JP6413681B2 - 電磁流量計 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁流量計に関し、詳しくは、コイルとコアとリターンコアで形成される磁気回路の改良に関する。
図4は従来の電磁流量計の一例を示す構成説明図であり、(A)は全体の斜視図、(B)は全体の分解図、(C)はコイル部分の分解図である。図4において、流体が流れるパイプ1の内周面には絶縁物よりなるライニング2が施され、パイプ1の直径方向に対向する管壁には流体の流速に比例した起電力をピックアップするための一対の検出電極部3が設けられている。
パイプ1の外周には、パイプ1の外周に沿うように鞍形に形成されパイプ1の内部を流れる流体の流れ方向および検出電極部3と直交して流体を励磁する一対の励磁コイル4が対向して設けられている。パイプ1の外周上面には、取付部として機能する2個の突起体1a、1bが設けられている。
励磁コイル4は、コア41とコイル42とリターンコア43とで構成される。
コア41は、パイプ1の外周面に密着するように円弧状に湾曲形成されていて、中央部分にはパイプ1の外周上面に設けられている2個の突起体1a、1bを挿入するための取付穴41a、41bが設けられている。
コイル42は、中央部分に矩形の窓部42aが形成されるようにほぼ矩形に巻回されるとともに、パイプ1の外周に沿うように鞍形に成形されている。
リターンコア43は、コア41とコイル42を積層した状態で包み込むように連結辺43aと左右の側辺43b、43cとでほぼM字形に形成されたものであり、コイル42の外周において帰還磁路を構成する。なお、連結辺43aにも、コア41の取付穴41a、41bと重なるように取付穴43d、43eが設けられている。
励磁コイル4は、コア41とコイル42とリターンコア43を(B)および(C)に示すように組み合わせることにより構成される。まず、コア41の取付穴41a、41bにパイプ1の外周上面に設けられている2個の突起体1a、1bを挿入してコア41をパイプ1に取り付ける。
その後、コア41にコイル42を積層してさらにリターンコア43を重ね合わせ、これらコイル42とリターンコア43をパイプ1の外周面に押し付けるようにしてリターンコア43をねじ止めにより固定する。
非特許文献1には、電磁流量計の原理や具体的な構成が記載されている。
吉川 修、外5名、「新電磁流量計 ADMAG AXFシリーズ」、横河技報、横河電機株式会社、2004年1月20日、Vol.48 No.1(2004年) p.19−25
ところで、このような電磁流量計の磁気回路を構成するコア41とコイル42とリターンコア43は、パイプ1の外周に取り付けられる前の段階では、それぞれが個別に分離独立した単体の部品である。
このため、これら複数の部品をパイプ1の外周に取り付けて磁気回路を構成するのにあたっては、これら複数の部品をパイプ1の外周に取り付ける前段階で、パイプ1の外周に取り付け可能な所定の状態に組み付ける作業工数が必要になる。
また、これら複数の部品をパイプ1の外周に取り付け可能な所定の状態に組み付ける前の部品状態での保管にあたっては、部品点数分だけ保管管理のためのスペースと作業工数が発生することになる。
さらに、個別に分離独立した単体の部品であるコア41とコイル42とリターンコア43を順次パイプ1の外周に取り付けて励磁コイル4として一体化していることから、たとえば水撃などの衝撃が励磁コイル4に加わると、パイプ1の外周に取り付けられているコイル42の取付位置が変動し、流量の測定値が不安定になってしまうこともある。
本発明は、これらの課題を解決するものであって、その目的は、部品の組み付け工数や管理工数を削減でき、安定した流量測定値が得られる電磁流量計を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
パイプの内部を流れる流体を励磁する励磁コイルがパイプの外周に設けられた電磁流量計において、
前記励磁コイルは、
前記パイプの外周面に密着するように円弧状に形成されたコアと、前記パイプの外周に沿うように鞍形に形成されたコイルと、これらコアとコイルが組み付けられて一体化され前記パイプの外周に固着されるリターンコアとで構成され
前記コアには前記コイルの取付位置を設定する位置決め部である折り曲げ辺が設けられており、
前記折り曲げ辺の中央部の一部分から切り出された爪部が、前記リターンコアに設けられたくぼみ部に係止されていることで前記コアと前記リターンコアとが前記コイルを挟んだ状態で互いに一体化されていることを特徴とする。
これらにより、部品の組み付け工数や管理工数を削減でき、安定した流量測定値が得られる電磁流量計が実現できる。
本発明の一実施例を示す構成説明図である。 図1のデータリンク部201の動作例を説明するフローチャートである。 管路の異常個所を示す3D CADデータの表示例図である。 従来の電磁流量計の一例を示す構成説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成説明図であり、図4と共通する部分には同一の符号を付けている。図1において、(A)は全体の斜視図、(B)は全体の分解図、(C)は本発明に基づく励磁コイルの斜視図、(D)は本発明に基づくコアの斜視図である。
パイプ1の外周には、パイプ1の外周に沿うように鞍形に形成されパイプ1の内部を流れる流体の流れ方向および検出電極部3と直交して流体を励磁する一対の励磁コイル5が対向して設けられている。
励磁コイル5は、(B)および(C)に示すように、コア51とコイル52を積層した状態でパイプ1の外周面に押し付けるようにしてリターンコア53を介してねじ止めにより固定される。
コア51は、(D)に示すように、図4のコア41と同様にパイプ1の外周面に密着するように円弧状に湾曲形成された主平面51aと、主平面51aの長手方向に沿った両側の側辺が対向するように円弧状の湾曲凸面の方向にL字形に折り曲げられた折り曲げ辺51b、51cと、折り曲げ辺51b、51cの中央部の一部分から切り出されて主平面51a側に折り曲げ可能な爪部51d、51eとで構成されている。
ここで、折り曲げ辺51b、51cは、鞍形に形成されたコイル52の窓部52aの長手方向の内壁に沿って嵌め合うように形成されている。
コイル52とリターンコア53は図4のコイル42とリターンコア43と同一形状に形成されている。
これらコア51とコイル52とリターンコア53を、(C)に示すような励磁コイル5として組み付けて一体化する手順を説明する。
まずはじめに、折り曲げ辺51b、51cに形成された爪部51d、51eが主平面51a側に折り曲げられていない状態のコア51の折り曲げ辺51b、51cを、コイル52の窓部52aに嵌め合わせる。
これにより、コイル52は、円弧状に湾曲形成されたコア51の主平面51aに密着し安定した状態で支持される。
次に、コイル52が密着し安定した状態で支持されているコア51の主平面51aに、ほぼコの字形に形成されたリターンコア53の連結辺53aを重ね合わせる。
そして、(C)に示すように、爪部51d、51eを折り曲げて、コア51の主平面51aに重ね合わされたリターンコア53の連結辺53aを主平面51aに固着する。
図2はコア51とリターンコア53の固着状態を示す説明図であり、(A)は正面図、(B)はコア51の部分断面図、(C)は(A)の部分断面図である。
コア51は、爪部51d、51eで抱え込むようにしてリターンコア53を固定する。 コア51にリターンコア53を組み込むときは、コア51の折り曲げ辺51b、51cを広げるようにして爪部51d、51eをリターンコア53の上面に係止させる。
図2の実施例では、コア51の主平面51aとリターンコア53の連結辺53aとの重ね合わせ部分に設けられている面取加工が施された取付穴53d、53eの面取部分のくぼみ部に爪部51d、51eを係止させているが、取付穴の面取部に限るものではなく、リターンコア53になんらかのくぼみ部を設けてコア51の爪部51d、51eを係止させればよい。
このように、リターンコア53のくぼみ部に爪部51d、51eを係止させることによって機械的にも安定した位置決めが実現でき、固定後も横ずれを生じることはない。
また、コア51の折り曲げ辺51b、51cがコイル52の動きを拘束することから、水撃などの衝撃が流量計に加わったとしてもコイル52がぐらつくことを防止でき、安定した流量測定信号が得られる。
さらに、磁束が集まってくる場所にコア51の折り曲げ辺51b、51cのような磁性材の曲げ部を設けることで磁束の漏れが抑制されるので、磁気回路全体としての効率アップが期待できる。
なお、上記実施例では、コア51の爪部51d、51eでリターンコア53を抱え込むようにして固定する例について説明したが、爪部に限るものではなく、たとえば図3に示すような半球状の突起部51f、51gであってもよい。
また、爪部を設けるのはコア51側に限るものではなく、たとえばリターンコア53であってもよい。
たとえば、爪をひっかける場所をコアに持たせる必要がある。
また、爪部は2つ以上であってもよく、たとえば4か所に設けてもよい。
また、実施例のコア51は矩形状の折り曲げ辺51b、51cについて示したが、その形状や大きさは実施例に限るものではない。
また、コア51は矩形である必要はなく、対向する折り曲げ辺が性能に影響を与えない範囲であれば対称である必要はない。
以上説明したように、本発明によれば、部品の組み付け工数や管理工数を削減でき、安定した流量測定値が得られる電磁流量計を実現できる。
1 パイプ
3 検出電極部
5 励磁コイル
51 コア
52 コイル
53 リターンコア

Claims (1)

  1. パイプの内部を流れる流体を励磁する励磁コイルがパイプの外周に設けられた電磁流量計において、
    前記励磁コイルは、
    前記パイプの外周面に密着するように円弧状に形成されたコアと、前記パイプの外周に沿うように鞍形に形成されたコイルと、これらコアとコイルが組み付けられて一体化され前記パイプの外周に固着されるリターンコアとで構成され
    前記コアには前記コイルの取付位置を設定する位置決め部である折り曲げ辺が設けられており、
    前記折り曲げ辺の中央部の一部分から切り出された爪部が、前記リターンコアに設けられたくぼみ部に係止されていることで前記コアと前記リターンコアとが前記コイルを挟んだ状態で互いに一体化されていることを特徴とする電磁流量計。
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