JP6421610B2 - 送風機 - Google Patents

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本発明は、アウターロータ型の電動機にてファンを駆動する送風機に関するものである。
従来、この種の送風機として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された送風機は、アウターロータ内に冷却風を導入して電動機を冷却するために、冷却風を排出させる排出口、およびアウターロータ内に空気流れを発生させる送風突起が、有底円筒状のヨークの底部に形成されている。また、送風突起は、ヨークの底部の排出口部分を略直角に切り起こすことによって形成されている。
特開2012−110130号公報
しかしながら、従来の送風機のように、ヨークの底部の排出口部分を切り起こすことによって送風突起を形成する場合、送風突起の大きさは排出口の大きさの制約を受けるため、送風突起を大きくすることが困難である。したがって、送風効果が小さく、電動機の冷却が不十分な場合があった。
本発明は上記点に鑑みて、ファンを駆動するアウターロータ型の電動機の冷却性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、有底円筒状のファンボス(21)の外周側に羽根(22)を有するファン(2)と、有底円筒状のヨーク(141)の内周側に永久磁石(142)が固定され、ファンボスの内側に配置されてファンと一体に回転するアウターロータ(14)と、アウターロータの内側に配置されたステータ(15)とを備え、ヨークは、アウターロータ内に導入された冷却風をファンボスとヨークとの間の冷却風通路(3)に排出させる排出口(143)を備え、ファンボスは、ファンボスの内壁面からヨーク側に向かって突出して、冷却風通路内に空気流れを発生させる冷却リブ(23)が、排出口に近接して複数設けられており、複数の冷却リブそれぞれは、冷却リブにおける送風機径方向内側の端部(231)が、排出口に対して、送風機径方向に重ならない位置に配置されていることを特徴とする。
これによると、ヨークに排出口を設け、ファンボスに冷却リブを設けるため、排出口の大きさの制約を受けることなく、冷却リブを大きくすることができる。したがって、冷却風の流量を十分に確保して、ファンを駆動するアウターロータ型の電動機の冷却性を向上させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る送風機を示す断面図である。 図1の送風機におけるファンボス、冷却リブ、およびヨークのA矢視図である。 第1実施形態に係る送風機の変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る送風機を示す断面図である。 図4の送風機におけるファンボス、冷却リブ、およびヨークのC矢視図である。 第2実施形態に係る送風機の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1、図2に示すように、送風機は、アウターロータ型の電動機1と、この電動機1に回転駆動されて空気流れを発生させるファン2を備えている。
電動機1は、ハウジング11、シャフト12、ベアリング13、アウターロータ14、およびステータ15を備えている。
ハウジング11に円柱状のシャフト12が固定され、このシャフト12に2個のベアリング13が固定されている。
アウターロータ14は、金属製の有底円筒状のヨーク141と、ヨーク141の内周側に固定された永久磁石142とからなり、ベアリング13を介してシャフト12に回転自在に固定されている。
ステータ15は、鉄心151にコイル152が巻装されて構成され、アウターロータ14の内側に配置されてハウジング11に固定されている。
アウターロータ14の開口側端部とハウジング11との隙間から、アウターロータ14内に冷却風が導入されるようになっている。そして、ヨーク141における円筒部と底部との境界部には、アウターロータ14内に導入された冷却風を後述する冷却風通路に排出させる排出口143が、送風機回転方向に沿って等間隔に複数個形成されている。
ファン2は、有底円筒状のファンボス21と、ファンボス21の外周側に配置された板状の多数の羽根22と、ファンボス21の内周側に配置された板状の複数の冷却リブ23を備えている。ファンボス21と、羽根22と、冷却リブ23は、樹脂にて一体成形されている。
ファンボス21の内側にアウターロータ14が配置され、ファンボス21の円筒部とヨーク141の円筒部との間に、排出口143から排出された冷却風の通路となる冷却風通路3が形成されている。
また、ファンボス21とヨーク141が接合されて、ファン2とアウターロータ14が一体的に回転するようになっている。
ファン2は、送風機軸方向の空気流れを発生させる軸流ファンであり、羽根22は、送風機回転方向に沿って等間隔に配置されるとともに、ファンボス21の外周面からファンボス21の径方向外側に向かって延びている。
冷却リブ23は、冷却風通路3内に空気流れを発生させるものであり、排出口143と同数設けられ、送風機回転方向に沿って等間隔に配置されている。
また、冷却リブ23は、ファンボス21における円筒部の内壁面からヨーク141の円筒部に向かって突出している。より詳細には、冷却リブ23における送風機径方向内側の端部231は、冷却リブ23における送風機径方向外側の端部232よりも、送風機回転方向の前方側に位置している。なお、冷却リブ23における送風機径方向内側の端部231を、以下、単にリブ先端部231という。
図2に示すように、任意のリブ先端部231に隣接する2つの排出口143のうち、リブ先端部231よりも送風機回転方向前方側に位置する排出口143が、リブ先端部231よりも送風機回転方向後方側に位置する排出口143よりも、リブ先端部231に近接している。換言すると、リブ先端部231は、最も近接する排出口143に対して送風機回転方向の後方側に位置している。
また、リブ先端部231は、排出口143に対して、送風機径方向に重ならない位置に配置されている。
このように構成された送風機は、コイル152に電力が供給されると、ファン2がアウターロータ14と一体的に回転し、羽根22によって送風機軸方向の空気流れが発生するとともに、冷却リブ23によって冷却風通路3内に空気流れBが発生する。
アウターロータ14内に導入された冷却風は、冷却リブ23による空気流れBにより、排出口143を介して冷却風通路3に吸い出され、さらにはファンボス21の外部に排出される。
そして、本実施形態では、ヨーク141に排出口143を設け、ファンボス21に冷却リブ23を設けているため、排出口143の大きさの制約を受けることなく、冷却リブ23を大きくすることができる。したがって、アウターロータ14内に導入される冷却風の流量を十分に確保して、電動機1の冷却性を向上させることができる。
また、リブ先端部231を排出口143に対して送風機径方向に重ならない位置に配置しているため、冷却風が排出口143を通過する際の冷却風の流れが冷却リブ23によって妨げられることを回避して、アウターロータ14内に導入される冷却風の流量を十分に確保することができる。因みに、リブ先端部231を排出口143に近接させ、且つリブ先端部231を排出口143に対して送風機径方向に重ならない位置に配置した送風機と、リブ先端部231を排出口143に対して送風機径方向に重なる位置に配置した送風機とについて、アウターロータ14内に導入された冷却風の風速を流れ解析により比較したところ、前者の送風機の方が風速が高くなることが確認された。
また、リブ先端部231を、冷却リブ23における送風機径方向外側の端部232よりも、送風機回転方向の前方側に位置させた送風機は、リブ先端部231を、冷却リブ23における送風機径方向外側の端部232よりも、送風機回転方向の後方側に位置させた送風機よりも、アウターロータ14内に導入された冷却風の風速を高くすることができる。
なお、上記実施形態においては、リブ先端部231を、最も近接する排出口143に対して送風機回転方向の後方側に配置したが、図3に示す変形例のように、リブ先端部231を、最も近接する排出口143に対して送風機回転方向の前方側に配置してもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図4、図5に示すように、冷却風通路3は、ファンボス21の円筒部とヨーク141の円筒部との間、およびヨーク141の底部とファンボス21の底部との間に、連続して形成されている。
排出口143は、ヨーク141の底部に形成され、送風機回転方向に沿って等間隔に複数個配置されている。
冷却リブ23は、ファンボス21における円筒部の内壁面からヨーク141の円筒部に向かって突出する部位と、ファンボス21における底部の内壁面からヨーク141の底部に向かって突出する部位とから構成されている。
本実施形態の送風機は、第1実施形態と同様に、アウターロータ14内に導入された冷却風は、冷却リブ23による空気流れBにより、排出口143を介して冷却風通路3に吸い出され、さらにはファンボス21の外部に排出される。
そして、本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態においては、リブ先端部231を、最も近接する排出口143に対して送風機回転方向の後方側に配置したが、図6に示す変形例のように、リブ先端部231を、最も近接する排出口143に対して送風機回転方向の前方側に配置してもよい。
また、本実施形態においては、リブ先端部231を、冷却リブ23における送風機径方向外側の端部232よりも、送風機回転方向の前方側に配置したが、図6に示す変形例のように、リブ先端部231を、冷却リブ23における送風機径方向外側の端部232よりも、送風機回転方向の後方側に配置してもよい。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
2 ファン
3 冷却風通路
14 アウターロータ
15 ステータ
21 ファンボス
22 羽根
23 冷却リブ
141 ヨーク
142 永久磁石
143 排出口

Claims (5)

  1. 有底円筒状のファンボス(21)の外周側に羽根(22)を有するファン(2)と、
    有底円筒状のヨーク(141)の内周側に永久磁石(142)が固定され、前記ファンボスの内側に配置されて前記ファンと一体に回転するアウターロータ(14)と、
    前記アウターロータの内側に配置されたステータ(15)とを備え、
    前記ヨークは、前記アウターロータ内に導入された冷却風を前記ファンボスと前記ヨークとの間の冷却風通路(3)に排出させる排出口(143)を備え、
    前記ファンボスは、前記ファンボスの内壁面から前記ヨーク側に向かって突出して、前記冷却風通路内に空気流れを発生させる冷却リブ(23)が前記排出口に近接して複数設けられており、
    複数の前記冷却リブそれぞれは、前記冷却リブにおける送風機径方向内側の端部(231)が、前記排出口に対して、送風機径方向に重ならない位置に配置されていることを特徴とする送風機。
  2. 前記冷却リブにおける送風機径方向内側の端部(231)は、最も近接する前記排出口に対して送風機回転方向の後方側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  3. 前記冷却リブにおける送風機径方向内側の端部(231)は、最も近接する前記排出口に対して送風機回転方向の前方側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
  4. 前記冷却リブにおける送風機径方向内側の端部(231)は、前記冷却リブにおける送風機径方向外側の端部(232)よりも送風機回転方向の前方側に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の送風機。
  5. 前記ヨークには、送風機回転方向に沿って前記排出口が複数個形成されており、
    前記冷却リブは、前記排出口と同数設けられ、送風機回転方向において隣り合う前記冷却リブとの間に前記排出口と同数の前記冷却風通路が形成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の送風機。
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