JP6420998B2 - 電子銃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子銃用サポート部材および電子銃装置に係り、例えば、荷電粒子ビーム描画装置で用いるビーム源となる電子銃装置に関する。
電子ビーム装置では、ビーム源となる電子銃が用いられる。電子ビーム装置には、例えば、電子ビーム描画装置、電子顕微鏡といった種々も装置が存在する。例えば、電子ビーム描画について言えば、本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。電子ビーム描画装置は、かかる高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図9は、可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式(VSB方式)という。
電子ビーム描画装置に使用される電子ビームは例えば数10kVの高電圧により加速される。電子銃装置内では、かかる高電圧の電極をサポート部材によって支持することになるが、かかるサポート部材の表面で沿面放電が生じてしまうといった問題があった。沿面放電が生じると電子ビームの加速電圧が変動し、ビーム電流の変動を引き起こしてしまう。その結果、描画されるパターンの描画精度を劣化させてしまう。従来、電子銃の製造時にオフラインで十分な時間をかけてコンディショニングを行って耐圧の向上を図ってきたが、かかるコンディショニングを行っても、その後の使用により耐圧性が低下してしまっていた。また、電子銃の放電抑制に関連して、高電圧絶縁硝子に溝を形成するといった技術についての開示がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−313269号公報
そこで、本発明は、上述した問題点を克服し、高電圧電極のサポート部材での沿面放電を抑制することが可能な電子銃用サポート部材および電子銃装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の電子銃用サポート部材は、
一端がグランド電位の所定の部材に接続され、他端が、電子源から電子を放出させるための負の高電位が印加される高圧電極に接続されて高圧電極を支持する絶縁性支持部材と、
絶縁性支持部材の外表面のうち、高圧電極と前記所定の部材とに接しない一部の領域に形成された金属膜と、
を備えたことを特徴とする。
また、絶縁性支持部材の外表面のうち、金属膜が形成されない領域における抵抗が、かかる高電位とグランド電位間で流れ得る電流が許容暗電流以下になる抵抗になるように金属膜が形成されると好適である。
また、金属膜は、絶縁性支持部材よりも2次電子放出係数が小さい材料が用いられると好適である。
また、本発明の一態様の電子銃装置は、
加速電圧が印加され、電子を放出するカソードと、
加速電圧の負電位よりも負側に大きい電位が印加されるウェネルト電極と、
一端がグランド電位の所定の部材に接続され、他端が、ウェネルト電極に接続されてウェネルト電極を支持する絶縁性支持部材と、
絶縁性支持部材の外表面のうち、ウェネルト電極と所定の部材とに接しない一部の領域に形成された金属膜と、
を備えたことを特徴とする。
また、絶縁性支持部材の端部には、ウェネルト電極に接触することによって加速電圧よりも負側に大きい電圧が印加されると好適である。
本発明の他の態様の電子銃装置は、
加速電圧が印加され、電子を放出するカソードと、
前記加速電圧の負電位よりも負側に大きい電位が印加されるウェネルト電極と、
一端がグランド電位の所定の部材に接続され、他端が、電子源から電子を放出させるための負の高電位が印加される前記ウェネルト電極への配線を支持する絶縁性支持部材と、
絶縁性支持部材の外表面のうち、配線と所定の部材とに接しない一部の領域に形成された金属膜と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、高電圧電極のサポート部材での沿面放電を抑制できる。よって、電子ビームの加速電圧の変動を抑制し、ひいては、ビーム電流の変動を抑制できる。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における電子銃装置の内部構成の一例を示す図である。 実施の形態1における電子銃装置と高圧電源回路の回路構成の一例を示す図である。 実施の形態1におけるサポート部材の構成を示す図である。 実施の形態1におけるサポート部材と比較例との耐圧特性の実験結果の一例を示す図である。 実施の形態2におけるサポート部材の構成を示す図である。 実施の形態3におけるサポート部材の構成を示す図である。 実施の形態4におけるサポート部材の金属膜形成位置を説明するための図である。 可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。ここでは、電子ビーム装置の一例として、電子ビーム描画装置を示している。図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、電子ビーム描画装置の一例である。特に、可変成形型(VSB方式)の描画装置の一例である。描画部150は、電子銃装置104と電子鏡筒102と描画室103を備えている。電子銃装置104は、電子鏡筒102上に配置される。また、電子鏡筒102は、描画室103上に配置される。電子銃装置104内には、電子銃201が配置される。電子鏡筒102内には、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、主偏向器208及び副偏向器209が配置されている。描画室103内には、XYステージ105が配置される。XYステージ105上には、描画時には描画対象となるマスク等の試料101が配置される。試料101には、半導体装置を製造する際の露光用マスクが含まれる。また、試料101には、レジストが塗布された、まだ何も描画されていないマスクブランクスが含まれる。
制御部160は、高圧電源回路120と制御回路110を有している。高圧電源回路120は制御回路110によって制御され、電子銃201に高電圧を印加する。
電子銃装置104内の電子銃201(放出部)から放出された電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。偏向器205によって、かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像は偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させる(可変成形させる)ことができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、主偏向器208及び副偏向器209によって偏向され、連続的に移動するXYステージ105に配置された試料101の所望する位置に照射される。図1では、位置偏向に、主副2段の多段偏向を用いた場合を示している。かかる場合には、主偏向器208でストライプ領域をさらに仮想分割したサブフィールド(SF)の基準位置にステージ移動に追従しながら該当ショットの電子ビーム200を偏向し、副偏向器209でSF内の各照射位置にかかる該当ショットのビームを偏向すればよい。
図2は、実施の形態1における電子銃装置の内部構成の一例を示す図である。図2において、電子銃装置104は、カソード10、ウェネルト電極56(高圧電極)、ヒータ59、サポート部材300,310、及び筺体50を有している。また、筺体50は、導電性材料により構成され、接地(グランド接続)され、その電位がグランド電位に保持される。また、筺体50は、真空容器として機能する。ウェネルト電極56は、筺体50内で、サポート部材300に支持される。また、サポート部材300(絶縁性支持部材)は、一端がグランド電位の筺体50(所定の部材)のに接続され、他端が、電子源となるカソード10から電子を放出させるための負の高電圧が印加されるウェネルト電極56(高圧電極)に接続されてウェネルト電極56を支持する。カソード10として、例えば、単結晶の六ホウ化ランタン(LaB)結晶等を用いると好適である。サポート部材300は、一端が筺体50の例えば内壁面に固定される。他端がウェネルト電極56の壁面に接続される。サポート部材310は、筺体50に外部から差し込まれた後、一端側のフランジ部分で筺体50の外壁面に固定され、他端に、ウェネルト電極56に接続される高電圧が印加される配線が固定部材58によって、ろう付け(固定)される。また、サポート部材310は、内部にコネクタ60が差し込み可能に配置され、コネクタ60内の配線が後述するようにカソード10等に接続されることになる。また、筺体50内では、カソード10の電子放出面とは反対側の一部分の周囲がヒータ59として機能するカソードホルダに覆われている。ヒータ59は、ウェネルト電極56に支持される。これにより、カソード10は、電子放出面を下にしてウェネルト電極56に支持される。また、筺体50は、電子放出面側(図2の下側)の中央部に電子が通過可能な開口部が形成されたフランジ部分を構成し、かかるフランジ部分がアノード電極54として機能する。ウェネルト電極56には、カソード10の電子放出面から放出された電子がアノード電極54側へと通過するための開口部が形成されている。電子銃201は、かかるカソード10とウェネルト電極56とアノード電極54とを有している。
図3は、実施の形態1における電子銃装置と高圧電源回路の回路構成の一例を示す図である。高圧電源回路120内では、加速電圧電源62とウェネルト用電源64とヒータ用電源66とが配置される。加速電圧電源62の陰極(−)側が、筺体50内でヒータ59を介してカソード10に接続される。加速電圧電源62の陽極(+)側は、筺体50内のアノード電極54に接続されると共に接地されている。また、加速電圧電源62の陽極(+)とアノード電極54との間に電流計70が直列に接続されている。また、加速電圧電源62の陰極(−)は、ウェネルト用電源64の陽極(+)にも分岐して接続され、ウェネルト用電源64の陰極(−)は、カソード10とアノード電極54との間に配置されたウェネルト電極56に接続される。ヒータ用電源66は、ヒータ59に接続される。そして、電子ビーム放出時には、筺体50内が図示しない真空ポンプによって所定の圧力の真空状態に維持された後、ウェネルト電極56にウェネルト用電源64から一定の負のウェネルト電圧(バイアス電圧)が印加され、カソード10に加速電圧電源62から一定の負の加速電圧が印加された状態で、ヒータ59によりカソード10を加熱すると、カソード10から電子(電子群)が放出され、放出電子(電子群)は加速電圧によって加速されて電子ビームとなってアノード電極54に向かって進む。これにより、ウェネルト電極56には、負の加速電圧、例えば50kVの負電位の他にさらにバイアス電圧の負の電位が付加された高電位が印加されることになる。言い換えれば、ウェネルト電極56には、加速電圧の負電位よりも負側に大きい電位が印加される。かかる電子ビームを用いて、描画装置100では試料101にパターンを描画することになる。
図4は、実施の形態1におけるサポート部材の構成を示す図である。図4では、一例として、サポート部材300が示されている。サポート部材300において、本体302の一端側には接続用の取り付け金具304が配置される。本体302(絶縁性支持部材)は、絶縁性材料を用いて中実の例えば円筒状に形成される。例えば、アルミナ(Al)(硝子材)を用いると好適である。取り付け金具304は導電性材料(金属)で構わない。ウェネルト電極56を支持する際には、本体302の一端側で取り付け金具304を介してウェネルト電極56に接続され、本体302の他端側が筺体50の内壁面に接続される。本体302(絶縁性支持部材)の外表面である外周側面(曲面)のうち、ウェネルト電極56(高圧電極)と筺体50(所定の部材)とに接しない一部の領域に金属膜306が形成される。金属膜306は、電位的に浮いている浮遊状態(フローティング状態)で配置される。図4の例では、長さL1の本体302のウェネルト電極56接続側(陰極側)の端からL2の距離離れた位置から幅L3の外周面に金属膜306が形成される。すなわち、本体302のウェネルト電極56接続側(陰極側)の端からL2の幅(長さ)が、金属膜306が形成されない絶縁距離(沿面距離)となる。また、本体302の筺体50接続側(陽極側:グランド側)の端からL4の幅(長さ)が、金属膜306が形成されない絶縁距離(沿面距離)となる。金属膜306は、本体302(絶縁性支持部材)よりも2次電子放出係数が小さい材料が用いられる。例えば、窒化チタン(TiN)或いは炭化モリブデン(MoC)等が好適である。
ここで、ウェネルト電極56に負の高電位が印加されると、本体302のウェネルト電極56接続側(陰極側)にも負の高電位が印加されることになる。かかる高電位とグランド電位間の電圧Vに対して沿面放電を抑制する必要がある。そのため、本体302の外表面のうち、金属膜306が形成されない領域(長さL2+L4の領域)における抵抗が、ウェネルト電極56に印加される高電位とグランド電位間の高電圧Vで流れ得る電流Iが許容暗電流I’以下になる抵抗Rになるように金属膜306が形成される。本体302の抵抗Rは、金属膜306が形成されない領域長さ(L2+L4)と断面積Sと本体302材料の抵抗率ρとを用いて以下の式(1)で定義できる。
(1) R=ρ(L2+L4)/S
よって、高電圧Vに対して本体302に流れ得る電流Iは、以下の式(2)で定義できる。
(2) I=V・S/{ρ(L2+L4)}
よって、かかる電流Iが許容暗電流I’以下になるためには、以下の式(3)を満たす領域長さ(L2+L4)が必要となる。
(3) (L2+L4)>I’・ρ/(V・S)
よって、金属膜306が形成される領域幅(長さ)L3は、以下の式(4)で求めることができる。
(4) L3=L1−(L2+L4)
また、L2,L4の値は、式(3)を満たす値であって、それぞれ数mm以上に設定すると好適である。式(3)を満たす値であって、例えば、それぞれ5mm以上に設定する。また、L3の値は、式(4)を満たす値であって、できるだけ大きい値に設定すると好適である。これにより、後述するように、より2次電子の放出を抑制できる。
なお、サポート部材310についても、サポート部材300と同様、ウェネルト電極56に接続された配線を本体312の一端側で固定部材58を介して接続し、支持している。よって、本体312の一端側にもかかる配線に印加されるウェネルト電極56用の高電圧が印加されることになる。そして、本体312の他端側のフランジ部が筺体50の外壁面に接続される。本体312(絶縁性支持部材)の外表面である外周側面(曲面)のうち、ウェネルト電極56(高圧電極)への配線(或いは固定部材58)と筺体50(所定の部材)とに接しない一部の領域に金属膜316が形成される。金属膜316の使用材料は、金属膜306と同様で構わない。金属膜316の配置位置関係は、金属膜306と同様の計算手法で求めることができる。
図5は、実施の形態1におけるサポート部材と比較例との耐圧特性の実験結果の一例を示す図である。図5(c)には、実施の形態1におけるサポート部材300を示す。ここでは2つのサンプル2,3を用意した。図5(b)には、実施の形態1におけるサポート部材300の比較例となるサンプル1を示す。サンプル1では、サンプル2,3の金属膜306が形成されていないものを用意した。かかる3つのサンプル1,2,3について耐圧を測定した。測定は、製造後の新品の状態での耐圧と、真空中でのコンディショニング後で大気開放前の状態での耐圧と、一旦、大気開放後に再度、真空状態にした状態での耐圧とを測定した。コンディショニングとして、実際に使用する電圧よりも大きい80kVを印加して沿面放電させ、その後、30分間にわたって沿面放電がおきなくなるまで電圧を印加した状態を継続した。そして、各条件のもとで耐圧を測定した。その結果、図5(a)に示すように、コンディショニングによって耐圧が向上することがわかる。かかる耐圧についても、金属膜306が形成された実施の形態1におけるサンプル2,3の方が、金属膜306が形成されないサンプル1よりも高いことがわかる。さらに、金属膜306が形成されないサンプル1では、大気開放により耐圧が大幅に低下(67%低下)するのに対し、金属膜306が形成された実施の形態1におけるサンプル2,3では耐圧の低下がほとんど無い良好な状態(1〜3%低下)のまま維持できることがわかる。本体302(絶縁性支持部材)のウェネルト電極56接続側(陰極側)の端に負の高電位が印加されると、外表面を通じて2次電子がグランド電位となる本体302の筺体50接続側(陽極側:グランド側)に向けて伝搬するものの、伝搬中の外表面の途中で、本体302(絶縁性支持部材)よりも2次電子放出係数が小さい材料の電位的に浮いている金属膜306によって、2次電子の放出が抑制される。よって、筺体50接続側(陽極側:グランド側)に向けての2次電子の伝搬を抑制できる。その結果、沿面放電を抑制できる。
以上のように、本体302の外表面のうち、ウェネルト電極56(高圧電極)と筺体50(所定の部材)とに接しない一部の領域に金属膜306を所定の幅(長さ)内で形成することで、サポート部材300の耐圧特性を向上させることができる。さらには、大気開放後でも耐圧低下を抑制できる。サポート部材310についても同様に本体302の外表面の一部の領域に金属膜306を所定の幅(長さ)内で形成することで、耐圧特性を向上させることができる。
以上のように、実施の形態1によれば、高圧電極のサポート部材での沿面放電を抑制できる。よって、電子ビームの加速電圧の変動を抑制し、ひいては、ビーム電流の変動を抑制できる。その結果、描画されるパターンの描画精度の劣化を抑制できる。
実施の形態2.
実施の形態1では、円筒状のサポート部材の一端と他端との間で高電圧Vを絶縁し、サポート部材の外周側面(曲面)が沿面放電の生じ得る面とする場合を示したが、サポート部材の絶縁方向はこれに限るものではない。実施の形態2では、他の場合について説明する。描画装置100の構成は図1と同様である。また、以下、特に説明する点以外の内容は実施の形態1と同様である。
図6は、実施の形態2におけるサポート部材の構成を示す図である。図6に示すように、サポート部材320において、本体322の一端側の中央部には接続用の取り付け金具324が配置される。本体322(絶縁性支持部材)は、絶縁性材料を用いて中実の例えば扁平な円筒状に形成される。例えば、アルミナ(Al)(硝子材)を用いると好適である。取り付け金具324は導電性材料(金属)で構わない。実施の形態2では、ウェネルト電極56を支持する際には、本体322の一端側の中央部で取り付け金具324を介してウェネルト電極56に接続され、本体322の外周側面がグランド電位となる筺体50の内壁面に接続される。図2に示したサポート部材300の代わりに、サポート部材320をウェネルト電極56の上方に配置して、ウェネルト電極56の上面と取り付け金具324を接続することによってウェネルト電極56を支持すればよい。
よって、実施の形態2におけるサポート部材320では、本体322の一端側の平面の中央部がウェネルト電極56に接続されることで陰極となり、本体322の一端側の平面上を通じて外周側面に向かって放射状に電子が移動可能となる。言い換えれば、本体322の一端側の平面上において中央と外周円との間で沿面放電が生じ得る。すなわち、実施の形態2では、円筒状の本体322の一端側の平面が沿面放電の生じ得る面になる。
そこで、実施の形態2では、沿面放電が生じ得る本体322の外表面である本体322の一端側の円状の平面のうち、ウェネルト電極56(高圧電極)と筺体50(所定の部材)とに接しない一部の領域に環状の金属膜326を配置する。図6の例では、取り付け金具324外周端から半径方向に長さL1の本体322の一端側の平面において、ウェネルト電極56接続側(陰極側)の取り付け金具324外周端からL2の距離離れた位置から幅L3の環状の領域に金属膜326が形成される。すなわち、本体322のウェネルト電極56接続側(陰極側)の取り付け金具324外周端から半径方向にL2の幅(長さ)が、金属膜326が形成されない絶縁距離(沿面距離)となる。また、本体322の筺体50接続側(陽極側:グランド側)の外周位置からL4の幅(長さ)が、金属膜326が形成されない絶縁距離(沿面距離)となる。金属膜326は、上述したように、本体322(絶縁性支持部材)よりも2次電子放出係数が小さい材料が用いられる。例えば、TiN或いはMoC等が好適である。本体322の一端側の平面におけるL2からL4までの値は、実施の形態1と同様に計算すればよい。
以上のように実施の形態2によれば、サポート部材320の一端側の平面上において中央と外周円との間で沿面放電が生じ得る場合であっても、環状の金属膜326をかかる平面上に形成することで、高電圧電極のサポート部材での沿面放電を抑制できる。
実施の形態3.
実施の形態1では、本体302の外周側面の一部の1つの領域に金属膜306を形成する場合を示したがこれに限るものではない。実施の形態3では、本体302の外周側面のうち、複数の領域に金属膜306を形成する場合について説明する。描画装置100の構成は図1と同様である。また、以下、特に説明する点以外の内容は実施の形態1と同様である。
図7は、実施の形態3におけるサポート部材の構成を示す図である。図7では、一例として、サポート部材300が示されている。図7に示すように、サポート部材300は、金属膜306が互いに接触しない複数の金属膜305,307に分かれて形成されても構わない。複数の金属膜305,307の合計幅が、実施の形態1で説明したL3となればよい。
以上のように実施の形態3によれば、複数の金属膜305,307により構成される場合でも、高電圧電極のサポート部材での沿面放電を抑制できる。
実施の形態4.
実施の形態1では、上述したL1からL4の関係が満たされれば、金属膜306を形成する位置を特に指定していない場合を示したが、実施の形態4では、特に、位置を指定する場合について説明する。描画装置100の構成は図1と同様である。また、以下、特に説明する点以外の内容は実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態4におけるサポート部材の金属膜形成位置を説明するための図である。負の高電位がウェネルト電極56に印加されると、ウェネルト電極56の形状によっては、サポート部材の本体碍子表面に電界が集中する箇所が発生してしまう場合がある。電界集中する場所があると、そこに電子が飛んできやすくなる。例えば、図8(a)に示すウェネルト電極56の形状の場合、ウェネルト端部に電界集中がおきる。その結果として、碍子表面に電界が強くなる部分が発生することがある。図8(a)に示すウェネルト電極56の形状の場合、図8(b)に示すようにウェネルト電極56の端部の直近の対象物面に対して、やや陰極側から離れる位置に電界集中が生じる。そこで、実施の形態4では、図8(c)に示すように、ウェネルト電極56の端部に近い電界集中位置に金属膜306を配置する。図8(a)に示すような電極の場合、電極形状により碍子上に電界が強くなる場所が発生する。電界が強い場所には電子が集まりやすくなるので、金属膜306を配置するのはそういう場所を選べばよい。これにより、ウェネルト電極56の端部から電子が飛来した場合でも金属膜306により2次電子の放出を抑えることができる。その結果、2次電子放出量を低減し、より沿面放電を抑制できる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。選別されたカソードを搭載する電子ビーム装置は、描画装置に限るものではなく、電子顕微鏡等のその他の電子ビーム装置にも適用できる。また、カソード材料として、LaB単結晶を例に説明したが、タングステン(W)、六ホウ化セリウム(CeB)等の単結晶、その他の熱電子放出材料にも適用できる。また、カソードの電子放出面はカーボンによって限定されるとよい。但し、カーボンに限定されるものではない。その他、レニウム(Re)等、電子放出材料よりも高い仕事関数を持つ材料であればよい。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての電子銃用サポート部材、電子銃装置、電子ビーム描画装置、及び方法は、本発明の範囲に包含される。
10 カソード
50 筺体
54 アノード電極
56 ウェネルト電極
58 固定部材
59 ヒータ
60 電子銃電源
62 加速電圧電源
64 ウェネルト用電源
66 ヒータ用電源
70 電流計
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
104 電子銃装置
105 XYステージ
110 制御回路
120 高圧電源回路
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
208 主偏向器
209 副偏向器
300,310,320 サポート部材
302,312,322 本体
304,324 取り付け金具
305,306,307,316,326 金属膜
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (3)

  1. 加速電圧が印加され、電子を放出するカソードと、
    前記加速電圧の負電位よりも負側に大きい電位が印加されるウェネルト電極と、
    一端がグランド電位の所定の部材に接続され、他端が、前記ウェネルト電極に接続されて前記ウェネルト電極を支持する絶縁性支持部材と、
    前記絶縁性支持部材の外表面のうち、前記ウェネルト電極と前記所定の部材とに接しない一部の領域に形成された金属膜と、
    を備えたことを特徴とする電子銃装置。
  2. 前記絶縁性支持部材の端部には、前記ウェネルト電極に接触することによって前記加速電圧よりも負側に大きい電圧が印加されることを特徴とする請求項記載の電子銃装置。
  3. 加速電圧が印加され、電子を放出するカソードと、
    前記加速電圧の負電位よりも負側に大きい電位が印加されるウェネルト電極と、
    一端がグランド電位の所定の部材に接続され、他端が、電子源から電子を放出させるための負の高電位が印加される前記ウェネルト電極への配線を支持する絶縁性支持部材と、
    前記絶縁性支持部材の外表面のうち、前記配線と前記所定の部材とに接しない一部の領域に形成された金属膜と、
    を備えたことを特徴とする電子銃装置
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