JP6413439B2 - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温水洗浄便座装置に関する。
温水洗浄便座装置の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。温水洗浄便座装置は、特許文献1の図2乃至図4に示されているように、温水洗浄便座装置の筐体を構成するケースカバー430およびケースプレート770、ケースカバー430の前方に形成された開口部を開閉可能とするノズルダンパー460、並びに、ノズルユニット610を備えている。ノズルユニット610は、ケースカバー430およびケースプレート770の内部に配設され、洗浄水を噴射する噴出穴616を有するノズルヘッド615およびノズル洗浄室617を備えている。ノズルヘッド615は、ケースカバー430およびケースプレート770の内部と外部(便器800のボウル810)との間を、ケースカバー430の開口部を通って進退する。ノズル洗浄室617は、ノズルヘッド615が後退して、ケースカバー430の内部に収納されている場合に、ノズルユニット610の噴出穴616の周辺の上方および両側方を取り囲み、下方を開放する構造体である。
ノズルヘッド615がケースカバー430の内部に収納されている場合、例えば、噴出穴616から洗浄水を噴出させることで、ノズル洗浄室617の内側面にて洗浄水が反射して、ノズルユニット610の噴出穴616の周辺が洗浄される。ノズルユニット610を洗浄した洗浄水は、ケースプレート770の内底面に落下して、ケースプレート770の内底面を伝って外部に排出されるようになっている。
特開2007−315109号公報
上述した特許文献1の温水洗浄便座装置においては、ケースプレート770およびノズルユニット610の寸法が寸法公差内にて変化することにより、ケースプレート770に対するノズルユニット610の取付位置が変化する場合がある。このような場合においても、ノズルユニット610と筐体の内側面とが接触しないように、ノズルユニット610とケースカバー430およびノズルダンパー460との間に隙間が設けられている。ここで、ノズル洗浄室617は、ノズルユニット610の構成部材であるため、ノズル洗浄室617とケースカバー430およびノズルダンパー460との間に隙間が設けられている。すなわち、ノズル洗浄室617は、このように設けられた隙間の距離だけケースカバー430内において後方に位置する。また、ノズルユニット610の洗浄が行われる場合、ケースカバー430内に洗浄水が飛散することを抑制するため、噴出穴616がノズル洗浄室617により取り囲まれている必要がある。よって、ノズル洗浄室617と同様に、噴出穴616が隙間の距離だけケースカバー430内において後方に位置する。
しかしながら、ノズルヘッド615が進出して、人体の局部を洗浄するときにおける噴出穴616の位置(洗浄位置)は予め定められているため、ノズルヘッド615が収納されているときの位置(収納位置)における噴出穴616の位置が後方に位置する場合、前方に位置する場合に比べて、ノズルヘッド615の移動距離(収納位置から洗浄位置までの距離)が長くなる。ノズルヘッド615の移動距離を長くするために、ノズルヘッド615の長さの増加や、ノズルヘッド615を収納するシリンダ部613,614のさらなる増設を行うことは、ノズルユニット610の大型化を招く恐れがある。
一方、温水洗浄便座装置の筐体は、腰掛式便器に取付可能とするように、筐体の大きさが制限されている。このため、筐体に収納されるノズル装置の小型化をしたいという要請がある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、温水洗浄便座装置において、噴出穴から洗浄水を噴出させて噴出穴の周辺を洗浄可能とするノズル装置の小型化を図ることを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る温水洗浄便座装置は、洗浄水を噴出する噴出穴が設けられたノズル本体、および、噴出穴が洗浄水を噴出して人体の局部を洗浄する前方の洗浄位置と後方の収納位置との間にて、ノズル本体を摺動可能に支持するノズルベースを有するノズル装置と、ノズル装置を内部に収納するケーシングと、を備えた温水洗浄便座装置であって、ケーシングは、噴出穴がケーシング内と外部との間を進退する開口部を有するとともに、ノズル本体が収納位置に位置する場合、ノズル本体の噴出穴が設けられた部分を覆い、噴出穴から噴出する洗浄水を、噴出穴が設けられた部分に向かって反射させるカバー部が、開口部に一体に形成され、ノズルベースは、噴出穴より後方にてカバー部に形成された被係合部と係合する係合部を備えている
これによれば、ノズル本体が収納位置に位置する場合、ノズル本体の噴出穴が設けられた部分を覆うカバー部が、開口部と一体にケーシングに形成されているため、ケーシングとカバー部との間に隙間が形成されない。これにより、ノズル本体が収納位置に位置する場合、噴出穴から洗浄水を噴出させたときにおいても、洗浄水がケーシング内にて飛散せずに、開口部から外部に排出される。よって、従来技術のようにカバー部をノズル装置に構成させている場合に比べて、噴出穴の位置を洗浄位置側に近づけることができるため、収納位置と洗浄位置との間のノズル本体の移動距離を短くすることができる。したがって、ノズル本体の長さを短くすることができるため、ノズル装置の小型化を図ることができる。
本発明による温水洗浄便座装置が腰掛式便器に設置されている状態を示す斜視図である。 図1に示す温水洗浄便座装置の一実施形態の概要を示す温水洗浄便座装置および腰掛式便器のノズル本体の軸方向に沿った部分断面図である。 図2に示すノズル装置およびケーシングを示す斜視図であり、ケーシングにノズル装置が取り付けられた状態を表している。 図3に示すノズル装置においてノズル本体が収納位置に位置した場合を表した斜視図である。 図3に示すノズル装置においてノズル本体が洗浄位置に位置した場合を表した斜視図である。 図3に示すノズル本体の軸方向部分拡大断面図である。 図2に示す温水洗浄便座装置のカバー部の周辺を示す拡大断面図である。 図7に示すVIII-VIII線に沿った温水洗浄便座装置の断面図である。 本発明による温水洗浄便座装置の一実施形態の変形例を示す図である。
以下、本発明による温水洗浄便座装置1の一実施形態について説明する。なお、本明細書においては説明の便宜上、図1における上側および下側をそれぞれ温水洗浄便座装置1の上方および下方とし、同じく左下側および右上側をそれぞれ温水洗浄便座装置1の左方および右方とし、同じく左上側および右下側を、それぞれ温水洗浄便座装置1の後方および前方として説明する。また、図1及び図2には、各方向を示す矢印を示している。
温水洗浄便座装置1は、図1および図2に示すように、腰掛式便器2の便座設置面2a(図2参照)に取り付けられている。温水洗浄便座装置1のケーシング1a(10)の内部には、制御装置1b、ノズル装置1c、ノズル装置1cへ洗浄水Wを供給する洗浄水供給装置(図示なし)および人体を乾燥する乾燥装置(図示なし)等が収容されている。制御装置1bは、ノズル装置1cおよび洗浄水供給装置を少なくとも制御するものである。
また、温水洗浄便座装置1は、ケーシング1aに回動可能に支持されている便座1dおよび便蓋1e、ならびに、取付部材1fを備えている。取付部材1fは、腰掛式便器2に固定され、ケーシング1aと着脱可能に係合するものである。温水洗浄便座装置1は、取付部材1fによって、腰掛式便器2に着脱可能に取り付けられるようになっている。
ケーシング10は、中空の箱状に形成されている。ケーシング10の大きさは、腰掛式便器2に取り付けられるように設定されている。例えば、図1に示すように、腰掛式便器2が、後方に貯水タンク2bを備えている場合においても、ケーシング10は、貯水タンク2bとボウル部2cとの間に取り付けられるように設定されている。
ケーシング10は、図2に示すように、下ケーシング11および上ケーシング12を備えている。下ケーシング11は、ケーシング10の底部を形成する。下ケーシング11は、図2および図3に示すように、ケーシング10の底面を形成する底面部11aおよび底面部11aの周縁に全周に亘って形成された側壁部11bを備えている。底面部11aの上面中央部には、ノズル装置1cが取り付けられる。底面部11aの下面には、取付部材1fが着脱可能に係合するようになっている。
上ケーシング12は、下方を開放する箱状に形成されている。図2に示すように、上ケーシング12の下端部の内面と下ケーシング11の側壁部11bの外面とが全周に亘って接触するように、上ケーシング12が下ケーシング11に取り付けられる。
ノズル装置1cは、人体の局部を洗浄するものである。ノズル装置1cは、図4および図5に示すように、ノズルベースユニット20およびノズル本体30を備えている。ノズル本体30は、ノズルベースユニット20に対し、収納位置P1と洗浄位置P2との間を移動する。収納位置P1は、ノズル装置1cの後方の位置であり、ノズル本体30がケーシング10に収納される位置である(図2及び図4参照)。洗浄位置P2は、ノズル装置1cの前方の位置Pであり、ノズル本体30が洗浄水Wを噴出して、人体の局部を洗浄する位置である(図2及び図5参照)。なお、図1には、ケーシング10から突出して洗浄位置P2に位置するノズル本体30が示されている。
ここで、収納位置P1および洗浄位置P2について詳細に説明する。ノズル装置1cがおしり洗浄を行う場合、図2に示すように、ノズル本体30が洗浄水Wを噴出する洗浄角度θは、使用者が快適な洗浄感を得られるように、予め実験等の結果に基づいて設定されている。また、噴出した洗浄水Wが人体の局部を洗浄するように、洗浄水Wが通過する便座設置面2a上の位置Aが、予め実験等の結果に基づいて設定されている。このように設定された洗浄水Wを噴出する洗浄角度θおよび洗浄水Wが通過する位置Aから、おしり洗浄が行われる場合における洗浄水Wを噴出するノズル本体30に形成された第一噴出穴31a1の位置は、図2に示す洗浄水Wの軌跡上に位置する。
また、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合に、ノズル本体30がケーシング10に収納されるように、かつ、ノズル本体30が洗浄位置P2に位置する場合に、第一噴出穴31a1(後述する)の位置が図2に示す洗浄水Wの軌跡上に位置するように、ノズル本体30の長さ(大きさ)および移動方向Sが設定されている。そして、ノズル本体30の長さおよび移動方向Sが設定されることにより、ノズル本体30の収納位置P1および洗浄位置P2が設定される。また、ビデ洗浄についても、上述したおしり洗浄の場合と同様に、ビデ洗浄を行うための洗浄角度および便座設置面2a上の位置が設定されている。そして、上述した洗浄角度θ、便座設置面2a上の位置A、および、おしり洗浄の場合の第一噴出穴31a1の位置、と合わせて、ビデ洗浄を行うための洗浄角度、便座設置面2a上の位置、および、ビデ洗浄が行われる場合における洗浄水Wを噴出する第二噴出穴31a2(後述する)の位置、も考慮されて、ノズル本体30の長さおよび移動方向Sが設定されている。
このように、ノズル本体30の長さは、ノズル本体30が洗浄位置P2に位置する場合の噴出穴31a1,31a2の位置に基づいて設定される。よって、収納位置P1における噴出穴31a1,31a2の位置が、洗浄位置P2側に位置する場合、ノズル本体30の移動距離L(収納位置P1と洗浄位置P2との間の移動方向Sに沿った距離)を短くすることができるため、ノズル本体30の長さを短くすることができる。
ノズル装置1cの構成について説明を続ける。ノズルベースユニット20は、ノズルベース21、ノズルモータ22およびピニオンギヤ23を備えている。
ノズルベース21は、図4および図5に示すように、ノズル本体30を、収納位置P1と洗浄位置P2との間にてノズル本体30の移動方向Sに摺動可能に支持するものである。ノズルベース21は、一対のレール部21a、凸部21b、ノズル保持部21c、溝部21d、フック部21eおよび鍔部21fが形成されている。
一対のレール部21aは、ノズルベース21の左右両側面にて、ノズル本体30の移動方向Sに対して、垂直な方向に突出し、移動方向Sに延びる板状に形成されている。
凸部21bは、レール部21aの後方側の端部にそれぞれ形成されている。具体的には、凸部21bは、レール部21aの後方側の端部における突出端面から左右方向にそれぞれ突出するように形成されている。
ノズル保持部21cは、ノズルベース21の前方にて、ノズル本体30を移動方向Sに方向付けをするように保持するものである。具体的には、ノズル保持部21cは、ノズル本体30の上方向および左右方向への動きを規制する。ノズル保持部21cは、下方を開放する断面略U字形状に形成されている。また、ノズル保持部21cは、前端部(特許請求の範囲の係合部に相当)21c1の前端面21c2に移動方向Sの前方に板状に突出する突出部21c3が形成されている。突出部21c3は、ノズル装置1cが下ケーシング11に取り付けられた場合、下ケーシング11に形成されたカバー部11fと係合するようになっている(後述する)。
溝部21dは、ノズルベース21のノズル本体30が対向する面に移動方向Sに延びるように形成されている(図2参照)。具体的には、溝部21dは、ノズルベース21の上面に形成されている。
フック部21eは、ノズルベース21の下方に突出するように形成され、突出端部21e1が鉤状に形成されている(図2参照)。突出端部21e1が下ケーシング11に挿入されることにより、ノズル装置1cの下ケーシング11に対する上方向の外れが規制されるようになっている(後述する)。
鍔部21fは、図4及び図5に示すように、ノズルベース21の左側面から左方向に突出する板状に形成されている。鍔部21fには、ノズル装置1cを下ケーシング11に固定するための取付ボルト1gが貫通する貫通穴21f1が形成されている。
ノズルモータ22(図3参照)は、ノズル本体30を駆動する動力を発生するものである。ノズルモータ22は、例えばステッピングモーターである。ノズルモータ22は、ノズルベース21の右側面に、ノズルモータ22の出力軸(図示なし)が左方に向かって突出するように配設されている。ノズルモータ22は、制御装置1bと電気的に接続されている。
ピニオンギヤ23は、比較的小径の平歯車である。ピニオンギヤ23は、ノズルモータ22の出力軸に取り付けられ、ノズル本体30に形成されたラック部31a6(後述する)と噛み合うものである。また、ラック部31a6がノズル本体30の下面に形成されているため、ピニオンギヤ23は、ノズル本体30の下方からノズル本体30を支持する(図2参照)。すなわち、ピニオンギヤ23は、ノズル本体30の下方への動きを規制する。
ノズル本体30は、図4および図5に示すように、ノズル31および流路切替バルブ32を備えている。
ノズル31は、洗浄水Wを噴出することにより、人体の局部を洗浄するものである。ノズル31は、中央部から前方において形成されたノズル部31a、後方に形成された一対の係合部31bを備えている。
ノズル部31aは、略円筒状に形成され、平面状の上面および下面が形成されている。ノズル部31aの前端部には、おしり洗浄を行う場合に洗浄水Wを噴出する第一噴出穴31a1、および、ビデ洗浄を行う場合に洗浄水Wを噴出する複数の第二噴出穴31a2が形成されている。また、ノズル部31aの内部には、洗浄水Wが流通する第一ノズル流路31a3および第二ノズル流路31a4(図2、図6および図8参照)が、ノズル部31aの軸方向に延びるように形成されている。第一ノズル流路31a3は、一端(前端部)にて第一噴出穴31a1と連通している。また、第二ノズル流路31a4は、一端(前端部)にて第二噴出穴31a2と連通している。
なお、ノズル本体30が収納位置P1に位置する状態において、噴出穴31a1,31a2は、ノズル保持部21cより前方に位置する。また、ノズル部31aの前端部は、段差が形成され、ノズル部31aの前端部における噴出穴31a1,31a2が開口する上面31a5は、ノズル部31aの他の部位の上面より下方に位置する。
ノズル部31aの下面には、図2に示すように、移動方向S方向に延びるラック部31a6が形成されている。ラック部31a6は、ピニオンギヤ23と噛み合う平歯車である。また、ラック部31a6は、ラック部31a6の歯先と溝部21dの底面とが対向するように、溝部21dにはまるようになっている。
係合部31bは、レール部21aに移動方向Sに摺動可能に係合し、ノズル本体30を摺動可能に案内するものである。係合部31bは、ノズル31の後端部の左右両側にそれぞれ形成されている。係合部31bは、ノズルベース21側に開放する断面略U字形状にそれぞれ形成され、U字形状の内側に、レール部21aがはまるように係合するようになっている。これにより、ノズル本体30の移動方向が移動方向Sに方向付けられる。換言すれば、係合部31bとレール部21aとが係合することにより、ノズル本体30の上下方向および左右方向の動きが規制される。
ここで、上述したように、ピニオンギヤ23は、ノズル本体30の下方への動きを規制している。また、ノズル保持部21cは、ノズル本体30の上方向および左右方向の動きを規制している。さらに、図2、図4及び図5に示すように、ノズル本体30に対して、ノズル本体30の後方から前方に向かって順に、係合部31b、ピニオンギヤ23およびノズル保持部21cが位置するように配設されている。これらにより、ノズル本体30の移動方向が移動方向Sに方向付けられる。
また、係合部31bの後端面31b1は、レール部21aの凸部21bに接触可能になっている。係合部31bの後端面31b1と凸部21bとが接触することにより、ノズル本体30の後方への移動が規制される。一方、係合部31bの前端面31b2は、レール部21aの前方に形成された前ストッパ面21a1に接触可能になっている。係合部31bの前端面31b2と前ストッパ面21a1とが接触することにより、ノズル本体30の前方への移動が規制される。
流路切替バルブ32は、第一ノズル流路31a3と第二ノズル流路31a4との間で流路を切り替えるものである。すなわち、流路切替バルブ32は、洗浄水供給装置から供給された洗浄水Wを、第一ノズル流路31a3および第二ノズル流路31a4の一方に供給するものである。
流路切替バルブ32は、図6に示すように、給水管32a、バルブボディ32bおよび回転バルブ32c、シール部材32d、バルブモータ32eを備えている。
給水管32aは、一端が洗浄水供給装置に接続され、洗浄水Wが供給される。また、給水管32aは、他端がバルブボディ32bの内部に連通し、洗浄水Wをバルブボディ32bの内部に供給する。
バルブボディ32bは、後端面を開口する略円筒状に形成され、連通穴32b1、第一バルブ流路32b2および第二バルブ流路32b3が形成されている。連通穴32b1は、給水管32aとバルブボディ32b内部とを連通する貫通穴である。第一バルブ流路32b2および第二バルブ流路32b3は、一端がバルブボディ32bの内部に開口し、他端がバルブボディ32bの前端面に開口する。そして、第一バルブ流路32b2と第一ノズル流路31a3とが連通し、第二バルブ流路32b3と第二ノズル流路31a4とが連通するようになっている。
回転バルブ32cは、バルブボディ32b内に回転可能に収容されている。回転バルブ32cは、バルブボディ32bの内周面に沿うように、略円筒状に形成されている。回転バルブ32cは、一端が連通穴32b1と連通可能とし、他端が第一バルブ流路32b2および第二バルブ流路32b3の一方と連通可能とする第三バルブ流路32c1が形成されている。すなわち、第三バルブ流路32c1は、回転バルブ32cが回転することにより、連通穴32b1と第一バルブ流路32b2とを、または、連通穴32b1と第二バルブ流路32b3とを連通するものである。また、回転バルブ32cの後端面には、バルブモータ32eの出力軸32e1が嵌合する凹部32c2が、さらに形成されている。なお、回転バルブ32cの基準位置(原点位置)は、回転バルブ32cが連通穴32b1と第二バルブ流路32b3とを連通した位置に設定されている。
シール部材32dは、回転バルブ32cの第三バルブ流路32c1より後方に配設され、バルブボディ32bの内部から洗浄水Wが外部に漏えいすることを抑制する環状の弾性体(例えばEPDM)である。
バルブモータ32eは、回転バルブ32cを回転駆動する動力を発生するものである。バルブモータ32eは、例えばステッピングモーターである。バルブモータ32eの出力軸32e1が回転バルブ32cに形成された凹部32c2と嵌合(すきま嵌め)するようになっている。バルブモータ32eは、制御装置1bと電気的に接続されている。
次に、下ケーシング11について、詳細に説明する。下ケーシング11の底面部11aには、図2および図3示すように、開口部11c、ノズル装置1cを固定する第一固定部11dおよび第二固定部11e、並びに、ノズル装置1cの前端部を覆うカバー部11fを備えている。
開口部11cは、下ケーシング11の前方にて、腰掛式便器2のボウル部2cに向かって開口するように形成されている。ノズル本体30が収納位置P1と洗浄位置P2との間を移動する際に、ノズル本体30が開口部11cを通るようになっている。すなわち、開口部11cを通って、噴出穴31a1,31a2がケーシング10内と外部との間を進退する。
第一固定部11dは、図2に示すように、中空の直方体に形成され、上壁11d1に上下方向に貫通する貫通穴11d2が形成されている。貫通穴11d2にノズル装置1cのフック部21eが挿入され、上壁11d1の内側面とフック部21eの突出端部21e1の上面とが接触して係合するようになっている。
第二固定部11eは、円柱状に形成され、取付ボルト1gが嵌るようになっている。また、ノズル装置1cを下ケーシング11に配設した場合、第二固定部11eの上面に、ノズル装置1cの鍔部21fの下面が位置するようになっている。
カバー部11fは、下方を開放する断面略U字形状に形成されている(図8参照)。また、カバー部11fは、図2、図7および図8に示すように、下ケーシング11にノズル装置1cが取り付けられ、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、ノズル本体30の噴出穴31a1,31a2が設けられた部分をカバー部11fが覆うようになっている。すなわち、この場合、ノズル部31a(ノズル本体30)の前端部を、カバー部11fが覆うようになっている。具体的には、ノズル部31aの上面31a5が、カバー部11fの上壁内面11f1に対向する(図7および図8参照)。また、ノズル部31aの前端部における両側面が、カバー部11fの両側壁内面11f2に対向する(図8参照)。そして、カバー部11fの前端部に、開口部11cが形成されている。すなわち、カバー部11fは、開口部11cに一体に形成されている。
また、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、ノズル部31aの上面31a5とカバー部11fの上壁内面11f1とが空間をおくように形成されている。具体的には、ノズル部31aの上面31a5とカバー部11fの上壁内面11f1とは、所定距離C離れるように、ノズル部31a(ノズル本体30)およびカバー部11fが形成されている。所定距離Cは、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、第一噴出穴31a1および第二噴出穴31a2の一方から洗浄水Wを噴出させたときに、洗浄水Wがカバー部11fの上壁内面11f1に当たった後、噴出穴31a1,31a2が設けられた部分(ノズル部31aの前端部)に向かって反射可能な距離である。所定距離Cは、例えば、噴出穴31a1,31a2の直径以上の長さに設定されている。
また、下ケーシング11にノズル装置1cが取り付けられた場合、カバー部11fの後端部(特許請求の範囲の被係合部に相当)11f3に、ノズル保持部21cの前端部21c1が係合するようになっている。具体的には、図7に示すように、下ケーシング11にノズル装置1cが取り付けられた場合、カバー部11fの後端面11f4とノズル保持部21cの前端面21c2とが対向する。そして、突出部21c3がカバー部11fの内側に入り込み、突出部21c3の上面とカバー部11fの上壁内面11f1とが対向する。このように、突出部21c3によって、カバー部11fの後端部11f3とノズル保持部21cの前端部21c1との間に形成される合せ隙間が、略L字状に形成される。
次に、ノズル装置1cを下ケーシング11に取り付ける手順について説明する。はじめに、ノズル本体30の前端部がカバー部11fの内側に挿入される。そして、カバー部11fの後端面11f4とノズル保持部21cの前端面21c2とが接触することにより、カバー部11fの後端部11f3とノズル保持部21cの前端部21c1とが係合する。これにより、ノズル装置1cの下ケーシング11に対する前後左右位置が定められる。
さらに、フック部21eが、第一固定部11dの貫通穴11d2に挿入され、上壁11d1の内側面と突出端部21e1の上面とが接触する。これにより、ノズル装置1cの下ケーシング11からの上方向の外れが規制される。
また、このとき、図2に示すように、第二固定部11eに上面には、ノズル装置1cの鍔部21fの下面が接触している。そして、取付ボルト1gが、鍔部21fの貫通穴21f1を貫通し、第二固定部11eにはめられる。すなわち、鍔部21fが第二固定部11eの上面と取付ボルト1gとによって挟持される。これにより、ノズル装置1cが下ケーシング11に固定される。
次に、上述したノズル装置1cの動作について説明する。ノズル装置1cによって人体局部の洗浄が行われていない場合、図2に示すように、ノズル本体30は、収納位置P1に位置する。
この状態において、温水洗浄便座装置1の操作をする操作装置(例えばリモコン)が使用者によって操作された場合、操作装置は制御装置1bに制御信号を送信する。制御信号を受信した制御装置1bは、予め設定されたシーケンス制御に基づいてノズル装置1cを制御する。具体的には、制御信号がおしり洗浄の制御信号である場合、制御装置1bは、ノズルモータ22を駆動して、ピニオンギヤ23を回転させることにより、ノズル本体30を収納位置P1からおしり洗浄の洗浄位置P2に移動させる。また、制御装置1bは、バルブモータ32eを駆動して、回転バルブ32cを基準位置から第三バルブ流路32c1によって連通穴32b1と第一バルブ流路32b2を連通させる位置に回転させる。さらに、制御装置1bは、洗浄水供給装置によってノズル装置1cに洗浄水Wを供給する。これにより、図6に一点破線にて示すように、洗浄水Wが給水管32aから連通穴32b1を介してバルブボディ32b内に流入し、第三バルブ流路32c1を介して第一バルブ流路32b2に流入する。そして、洗浄水Wは、第一バルブ流路32b2から第一ノズル流路31a3に流入して、第一噴出穴31a1から噴出する。これにより、ノズル装置1cによって、おしり洗浄が行われる。
おしり洗浄が行われている際に、使用者によって、おしり洗浄を停止する操作が行われた場合、制御装置1bは、洗浄水供給装置によってノズル装置1cへの洗浄水Wの供給を停止する。また、制御装置1bは、ノズルモータ22を駆動して、ピニオンギヤ23を回転させることにより、ノズル本体30を洗浄位置P2から収納位置P1に移動させる。さらに、制御装置1bは、バルブモータ32eを駆動して、回転バルブ32cを回転させて基準位置に戻す。
次に、ノズル本体30の前端部が洗浄水Wによって洗浄されるノズル洗浄の動作について説明する。ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合に、ノズル洗浄を行うことができる。操作装置(例えばリモコン)が使用者によって操作され、制御装置1bが受信した制御信号がノズル洗浄である場合、制御装置1bは、バルブモータ32eを駆動して、回転バルブ32cを基準位置から第三バルブ流路32c1によって連通穴32b1と第一バルブ流路32b2を連通させる位置に回転させる。さらに、制御装置1bは、洗浄水供給装置によってノズル装置1cに洗浄水Wを供給する。これにより、図7および図8に一点破線にて示すように、洗浄水Wが、第一噴出穴31a1から噴出する。
第一噴出穴31a1から噴出した洗浄水Wは、カバー部11fの上壁内面11f1に当たった後、ノズル本体30の前端部に向かって反射する。そして、上壁内面11f1にて反射した洗浄水Wの一部は、ノズル部31aの上面31a5に到達する。そして、上面31a5に到達した洗浄水Wの一部は、図7に示すように、上面31a5から上面31a5の上面に沿うように流れ、開口部11cを介して、ボウル部2cに排出される。また、上壁内面11f1にて反射した洗浄水Wの他の一部および上面31a5に到達した洗浄水Wの他の一部は、図8に示すように、ノズル部31aの上面31a5から両側面に沿うように流れ、ノズル部31aの両側方または下方から、開口部11cを介して、ボウル部2cに排出される。このように、洗浄水Wがノズル部31aの前端部の外表面を流れることにより、ノズル本体30の前端部に付着した汚れが洗浄水Wによって洗い流され、ボウル部2cに排出される。
ここで、上壁内面11f1にて反射した洗浄水Wが、ノズル保持部21cの前端部21c1に到達する場合がある。このような場合においても、カバー部11fの後端部11f3とノズル保持部21cの前端部21c1との間に形成される合せ隙間が、突出部21c3によって略L字状に形成されることにより、洗浄水Wに対するラビリンスシール構造を構成しているため、合せ隙間を通過する洗浄水Wの速度が低下する。よって、カバー部11fとノズル保持部21cとの間からケーシング10内部に向かう洗浄水Wの飛散が抑制される。なお、カバー部11fの後端部11f3とノズル保持部21cの前端部21c1との間における両側方の部位には、突出部21c3が形成されていないため、ラビリンスシール構造が形成されていない。しかしながら、この部位には、上壁内面11f1にて反射した洗浄水Wが直接的に到達したいため、この部位に到達した洗浄水Wの速度は比較的低下している。よって、この部位に洗浄水Wが到達した場合においても、カバー部11fとノズル保持部21cとの間からケーシング10内部に向かう洗浄水Wの飛散が抑制される。
本実施形態によれば、洗浄水Wを噴出する噴出穴31a1,31a2が設けられたノズル本体30、および、噴出穴31a1,31a2が洗浄水Wを噴出して人体の局部を洗浄する前方の洗浄位置P2と後方の収納位置P1との間にて、ノズル本体30を摺動可能に支持するノズルベース21を有するノズル装置1cと、ノズル装置1cを内部に収納するケーシング10と、を備えた温水洗浄便座装置1であって、ケーシング10(下ケーシング11)は、噴出穴31a1,31a2がケーシング10内と外部との間を進退する開口部11cを有するとともに、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、ノズル本体30の噴出穴31a1,31a2が設けられた部分を覆い、噴出穴31a1,31a2から噴出する洗浄水Wを噴出穴31a1,31a2が設けられた部分に向かって反射させるカバー部11fが、開口部11cに一体に形成されている。
これによれば、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、ノズル本体30の噴出穴31a1,31a2が設けられた部分を覆うカバー部11fが、開口部11cと一体にケーシング10(下ケーシング11)に形成されているため、ケーシング10とカバー部11fとの間に隙間が形成されない。これにより、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、噴出穴31a1,31a2から洗浄水Wを噴出させたときにおいても、洗浄水Wがケーシング10内にて飛散せずに、開口部11cから外部に排出される。よって、従来技術のように、カバー部11fをノズル装置1cに構成させている場合に比べて、噴出穴31a1,31a2の位置を洗浄位置P2側に近づけることができるため、人体の局部を洗浄する場合におけるノズル本体30の移動距離Lを短くすることができる。したがって、ノズル本体30の長さを短くすることができるため、ノズル装置1cの小型化を図ることができる。
さらに、ノズル装置1cの小型化を図ることができることにより、ケーシング10の小型化を図ることができる。よって、ケーシング10の設計の自由度ひいてはデザインの自由度を向上させることができる。
また、カバー部11fと開口部11cとが一体に形成されているため、カバー部11fが反射した洗浄水Wを開口部11cから簡便に排出することができる。
また、ノズルベース21(ノズル保持部21c)は、噴出穴31a1,31a2より後方にてカバー部11fの後端部(被係合部)11f3と係合する前端部(係合部)21c1を備えている。
これによれば、ノズルベース21の前端部21c1をケーシング10(下ケーシング11)のカバー部11fの後端部11f3に係合させることにより、ケーシング10に対するノズルベース21の位置ひいてはノズル装置1cの位置を定めることができる。よって、ノズルベース21のケーシング10への取り付けを簡便に行うことができる。
また、ノズルベース21(ノズル保持部21c)の前端部21c1と、カバー部11fの後端部11f3との間には、ラビリンスシール構造が形成されている。
これによれば、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、噴出穴31a1,31a2から洗浄水Wを噴出させた際に、洗浄水Wがノズルベース21の前端部21c1に到達したときにおいても、ラビリンスシール構造によって、ノズルベース21の前端部21c1とカバー部11fの後端部11f3との間からケーシング10内部に洗浄水Wが飛散することを抑制することができる。
また、カバー部11fおよびノズル本体30は、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、カバー部11fの上壁内面11f1(噴出穴31a1,31a2に対向する部位)と噴出穴31a1,31a2とが空間をおくように形成されている。
これによれば、ノズル本体30が収納位置P1に位置する場合、洗浄水Wを噴出穴31a1,31a2から噴出させたときに、カバー部11fが反射する洗浄水Wの方向を、ノズル本体30の噴出穴31a1,31a2が設けられた部分に、より確実に方向付けすることができる。したがって、洗浄水Wを噴出穴31a1,31a2から噴出させることによるノズル本体30の洗浄を確実に行うことができる。
なお、上述した各実施形態において、便座の一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、ノズル装置1cがノズル洗浄を行う場合、洗浄水Wを第一噴出穴31a1から噴出させているが、これに代えて、洗浄水Wを第二噴出穴31a2から噴出させるようにしても良い。この場合、制御装置1bは、回転バルブ32cの位置を基準位置のままにして、ノズル本体30に洗浄水Wを供給する。
また、上述した実施形態において、カバー部11fは、下方を開放する断面略U字形状に形成されているが、これに代えて、カバー部11fを円筒状に形成されているようにしても良い。
また、上述した各実施形態において、突出部21c3は、ノズル保持部21cの前端部21c1における上方のみに形成されているが、これに代えて、突出部21c3をノズル保持部21cの前端部21c1における上方に加えて両側方にも形成するようにしても良い。
また、上述した実施形態において、カバー部11fの上壁内面11f1は、平面状に形成されているが、図9に示すように、カバー部11fの上壁内面11f1に、カバー部11fの内側に突出し、移動方向Sに延びるように形成された突出部11f5を形成しても良い。これによれば、噴出穴31a1,31a2から噴出して上壁内面11f1にて反射する洗浄水Wが比較的分散されるため、ノズル本体30の前端部の外表面に一様に洗浄水Wを行き渡らせることができる。よって、ノズル本体30の前端部を一様に洗浄することができる。
1…温水洗浄便座装置、1a(10)…ケーシング、1c…ノズル装置、2…腰掛式便器、2a…便座設置面、11…下ケーシング、11c…開口部、11d…第一固定部、11e…第二固定部、11f…カバー部、11f1…上壁内面、11f3…後端部(被係合部)、11f4…後端面、12…上ケーシング、20…ノズルベースユニット、21…ノズルベース、21c…ノズル保持部、21c1…前端部(係合部)、21c2…前端面、21c3…突出部、21e…フック部、21f…鍔部、30…ノズル本体、31a1…第一噴出穴、31a2…第二噴出穴、L…移動距離、P1…収納位置、P2…洗浄位置、S…移動方向、W…洗浄水。

Claims (3)

  1. 洗浄水を噴出する噴出穴が設けられたノズル本体、および、前記噴出穴が前記洗浄水を噴出して人体の局部を洗浄する前方の洗浄位置と後方の収納位置との間にて、前記ノズル本体を摺動可能に支持するノズルベースを有するノズル装置と、前記ノズル装置を内部に収納するケーシングと、を備えた温水洗浄便座装置であって、
    前記ケーシングは、前記噴出穴が前記ケーシング内と外部との間を進退する開口部を有するとともに、前記ノズル本体が前記収納位置に位置する場合、前記ノズル本体の前記噴出穴が設けられた部分を覆い、前記噴出穴から噴出する前記洗浄水を、前記噴出穴が設けられた部分に向かって反射させるカバー部が、前記開口部に一体に形成され
    前記ノズルベースは、前記噴出穴より後方にて前記カバー部に形成された被係合部と係合する係合部を備えている温水洗浄便座装置。
  2. 前記係合部と、前記被係合部との間には、ラビリンスシール構造が形成されている請求項記載の温水洗浄便座装置。
  3. 前記カバー部および前記ノズル本体は、前記ノズル本体が前記収納位置に位置する場合、前記カバー部の前記噴出穴に対向する部位と前記噴出穴とが空間をおくように形成されている請求項1または請求項2記載の温水洗浄便座装置。
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