JP6414576B2 - 電界効果トランジスタ - Google Patents

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本発明は、電界効果トランジスタに関する。
電界効果トランジスタとして、特許文献1〜3に記載されたものが知られている。このような電界効果トランジスタは、チャネルを有する半導体層と、半導体層に接続されたソース電極、ドレイン電極およびゲート電極とを備える。特許文献1〜3では、種々の目的のため、半導体層に絶縁領域や凹部を設けた構造が提案されている。特許文献1では、チャネルの微細構造化のため、半導体層に絶縁領域を設けている。特許文献2及び特許文献3では、電極との接触面積を増大させるために半導体層に凹部を設けている。
特開平04−280438号公報 特開2006−253559号公報 特開2007−165446号公報
電界効果トランジスタでは、耐圧のさらなる向上が求められている。電界効果トランジスタでは、ソース電極よりもドレイン電極に高い電圧を印加する傾向にあり、例えば、ソース電極は0Vとし、ドレイン電極には数百Vの高電圧を印加する。このため、耐圧を向上させるための手段の1つは、ドレイン電極と、ドレイン電極に最も近い電極であるゲート電極との最短距離を拡大することである。しかしながら、ドレイン電極をゲート電極から遠ざけるほど、素子の面積が大きくなる。なお、ここでいう耐圧の向上とは、ゲート電極とドレイン電極との間に印加する電圧を増大させたときにこれらの電極間が絶縁破壊される電圧値を引き上げることを指す。
本願は、以下の発明を含む。
窒化物半導体から構成され、チャネルを有する半導体積層体と、
前記半導体積層体の上に設けられたゲート電極と、
上面視において、前記ゲート電極を挟む位置に設けられたソース電極およびドレイン電極と、を備え、
前記チャネルの前記ゲート電極から前記ドレイン電極に至る経路の最短距離が、上面視における前記ゲート電極と前記ドレイン電極との最短距離よりも長くなるように、前記チャネルを貫通する深さの穴が前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間の前記半導体積層体に設けられており、前記穴には前記半導体積層体よりも破壊電界強度の大きい絶縁部材が設けられていることを特徴とする電界効果トランジスタ。
本発明の実施形態に係る電界効果トランジスタによれば、耐圧を上昇させることができ、且つ、ゲート電極とドレイン電極間の距離の増大を抑制することができる。
実施形態1に係る電界効果トランジスタの模式的な平面図である。 図1のA−A線における模式的な断面図である。 図1のB−B線における模式的な断面図である。 実施形態1及び比較例の電界効果トランジスタについて、ゲート・ドレイン電極間距離と耐圧との関係を示すグラフである。 実施形態2に係る電界効果トランジスタの模式的な一部拡大平面図である。 実施形態3に係る電界効果トランジスタの模式的な平面図である。 実施形態4に係る電界効果トランジスタの模式的な平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、本発明を限定するものではない。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る電界効果トランジスタを示す模式的な平面図である。図2は図1のA−A線断面図であり、図3は図1のB−B線断面図である。図1〜図3に示すように、電界効果トランジスタ1は、例えば、高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor(HEMT))である。電界効果トランジスタ1は、半導体積層体11と、半導体積層体11の上に設けられたゲート電極23と、上面視において、ゲート電極23を挟む位置に設けられたソース電極21およびドレイン電極22と、を有する。半導体積層体11は、窒化物半導体から構成され、チャネル12aを有する。さらに、ゲート電極23とドレイン電極22との間の半導体積層体11には、チャネル12aを貫通する深さの穴30が設けられている。穴30は、チャネル12aのゲート電極23からドレイン電極22に至る経路X1の最短距離が、上面視におけるゲート電極23とドレイン電極22との最短距離Dよりも長くなるように、設けられている。穴30には、半導体積層体11よりも破壊電界強度の大きい絶縁部材60が設けられている。なお、図1は絶縁部材60を省略して示したものであり、図1において穴30は薄墨にて示す。
ソース電極21とドレイン電極22とを繋ぐチャネル12aの経路X1は、穴30を設けることにより、ゲート電極23とドレイン電極22との最短距離Dよりも長くなる。加えて、穴30は、半導体積層体11よりも破壊電界強度の大きい絶縁部材60が設けられている。半導体積層体11の破壊電界強度とは、代表的にはチャネル12aが形成される第1半導体層12の破壊電界強度を指し、例えばGaNの破壊電界強度である。このようにチャネル12aの経路X1を迂回させて実質的なチャネルの長さを増大させることができ、同じ電圧での電界強度を低減させることができる。これにより、電界効果トランジスタ1を高耐圧化することができ、且つ、ゲート電極23とドレイン電極22間の距離の増大を抑制することができる。ゲート・ドレイン電極間の距離の増大を抑制することにより、電界効果トランジスタ1を小面積化することができる。なお、穴30内の部材が半導体積層体11以下の破壊電界強度であれば、穴30によってチャネル12aを迂回させて耐圧を向上させることが困難であると考えられるため、穴30には破壊電界強度の大きい絶縁部材60を設ける。
電界効果トランジスタ1は、さらに絶縁性基板10を有してよい。半導体積層体11は、絶縁性基板10の上に設けられる。このとき、穴30は、絶縁性基板10まで達していることが好ましい。穴30の下に半導体積層体11の一部が残存していれば、そこが電流経路となる虞がある。この場合、チャネルの最短距離を十分に増大させることができない。したがって、穴30を絶縁性基板10に達する深さで設け、穴30の下に電流経路が残存しないようにすることが好ましい。また、1つのみでの穴で、チャネル12aのゲート電極23からドレイン電極22に至る経路X1の最短距離がゲート電極23とドレイン電極22との最短距離Dよりも長くなる構造を形成することは難しいため、穴30は複数設けることが好ましい。なお、穴30が複数ある場合は、すべての穴30が絶縁性基板10にまで達していることが好ましく、また、すべての穴30にポリイミド等の破壊電界強度の大きい絶縁部材が設けられていることが好ましい。
図1に示すとおり、本実施形態の複数の穴30は、上面視において、ゲート電極23とドレイン電極22とを最短距離で結ぶ方向と交差する方向に沿って配置された第1群と、第1群とドレイン電極22との間であって、第1群の配置方向と実質的に平行な方向に沿って配置された第2群と、を有する。そして、第1群の穴30と第2群の穴30とは互い違いに配置されている。すなわち、ゲート電極23から第1群の穴30同士の間を通過してドレイン電極22へと延びる直線が第2群の穴30に到達するように、複数の穴30が配置されている。換言すれば、図1では、ゲート電極23とドレイン電極22が平行に配置されており、複数の穴30がゲート電極23およびドレイン電極22に垂直をなす方向において部分的に重複するように配置されているといえる。穴30をこのように配置することで、チャネルの経路X1を迂回させ、ゲート・ドレイン電極間の最短距離Dよりも長くすることができる。また、穴30の上面視形状は一方向に長い形状である。穴30は、例えば反応性イオンエッチング(RIE)により半導体積層体11の一部を除去することで形成することができる。なお、ゲート電極23とドレイン電極22とを最短距離で結ぶ方向と交差する方向とは、典型的には、ゲート電極23とドレイン電極22とを最短距離で結ぶ方向と実質的に垂直な方向を指す。
以下、本実施の形態に係る電界効果トランジスタ1の構成部材について説明する。
(絶縁性基板10)
絶縁性基板10は、省略することもできるが、好ましくは半導体積層体11の下に配置する。絶縁性基板10は、例えば、サファイアから構成される。
(半導体積層体11)
半導体積層体11は、窒化物半導体から構成される。窒化物半導体としては、例えば、GaN、InGaN、AlGaN、AlNが挙げられる。半導体積層体11は、絶縁性基板10の上に設けられた第1半導体層12と、第1半導体層12の上に設けられた第2半導体層13とを有する。第1半導体層12は、例えば、GaNから構成される。第2半導体層13は、第1半導体層12よりもバンドギャップエネルギーが大きい。第2半導体層13は、例えば、AlGaNから構成される。AlGaN層の下にそれよりも薄膜のAlN層を設けてもよい。第1半導体層12には、第2半導体層13側の面の近傍に、チャネル12aが形成される。チャネル12aは例えば2次元電子ガス層である。また、図1〜図3に示すように、ソース電極21とドレイン電極22とに挟まれた領域以外の領域では、チャネル12aを除去することが好ましい。チャネル12aの残存した領域が活性領域となるので、この活性領域において、チャネルの経路X1が必ず迂回するように穴30を配置すればよい。また、穴30は活性領域の内側のみに形成することもできるが、図1に示すように、活性領域の端に位置する穴30を活性領域の内側から活性領域の外側に跨るように配置することが好ましい。これにより、製造時に多少の位置ずれが生じたとしてもチャネルの経路X1を確実に迂回させることができる。
(ソース電極21)
ソース電極21は、例えば、TiおよびAlから構成される。ソース電極21は、図2に示すように、半導体積層体11にチャネル12aに達する凹部を設け、その凹部内に配置することが好ましい。これにより、ソース電極21をチャネル12aに接触させることができる。この場合、ソース電極21のゲート電極23側の端が第2半導体層13の上に位置されていてもよい。
(ドレイン電極22)
ドレイン電極22は、例えば、TiおよびAlから構成される。ドレイン電極22は、図2に示すように、半導体積層体11にチャネル12aに達する凹部を設け、その凹部内に配置することが好ましい。これにより、ドレイン電極22をチャネル12aに接触させることができる。この場合、ドレイン電極22のゲート電極23側の端が第2半導体層13の上に位置されていてもよい。
(ゲート電極23)
ゲート電極23の材料は、ゲート電極23の機能が得られるものを適宜選択する。ゲート電極23は、例えば、半導体積層体11側より順にNi/Au/Ptから構成される。ゲート電極23と第2半導体層13との間には、例えばp型GaN層等のゲートコンタクト層を設けてよい。
(絶縁部材60)
絶縁部材60は、半導体積層体11の破壊電界強度(例えばGaNの破壊電界強度)よりも大きな破壊電界強度を有する部材からなる。GaNの破壊電界強度は理論限界値が330V/μmであり、実験値としては、例えば後述する図4の結果からは200V/μmより小さいといえる。これよりも破壊電界強度が大きいものとして、絶縁部材60には、ポリイミドやSiNを用いることができる。ポリイミドの破壊電界強度は例えば420V/μmである。SiNの破壊電界強度は、理論値が1000V/μmである。絶縁部材60は電界効果トランジスタの耐圧が向上する程度に穴30内に充填されていればよい。絶縁部材60はポリイミドからなることが好ましい。ポリイミドであれば、スピンコートにより塗布することができるため、スパッタ等で成膜する場合よりも短時間で穴30を埋めることができる。ポリイミドは、例えば、スピンコートで穴30を含む半導体積層体11の上面全体に塗布し、各電極のワイヤ等を接続する領域上に位置する部分をフォトリソにより除去し、ベークすることにより形成する。
(実験例)
図4は、図1に示すような形状の穴を設けた場合(以下、実施例という)の電界効果トランジスタの耐圧を示すと共に、穴を設けない場合(以下、比較例という)の電界効果トランジスタの耐圧を示す。実施例を白抜きの四角で示し、比較例を黒塗りの四角で示す。実施例は、上面視において、ソース・ドレイン電極間の最短距離が約15μmであり、ゲート・ドレイン電極間の最短距離が約12μmである。実施例と比較例はソース・ゲート電極間距離が共通している。比較例は、ゲート・ドレイン電極間の最短距離が、約7μm、約12μm、約17μmの3種類である。すなわち、比較例のソース・ドレイン電極間の最短距離は、約10μm、約15μm、約20μmの3種類である。各種類について、電界効果トランジスタを3個ずつ準備し、それぞれ、ゲート電極とドレイン電極との間に電圧を印加し、これらの電極間が絶縁破壊されたときの電圧値を耐圧とした。具体的には、電圧を徐々に増加させ、電極が破損したときの電圧を絶縁破壊されたときの電圧値とした。図4には、各種類における耐圧の平均値をプロットした。図4は、縦軸が耐圧であり、横軸がゲート電極とドレイン電極との間の最短距離である。
図4において穴を設けない比較例で示すように、耐圧はゲート・ドレイン電極間の距離が増大するほど(換言すればソース・ドレイン電極間の距離が増大するほど)、上昇する。実施例はゲート・ドレイン電極間の最短距離が約12μmであるが、比較例のゲート・ドレイン電極間の最短距離が約17μmである場合とほぼ同等の耐圧を得ることができた。このように、実施例は、比較例と比べて、ゲート・ドレイン電極間の最短距離の増大を抑制して耐圧を向上させることができる。
[実施形態2]
図5は、実施形態2に係る電界効果トランジスタを示す模式的な一部拡大平面図である。図5では、穴40を薄墨にて示す。実施形態2の電界効果トランジスタは、複数の穴40の形状及び配置が異なる以外は実施形態1の電界効果トランジスタ1と同様である。実施形態2の電界効果トランジスタは、実施形態1の電界効果トランジスタ1と同様に、耐圧を上昇させることができ、且つ、ゲート電極23とドレイン電極22間の距離の増大を抑制することができる。穴40は、具体的には、ゲート電極23とドレイン電極22とを最短距離で結ぶ方向において、上述の第1群と第2群とのペアが複数対設けられている。また、穴40の上面視形状は円形である。
[実施形態3]
図6は、実施形態3に係る電界効果トランジスタ2を示す模式的な平面図である。図6では、穴50を薄墨にて示す。実施形態3の電界効果トランジスタ2は、複数の穴50の形状及び配置が異なる以外は実施形態1の電界効果トランジスタ1と同様である。ソース電極21とドレイン電極22とに挟まれた領域以外の領域ではチャネル12aが除去されており、チャネル12aの残存する活性領域の端に位置する穴50が活性領域の内側から活性領域の外側に跨るように配置されている点も同様である。実施形態3の電界効果トランジスタ2は、実施形態1の電界効果トランジスタ1と同様に、耐圧を上昇させることができ、且つ、ゲート電極23とドレイン電極22間の距離の増大を抑制することができる。
穴50は、上面視において、ゲート電極23とドレイン電極22とを最短距離で結ぶ方向と交差する方向に延伸した形状である。穴50を設ける場合は、穴を設けない場合と比較して、チャネル12aの幅が制限されるため、抵抗が上昇しやすい。しかし、穴50のような形状であれば、チャネル12aの幅を制限しにくいため、穴50を設けることによる抵抗上昇を軽減することができると考えられる。なお、複数の穴50は、ゲート電極23とドレイン電極22とを最短距離で結ぶ直線を必ず遮るように配置する。例えば、1つの穴50のゲート電極23側の端から、ドレイン電極22までを最短距離で結ぶ方向に延びる直線を想定した場合に、当該直線が他の穴50を通過するように配置する。
穴50は、ゲート電極23及びドレイン電極22から離間していてもよいが、好ましくは、上面視において、ゲート電極23とドレイン電極22とを繋ぐ形状とする。すなわち、穴50は、その一端がゲート電極23と接続され、他端がドレイン電極22と接続されていることが好ましい。このようにすれば、チャネル12aの幅をより制限しにくく、穴50を設けることによる抵抗上昇をより軽減することができると考えられる。
[実施形態4]
図7は、実施形態4に係る電界効果トランジスタ3を示す模式的な平面図である。実施形態4の電界効果トランジスタ3は、ソース電極21とドレイン電極22とゲート電極23との形状以外は実施形態1の電界効果トランジスタ1と同様である。電界効果トランジスタ3において、ソース電極21とドレイン電極22とはそれぞれ同じ方向に延伸する複数の延伸部を有し、ソース電極21の延伸部とドレイン電極22の延伸部とは交互に配置されている。第2半導体層13が存在する領域において、ソース電極21とドレイン電極22との間にはゲート電極23が配置されている。そして、図7中の一部拡大図で示すように、電界効果トランジスタ3では実施形態1の電界効果トランジスタ1と同様に、ゲート電極23とドレイン電極22との間の半導体積層体11にチャネルを貫通する深さの穴30が設けられている。図7において穴30は薄墨にて示す。
電界効果トランジスタ3は、実施形態1の電界効果トランジスタ1と同様に、耐圧を上昇させることができる。また、このような櫛形形状のゲート電極23とドレイン電極22を有する電界効果トランジスタ3においては、単にゲート電極23とドレイン電極22間の距離を拡大する場合よりも、穴30を設ける方が、ゲート電極23とドレイン電極22間の距離の増大を抑制しやすいと考えられる。なお、穴30の形状等は、図7に示す形状等に限らず、上述の穴30、40、50について述べた種々の形状等を採用することができる。
1、2、3 電界効果トランジスタ
10 絶縁性基板
11 半導体積層体
12 第1半導体層
12a チャネル
13 第2半導体層
21 ソース電極
22 ドレイン電極
23 ゲート電極
30、40、50 穴
60 絶縁部材
X1、X2、X3 チャネルの経路
D ゲート電極とドレイン電極との最短距離

Claims (5)

  1. 窒化物半導体から構成され、チャネルを有する半導体積層体と、
    前記半導体積層体の上に設けられたゲート電極と、
    上面視において、前記ゲート電極を挟む位置に設けられたソース電極およびドレイン電極と、を備え、
    前記半導体積層体は、絶縁性基板の上に設けられており、
    前記チャネルの前記ゲート電極から前記ドレイン電極に至る経路の最短距離が、上面視における前記ゲート電極と前記ドレイン電極との最短距離よりも長くなるように、前記チャネルを貫通する深さの穴が前記ゲート電極と前記ドレイン電極との間の前記半導体積層体に設けられており、
    前記穴は、前記絶縁性基板まで達しており、
    前記穴には前記半導体積層体よりも破壊電界強度の大きい絶縁部材が設けられていることを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 前記穴は複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電界効果トランジスタ。
  3. 前記穴は、上面視において、前記ゲート電極と前記ドレイン電極とを最短距離で結ぶ方向と交差する方向に延伸した形状である請求項に記載の電界効果トランジスタ。
  4. 前記穴は、上面視において、前記穴の一端が前記ゲート電極と接続され、前記穴の他端が前記ドレイン電極と接続されるような直線形状である請求項に記載の電界効果トランジスタ。
  5. 前記絶縁部材は、ポリイミドからなる請求項1〜のいずれか1項に記載の電界効果トランジスタ。
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