JP6414399B2 - レチクル及びその検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、レチクル及びその検査方法に関する。
半導体装置の製造工程では、基板や薄膜の上にレジスト膜を塗布し、レチクルを透過した光でレジスト膜を露光し、レチクル上のパターンをレジスト膜に焼き付ける。続いて、露光したレジスト膜を現像することにより、例えば、光が照射された部分のレジスト膜を除去し、開口部を有するマスクを形成する。さらに、マスクの開口部から露出する基板や薄膜をエッチング等により除去することにより、基板や薄膜に所定のパターンを形成する。パターンの転写に使用されるレチクルは、例えば、ガラス基板上に遮光部材としてCrやMoSi等を堆積させてパターンを形成している。レチクル上のパターンは、レジスト膜に転写するパターンのサイズに比べて、例えば5倍〜10倍に拡大して形成される。
ここで、レチクル上のパターンの幅は、経時変化等によって変動することがある。パターン幅が変動したレチクルを使用してレジスト膜を露光すると、基板の上方に形成される回路の寸法が変化する。このために、従来では、レチクル上のパターン幅を適宜検査している。従来のレチクルの検査方法としては、検査対象のレチクルのパターンと、原データのパターンを比較照合することにより、レチクルの良否判定を行うことが知られている。この場合、原データとレチクルの位置がずれると正しい検査を行えない。このために、1枚のレチクルにレジスト膜に転写するパターンに加えて、検査時に使用する位置決め用のパターンとして、レジスト膜に解像しないパターンを形成し、解像しないパターンを使用して検査対象のレチクルと原データのパターンとを位置合わせした後、基板等に転写するパターンの検査を行う。
また、従来の別のレチクルの検査方法では、レジスト膜上に結像する直線状の第1のパターンと、第1のパターンに交差する方向に延び、レジスト膜上で結像する第2のパターンとの2種類のパターンを用意し、第1のパターンと第2のパターンが一部重なるようにレジスト膜に露光する。これによって、レジスト膜上に楔形のパターンを形成されるので、楔形のパターンの寸法を測定することにより、レチクル上のパターンの寸法変化を検出する。
特開昭60−210839号公報 特開平2−31142号公報
しかしながら、半導体装置の高集積化が進むに従って、レチクルのパターンの寸法が小さくなるので、レチクルの検査では数nmの寸法変化を検出する必要が生じている。このために、従来のレチクルのパターンと原パターンを直接に比較する方法では、高精度の位置合わせと、寸法の変化の測定が要求され、誤差の影響を排除してレチクルの検査を行うことは難しかった。また、レジスト膜上に解像する2つの直線状のパターンを交差するように露光させる方法の場合、通常では転写後のパターン寸法が一定になるように露光条件が予め調整されているので、レチクルのパターンの寸法変化を検出し難かった。
さらに、レチクルのパターン変化は、早期に検出することが好ましいが、従来のレチクルと原パターンを直接に比較する方法では、原パターンとの間に有意な差が生じる程にレチクルのパターンが変化するまでに時間がかかるので、レチクルのパターンの不良を早期に発見することができなかった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、レチクルのパターンの変化を早期に、かつ精度良く行えるようにすることを目的とする。
実施形態の一観点によれば、基板の上方に形成したレジスト膜上に解像する第1のパターンを有するレチクルにおいて前記第1のパターンの寸法変化を計測するにあたり、前記レチクルに設けられ、単体では解像せずに、光が通過可能な開口部を形成するエッジの面積当たりの数が前記第1のパターンより多い第2のパターンを用い、前記第2のパターンを通過した光を前記レジスト膜の同じ場所に複数回照射して前記レジスト膜を多重露光し、前記多重露光後に前記レジスト膜を現像し、前記第2のパターンを使用して前記多重露光した領域を含んで前記基板側に形成される開口部の寸法を測定することを特徴とするレチクルの検査方法が提供される。
また、実施形態の別の観点によれば、基板の上方に形成したレジスト膜に解像して所定の形状を作成可能な第1のパターンと、前記レジスト膜に解像しない第2のパターンと、複数回の露光時に重ね合わされる周辺部分の領域と、を含み、前記第1のパターン及び前記第2のパターンのそれぞれは、光が通過可能な開口部を有し、前記第2のパターンは、面積当たりの前記開口部を形成するエッジの数が前記第1のパターンより多く、少なくとも1組の前記第2のパターンが前記周辺部分の領域に配置され、前記1組の前記第2のパターンの一方が、前記1組の前記第2のパターンの前記一方とは形状が異なる前記1組の前記第2のパターンの他方に複数回の露光時に重なる関係で配置されていることを特徴とするレチクルが提供される。
第1のパターンが寸法変化した場合の像の寸法変化に比べて、第2のパターンに起因する像の寸法変化の方が顕著に現れることから、レチクルのパターン変化を高精度に、かつ早期に検査できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るレチクルの検査システムの概略構成の一例を示す模式図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るレチクルのパターンであって、(a)は第1のパターンの構成の一例を、(b)は第2のパターンの構成の一例を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るレチクルのパターンをレジスト膜に露光したときのイメージの一例を示し、(a)は第1のパターンに相当する領域を、(b)は第2のパターンに相当する領域を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るレチクルの第2のパターンを図3(b)に対して90°回転させてレジスト膜に露光したときのイメージの一例を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係るレチクルの第2のパターンをレジスト膜に2重露光したときのイメージの一例を示し、(a)は露光後のレジスト膜の表面を模式的に示し、(b)は現像後のレジスト膜の表面を模式的に示す図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係るレチクルのパターンを寸法変化と、レジスト膜に露光したときに形成される開口部の寸法変化をシミュレーションした結果の一例を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係るレチクルにおいて、(a)は第2のパターンの一例を示し、(b)は(a)に示す第2のパターンを多重露光して得られるレジスト膜の平面図の一例を示す。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係るレチクルの一例を示す斜視図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態に係るレチクルを使用した露光工程の一例を説明する図であって、(a)は1回目の露光後のレジスト膜の表面を模式的に示し、(b)は2回目の露光後のレジスト膜の表面を模式的に示す図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態の変形例に係るレチクルを使用した露光工程の一例を説明する図であって、(a)はレチクルの一例を示す斜視図であり、(b)は4回露光後のレジスト膜の表面を模式的に示す図である。
発明の目的及び利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素及び組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
(第1の実施の形態)
最初に、図1を参照して実施形態のレチクルを使用する露光装置の概略構成について説明する。露光装置1は、パターンを転写する基板2を位置決めして載置するテーブル3を有する。基板2には、パターンを転写するレジスト膜が形成されている。レジスト膜は、基板2上に直接に形成しても良いし、基板2の上方に形成した薄膜上に形成しても良い。テーブル3には、不図示の移動機構が設けられており、基板2を上下左右に移動させることができる。テーブル3の上方には、投射型の縮小光学系4が配置されており、縮小光学系4の上方にレチクル5と、光源6が順番に配置されている。レチクル5は、不図示のホルダによって位置決めして支持されている。さらに、露光装置1には、テーブル3や光源6を制御する制御装置7が設けられている。なお、露光装置1と、後述する基板2の欠陥検査装置9とを含んでレチクル5の検査システム10を構築することもできる。
続いて、図2にレチクルの構成の一部を模式的に示す。なお、図2(a)及び図2(b)は、レチクル5の特徴的なパターンの一部を拡大して示すものであり、レチクル5には、これ以外のパターンを形成しても良い。レチクル5は、露光に使用する光に対して透明な基板2上に、光を透過しない材料、例えばCrやMoSi等を使用してパターンを形成した構成を有する。さらに、レチクル5のパターンは、図2(a)に示す露光したときにレジスト膜21上で予め定められた形状の像を解像可能な第1のパターン12と、図2(b)に示す露光時にレジスト膜21上で解像しない第2のパターン13とを有する。例えば、解像する第1のパターン12は、幅90nmのライン14を180nmの周期で配置している。これに対して、解像しない第2のパターン13は、第1のパターン12より狭い幅、例えば、幅50nmの3本のライン15を450nmの周期で配置している。なお、各ライン14,15は、光を透過する開口部を形成している。また、ライン14,15以外の部分は、光を透過しない遮光部16,17になる。
レチクル5を使用して第1のパターン12を基板2上に転写するときは、図1に示すように、基板2及びレチクル5を所定の位置に配置する。続いて、制御装置7が光源6を予め定められた時間だけ点灯させる。光源6からの光は、レチクル5の遮光部16によって遮られ、第1のパターン12を透過した光が、縮小光学系4に入射する。さらに、縮小光学系4で縮小されたパターンが基板2上方のレジスト膜21に結像する。レジスト膜21を所定時間だけ露光したら、光源6を消灯させた後、基板2を取り出し、公知の現像液に浸して現像する。この後、洗浄及び乾燥を行うと、レチクル5の第1のパターン12が基板2上のレジスト膜21に縮小して転写される。例えば、図3(a)に一例を示すように、第1のパターン12に対応する領域は、ライン14に対応する部分のレジスト膜21が除去され、下地層22が露出する。下地層22は、基板2又は基板2の上方に形成された薄膜である。即ち、第1のパターン12を使用すれば、現像後のレジスト膜21に第1のパターン12に対応する形状の開口部を有するパターンを形成することができる。
ここで、レジスト膜21に第1のパターン12が転写されるのと同時に、同じレチクル5上に配置された第2のパターン13を透過した光も縮小光学系4を経てレジスト膜21に照射される。しかしながら、第2のパターン13におけるライン15の幅が狭いため、ライン15を透過する光の光量が少ない。このために、図3(b)に一例を示すように、第2のパターン13に対応する領域21Aは、レジスト膜21が変質等するが、現像してもレジスト膜21が残ってしまい、下地層22は露出しない。これは、第2のパターン13のライン15の幅が狭いため、ライン15を透過する光の光量が少なくなり、その結果として、レジスト膜21を除去可能に改質させるだけの光エネルギーを基板2の上方に照射できないからである。即ち、第2のパターン13では、現像後のレジスト膜21に第2のパターン13に対応する形状の開口部を形成することはできない。なお、図3(b)は、上側部分に比較として、対応するレチクル5の第2のパターン13の構成を並べて配置してある。レジスト膜21の変質した領域21Aの大きさは、光が回折等によって広がることにより、第2のパターン13のライン15の幅より広がっている。
レチクル5上のパターンを光源6及び縮小光学系4を使用して基板2上に結像させる光は、面積に依存する0次光が大部分を占めるので、基板2上に結像する光強度の変化Δlは、レチクル5の開口部(ライン14,15)又は遮光部16,17の面積変化ΔSに比例する。このために、レチクル5の寸法/面積変化が大きいパターンが高感度なパターンになる。レチクル5上の寸法変化は、パターン12,13の周辺のエッジ部分で発生する。このために、転写されるパターン12,13を構成するエッジを増やす(伸ばす)ことにより、レチクル5上でパターン12,13の寸法が変化した場合の影響度を調整できる。パターン12,13の周辺の長さ、即ちパターン12,13を構成するエッジが多いと、エッジの移動による面積変化が大きくなる。例えば、図2(a)に示す第1のパターン12は、破線で示す領域内のエッジ14Aは6本である。このケースでは、枠の高さをh、レチクル5上の遮光部16が広がる方向に各エッジ14AがΔWnm変化した場合、面積変化ΔS1は6×ΔW×hになる。
一方、図2(b)に示す第2のパターン13では、破線で示す領域内のエッジ15Aが18本になっている。ここで、破線で示す領域の面積は、図2(a)に示す第1のパターン12の破線で示す領域の面積と等しいものとする。このケースでは、枠の高さをh、レチクル5上の遮光部16が広がる方向に各エッジ15AがΔWnm変化した場合、面積変化ΔS2は18×ΔW×hになる。ここで、第1のパターン12と、第2のパターン13を比較すると、エッジ数が6本から18本に増えると、ΔSは、3倍(ΔS2/ΔS1)になる。このことから、同じ量だけエッジ14A,15Aが変化した場合、エッジ数が多い方が、面積変化が大きくなる。このことから、第2のパターン13のライン15の数は、1本でも良いが、複数本であることが好ましい。
次に、レチクル5の検査方法について説明する。
レチクル5を検査するときは、第1の露光を行った後、基板2の現像及び移動をせずに、レチクル5を回転させて第2の露光を行う。第1の露光では、例えば、図3(a)及び図3(b)に示すようにライン14,15及び遮光部16,17が配置されるようにレチクル5を固定する。続く、第2の露光では、同じレチクル5を90°回転させる。第1の露光及び第2の露光は、第2のパターン13の各ライン15が交差するようにレチクル5の位置を調整する。
ここで、最初に、比較として、第1の露光と第2の露光の一方のみを行った場合について説明する。
第1の露光では、例えば、図3(b)に模式的に示すように、第1の露光のみを実施した後に現像したレジスト膜21は像が形成されていない。これは、第2のパターン13の各ライン15の開口幅は、解像する第1のパターン12の各ライン14の開口幅の約1/3であるために、各ライン15を通過する光の強度のピークが弱く、解像には不十分であるためである。また、例えば、図4に第2の露光のみを実施した後のレジスト膜21の表面のイメージを示すように、第2の露光のみを行った場合には、レジスト膜21は変質した領域21Aの配置が90°回転するだけであり、レジスト膜21に像は形成されない。なお、図4の左側部分には、比較として、対応するレチクル5の第2のパターン12の構成を並べて配置してある。
これに対し、この実施の形態の検査方法として、第1の露光後に、レチクル5を90°回転させて第2の露光を実施した後に現像した場合の基板2の表面画像の一例を図5に示す。図5(a)は、第2のパターン13を2重露光した状態を模式的に示している。さらに、図5(b)は、第2のパターン13を2重露光したレジスト膜21を現像して得られる形状の一例を示している。図5(a)に示すように、この例では、ハッチングされていない領域は、2重露光によるライン15が交差する領域になる。この領域は、第1の露光及び第2の露光の両方でレチクル5を通過した光が直接に入射される領域であり、最も多くの光が照射され、レジスト膜21の露光に十分な光量が得られている。
さらに、その周囲のハッチングが薄い領域は、第1の露光又は第2の露光のいずれかのみで光が直接に照射される領域であり、かつ光が直接に照射されない場合でも、レジスト膜21が変質等する領域21Aに相当する。この領域においても、レジスト膜21の露光に必要な光量が得られる。この結果、2重露光によりライン15が交差する領域を中心とする円形の開口部25を解像させることができる。これによって、図5(b)に示すように、現像後の基板2では、円形の開口部25を有するレジスト膜21からなる解像パターン31が形成される。解像パターン31では、円形の開口部25から下地層22が露出する。
ここで、図6に、第1のパターン12で基板2上に解像させたパターンの寸法変化と、第2のパターン13を90°回転させて2重露光することにより基板2上で解像させたパターンの寸法変化をシミュレーションした例を示す。図6の横軸は、レチクル5のパターン12,13の寸法変化を示す。図6の縦軸は、上段が第2のパターン13を使用して2
重露光した場合に解像させた形状のイメージと、イメージの開口径の寸法及び寸法の変化量になっている。下段は、第1のパターン12を使用した場合に解像させた形状の寸法及び変化量になっている。なお、イメージは、レジスト膜21の断面形状を模式的に示しており、例えば、レチクル5のパターンの寸法変化量であるレチクル変化量が0nmのときは、レジスト膜21に直径Drnmの略円形の開口部25を有する解像パターン31が形成され、下地層22が露出していることを示している。
レチクル5のパターン12,13の寸法変化が0nmのときは、第2のパターン13による2重露光の像の幅は、250nmであり、寸法変化は0nmである。一方、第1のパターン12の像の幅は、90nmであり、寸法変化は0nmである。
レチクル5のパターン12,13の寸法変化が1nmのときは、第2のパターン13による2重露光の像の幅は、200nmになり、寸法変化は−50nmになる。一方、第1のパターン12の像の幅は、86nmでなり、寸法変化は−4nmになる。
そして、レチクル5のパターン12,13の寸法変化が2nm以上になると、第2のパターン13の2重露光は、レジスト膜を貫通する像を形成できなくなる。一方、第1のパターン12の像の幅は、82nmでなり、寸法変化は−8nmになる。以降は、レチクル5のパターン12,13の寸法変化が1nmずつ大きくなるにつれて、第1のパターン12による像の寸法変化が、−13nm、−18nm、−24nmの順番に大きくなる。
第2のパターン13を回転させて2重露光した場合、レチクル5の寸法変化が、基板2上の換算値で片側1nm変化すると、基板2上では開口部25の径が50nm変化する。一方、第1のパターン12でレチクル5が同じ量だけ寸法変化すると、開口部25の径の変化は4nmに留まる。即ち、レチクル5のパターン12,13が同じ量だけ寸法変化した場合には、第2のパターン13の2重露光では、第1のパターン12に比べて10倍以上の寸法変化を検出できる。
従って、第2のパターン13を2重露光してレジスト膜21に所定形状のパターンを解像させることにより、レチクル5の寸法変化を高精度に検出できる。ここで、第1のパターン12のみでレチクル5を検査することを想定した場合、レチクル変化量が5nmになっても開口部25の径変化は24nmに留まるため、第2のパターン13の2重露光と同程度の開口部25の径変化を検出するためには、レチクル変化量が5nmより大きくなる必要がある。このことから、第2のパターン13の2重露光では、第1のパターン12でレチクル5を検査する場合に比べ、早期にレチクル5の寸法変化を検出することが可能になる。
ここで、レチクル5の向きの変更は、手動でも良いし、露光装置1にレチクル5の向きを制御装置7に指令に基づいて自動的に切り替える保持装置を設けても良い。また、現像後のレジスト膜21の開口部25の径は、欠陥検査装置9において測定される。欠陥検査装置9では、例えば、開口部25の位置が予め登録されており、開口部25の位置情報に基づいて、開口部25の平面画像を撮像し、画像処理によって開口部25の寸法を測定する。さらに、欠陥検査装置9は、測定結果と、レチクル5の寸法変化がゼロの場合の開口部25の寸法として登録されている値を比較し、寸法変化が予め定められた閾値を超えた場合には、エラー情報を出力し、製造ラインの管理者に通知するように構成することも可能である。また、レジスト膜21の開口部25の寸法を測定する代わりに、レジスト膜21を用いてエッチングした後の形状に対して寸法測定しても良い。
以上、説明したように、レチクル5は、回路形成に必要な第1のパターン12に加えて、単体、即ち1回の露光だけではレジスト膜21上に解像しない第2のパターン13を設けた。第2のパターン13は、第1のパターン12に比べて面積当たりの開口部のエッジ15Aの数が多くなっている。即ち、第2のパターン13は、パターン密度が第1のパターン12より大きくなっている。このような第2のパターン13をレジスト膜21に多重露光すると、レジスト膜21に所定の形状に解像させることができる。第2のパターン13の多重露光で形成されるパターンの寸法は、第2のパターン13のエッジ15Aの位置がずれた場合には変動する。この変動幅は、面積当たりのエッジ数が少ない第1のパターン12を使用する場合に比べて大きくなる。従って、第2のパターン13を多重露光してレジスト膜21上で得られるパターンの寸法変化を検査することにより、第2のパターン13と同様に寸法変化が生じた場合の第1のパターン12の寸法変化を高い精度で検査できる。また、面積当たりのエッジ数が多い第2のパターン13を使用することにより、パターン12,13の変動幅に対するレジスト膜21上のパターンの寸法変化を大きくできるので、パターン12,13の変化を早期に検出することが可能になる。
次に、第1の実施の形態の変形例について説明する。
図7(a)に示すように、レチクル5における第2のパターン41は、円形の開口部42を配列した構成を有する。各開口部42のサイズは、レジスト膜21に結像しない大きさになっている。レチクル5を検査するときは、第2のパターン41で第1の露光を行い、第2のパターン41を90°回転させた後、開口部42が重なるように第2の露光を行い、複数の円形の開口部42が多重露光されることにより解像させる。これにより、図7(b)に一例を示すように、解像したパターン43は、複数の開口部42を含む1つの大径の開口部44になる。即ち、図7(a)の開口部42が2重に露光される部分と、その周囲の部分に相当するレジスト膜21が露光及び現像により除去されて、大径の開口部44が形成される。このレチクル5においても、解像パターン43の径の変化でレチクル5パターンの寸法変化を測定できる。なお、解像パターン43は、複数の開口部42を有する構成の他に、1つの開口部から構成しても良い。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
この実施の形態は、レチクル5を回転させずに第2のパターン13を異なる角度でレジスト膜21上に多重露光させることを特徴とする。
図8に示すように、レチクル5は、中央に基板2に解像させる第1のパターン12が形成されており、周辺部分に第2のパターン13が形成されている。第1のパターン12は、基板2の上方に回路を形成するために使用される。第2のパターン13は、回路として使用しない領域、例えば、スクライブライン領域などに相当する位置に配置される。
8に示す例では、第2のパターン13は、レチクル5の右下の隅部と左下の隅部のそれぞれに第2のパターン13A,13Bが1つずつ形成されている。これは、レチクル5の中心又は第1のパターン12の中心を通る仮想線L1に対して対称な位置に相当する。例えば、左下の第2のパターン13Aが図3(b)の形状を有し、右下の第2のパターン13Bは図4に示す形状になっている。なお、各第2のパターン13A〜13Bの向きは、これ以外でも良い。また、第2のパターン13A〜13Bは、第1のパターン12に対して対称な位置に配置されていれば良く、レチクル5の角部以外、例えば、対向する一対の辺の中央のそれぞれに配置しても良い。
次に、レチクル5の検査方法について説明する。この実施の形態では、基板2上で回路を形成する回路形成領域が複数有り、かつ1つの回路形成領域に対してレチクル5を使用した露光を1回行い、その後に、レチクル5と基板2の位置を変化させ、隣りの回路形成領域にレチクル5を使用した露光を1回行う。以降は、必要な数だけ、同様の工程を繰り返す。
このとき、1回目の露光で、例えば、図9(a)に露光時のイメージを示すように、レジスト膜21には、第1のパターン12に相当する形状と、第2のパターン13A,13Bに相当する形状が1つずつ転写される。この後、レチクル5の位置を移動させる。露光装置1は、1回目の露光の第2のパターン13Bの上に、第2のパターン13Aが重なるような位置にレチクル5を移動させる。この状態で、2回目の露光を行うと、図9(b)に示すように、1回目の露光により転写したイメージの隣りに、第1のパターン12に相当する形状と、第2のパターン13A,13Bに相当する形状が1つずつ転写される。さらに、1回目の露光と、2回目の露光が重なる領域において、1回目の露光時の第2のパターン13Bと、2回目の露光時の第2のパターン13Aとが重なる。即ち、領域51において第2のパターン13が異なる角度で同じ位置に2重露光されたことになる。
このように、同じ場所に異なる角度で第2のパターン13が2重露光されることにより、レジスト膜21には、図5(b)に示すような円形の開口部25を有する解像パターンが形成される。そして、レジスト膜21上の解像パターンの寸法変化を測定することにより、第1の実施の形態と同様に、レチクル5のパターン12,13の寸法変化を早期に、かつ高精度に検査できる。
ここで、現像後のレジスト膜21の開口部の径は、欠陥検査装置9において測定される。欠陥検査装置9は、第1のパターン12により形成されるレジスト膜21の開口部の検査と共に、第2のパターン13により形成されるレジスト膜21の開口部の寸法を検査する。欠陥検査装置9では、例えば、開口部の位置が予め登録されており、開口部の位置情報に基づいて、開口部の平面画像を撮像し、画像処理によって開口部の寸法を測定する。さらに、欠陥検査装置9は、測定結果と、レチクル5の寸法変化がゼロの場合の開口部の寸法として登録されている値を比較し、寸法変化が予め定められた閾値を超えた場合には、エラー情報を出力し、製造ラインの管理者に通知するように構成することも可能である。
次に、第2の実施の形態の変形例について説明する。
図10(a)に示すように、レチクル5は、第2のパターン13がレチクル5の4つの角部に1つずつ形成されている。例えば、左下の第2のパターン13Aが図3(b)の形状を有し、右下の第2のパターン13Bは図4に示す形状になっている。さらに、例えば、左上の第2のパターン13Cが図3(b)の形状を有し、右上の第2のパターン13Bは図4に示す形状になっている。この場合、第2のパターン13Aと第2のパターン13Bは、レチクル5の中心又は第1のパターン12の中心を通る仮想線L1に対して対称な位置に相当する。同様に、第2のパターン13Cと第2のパターン13Dは、レチクル5の中心又は第1のパターン12の中心を通る仮想線L1に対して対称な位置に相当する。また、第2のパターン13Aと第2のパターン13Dは、レチクル5の中心又は第1のパターン12の中心を通る仮想線L2に対して対称な位置に相当する。第2のパターン13Bと第2のパターン13Cは、レチクル5の中心又は第1のパターン13の中心を通る仮想線L3に対して対称な位置に相当する。なお、各第2のパターン13A〜13Dの向きは、これ以外でも良い。
図10(b)に露光時のイメージを示すように、このレチクル5では、周辺部分の上下左右に並んだ4か所で露光を行うと、中央部分において第2のパターン13A〜13Dが同じ場所に4重露光される。これにより、4つの第2のパターン13A〜13Dが同じ場所に4重に露光され、開口部を有する解像パターンが形成される。そして、解像パターンの寸法変化を測定することにより、レチクル5のパターン12,13の寸法変化を検査できる。なお、図5(b)おいて、上下左右の領域に対しても露光を行えば、中央以外の他の部分も第2のパターン13A〜13Dが4重露光される。このようなレチクル5においても、前記と同様に、パターン12,13の寸法変化を早期に、かつ精度良く検査できる。
なお、第2のパターン13は、例えば、図10(a)の第2のパターン13Aと第2のパターン13Dのように、レチクル5の対角となる位置に1つずつのみ配置しても良い。この場合、第2のパターン13Aと第2のパターン13Dは、同じパターンを異なる向きに配置した構成を有する。また、図8又は図10に示す第2のパターン13A〜13Dは、多重露光することにより、所定の形状のパターンがレジスト膜21上に形成される構成であれば良く、パターンの形状やパターンの角度は場所毎に異ならせても良い。
ここで挙げた全ての例及び条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明及び概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例及び条件に限定することなく解釈するものであり、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換及び変形を施すことができる。
以下に、前記の実施の形態の特徴を付記する。
(付記1) 基板の上方に形成したレジスト膜上に解像する第1のパターンを有するレチクルにおいて前記第1のパターンの寸法変化を計測するにあたり、前記レチクルに設けられ、単体では解像せずに、光が通過可能な開口部を形成するエッジの面積当たりの数が前記第1のパターンより多い第2のパターンを用い、前記第2のパターンを通過した光を前記レジスト膜の同じ場所に複数回照射して前記レジスト膜を多重露光し、前記多重露光後に前記レジスト膜を現像し、前記第2のパターンを使用して前記多重露光した領域を含んで前記基板側に形成される開口部の寸法を測定することを特徴とするレチクルの検査方法。
(付記2) 前記第2のパターンを使用して前記レジスト膜を多重露光する工程は、前記第2のパターンの向きを1回前の露光時の向きに対して変化させることを含む付記1に記載のレチクルの検査方法。
(付記3) 前記第2のパターンの向きを1回前の露光時の向きに対して変化させることは、前記レチクルの向きを90°変化させることを含む付記2に記載のレチクルの検査方法。
(付記4) 前記レジスト膜を多重露光する工程は、前記基板上で回路を形成する領域の外側の領域に前記第2のパターンを重ねて露光することを含む付記1乃至付記3のいずれか一項に記載のレチクルの検査方法。
(付記5) 前記レジスト膜を多重露光する工程は、前記レチクルの前記基板上で回路を形成する領域の外側の領域に異なる角度で配置された前記第2のパターンを前記レジスト膜の同じ位置に重ねて露光することを含む付記4に記載のレチクルの検査方法。
(付記6) 基板の上方に形成したレジスト膜に解像して所定の形状を作成可能な第1のパターンと、前記レジスト膜に解像しない第2のパターンと、を含み、前記第1のパターン及び前記第2のパターンのそれぞれは、光が通過可能な開口部を有し、前記第2のパターンは、面積当たりの前記開口部を形成するエッジの数が前記第1のパターンより多いことを特徴とするレチクル。
(付記7) 前記第1のパターンは中央に配置され、前記第2のパターンは、前記第1のパターンより外側で、かつ前記第1のパターンに対して対称な位置に、少なくとも1組配置されていることを特徴とする付記6に記載のレチクル。
(付記8) 複数の前記第2のパターンは、異なる角度を持って配置されていることを特徴とする付記7に記載のレチクル。
(付記9) 前記第1のパターンは、前記基板上で回路を形成する領域に相当する位置に配置され、前記第2のパターンは、前記基板上で回路を形成する領域の外側に配置されていることを特徴とする付記6乃至付記8のいずれか一項に記載のレチクル。
(付記10) 基板の上方に形成したレジスト膜上に単体では解像しないパターンを通した光を前記レジスト膜に照射する第1の露光と、前記第1の露光の後、前記レジスト膜を現像することなく、前記パターンの向きを変化させた後、前記レジストの前記第1の露光と同じ場所に前記パターンを通した光を照射する第2の露光と、を含み、前記第2の露光の後に前記レジスト膜を現像して形成される前記レジスト膜の開口部の寸法を計測することを特徴とするレチクルの検査方法。
1 露光装置
2 基板
5 レチクル
12 第1のパターン
13,13A〜13D 第2のパターン
14,15 開口部
14A,15A エッジ
21 レジスト膜
25 開口部

Claims (5)

  1. 基板の上方に形成したレジスト膜上に解像する第1のパターンを有するレチクルにおいて前記第1のパターンの寸法変化を計測するにあたり、前記レチクルに設けられ、単体では解像せずに、光が通過可能な開口部を形成するエッジの面積当たりの数が前記第1のパターンより多い第2のパターンを用い、前記第2のパターンを通過した光を前記レジスト膜の同じ場所に複数回照射して前記レジスト膜を多重露光し、前記多重露光後に前記レジスト膜を現像し、前記第2のパターンを使用して前記多重露光した領域を含んで前記基板側に形成される開口部の寸法を測定することを特徴とするレチクルの検査方法。
  2. 前記第2のパターンを使用して前記レジスト膜を多重露光する工程は、前記第2のパターンの向きを1回前の露光時の向きに対して変化させることを含む請求項1に記載のレチクルの検査方法。
  3. 前記レジスト膜を多重露光する工程は、前記レチクルの前記基板上で回路を形成する領域の外側の領域に異なる角度で配置された前記第2のパターンを前記レジスト膜の同じ位置に重ねて露光することを含む請求項1又は請求項2に記載のレチクルの検査方法。
  4. 基板の上方に形成したレジスト膜に解像して所定の形状を作成可能な第1のパターンと、
    前記レジスト膜に解像しない第2のパターンと、
    複数回の露光時に重ね合わされる周辺部分の領域と、
    を含み、
    前記第1のパターン及び前記第2のパターンのそれぞれは、光が通過可能な開口部を有し、前記第2のパターンは、面積当たりの前記開口部を形成するエッジの数が前記第1のパターンより多く、
    少なくとも1組の前記第2のパターンが前記周辺部分の領域に配置され、
    前記1組の前記第2のパターンの一方が、前記1組の前記第2のパターンの前記一方とは形状が異なる前記1組の前記第2のパターンの他方に複数回の露光時に重なる関係で配置されている
    ことを特徴とするレチクル。
  5. 前記1組の前記第2のパターンの前記一方のパターン方向と、前記1組の前記第2のパターンの前記他方のパターン方向との角度が異なることを特徴とする請求項4に記載のレチクル。
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