JP6412892B2 - ホールプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、ホールプラグに関する。
特許文献1に取付部材の取付孔に取り付けられるグロメットが開示されている。このグロメットは、取付孔に挿入される軸部に、挿入方向に間隔をあけて挿入方向と直交する方向に張り出すひだを複数形成し、挿入方向と反対側の端部に頭部を形成している。このグロメットは、ひだが孔壁面と接触して撓んだ状態で取付孔に取り付けられている。
実開昭60−18362号公報
ところで、特許文献1に開示されたグロメットでは、複数のひだの軸部からの張出量を調整することで孔径が異なる複数種類の取付孔に取り付けることができる。しかし、取付孔の孔径が大きい場合に、グロメットが孔径方向にずれやすい傾向がある。特に、取付部材が薄板の場合(取付孔の孔縁部の厚みが薄い場合)には、取付孔の孔壁面にひだが一枚接触又は孔壁面にひだが接触しないことがあり、グロメットが取付孔の孔径方向に大きくずれて取付状態が不十分となる虞がある。
本発明は上記事実を考慮し、孔径及び孔縁部の厚みがそれぞれ異なる複数種類の取付孔に取り付けることができるホールプラグを提供することを目的とする。
請求項1に記載のホールプラグは、取付部材に設けられた取付孔へ挿入される本体部と、前記本体部の挿入方向の先端側に設けられ、前記挿入方向と反対側へ突出する第1係合部と、前記第1係合部の突出方向側に配置され、前記挿入方向に向かって拡径する環状の第1フランジ部と、前記本体部から前記挿入方向と反対側へ張り出して、前記第1フランジ部の径方向内側の端部に連結される筒状の第1周壁部と、前記第1フランジ部から前記挿入方向と反対側へ突出する第2係合部と、前記第2係合部の突出方向側に配置され、前記挿入方向に向かって拡径する環状の第2フランジ部と、前記第1フランジ部の前記第2係合部よりも径方向内側の部分から前記挿入方向と反対側へ張り出して、前記第2フランジ部の径方向内側の端部に連結され、外径が前記第1周壁部よりも大きい筒状の第2周壁部と、有している。
請求項1に記載のホールプラグでは、取付部材の取付孔が第1周壁部の外径よりも大きく第2周壁部の外径よりも小さい小径孔の場合、取付孔(小径孔)内に第1周壁部が位置するように本体部を挿入することで、第1係合部及び第1フランジ部によって取付孔の孔縁部が両側(挿入方向側及び挿入方向と反対側)から挟まれる。このとき、取付孔の孔縁部の厚みに関わらず、第1係合部及び第1フランジ部によって取付孔の孔縁部が両側から挟まれるため、取付孔にホールプラグが取り付けられる。また、ホールプラグに取付孔の孔径方向の入力が作用しても、取付孔の孔壁面と第1周壁部の外周面とが当接することでホールプラグの上記孔径方向の移動が阻止される。このため、ホールプラグの取付状態を維持することができる。
一方、上記ホールプラグでは、取付部材の取付孔が第2周壁部の外径よりも大きく第2フランジ部の外径よりも小さい大径孔の場合、取付孔(大径孔)内に第2周壁部が位置するように本体部を挿入することで、第2係合部及び第2フランジ部によって取付孔の孔縁部が両側(挿入方向側及び挿入方向と反対側)から挟まれる。このとき、取付孔の孔縁部の厚みに関わらず、第2係合部及び第2フランジ部によって取付孔の孔縁部が両側から挟まれるため、取付孔にホールプラグが取り付けられる。また、ホールプラグに取付孔の孔径方向の入力が作用しても、取付孔の孔壁面と第2周壁部の外周面とが当接することでホールプラグの上記孔径方向の移動が阻止される。このため、ホールプラグの取付状態を維持することができる。
以上のことから、請求項1に記載のホールプラグによれば、孔径及び孔縁部の厚みがそれぞれ異なる複数種類の取付孔に取り付けることができる。
請求項2に記載のホールプラグは、請求項1に記載のホールプラグにおいて、前記本体部には、前記先端から前記挿入方向と反対側へ向かって凹状の肉抜き部が形成されている。
請求項2に記載のホールプラグでは、本体部に肉抜き部を形成していることから、例えば、本体部に肉抜き部を形成しないものと比べて、軽量化できる。また材料費を抑えることができる。
請求項3に記載のホールプラグは、請求項1又は請求項2に記載のホールプラグにおいて、前記第1係合部及び前記第2係合部はそれぞれ環状とされている。
請求項3に記載のホールプラグでは、第1係合部を環状(周方向に連続した形状)としていることから、例えば、突起状の第1係合部を周方向に断続配置したものと比べて、第1係合部と上記小径孔(取付孔)の孔縁部との接触面積が増加するため、上記小径孔の密閉性が向上する。
また、上記ホールプラグでは、第2係合部を環状(周方向に連続した形状)としていることから、例えば、突起状の第2係合部を周方向に断続配置したものと比べて、第2係合部と上記大径孔(取付孔)の孔縁部との接触面積が増加するため、上記大径孔に対する密閉性が向上する。
請求項4に記載のホールプラグは、請求項1〜3のいずれか1項に記載のホールプラグにおいて、前記第1係合部の最大外径は、前記第1フランジ部の最大外径よりも小さく、前記挿入方向と直交する方向から見て、前記第1フランジ部と前記第1係合部とが重なっている。
請求項4に記載のホールプラグでは、第1係合部の最大外径を第1フランジ部の最大外径よりも小さくしていることから、例えば、第1係合部の最大外径が第1フランジ部の最大外径よりも大きいものと比べて、上記小径孔へ挿入する際の挿入抵抗(第1係合部を径方向内側へ弾性変形させる(撓ませる)ときの抵抗)が低下する。これにより、上記小径孔への挿入操作が容易になる。
また、上記ホールプラグでは、挿入方向と直交する方向から見て、第1フランジ部と第1係合部とを重ねていることから、例えば、第1フランジ部と第1係合部とが重ならないものと比べて、第1フランジ部と第1係合部とで上記小径孔の孔縁部を両側から挟んだときの第1フランジ部の復元力(弾性変形(撓み)に対する復元力)が増加する。これにより、上記小径孔(取付孔)に対する密閉性が向上する。
請求項5に記載のホールプラグは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のホールプラグにおいて、前記第2係合部の最大外径は、前記第2フランジ部の最大外径よりも小さく、前記挿入方向と直交する方向から見て、前記第2フランジ部と前記第2係合部とが重なっている。
請求項5に記載のホールプラグでは、第2係合部の最大外径を第2フランジ部の最大外径よりも小さくしていることから、例えば、第2係合部の最大外径が第2フランジ部の最大外径よりも大きいものと比べて、上記大径孔へ挿入する際の挿入抵抗(第2係合部を径方向内側へ弾性変形させる(撓ませる)ときの抵抗)が低下する。これにより、上記大径孔への挿入操作が容易になる。
また、上記ホールプラグでは、挿入方向と直交する方向から見て、第2フランジ部と第2係合部とを重ねていることから、例えば、第2フランジ部と第2係合部とが重ならないものと比べて、第2フランジ部と第2係合部とで上記大径孔の孔縁部を両側から挟んだときの第2フランジ部の復元力(弾性変形(撓み)に対する復元力)が増加する。これにより、上記大径孔(取付孔)に対する密閉性が向上する。
請求項6に記載のホールプラグは、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホールプラグにおいて、前記第2係合部は、前記第1フランジ部の径方向外側の端部から離間した位置に配置されている。
請求項6に記載のホールプラグでは、第2係合部を第1フランジ部の径方向外側の端部(以下、適宜(外側端部)と記載する。)から離間した位置に配置していることから、第1フランジ部の外側端部が自由端となる。これにより、例えば、第2係合部を第1フランジ部の外側端部に配置したものと比べて、第1フランジ部の外側端部が弾性変形しやすく(撓みやすく)、上記大径孔へ挿入する際の挿入抵抗(第1フランジ部の外側端部側を径方向内側へ弾性変形させる(撓ませる)ときの抵抗)が低下する。これにより、上記大径孔への挿入操作が容易になる。
また、上記ホールプラグでは、第1フランジ部の外側端部が弾性変形しやすいため、第1フランジ部と第1係合部とで上記小径孔の孔縁部を両側から挟んだときの上記第1フランジ部の外側端部と上記小径孔の孔縁部との接触面積が増加する。これにより、上記小径孔(取付孔)に対する密閉性が向上する。
本発明は、孔径及び孔縁部の厚みがそれぞれ異なる複数種類の取付孔に取り付けることができるホールプラグを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るホールプラグを斜め上方から見た斜視図である。 図1に示されるホールプラグを斜め下方から見た斜視図である。 図1に示されるホールプラグの挿入方向に沿った断面図である。 図3に示されるホールプラグの4−4線断面図である。 図1に示されるホールプラグを厚板材の小径孔に取り付けた状態を示すホールプラグの挿入方向に沿った端面図である。 図1に示されるホールプラグを薄板材の小径孔に取り付けた状態を示すホールプラグの挿入方向に沿った端面図である。 図1に示されるホールプラグを厚板材の大径孔に取り付けた状態を示すホールプラグの挿入方向に沿った端面図である。 図1に示されるホールプラグを薄板材の大径孔に取り付けた状態を示すホールプラグの挿入方向に沿った端面図である。 図1に示されるホールプラグで2枚の薄板材を連結した状態を示すホールプラグの挿入方向に沿った端面図である。 本発明のその他の実施形態に係るホールプラグの断面図(図3に対応する断面図)である。
次に、本発明の一実施形態に係るホールプラグ20を図1〜図9を用いて説明する。
本実施形態のホールプラグ20は、例えば、車両のパネル部材(ボディパネルなど)に設けられた貫通孔に取り付けて該貫通孔を閉塞する部材である。なお、図1〜図9の一部の図面に示す矢印Xは、ホールプラグ20の挿入方向を示し、符号CLは、ホールプラグ20の中心線を示している。
図1〜図9に示されるように、ホールプラグ20は、本体部22、第1係合部24、第1フランジ部26、第1周壁部28、第2係合部30、第2フランジ部32、及び、第2周壁部34を備えている。なお、本実施形態のホールプラグ20は、弾性変形可能な樹脂で構成された一体成型品である。
図1〜図3に示されるように、本体部22は、略円柱状とされ、パネル部材に設けられた取付孔へ挿入されるようになっている。この本体部22は、挿入方向の先端22A側が他の部分(以下、適宜「小径部22B」と記載する。)よりも大径な大径部22Cとされている。
この本体部22には、先端22Aから挿入方向と反対側へ向かって凹状の肉抜き部23が形成されている。
図2及び図3に示されるように、第1係合部24は、本体部22の先端22A側に設けられ、挿入方向と反対側へ突出している。具体的には、第1係合部24は、大径部22Cの外周面から挿入方向と反対側へ突出しており、挿入方向と反対側へ向かって拡径している(径が拡がっている)。すなわち、第1係合部24は、挿入方向に沿った断面で見て、中心線CLに対して傾斜している。
また、図2及び図4に示されるように、第1係合部24は、本体部22の外周面に周方向に沿って一周分形成されている。このため、第1係合部24は、環状とされている。
図3に示されるように、第1係合部24の最大外径D1は、詳細を後述する第1フランジ部26の最大外径D2よりも小さく設定されている。なお、第1係合部24の最大外径D1は、第1係合部24の半径方向外側の端部24A(以下、適宜「外側端部24A」と記載する。)で計測した外径であり、第1フランジ部26の最大外径D2は、第1フランジ部26の半径方向外側の端部(以下、適宜「外側端部26A」と記載する。)で計測した外径である。
また、挿入方向と直交する方向(本体部22の半径方向と同じ方向)から見て、第1係合部24と第1フランジ部26とが重なっている(オーバーラップしている)。言い換えると、第1係合部24の外側端部24Aが第1フランジ部26の外側端部26Aよりも挿入方向側に位置している(図3参照)。
図2及び図3に示されるように、第1フランジ部26は、第1係合部24の突出方向側に配置されている。なお、図3では、第1係合部24の突出方向を矢印Y1で示している。この第1フランジ部26は、挿入方向に向かって拡径する環状とされている。
図3及び図4に示されるように、第1周壁部28は、筒状とされ、本体部22から挿入方向と反対側へ張り出して、第1フランジ部26の径方向内側の端部(以下、適宜「内側端部26B」と記載する。)に連結されている。具体的には、第1周壁部28は、本体部22の他の部分と大径部22Cとの間に形成された段差部22Dから挿入方向と反対側へ張り出している。なお、本実施形態の第1周壁部28には、クランク状に折れ曲がる屈曲部28Aが形成されており、第1周壁部28の径が屈曲部28Aを挟んで挿入方向側よりも挿入方向と反対側で大径とされている。
図2及び図3に示されるように、第2係合部30は、第1フランジ部26に設けられ、挿入方向と反対側へ突出している。具体的には、第2係合部30は、第1フランジ部26の外周面26Cから挿入方向と反対側へ突出しており、挿入方向と反対側へ向かって拡径している(径が拡がっている)。すなわち、第2係合部30は、挿入方向に沿った断面で見て、中心線CLに対して傾斜している。
また、図2及び図4に示されるように、第2係合部30は、第1フランジ部26の外周面26Cに周方向に沿って一周分形成されている。このため、第2係合部30は、環状とされている。
図3に示されるように、第2係合部30の最大外径D3は、詳細を後述する第2フランジ部32の最大外径D4よりも小さく設定されている。なお、第2係合部30の最大外径D3は、第2係合部30の半径方向外側の端部30A(以下、適宜「外側端部30A」と記載する。)で計測した外径であり、第2フランジ部32の最大外径D4は、第2フランジ部32の半径方向外側の端部(以下、適宜「外側端部32A」と記載する。)で計測した外径である。
また、挿入方向と直交する方向から見て、第2係合部30と第2フランジ部32とが重なっている(オーバーラップしている)。言い換えると、第2係合部30の外側端部30Aが第2フランジ部32の外側端部32Aよりも挿入方向側に位置している(図3参照)。
さらに、第2係合部30は、第1フランジ部26の外側端部26Aから離間した位置に配置されている。具体的には、第2係合部30は、外側端部26Aから内側端部26Bに向けて所定距離離間した位置に配置されている。
図2及び図3に示されるように、第2フランジ部32は、第2係合部30の突出方向側に配置されている。なお、図3では、第2係合部30の突出方向を矢印Y2で示している。この第2フランジ部32は、挿入方向に向かって拡径する環状とされている。
本実施形態では、第1係合部24の突出方向と第2係合部30の突出方向とが同じ方向とされている。なお、本発明は上記構成に限定されず、第1係合部24の突出方向と第2係合部30の突出方向とが異なる方向であってもよい。
また、本実施形態では、第1フランジ部26の張出方向と第2フランジ部32の張出方向とが同じ方向とされている。なお、本発明は上記構成に限定されず、第1フランジ部26の張出方向と第2フランジ部32の張出方向とが異なる方向であってもよい。
図3及び図4に示されるように、第2周壁部34は、筒状とされ、第1フランジ部26の第2係合部30よりも径方向内側の部分から挿入方向と反対側へ張り出して、第2フランジ部32の径方向内側の端部(以下、適宜「内側端部32B」と記載する。)に連結されている。具体的には、第2周壁部34は、根元部分が第2係合部30の根元部分とつながっている。なお、本実施形態の第2周壁部34には、クランク状に折れ曲がる屈曲部34Aが形成されており、第2周壁部34の径が屈曲部34Aを挟んで挿入方向側よりも挿入方向と反対側で大径とされている。
また、図3に示されるように、第2周壁部34の外径D6は、第1周壁部28の外径D5よりも大径とされている。
次に、本実施形態のホールプラグ20の作用効果について説明する。
なお、以下において、ホールプラグ20を取り付けるパネル部材80、82は、それぞれ同じ厚みの厚板材であり、パネル部材84、86は、それぞれ同じ厚みの薄板材である。
パネル部材80、84には、第1周壁部28の外径D5よりも大きく第2周壁部34の外径D6よりも孔径が小さい小径孔80A、84Aが形成されている。小径孔80A、84Aは、それぞれ孔径D7、D8が同じでかつ孔縁部80B、84Bの厚みT1、T2が異なっている。なお、厚みT1は、厚みT2よりも厚くなっている。
一方、パネル部材82、86には、第2周壁部34の外径D6よりも大きく第2フランジ部32の最大外径D4よりも孔径が小さい大径孔82A、86Aが形成されている。大径孔82A、86Aは、それぞれ孔径D9、D10が同じでかつ孔縁部82B、86Bの厚みT3、T4が異なっている。なお、厚みT3は、厚みT4よりも厚くなっている。
本実施形態のパネル部材80、82、84、86は、それぞれ本発明における取付部材の一例である。また、本実施形態の小径孔80A、84A及び大径孔82A、86Aは、それぞれ本発明における取付孔の一例である。
ホールプラグ20を厚板材であるパネル部材80の小径孔80Aに取り付ける場合、本体部22の挿入方向と反対側の端部(以下、適宜「押圧部22E」と記載する。)を押圧して第1係合部24を径方向内側へ弾性変形させながら(撓ませながら)小径孔80Aを通り抜けさせる。図5に示されるように、第1係合部24は小径孔80Aを通り抜けると、元の状態に復元する(すなわち、径方向外側へ張り出すように復元する)。また、パネル部材80が厚板材のため、第1フランジ部26が内側端部26Bを起点として押し上げられる(すなわち、押し上げられるように弾性変形させられる)。
ここで、第1フランジ部26は、小径孔80Aの孔縁部80Bに外側端部26Aが当接し、自身の復元力で孔縁部80Bを挿入方向側に押圧する。これに対し第1係合部24の外側端部24Aが孔縁部80Bに外側端部26Aと反対側から当接して孔縁部80Bを支持する。
これにより、第1係合部24及び第1フランジ部26によって小径孔80Aの孔縁部80Bが両側(挿入方向側及び挿入方向と反対側)から挟まれる。すなわち、小径孔80Aにホールプラグ20が取り付けられる。
また、ホールプラグ20に小径孔80Aの孔径方向の入力が作用しても、小径孔80Aの孔壁面と第1周壁部28の外周面とが当接することでホールプラグ20の上記孔径方向の移動が阻止される。このため、ホールプラグ20の取付状態を維持することができる。
また、ホールプラグ20を薄板材であるパネル部材84の小径孔84Aに取り付ける場合、本体部22の押圧部22Eを押圧して第1係合部24を、小径孔80Aを通り抜けさせる。図6に示されるように、第1係合部24は小径孔84Aを通り抜けると、元の状態に復元する。また、パネル部材84が薄板材のため、第1フランジ部26の第2係合部30の根元部分を起点にして外側端部26Aが押し上げられる(すなわち、押し上げられるように弾性変形させられる)。
ここで、第1フランジ部26は、小径孔84Aの孔縁部84Bに外側端部26Aが当接し、自身の復元力で孔縁部84Bを挿入方向側に押圧する。これに対し第1係合部24の外側端部24Aが孔縁部84Bに外側端部26Aと反対側から当接して孔縁部84Bを支持する。
これにより、第1係合部24及び第1フランジ部26によって小径孔84Aの孔縁部84Bが両側(挿入方向側及び挿入方向と反対側)から挟まれる。すなわち、小径孔84Aにホールプラグ20が取り付けられる。
また、ホールプラグ20に小径孔84Aの孔径方向の入力が作用しても、小径孔84Aの孔壁面と第1周壁部28の外周面とが当接することでホールプラグ20の上記孔径方向の移動が阻止される。このため、ホールプラグ20の取付状態を維持することができる。
したがって、ホールプラグ20では、小径孔80A、84Aの孔縁部80B、84Bの厚みT1、T2に関わらず、第1係合部24及び第1フランジ部26によって小径孔80A、84Aの孔縁部80B、84Bを両側から挟むことができる。
またさらに、ホールプラグ20を厚板材であるパネル部材82の大径孔82Aに取り付ける場合、本体部22の押圧部22Eを押圧して第2係合部30を径方向内側へ弾性変形させながら(撓ませながら)大径孔82Aを通り抜けさせる。図7に示されるように、第2係合部30は大径孔82Aを通り抜けると、元の状態に復元する(すなわち、径方向外側へ張り出すように復元する)。また、パネル部材82が厚板材のため、第2フランジ部32が内側端部32Bを起点として押し上げられる(すなわち、押し上げられるように弾性変形させられる)。
ここで、第2フランジ部32は、大径孔82Aの孔縁部82Bに外側端部32Aが当接し、自身の復元力で孔縁部82Bを挿入方向側に押圧する。これに対し第2係合部30の外側端部30Aが孔縁部82Bに外側端部32Aと反対側から当接して孔縁部82Bを支持する。
これにより、第2係合部30及び第2フランジ部32によって大径孔82Aの孔縁部82Bが両側(挿入方向側及び挿入方向と反対側)から挟まれる。すなわち、大径孔82Aにホールプラグ20が取り付けられる。
また、ホールプラグ20に大径孔82Aの孔径方向の入力が作用しても、大径孔82Aの孔壁面と第2周壁部34の外周面とが当接することでホールプラグ20の上記孔径方向の移動が阻止される。このため、ホールプラグ20の取付状態を維持することができる。
そして、ホールプラグ20を薄板材であるパネル部材86の大径孔86Aに取り付ける場合、本体部22の押圧部22Eを押圧して第2係合部30を、大径孔86Aを通り抜けさせる。図8に示されるように、第2係合部30は大径孔86Aを通り抜けると、元の状態に復元する。また、パネル部材86が薄板材のため、第2フランジ部32が内側端部32Bを起点として若干押し上げられる(すなわち、押し上げられるように弾性変形させられる)。
ここで、第2フランジ部32は、大径孔86Aの孔縁部86Bに外側端部32Aが当接し、自身の復元力で孔縁部86Bを挿入方向側に押圧する。これに対し第2係合部30の外側端部32Aが孔縁部86Bに外側端部32Aと反対側から当接して孔縁部86Bを支持する。
これにより、第2係合部30及び第2フランジ部32によって大径孔86Aの孔縁部86Bが両側(挿入方向側及び挿入方向と反対側)から挟まれる。すなわち、大径孔86Aにホールプラグ20が取り付けられる。
また、ホールプラグ20に大径孔86Aの孔径方向の入力が作用しても、大径孔86Aの孔壁面と第2周壁部34の外周面とが当接することでホールプラグ20の上記孔径方向の移動が阻止される。このため、ホールプラグ20の取付状態を維持することができる。
したがって、ホールプラグ20では、大径孔82A、86Aの孔縁部82B、86Bの厚みT3、T4に関わらず、第2係合部30及び第2フランジ部32によって大径孔82A、86Aの孔縁部82B、86Bを両側から挟むことができる。
以上のことから、ホールプラグ20によれば、孔径及び孔縁部の厚みがそれぞれ異なる複数種類の取付孔に取り付けることができる。
また、ホールプラグ20では、本体部22に肉抜き部23を形成していることから、例えば、本体部22に肉抜き部を形成しないものと比べて、軽量化できる。また材料費を抑えることができる。
ホールプラグ20では、第1係合部24を環状(周方向に連続した形状)としていることから、例えば、突起状の第1係合部を周方向に断続配置したものと比べて、第1係合部24と小径孔80A、84Aの孔縁部80B、84Bとの接触面積が増加するため、小径孔80A、84Aの密閉性が向上する。
また、ホールプラグ20では、第2係合部30を環状(周方向に連続した形状)としていることから、例えば、突起状の第2係合部を周方向に断続配置したものと比べて、第2係合部30と大径孔82A、86Aの孔縁部82B、86Bとの接触面積が増加するため、大径孔82A、86Aに対する密閉性が向上する。
ホールプラグ20では、第1係合部24の最大外径D1を第1フランジ部26の最大外径D2よりも小さくしていることから、例えば、第1係合部24の最大外径D1が第1フランジ部26の最大外径D2よりも大きいものと比べて、小径孔80A、84Aへ挿入する際の挿入抵抗(第1係合部24を径方向内側へ弾性変形させる(撓ませる)ときの抵抗)が低下する。これにより、小径孔80A、84Aへの挿入操作が容易になる。
また、ホールプラグ20では、挿入方向と直交する方向から見て、第1係合部24と第1フランジ部26とを重ねていることから、例えば、第1係合部24と第1フランジ部26とが重ならないものと比べて、第1フランジ部26と第1係合部24とで小径孔80A、84Aの孔縁部80B、84Bを両側から挟んだときの第1フランジ部26の復元力(弾性変形(撓み)に対する復元力)が増加する。これにより、小径孔80A、84Aに対する密閉性が向上する。
一方、ホールプラグ20では、第2係合部30の最大外径D3を第2フランジ部32の最大外径D4よりも小さくしていることから、例えば、第2係合部30の最大外径D3が第2フランジ部32の最大外径D4よりも大きいものと比べて、大径孔82A、86Aへ挿入する際の挿入抵抗(第2係合部30を径方向内側へ弾性変形させる(撓ませる)ときの抵抗)が低下する。これにより、大径孔82A、86Aへの挿入操作が容易になる。
また、ホールプラグ20では、挿入方向と直交する方向から見て、第2係合部30と第2フランジ部32とを重ねていることから、例えば、第2係合部30と第2フランジ部32とが重ならないものと比べて、第2係合部30と第2フランジ部32とで大径孔82A、86Aの孔縁部82B、86Bを両側から挟んだときの第2フランジ部32の復元力(弾性変形(撓み)に対する復元力)が増加する。これにより、大径孔82A、86Aに対する密閉性が向上する。
ホールプラグ20では、第2係合部30を第1フランジ部26の外側端部26Aから離間した位置に配置していることから、第1フランジ部26の外側端部26Aが自由端となる。これにより、例えば、第2係合部30を第1フランジ部26の外側端部26Aに配置したものと比べて、第1フランジ部26の外側端部26Aが弾性変形しやすく(撓みやすく)、大径孔82A、86Aへ挿入する際の挿入抵抗(第1フランジ部26の外側端部26A側を径方向内側へ弾性変形させる(撓ませる)ときの抵抗)が低下する。これにより、大径孔82A、86Aへの挿入操作が容易になる。
そして、ホールプラグ20では、第1フランジ部26の外側端部26Aが弾性変形しやすいため、第1係合部24と第1フランジ部26とで小径孔80A、84Aの孔縁部80B、84Bを両側から挟んだときの第1フランジ部26の外側端部26Aと小径孔80A、84Aの孔縁部80B、84Bとの接触面積が増加する。これにより、小径孔80A、84Aに対する密閉性が向上する。
また、図9に示されるように、ホールプラグ20は、パネル部材80の小径孔80A及びパネル部材84の小径孔84Aにそれぞれ取り付けられて、パネル部材80とパネル部材84を連結することができる。同様に、ホールプラグ20は、パネル部材82とパネル部材86を連結することができる。
(その他の実施形態)
前述の実施形態では、ホールプラグ20が本体部22、第1係合部24、第1フランジ部26、第1周壁部28、第2係合部30、第2フランジ部32、及び、第2周壁部34を備える構成としているが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、図10に示されるホールプラグ40のように、上記ホールプラグ20の各構成に加えて、第3係合部42、第3フランジ部44、及び、第3周壁部46を備える構成としてもよい。具体的には、第3係合部42は、第2フランジ部32から挿入方向と反対側へ突出し、第3フランジ部44は、環状とされ、第3係合部42の突出方向側に配置され、挿入方向に向かって拡径し、第3周壁部46は、筒状とされ、第2フランジ部32の第3係合部42よりも径方向内側の部分から挿入方向と反対側へ張り出して、第2フランジ部32の径方向内側の端部に連結され、外径D11が第2周壁部34の外径D6よりも大きくされている。この構成により、より多種類の取付孔に取り付けることができるようになる。なお、第3係合部42、第3フランジ部44、及び、第3周壁部46に加えてさらに複数の係合部、フランジ部、及び、周壁部を追加する構成としてもよい。
前述の本実施形態では、第1フランジ部26の内側端部26Bよりも第2フランジ部32の内側端部32Bが挿入方向の反対側に位置している。なお、本発明は上記構成に限定されず、第1フランジ部26の内側端部26Bと第2フランジ部32の内側端部32Bとが挿入方向で同じ位置に配置されてもよい。
前述の実施形態では、第2周壁部34の根元部分を第2係合部30の根元部分につなげているが、本発明はこの構成に限定されず、第2周壁部34と第2係合部30とが離間していてもよい。
また、前述の実施形態では、第2係合部30を第1フランジ部26の外側端部26Aから離間した位置に配置しているが、本発明はこの構成に限定されず、第2係合部30を第1フランジ部26の外側端部26Aに配置してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
20・・・ホールプラグ、22・・・本体部、22A・・・先端、23・・・肉抜き部、 24・・・第1係合部、24A・・・外側端部(径方向外側の端部)、26・・・第1フランジ部、26A・・・外側端部(径方向外側の端部)、26B・・・内側端部(径方向内側の端部)、28・・・第1周壁部、30・・・第2係合部、30A・・・外側端部(径方向外側の端部)、32・・・第2フランジ部、32A・・・外側端部(径方向外側の端部)、32B・・・内側端部(径方向内側の端部)、34・・・第2周壁部、40・・・ホールプラグ、80〜86・・・パネル部材(取付部材)、80A,84A・・・小径孔(取付孔)、82A,86A・・・大径孔(取付孔)、D1・・・最大外径(第1係合部の最大外径)、D2・・・最大外径(第1フランジ部の最大外径)、D3・・・最大外径(第2係合部の最大外径)、D4・・・最大外径(第2フランジ部の最大外径)、D5・・・外径(第1周壁部の外径)、D6・・・外径(第2周壁部の外径)、X・・・挿入方向、Y1・・・突出方向(第1係合部の突出方向)、Y2・・・突出方向(第2係合部の突出方向)。

Claims (6)

  1. 取付部材に設けられた取付孔へ挿入される本体部と、
    前記本体部の挿入方向の先端側に設けられ、前記挿入方向と反対側へ突出する第1係合部と、
    前記第1係合部の突出方向側に配置され、前記挿入方向に向かって拡径する環状の第1フランジ部と、
    前記本体部から前記挿入方向と反対側へ張り出して、前記第1フランジ部の径方向内側の端部に連結される筒状の第1周壁部と、
    前記第1フランジ部から前記挿入方向と反対側へ突出する第2係合部と、
    前記第2係合部の突出方向側に配置され、前記挿入方向に向かって拡径する環状の第2フランジ部と、
    前記第1フランジ部の前記第2係合部よりも径方向内側の部分から前記挿入方向と反対側へ張り出して、前記第2フランジ部の径方向内側の端部に連結され、外径が前記第1周壁部よりも大きい筒状の第2周壁部と、
    を有するホールプラグ。
  2. 前記本体部には、前記先端から前記挿入方向と反対側へ向かって凹状の肉抜き部が形成されている、請求項1に記載のホールプラグ。
  3. 前記第1係合部及び前記第2係合部はそれぞれ環状とされている、請求項1又は請求項2に記載のホールプラグ。
  4. 前記第1係合部の最大外径は、前記第1フランジ部の最大外径よりも小さく、
    前記挿入方向と直交する方向から見て、前記第1フランジ部と前記第1係合部とが重なっている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のホールプラグ。
  5. 前記第2係合部の最大外径は、前記第2フランジ部の最大外径よりも小さく、
    前記挿入方向と直交する方向から見て、前記第2フランジ部と前記第2係合部とが重なっている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のホールプラグ。
  6. 前記第2係合部は、前記第1フランジ部の径方向外側の端部から離間した位置に配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のホールプラグ。
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