JP6422146B1 - ヘッドホンカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドホンカバーの開口周縁部において生地が摩擦による劣化によって破れてしまうことを防止できるようにする。【解決手段】伸縮性のある生地10の周縁部11を全周にわたって裏側に折り返し、当該裏側に開口部12を形成して成るヘッドホンカバーにおいて、開口部12の周縁に当たる開口周縁部の生地に平ゴム20を縫い付けることにより、従来のようにゴムを保持するためにゴムの周りを生地で覆う必要をなくし、ヘッドホンカバーの開口周縁部において生地20が摩擦による劣化によって破れてしまうことを防止できるようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドホンの耳あてに被せて使用するヘッドホンカバーに関するものである。
従来、ヘッドホンの耳あてに被せて使用するヘッドホンカバー(イヤーパッドともいう)が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載されているように、従来のヘッドホンカバーは、伸縮性のある生地の周縁部付近にゴムを当て、当該生地の周縁部を折り返してゴムを生地で覆う状態にして、当該生地の周縁部を筒状に縫い付けることによって構成されていた。
しかしながら、ヘッドホンカバーは普通、音を通しやすくするために薄い生地で形成されるため、日々の使用に伴う摩擦によって生地が劣化しやすい。特に、ゴムを生地で覆っているヘッドホンカバーの開口周縁部では、その生地が摩擦による劣化によって破れやすいという問題があった。
また、ヘッドホンの耳あてには様々な大きさがあり、それらの大きさに合わせて異なるタイプのヘッドホンカバーを用意するのが普通である。伸縮性のある生地やゴムを使用しているとはいえ、ゴムを覆っている周縁部の縫製に使用される糸には伸縮の限界があるため、その糸の伸びの限界を超える大きさのヘッドホンには使うことができない。そのため、種々の大きさのヘッドホンに合わせて数多くの大きさのヘッドホンカバーを用意しなければならないという問題があった。
実開昭60−176719号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ヘッドホンカバーの開口周縁部において生地が摩擦による劣化によって破れてしまうことを防止できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、1種類のヘッドホンカバーをできるだけ多くの大きさのヘッドホンに使用できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、伸縮性のある生地の周縁部を全周にわたって一の面側に折り返し、当該一の面側に開口部を形成して成るヘッドホンカバーにおいて、開口部の周縁に当たる開口周縁部の生地に対し、糸によって平ゴムを縫い付けている。
本発明の他の態様では、縫い付けに使用する糸の長さを、平ゴムの最も縮んでいる状態での全周の長さよりも長くなるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ヘッドホンカバーの開口周縁部に平ゴムを縫い付けているので、従来のようにゴムを保持するためにゴムの周りを生地で覆う必要がない。これにより、ヘッドホンカバーの開口周縁部は薄手の生地に比べて摩擦に強い平ゴムにより形成され、開口周縁部において生地が摩擦による劣化によって破れてしまうことを防止することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、平ゴムが最も縮んでいる(伸びていない)状態では糸が弛んだ状態となっていて、糸が弛んだ状態から弛みのない状態となるまでの伸び代がある分、糸自体の伸びの限界を超えて平ゴムを伸ばすことができる。これにより、1種類のヘッドホンカバーをできるだけ多くの大きさのヘッドホンに使用することができる。
本実施形態によるヘッドホンカバーの構成例を示す平面図である。 本実施形態によるヘッドホンカバーの構成例を示す底面図である。 本実施形態によるヘッドホンカバーの構成例を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本実施形態によるヘッドホンカバーの構成例を示す図であり、図1は平面図、図2は底面図、図3は側面図を示している。本実施形態のヘッドホンカバーは伸縮性を有していて変形可能であるが、図1〜図3は外力が加えられていない定常状態におけるヘッドホンカバーの形状を示している。
図1〜図3に示すように、本実施形態のヘッドホンカバーは、円形で伸縮性のある生地10の周縁部11を全周にわたって平面側(表側)から底面側(裏側)に折り返し、当該底面側に開口部12を形成した構成となっている。この開口部12からヘッドホンの耳あてを挿入することにより、ヘッドホンの耳あてをヘッドホンカバーで覆うようになされている。
本実施形態のヘッドホンカバーは、開口部12の周縁に当たる開口周縁部の生地、つまり、折り返した円形の生地10の端部に対し、糸によって平ゴム20を縫い付けた構成としている。ここで使用する糸は、伸縮性を有するものであることが好ましい。平ゴム20を用いているのは、丸ゴムに比べて、生地10に対して合わせ縫いを容易に行うことができるからである。
縫い付ける糸の長さは、平ゴム20の最も縮んでいる状態での全周の長さ(図2に示す定常状態での平ゴム20の円周の長さ)よりも長くする。そして、平ゴム20の長手方向(円周方向)に略平行に糸を縫い付ける。具体的には、平ゴム20を伸ばした状態にして、伸ばしていない状態の生地10の端部と平ゴム20とを合わせ縫いしていく。
また、伸ばしていない状態での平ゴム20の円周の長さよりも、伸ばしていない状態での生地10の端部の円周の長さの方が長くなるようにサイズが設定されている。これにより、平ゴム20を伸ばした状態で生地10に縫い付けた後、伸ばすのをやめて図2のような定常状態に戻すと、生地10の周縁部11が平ゴム20の力で縮められて皺13が生じた状態となる。つまり、生地10の周縁部11が弛んだ状態で平ゴム20に縫い付けられた状態となる。
このように、本実施形態のヘッドホンカバーでは、ヘッドホンカバーの開口周縁部に平ゴム20を縫い付けているので、従来のようにゴムを保持するためにゴムの周りを生地で覆う必要がない。これにより、ヘッドホンカバーの開口周縁部は薄手の生地10に比べて摩擦に強い平ゴム20により形成され、開口周縁部において生地10が摩擦による劣化によって破れてしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、縫製に使用する糸の長さを定常状態における平ゴム20の全周の長さよりも長くしているので、平ゴム20が最も縮んでいる(伸びていない)状態では糸が弛んだ状態となっていて、糸が弛んだ状態から弛みのない状態となるまでの伸び代がある分、糸自体の伸びの限界を超えて平ゴム20を伸ばすことができる。これにより、1種類のヘッドホンカバーをできるだけ多くの大きさのヘッドホンに使用することができる。
なお、上記実施形態では、生地10の形状が円形である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、生地10の形状は楕円形、三角形や四角形、あるいは五角形以上の多角形であってもよい。
また、上記実施形態では、平ゴム20を伸ばした状態にして、生地10の端部と平ゴム20とを合わせ縫いしていく例について説明したが、縫製の仕方はこれに限定されない。例えば、平ゴム20は伸ばさずに縮んだ状態としたまま、生地10の周縁端部をプリーツ状に弛ませて、糸を弛ませながら縫い付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、平ゴム20の長手方向に略平行に糸を縫い付ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、平ゴム20の長手方向から所定角度を付けて糸をジグザグに縫い付けるようにしてもよい。このようにすれば、縫い付ける糸の長さと、平ゴム20の最も縮んでいる状態での全周の長さとの差をより大きくすることができる。
また、上記実施形態では、伸ばしていない状態での平ゴム20の円周の長さよりも、伸ばしていない状態での生地10の端部の円周の長さの方が長くなるようにサイズを設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、生地10自体も伸縮性を有しているので、平ゴム20と同等またはそれ以上に伸びることが可能な生地10を用いた場合には、上記の長さが略同じとなるようにしてもよい。
一方、生地10よりも平ゴム20の方が伸縮性が大きい場合は、生地10の伸びの限界を超えて平ゴム20を伸ばすことができるようにするのが好ましい。すなわち、上記実施形態のように、平ゴム20の円周の長さよりも生地10の端部の円周の長さの方が長くなるようにし、生地10の周縁部11を弛ませた状態で平ゴム20に縫い付けるのが好ましい。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 生地
11 周縁部
12 開口部
13 皺
20 平ゴム

Claims (4)

  1. 伸縮性のある生地の周縁部を全周にわたって一の面側に折り返し、当該一の面側に、ヘッドホンの耳あてを挿入するための開口部を形成して成るヘッドホンカバーであって、
    上記開口部の周縁に当たる開口周縁部の生地に対し、糸によって平ゴムを縫い付けることにより、折り返した上記生地の端部である上記開口周縁部から上記生地が存在しない方向へ上記平ゴムが突出するように構成し、
    上記糸の長さは、上記平ゴムの最も縮んでいる状態での全周の長さよりも長く、上記平ゴムの最も縮んでいる状態で上記糸が弛んでいることを特徴とするヘッドホンカバー。
  2. 上記糸が上記平ゴムの長手方向に略平行に縫い付けられていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドホンカバー。
  3. 上記糸が上記平ゴムの長手方向から所定角度を付けてジグザグに縫い付けられていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドホンカバー。
  4. 上記平ゴムの最も縮んでいる状態での全周の長さより、伸ばされていない状態での上記生地の端部の全周の長さの方が長くなるようにサイズが設定されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドホンカバー。
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