JP6414169B2 - 締結構造 - Google Patents
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Description
以下、図1〜図6を用いて第1の実施の形態に係る締結構造Sについて説明する。本実施の形態の締結構造Sは、車両V(自動車)の車体を構成する樹脂製の車体樹脂部材に、車両の部材を締結させる締結部分に適用されている。以下、図面では、締結構造Sが適用された車両Vの車両前側を矢印FRで示し、車両上側を矢印UPで示し、車両右側を矢印RHで示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1に示されるように、締結構造Sは、ボルト30と、ワッシャ40と、ナット50と、カラー60と、を含んで構成されている。以下、各構成について説明する。
図3に示されるように、ボルト30は、金属製とされると共に、上下方向を軸方向として配置されている。また、ボルト30は、ボルト30の軸方向一端部(上端部)を構成する頭部32と、頭部32からボルト30の軸方向他端側(下側)へ延出されたネジ部34と、を含んで構成されると共に、段付ボルトとして構成されている。すなわち、ボルト30の頭部32は、略円柱状に形成された頭部本体32Aと、頭部32の軸方向一端部において、頭部本体32Aから径方向外側へ張出された鍔部32Bと、を含んで構成されている。一方、ネジ部34の外周部には、雄ネジが形成されている。
図1に示されるように、ワッシャ40は、略円環板状に形成されて、上下方向を板厚方向として、ボルト30の頭部本体32Aとバックドア10のアウタパネル12との間に配置されている。換言すると、ワッシャ40がアウタパネル12の上側に隣接して配置されている。このワッシャ40は、ワッシャ本体42と、ワッシャ40の径方向外側部分を構成する「外側弾性部」としての外側ラバー部44と、ワッシャ40の径方向内側部分を構成する「内側弾性部」としての内側ラバー部46と、を含んで構成されている。
図1に示されるように、ナット50は金属製とされている。また、ナット50は、筒状に形成されており、ナット50の内周部には、雌ネジが形成されている。さらに、ナット50の軸方向一端部には、ナット50の径方向外側へ張出されたフランジ部52が一体に形成されて、ナット50の軸方向一端面が座面とされている。そして、ナット50が、ボルト30のネジ部34に下側から螺合されている。また、ナット50がネジ部34に螺合された状態では、後述するカラー60をナット50及びワッシャ40のワッシャ本体42によって挟み込む構成になっている。
カラー60は、ワッシャ40とナット50との間に配置されて、両者によって挟み込まれるように構成されている。このカラー60は、金属製のカラー本体62と、樹脂製のモールド部70と、を含んで構成されている。また、カラー60は隙調整部80を有しており、隙調整部80によって、アウタパネル12に対するカラー60のガタを低減し、且つカラー60をアウタパネル12に保持させるように構成されている。以下、カラー60の構成について説明する。
以下、図7〜図9を用いて第2の実施の形態に係る締結構造Sについて説明する。第1の実施の形態では、カラー60のモールド部70とアウタパネル12とが両面テープ84により接着されている。これに対して、第2の実施の形態の締結構造Sは、カラー60に設けられた溶着リブ83とアウタパネル12とが振動溶着されて、カラー60とアウタパネル12とを一体化させた点に特徴がある。
以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成については同一の符号を付している。
本実施の形態のカラー60は、図7に示されるように、金属製のカラー本体62と、樹脂製のモールド部70と、を含んで構成されている。また、カラー60は隙調整部80を有しており、隙調整部80によって、アウタパネル12に対するカラー60のガタを低減し、且つカラー60をアウタパネル12に保持させるように構成されている。
本実施の形態の締結の手順には、まず、カラー60をアウタパネル12に溶着させる溶着工程がある。
図9(A)に示されるように、カラー60の隙調整部80は、溶着リブ83を含んで構成されており、溶着リブ83は、モールド部70におけるベース部72から上側へ突出されている。ここで、アウタパネル12の挿通孔14に対するカラー60の筒部64の位置を合わせながら、筒部64を挿通孔14の内部に向けて下側から挿通させると、溶着リブ83はアウタパネル12に当接される。
続いて、一体化されているカラー60とアウタパネル12にリヤスポイラ20を締結させる工程について説明する。
本実施の形態によれば、リヤスポイラ20をアウタパネル12に締結させる際、予めカラー60をアウタパネル12に溶着させている。これにより、アウタパネル12の板厚にばらつきが生じていても、また、カラー60における複数の溶着リブ83とアウタパネル12との接触状況にばらつきが生じていても、溶着リブ83の溶着代を変化させることで、ばらつきを吸収することができる。
以上、本実施の形態では、第1の実施の形態と比べて、両面テープ84やハンドル部78などが不要となり、部品点数を削減することができ、製造コストを軽減することができる。
14 挿通孔
20 リヤスポイラ(被締結部材)
30 ボルト
32 頭部
32B 鍔部
34 ネジ部
40 ワッシャ
42 ワッシャ本体
44 外側ラバー部(外側弾性部)
44A 外側リブ(外側突起部)
46 内側ラバー部(内側弾性部)
46A 内側リブ(内側突起部)
50 ナット
60 カラー
62 カラー本体
64 筒部
66 カラーフランジ(フランジ)
72 ベース部
78 ハンドル部
80 隙調整部
82 ダボ(調整突起)
83 溶着リブ(調整突起)
84 両面テープ(接着部材)
S 締結構造
Claims (8)
- 板状の樹脂部材の板厚方向一方側に隣接して配置され、金属製のワッシャ本体を有する環状のワッシャと、
前記ワッシャの前記樹脂部材とは反対側に配置され且つ前記ワッシャと共に被締結部材を挟み込んで保持する頭部と、前記頭部から前記樹脂部材の板厚方向他方側へ延出され且つ前記ワッシャの内部及び前記樹脂部材に形成された挿通孔の内部に挿通されたネジ部と、を有する金属製のボルトと、
前記ネジ部に螺合された金属製のナットと、
前記ネジ部が挿通された筒部と、前記筒部の外周部に形成され且つ前記樹脂部材の板厚方向他方側に配置されたフランジと、を含んで構成された金属製のカラー本体を有すると共に、当該カラー本体が前記ワッシャ本体及び前記ナットに接触されたカラーと、
前記カラーの一部を構成し、前記フランジと前記樹脂部材との間に配置された樹脂製のベース部と、
を備えた締結構造。 - 前記フランジと前記樹脂部材との間の隙間を調整する隙調整部を備え、
前記隙調整部は、前記フランジと一体に形成された前記ベース部と、前記ベース部を前記樹脂部材に保持させる保持部材と、を含んで構成されている請求項1に記載の締結構造。 - 前記保持部材が、前記ベース部における前記樹脂部材との対向面に設けられると共に、前記ベース部と前記樹脂部材との間で圧縮された接着部材とされている請求項2に記載の締結構造。
- 前記隙調整部は、前記ベース部から前記樹脂部材側へ突出されて前記樹脂部材に当接された調整突起を有している請求項2又は請求項3に記載の締結構造。
- 前記カラーは、前記ベース部と一体に形成され且つ前記カラーから前記樹脂部材の板厚方向他方側へ延出されたハンドル部を有している請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の締結構造。
- 前記ワッシャは、前記ワッシャの径方向外側部を構成し且つ弾性材によって構成された外側弾性部を有し、
前記外側弾性部には、前記樹脂部材側へ突出され且つ前記樹脂部材によって圧縮された外側突起部が形成されている請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の締結構造。 - 前記ワッシャは、前記ワッシャの径方向内側部を構成し且つ弾性材によって構成された内側弾性部を有し、
前記内側弾性部には、前記ボルトの前記頭部側へ突出され且つ前記頭部によって圧縮された内側突起部が形成されている請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の締結構造。 - 前記隙調整部は、前記ベース部から前記樹脂部材側へ突出され、前記樹脂部材に振動溶着されている調整突起を有している請求項2に記載の締結構造。
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