JP6416147B2 - ブラシレス回転電機 - Google Patents

ブラシレス回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP6416147B2
JP6416147B2 JP2016075316A JP2016075316A JP6416147B2 JP 6416147 B2 JP6416147 B2 JP 6416147B2 JP 2016075316 A JP2016075316 A JP 2016075316A JP 2016075316 A JP2016075316 A JP 2016075316A JP 6416147 B2 JP6416147 B2 JP 6416147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exciter
frame
side bearing
rotor shaft
cooler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016075316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017188993A (ja
Inventor
直輝 岡島
直輝 岡島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2016075316A priority Critical patent/JP6416147B2/ja
Publication of JP2017188993A publication Critical patent/JP2017188993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6416147B2 publication Critical patent/JP6416147B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ブラシレス回転電機に関する。
同期回転電機においては、通常、固定子側に電機子巻線を設け、回転子側に界磁巻線(回転子巻線)を設けている。回転子に設けられた界磁巻線への直流電力は、通常、静止側に設けられた整流器からブラシを介して供給される。このブラシはメンテナンスおよび交換が必要であることから、ブラシを不要とするために、回転子とともに回転する回転整流部を設けることによってブラシレス化を図る方式が知られている。
特開2005−102362号公報
回転整流部は、通常、円板状の回転枠に複数の整流素子が取り付けられた構成となっている。励磁装置のうちの、回転整流部および励磁機が、回転電機の軸受の軸方向外側に設けられている。回転整流部および励磁機は、カバー内に収納されている。カバーは、回転電機のフレームと連通しており、回転電機内のたとえば空気などの冷却用気体の循環通路となっている。
励磁機の回転子および回転整流部は、回転電機のロータシャフトの回転とともに回転する。この際、励磁機の回転子および回転整流部は、冷却用気体を駆動するようなファン作用をもたらす場合がしばしばある。
軸受からの潤滑油の漏えいを防止するために、エアシールが設けられている(特許文献1参照)。しかし、このファン作用が、回転整流部と軸受間の空間の圧力を低下させることにより、軸受の状態に影響を与え、たとえば、軸受から潤滑油が軸方向の外側に漏れ出すという問題が生ずる場合がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、回転電機において軸受から回転整流部側への油漏れを防止することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係るブラシレス回転電機は、回転軸まわりに回転可能に軸支され回転軸方向に延びたロータシャフトと、そのロータシャフトの径方向外側に固定されて回転軸方向に延びた回転子鉄心とを有する回転子と、前記ロータシャフトの前記回転子鉄心を挟んで回転軸方向の前後で前記ロータシャフトを回転可能に軸支する連結側軸受およびエアシール部を有する励磁機側軸受と、前記連結側軸受を固定支持する連結側軸受ブラケットと、前記励磁機側軸受を固定支持する励磁機側軸受ブラケットと、前記回転子鉄心の径方向外側に配されて、回転軸方向に延びる固定子鉄心と、その固定子鉄心に巻回された固定子巻線とを有する固定子と、前記ロータシャフトとともに回転する回転整流部を有する励磁装置と、前記回転子鉄心および前記固定子を収納するフレームと、前記フレーム内の前記固定子および前記回転子鉄心を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器と、前記フレームの上部に取り付けられて前記フレームとともに密閉空間を構成し、前記冷却器を内包して、前記フレーム内から流入するための冷却器入口開口と、前記フレーム内に流出するための冷却器出口開口とによって前記フレームと連通する冷却器カバーと、前記励磁装置を内包し、前記冷却器カバーおよび前記フレームと連通する励磁装置カバーと、前記ロータシャフトに取り付けられて前記冷却用気体を前記密閉空間内で循環させる内扇ファンと、前記励磁機側軸受からの潤滑油の油漏れを抑制する油漏れ防止構造と、を備え、前記油漏れ防止構造は、前記回転整流部と前記励磁機側軸受との間に設けられて、前記エアシール部からの空気の流れを制限する仕切り構造と、前記励磁装置カバーの前記仕切り構造の前記回転整流器側の内部雰囲気と、前記フレーム内前記内扇ファンの吐出側の雰囲気とを連通させる連通管と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、回転電機において軸受から回転整流部側への油漏れを防止することができる。
本実施形態に係るブラシレス回転電機の立断面図である。 本実施形態に係るブラシレス回転電機の油漏れ防止構造の構成を示す図1の部分断面図である。 励磁機側軸受のエアシール部の構成を示すとともに、油漏れ防止構造が設けられていない場合の従来の励磁機側軸受まわりの圧力の説明用の部分断面図である。 本実施形態に係るブラシレス回転電機の油漏れ防止構造による励磁機側軸受まわりの圧力の説明用の部分断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るブラシレス回転電機について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るブラシレス回転電機の立断面図である。ブラシレス回転電機100は、回転子10、固定子20、励磁装置70、および油漏れ防止構造90を有する。
回転子10は、回転軸方向に延びて回転可能に軸支されたロータシャフト11と、ロータシャフト11の径方向外側に配されてロータシャフト11に結合した円筒形状の回転子鉄心12とを有する。
回転子鉄心12の径方向の外側表面には、回転軸方向に延びた複数のスロット(図示せず)が周方向に互いに間隔をあけて形成されている。スロットのそれぞれには、回転子巻線13の導体が収納されている。
ロータシャフト11には、2個の内扇ファン15が、回転子鉄心12を挟んで両側に取り付けられており、ロータシャフト11の回転とともに回転する。内扇ファン15は、軸流ファンであり、冷却用気体を、それぞれ回転子鉄心12の反対側から回転軸方向に吸い込み、それぞれ回転子鉄心12の方向に押し出す。
フレーム41内の固定子20を挟んで、回転軸方向の両側には、それぞれファンガイド16が、回転軸方向の垂直な方向に配され、径方向に拡がっている。ファンガイド16の周囲は、フレーム41の内面に結合している。ファンガイド16は、回転軸と同心の円形の開口を有する。開口の径方向の内側に、間隙をあけて内扇ファン15が設けられている。
固定子20は、回転子鉄心12の径方向外側に配されて円筒形状の固定子鉄心21と、固定子鉄心21の径方向内側の面に周方向に互いに間隔をおいて形成されて軸方向に延びた複数のスロット(図示せず)内に布設された固定子巻線22とを有する。
励磁装置70は、回転整流部71および励磁機72を有する。回転整流部71は、複数の整流器(図示せず)と、これらの整流器を固定支持する円板状の支持部(図示せず)とを有する。励磁機72は、励磁機回転部72aおよび励磁機固定部72bを有する。
回転整流部71および励磁機回転部72aは、ロータシャフト11に取り付けられ、ロータシャフト11とともに回転する。励磁機固定部72bは、励磁機回転部72aの径方向外側に配されて静止固定されている。励磁装置70は、励磁装置カバー53内に収納されている。
励磁機固定部72bの有する励磁機固定部巻線(図示せず)に印加する直流により励磁されて、励磁機回転部72aの有する励磁機回転部巻線(図示せず)に交流が生じる。その交流電流を回転整流部71によって整流し、回転子巻線13に直流が流れる。
固定子20および回転子鉄心12は、フレーム41内に収納されている。フレーム41の軸方向の両端には、連結側軸受ブラケット46および励磁機側軸受ブラケット47がそれぞれ接続されている。連結側軸受ブラケット46は連結側軸受31を支持している。また、励磁機側軸受ブラケット47は励磁機側軸受32を支持している。連結側軸受31および励磁機側軸受32は、ロータシャフト11を回転可能に支持している。
フレーム41の上方には、冷却器カバー52が設けられている。冷却器カバー52内には、冷却器51が収納されている。冷却器カバー52は、冷却器51で冷却される冷却用気体の流路の一部を形成している。フレーム41と冷却器カバー52は、互いに相俟って密閉空間60を形成している。フレーム41内の雰囲気と、冷却器カバー52内の雰囲気は、冷却器入口開口42と2つの冷却器出口開口43とで連通している。
励磁装置カバー53内の雰囲気と冷却器カバー52内の雰囲気とは、励磁装置入口ダクト54により連通している。また、励磁装置カバー53内の雰囲気とフレーム41内の雰囲気とは、励磁装置出口ダクト55により連通している。
図2は、本実施形態に係るブラシレス回転電機の油漏れ防止構造の構成を示す図1の部分断面図である。励磁機側軸受32の軸方向外側には、エアシール部33が設けられている。
エアシール部33が機能せずに励磁機側軸受32から励磁装置70側へ潤滑油が漏えいするような事態を防止するために、油漏れ防止構造90が設けられている。油漏れ防止構造90は、エアシール部33を正常に機能させ油漏れを防止する。油漏れ防止構造90は、仕切り構造91および連通管95を有する。
仕切り構造91は、平板部91aおよび円筒部91bを有する。平板部91aは、円板状で、中央に円形の開口を有する。円形の開口の径は、ロータシャフト11の外径に、平板部91aとロータシャフト11間のギャップ幅を加えた寸法である。円筒部91bは、ロータシャフト11と同軸でロータシャフト11を径方向に囲むように配された、円筒状の形状である。円筒部91bの第1の端部は、平板部91aに結合している。
仕切り構造91は、円筒部91bの第2の端部で、励磁機側軸受ブラケット47に固定支持される。
平板部91aおよび円筒部91bは、組み立て上、後から取り付けられるように、たとえば、それぞれが2つの部分からなり、取付け時に互いに結合されることでもよい。
平板部91aとロータシャフト11間のギャップ幅は、後述する仕切り構造91における圧力損失を必要なレベル以上の値に維持するように決められる。また、必要なレベル以上の圧力損失が得られるのであれば、円筒部91bに一部開口等が形成されていてもよい。
なお、円筒部91bに代えて、複数の脚の場合でもよい。ただし、仕切り構造91の励磁機側軸受32側から、仕切り構造91の励磁機側軸受32の反対側への流れによって、所定の圧力損失を生ずるような隙間の形状、寸法とする。
連通管95は、第1の端部は、励磁装置カバー53に接続され、励磁装置カバー53内の雰囲気に開放されている。また、連通管95は、励磁機側軸受ブラケット47を貫通し、さらにファンガイド16を貫通している。連通管の第2の端部は、ファンガイド16の回転子鉄心12側の雰囲気に開放されている。ファンガイド16の回転子鉄心12側の雰囲気は、内扇ファン15の吐出側であり、密閉空間60内で最も圧力の高い領域である。
以下、以上のように構成された本実施形態に係るブラシレス回転電機100およびその油漏れ防止構造90の作用を説明する。
ロータシャフト11の回転に伴い、内扇ファン15が回転し、フレーム41内の冷却用気体を駆動する。冷却用気体は、内扇ファン15の回転子鉄心12側の反対側から吸い込まれ、回転子鉄心12および固定子20側に吐き出される。回転子鉄心12および固定子20を冷却して自身は温度上昇した冷却用気体は、上昇してフレーム41側から冷却器入口開口42を経由して、冷却器51に流入する。
冷却用気体は、冷却器51の伝熱管(図示せず)の外側を通過しながら、伝熱管内を流れる外気あるいは冷却水などの冷却媒体に冷却されて、冷却器51から流出する。冷却器51から流出した冷却用気体は、冷却器カバー52内を上昇後、回転軸方向に2分されて、2つの冷却器出口開口43を経由して、冷却器カバー52内から、フレーム41内に流入し、再び、内扇ファン15に吸い込まれる。以上が、主たる流れである。
また、冷却器51から流出して、冷却器出口開口43方向に流れる冷却用気体の一部は、励磁装置入口ダクト54を経由して、励磁装置カバー53内に流入する。励磁装置カバー53内に流入した冷却用気体は、励磁装置70を冷却した後に、励磁装置出口ダクト55から、フレーム41内に戻り、前述の主たる流れに合流する。
図3は、励磁機側軸受のエアシール部の構成を示すとともに、油漏れ防止構造が設けられていない場合の従来の励磁機側軸受まわりの圧力の説明用の部分断面図である。なお、励磁機側軸受32の内部の図示は省略している。
励磁機側軸受32のエアシール部33は、ラビリンス構造となっている。すなわち、多段のラビリンスパッキン33aを有し、ロータシャフト11の外周に向かって突出する円環状突起が互いに軸方向に間隔をあけて配されている。
また、エアシール部33には、第1のチャンバ33bおよび第2のチャンバ33cが形成されている。軸方向外側である第1のチャンバ33bには、エアシールのため、空気供給管33dにより空気が供給されている。第1のチャンバ33b内に供給された空気が、第2のチャンバ33c側に流入して、潤滑油を励磁機側軸受32から軸方向外側に流出させないことがエアシール部33の本来の機能である。
ロータシャフト11の回転に伴い、励磁装置70の回転整流部71および励磁機回転部72aが回転する。この際、特に回転整流部71は、周囲の雰囲気に対して、遠心ファンに類似の作用をもたらす。すなわち、回転整流部71の回転に伴い、回転整流部71の径方向外側に冷却用気体の流れが生ずる。このため、回転整流部71の回転軸方向の前後から回転整流部71に向かう冷却用気体の流れが生ずる。このため、回転整流部71の回転軸方向の前後の圧力が低下し、低い圧力Pとなっている。
いま、油漏れ防止構造90が設けられていない場合を想定すると、励磁機側軸受32の回転軸方向の外側の圧力が低く、励磁機側軸受32内の潤滑油を回転軸方向外側に漏えいさせる状態が生ずることになる。
このため、エアシール部33においては、エアシールのために空気供給管33dにより第1のチャンバ33bに供給される空気は、本来の第2のチャンバ33cの方には流れずに、圧力の低い外側に流出する。このため、空気供給管33d内も負圧となり、図3のように、むしろ励磁機側軸受32の方から空気供給管33dおよび外部への流れが生ずることも起こり得る。この結果、エアシールが機能しないので、励磁機側軸受32から軸方向外側への油漏れが生ずる。
図4は、本実施形態に係るブラシレス回転電機の油漏れ防止構造による励磁機側軸受まわりの圧力の説明用の部分断面図である。なお、励磁機側軸受32の内部の図示は省略している。
本実施形態に係るブラシレス回転電機100においては、油漏れ防止構造90が設けられている。すなわち、励磁機側軸受32の回転軸方向外側と、回転整流部71の回転軸方向の側部との間には、仕切り構造91が設けられている。励磁機側軸受32のエアシール部33の第1のチャンバ33bに常時供給されている空気のほとんどは、第2のチャンバ33c側に流れる。この際、エアシール部33の第1のチャンバ33bから励磁装置カバー53内にも供給される空気の一部が流出している。
この一部流出している空気は、平板部91aとロータシャフト11間のギャップ94、および、もし形成されている場合は円筒部91bに形成された隙間93を通過して、回転整流部71側に流出する。この隙間93およびギャップ94を通過する際に、所定の圧力損失ΔPが生ずる。このため、励磁機側軸受32に隣接する回転軸方向外側の圧力Pは、回転整流部71近傍の圧力Pに比べて、前記所定の圧力損失分だけ高い圧力となっている。
この圧力が、励磁機側軸受32からの潤滑油の漏えいを引き起こさない圧力以上であれば、励磁機側軸受32からの潤滑油の漏えいは生じないことになる。すなわち、第1のチャンバ33bに供給される空気の大部分は、第2のチャンバ33cに流れ、エアシールが機能することになる。
言い換えれば、仕切り構造91は、第1のチャンバ33bから軸方向外側に流出する空気の流れの抵抗を大きくすることにより、この空気の流れを制限するものである。
励磁機側軸受32からの潤滑油の漏えいを引き起こさない励磁機側軸受32外側の圧力をP、回転整流部71近傍の圧力をPとすれば、所定の圧力損失ΔPは、(P−P)以上の値であればよく、円板部91aおよびそれを支持する円筒部91bあるいは脚部等の形状、寸法等はこの条件から決めればよい。
また、油漏れ防止構造90は、さらに、連通管95を有する。すなわち、励磁装置カバー53内の雰囲気を、フレーム41内の雰囲気に連通させることにより、励磁装置カバー53内の圧力の低下を緩和する。なお、図1では、フレーム41内の内扇ファン15の吸込み側と連通するようになっているが、内扇ファン15の径方向の外側あるいは、吐出側の雰囲気に連通させれば、さらに効果を生ずる。
本実施形態による油漏れ防止構造90は、励磁機側軸受32と回転整流部71との間に仕切り構造91を設けるため、回転整流部71への配置上の影響はほとんどない。また、連通管95を設けることも、回転整流部71への影響はない。
以上のように、回転整流部71を有するブラシレス回転電機100において、回転整流部71について配置への影響を抑えながら励磁装置の冷却性能を確保することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、12…回転子鉄心、13…回転子巻線、15…内扇ファン、16…ファンガイド、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、31…連結側軸受、32…励磁機側軸受、33…エアシール部、33a…ラビリンスパッキン、33b…第1のチャンバ、33c…第2のチャンバ、33d…空気供給管、41…フレーム、42…冷却器入口開口、43…冷却器出口開口、46…連結側軸受ブラケット、47…励磁機側軸受ブラケット、51…冷却器、52…冷却器カバー、53…励磁装置カバー、54…励磁装置入口ダクト、55…励磁装置出口ダクト、60…密閉空間、70…励磁装置、71…回転整流部、72…励磁機、72a…励磁機回転部、72b…励磁機固定部、90…油漏れ防止構造、91…仕切り構造、91a…平板部、91b…円筒部、93…隙間、94…ギャップ、95…連通管、100…ブラシレス回転電機

Claims (3)

  1. 回転軸まわりに回転可能に軸支され回転軸方向に延びたロータシャフトと、そのロータシャフトの径方向外側に固定されて回転軸方向に延びた回転子鉄心とを有する回転子と、
    前記ロータシャフトの前記回転子鉄心を挟んで回転軸方向の前後で前記ロータシャフトを回転可能に軸支する連結側軸受およびエアシール部を有する励磁機側軸受と、
    前記連結側軸受を固定支持する連結側軸受ブラケットと、
    前記励磁機側軸受を固定支持する励磁機側軸受ブラケットと、
    前記回転子鉄心の径方向外側に配されて、回転軸方向に延びる固定子鉄心と、その固定子鉄心に巻回された固定子巻線とを有する固定子と、
    前記ロータシャフトとともに回転する回転整流部を有する励磁装置と、
    前記回転子鉄心および前記固定子を収納するフレームと、
    前記フレーム内の前記固定子および前記回転子鉄心を冷却する冷却用気体を冷却する冷却器と、
    前記フレームの上部に取り付けられて前記フレームとともに密閉空間を構成し、前記冷却器を内包して、前記フレーム内から流入するための冷却器入口開口と、前記フレーム内に流出するための冷却器出口開口とによって前記フレームと連通する冷却器カバーと、
    前記励磁装置を内包し、前記冷却器カバーおよび前記フレームと連通する励磁装置カバーと、
    前記ロータシャフトに取り付けられて前記冷却用気体を前記密閉空間内で循環させる内扇ファンと、
    前記励磁機側軸受からの潤滑油の油漏れを抑制する油漏れ防止構造と、
    を備え、
    前記油漏れ防止構造は、
    前記回転整流部と前記励磁機側軸受との間に設けられて、前記エアシール部からの空気の流れを制限する仕切り構造と、
    前記励磁装置カバーの前記仕切り構造の前記回転整流器側の内部雰囲気と、前記フレーム内前記内扇ファンの吐出側の雰囲気とを連通させる連通管と、
    を有することを特徴とするブラシレス回転電機。
  2. 前記仕切り構造は、
    前記ロータシャフトの径方向の外側に間隙を介して設けられて径方向に拡がる平板部と、
    前記ロータシャフトの径方向外側を囲むように回転軸方向に延びた円筒部と、
    を有し、
    前記円筒部は、第1の端部が前記平板部に接続され、第2の端部が前記励磁機側軸受ブラケットに接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラシレス回転電機。
  3. 前記仕切り構造での圧力損失は、前記エアシール部が機能する前記励磁機側軸受の回転軸方向外側の最低圧力Pと、前記回転整流部近傍の圧力Pとの差ΔP(P−P)以上の圧力損失である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラシレス回転電機。
JP2016075316A 2016-04-04 2016-04-04 ブラシレス回転電機 Active JP6416147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075316A JP6416147B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 ブラシレス回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016075316A JP6416147B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 ブラシレス回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017188993A JP2017188993A (ja) 2017-10-12
JP6416147B2 true JP6416147B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=60046580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016075316A Active JP6416147B2 (ja) 2016-04-04 2016-04-04 ブラシレス回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6416147B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7385542B2 (ja) 2020-10-01 2023-11-22 東芝三菱電機産業システム株式会社 回転電機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54155113U (ja) * 1978-04-20 1979-10-29
JPH0591695A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Toshiba Corp ブラシレス回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017188993A (ja) 2017-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10001139B2 (en) Electric coolant pump
US10415590B2 (en) Electric coolant pump
JP6368492B2 (ja) 回転電機
JP2006515981A (ja) 回転機械冷却装置
JP2016052221A (ja) ブラシレス回転電機
CN103765732A (zh) 电动机
JP2000303986A (ja) 一体型モータポンプ
JP2001078390A (ja) 回転電機
JP2017135932A (ja) アウターロータ型回転電機
JP6416147B2 (ja) ブラシレス回転電機
JP6328939B2 (ja) モータポンプ
JP2020156264A (ja) 回転電機およびロータシャフト
KR20100078745A (ko) 베어링 냉각장치
KR102048851B1 (ko) 발전기의 팬 주변부 실링 구조
JP2007300729A (ja) 電動機
JP2017192163A (ja) 全閉形回転電機
JP2017085740A (ja) モータ及びこれを備える圧縮機
CN110994906B (zh) 无刷旋转电机
JP2017200354A (ja) ブラシレス回転電機
TW202220344A (zh) 旋轉電機
CN107612224B (zh) 一种循环冷却型防爆电机
JP6681788B2 (ja) モータ一体型流体機械
JP6416148B2 (ja) 全閉形回転電機
JP7385542B2 (ja) 回転電機
JP6785038B2 (ja) 流体機械

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6416147

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250