JP6422496B2 - 飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置 - Google Patents

飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6422496B2
JP6422496B2 JP2016534975A JP2016534975A JP6422496B2 JP 6422496 B2 JP6422496 B2 JP 6422496B2 JP 2016534975 A JP2016534975 A JP 2016534975A JP 2016534975 A JP2016534975 A JP 2016534975A JP 6422496 B2 JP6422496 B2 JP 6422496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring device
imaging system
photodetector
measuring
flying object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016534975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017500556A (ja
Inventor
マンガー マティアス
マンガー マティアス
Original Assignee
カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー filed Critical カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー
Publication of JP2017500556A publication Critical patent/JP2017500556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6422496B2 publication Critical patent/JP6422496B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/64Devices characterised by the determination of the time taken to traverse a fixed distance
    • G01P3/68Devices characterised by the determination of the time taken to traverse a fixed distance using optical means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70008Production of exposure light, i.e. light sources
    • G03F7/70033Production of exposure light, i.e. light sources by plasma extreme ultraviolet [EUV] sources
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/7085Detection arrangement, e.g. detectors of apparatus alignment possibly mounted on wafers, exposure dose, photo-cleaning flux, stray light, thermal load
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/51Housings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G2/00Apparatus or processes specially adapted for producing X-rays, not involving X-ray tubes, e.g. involving generation of a plasma
    • H05G2/001Production of X-ray radiation generated from plasma
    • H05G2/003Production of X-ray radiation generated from plasma the plasma being generated from a material in a liquid or gas state
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G2/00Apparatus or processes specially adapted for producing X-rays, not involving X-ray tubes, e.g. involving generation of a plasma
    • H05G2/001Production of X-ray radiation generated from plasma
    • H05G2/008Production of X-ray radiation generated from plasma involving an energy-carrying beam in the process of plasma generation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30241Trajectory

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

本発明は、飛翔体の軌跡を求める際に用いる測定装置に関する。
[関連出願の相互参照]
本願は、2013年11月29日付けで出願された独特許出願第10 2013 224 583.1号の優先権を主張する。当該上記出願の内容を参照により本明細書に援用する。
本発明は、マイクロリソグラフィ投影露光装置のレーザプラズマ源、例えばEUV源におけるターゲットドロップレット(例えば、スズドロップレット)の飛翔軌跡の測定及び予測に特に適しているが、本発明はそれに限定されない。さらに他の用途では、本発明による測定装置は、概して(例えば顕微鏡での)高速飛翔体の観察に、又は概して高速飛翔発射体(projectiles)の飛翔軌跡の観察にも適している。
例として、高速飛翔発射体の飛翔軌跡の観察のための高速カメラの使用が知られている。しかしながら、例えば後述するようなレーザプラズマ源における用途の場合のように、高い繰り返し率で飛翔する物体の場合、この手法には制限が課される。
レーザプラズマ源は、例えばリソグラフィの用途に用いられる。この点については、例えば、EUV領域(例えば、約13nm又は約7nmの波長)用に設計された投影露光装置の動作中に、必要なEUV光をプラズマ励起に基づくEUV光源によって発生させ、これに関して図10が例示的な従来の構成を示している。このEUV光源は、最初に、λ≒10.6μmの波長を有する赤外線306を発生させるCOレーザ(図示せず)を備え、赤外線306は、集束光学ユニットによって集束され、楕円面として具現されたコレクタミラー310に開いた開口311を通り、ターゲット源335によって発生されプラズマ点火位置330に供給されるターゲット材料332(例えば、スズドロップレット)へ指向される。赤外線306は、プラズマ点火位置330に位置するターゲット材料332がプラズマ状態に遷移してEUV放射線を発するように上記ターゲット材料を加熱する。このEUV放射線は、コレクタミラー310によって中間焦点IFに集束され、当該中間焦点を通って下流の照明デバイスへ入るが、照明デバイスは、その境界340が示されているだけであり、入光用の自由開口341を有する。
この場合にEUV光源で得ることができる線量の安定性及びパワーにとって主に重要なのは、光要求量の増加と共に(as the light demand increases)レーザプラズマ源に非常に高速で(例えば、およそ100kHzの噴射速度で、又は例えば10μsの時間間隔(temporal spacing)で)「飛んでくる(flying in)」スズドロップレットに、ドロップレットを霧化するレーザビームが個別に非常に正確に(例えば、1μm未満の精度で)再現可能に衝突することである。ここで生じる1つの問題として、プラズマへのドロップレットの変換には、供給経路にすでに位置するドロップレットの残りに対する反応又はドロップレットの残りの偏向がいずれの場合も伴い、これが飛翔軌跡の正確な予測の実行及び適切な場合はそれに影響を及ぼすのに適した措置の実施をより困難にする。
本発明の目的は、高頻度で飛んでくる物体、例えばEUVリソグラフィ用のレーザプラズマ源のターゲットドロップレット等の場合でも、飛翔軌跡をできる限り正確且つ敏速に求め且つ予測することを可能にする、飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置を提供することである。
この目的は、独立請求項1の特徴による測定装置によって達成される。
飛翔体の軌跡を求める際に使用する本発明による測定装置は、
モノリシック構造の複数の光検出器セルを含む少なくとも1つの光検出器装置であり、
厳密に1つの結像系を割り当てられ、上記結像系は、測定装置の動作中に、結像系の物体平面に位置する飛翔体を結像系の像平面に位置する光検出器装置にいずれの場合も結像する
光検出器装置と、
通過時点(transit instants)を測定する時間測定デバイスであり、上記通過時点のそれぞれが、結像系の像平面に生成される飛翔体の像がいずれの場合も光検出器装置の相互に隣接する光検出器セル間のセル境界を越える時点に相当する時間測定デバイスと
を備える。
この場合、通過時点の測定に基づいて軌跡を求めるという基本原理は、それ自体が本発明の基礎をなす概念の出発点となるが、それ自体は本願の特許請求の範囲に記載の主題に属するものではない。実際には、本発明が基づく概念は、飛翔体が結像系(その物体平面に飛翔体が位置する)によってモノリシックに具現された適当な構成の光検出器装置に結像されることによって飛翔体を測定するか又は軌跡を求めることを光電子的に実現することであり、このとき、仮想ターゲットラインが相互に隣接する光検出器セル間のセル境界によって光電子的に画定又は具現され、上記ターゲットラインの通過(すなわち、各通過が起きる通過時点)が適当な電子スイッチング素子を用いて測定可能である。
この場合、本発明は、特に、予め適当に画定されたターゲットラインの通過に関する通過時間(すなわち開始及び停止時間)を飛翔軌跡の測定のために評価するだけでよいという状況により、必要な情報がいずれの場合も時間的に直接存在し、例えば第1に、高速カメラの使用時の場合のように比較的時間のかかる画像評価を実行又は待機する必要がないことを特徴とする。したがって、結果として、(例えば、10kHz〜100kHzを超える範囲の)非常に高い繰り返し率且つ非常に低い「データエイジ」(例えば、10μsよりもはるかに短い)で飛翔軌跡を正確且つ敏速に求め且つ予測することが可能である。
本発明は、マイクロリソグラフィ投影露光装置のレーザプラズマ源、例えばEUV源等におけるターゲットドロップレット(例えば、スズドロップレット)の飛翔軌跡の測定及び予測に特に適しているが、本発明はそれに限定されない。さらに他の用途では、本発明によるセンサ装置は、概して例えば顕微鏡での高速飛翔体の観察に、又は概して高速飛翔発射体の飛翔軌跡の観察にも適している。
一実施形態によれば、結像系は、像平面に飛翔体の少なくとも2つの像を生成する複製(replicating)結像系として構成される。これにより使用可能となる光検出器装置は、より詳細に後述するように、(個々の光検出器セルが非直線状に配置された)「折り返し」式の構造であり、(個々の光検出器セルの直線状配置を有する)「非折り返し」光検出器装置と比べて必要な測定部の短縮又は本発明による結像系の像視野範囲の低減、すなわち全般的には結像系の要件の緩和を可能にする。
既存のサイズ比又は精度要件に応じて、結像系を拡大又は縮小構成にすることができる。
一実施形態によれば、結像系は、結像系の瞳平面に配置されることが好ましい少なくとも1つの回折構造を有する。単色光を用いた測定装置の動作の際、これが「折り返し」構造の光検出器装置の使用のための結像ビーム経路の複製を可能にする。
一実施形態によれば、結像系は、少なくとも1つの光ビームスプリッタを有する。多色光を用いた測定装置の動作の際も、これが「折り返し」構造の光検出器装置の使用のための結像ビーム経路の複製を可能にする。
一実施形態によれば、結像系は少なくとも1つの中間像を有する。対応する中間像平面を用いることで、絞りを用いて望ましくない寄生光及び外乱反射(disturbing reflections)を抑制することができる。
一実施形態によれば、光検出器セルはフォトダイオードとして構成される。しかしながら、本発明はこれに限定されず、他の光検出器、例えばフォトレジスタ等をさらに他の実施形態で用いることもできる。
一実施形態によれば、光検出器装置は、相互に隣接する光検出器セル間の少なくとも1つのセル境界が飛翔体の重心軌跡に関して45°±5°の角度で延びるように構成される。さらに、光検出器装置は、相互に隣接する光検出器セル間の第1セル境界及び相互に隣接する光検出器セル間の少なくとも第2セル境界が相互に平行に延びるように構成することができる。本発明に従って用いられる光検出器装置におけるセル境界のこのような構成は、より詳細に後述するように、いわば飛翔軌跡又は軌跡を記述するパラメータセットの数学的明確性又は確定性の最適化を得ることを可能にする。
本発明のさらに他の実施形態では、実際には冗長である(すなわち、軌跡を記述するパラメータセットの決定にそれ自体が必ずしも必要でないか又は「余分である」)セル境界又はターゲットラインの(通過時間)情報を用いて、測定の精度向上を得ることもできる。
一実施形態によれば、測定装置は、飛翔体の軌跡の制御、飛翔体に作用する照射野の制御、及び/又は飛翔体に作用する実体(例えば、材料処理レーザビーム)の制御のための制御ループに組み込まれる。したがって、飛翔軌跡に関して得られた情報を用いて、例えば、飛翔体自体(例えば、レーザプラズマ源においては衝突されるターゲットドロップレット又はスズドロップレット)又は飛翔体に作用する実体に補正的な影響を及ぼすことができる。
一実施形態によれば、測定装置は、結像系の結像ビーム経路に少なくとも1つのカメラをさらに備える。かかるカメラは、例えば画素化2Dイメージセンサを設けることができ、特にアライメントの支援又は診断目的に役立つことができる。
一実施形態によれば、測定装置は少なくとも2つの結像系を備え、いずれの場合もモノリシック構造の複数の光検出器セルを備えた光検出器装置が、上記結像系のそれぞれの像平面にいずれの場合も配置される。このように、飛翔体の測定対象軌跡を相互に異なる角度で観察できる結果として、それぞれ得られた2次元軌跡(又は投影)から完全な3次元軌跡を確認することもできる。
一実施形態によれば、測定装置は、マイクロリソグラフィ投影露光装置のレーザプラズマ源、特にEUV源のターゲットドロップレットの軌跡を求める際に使用するよう構成される。
本発明のさらに他の構成は、説明及び従属請求項から得ることができる。
本発明を添付図面に示す例示的な実施形態に基づいて以下でより詳細に説明する。
本発明の出発点をなす原理を説明する概略図を示す。 本発明に関して実現されるターゲットラインの光電子的実施形態を説明する概略図を示す。 本発明に関して実現されるターゲットラインの光電子的実施形態を説明する概略図を示す。 本発明に関して実現されるターゲットラインの光電子的実施形態を説明する概略図を示す。 本発明に関して実現されるターゲットラインの光電子的実施形態を説明する概略図を示す。 可能な一実施形態による本発明に関して行われる飛行時間測定を説明する概略図を示す。 いずれの場合も複数の光検出器セルを備えた光検出器装置の可能な実施形態を説明する概略図を示す。 いずれの場合も複数の光検出器セルを備えた光検出器装置の可能な実施形態を説明する概略図を示す。 光検出器装置のさらに他の可能な実施形態と、光検出器セルの配置に関して可能な折り返し方式とを説明する概略図を示す。 光検出器装置のさらに他の可能な実施形態と、光検出器セルの配置に関して可能な折り返し方式とを説明する概略図を示す。 1つのターゲットライン構成及びその評価を説明する概略図を示す。 1つのターゲットライン構成及びその評価を説明する概略図を示す。 1つのターゲットライン構成及びその評価を説明する概略図を示す。 1つのターゲットライン構成及びその評価を説明する概略図を示す。 本発明による測定装置内で実現される可能な結像ビーム経路の概略図を示す。 本発明による測定装置内で実現される可能な結像ビーム経路の概略図を示す。 本発明による測定装置内の結像系の可能な構造及びその配置の概略図を示す。 本発明による測定装置内の結像系の可能な構造及びその配置の概略図を示す。 従来技術によるEUV光源の構造の概略図を示す。
飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置の本発明による実施態様は、軌跡決定、すなわち飛翔体の飛翔軌跡パラメータの決定を規定のターゲットラインの通過に関する通過時点の測定に基づいて実行できるという原理に基づく。この場合、上記通過時点のそれぞれが、複数のターゲットラインのうちの1つのターゲットラインに割り当てられ、飛翔体が上記ターゲットラインを越える時点に相当する。図1は、この原理を説明する役割を果たし、計測学的に検出される飛翔体の飛翔軌跡を「T」で示し、単なる例として4つのターゲットライン「A」〜「D」を図1に示し、各ターゲットラインを飛翔体が越える通過時間を「t」〜「t」で示す。以下で説明するように、ターゲットラインの幾何学的形状が分かると、次に、測定された通過時間「t」〜「t」に基づいて飛翔軌跡パラメータを計算することができる。
この原理の根底にある数学的基礎を最初に以下で説明する。飛翔体又は発射体の線形3次元飛翔軌跡は、基本的に次式によって表すことができる。
式中、X(t)、Y(t)、Z(t)は時間tにおける位置座標を示し、X、Y、Zは時間tにおける位置座標を示し、U、V、Wは速度成分を示す。本発明の実施形態に関連して以下でより詳細に説明するように、結像系を用いて結像系の物体平面に位置する飛翔体を像平面に結像する場合、像距離をBとした場合の像平面へのこの結像は、切片定理(intercept theorem)を用いて次式によって表すことができる。
飛翔体の飛翔軌跡は、本発明によれば、続いて2つの地点位置座標x及びyと2つの速度成分u及びvとを含む投影飛翔軌跡のパラメータセットの計測学的決定によって求められる。これら4つの未知の飛翔軌跡パラメータを求めるために、適当な構成でかかるターゲットラインの少なくとも4つを画定する必要がある。数学的記述のために、最初に専用基準座標系を各ターゲットラインk=1、…Kに関して導入し、上記座標系は、元の座標軸を回転角θだけ回転させた結果として生じたものとする。各座標系における飛翔軌跡の記述は、このとき、省略形cs=cos(θ)及びsn=sin(θ)を用いて、
となる。これに対応する座標軸の変換は、
によって与えられる。以下、一般性に制限を設けることなく、ターゲットラインは、回転y軸と平行且つ位置xにおいて回転x軸と交わる直線として定義される。ターゲットラインの通過(すなわち、「ターゲットライン通過」)に関しては、適当な変換後の式(4)から、以下の関係が得られる。
かかる式を少なくとも4つ重ねることで、飛翔軌跡パラメータに関する以下の条件式が得られる。
幾何学的形状及び通過時間が分かると、求める飛翔軌跡パラメータが、以下のような
の反転によってそこから最終的に得られる。
上記数学的考察及び得られた式から、本発明によれば、飛翔軌跡に関して測定される各飛翔体が結像系(その物体平面に飛翔体が位置する)を用いて適当な構成の光検出器装置に結像されることによって、続いて飛翔軌跡測定又は軌跡決定が光電子的に実行される。この場合、まさに上述したターゲットラインが、相互に隣接する光検出器セル間のセル境界によって画定又は光電子的に具現され、上記ターゲットラインの通過(すなわち、通過時間)が、適当な電子スイッチング素子を用いて直接測定可能である。
上述したターゲットラインの光電子的な実施態様又は実施形態を、最初に図2a〜図4bを参照して以下で説明する。
図2aは、飛翔体から出る光点200が、第1フォトダイオード201の形態の第1光電子センサ及び第2フォトダイオード202の形態の第2光電子センサを連続して通過する様子を概略的に示す。図2bは、光点200に対応してガウス分布としてモデリングされたエネルギー分布を示し、フォトダイオード201、202の各センサ信号s(x)及びs(x)が、図2cにプロットされている。全強度で正規化され図2dにプロットされた差分信号(s(x)−s(x)/s(x)+s(x))に関して、ゼロ交差が2つのフォトダイオード201、202間の移行部に生じる。続いて、ターゲットラインを上記移行部によって画定することができ、上記ターゲットラインの通過時にトリガ信号を発生させる回路実施態様を図3に概略的に示す。ターゲットラインの通過に関する「通過検出器」として、ここではシュミットトリガ210が利用され、これは、接続されたTDCコンポーネント220に対して、100psの範囲の(飛翔)時間測定の分解能がここで実現できる限り十分に正確である開始/停止トリガ信号を発生させる。
図2a〜図3を参照して上述したような個々のターゲットラインの光電子的実施態様から、本発明によれば、所望のターゲットライン構成(数kのターゲットラインを含む)の実施態様が、ターゲットライン構成と調和した幾何学的形状の複数の光検出器セルを有するモノリシックに具現された光検出器装置を設けることによってもたらされる。以下でより詳細に説明するように、結像系が上記光検出器装置と共に用いられ、光検出器装置が結像系の像平面に配置されることで、結像系の物体平面に位置する飛翔体が像平面に位置する光検出器装置に結像される。
上記結像系について、図7a〜図9を参照してより詳細に説明する。第1に、上記ターゲットライン構成に関する限り、これは、4つのターゲットラインそれぞれに関して図4a及び図4bにおいて例として説明するように、その間隔h及びその指向角度(orientation angle)θによってパラメータ化されるターゲットラインセット{(h,θ),k=1,…K}を含む。
図4aは、光検出器セルの直線状配置を有する光検出器装置411、412、…の構造を示し、これには、光検出器装置への飛翔体の単純な(すなわち非複製(non-replicating))光学結像しか必要ない。それに対して、図4bは、光検出器セルの折り返し配置を有する光検出器装置421、422、…の構造を示し、これには光学的複製結像(optically replicating imaging)が必要である。必要な測定部を短縮でき、したがって結像系の像視野範囲も図4aにおける直線状配置と比べて縮小できる限り、図4bにおける折り返し配置は特に有利である。図5に単に概略的に示すように、結像経路(図5に「M」で示す)の数は、折り返し毎に1ずつ増える。
光検出器セルの数は、原理上は任意であり、例えばいずれの場合も(例えば、放物線状の飛翔の場合に又は円形路測定のために)高次の飛翔軌跡を測定するため及び/又は冗長測定によってパラメータの精度を向上させるために増やすことができる。さらに、図6a〜図6d、式(4)を参照して以下でさらに説明するようなターゲットライン構成は、式(8)からの

に関して最適化することができる。
以下で説明するように、本発明による光電子的実施態様が基づくターゲットライン構成は、適当な方法で選択又は最適化することができる。本発明のこのさらなる態様は、ターゲットラインの数及び幾何学的配置の両方が式(8)によるパラメータ再構成の「品質」に重要であるという考察に基づく。ターゲットライン構成の評価に関する品質基準として、以下では
のいわゆる
を利用し、これは、飛翔軌跡のパラメータセットの数学的明確性又は確定性の程度をいわば表すものである。飛翔軌跡のパラメータセットの確定性が良好であるほど、
の値が小さい。本発明を限定するものではないが、以下では単に例として、式(8)が以下の形態をとる4つのターゲットライン(K=4)を有する優決定ではない(non-overdetermined)最小構成について論じる。
種々のターゲットライン構成の評価を説明するために、図6a〜図6dにおける図を利用し、これらの図のそれぞれにおいて、4つのターゲットライン「A」、「B」、「C」、及び「D」を相互に異なる幾何学的形状で配置し、飛翔軌跡又は軌跡(又は概して「重心軌跡」)を同様に図示し「T」で示す。図6a〜図6dは、ターゲットライン「C」及び「D」を含むターゲットライン対の種々の指向角度に基づいて1行目、2行目、及び3行目に分割されている。示されている条件数は、重心軌跡に対する入射角間隔[−20°+20°]における平均値に相当する。この場合、
を有する「重心軌跡」は、両側が制限されたパラメータ間隔の中心にある軌跡を意味すると理解すべきであり、
に対応する。
詳細には、図6aのターゲットライン構成は、重心軌跡に対して垂直な対を含む対毎に平行なターゲットラインを有し、図6bのターゲットライン構成は、重心軌跡に対して45°の向きの対を含む対毎に垂直なターゲットラインを有し、図6cのターゲットライン構成は、重心軌跡に対して垂直な向きの一対のターゲットライン及び相互に垂直な一対のターゲットラインを有する。図6dのターゲットライン構成は、図6cのものに実質的に対応し、相互に平行なターゲットラインが重心軌跡に対して45°の角度で延びる。特に以下の見識を図6a〜図6dから読み取ることができる。
・最小構成において相互に平行に延びることができるターゲットラインは2本以下である(図6dの中間行における3本の平行なターゲットラインを有する構成は、劣決定(underdetermined)である)。
・最適な構成は、重心軌跡に対して45°及び−45°の向きの対毎に平行なターゲットラインを有する、図6bの中間行における配置に相当する。
・重心軌跡に対して垂直な一対のターゲットラインを有する図6a及び図6cの中間行それぞれにおける構成は、条件数に関して相互にほとんど異ならず、この場合は上記光学的構成(optical configuration)よりも2倍劣る。しかしながら、図6a及び図6cの中間行それぞれにおける配置の1つの利点は、これらが(x軸に沿った)既知の飛翔方向に関する問題の軽減(reduced problem)を最適に支援することである。
すでに述べたように、本発明による測定装置では、結像系を用いて結像系の物体平面に位置する飛翔体を結像系の像平面に位置する光検出器装置に結像する。図7a及び図7bは、いずれの場合も本発明による測定装置内で実現される1つの可能な結像ビーム経路の概略図を単なる例として示す。
図7aに示す結像系700は、フーリエ構成の対物レンズ素子群710と、両側テレセントリックであり中間像をIMIで示す中間像平面に生成する望遠鏡720と、同様にフーリエ構成の結像レンズ素子群730とを有する。望遠鏡720内の中間像平面IMIを用いることで、絞りを用いて望ましくない寄生光及び外乱反射を抑制することができる。飛翔軌跡上の3つの点xobj=0、xobj=+x、及びxobj=−xを表す3つの結像ビーム経路が示されている。飛翔体の(例えば、マイクロリソグラフィ用のEUVレーザプラズマ源においてプラズマ状態を得るスズドロップレットの)、物体平面OP内で図示の座標系におけるx方向に延びる飛翔軌跡は、結像系700によって拡大して光検出器装置780に結像される。光検出器装置780は、図7aの例示的な実施形態では折り返しではなく、4つのターゲットラインを有する。
すでに説明したように、折り返しターゲットライン配置を有する光検出器装置の場合、結像系を通過する結像ビーム経路を適当な方法でさらに複製する必要がある。図7bは、複製結像系750の同様に単に例示的な構造を示し、図7aと比べて類似の又は実質的に機能的に同一のコンポーネントは、「5」を足した参照符号で示す。
図7bの結像系750におけるビーム経路の複製は、ビーム分割原理を用いて回折格子によって行われ、したがって十分に単色な光の場合の使用に特に適している。図7bの結像系が図7aの結像系と異なるのは、回折構造745が像側瞳平面PP2に挿入されている点のみである。単純な複製を実現するために、特に、1:1のデューティ比及び位相偏移πを有する2値位相格子を利用することができ、これは、例えばいずれの場合も光パワーの41%を1次回折に集中させ、理想的には0次を完全に又は少なくとも実質的に排除する。
測定結果が例えば製造欠陥により存在する寄生的な0次回折によって改悪されるのを防止するために、図7bに示す光検出器装置785には、「有効回折次数」(すなわち、+1次及び−1次の回折)をカバーする2つの検出領域間に対応する中央区域が設けられる。回折構造745又はビーム分割用格子は、アクセス可能な物体側又は像側瞳平面に配置される。格子の向きは、好ましくは、図7bに示すように、スプリッティングが重心軌跡に対して垂直に行われる、すなわち図示の座標系のy方向に行われるようにここでは選択される。
さらに他の実施形態では、図7bを参照して説明した構造を(図5の方式に従った)多重折り返しマルチセルフォトダイオードに拡張することもできる。この場合、回折構造745又はビーム分割用格子の適当な設計は、いずれの場合も十分に同一な強度が全ての有効回折次数に集中することを確実にすべきである。
上述の「折り返し構造の」光検出器装置と併せてそれぞれ適している実施形態を、次に図8及び図9をそれぞれ参照して以下で説明する。
図8は、本発明の一実施形態における本発明による測定装置の可能な構造を説明する概略図を示す。
図8によれば、平行ビームが望遠鏡810の第1レンズ素子811に入射する。このビームは、最初に第1レンズ素子811によって集束され、望遠鏡810の第2レンズ素子812によって再度(第1レンズ素子811に入射する前の元のビーム断面と比べて縮小されたビーム断面で)コリメートされる。望ましくない外乱反射、スペックルパターン等を排除するための空間フィルタ815が、レンズ素子811、812間に位置する。光伝播方向で望遠鏡810の下流にある瞳平面PPには、最初に(開口数を規定又は制限するための)開口絞り820と、続いて入射ビームを(+1)次及び(−1)次回折に対応する2つの部分ビームに分割するための格子830とが位置することにより、上述の折り返しを実現する。偏向ミラー840の下流で、これらの(+1)次及び(−1)次又は回折(orders or diffraction)の2つのビームがフーリエレンズ素子850に入射し、その結果として2つのビームは偏向プリズム860及び870を経て光検出器装置880及びカメラ890へ指向される。光検出器装置880は、0次回折用の隙間を有する。カメラ890が記録した像は、例えばアライメント目的で用いることができる。
図9は、本発明による測定装置のさらに別の可能な実施形態を説明する概略図を示し、図9では、図8の装置と比べて類似の又は実質的に機能的に同一のコンポーネントは、「100」を足した参照符号で示す。図9の構造は、ビームスプリッタの使用に基づくものであり、図8の構造で用いた格子830が単色で動作するので、図8の構造が実際には単色光の場合に適しているが(格子830により生じる色収差に起因して)広帯域光にはあまり適していないという状況を考慮している。
図9によれば、装置に入射する平行ビームは、最初にビームスプリッタ905によって2つの部分ビームに分割される。図9の構造は、高精度の必要性に起因して種々のセンサへのビーム指向が阻止されるという状況を考慮している。実際には、折り返し光検出器装置980への結像を(特に、例えばスケール差を回避するために)単一の光学ユニットによって実現する必要がある。この目的で、図9によれば、ビーム分割が望遠鏡910の上流で実際に行われる。結果として発生した部分ビームは、軸外に、且つ平行にずれて図9の結像系900を通る。(通常はフーリエ光学ユニットの焦点面内の共通の焦点に集束する)2つの部分ビームの分離は、部分ビームの相対的な傾きの導入によって行われる。この目的で、ビームスプリッタ群全体及び/又は当該群を形成する2つのビームスプリッタの一方を、通常の配置(90°及び45°)に対して傾けることができる。
本発明を特定の実施形態に基づいて説明したが、多数の変形形態及び代替的な実施形態が、例えば個々の実施形態の特徴の組み合わせ及び/又は交換によって当業者には明らかである。したがって、当業者には言うまでもなく、かかる変形形態及び代替的な実施形態は、本発明に付随的に包含され、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその等価物の意味の範囲内でのみ制限される。

Claims (13)

  1. 飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置であって、
    モノリシック構造の複数の光検出器セルを含む少なくとも1つの光検出器装置(411、412、421、422、780、785、880、980)であり、
    厳密に1つの結像系(700、750、800、900)を割り当てられ、前記結像系は、該測定装置の動作中に、前記結像系の物体平面(OP)に位置する飛翔体を前記結像系の像平面(IP)に位置する前記光検出器装置にいずれの場合も結像する
    光検出器装置(411、412、421、422、780、785、880、980)と、
    通過時点を測定する時間測定デバイスであり、前記通過時点のそれぞれが、前記結像系の前記像平面(IP)に生成される飛翔体の像がいずれの場合も前記光検出器装置(411、412、421、422、780、785、880、980)の相互に隣接する光検出器セル間のセル境界を越える時点に相当する時間測定デバイスと
    を備えた測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置において、前記結像系は、前記像平面(IP)に前記飛翔体の少なくとも2つの像を生成する複製結像系(750、800、900)として構成されることを特徴とする測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の測定装置において、前記結像系(750、800)は、少なくとも1つの回折構造(745、830)を有することを特徴とする測定装置。
  4. 請求項3に記載の測定装置において、前記回折構造(745、830)は、前記結像系(750、800)の瞳平面に配置されることを特徴とする測定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の測定装置において、前記結像系(900)は、少なくとも1つの光ビームスプリッタ(905)を有することを特徴とする測定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の測定装置において、前記結像系(750)は、少なくとも1つの中間像を有することを特徴とする測定装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の測定装置において、前記光検出器セルは、フォトダイオードとして構成されることを特徴とする測定装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の測定装置において、前記光検出器装置は、相互に隣接する光検出器セル間の少なくとも1つのセル境界が該測定装置の動作中に飛翔体の重心軌跡に関して45°±5°の角度で延びるように構成されることを特徴とする測定装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の測定装置において、前記光検出器装置(411、412、421、422、780、785、880、980)は、相互に隣接する光検出器セル間の第1セル境界及び相互に隣接する光検出器セル間の少なくとも第2セル境界が相互に平行に延びるように構成されることを特徴とする測定装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の測定装置において、該測定装置は、前記飛翔体の軌跡の制御、前記飛翔体に作用する照射野の制御、及び/又は前記飛翔体に作用する実体の制御のための制御ループに組み込まれることを特徴とする測定装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の測定装置において、前記結像系(800、900)の結像ビーム経路に少なくとも1つのカメラ(890、990)をさらに備えたことを特徴とする測定装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の測定装置において、該測定装置は少なくとも2つの結像系(700、750、800、900)を備え、いずれの場合もモノリシック構造の複数の光検出器セルを備えた光検出器装置(411、412、421、422、780、785、880、980)が、前記結像系のそれぞれの前記像平面(IP)にいずれの場合も配置されることを特徴とする測定装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の測定装置において、該測定装置は、マイクロリソグラフィ投影露光装置のレーザプラズマ源、特にEUV源のターゲットドロップレットの軌跡を求める際に使用するよう構成されることを特徴とする測定装置。
JP2016534975A 2013-11-29 2014-11-14 飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置 Active JP6422496B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102013224583.1A DE102013224583A1 (de) 2013-11-29 2013-11-29 Messanordnung zur Verwendung bei der Trajektorienbestimmung fliegender Objekte
DE102013224583.1 2013-11-29
PCT/EP2014/074576 WO2015078705A1 (en) 2013-11-29 2014-11-14 Measuring arrangement for use when determining trajectories of flying objects

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017500556A JP2017500556A (ja) 2017-01-05
JP6422496B2 true JP6422496B2 (ja) 2018-11-14

Family

ID=52006976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016534975A Active JP6422496B2 (ja) 2013-11-29 2014-11-14 飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20160350935A1 (ja)
EP (1) EP3074820B9 (ja)
JP (1) JP6422496B2 (ja)
DE (1) DE102013224583A1 (ja)
TW (1) TWI582449B (ja)
WO (1) WO2015078705A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014208792A1 (de) 2014-05-09 2015-11-12 Carl Zeiss Smt Gmbh System und Verfahren zur Analyse eines von einer Strahlführungsoptik geführten Lichtstrahls
DE102018216344A1 (de) * 2018-09-25 2020-03-26 Carl Zeiss Smt Gmbh Abstützung eines optischen elements
DE102019131327A1 (de) * 2019-11-20 2021-05-20 Carl Zeiss Smt Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Messung von Substraten für die Halbleiterlithographie

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1936984A1 (de) * 1969-07-21 1971-02-04 Sick Erwin Fa Treffbildscheibe
DE3705142A1 (de) * 1987-02-18 1988-09-01 Ingbuero Fuer Elektro Mechanis Einrichtung zur selbsttaetigen elektronischen messung und anzeige der trefferablagen von geschossen, wurfkoerpern, flugkoerpern u. dgl.
JP3197074B2 (ja) * 1992-10-06 2001-08-13 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 光学式速度検出装置
CN1367754A (zh) * 1999-08-26 2002-09-04 Otm技术有限公司 边缘检测器
DE10339495B4 (de) * 2002-10-08 2007-10-04 Xtreme Technologies Gmbh Anordnung zur optischen Detektion eines bewegten Targetstromes für eine gepulste energiestrahlgepumpte Strahlungserzeugung
DE60335595D1 (de) * 2002-11-12 2011-02-17 Asml Netherlands Bv Lithographischer Apparat mit Immersion und Verfahren zur Herstellung einer Vorrichtung
US7087914B2 (en) * 2004-03-17 2006-08-08 Cymer, Inc High repetition rate laser produced plasma EUV light source
DE102005021476A1 (de) * 2004-12-22 2006-07-06 Luigs & Neumann Feinmechanik Und Elektrotechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Erfassung der relativen Auftreffpositionen sowie physikalischer Größen von Mikropartikeln
US7518703B2 (en) * 2005-06-28 2009-04-14 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and method
US7342670B2 (en) * 2005-10-19 2008-03-11 Labcoat, Ltd. In-flight drop location verification system
JP2008122272A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Yumex Inc ズレ検知装置またはズレ検知方法
JP2010103499A (ja) * 2008-09-29 2010-05-06 Komatsu Ltd 極端紫外光源装置および極端紫外光生成方法
US8969838B2 (en) * 2009-04-09 2015-03-03 Asml Netherlands B.V. Systems and methods for protecting an EUV light source chamber from high pressure source material leaks
WO2011071366A1 (en) * 2009-12-08 2011-06-16 Maypa B.V. Wideband optical position sensor with normalization
DE102010015045B4 (de) * 2010-04-15 2015-03-05 Airbus Defence and Space GmbH Verfahren und System zur Bestimmung von Trajektorien sich schnell bewegender Objekte oder Geschosse mittels eines zeitlich-wellenlängencodierten Detektionsraumes
JP5802465B2 (ja) * 2010-10-29 2015-10-28 ギガフォトン株式会社 ドロップレット生成及び検出装置、並びにドロップレット制御装置
JP6168760B2 (ja) * 2012-01-11 2017-07-26 ギガフォトン株式会社 レーザビーム制御装置及び極端紫外光生成装置
DE102012006529A1 (de) * 2012-03-29 2013-10-02 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zur Erfassung von Projektilen

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017500556A (ja) 2017-01-05
WO2015078705A1 (en) 2015-06-04
TWI582449B (zh) 2017-05-11
TW201525505A (zh) 2015-07-01
EP3074820A1 (en) 2016-10-05
EP3074820B1 (en) 2017-09-20
US20160350935A1 (en) 2016-12-01
EP3074820B9 (en) 2017-12-27
DE102013224583A1 (de) 2015-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6576435B2 (ja) ビーム誘導光学系から誘導される光線を分析するためのシステム及び方法
US9091534B2 (en) Measuring apparatus, measuring method, and method of manufacturing an optical component
KR102598505B1 (ko) 이미징 광학 시스템용 측정 방법 및 측정 배열체
US11099400B2 (en) Beam propagation camera and method for light beam analysis
US9030661B1 (en) Alignment measurement system
US10006807B2 (en) Apparatus for determining an optical property of an optical imaging system
US10025079B2 (en) Actinic, spot-scanning microscope for EUV mask inspection and metrology
JP6422496B2 (ja) 飛翔体の軌跡を求める際に使用する測定装置
CN106716256A (zh) 照射系统
TW201807389A (zh) 決定波前像差的測量系統
US11920977B2 (en) Metrology system and method for measuring an excitation laser beam in an EUV plasma source
JP2014511997A (ja) 光学デバイス
US10605654B2 (en) Method and device for beam analysis
JP7376468B2 (ja) 放射源
KR20200061339A (ko) 광학계의 파면 효과를 분석하는 방법 및 조립체
CN113767336A (zh) 使用机械滤波器的量测装置和方法
US20240102855A1 (en) Device and Method for Determining a Focal Point
TWI853016B (zh) 使用機械濾光器之度量衡裝置及方法
JP2005172454A (ja) 斜入射スリット回折干渉計
JPH10221030A (ja) 非球面形状測定装置
JP2003227779A (ja) 位相測定方法及び位相測定装置
JP2015087198A (ja) 計測装置及び計測方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6422496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250