JP6413760B2 - 熱交換器及びそれを用いた熱交換器ユニット - Google Patents
熱交換器及びそれを用いた熱交換器ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6413760B2 JP6413760B2 JP2014261632A JP2014261632A JP6413760B2 JP 6413760 B2 JP6413760 B2 JP 6413760B2 JP 2014261632 A JP2014261632 A JP 2014261632A JP 2014261632 A JP2014261632 A JP 2014261632A JP 6413760 B2 JP6413760 B2 JP 6413760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- flat tube
- flat
- tube heat
- fin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
図1は、本発明の実施形態に係る熱交換器を用いた空気調和機の構成を示す図である。
室外機3には、本発明に係る扁平管を用いた熱交換器(以下、扁平管熱交換器という)10からなる室外熱交換器5の他に、圧縮機6、膨張弁7及び四方弁8が設けられ、室内機2には、任意の熱交換器を用いて構成される室内熱交換器4が設けられている。
このように、室内熱交換器4が凝縮器として機能し、室内熱交換器4で冷媒と熱交換を行い加熱された室内空気が室内に吹き出されることによって、室内機2が設置された室内の暖房が行われる。
そして、その後、低圧のガス冷媒は、四方弁8を介して圧縮機6に吸入される。
そして、その後、低圧のガス冷媒は、四方弁8を介して圧縮機6に吸入される。
まず、扁平管列が1列配置となる場合を説明し、その後に、扁平管列が2列配置となる場合についての説明を行っていく。
また、図3は、図2(b)の扁平管熱交換器の切断線Xにおける拡大断面図である。
なお、本実施形態の扁平管20、ヘッダ30及びフィン40は、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成されている。
なお、冷媒流路21を有する扁平管20の断面を図3に示すが、その他の図における扁平管20の断面は、冷媒流路21を省略し、単なるハッチングとする。
例えば、図2(b)に示す扁平管熱交換器10では、左右方向に伸びる複数の扁平管20が一対のヘッダ30を接続している。
このとき、扁平管20においては、複数の扁平管20を流れる冷媒と、各々の扁平管20の間の隙間を通過する空気との間で熱交換が行われる。
例えば、図2(b)に示す扁平管熱交換器10では、上下方向に沿う複数のフィン40を左右方向に所定の隙間を設けて配置されている。
凹凸部41には、凸部44と凹部42が交互に配置されている。
凸部44は、隣り合う切欠き部43の間の部分に連続した凸形状の部分であって、凹部42は隣り合う凸部44の間に形成され、切欠き部43(扁平管20の切欠き部43の開口端側端部)に隣接する開口部である。
なお、凸部44と凹部42の形状は、点対称の形状である。つまり、凹凸部41には凸部44と凸部44を180度回転させた形状の凹部42が互い違いに配置されている。
したがって、上述のような形状に凹部42を形成しておくことでフィン40を扁平管20に取付ける作業の作業性を高めることができる。
例えば、少なくとも切欠き部43の周囲にろう材を設けたフィン40を準備しておき、扁平管20が切欠き部43に挿入された状態で加熱すれば、簡単にろう付けを行うことができる。
そして、上記で説明した扁平管熱交換器10を1つだけ用いて熱交換器を構成することで、1列の扁平管20が配置される熱交換器となる。
先ず、図3を参照しながら、より詳細なフィン40の形状等についての詳細説明を行った後に、具体的に2列の扁平管が配置された熱交換器が実現できることについて説明する。
一方、上述したように、凹部42の切欠き部43側に近い部分42aは、切欠き部43の幅に近づくように、片側端面に沿った方向(図上下方向)の幅が切欠き部43に向かって徐々に小さくなる形状にされているが、この形状は、凸部44に形成されているテーパ44aに対応するように幅が小さくなる形状になっている。
図4に示す扁平管熱交換器10は、上記で説明してきた扁平管熱交換器10である。
一方、扁平管熱交換器10’は扁平管熱交換器10と同じ構成の扁平管熱交換器の上下を反転させ、扁平管熱交換器10の凹凸部41が形成されている片側端面に対して扁平管熱交換器10’の凹凸部41’が形成されている片側端面が対向するように配置したものである。
これによって、扁平管熱交換器10と扁平管熱交換器10’は、図5に示すように、きれいに一体化させることができ、このように一体化させると図6に示すように、2つの扁平管熱交換器(扁平管熱交換器10、10’)が一体化した扁平管列が2列配置された熱交換器ユニット100となる。
なお、図6は、図2(a)に対応する平面図である。
そして、扁平管熱交換器10’も設計自体は、扁平管熱交換器10と変わるところがないので、凹部42’及び凸部44’は、上記凹部42及び凸部44と同様の形状となっている。
図5に矢印で示すように、風上側から風下側にフィン同士の間(フィン40同士の間及びフィン40’同士の間)を流れる空気は、風上側に配置される扁平管熱交換器10の扁平管20同士の間を通った後、風下側に配置される扁平管熱交換器10’の扁平管20’同士の間を通るが、扁平管20と扁平管20’との位置関係が千鳥配置となっているので扁平管20の表面から離れた位置を通る空気F1は扁平管20’の表面の近くを通過し、扁平管20’の表面から離れた位置を通る空気F2は、扁平管20の表面の近くを通過する。
このように、扁平管20と扁平管20’との位置関係を千鳥配置とすることで、フィン同士の間(フィン40同士の間及びフィン40’同士の間)を流れる空気は、必ず上流側又は下流側の扁平管熱交換器10、10’の扁平管(扁平管20、20’)の近くを通過する。その結果、内部に冷媒が流通し、空気との温度差が大きい扁平管20、20’の付近を多くの空気が通過するので熱交換効率が高くなる。
この部分に隙間があると、当該隙間を介してフィン(フィン40、40’)に直交する方向(紙面方向)にも空気の通ることができる空気流路が形成されることになるが、この空気流路を流れる空気は、先ほど、図5で説明した空気F1、F2の流れる方向に直交する方向に流れる空気のため、空気F1、F2の流れを阻害する。
フィン40’においてもこのリブ42bと同様のリブ42b’を設けるようにするとよい。
したがって、本実施形態の開示に従えば、扁平管を1列配置する場合にも2列配置する場合にも共通の構成のフィンを用いて熱交換器を構成することが可能である。
上記実施形態では、本発明に係る熱交換器が、室内熱交換器として使用される場合について示してきたが、本発明に係る熱交換器の具体態な使用形態は任意であり、室内熱交換器に限定されるものでない。
また、凹部42及び凸部44の形状も、上記実施形態で開示される形状に限定されるものではなく、凹部42に凸部44が挿入される状態を仮定したときに、凹部42内に凸部44がほぼ隙間なく挿入されるような形状であればよい。
2 室内機
3 室外機
4 室内熱交換器
5 室外熱交換器
6 圧縮機
7 膨張弁
8 四方弁
10、10’ 扁平管熱交換器
20、20’ 扁平管
21 冷媒流路
30、30’ ヘッダ
40、40’ フィン
41、41’ 凹凸部
42、42’ 凹部
42a、42a’ 切欠き部側に近い部分
43、43’ 切欠き部
44、44’ 凸部
44a、44a’ テーパ
42b、42b’ リブ
100 熱交換器ユニット
Claims (2)
- 扁平管と、
前記扁平管を挿入するための複数の切欠き部が等間隔で設けられたフィンと、を備え、 前記フィンは、前記切欠き部の開口端側に凹凸部を有し、 前記凹凸部は、隣り合う前記切欠き部同士の間から延びる凸部と前記扁平管の前記切欠き部の開口端側端部に隣接する凹部を交互に有しており、前記凸部と前記凹部は点対称の関係であり、
前記凹部には、リブが立てられていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1に記載の熱交換器を二つ並べて配置して構成される熱交換器ユニットにおいて、一方の前記熱交換器と他方の前記熱交換器の前記凹凸部同士が対向するように並べて配置され、一方の前記熱交換器の前記凹部に他方の前記熱交換器の前記凸部が配置されることを特徴とする熱交換器ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261632A JP6413760B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 熱交換器及びそれを用いた熱交換器ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261632A JP6413760B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 熱交換器及びそれを用いた熱交換器ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016121839A JP2016121839A (ja) | 2016-07-07 |
JP6413760B2 true JP6413760B2 (ja) | 2018-10-31 |
Family
ID=56327321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014261632A Active JP6413760B2 (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 熱交換器及びそれを用いた熱交換器ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6413760B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6785868B2 (ja) * | 2016-10-07 | 2020-11-18 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器及び熱交換器を備えた空気調和機 |
CN109900136B (zh) * | 2017-12-07 | 2021-12-07 | 浙江盾安机械有限公司 | 一种翅片及换热器 |
CN112444146A (zh) * | 2019-08-29 | 2021-03-05 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种微通道换热器及空调 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925058U (ja) * | 1972-06-03 | 1974-03-04 | ||
JPS5723837Y2 (ja) * | 1979-03-26 | 1982-05-24 | ||
JPS5844248Y2 (ja) * | 1979-05-18 | 1983-10-07 | 株式会社東芝 | 空調機の熱交換器 |
JP2706497B2 (ja) * | 1988-12-16 | 1998-01-28 | 松下冷機株式会社 | フィン付熱交換器 |
US5318112A (en) * | 1993-03-02 | 1994-06-07 | Raditech Ltd. | Finned-duct heat exchanger |
JP2012013268A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Hitachi Appliances Inc | 熱交換器、その熱交換器を用いた冷凍サイクル装置、並びに、その冷凍サイクル装置を用いた空気調和機及びヒートポンプ給湯機 |
JP5177307B2 (ja) * | 2011-01-21 | 2013-04-03 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器 |
JP5863956B2 (ja) * | 2012-04-26 | 2016-02-17 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器、熱交換器の製造方法、及び、空気調和機 |
JP6455103B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2019-01-23 | 株式会社富士通ゼネラル | 熱交換器 |
JP2016121838A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社富士通ゼネラル | 熱交換器 |
-
2014
- 2014-12-25 JP JP2014261632A patent/JP6413760B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016121839A (ja) | 2016-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6005267B2 (ja) | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 | |
JP6278904B2 (ja) | 冷媒分配器及びこの冷媒分配器を用いたヒートポンプ装置 | |
AU2012208126B2 (en) | Heat exchanger and air conditioner | |
US9651317B2 (en) | Heat exchanger and air conditioner | |
JP6038302B2 (ja) | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 | |
JP6122860B2 (ja) | 空気調和機用フィン・アンド・チューブ型熱交換器 | |
JP6005268B2 (ja) | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 | |
JP6413760B2 (ja) | 熱交換器及びそれを用いた熱交換器ユニット | |
WO2017135442A1 (ja) | 熱交換器 | |
JP6661880B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP6455103B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6157217B2 (ja) | 扁平管熱交換器及びそれを備えた空気調和装置の室外機、扁平管熱交換器の製造方法 | |
JP2016121838A (ja) | 熱交換器 | |
WO2016136265A1 (ja) | 冷媒蒸発器 | |
JP6844946B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP2019128090A (ja) | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 | |
JP6582373B2 (ja) | 熱交換器 | |
EP3951308A1 (en) | Heat exchanger | |
JP6816411B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6569525B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6486718B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP2016075450A (ja) | 熱交換器及びこれを用いた空気調和機 | |
JP2011163621A (ja) | 熱交換器 | |
JP7006376B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6569517B2 (ja) | 熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180206 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180917 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6413760 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |