかに記載の着用物品。
- 前記接合部は、連続的又は非連続的に延在する請求項1〜6のいずれかに記載の着用物品。
- 前記接合ラインにおけるその長さ方向と直交する方向の剥離強度は、少なくとも10N/25mmである請求項1〜7のいずれかに記載の着用物品。
- 前記下端部において、前記横方向の剥離強度が前記縦方向の剥離強度よりも高く、前記上端部において前記縦方向の剥離強度が前記縦方向の剥離強度よりも高い請求項1〜8のいずれかに記載の着用物品。
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