JP6419557B2 - シールドマシン、シールドマシンのためのシール材供給装置およびシール材供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シールドマシンのためのシール材供給技術に関する。
シールドマシンのスキンプレートとセグメントの隙間を通って地山からシールドマシンに水が流入することを防止するために、多くのシールドマシンにはテールブラシが設けられている。テールブラシはスキンプレートの内周面に円周方向に環を描くように配置され、既設のセグメントの外周面へと延伸する先端部が当該外周面へ押し当てられることにより、スキンプレートとセグメントの隙間を塞ぐ。
テールブラシによる水の封止性を高めるために、複数段のテールブラシを備えるシールドマシンも実用化されている。シールドマシンが複数段のテールブラシを備える場合、水の封止性をさらに高めるために、テールブラシの間の空間にシール材が注入される場合が多い。シールドマシンが掘進に伴い前進すると、テールブラシはセグメントの外周面上を滑りながら移動する。当該移動に伴い、テールブラシの間のシール材の一部がセグメントの外周面に付着し、テールブラシの間の空間から出てゆく。そのため、テールブラシによる水の封止性を高く維持するためには、テールブラシの間の空間に対し、シールドマシンの前進に伴い失われるシール材を補給する必要がある。
テールブラシの間の空間にシール材の補給が行われる場合、シール材の注入圧力が高すぎると既設のセグメントの破損等が生じる危険性が高まる。一方、シール材の注入圧力が低すぎると、水の封止性が低下してシールドマシンへの水の流入が生じる危険性が高まる。従って、テールブラシの間の空間に充填されるシール材の圧力は適切な範囲内となるように管理される必要がある。
テールブラシの間の空間に充填されるシール材の圧力を管理する技術を開示する文献として、例えば特許文献1および2がある。
特許文献1には、テールブラシの間の空間へ注入されるシール材の注入圧力をセンサにより検出し、検出した注入圧力が基準値に達していない間はシール材を圧送するポンプを稼働し、検出した注入圧力が基準値以上となった場合は当該ポンプの稼働を停止する仕組みが記載されている。また、特許文献2には、テールブラシの間の空間へシール材を供給するグリス供給ポンプの供給圧力を基準供給圧力よりも高く維持するようにグリス供給ポンプを制御する仕組みが記載されている。
特開平11−200786号公報 特開2008−297821号公報
テールブラシの間の空間に圧力計を配置すれば、当該空間に充填されたシール材の圧力を正確に知ることができる。しかしながら、テールブラシの間の空間に配置された圧力計はメインテナンスすることが難しい。
そのため、シール材の圧送元または圧送の経路上におけるシール材の圧力を実測し、当該実測された圧力からテールブラシの間の空間に充填されているシール材の圧力を推計することが行われている。この方法による場合、圧力の実測の位置からテールブラシの間の空間に至るシール材の移動経路における圧力損失を正確に特定することは容易ではない。そのため、作業員は、圧力の推計値を参考にしつつ、経験によりシール材の注入圧力を調整している場合が多い。この場合、作業員の経験が十分でなければシール材の圧力が適正に保たれない危険性がある。
本発明は、上記の事情に鑑み、テールブラシの間の空間に充填されたシール材の圧力を正確に知ることが出来ない場合であっても、当該空間に対し、シール材を適切に供給するための手段を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、掘進中に計測されたシールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度の少なくとも一つを示すデータを取得し、当該データに基づいて、前記シールドマシンが有する複数段のテールブラシの間の空間に対するシール材の注入量を制御する制御手段を備えるシールドマシンのためのシール材供給装置を第1の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第1の態様にかかるシール材供給装置であって、前記制御手段は、前記空間に対するシール材の注入量が掘進中に計測された前記シールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度のいずれかに比例する値に近付くように前記空間に対するシール材の注入量を制御する、という構成を第2の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第1または第2の態様にかかるシール材供給装置であって、前記制御手段は、シール材を収容する収容体と、前記収容体との相対位置を変化させながら前記収容体に収容されているシール材を当該相対位置の変化量に応じた量だけ前記収容体から押し出す押出部材とを備えるポンプの、前記収容体と前記押出部材の相対位置の変化量を制御することにより、前記空間に対するシール材の注入量を制御する、という構成を第3の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第1乃至第3の態様にかかるシール材供給装置であって、使用前に所定量のシール材を収容する交換可能なカートリッジを備え、前記制御手段は前記カートリッジから前記空間に対し注入されるシール材の注入量を制御する、という構成を第4の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第1乃至第4のいずれかの態様にかかるシール材供給装置を備えるシールドマシンを第5の態様として提案する。
また、本発明は、掘進中に計測されたシールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度の少なくとも一つに基づいて、前記シールドマシンが有する複数段のテールブラシの間の空間に対するシール材の注入量を制御するステップを備えるシールドマシンのためのシール材供給方法を第6の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第6の態様にかかるシール材供給方法であって、前記シールドマシンのセグメントの1リング分の掘進の各々に関し、当該掘進の開始前に、前記空間に対しシール材の注入を行うポンプに、当該掘進中に前記空間に対し注入されるべき量以上のシール材を補給するステップを備える、という構成を第7の態様として提案する。
また、本発明は、上記の第6または第7の態様にかかるシール材供給方法であって、前記空間に対するシール材の注入量を制御するステップにおいて、前記空間に対するシール材の注入量が掘進中に計測された前記シールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度のいずれかに比例する値に近付くように、前記空間に対するシール材の注入量を制御する、という構成を第8の態様として提案する。
本発明によれば、シールドマシンが有する複数段のテールブラシの間の空間に対しシール材を適切に供給することが可能となる。
一実施形態にかかるシールドマシンの構成を示した図。 一実施形態にかかるシールドマシンが備えるシール材供給ポートの配置を示した図。 一実施形態にかかるシールドマシンが備えるテールブラシおよびその周辺の構成を示した図。 一実施形態にかかるシールドマシンが備えるシール材供給装置の構成を示した図。 一実施形態にかかるシールドマシンにおけるシール材の供給に伴う作業員の操作およびシールドマシンの動作のフローを示した図。 一実施形態にかかるシールドマシンが備えるシール材供給装置の構成を示した図。 一実施形態にかかるシールドマシンが備えるシール材供給装置の制御部の構成を示した図。
[第1実施形態]
以下に図を参照しつつ、本発明の第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態において用いられるシールドマシン1と、シールドマシン1の掘削により地山Gの中に形成されたトンネルの内周面を覆うように組み立てられたセグメント2を模式的に示した断面図である。なお、図1における左方向がシールドマシン1の進行方向である。また、図2は、シールドマシン1の内部を進行方向の前方から後方に向かい見た図である。図1は、図2のI−I矢視である。
シールドマシン1は、円筒形状の筐体11と、シールドマシン1の進行方向の前方端面に配置されたカッター12と、既設のセグメント2の前方端面に対し押し当てられた状態で伸張することによりシールドマシン1を前進させる複数のジャッキ13と、筐体11から進行方向の後方へ延伸する円筒形状のスキンプレート14と、各々がスキンプレート14の内周面に円周方向に環を成すように取り付けられたテールブラシ15−1およびテールブラシ15−2と、テールブラシ15−1とテールブラシ15−2の間の空間にシール材Sを供給する1または複数のシール材供給装置16を備える。なお、シール材供給装置16は図1および図2に図示されるシール材供給ポート116に接続されるが、図1および図2におけるシール材供給装置16の図示を省略している。
以下、テールブラシ15−1およびテールブラシ15−2を「テールブラシ15」と総称する。なお、図1に例示のシールドマシン1が備えるテールブラシ15は2段であるが、シールドマシン1が3段以上のテールブラシ15を備えてもよい。また、シールドマシン1は8本のジャッキ13を備え、図1にはそれらのジャッキ13のうち4本が図示されているが、シールドマシン1が備えるジャッキ13の数は8本に限られない。また、シールドマシン1は4つのシール材供給ポート116を備え、図1にはそれらのシール材供給ポート116のうち3つが図示されているが、シールドマシンが備えるシール材供給ポート116の数は4つに限られない。
シールドマシン1は、ジャッキ13の伸張に伴いカッター12により前方の地山Gを掘削しつつ前進する。シールドマシン1はジャッキ13を伸張させながらセグメント1リングの幅(1リング分のセグメント2のシールドマシン1の進行方向の長さ)とほぼ同じ距離だけ掘進した後、掘進を停止する。その後、作業員は、例えば複数のジャッキ13のうちセグメント2を配置したい場所のジャッキ13を収縮させ、生じた空間にセグメント2を順次配置し、セグメント2をリング状に組み立てる。その後、ジャッキ13が伸張され、新設されたセグメント2のリングの前方端面に対しジャッキ13が押し当てられた状態で伸張が再開され、同時にカッター12による地山Gの掘削が再開される。このように、ジャッキ13の伸張、収縮、セグメント2の組み立て、という作業が繰り返されることで、連結された複数のセグメント2のリングにより内周面が被覆されたトンネルが地山Gの中に形成されていく。
なお、シールドマシン1は図1および図2に示す構成部の他に、例えば地山Gから掘削した土砂をトンネルの後方へと排出する機構やシールドマシン1の運転を制御する制御装置等を備えている。
図3は、シールドマシン1の円周方向のシール材供給ポート116が配置されている位置におけるテールブラシ15およびその周辺の構成部を拡大して模式的に示した図である。図3に示されるように、テールブラシ15の各々は、スキンプレート14の内周面上に配置され、スキンプレート14の内周面から既設のセグメント2の外周面へと延伸し、その先端部分がセグメント2の外周面に対し押し当てられるように配置されている。その状態でシールドマシン1が前進すると、テールブラシ15はその先端部をセグメント2の外周面に擦りつけながらシールドマシン1の進行方向に移動する。
テールブラシ15の各々にはシール材が充填されている。さらに、複数段のテールブラシ15の間の空間、すなわち、テールブラシ15−1とテールブラシ15−2の間の空間(以下、「ブラシ間空間」という)には、スキンプレート14の内部に設けられた注入路141を通じて注入されたシール材Sが充填されている。シール材Sの一部はセグメント2の外周面に付着し、シールドマシン1の移動に伴いブラシ間空間から出て行く。そのため、シールドマシン1の移動中、ブラシ間空間に対しシール材供給装置16によるシール材Sの補給が必要となる。
なお、テールブラシ15−2の後方において地山Gの内周面とセグメント2の外周面の間に生じる空間には、例えばセグメント2を放射状に貫通するように設けられた注入路(図示略)を通じて、裏込材Bが充填される。
以下の説明において、スキンプレート14には4つのシール材供給ポート116の各々に対応する4つの注入路141が設けられており、4つのシール材供給ポート116の各々に個別のシール材供給装置16接続されるものとする。しかしながら、1つのシール材供給装置16が4つに分岐するシール材Sの供給経路を備え、それらの供給経路の各々がシール材供給ポート116の各々に接続される構成が採用されてもよい。
図4は、シール材供給装置16の構成を模式的に示した図である。以下の説明において、便宜的に図4の左側を上流側、図4の右側を下流側と呼ぶ。シール材供給装置16は、まず、シリンダ161と、シリンダ162と、ピストン163を備える。シリンダ161およびシリンダ162の形状は通常、円筒形状であるが、筒形状であれば断面の形状は円に限られない。
ピストン163はロッド1631と、ロッド1631の一方の端部に設けられたヘッド1632と、ロッド1631の他方の端部に設けられたヘッド1633を備える。ヘッド1632はシリンダ161に収容され、ヘッド1633はシリンダ162に収容される。ロッド1631は、シリンダ161の上流側の底面においてシリンダ161の内外に貫通しており、また、シリンダ162の下流側の底面においてシリンダ162の内外に貫通している。なお、シリンダ162の下流側の底面におけるロッド1631の貫通部においては、ロッド1631の軸方向の移動を許容しつつシリンダ162内の作動油が外部に対し漏れ出ないように水密封止がなされている。
また、ロッド1631の側面上には、軸方向に、シリンダ161とロッド1631の相対位置を示す目盛が刻まれている。作業員は、シリンダ161の基準位置(例えば、上流側底面の外表面の位置)がロッド1631の目盛のいずれを指すかを目視することにより、シリンダ161とロッド1631の相対位置を知ることができる。
また、シール材供給装置16は、シール材Sを貯蔵するタンク164と、タンク164からシリンダ161の内側のヘッド1632より下流側の空間へと通じるシール材Sの経路181と、経路181上に設けられ、シール材Sをタンク164からシリンダ161へと圧送するポンプ165を備える。また、経路181上のポンプ165とシリンダ161の間には切替バルブ166が配置されており、シリンダ161からシール材Sをシール材供給ポート116へ導く経路184上には切替バルブ167が配置されている。ポンプ165によりシール材Sがタンク164からシリンダ161へと圧送されるときには切替バルブ166が開かれ(開放状態)、切替バルブ167が閉じられて(閉鎖状態)、シール材供給ポート116からシリンダ161へのシール材Sの逆流が防止される。また、ピストン163によりシリンダ161からシール材供給ポート116へシール材Sが押し出されるときには、切替バルブ166が閉じられ(閉鎖状態)、切替バルブ167が開かれて(開放状態)、シリンダ161からタンク164へのシール材Sの逆流が防止される。
また、シール材供給装置16は、作動油を貯蔵するタンク168と、タンク168からシリンダ162の内側のヘッド1633より上流側の空間へと通じる作動油の経路182と、経路182上に設けられ、作動油をタンク168からシリンダ162へと圧送するポンプ169と、経路182上のポンプ169とシリンダ162の間の位置に設けられ、経路182を流れる作動油の流量を制御する流量制御バルブ170を備える。
また、シール材供給装置16は、シリンダ162の内側のヘッド1633より下流側の空間からタンク168へと通じる作動油の経路183と、経路182上の流量制御バルブ170とシリンダ162の間の位置および経路183上の任意の位置にまたがるように配置され、経路182および経路183を流れる作動油の流れの方向を同時に切り替える切替バルブ171を備える。切替バルブ171は、作動油が経路182を通じてタンク168からシリンダ162へと流れることを許容し、かつ、作動油が経路183を通じてシリンダ162からタンク168へと流れることを許容する状態(以下、「駆動状態」という)と、作動油が経路182を通じてシリンダ162からタンク168へと流れることを許容し、かつ、作動油が経路183を通じてタンク168からシリンダ162へと流れることを許容する状態(以下、「非駆動状態」という)のいずれかの状態を選択的に取り得る。また、流量制御バルブ170から経路183に向かい、作動油のリターンのための経路185が設けられている。
シール材供給装置16は、シリンダ161の内側のヘッド1632より下流側の空間から外部へと通じる経路184により、シール材供給ポート116を経て注入路141へと通じている。
図5は、ブラシ間空間へのシール材Sの供給に伴う作業員のシールドマシン1に対する操作およびシールドマシン1の動作のフローを示した図である。まず、シールドマシン1のセグメント1リング分の掘進の開始に先んじて、作業員はポンプ169の停止を確認した後、切替バルブ166を開放状態、切替バルブ167を閉鎖状態、切替バルブ171を非駆動状態に切り替え、続いて、ポンプ165を運転させる。これにより、タンク164からシール材Sが経路181を通じてシリンダ161に補給される(ステップS101)。
シール材Sがシリンダ161に補給される間、ピストン163はシリンダ161内のシール材Sの圧力により上流方向へと押し戻されるように移動する。このピストン163の移動に伴い、シリンダ162の上流側の空間に充填していた作動油は経路182を通じてタンク168へと流出するとともに、シリンダ162の下流側の空間に経路183を通じてタンク168から作動油が流れ込む。
作業員は、シリンダ161の基準位置(例えば、シリンダ161の上流側の底面の外表面)がロッド1631に刻まれた目盛において指し示す位置の変化量を目視(すなわち、シリンダ161とピストン163の相対位置の変化量を計測)することで、その時点でシリンダ161内に充填されているシール材Sの量を知ることができる。作業員は、シリンダ161内に充填されているシール材Sの量が、セグメント1リング分の掘進中にブラシ間空間に供給されるべきシール材Sの量(以下、「V」とする)以上となったことを確認した後、ポンプ165の運転を停止し、切替バルブ166を閉鎖状態、切替バルブ167を開放状態、切替バルブ171を駆動状態に切り替える。このように、シールドマシン1による掘進の開始前に、量V以上のシール材Sが予めシリンダ161に充填されることにより、掘進中にシリンダ161内のシール材Sがなくなることがなく、ブラシ間空間へのシール材Sの連続的かつ安定的な供給が確保される。
なお、セグメント1リング分の掘進中にブラシ間空間に供給されるべきシール材Sの量Vは、例えば、シールドマシン1の実運転が開始される前に試験的に行った掘削においてテールブラシ15−2が通過した後のセグメント2の外表面上に付着していたシール材Sの厚さの計測値Tを用いて、以下の計算式により概算される。
V=T×D×π×W(ただし、Dはリング状に組み立てられたセグメント2の直径、πは円周率、Wはセグメント2の掘進方向の長さ)
ただし、量Vの特定において、必ずしも上述した試験的な掘削が行われる必要はなく、セグメント2の外表面上に付着するシール材Sの厚さTとしてシミュレーションによる推定値等が用いられてもよい。
図5のフローの説明に戻る。続いて、シールドマシン1がセグメント1リング分の掘進を開始すると(ステップS102;Yes)、作業員は速やかにポンプ169を運転させる。これに伴い、作動油がタンク168から経路182を通じてシリンダ162の上流側の空間に圧入されるとともに、シリンダ162の下流側の空間に充填していた作動油が経路183を通じてタンク168へと流出する。ピストン163は、シリンダ162の上流側の空間に圧入される作動油の圧力に駆動されて、上流側から下流側へと移動する。この移動に伴い、シリンダ161に充填されていたシール材Sが経路184を通じてシール材供給ポート116へと押し出される。その結果、シール材供給装置16からブラシ間空間に対するシール材Sの供給が行われる(ステップS103)。
ステップS103におけるシール材Sの供給は、シールドマシン1が掘進中(ステップS104;No)、継続される。シールドマシン1が掘進の間、作業員は適当な時間間隔で、シールドマシン1の掘進距離D1を、例えばシールドマシン1の運転を制御する制御装置のモニタ等から読み取るとともに、ロッド1631に刻まれた目盛をシリンダ161の基準位置が指し示す位置を目視してシリンダ161とピストン163の相対位置の変化量D2(掘進開始時点における位置からの変位量)を計測する。そして、作業員は、計測した変化量D2と、掘進距離D1に所定の比例係数aを乗じた値、すなわち(D1×a)とを比較する。なお、比例係数aは、上述したセグメント1リング分の掘進中にブラシ間空間に供給されるべきシール材Sの量Vに基づき、予め掘進距離の単位量当たりにブラシ間空間から出て行くシール材Sの量に応じて特定された数値である。作業員は、変化量D2が(D1×a)より小さければ経路182における流量を増やし、変化量D2が(D1×a)より大きければ経路182における流量を減らすように、流量制御バルブ170を調整する。この調整により、変化量D2が掘進距離D1に比例した値に近付くように、ピストン163に加えられる駆動力が調整されることになる。その結果、シールドマシン1の掘進距離に応じた適量のシール材が確実にブラシ間空間に供給されることになる。
シールドマシン1によるセグメント1リング分の掘進が完了すると(ステップS104;Yes)、作業員は速やかにポンプ169を停止する。セグメント1リング分の掘進の完了に伴い、到達位置までの掘進が完了した場合(ステップS105;Yes)、一連の作業が終了する。一方、まだ到達位置までの掘進が完了していない場合(ステップS105;No)、作業員によるセグメント2の組み立てが行われる(ステップS106)。その後、ステップS101の作業に戻る。すなわち、シールドマシン1による次のセグメント1リング分の掘進に関し、上記のステップS101〜S106の作業が繰り返される。なお、到達位置までの掘進が完了した時点でさらに1リング分のセグメント2の組み立てが可能な場合、作業員により最後の1リング分のセグメント2の組み立てが行われた後に一連の作業が終了してもよい。
上述したシールドマシン1の構成および作業員による作業によれば、シール材供給装置16からブラシ間空間に対し、適量のシール材Sが確実に供給される。また、シールドマシン1の掘進中にシール材供給装置16からブラシ間空間に対し供給されるべきシール材Sが不足することはないため、ブラシ間空間に対し連続的かつ安定的にシール材Sの供給が行われる。その結果、ブラシ間空間におけるシール材Sの量が適正値に保たれる。
[第2実施形態]
以下に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態においては、第1実施形態において用いられるシールドマシン1が備えるシール材供給装置16に代えて、シール材供給装置26が用いられる。この点を除き、第2実施形態は第1実施形態と同様である。従って、以下に第2実施形態において用いられるシール材供給装置26の構成および動作を中心に説明し、第2実施形態が第1実施形態と共通する点に関しては適宜その説明を省略する。
図6は、シール材供給装置26の構成を模式的に示した図である。なお、図6において、シール材供給装置26の構成部のうち、第1実施形態にかかるシール材供給装置16の構成部と共通するものには、図4において用いた符号と同じ符号が用いられている。シール材供給装置26は、シール材供給装置16が備える全ての構成部に加え、シリンダ161とピストン163の相対位置の変化量を計測するセンサ261と、制御部262を備える。なお、センサ261が直接計測するのは、シリンダ162とピストン163の相対位置の変化量であるが、シリンダ162とピストン163の相対位置の変化量と、シリンダ161とピストン163の相対位置の変化量は同一であるため、以下、これらの変化量を区別しない。
センサ261は、例えば磁歪式変位センサであり、ピストン163のヘッド1633に取り付けられたリング状の磁石と、当該磁石を貫通するように配置された金属線であるウェーブガイドと、ウェーブガイドに電流パルス信号(スタート信号)を出力するとともに、ウェーブガイドを流れる電流パルス信号が磁石の近傍に達した際に発生する電流パルス信号(ストップ信号)を検出し、スタート信号の出力からストップ信号の検出までの時間に基づき変位量を計測するセンサ本体とを備える。ただし、センサ261が変位量を計測する方式はこれに限られず、いずれの方式の変位計がセンサ261として採用されてもよい。センサ261は、計測した変化量D2を示す変化量データを継続的に制御部262に対し出力する。
制御部262は、センサ261と、流量制御バルブ170と、シールドマシン1の動作を制御する制御装置(図示略)とに接続されている。図7は、制御部262の構成を示した図である。制御部262は、シールドマシン1の掘進距離D1を示す掘進距離データをシールドマシン1の制御装置から継続的に取得する掘進距離取得部2621と、センサ261により計測された変化量D2を示す変化量データを継続的に取得する変化量取得部2622と、掘進距離取得部2621が取得した掘進距離データおよび変化量取得部2622が取得した変化量データを記憶する記憶部2623と、記憶部2623に記憶されている掘進距離データおよび変化量データに基づき流量制御バルブ170に対する制御信号を生成する制御信号生成部2624と、制御信号生成部2624が生成した制御信号を流量制御バルブ170に対し出力する制御信号出力部2625を備える。
制御信号生成部2624は、シールドマシン1の掘進中、すなわち、図5に示したフローにおけるステップS103の間、例えば所定時間の経過毎に、掘進距離取得部2621が最後に取得した掘進距離データと、変化量取得部2622が最後に取得した変化量データとを記憶部2623から読み出し、読み出した掘進距離データが示す掘進距離D1に所定の比例係数aを乗じた(D1×a)と、読み出した変化量データが示す変化量D2とを比較し、以下のように制御信号を生成する。
(a)D2<(D1×a)の場合、流量の増加を指示する制御信号を生成する。
(b)D2=(D1×a)の場合、流量の維持を指示する制御信号を生成する。
(c)D2>(D1×a)の場合、流量の減少を指示する制御信号を生成する。
上述した第2実施形態によれば、シール材Sをブラシ間空間に対し圧送するためのピストン163に対する駆動力の調整が自動で行われるため、作業員の手間が省け望ましい。
なお、第2実施形態において、制御部262が以下の処理を行う構成が採用されてもよい。
(1)シールドマシン1のセグメント1リング分の掘進の完了に伴い、ポンプ169に対し運転停止を指示する制御信号を出力する。
(2)(1)の処理に続き、切替バルブ166に対し開放状態への切り替えを、切替バルブ167に対し閉鎖状態への切り替えを、切替バルブ171に対し非駆動状態への切り替えを、それぞれ指示する制御信号を出力する。
(3)(2)の処理に続き、ポンプ165に対し運転開始を指示する制御信号を出力する。
(4)(3)の処理の後、センサ261から出力される変化量データが示す変化量D2が、シリンダ161に充填されているシール材Sの量が量V以上を示す変化量に達した場合、ポンプ165に対し運転停止を指示する制御信号を出力する。
(5)(4)の処理に続き、切替バルブ166に対し閉鎖状態への切り替えを、切替バルブ167に対し開放状態への切り替えを、切替バルブ171に対し駆動状態への切り替えを、それぞれ指示する制御信号を出力する。
(6)シールドマシン1のセグメント1リング分の掘進の開始に伴い、ポンプ169に対し運転開始を指示する制御信号を出力する。
上記の構成が採用されることにより、ポンプ169およびポンプ165の運転の開始および停止、切替バルブ171の切り替えが自動的に行われ、作業員の手間が省かれる。
[変形例]
上述の実施形態は本発明に一具体例であって、本発明の技術的思想の範囲内において様々に変形可能である。以下にそれらの変形の例を示す。
(1)上述した第1実施形態および第2実施形態においては、シリンダ161に対するシール材Sの補給は、ポンプ165によりタンク164に貯蔵されているシール材がシリンダ161に対し注入されることにより行われる。シリンダ161に対するシール材Sの補給の方式はこれに限られない。例えば、量V以上の所定量のシール材Sが予め充填された交換可能なカートリッジをシリンダ161に装填することにより、シリンダ161へのシール材Sの補給が行われる構成が採用されてもよい。この変形例によれば、ポンプに対するシール材の補給作業に要する時間が短縮される。
(2)上述した第1実施形態および第2実施形態においては、シリンダ161とピストン163の相対位置の変化量D2を計測し、計測した変化量D2を掘進距離D1に比例する値(D1×a)に近付けるように流量制御バルブ170の調整が行われる。これに代えて、経路182を流れシリンダ162に流れ込む作動油の流量を掘進距離に比例する値に近付けるように流量制御バルブ170の調整が行われる構成としてもよい。この変形例において、シール材供給装置16(第1実施形態)またはシール材供給装置26(第2実施形態)は、例えば経路182上に作動油の流量を計測する流量計を備える。第1実施形態を変形した場合、作業員は流量計から読み取った流量(以下、流量Fとする)が掘進距離D1に所定の比例係数bを乗じた値、すなわち(D1×b)より小さければ流量を増やし、大きければ流量を減らすように、流量制御バルブ170を調整する。また、第2実施形態を変形した場合、制御部262は、流量計から取得する流量Fが(D1×b)より小さければ流量を増やす制御信号を流量制御バルブ170に対し出力し、大きければ流量を減らす制御信号を流量制御バルブ170に対し出力する。この変形例によっても、シール材供給装置16からブラシ間空間に対し、適量のシール材Sが確実に供給される。
(3)上述した第1実施形態および第2実施形態においては、ピストン163を駆動する仕組みとして、作動油の流量に応じてシリンダ161とピストン163の相対位置の変化量を変化させる油圧駆動装置が採用されている。ピストン163を駆動する仕組みは油圧駆動装置に限られない。例えば、電動モータで回転駆動されて軸方向に移動するスクリューによりピストン163が駆動される方式など、いずれの方式が採用されてもよい。
(4)上述した第1実施形態および第2実施形態においては、シール材Sをブラシ間空間に対し圧送するためのポンプとしてピストンポンプが採用される。シール材Sをブラシ間空間に対し圧送するためのポンプの方式はピストンポンプに限られず、ポンプから押し出されるシール材Sの流量を制御可能な方式であれば、いずれの方式のポンプが採用されてもよい。
ポンプから押し出されるシール材Sの流量を制御可能なポンプとして好適なものとして、ピストンポンプ以外に、例えば、スクイズポンプ、モーノポンプ等がある。ピストンポンプ、スクイズポンプ、モーノポンプは、流体を収容する収容体と、当該収容体との相対位置を変化させながら当該収容体に収容されている流体を当該相対位置の変化量に応じた量だけ当該収容体から押し出す押出部材とを備える。なお、ピストンポンプにおいて、収容体はシリンダであり、押出部材はピストンである。また、スクイズポンプにおいて、収容体はチューブであり、押出部材はローラである。また、モーノポンプにおいて、収容体はステータであり、押出部材はロータである。また、ピストンポンプにおける収容体と押出部材の相対位置の変化は直線方向の変化であり、スクイズポンプおよびモーノポンプにおける収容体と押出部材の相対位置の変化は回転方向の変化である。
本発明において、ピストンポンプ等に例示される方式のポンプ、すなわち、収容体と収容体の相対位置を変化させながら収容体内の流体を押し出す押出部材とを備えるポンプが採用される場合、制御部は、収容体と押出部材の相対位置の変化量を制御することで、ブラシ間空間に対するシール材の注入量を高い精度で制御することができる。
(5)上述した第1実施形態および第2実施形態においては、ブラシ間空間に対するシール材Sの注入量は、シールドマシン1の掘進距離に基づき制御される。ブラシ間空間に対するシール材Sの注入量の制御に用いるパラメータとして、掘進距離に代えて、もしくは加えて、掘進時間また掘進速度が用いられてもよい。例えば、掘進速度が概ね一定である場合、掘進距離に代えて掘進時間に基づき、ブラシ間空間に対するシール材Sの注入量の制御が行われてもよい。この場合、例えば、セグメント1リング分の掘進の開始時刻を基準時刻とし、基準時刻以降のシール材Sの注入量が、基準時刻からの経過時間(掘進時間)に所定の比例係数を乗じた値に近付くように、シール材Sの注入量の制御が行われる。また、例えば、単位時間内における掘進距離、すなわち掘進速度に所定の比例乗数を乗じた値に、当該単位時間に後続する単位時間内におけるシール材Sの注入量が近付くように、ブラシ間空間に対するシール材Sの注入量の制御が行われてもよい。また、掘進距離が同じであっても、掘進速度に応じてセグメント2の外周面上に付着するシール材Sの厚さが変化するような場合、掘進速度(掘進距離を掘進時間で除した値)に基づきブラシ間空間に対するシール材Sの注入量の制御が行われてもよい。この場合、ブラシ間空間に対するシール材のより適正な注入が可能となる。
(6)上述した第1実施形態および第2実施形態においては、セグメント2の外周面上に付着するシール材Sの厚さTが正しく特定されることが前提となっている。従って、厚さTの特定が不正確であれば、ブラシ間空間に対する適正なシール材Sの注入が行われない可能性がある。そこで、ブラシ間空間のシール材Sの圧力の推定値に基づき、シール材の注入量の制御に用いる比例係数(第1実施形態におけるa、第2実施形態におけるb)が調整されてもよい。
この変形例においては、例えば、経路184上にシール材の圧力を計測する圧力計が配置される。そして、当該圧力計による計測値が所定期間以上、上昇傾向を示す場合、ブラシ間空間に対し注入されるシール材の流量が少なくなるように比例係数が調整される。一方、当該圧力計による計測値が所定期間以上、下降傾向を示す場合、ブラシ間空間に対し注入されるシール材の流量が多くなるように比例係数が調整される。
この変形例によれば、仮にセグメント2の外周面上に付着するシール材Sの厚さTが正しく特定できなくても、比例係数が調整されることにより、ブラシ間空間に対する適正なシール材の注入が実現される。
1…シールドマシン、2…セグメント、11…筐体、12…カッター、13…ジャッキ、14…スキンプレート、15…テールブラシ、16…シール材供給装置、26…シール材供給装置、116…シール材供給ポート、141…注入路、161…シリンダ、162…シリンダ、163…ピストン、164…タンク、165…ポンプ、166…切替バルブ、167…切替バルブ、168…タンク、169…ポンプ、170…流量制御バルブ、171…切替バルブ、181…経路、182…経路、183…経路、184…経路、261…センサ、262…制御部、1631…ロッド、1632…ヘッド、1633…ヘッド、2621…掘進距離取得部、2622…変化量取得部、2623…記憶部、2624…制御信号生成部、2625…制御信号出力部

Claims (8)

  1. 掘進中に計測されたシールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度の少なくとも一つを示すデータを取得し、当該データに基づいて、前記シールドマシンが有する複数段のテールブラシの間の空間に対するシール材の注入量を制御する制御手段
    を備えるシールドマシンのためのシール材供給装置。
  2. 前記制御手段は、前記空間に対するシール材の注入量が掘進中に計測された前記シールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度のいずれかに比例する値に近付くように前記空間に対するシール材の注入量を制御する
    請求項1に記載のシール材供給装置。
  3. 前記制御手段は、シール材を収容する収容体と、前記収容体との相対位置を変化させながら前記収容体に収容されているシール材を当該相対位置の変化量に応じた量だけ前記収容体から押し出す押出部材とを備えるポンプの、前記収容体と前記押出部材の相対位置の変化量を制御することにより、前記空間に対するシール材の注入量を制御する
    請求項1または2に記載のシール材供給装置。
  4. 使用前に所定量のシール材を収容する交換可能なカートリッジを備え、
    前記制御手段は前記カートリッジから前記空間に対し注入されるシール材の注入量を制御する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシール材供給装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシール材供給装置を備えるシールドマシン。
  6. 掘進中に計測されたシールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度の少なくとも一つに基づいて、前記シールドマシンが有する複数段のテールブラシの間の空間に対するシール材の注入量を制御するステップ
    を備えるシールドマシンのためのシール材供給方法。
  7. 前記シールドマシンのセグメントの1リング分の掘進の各々に関し、当該掘進の開始前に、前記空間に対しシール材の注入を行うポンプに、当該掘進中に前記空間に対し注入されるべき量以上のシール材を補給するステップ
    を備える請求項6に記載のシール材供給方法。
  8. 前記空間に対するシール材の注入量を制御するステップにおいて、前記空間に対するシール材の注入量が掘進中に計測された前記シールドマシンの掘進距離、掘進時間、および掘進速度のいずれかに比例する値に近付くように、前記空間に対するシール材の注入量を制御する
    請求項6または7に記載のシール材供給方法。
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