JP6418003B2 - 多機能マイクロホン及びその多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法 - Google Patents

多機能マイクロホン及びその多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法 Download PDF

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本発明は、無線通信装置に接続される多機能マイクロホン、特に無線通信装置に対して時期的に後から開発された多機能マイクロホン及びその多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法に関する。
車載型無線通信装置などにおいては、マイクロホンとスピーカーが一体化され、PTT(Push to talk)ボタンを備えたスピーカー・マイクロホンが用いられている。PTTボタンが押されていない状態では、無線通信装置は受信状態にあり、他局からの電波を受信すると、スピーカーから音声を出力する。一方、PTTボタンを押すと、無線通信装置は送信状態に切り替わり、マイクロホンから入力された音声が送信される。
一般的な車載型無線通信装置では、その無線通信装置に接続されるスピーカー・マイクロホンは、上記PTTボタンと、マイクロホンとスピーカーのみを備えたシンプルなスピーカー・マイクロホン(以下、「シンプルマイクロホン」と略称する)が付属されており、無線通信装置の本体側に音量調節や通話チャンネルを変更するための操作ボタンなどが設けられている。ところが、ユーザー(運転者)が、車両を運転しながら無線通信装置の本体の操作ボタンを操作することは煩わしく、また安全運転に対する注意力が散漫になる虞があることから、スピーカー・マイクロホンに操作ボタンなどを設けた多機能マイクロホンが実用化されている。なお、車載型無線通信装置は、車両に搭載されるだけでなく、車両と交信を行う営業所などにも設置されるため、別売品としてスピーカーやデスクトップマイクロホンなども接続可能である。そのため、以下の説明においては、少なくともマイクロホンとPTTボタン以外の操作ボタンを備えたものを「多機能マイクロホン」と称する。
無線通信装置など、マイクロコンピュータで制御される電子機器では、制御プログラムは、フラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶媒体に書き込まれており、ユーザーが容易に書き換えることができないようになっているため、その無線通信装置が製造された時点で想定されていなかった機能については対応することができない。具体的には、多機能マイクロホンに対応していない無線通信装置のユーザーがその多機能マイクロホンを使用したい場合には、その無線通信装置をメーカーのサービスセンターなどに送るかサービスマンがユーザーの元に出向いてフラッシュメモリーに書き込まれたファームウエアを書き換えることによって、ファームウエアを更新する必要があった。また、ファームウエアを書き換えるためには、専用のケーブルを用いて、無線通信装置にパーソナルコンピュータなどを接続して、パーソナルコンピュータから新しいファームウエアを書き込まなければならず、手間と時間を要し、ファームアップに対するコストアップの要因となっている。また、業務用の無線通信装置の場合、メーカーは無線通信装置の販売先を管理しているので、ファームウエアの更新がある場合、上記のように手間と時間を要したとしても、対象製品に対して速やかにファームウエアの更新を行うことができるが、一般消費者向けの無線通信装置の場合、購入者の特定が難しく、ファームウエアの更新の対応さえも困難となってしまう。
このような電子機器のファームアップを容易にするために、例えば特許文献1では、電子機器のシリアルインターフェースに外部通信装置を接続し、電子機器のCPUを用いて更新されたプログラムをダウンロードし、電子機器の内部に実装されたROMを書き換えることが提案されている。この場合は、更新されたソフトウエアをダウンロードするための外部通信装置が必要であり、上記のように、無線通信装置におけるマイクロホンを、例えばオプションで発売されている多機能マイクロホンに交換するためだけに、外部通信装置を用意することは非常に煩わしく、またコスト面からも現実的ではない。
また、特許文献2では、携帯電話網の携帯電話端末へのファームウエア配信システムにおいて、ユーザーが知らないうちに勝手にファームウエアが書き換えられてしまうことがないようにするため、ユーザー側でファームウエアの更新を選択した場合にだけ、ファームウエアを配信するシステムが開示されている。この技術を応用すれば、ユーザーが無線通信装置を操作することによって、メーカーが提供している更新されたプログラムをダウンロードできるようにすることも可能であるが、ユーザーによっては使用しない機能を無線通信装置に搭載することは無駄であり、無線通信装置のコストアップにつながるため、現実的ではない。
特開平9−152969号公報 特許第4170207号
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、無線通信装置が対応していない機能を備えた多機能マイクロホンがその無線通信装置に接続されたときに、無線通信装置のファームウエアを自動的に更新することが可能な多機能マイクロホン及びその多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る多機能マイクロホンは、
無線通信装置に接続されるインターフェースと、
あらかじめインストールされた第1制御プログラムを実行する演算処理部と、
前記演算処理部において前記第1制御プログラムが実行されているときに、前記インターフェース及び前記演算処理部を介して前記無線通信装置に対して所定の動作を指示するためのPTTボタン以外の操作ボタンと、
前記第1制御プログラム及び前記無線通信装置にインストールされる第2制御プログラムを記憶した第1記憶部と、
を備え、前記無線通信装置に接続され無線通信を行うための多機能マイクロホンであって、
前記多機能マイクロホンが無線通信装置が対応していない機能を備えており、前記多機能マイクロホンがその無線通信装置に接続されたときに、前記演算処理部は、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記無線通信装置に送信して無線通信装置のファームウエアを自動的に更新することを特徴とする。
前記演算処理部は、前記インターフェースが前記無線通信装置に接続されたときに、前記無線通信装置の機種情報又は前記無線通信装置の第2記憶部にインストールされている制御プログラムのバージョン情報に基づいて、当該制御プログラムの更新が必要か否かを判断し、制御プログラムの更新が必要な場合に、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記無線通信装置に送信するようにしてもよい。
あるいは、前記演算処理部は、前記インターフェースが前記無線通信装置に接続され、前記無線通信装置から要求があったときに、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記無線通信装置に送信するようにしてもよい。
また、本発明に係る多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法は、
上記多機能マイクロホンを無線通信装置に接続するステップと、
前記多機能マイクロホンの演算処理部から、前記無線通信装置の第2演算処理部を介して、前記無線通信装置の機種情報又は前記無線通信装置の第2記憶部にインストールされている制御プログラムのバージョン情報を取得するステップと、
前記無線通信装置の機種情報又は前記無線通信装置の第2記憶部にインストールされている制御プログラムのバージョン情報に基づいて、当該制御プログラムの更新が必要か否かを判断するステップと、
前記第2記憶部にインストールされている制御プログラムの更新が必要と判断された場合に、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記第2演算処理部に送信するステップと、
前記第2演算処理部により、前記第2制御プログラムを前記第2記憶部に書き込むステップと、
を備えたことを特徴とする。
このように、無線通信装置にインストールされる第2制御プログラムが、無線通信装置に接続される多機能マイクロホン側に記憶されているので、多機能マイクロホンを無線通信装置に接続したときに、自動的に無線通信装置の第2記憶部に第2制御プログラムを書き込むことができる。第2制御プログラムは、無線通信装置の第2記憶部に記憶されている古いバージョンの制御プログラムを全面的に書き換えるものであってもよいし、新たな機能を追加するための部分的なものであってもよい。その結果、ユーザー又はメーカーは、無線通信装置をメーカーのサービスセンターなどに送ったりサービスマンがユーザーの元に出向いたりしてファームウエアを書き換えることなく、ファームウエアを更新することができる。また、第2制御プログラムをダウンロードするための外部通信装置を別に用意する必要がなく、ファームウエアの更新操作を極めて簡単にすることができる。さらに、多機能マイクロホンの使用を希望するユーザーのみが、無線通信装置のファームウエアの更新を行うので、無線通信装置に不要な機能を搭載する必要がなく、無線通信装置のコストアップを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る多機能マイクロホン及びその多機能マイクロホンが接続された無線通信装置の外観を示す図。 本発明に係る多機能マイクロホンが無線通信装置に接続され、ファームウエアを更新するための構成を示すブロック図。 多機能マイクロホンを無線通信装置に接続したときの制御プログラムの更新方法を示すフローチャート。 図3に示す制御プログラムの更新方法におけるシーケンスを示す図。 無線通信装置が、他の多機能マイクロホンには対応しているものの、接続された多機能マイクロホンには対応していない場合における制御プログラムの更新方法を示すフローチャート。 図5に示す制御プログラムの更新方法におけるシーケンスを示す図。
本発明の一実施形態に係る多機能マイクロホン及びその多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法について説明する。図1は、多機能マイクロホン1を無線通信装置2に接続した状態を示す。また、図2は、ファームウエアを更新するためのブロック構成を示す。
無線通信装置2が多機能マイクロホン1には対応していないけれども、シンプルマイクロホン以外の別売マイクロホンなどには対応しているものであることを前提にして説明する。無線通信装置2の前面には、液晶表示装置21、各種機能を選択するための操作ボタン22、音量などを調節するためのダイヤル23、送信状態か受信状態かを表示するLEDなどの表示部24、多機能マイクロホン1やその他のマイクロホンを接続するためのコネクタ(第2インターフェース)25などが設けられている。また、無線通信装置2の内部には、マイクロプロセッサなどで構成された第2演算処理部26と、無線通信装置2を制御するための制御プログラムなどを記憶したフラッシュメモリーなどの第2記憶部27が設けられている。
多機能マイクロホン1は、PTTボタン11、マイクロホン12、スピーカー13の他に、液晶表示装置14、各種機能を選択したり所定の動作を指示したりするためのPTTボタン以外の操作ボタン15、無線通信装置2のコネクタ25に接続されるコネクタ付きケーブル(第1インターフェース)16などを備えている。また、多機能マイクロホン1の内部には、マイクロプロセッサなどで構成された第1演算処理部(演算処理部)17と、多機能マイクロホン1を制御するための第1制御プログラム及び無線通信装置2にインストールされる第2制御プログラムなどを記憶したフラッシュメモリーなどの第1記憶部18を備えている。
次に、この多機能マイクロホン1を無線通信装置2に接続したときの制御プログラムの更新(ファームアップ)方法について説明する。図3は、無線通信装置2の制御プログラムを自動更新する際の多機能マイクロホン1側のファームアップ動作を示すフローチャートであり、図4は、無線通信装置2と多機能マイクロホン1の間での信号の送受信を示す。
多機能マイクロホン1を無線通信装置2に接続し、無線通信装置2の電源をオンすると、第2演算処理部26は、第2記憶部27に記憶されている制御プログラムに従って起動シーケンスを実行する(#1)。同時に、ケーブル16を介して、多機能マイクロホン1側に電力が供給され、第1演算処理部17は、第1記憶部18に記憶されている第1制御プログラムに従って起動シーケンスを実行する(#2)。無線通信装置2側の起動シーケンスとしては、第2インターフェース25を介して、どのようなタイプのマイクロホンが接続されているかを確認するための機種情報要求信号を送信する(#3)。一方、多機能マイクロホン1側の第1演算処理部17は、第1インターフェース16を介して、無線通信装置2からの機種情報要求信号を受信すると(#4でYES)、それに対して自機が多機能マイクロホンであることを示す多機能マイクロホン情報を送信する(#5)。無線通信装置2側の第2演算処理部26は、多機能マイクロホン1からの多機能マイクロホン情報を受信すると(#6でYES)、多機能マイクロホン1に対して多機能マイクロホン情報を受信したことを示す応答信号(ACK)を送信する(#7)。なお、シンプルマイクロホンはマイクロプロセッサなどを搭載していないので、機種情報要求信号に対していかなる応答信号(ACK)も送信しないため、無線通信装置2側の第2演算処理部26は、以下の処理を行わずに、終了する(#6でNO)。
一方、多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、無線通信装置2からの応答信号を受信すると、無線通信装置2に対して機種情報など(制御プログラムのバージョン情報を含めてもよい)を要求する(#8)。無線通信装置2の第2演算処理部26は、多機能マイクロホン1からの機種情報要求に対して、自己の機種情報や制御プログラムのバージョン情報などを送信する(#9)。多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、無線通信装置2からの機種情報などを受信すると、無線通信装置2に対してファームアップを実行するか否かの問い合わせを行う(#10)。この実施形態では、ファームアップを実行するか否かの判断は多機能マイクロホン1の第1演算処理部17で行う。また、無線通信装置2の第2記憶部27にインストールされている制御プログラムは、第2インターフェース25を介して接続された他の機器からのファームアップの問い合わせに対して、自動的にファームアップを要求するようにプログラムされている。そのため、第2演算処理部26は、ファームアップの問い合わせに対して、自動的にファームアップを要求する(#11)。無線通信装置2からファームアップの要求があると、多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、無線通信装置2から受信した機種情報や制御プログラムのバージョン情報などに基づいて、無線通信装置2がファームアップの対象機種であるか否か、あるいは第2記憶部27にインストールされている制御プログラムが古いバージョンであるか否かを判断する(#12)。ここでは、無線通信装置2はこの多機能マイクロホン1に対応していないので、多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、ファームアップが必要であると判断する(#12でYES)。
次に、多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、無線通信装置2に対して、ファームアップ開始信号を送信し(#13)、無線通信装置2の第2演算処理部26は、ファームアップ開始の準備を行う(#14)。多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、ファームアップ開始信号を送信した後、所定時間(例えば300ms)経過すると、第1記憶部17から第2制御プログラムを読み出し、無線通信装置2に対して、第2制御プログラムを送信する(#15)。無線通信装置2の第2演算処理部26は、多機能マイクロホン1から第2制御プログラムを受信すると(#16)、第2記憶部27に第2制御プログラムを書き込み(#17)、第2制御部27にインストールされている制御プログラムを更新する。さらに、第2記憶部27への第2制御プログラムの書き込みが終了すると、無線通信装置2の第2演算処理部26は、起動シーケンスを再実行する(無線通信装置2の再起動)。
無線通信装置2が再起動されると、上記ステップ#1から#12までを再実行するが、第2制御部27にインストールされている制御プログラムが更新されているので、多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、ファームアップが不要であると判断し(#12でNO)、無線通信装置2に対して、ファームアップ不要信号を送信し(#18)、この制御プログラムの自動更新を終了する。
次に、無線通信装置2が、他の多機能マイクロホンなどには対応しているものの、接続された多機能マイクロホン1には対応していない場合について説明する。この例では、無線通信装置2側に、多機能マイクロホン1に対してファームアップを要求する機能を備えている。図5は、無線通信装置2の制御プログラムを自動更新する際の無線通信装置2側のファームアップ動作を示すフローチャートであり、図6は、無線通信装置2と多機能マイクロホン1の間での信号の送受信を示す。
無線通信装置2の電源がオンされた後のステップ#21〜#26までは、上記ステップ#1〜#6までと同じであるため、説明を省略する。無線通信装置2の第2記憶部27には、他の多機能マイクロホンに対応した制御プログラムがインストールされているため、接続された多機能マイクロホン1との間で、制御プログラムのバージョンなどを確認するために、第2演算処理部26は、多機能マイクロホン1に対して自己の機種情報や制御プログラムのバージョン情報などを送信する(#27)。多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、機種情報などを受信すると、応答信号(ACK)を送信する(#28)。無線通信装置2の第2演算処理部26は、多機能マイクロホン1からの応答信号(ACK)を受信すると、多機能マイクロホン1の機種情報や制御プログラムのバージョン情報に基づいて、ファームアップが必要であるか否かを判断する(#29)。そして、ファームアップが必要であると判断すると(#29でYES)、無線通信装置2の第2演算処理部26は、多機能マイクロホン1に対してファームアップを要求する(#30)。多機能マイクロホン1の第1演算処理部17は、ファームアップ要求信号を受信すると、無線通信装置2に対して、ファームアップ開始信号を送信し(#31)、無線通信装置2の第2演算処理部26は、ファームアップ開始の準備を行う(#32)。その後のステップ#33〜#35処理は、上記ステップ#15〜#17と同様である。
なお、無線通信装置2の制御プログラムの更新(自動ファームアップ)中、多機能マイクロホン1の液晶表示装置14及び無線通信装置2の液晶表示装置21には、ファームウエアの自動更新中であることや、電源を切らないこと、操作ボタン15及び22に触らないようにする注意書きなどを表示することはいうまでもない。また、無線通信装置2の制御プログラムの更新中、操作ボタン15及び22の機能を無効にするように設定してもよい。また、第2制御プロクラムは、無線通信装置2の第2記憶部27に記憶されている古いバージョンの制御プログラムを全面的に書き換えるものであってもよいし、新たな機能を追加するための部分的なものであってもよい。
このように、本実施形態に係る多機能マイクロホン及びその多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法によれば、無線通信装置にインストールされる第2制御プログラムが多機能マイクロホン側に記憶されており、多機能マイクロホンを無線通信装置に接続するだけで自動的に無線通信装置の制御プログラムが更新されるので、ユーザーやサービスマンの手を煩わせることはない。また、第2制御プログラムをダウンロードするための外部通信装置を別に用意したり、無線通信装置に不要な機能を搭載したりする必要がなく、無線通信装置のコストアップを防止することができる。また、本発明は、無線通信装置及びそれに接続される多機能マイクロホンだけでなく、その他のマイクロプロセッサで制御される電子機器の制御プログラムの更新に応用することができることはいうまでもない。
1 多機能マイクロホン
2 無線通信装置
11 PTTボタン
12 マイクロホン
13 スピーカー
14 液晶表示装置
15 操作ボタン
16 第1インターフェース
17 第1演算処理部(演算処理部)
18 第1記憶部
25 第2インターフェース
26 第2演算処理部
27 第2記憶部

Claims (4)

  1. 無線通信装置に接続されるインターフェースと、
    あらかじめインストールされた第1制御プログラムを実行する演算処理部と、
    前記演算処理部において前記第1制御プログラムが実行されているときに、前記インターフェース及び前記演算処理部を介して前記無線通信装置に対して所定の動作を指示するためのPTTボタン以外の操作ボタンと、
    前記第1制御プログラム及び前記無線通信装置にインストールされる第2制御プログラムを記憶した第1記憶部と、
    を備え、前記無線通信装置に接続され無線通信を行うための多機能マイクロホンであって、
    前記多機能マイクロホンが無線通信装置が対応していない機能を備えており、前記多機能マイクロホンがその無線通信装置に接続されたときに、前記演算処理部は、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記無線通信装置に送信して無線通信装置のファームウエアを自動的に更新することを特徴とする多機能マイクロホン。
  2. 前記演算処理部は、前記インターフェースが前記無線通信装置に接続されたときに、前記無線通信装置の機種情報又は前記無線通信装置の第2記憶部にインストールされている制御プログラムのバージョン情報に基づいて、当該制御プログラムの更新が必要か否かを判断し、制御プログラムの更新が必要な場合に、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記無線通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の多機能マイクロホン。
  3. 前記演算処理部は、前記インターフェースが前記無線通信装置に接続され、前記無線通信装置から要求があったときに、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記無線通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の多機能マイクロホン。
  4. 請求項1に係る多機能マイクロホンを無線通信装置に接続するステップと、
    前記多機能マイクロホンの演算処理部から、前記無線通信装置の第2演算処理部を介して、前記無線通信装置の機種情報又は前記無線通信装置の第2記憶部にインストールされている制御プログラムのバージョン情報を取得するステップと、
    前記無線通信装置の機種情報又は前記無線通信装置の第2記憶部にインストールされている制御プログラムのバージョン情報に基づいて、当該制御プログラムの更新が必要か否かを判断するステップと、
    前記第2記憶部にインストールされている制御プログラムの更新が必要と判断された場合に、前記インターフェースを介して前記第2制御プログラムを前記第2演算処理部に送信するステップと、
    前記第2演算処理部により、前記第2制御プログラムを前記第2記憶部に書き込むステップと、
    を備えたことを特徴とする多機能マイクロホンを用いた無線通信装置のファームアップ方法。
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