JP6421663B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
この空気調和機60は室内機2と室外機70とが通信接続されている。室外機70は図示しない220ボルト(実効値)の交流電源のR相に接続される入力端21とS相に接続される入力端22とT相に接続される入力端23と、これらの各端子に接続されるフィルタ回路24と、このフィルタ回路24を介して入力端21と入力端22と入力端23と対応して入力端25aと入力端25bと入力端25cがそれぞれ接続される三相用の整流器25を備えている。
また、電磁接触器27は駆動電圧が印加されるコイル27aとコイル27aで発生する磁力により開閉される接点27bを備えている。
このような室外機給電型の室外機70は図示しないブレーカで交流電源が投入されると、平滑コンデンサ30へ流れ込む突入電流が減少した後に突入電流防止部80で電磁接触器27が駆動され、次に交流電源が投入されるまで電磁接触器27はその状態、つまり、接点27bを閉のまま維持している。
このため、コイル27aに駆動電流が流れている場合、可動鉄心が固定鉄心から離れた状態ではコイル27aに流れる電流が最も大きくて吸引力は最も弱いが、固定鉄心が可動鉄心を吸引後は吸引力が最も強くなり、コイル27aに流れる電流は最も小さくなる性質がある。
従ってこのような電磁接触器27内の固定鉄心から可動鉄心が離れてしまう現象、例えば交流電源の電圧低下や欠相などが発生した場合、すぐに空気調和機の運転を中止する必要がある。
この負荷制御装置は電磁接触器の主接点の状態を監視するため、補助接点に検出用の電圧を印加しており、この印加電圧を監視することで補助接点がチャタリング状態になったり、完全に接点が離れた場合にユーザーにエラーを通知するようになっている。
しかしながら、図5の空気調和機は家庭用でなくビルなどに設置される業務用として使用される場合が多く、夜間や休日ではユーザーが不在となる場合もある。このようなユーザー不在の場合に電源電圧が低下して前述した電磁接触器の接点が離れる現象が発生した場合、空気調和機からこの発生を通知したとしても、ユーザーによって空気調和機の電源を切るなどの対応ができなかった。
入力された交流電圧を整流して出力する整流器と、
前記整流された電圧を平滑する平滑コンデンサと、
前記整流器と前記平滑コンデンサとの間に直列に接続された抵抗と、
前記抵抗の両端を短絡/開放する接点が備えられ前記交流電圧である駆動電圧で駆動される電磁接触器と、
前記駆動電圧を接続/切断するリレーを駆動するリレー駆動部と、
前記平滑コンデンサの両端電圧、もしくは、前記抵抗の両端電圧を検出する電圧検出部と、
前記平滑コンデンサの両端電圧を用いてモータを駆動するモータ制御部と、
前記モータの運転/停止を制御する運転指示信号を出力する制御部と、
前記電磁接触器を前記駆動電圧による過電流から保護する電磁接触器保護手段とを備え、
前記電磁接触器保護手段は、
前記電磁接触器の駆動中における前記電磁接触器の接点の開放を前記電圧検出部で検出した電圧に基づいて検出する電磁接触器異常開放検出手段と、
前記リレー駆動部を制御するリレー制御手段と、
前記運転指示信号の前記モータ制御部への出力を禁止/許可する運転許可手段とを備え、
前記リレー制御手段は、前記モータが停止中は前記駆動電圧を切断し、前記モータが運転中の場合は前記駆動電圧を接続し、
前記電磁接触器異常開放検出手段は、前記モータが運転中に前記接点の開放が発生した場合、前記リレー制御手段を介して前記駆動電圧を切断すると共に、前記モータ制御部による前記モータの運転を前記運転許可手段を介して禁止させる。
請求項1に係わる発明は、電磁接触器保護手段がモータの運転中に電磁接触器を介して抵抗の両端を短絡し、モータの停止中に抵抗の両端を開放し、モータが運転中の時に電磁接触器の接点開放が発生した場合、電磁接触器の駆動電圧を切断すると共に、モータの運転を禁止する。
このため、従来の空気調和機に備えられている回路を流用することでコストアップを招くことなく、また、空気調和機を停止している時には電磁接触器の駆動を行なわないため、電磁接触器の接点が離れることによる過電流を防止することができる。
この空気調和機1は室内機2と室外機3とが通信接続されている。室外機3は図示しない220ボルト(実効値)の交流電源のR相に接続される入力端21とS相に接続される入力端22とT相に接続される入力端23と、これらの各端子に接続されるフィルタ回路24と、このフィルタ回路24を介して入力端21と入力端22と入力端23と対応して入力端25aと入力端25bと入力端25cがそれぞれ接続される三相用の整流器25を備えている。
また、電磁接触器27は駆動電圧が印加されるコイル27aとコイル27aで発生する磁力により開閉される接点27bを備えている。
電磁接触器保護手段40は、DC電圧値が入力される突入電流減少監視手段41と、DC電圧値が入力される電磁接触器異常開放検出手段44と、リレー駆動部39を制御するリレー制御手段42と、入力されたインバータ運転指示信号のインバータ制御部37への出力、及び、入力されたファンモータ運転指示信号のファンモータ制御部35への出力を禁止/許可する運転許可手段47と、入力された信号を所定の遅延時間(30ミリセカンド)だけ遅延させる電磁接触器動作完了待手段43と、論理和手段45(オア回路)と、論理積手段46(アンド回路)と、論理否定手段48(ノット回路)を備えている。なお、各手段は室外機制御部38が制御している。
突入電流減少監視手段41は、DC電圧値を常に監視しており、入力されたDC電圧値が予め定めた所定電圧(250ボルト)以上になると平滑コンデンサ30に流れ込む突入電流が減少していると判断し、突入電流が減少したことを示す突入電流減少信号をローレベルからハイレベルにする。なお、この所定電圧は実験的に測定した突入電流とDC電圧値との関係から予め決定する。
このように電磁接触器異常開放検出手段44は、時間的に近接している2つの時刻でDC電圧値をそれぞれ測定し、その電圧の差、つまり、抵抗28の両端電圧を擬似的に測定し、抵抗28の両端電圧が所定電圧以上になることを検出することで電磁接触器27の接点27bの異常開放を検出している。
運転許可手段47は運転許可信号がローレベルとなったため、図4(8)と図4(9)に示すようにt27でインバータ運転信号とファンモータ運転信号を共にローレベルにして出力する。この結果、モータ33とファンモータ36の運転が中止され、電磁接触器27の接点27bが開であっても抵抗28には大きな電流が流れなくなる。
この場合は夜間や休日と異なり、空気調和機1の運転を開始させたユーザーがいるため、適切な障害対応を受けることができる。
2 室内機
3 室外機
21 入力端
22 入力端
23 入力端
24 フィルタ回路
24a コンデンサ
24b コンデンサ
24c コンデンサ
25 整流器
25a 入力端
25b 入力端
25c 入力端
25d 出力端
25e 出力端
26 リレー
27 電磁接触器
27a コイル
27b 接点
28 抵抗
29 電圧検出部
30 平滑コンデンサ
31 制御用電源部
32 インバータ
32a 入力端
32b 入力端
33 モータ
34 A/D変換部
35 ファンモータ制御部
36 ファンモータ
37 インバータ制御部
38 室外機制御部
39 リレー駆動部
40 電磁接触器保護手段
41 突入電流減少監視手段
42 リレー制御手段
43 電磁接触器動作完了待手段
44 電磁接触器異常開放検出手段
45 論理和手段
46 論理積手段
47 運転許可手段
48 論理否定手段
70 室外機
Claims (1)
- 入力された交流電圧を整流して出力する整流器と、
前記整流された電圧を平滑する平滑コンデンサと、
前記整流器と前記平滑コンデンサとの間に直列に接続された抵抗と、
前記抵抗の両端を短絡/開放する接点が備えられ前記交流電圧である駆動電圧で駆動される電磁接触器と、
前記駆動電圧を接続/切断するリレーを駆動するリレー駆動部と、
前記平滑コンデンサの両端電圧、もしくは、前記抵抗の両端電圧を検出する電圧検出部と、
前記平滑コンデンサの両端電圧を用いてモータを駆動するモータ制御部と、
前記モータの運転/停止を制御する運転指示信号を出力する制御部と、
前記電磁接触器を前記駆動電圧による過電流から保護する電磁接触器保護手段とを備え、
前記電磁接触器保護手段は、
前記電磁接触器の駆動中における前記電磁接触器の接点の開放を前記電圧検出部で検出した電圧に基づいて検出する電磁接触器異常開放検出手段と、
前記リレー駆動部を制御するリレー制御手段と、
前記運転指示信号の前記モータ制御部への出力を禁止/許可する運転許可手段とを備え、
前記リレー制御手段は、前記モータが停止中は前記駆動電圧を切断し、前記モータが運転中の場合は前記駆動電圧を接続し、
前記電磁接触器異常開放検出手段は、前記モータが運転中に前記接点の開放が発生した場合、前記リレー制御手段を介して前記駆動電圧を切断すると共に、前記モータ制御部による前記モータの運転を前記運転許可手段を介して禁止させることを特徴とする空気調和機。
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JP2015060657A JP6421663B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 空気調和機 |
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ID=57131198
Family Applications (1)
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JP2015060657A Active JP6421663B2 (ja) | 2015-03-24 | 2015-03-24 | 空気調和機 |
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2015
- 2015-03-24 JP JP2015060657A patent/JP6421663B2/ja active Active
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