JP6417746B2 - ボール型等速ジョイント組立体及びそのブーツ - Google Patents
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Description
(請求項7)また、本発明のボール型等速ジョイント組立体は、有底筒状に形成される外輪と、前記外輪の内側に配置される内輪と、前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備え、前記ブーツは、前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、前記壁部は、前記テーパ部の前記蛇腹部側の端部から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する。
(請求項8)また、本発明のボール型等速ジョイント組立体は、有底筒状に形成される外輪と、前記外輪の内側に配置される内輪と、前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備え、前記ブーツは、前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、前記壁部の内周面は、前記ボールが前記テーパ部に当接する状態において、前記シャフトの外周面に当接する。
(請求項10)また、本発明のボール型等速ジョイント組立体のブーツは、有底筒状に形成される外輪と、前記外輪の内側に配置される内輪と、前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備えるボール型等速ジョイント組立体のブーツであって、前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、前記壁部は、前記テーパ部の前記蛇腹部側の端部から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する。
(請求項11)また、本発明のボール型等速ジョイント組立体のブーツは、有底筒状に形成される外輪と、前記外輪の内側に配置される内輪と、前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備えるボール型等速ジョイント組立体のブーツであって、前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、前記壁部の内周面は、前記ボールが前記テーパ部に当接する状態において、前記シャフトの外周面に当接する。
ブーツ16は、蛇腹筒状に一体形成される。このブーツ16は、合成樹脂やゴムなどを用いて、ブロー成形、射出成形などの公知の成形方法により成形する。なお、合成樹脂としては、例えば、TPE(ポリエステル系熱可塑性エラストマー)、TPO(ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー)などの熱可塑性樹脂を用いる。ブーツ16は、外輪11の開口側を封止している。つまり、外輪11とブーツ16とによる閉塞空間に、内輪12、ボール13、保持器14が配置されている。なお、この閉塞空間には、グリスなどの潤滑剤が封入される。
次に、外輪11とシャフト15とのジョイント角が所定値以上の角度をとったときにおける等速ジョイント組立体1の状態(作動)について、図2を参照して説明する。
しかし、前述したように、テーパ部16cの小径側における内周面の端面(端部)には、テーパ部16cの径方向内側に向かい突出して形成される円環状の壁部16eが設けられる(図1、図2参照)。円環状の壁部16eは、テーパ部16c及び蛇腹部16dとは異なり、その形状の特性から径方向外方に向かって伸びにくい。これにより、壁部16eは、テーパ部16cが、径方向外方へ膨張し膨らむこと(変位すること)を良好に規制するので、延いてはボール13が外輪11の外方へ離脱することを抑制する。
また、図2に示すように、円環状の壁部16eは、外輪11の外輪回転軸とシャフト15の中心軸とが所定値以上のジョイント角をとったときに、ボール13を保持する保持器14の壁部16e側の端面14bが、傾斜した壁部16eの保持器14側の面16e2に当接する(図2、A部参照)。これにより、保持器14の端面14bと壁部16eの面16e2との間では良好な摩擦力が生じる。このため、壁部16eは保持器14との当接位置で保持器14に強固に支持されることになる。よって、壁部16eに連結されるテーパ部16cの径方向外方への変位は良好に規制される。つまり、テーパ部16cのボール13のはみ出し方向への変位が抑制される。
また、図2に示すように、外輪11の外輪回転軸とシャフト15の中心軸とが所定値以上のジョイント角をとったときには、壁部16eの内周面16e1がシャフト15の外周面に接触する(図2、B部参照)。これにより、シャフト15の作動角が規制でき、シャフト15の作動角が、所定値以上のジョイント角を越えて更に拡大しボール13が勢いよく外輪11の開口端部から離脱しようとすることを効果的に規制できる。
なお、上記実施形態においては、ボール型等速ジョイント組立体の代表としてクロスグルーブ型等速ジョイント組立体について説明した。しかし、この態様には限らない。変形態様1(図示しない)として、ボール型等速ジョイント組立体は、例えば、ジョイント中心Oを屈曲の中心として固定し、軸方向変位を許容しない公知の固定式ボール型等速ジョイント(「ツェッパ型等速ジョイント」とも称する)であってもよい。なお、この場合の固定式ボール型等速ジョイントは、外輪の回転軸に対するシャフト中心軸の相対作動角(ジョイント角)が、所定値以上の角度をとったときに、何れかのボールが外輪から脱離するアンダーカットフリー型(UF)の等速ジョイントである。これによって上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、変形態様2(図示しない)として、ボール型等速ジョイント組立体は、例えば、公知のダブルオフセット型等速ジョイントであってもよい。なお、本発明が適用されるダブルオフセット型等速ジョイントは、外輪の回転軸に対するシャフト中心軸の相対作動角(ジョイント角)が、所定値以上の角度をとったときに、何れかのボールが外輪から脱離するタイプの等速ジョイントであればよい。これによって上記実施形態と同様の効果が得られる。
Claims (11)
- 有底筒状に形成される外輪と、
前記外輪の内側に配置される内輪と、
前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、
前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、
前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、
前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備え、
前記ブーツは、
前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、
前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、
前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、
当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、
前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、
前記壁部は、前記ボールが前記テーパ部に当接する状態において、前記保持器に当接する、ボール型等速ジョイント組立体。 - 前記ボール型等速ジョイント組立体は、車両に搭載され、
前記テーパ部は、車両搭載状態において、前記ボールと常時非接触となり、
前記壁部は、車両搭載状態において、前記保持器と常時非接触となる、請求項1に記載のボール型等速ジョイント組立体。 - 前記壁部は、前記テーパ部の前記内周面から前記外輪方向に傾斜して伸びる、請求項1又は2に記載のボール型等速ジョイント組立体。
- 前記壁部は、前記テーパ部の前記蛇腹部側の端部から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する、請求項1〜3の何れか1項に記載のボール型等速ジョイント組立体。
- 前記壁部の内周面は、前記ボールが前記テーパ部に当接する状態において、前記シャフトの外周面に当接する、請求項1〜4の何れか1項に記載のボール型等速ジョイント組立体。
- 前記ボール型等速ジョイント組立体は、車両に搭載され、
前記テーパ部は、車両搭載状態において、前記ボールと常時非接触となり、
前記壁部の前記内周面は、車両搭載状態において、前記シャフトの前記外周面と常時非接触となる、請求項5に記載のボール型等速ジョイント組立体。 - 有底筒状に形成される外輪と、
前記外輪の内側に配置される内輪と、
前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、
前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、
前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、
前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備え、
前記ブーツは、
前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、
前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、
前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、
当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、
前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、
前記壁部は、前記テーパ部の前記蛇腹部側の端部から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する、ボール型等速ジョイント組立体。 - 有底筒状に形成される外輪と、
前記外輪の内側に配置される内輪と、
前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、
前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、
前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、
前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備え、
前記ブーツは、
前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、
前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、
前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、
当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、
前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、
前記壁部の内周面は、前記ボールが前記テーパ部に当接する状態において、前記シャフトの外周面に当接するボール型等速ジョイント組立体。 - 有底筒状に形成される外輪と、
前記外輪の内側に配置される内輪と、
前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、
前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、
前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、
前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備えるボール型等速ジョイント組立体のブーツであって、
前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、
前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、
前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、
当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、
前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、
前記壁部は、前記ボールが前記テーパ部に当接する状態において、前記保持器に当接する、ボール型等速ジョイント組立体のブーツ。 - 有底筒状に形成される外輪と、
前記外輪の内側に配置される内輪と、
前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、
前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、
前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、
前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備えるボール型等速ジョイント組立体のブーツであって、
前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、
前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、
前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、
当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、
前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、
前記壁部は、前記テーパ部の前記蛇腹部側の端部から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する、ボール型等速ジョイント組立体のブーツ。 - 有底筒状に形成される外輪と、
前記外輪の内側に配置される内輪と、
前記外輪と前記内輪の間に配置され、前記外輪及び前記内輪に周方向に係合して前記外輪と前記内輪との間のトルク伝達を行う複数のボールと、
前記内輪の回転軸と中心軸が一致するよう前記内輪に連結されるシャフトと、
前記外輪と前記内輪との間に配置され、各前記ボールをそれぞれ挿通する複数の窓部が形成される保持器と、
前記外輪の開口端部と前記シャフトとの間を覆う可撓性のブーツと、を備えるボール型等速ジョイント組立体のブーツであって、
前記外輪の前記開口端部の外周面に固定される大径筒部と、
前記シャフトの外周面に固定される小径筒部と、
前記大径筒部の前記小径筒部側に一体に連結され前記小径筒部に向かって縮径し、前記外輪の前記開口端部に位置する前記ボールに当接するテーパ部と、
当該テーパ部と前記小径筒部との間に一体的に設けられた伸縮性の蛇腹部と、
前記テーパ部の内周面のうち前記テーパ部の前記ボールとの当接点より前記蛇腹部側の範囲に、前記テーパ部の内周面から前記テーパ部の径方向内側に向かって突出する円環状の壁部と、を備え、
前記壁部の内周面は、前記ボールが前記テーパ部に当接する状態において、前記シャフトの外周面に当接する、ボール型等速ジョイント組立体のブーツ。
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