JP6414040B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6414040B2
JP6414040B2 JP2015242019A JP2015242019A JP6414040B2 JP 6414040 B2 JP6414040 B2 JP 6414040B2 JP 2015242019 A JP2015242019 A JP 2015242019A JP 2015242019 A JP2015242019 A JP 2015242019A JP 6414040 B2 JP6414040 B2 JP 6414040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
component
image forming
forming apparatus
superimposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015242019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017107116A (ja
Inventor
雅弘 光崎
雅弘 光崎
統成 中野
統成 中野
裕紀 赤司
裕紀 赤司
謙治 鶴
謙治 鶴
敬典 堤
敬典 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2015242019A priority Critical patent/JP6414040B2/ja
Priority to US15/373,064 priority patent/US9880487B2/en
Publication of JP2017107116A publication Critical patent/JP2017107116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6414040B2 publication Critical patent/JP6414040B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0266Arrangements for controlling the amount of charge
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/02Arrangements for laying down a uniform charge
    • G03G2215/021Arrangements for laying down a uniform charge by contact, friction or induction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、帯電部材を用いて感光体を帯電させる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
画像形成装置は一般に、像担持体上に形成した静電潜像を現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙へ転写した後、定着器によってトナー像を用紙に定着させることにより、用紙に画像を形成する。また、画像形成装置の中には、感光体の表面の静電潜像を、現像装置を用いて現像してトナー像を形成し、一次転写ローラーを用いてトナー像を中間転写ベルトに転写し、二次転写ローラーを用いて中間転写ベルト上のトナー像を用紙へ二次転写するものも存在する。この場合、感光体および中間転写ベルトが像担持体となる。
電子写真の帯電方式には、コロナ放電方式と接触放電方式とがある。このうち接触放電方式は、感光体に帯電ローラーを接触させ、帯電ローラーに電圧を印可することで近接放電を行い、感光体表面に帯電を付与する帯電方式である。接触放電方式は、空気中を高圧電流が流れることに起因する酸化物(オゾンなど)の発生を低減することができるという利点を有している。
さらに、接触帯電方式には、帯電ローラーに印加する帯電電圧としてDC(直流)電圧のみを用いるDC帯電方式と、帯電ローラーに印加する帯電電圧としてDC成分に対してAC(交流)成分を重畳した電圧を用いるAC帯電方式とがある。
AC帯電方式では、帯電ローラーと感光体との間で発生する放電と除電とがAC成分によって強制的に繰り返される。このことから、AC帯電方式は、DC帯電方式と比較して帯電能力が高く、帯電後の感光体の表面の電位の均一性が高いという長所がある。またAC帯電方式には、現像の均一性を向上することができるという利点もある。
なお、AC帯電方式では、画像に関わる特性以外にも、帯電性や低騒音という性能も要求される。一般的には低周波数では帯電性が課題となり、高周波数では低騒音および感光体の耐久性確保という点が課題となる。
一方、AC帯電方式では、AC成分の周波数である帯電周波数に依存して、感光体の表面に用紙搬送方向(回転方向)に沿った周期的な電位の変動が生じる。画像形成に際して用紙搬送方向に周期的に変動する他の因子(たとえば画像パターンなど)が存在する場合、AC成分による周期的な変動と、他の因子による周期的な変動とが干渉し、干渉が画像上に縞模様(干渉縞)として視認されることがあった。
干渉縞を目立ちにくくする方法として、帯電周波数として異なる複数の値を設定可能とし、印刷条件に応じて適切な値の帯電周波数を選択する方法が提案されている。しかし、帯電周波数として異なる複数の値を設定可能とすることは容易ではなかった。また、帯電周波数として設定可能な値は離散的な値である必要があるため、設定可能とする帯電周波数の値が制限されることもあった。
AC成分による周期的な変動と他の因子による周期的な変動との干渉を低減させる技術は、たとえば下記特許文献1および2などに開示されている。下記特許文献1には、帯電周波数を変更することと、帯電器に振動電圧を印加することとにより像担持体を帯電させる工程を含む作像プロセスを繰り返し行う技術が開示されている。この技術では、繰り返し行う作像プロセスの各々において、帯電周波数が変更される。下記特許文献2には、帯電中に、帯電電圧のAC成分の重畳をオンオフし、帯電電圧をDC成分のみとする技術が開示されている。
特開平06−242663号公報 特開2008−152233号公報
ところで、現像ローラーおよび帯電ローラーの各々は、現像時に感光体を通じて接地されるため、感光体を通じて互いに電気的に接続された状態となる。このため、現像ローラーに印加される電圧である現像電圧と帯電電圧との周波数や位相のずれに起因して、ビートノイズが発生することがある。ビートノイズとは、現像電圧や帯電電圧のAC成分のピーク電圧にうねりが発生する現象である。ビートノイズの発生を抑止するために、現像電圧のAC成分の周波数を帯電周波数の整数倍に設定することにより、現像電圧の位相と帯電電圧の位相とが合わせられている。
この観点で、特許文献1および2の技術はいずれも、帯電中に帯電周波数を変更することによる帯電電圧の位相のずれの発生の可能性や、帯電中に帯電電圧のAC成分の重畳を休止することによる帯電電圧の位相のずれの発生の可能性が考慮されていない。従って、特許文献1および2の技術では、ビートノイズの発生を抑えることはできなかった。また、他の因子による周期的な変動との干渉による干渉縞の発生を抑えることはできなかった。
加えて、特許文献1および2の技術では、帯電電圧の制御が困難であった。特許文献1の技術では、帯電周波数を高速で切り替えることで、切り替え前後の帯電電圧の位相の連続性を保ちつつ帯電周波数を所望の値に設定する必要があった。特許文献2の技術では、帯電電圧の位相(波形)を乱さないように、帯電電圧のAC成分の重畳を高精度でコントロールする必要があった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、簡易な方法で干渉縞を目立ちにくくすることのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う画像形成装置は、帯電部材を用いて感光体の表面を帯電させる画像形成装置であって、第1のAC電圧を出力する第1の出力手段と、第1のAC電圧の周波数と同じ周波数を有し、第1のAC電圧の位相とは逆の位相を有する第2のAC電圧を出力する第2の出力手段と、第1のAC電圧および第2のAC電圧のうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分をDC成分に重畳する重畳手段と、重畳手段にて重畳した後の電圧を帯電部材に印加する印加手段とを備え、重畳手段は、所要のタイミングでDC成分に重畳するAC成分を変更する。
上記画像形成装置において好ましくは、重畳手段は、重畳するAC成分を第1のAC電圧と第2のAC電圧との間で切り替える。
上記画像形成装置において好ましくは、重畳手段は、第1のAC電圧よりなるAC成分をDC成分に重畳する第1の状態と、第2のAC電圧よりなるAC成分をDC成分に重畳する第2の状態と、第1の状態と第2の状態との間のタイミングで、第1および第2のAC電圧を合成した0Vの電圧をDC成分に重畳する第3の状態との間で、DC成分に重畳するAC成分を変更する。

上記画像形成装置において好ましくは、感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像ローラーに印加される現像電圧のAC成分の周波数は、第1および第2のAC電圧の各々の周波数の整数倍である。
上記画像形成装置において好ましくは、重畳手段は、nを自然数とした場合に、第1および第2のAC電圧の1周期のn倍のインターバルで、重畳するAC成分を変更する。
上記画像形成装置において好ましくは、重畳手段は、重畳するAC成分を変更するインターバルを指標するnの値として、互いに異なる複数の整数の値を有する。
上記画像形成装置において好ましくは、第1および第2のAC電圧の各々の半周期は、感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像ローラーに印加される現像電圧のAC成分の1周期の整数倍に等しく、重畳手段は、mを自然数とした場合に、現像電圧のAC成分の1周期のm倍のインターバルで、重畳するAC成分を変更する。
上記画像形成装置において好ましくは、重畳手段は、重畳するAC成分を変更するインターバルを指標するmの値として、互いに異なる複数の整数の値を有する。
上記画像形成装置において好ましくは、重畳手段は、画像パターン、システム速度、および帯電電圧の周波数のうち少なくともいずれか1つに基づいて決定したタイミングで、DC成分に重畳するAC成分を変更する。
本発明の他の局面に従う画像形成装置の制御方法は、帯電部材を用いて感光体の表面を帯電させる画像形成装置の制御方法であって、画像形成装置は、第1のAC電圧を出力する第1の出力手段と、第1のAC電圧の周波数と同じ周波数を有し、第1のAC電圧の位相とは逆の位相を有する第2のAC電圧を出力する第2の出力手段とを含み、第1のAC電圧および第2のAC電圧のうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分をDC成分に重畳する重畳ステップと、重畳ステップにて重畳した後の電圧を帯電部材に印加する印加ステップとを備え、重畳ステップにおいて、所要のタイミングでDC成分に重畳するAC成分を変更する。
本発明のさらに他の局面に従う画像形成装置の制御プログラムは、帯電部材を用いて感光体を帯電させる画像形成装置の制御プログラムであって、画像形成装置は、第1のAC電圧を出力する第1の出力手段と、第1のAC電圧の周波数と同じ周波数を有し、第1のAC電圧の位相とは逆の位相を有する第2のAC電圧を出力する第2の出力手段とを含み、第1のAC電圧および第2のAC電圧のうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分をDC成分に重畳する重畳ステップと、重畳ステップにて重畳した後の電圧を帯電部材に印加する印加ステップとをコンピューターに実行させ、重畳ステップにおいて、所要のタイミングでDC成分に重畳するAC成分を変更する。
本発明によれば、干渉縞を目立ちにくくすることのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の中間転写ベルト109付近の構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において画像形成装置100が発生する帯電電圧のAC成分の時間変化を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態における、DC成分に重畳するAC成分を切り替えるインターバルの変形例を説明する表である。 本発明の第1の実施の形態において画像形成装置100が発生する第1または第2のAC電圧の時間変化と現像電圧のAC成分の時間変化との関係を示すグラフである。 本発明の第2の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態において画像形成装置100が発生するAC成分の時間変化を示すグラフである。 本発明の第3の実施の形態における、DC成分に重畳するAC成分を切り替えるインターバルの一例を説明する表である。 画像パターンと帯電電圧の周波数との組合せと、発生する干渉縞の周期(干渉のピッチ)との関係を示す表である。 本発明の第4の実施の形態における画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。 通常モードと干渉縞抑止モードとの各々で周期性を有する画像パターンを感光体の表面に形成した場合の、画像パターンに発生する濃度分布を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、画像形成装置がMFPである場合について説明する。画像形成装置は、MFPの他、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどであってもよい。
[第1の実施の形態]
始めに、本実施の形態における画像形成装置の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の中間転写ベルト109付近の構成を示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置100は、画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kの各々が水平方向に並んだタンデム方式のMFPであり、トナー像形成部20と、定着装置30などを備えている。トナー像形成部20は、いわゆるタンデム方式でY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、およびK(ブラック)の4色の画像を合成し、用紙にトナー像を転写する。トナー像形成部20は、4組の画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kと、露光装置(プリントヘッド)106と、中間転写ベルト109と、一次転写ローラー108a、108b、108c、および108dと、二次転写ローラー111などを含んでいる。
画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kの各々は、中間転写ベルト109と対向して、中間転写ベルト109の直下に並置されている。画像形成ユニット21Yは、感光体104aと、帯電ローラー105aと、現像装置107aと、クリーニング装置110aなどを含んでいる。感光体104aは、図1中矢印AR1で示す方向に回転駆動される。感光体104aの周囲には、帯電ローラー105a、現像装置107a、およびクリーニング装置110aが配置されている。
画像形成ユニット21Mは、感光体104bと、帯電ローラー105bと、現像装置107bと、クリーニング装置110bなどを含んでいる。画像形成ユニット21Cは、感光体104cと、帯電ローラー105cと、現像装置107cと、クリーニング装置110cなどを含んでいる。画像形成ユニット21Kは、感光体104dと、帯電ローラー105dと、現像装置107dと、クリーニング装置110dなどを含んでいる。画像形成ユニット21M、21C、および21Kの各々は、画像形成ユニット21Yと同様の構成を有している。
露光装置106は、画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kの下部に設けられている。中間転写ベルト109は、画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kの下部に設けられている。中間転写ベルト109は、環状であり、記録媒体を搬送する搬送部(図示無し)と連動して、図1中矢印AR2で示す方向に回転駆動される。一次転写ローラー108a、108b、108c、および108dの各々は、中間転写ベルト109を挟んで感光体104a、104b、104cおよび104dの各々と対向している。二次転写ローラー111は、搬送経路TRにおいて中間転写ベルト109と接触している。二次転写ローラー111と中間転写ベルト109との間隔は、図示しない圧接離間機構により調整可能である。
定着装置30は、加熱ローラー116と、加圧ローラー117とを含んでいる。定着装置30は、加熱ローラー116と加圧ローラー117とのニップ部により、トナー像を担持した用紙を把持しながら搬送経路TRに沿って搬送することで、用紙にトナー像を定着させる。
画像形成装置100が印字ジョブの実行指示を受け付けると、給紙トレイ(図示無し)に格納された用紙などの記録媒体は、1枚ずつ取り出され、搬送経路TRに沿って搬送される。記録媒体の搬送と並行して、YMCK各色の感光体104a、104b、104c、および104dの各々の表面は、YMCK各色の帯電ローラー105a、105b、105c、および105dの各々によって帯電された後、露光装置106から発生されるレーザービーム(図1中矢印AR3)によって画像データに基づく露光が行われる。これにより、感光体104a、104b、104c、および104dの各々の表面に静電潜像が形成される。一方、現像装置107a、107b、107c、および107dの各々では、トナー供給部材によって現像ローラー121にトナーが供給される。トナーは、現像ローラー121上で薄膜化された状態になっている。現像ローラー121にはAC成分を含む現像電圧が印加されている。静電潜像は、YMCK各色の現像装置107a、107b、107c、および107dの各々の現像ローラー121によってトナーで現像される。これにより、感光体104a、104b、104c、および104dの各々の表面にトナー像が形成される。これらのトナー画像は、YMCK各色の一次転写ローラー108a、108b、108c、および108dの各々に印可される転写バイアスによって中間転写ベルト109上に転写される。これにより、中間転写ベルト109上にはYMCK各色のトナー画像が重ねて形成される。
中間転写ベルト109上のトナー像は、二次転写ローラー111に印可される二次転写バイアスによって、中間転写ベルト109と二次転写ローラー111との間を搬送される記録媒体上に一括して転写される。
記録媒体上に形成されたトナー像は、定着装置30を記録媒体が通過する際に熱と圧力とが加えられ記録媒体に定着される。トナー像が定着された記録媒体は、画像形成装置100の外に排出される。
なお、中間転写体は、上述の中間転写ベルト109のようなベルト状のものの他、ドラム状のものであってもよい。
上述の画像形成装置100における各部材の構成や配置はあくまでも一例である。画像形成装置は、モノクロ(単色)のみの現像を行う構成や、他の構成や配置を有するものであってもよい。
以降、画像形成ユニット21Y、21M、21C、および21Kのうち任意の画像形成ユニットにおける感光体、帯電ローラー、および現像装置の各々を、それぞれ感光体104、帯電ローラー105(帯電部材の一例)、および現像装置107と記すことがある。
図2は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。
図2を参照して、画像形成装置100は、本体制御部151と、DC高圧電源152と、DC電圧制御部153と、AC電源部155と、帯電電圧印加部157(印加手段の一例)とを備えている。本体制御部151と、DC電圧制御部153およびAC電源部155の各々とは、相互に接続されている。DC高圧電源152は、DC電圧制御部153に接続されている。
本体制御部151は、画像形成装置100全体を制御する。本体制御部151は、DC成分に重畳するAC成分を制御するためのAC出力制御信号をAC電圧制御部163に出力する。本体制御部151は、CPU(Central Processing Unit)171と、ROM(Read Only Memory)173と、RAM(Random Access Memory)175とを含んでいる。CPU171は、制御プログラムに基づいて処理を行う。ROM173は、CPU171が実行する制御プログラムなどを記憶する。RAM173は、CPU171の作業用のメモリであり、各種ジョブに関するデータを一時的に保存する。
DC高圧電源152はDC電圧を発生する。DC電圧制御部153は、本体制御部151からの指示によりDC高圧電源152の出力を制御し、DC高圧電源152から発生されたDC成分を帯電電圧印加部157に出力する。
AC電源部155は、本体制御部151からの指示により、DC電圧制御部153が出力したDC成分にAC成分を重畳する。AC電源部155は、第1のAC電源161(第1の出力手段の一例)と、第2のAC電源162(第2の出力手段の一例)と、AC電圧制御部163(重畳手段の一例)とを含んでいる。第1のAC電源161は、第1のAC電圧を発生(出力)する。第2のAC電源162は、第2のAC電圧を発生(出力)する。第2のAC電圧は、第1のAC電圧の周波数と同じ周波数を有し、第1のAC電圧の位相とは逆の位相を有するAC電圧である。
なお、第2のAC電源162を用いる代わりに、第1のAC電源161とAC電圧制御部163との間に第1のAC電圧の波形を反転させる変換器を設けることにより、第2のAC電圧を発生させてもよい。
AC電圧制御部163は、本体制御部151からのAC出力制御信号に基づいて、第1のAC電圧および第2のAC電圧のうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分を、DC電圧制御部153が出力したDC成分に重畳する。AC電圧制御部163は、所要のタイミングでDC成分に重畳するAC成分を変更する。
帯電電圧印加部157は、帯電工程において、DC成分にAC成分を重畳した後の電圧である帯電電圧を帯電ローラー105に印加する。画像形成装置100は、帯電電圧が印加された帯電ローラー105を用いて感光体104の表面を帯電させる。
本実施の形態において、画像形成装置100は、位相が互いに反転の関係にある第1のAC電圧と第2のAC電圧とを、帯電中に所要のインターバルで切り替える。次に画像形成装置100が発生するAC成分について説明する。
インターバルとは、第1のAC電圧または第2のAC電圧を帯電電圧印加部157に連続して出力する時間を意味している。
図3は、本発明の第1の実施の形態において画像形成装置100が発生する帯電電圧のAC成分の時間変化を示すグラフである。図3(a)は、第1のAC電圧の時間変化を示すグラフである。図3(b)は、第2のAC電圧の時間変化を示すグラフである。図3(c)は、AC出力制御信号の時間変化を示すグラフである。図3(d)は、AC電源部155が出力するAC成分の時間変化を示すグラフである。
図2および図3を参照して、第1のAC電源161が発生する第1のAC電圧は、たとえば0.5kHz〜3.0kHzの周波数を有しており、1.0kVpp〜2.0kVppの振幅を有している。第1のAC電圧は、たとえば正弦波状の波形を有している。第2のAC電源162が発生する第2のAC電圧は、第1のAC電圧の波形の正負を反転した波形、言い換えれば第1のAC電圧の位相をπだけずらした波形を有している。
AC出力制御信号は、たとえば矩形状である。AC出力制御信号の出力レベルは、H(ハイ)およびL(ロー)の2つである。AC電圧制御部163は、AC出力制御信号に基づいて、DC成分に重畳するAC成分を第1のAC電圧と第2のAC電圧との間で切り替える。すなわち、AC電圧制御部163は、AC出力制御信号がHである場合には、第1のAC電圧のみを帯電電圧印加部157に出力し(第1のAC電圧をオンし)、第2のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力しない(第2のAC電圧をオフする)。この場合、第1のAC電圧のみよりなるAC成分がDC成分に重畳される。AC電圧制御部163は、AC出力制御信号がLである場合には、第2のAC電圧のみを帯電電圧印加部157に出力し(第2のAC電圧をオンし)、第1のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力しない(第1のAC電圧をオフする)。この場合、第2のAC電圧のみよりなるAC成分がDC成分に重畳される。
AC電圧制御部163は、第1および第2のAC電圧の1周期のn倍(nは任意の自然数)のインターバルで、DC成分に重畳するAC成分を切り替えることが好ましい。図3(c)では、AC電圧制御部163は、第1および第2のAC電圧の3周期分の時間のインターバルで、第1および第2のAC電圧のうち他方に切り替えている。これにより、図3(d)に示すAC成分は、3周期毎に位相が反転する正弦波が交互に繰り返される波形を有するものとなっている。また、AC成分がゼロとなる時刻に第1のAC電圧と第2のAC電圧とが切り替わっている。nは、1以上10以下であることが好ましい。
図4は、本発明の第1の実施の形態における、DC成分に重畳するAC成分を切り替えるインターバルの変形例を説明する表である。
図4を参照して、AC電圧制御部163は、重畳するAC成分を切り替えるインターバルを指標するnの値として、互いに異なる複数の整数の値を有していてもよい。
表中上段の欄は、帯電開始からの経過時間を、発生された第1および第2のAC電圧の1周期分の波の数で示したものである。表中中段の欄は、DC成分に重畳するAC成分の種類(第1または第2のAC電圧)を示している。下段の欄は、切り替えるタイミングとなるインターバルを、第1および第2のAC電圧の1周期分の波の数で示したものである。
具体的には、帯電が開始すると、第1のAC電圧がAC成分としてDC成分に重畳される。帯電開始から第1および第2のAC電圧の6周期分のインターバルで、DC成分に重畳されるAC成分が第2のAC電圧に切り替えられる。AC成分を切り替えた後第1および第2のAC電圧の7周期分のインターバルで、DC成分に重畳されるAC成分が第1のAC電圧に切り替えられる。その後、それぞれ第1および第2のAC電圧の6周期分、4周期分、5周期分、8周期分のインターバルで、DC成分に重畳されるAC成分が交互に切り替えられる。
図5は、本発明の第1の実施の形態において画像形成装置100が発生する第1または第2のAC電圧の時間変化と現像電圧のAC成分の時間変化との関係を示すグラフである。なお図5では、第1または第2のAC電圧の時間変化を示す線が線LN1であり、現像電圧のAC成分の時間変化を示す線が線LN2である。
図5を参照して、ここでは、第1および第2のAC電圧の各々は、たとえば2kHz〜12kHzの周波数を有しており、1.5〜4.0kVppの振幅を有している。一方、現像電圧のAC成分は、矩形状であり、プラス側のデューティー比とマイナス側のデューティー比とがいずれも50%となるように構成されている。なお、現像電圧のAC成分は、50%とは異なるデューティー比を有する矩形状の波であってもよいし、正弦波や三角波などであってもよい。
一般的に、現像電圧の周波数は、帯電電圧の周波数よりも高く設定される。現像電圧のAC成分の周波数は、第1および第2のAC電圧の各々の周波数の整数倍(ここでは4倍)であることが好ましい。
現像電圧のAC成分の周波数を第1および第2のAC電圧の各々の周波数の整数倍に設定することで、本実施の形態のように帯電中に帯電電圧のAC成分を切り替える制御を行っても、帯電電圧のAC成分の半波長分の時間と、2周期分の現像電圧のAC成分の時間とが常に一致する。これにより、現像電圧の位相と帯電電圧の位相とのずれを抑止することができ、ビートノイズの発生やうねりの発生を回避することができる。
帯電電圧を切り替えることにより帯電後の感光体の表面の電位分布の位相も変化するため、画像上で全ての周期的な分布の位相を維持させるためには、究極的には現像電圧の位相を、感光体の表面の電位分布の位相に合わせて変えることが理想である。しかし、帯電中に位相を考慮しないで帯電電圧の位相を変更したり、帯電電圧として異なる複数の帯電周波数のものを用いたりする場合には、現像電圧の位相を帯電電圧の位相に追随して合致させることは非常に困難である。本実施の形態では、帯電周波数が一定であり、帯電電圧の位相も制御されているため、現像電圧を細かく制御しなくても問題にはならない。なぜなら、本実施の形態では、第1のAC電圧よりなるAC成分が重畳される場合における帯電電圧と現像電圧との関係は常に同じとなり、第2のAC電圧よりなるAC成分が重畳される場合における帯電電圧と現像電圧との関係は常に同じとなるためである。
続いて、本実施の形態の効果について説明する。
本実施の形態では、同一の周波数を有し、かつ互いに逆の位相を有する第1のAC電圧と第2のAC電圧とが、帯電中に交互にAC成分としてDC成分に重畳される。これにより、帯電電圧のAC成分と画像パターン(スクリーンパターン)との干渉縞を目立ちにくくすることができ、帯電電圧のAC成分と現像電圧のAC成分との干渉を軽減することができる。
すなわち、一定の位相を有するAC成分(たとえば第1のAC電圧のみよりなるAC成分)を重畳した帯電電圧を用いた結果、視認される周期で干渉縞が発生した状態を想定する。この状態では、干渉縞の周期内に位相を反転したAC成分(たとえば第2のAC電圧のみよりなるAC成分)の区間を挟むと、反転したAC成分の区間では干渉の強弱が反転する。したがって、互いに反転する関係にある第1のAC電圧と第2のAC電圧とをAC成分として干渉の周期内で交互に重畳することが、干渉のうねり度合を変化させ、干渉縞を目立ちにくくする効果もたらす。
加えて、基準となる第1のAC電圧を発生させる機構があれば、第1のAC電圧の出力を反転させるだけで、容易かつ確実に第2のAC電圧の出力を得ることができる。その結果、帯電電圧の周波数の種類を増やすことなく簡易な方法で干渉縞を目立ちにくくすることができる。また、帯電機能、騒音はじめ帯電装置の所望の性能を維持することができる。
さらに、DC成分に重畳するAC成分が、第1のAC電圧と第2のAC電圧とを切り替えることにより作製されるので、第1および第2のAC電圧自体の位相や周波数が変動することはない。その結果、予め設定された現像電圧などの他の因子と、帯電電圧のAC成分との関係を変化させずに維持することができる。
なお、本実施の形態では、AC成分がゼロとなるタイミングで第1のAC電圧と第2のAC電圧とを切り替えるようにしたが、第1のAC電圧と第2のAC電圧とを切り替えるタイミングは任意である。但し、第1および第2のAC電圧の1周期分以下のインターバルで切り替えると本来の帯電機能を得にくくなる。したがって、第1のAC電圧と第2のAC電圧とを切り替えるインターバルは、第1および第2のAC電圧の1周期分より大きい時間であることが好ましい。また、帯電電圧のAC成分と画像パターンとの干渉で発生する干渉縞が視認される場合、干渉縞の周期よりも大きいインターバルで第1のAC電圧と第2のAC電圧とを切り替えても干渉縞は残存する。したがって、第1のAC電圧と第2のAC電圧とを切り替えるインターバルは、干渉縞の周期よりも小さい時間であることが好ましく、たとえば干渉縞の周期の2分の1程度の時間であることが好ましい。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態における画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。
図6を参照して、本実施の形態においては、互いに独立した2つのAC出力制御信号を用いて、DC成分に重畳するAC成分が制御される。本体制御部151は、DC成分に重畳するAC成分を制御するための第1および第2のAC出力制御信号の各々をAC電圧制御部163に出力する。AC電圧制御部163は、第1の制御部164と、第2の制御部165とを含んでいる。第1の制御部164は、本体制御部151からの第1のAC出力制御信号に基づいて、第1のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力するか否かを制御する。第2の制御部165は、本体制御部151からの第2のAC出力制御信号に基づいて、第2のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力するか否かを制御する。
本実施の形態において、画像形成装置100は、位相が互いに反転の関係にある第1のAC電圧と第2のAC電圧とのうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分をDC成分に重畳する。次に画像形成装置100が発生するAC成分について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態において画像形成装置100が発生するAC成分の時間変化を示すグラフである。図7(a)は、第1のAC電圧の時間変化を示すグラフである。図7(b)は、第2のAC電圧の時間変化を示すグラフである。図7(c)は、AC出力制御信号の時間変化を示すグラフである。図7(d)は、AC電源部155が出力するAC成分の時間変化を示すグラフである。
図6および図7を参照して、第1および第2のAC出力制御信号の各々は、たとえば矩形状のデジタル信号である。第1および第2のAC出力制御信号の各々の出力レベルは、H(ハイ)およびL(ロー)の2つである。第1の制御部164は、第1のAC出力制御信号がHである場合には第1のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力し(オンし)、第1のAC出力制御信号がLである場合には第1のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力しない(オフする)。第2の制御部165は、第2のAC出力制御信号がHである場合には第2のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力し(オンし)、第2のAC出力制御信号がLである場合には第2のAC電圧を帯電電圧印加部157に出力しない(オフする)。
本実施の形態の第1および第2のAC出力信号と、第1の実施の形態のAC出力信号とを比較すると、第1の実施の形態のAC出力信号がLからHに切り替わるタイミングと、本実施の形態の第1および第2のAC出力制御信号の各々がLからHに切り替わるタイミングとは同じである。一方、第1の実施の形態のAC出力信号がHからLに切り替わるタイミングよりも、本実施の形態の第1および第2のAC出力制御信号の各々がHからLに切り替わるタイミングの方が半周期分遅い。
第1および第2のAC出力制御信号の各々がHからLに切り替わるタイミングが半周期分遅れることにより、遅れた半周期分の時間tmでは、第1のAC電圧と第2のAC電圧との両方がAC成分として出力される。時間tmの前後で、AC成分となるAC電圧は切り替わる。第1のAC電圧と第2のAC電圧とは互いに逆の位相を有しているので、時間tmでは、第1のAC電圧と第2のAC電圧とが打ち消し合い、AC成分の電圧は実質的にゼロになる。つまり、AC電圧制御部163は、第1のAC電圧よりなるAC成分をDC成分に重畳する第1の状態と、第2のAC電圧よりなるAC成分をDC成分に重畳する第2の状態と、第1の状態と第2の状態との間のタイミングで、第1および第2のAC電圧を合成した0Vの電圧をDC電圧に重畳する第3の状態との間で、AC成分を変更する。
なお、上述以外の画像形成装置100の構成および動作は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、同一の部材には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
本実施の形態によれば、第1のAC電圧と第2のAC電圧との間でAC成分を切り替えるタイミングで、AC成分の電圧が実質的にゼロになる。これにより、AC成分の波形や切り替えのタイミングがずれた場合に、AC成分の波形がプラス側またはマイナス側に偏る事態を回避することができる。
[第3の実施の形態]
本実施の形態では、上述の実施の形態のように帯電電圧の周期に基づくタイミングでDC成分に重畳するAC成分を変更する代わりに、現像電圧のAC成分の周期に基づくタイミングで、DC成分に重畳するAC成分を変更する場合について説明する。
本実施の形態の前提として、図5に示すように、第1および第2のAC電圧の各々の半周期(T1/2)は、現像電圧のAC成分の1周期T2の整数倍(図5では2倍)に等しいものとする。現像電圧のAC成分は一定の周波数を有しており、連続的に出力される。
図8は、本発明の第3の実施の形態における、DC成分に重畳するAC成分を切り替えるインターバルの一例を説明する表である。
図8を参照して、AC電圧制御部163は、現像電圧のAC成分の1周期のm倍(mは自然数)のインターバルで、重畳するAC成分を変更する。AC電圧制御部163は、重畳するAC成分を切り替えるインターバルを指標するmの値として、互いに異なる複数の整数の値を有していてもよい。
表中上段の欄は、帯電開始からの経過時間を、発生された現像電圧のAC成分の1周期分の波の数で示したものである。表中中段の欄は、DC成分に重畳するAC成分として使用されるAC電圧の種類を示している。下段の欄は、切り替えるタイミングとなるインターバルを、帯電電圧の1周期分の波の数で示したものである。
具体的には、帯電が開始すると、第1のAC電圧がAC成分としてDC成分に重畳される。帯電開始から現像電圧のAC成分の6周期分のインターバルで、DC成分に重畳されるAC成分が第2のAC電圧に切り替えられる。AC成分を切り替えた後現像電圧のAC成分の7周期分のインターバルで、DC成分に重畳されるAC成分が第1のAC電圧に切り替えられる。その後、それぞれ現像電圧のAC成分の6周期分、4周期分、5周期分、8周期分のインターバルで、DC成分に重畳されるAC成分が交互に切り替えられる。
なお、mは、常に1つの値であってもよい。この場合には、現像電圧の波形から見た場合の帯電電圧のAC成分の切り替えのタイミングを常時一定とすることができる。mは、1以上10以下であることが好ましい。
本実施の形態によれば、帯電電圧のAC成分の重畳を開始するタイミング、または画像形成を開始するタイミングを基点として、AC成分の切り替えのタイミングを高い自由度で設定することができる。また、帯電電圧の位相と現像電圧の位相との関係を維持することができる。
[第4の実施の形態]
本実施の形態では、干渉縞抑止モードと通常モードとから画像形成装置100の動作モードを選択する方法について説明する。干渉縞抑止モードとは、上述の第1〜第3の実施の形態のうちいずれかの方法で制御したAC成分をDC成分に重畳した帯電電圧を用いて画像形成を行うモードである。通常モードとは、常に一定の周波数および位相を有するAC成分をDC成分に重畳した帯電電圧を用いて画像形成を行うモードである。
図9は、画像パターンと帯電電圧の周波数との組合せと、発生する干渉縞の周期(干渉のピッチ)との関係を示す表である。
図9を参照して、この表は、通常モードで画像形成を行った場合に発生する干渉縞の周期を示すものである。この表では、システム速度(プロセススピード)Vsysを240mm/secとしており、帯電電圧の周波数Fcを1200Hz〜2400Hzの範囲の6個の値としており、画像パターンの解像度を600dpiとしている。帯電空間周波数Fpは、感光体104の表面電位における空間周波数であり、以下の式(1)で計算される。
帯電空間周波数Fp[lp/mm]=帯電電圧の周波数Fc[Hz]/システム速度Vsys[mm/sec] ・・・(1)
画像パターンとしては、1on1off、1on2off、1on3off、1on4off、および1on5offの5種類を想定している。1on1offとは、感光体104の回転方向(用紙搬送方向)に1画素分の黒色と1画素分の白色とが交互に配列した画像パターンである。1on2offとは、感光体104の回転方向に1画素分の黒色と2画素分の白色とが交互に配列した画像パターンである。1on3offとは、感光体104の回転方向に1画素分の黒色と3画素分の白色とが交互に配列した画像パターンである。1on4offとは、感光体104の回転方向に1画素分の黒色と4画素分の白色とが交互に配列した画像パターンである。1on5offとは、感光体104の回転方向に1画素分の黒色と5画素分の白色とが交互に配列した画像パターンである。
発生する干渉縞の周波数Fは、帯電空間周波数Fpと、画像パターンの空間周波数Fiとの差に相当し、以下の式(2)で計算される。また、発生する干渉縞の周期Tは、以下の式(3)で計算される。
発生する干渉縞の周波数F[Hz]=|Fp−Fi| ・・・(2)
発生する干渉縞の周期T(mm)=1/F ・・・(3)
一般的に、干渉縞の周期Tが0.5mm以下である場合には、干渉縞は気にならないレベルのものとなる。したがって、この表において、周期Tが0.5mm以下となる画像パターンの周期と帯電電圧の周波数との組合せの場合には、通常モードで画像形成を行っても干渉縞は目立ちにくくなる。
一方、周期Tが0.5mmより大きくなる画像パターンの周期と帯電電圧の周波数との組合せの場合には、通常モードで画像形成を行うと干渉縞は目立つものとなる。たとえば画像パターンが1on2であり、帯電周波数Fpが2000Hzである組合せでは、干渉縞の周期Tが2.18mmとなり、干渉縞が特に目立つものとなる。したがって、画像パターンと帯電電圧の周波数とがこの組合せの場合には、干渉縞抑止モードで画像形成を行う必要がある。
したがって、AC電圧制御部163は、画像パターン、システム速度、および帯電電圧の周波数と、干渉縞抑止モードの要否との関係を示す情報(たとえば図9のような表など)をROM173などに予め記憶しており、この情報に基づいて決定したタイミングで、通常モードから干渉縞抑止モードに移行する(DC成分に重畳するAC成分を変更する)。AC電圧制御部163は、画像パターン、システム速度、および帯電電圧の周波数のうち少なくともいずれか1つに基づいて決定したタイミングで、通常モードから干渉縞抑止モードに移行するものであってもよい。
図10は、本発明の第4の実施の形態における画像形成装置100の動作を示すフローチャートである。
図10を参照して、画像形成装置100のCPU171は、印刷ジョブの実行指示を受け付けると、印刷ジョブの画像パターンを取得し(S1)、通常モードでのシステム速度および帯電電圧の周波数を取得する(S3)。次にCPU171は、取得した画像パターンに周期性があるか否かを判別する(S5)。
ステップS5において、取得した画像パターンに周期性があると判別した場合(S5でYES)、CPU171は、画像パターンの周期を取得する(S7)。続いてCPU171は、システム速度、および帯電電圧の周波数に基づいて干渉縞の周期を特定し(S8)、干渉縞の周期が0.5mmより大きいか否かを判別する(S9)。
ステップS9において、干渉縞の周期が0.5mmより大きいと判別した場合(S9でYES)、CPU171は、干渉縞抑止モードで印刷ジョブを実行し(S11)、処理を終了する。
ステップS5において、取得した画像パターンに周期性が無いと判別した場合(S5でNO)、またはステップS9において、干渉縞の周期が0.5mm以下であると判別した場合(S9でNO)、CPU171は、通常モードで印刷ジョブを実行し(S13)、処理を終了する。
[実施例]
本実施例では、上述の実施の形態の効果を確認すべく、シミュレーションを行った。通常モードと干渉縞抑止モードとの各々で、周期性を有する画像パターンを記録媒体に形成した場合に、画像パターンに発生する濃淡分布を算出した。
図11は、通常モードと干渉縞抑止モードとの各々で周期性を有する画像パターンを感光体の表面に形成した場合の、画像パターンに発生する濃度分布を示すグラフである。図11(a)は、1onk(kは自然数)offの画像パターンのオリジナルデータにおける濃度分布を示すグラフである。図11(b)は、通常モードの場合に感光体の表面に形成される電位分布を示すグラフである。図11(c)は、通常モードの場合に感光体の表面に形成される画像パターンの濃度分布を示すグラフである。図11(d)は、干渉縞抑止モードの場合に感光体の表面に形成される電位分布を示すグラフである。図11(e)は、干渉縞抑止モードの場合に感光体の表面に形成される画像パターンの濃度分布を示すグラフである。
図11を参照して、仮に、帯電電圧がAC成分を有していない場合、感光体の表面に形成される画像パターンの濃度分布は、図11(a)に示される画像パターンの濃度分布と一致する。通常モードでは、帯電電圧は、図11(b)に示すように常に一定の周波数および位相を有するAC成分を含んでいる。このため、画像パターンの濃度分布には図11(c)に示すような大きなうねりが生じる。図11(c)では、周期V1という大きな周期を有する干渉縞が生じる。
これに対し、干渉縞抑止モードでは、帯電電圧は、図11(d)に示すように、同一の周波数を有し異なる位相を有する第1および第2のAC電圧を用いて形成されたAC成分を含んでいる。このため、画像パターンの濃度分布には図11(e)に示すような比較的小さなうねりが生じる。図11(e)では、周期U1よりも小さな周期V2を有する干渉縞が生じる。その結果、干渉縞が目立たないものとなる。
[その他]
上述の実施の形態では、帯電装置がローラー帯電方式で帯電する構成を有している場合について示したが、帯電装置は、感光体に接触する他の形態の帯電方式で帯電する構成を有していてもよい。
画像形成装置は、感光体の表面に形成したトナー像を、中間転写ベルトを介して記録媒体に転写する構成の代わりに、感光体の表面に形成したトナー像を記録媒体に直接転写する構成を有していてもよい。
第2のAC電圧の位相は、逆位相である場合に限定されず、第1のAC電圧の位相とは異なる位相を有するものであればよく、第1のAC電圧の位相と異なるものであればよい。特に、DC成分に重畳されるAC成分が三相交流により構成されている場合には、第2のAC電圧の位相は、第1のAC電圧の位相と120度異なるものであることが好ましい。
上述の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。たとえば、第2の実施の形態における帯電電圧のAC成分の電圧が実質的にゼロになる時間を設けた構成と、第3の実施の形態における現像電圧のAC成分の周期に基づくタイミングでDC成分に重畳するAC成分を変更する構成とが組み合わされてもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態および実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 トナー像形成部
21C,21K,21M,21Y 画像形成ユニット
30 定着装置
100 画像形成装置
104,104a,104b,104c,104d 感光体
105,105a,105b,105c,105d 帯電ローラー(帯電部材の一例)
106 露光装置
107,107a,107b,107c,107d 現像装置
108a,108b,108c,108d 一次転写ローラー
109 中間転写ベルト
110a,110b,110c,110d クリーニング装置
111 二次転写ローラー
116 加熱ローラー
117 加圧ローラー
121 現像ローラー
151 本体制御部
152 DC(直流)高圧電源
153 DC電圧制御部
155 AC(交流)電源部
157 帯電電圧印加部(印加手段の一例)
161 第1のAC電源(第1の出力手段の一例)
162 第2のAC電源(第2の出力手段の一例)
163 AC電圧制御部(重畳手段の一例)
164 第1の制御部
165 第2の制御部
171 CPU(Central Processing Unit)
173 ROM(Read Only Memory)
175 RAM(Random Access Memory)
LN1 第1または第2のAC電圧の時間変化を示す線
LN2 現像電圧のAC成分の時間変化を示す線
T1 第1または第2のAC電圧の周期
T2 現像電圧のAC成分の周期
TR 搬送経路
U1,U2 干渉縞の周期

Claims (11)

  1. 帯電部材を用いて感光体の表面を帯電させる画像形成装置であって、
    第1のAC電圧を出力する第1の出力手段と、
    前記第1のAC電圧の周波数と同じ周波数を有し、前記第1のAC電圧の位相とは逆の位相を有する第2のAC電圧を出力する第2の出力手段と、
    前記第1のAC電圧および前記第2のAC電圧のうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分をDC成分に重畳する重畳手段と、
    前記重畳手段にて重畳した後の電圧を前記帯電部材に印加する印加手段とを備え、
    前記重畳手段は、所要のタイミングで前記DC成分に重畳するAC成分を変更する、画像形成装置。
  2. 前記重畳手段は、重畳するAC成分を前記第1のAC電圧と前記第2のAC電圧との間で切り替える、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記重畳手段は、前記第1のAC電圧よりなるAC成分を前記DC成分に重畳する第1の状態と、前記第2のAC電圧よりなるAC成分を前記DC成分に重畳する第2の状態と、前記第1の状態と前記第2の状態との間のタイミングで、前記第1および前記第2のAC電圧を合成した0Vの電圧を前記DC成分に重畳する第3の状態との間で、前記DC成分に重畳するAC成分を変更する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像ローラーに印加される現像電圧のAC成分の周波数は、前記第1および第2のAC電圧の各々の周波数の整数倍である、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記重畳手段は、nを自然数とした場合に、前記第1および第2のAC電圧の1周期のn倍のインターバルで、重畳するAC成分を変更する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記重畳手段は、重畳するAC成分を変更するインターバルを指標するnの値として、互いに異なる複数の整数の値を有する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1および第2のAC電圧の各々の半周期は、前記感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像ローラーに印加される現像電圧のAC成分の1周期の整数倍に等しく、
    前記重畳手段は、mを自然数とした場合に、前記現像電圧のAC成分の1周期のm倍のインターバルで、重畳するAC成分を変更する、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記重畳手段は、重畳するAC成分を変更するインターバルを指標するmの値として、互いに異なる複数の整数の値を有する、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記重畳手段は、画像パターン、システム速度、および帯電電圧の周波数のうち少なくともいずれか1つに基づいて決定したタイミングで、前記DC成分に重畳するAC成分を変更する、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 帯電部材を用いて感光体を帯電させる画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置は、第1のAC電圧を出力する第1の出力手段と、前記第1のAC電圧の周波数と同じ周波数を有し、前記第1のAC電圧の位相とは逆の位相を有する第2のAC電圧を出力する第2の出力手段とを含み、
    前記第1のAC電圧および前記第2のAC電圧のうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分をDC成分に重畳する重畳ステップと、
    前記重畳ステップにて重畳した後の電圧を前記帯電部材に印加する印加ステップとを備え、
    前記重畳ステップにおいて、所要のタイミングで前記DC成分に重畳するAC成分を変更する、画像形成装置の制御方法。
  11. 帯電部材を用いて感光体の表面を帯電させる画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記画像形成装置は、第1のAC電圧を出力する第1の出力手段と、前記第1のAC電圧の周波数と同じ周波数を有し、前記第1のAC電圧の位相とは逆の位相を有する第2のAC電圧を出力する第2の出力手段とを含み、
    前記第1のAC電圧および前記第2のAC電圧のうち少なくともいずれか一方のAC電圧を含むAC成分をDC成分に重畳する重畳ステップと、
    前記重畳ステップにて重畳した後の電圧を前記帯電部材に印加する印加ステップとをコンピューターに実行させ、
    前記重畳ステップにおいて、所要のタイミングで前記DC成分に重畳するAC成分を変更する、画像形成装置の制御プログラム。
JP2015242019A 2015-12-11 2015-12-11 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム Active JP6414040B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242019A JP6414040B2 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム
US15/373,064 US9880487B2 (en) 2015-12-11 2016-12-08 Image forming apparatus, method for controlling image forming apparatus, and program for controlling image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242019A JP6414040B2 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017107116A JP2017107116A (ja) 2017-06-15
JP6414040B2 true JP6414040B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=59019234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015242019A Active JP6414040B2 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9880487B2 (ja)
JP (1) JP6414040B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108957174B (zh) * 2018-06-12 2020-10-20 国网浙江省电力有限公司台州供电公司 一种电压暂降检测装置及方法
US11709448B2 (en) 2020-06-30 2023-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Fixing unit and image forming apparatus

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2105141T3 (es) * 1992-12-26 1997-10-16 Canon Kk Aparato para la formacion de imagenes que tiene un elemento de carga alimentado con voltaje oscilante.
JP3376055B2 (ja) * 1992-12-26 2003-02-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3438795B2 (ja) * 1994-11-07 2003-08-18 ミノルタ株式会社 画像形成装置
JPH11295966A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Nec Niigata Ltd ブラシ型帯電器
JP2005309378A (ja) * 2004-03-23 2005-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
JP2006126579A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Canon Inc 画像形成装置および画像処理方法
JP2006189721A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
EP1780036A3 (en) * 2005-10-31 2014-01-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Booklet finishing apparatus, post-treatment apparatus, and image forming system
JP5283878B2 (ja) 2006-11-20 2013-09-04 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017107116A (ja) 2017-06-15
US9880487B2 (en) 2018-01-30
US20170168411A1 (en) 2017-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6035771B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP3625427B2 (ja) 画像形成装置
JP2008008929A (ja) 現像装置及びこれを備える画像形成装置
JP5413417B2 (ja) 画像形成装置
JP6414040B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム
JP2004163502A (ja) カラー画像形成装置
JP5010980B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5419599B2 (ja) 画像形成装置
JP2014077982A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP5283878B2 (ja) 画像形成装置
JP2010134205A (ja) 画像形成装置
JP5482019B2 (ja) 画像形成装置
JP2006337684A (ja) 画像形成装置
JP2007156188A (ja) 画像形成装置
JP3310998B2 (ja) 画像形成装置
JP2008152233A5 (ja)
JP2008233702A (ja) 画像形成装置
JP5533895B2 (ja) 画像形成装置および電源制御装置
JP2011252980A (ja) 画像形成装置
JP2009086156A (ja) 画像形成装置
JP6098258B2 (ja) 電源装置、画像形成装置および制御方法
JP5205025B2 (ja) 画像形成装置
JP2018159757A (ja) 画像形成装置
JP2006227525A (ja) 現像装置および画像形成装置
KR100580215B1 (ko) 전자사진방식 화상형성장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6414040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150