JP6410510B2 - ヘッドホンユニット、一対のヘッドホンユニット、ヘッドホン装置及びヘッドホンシステム - Google Patents

ヘッドホンユニット、一対のヘッドホンユニット、ヘッドホン装置及びヘッドホンシステム Download PDF

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Description

本発明は、映像を投影可能なプロジェクタ機能を備えたヘッドホンユニット、一対のヘッドホンユニット、ヘッドホン装置及びヘッドホンシステムに関する。
近年、スマートホンやタブレットのようなデータ容量の大きな小型の電子機器の普及により、電車での移動中や外出先において、映像を楽しむ人が増えてきている。例えば、モバイル機器に映像データや音声データを予めダウンロード又は保存しておくことで、電車の中や外出先で映像を容易に楽しむことができる。
ここで、電車や飛行機等での移動中や外出先等で映像を視聴する場合、周囲への気配り等の観点から、モバイル機器にヘッドホンを接続して、個人的に映像の視聴を楽しむのが一般的である。その際、ユーザは、モバイル機器を手に持って視聴することになるが、例えば、タブレット端末のような比較的大きなモバイル機器の場合、画面が大きいので見易くなるが、その分重量が重くなり、ユーザへの負担が増加するという問題がある。
これに対しては、ヘッドホンに小型の映像表示装置及び反射鏡を取り付けて、反射鏡に映像表示装置の映像を反射させて視聴する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されているヘッドホン型映像表示装置は、外部に設けられた操作部を操作して映像を操作するため、操作時には、操作部を探したり、操作部における所定のスイッチを探したりする必要がある。これは、ユーザにとって煩わしい行為であり、特に、操作部やスイッチが見つからない場合にこれらを探す行為は、ユーザにとって煩雑な作業となる。
特許文献2には、操作部やスイッチが無くても操作をすることができる画像投影表示装置が開示されている。特許文献2に開示されている画像投影表示装置は、背面投影型であり、投影面に画像を投影する投影部に近接した位置にCCDカメラが配置されている。CCDカメラは、投影面に置かれた指の影を含む画像を背面から撮像する。そして、処理部は、この画像に含まれる指の影を検出し、その影が静止している時間に応じた処理を実行する。
特開平03−132180号公報 特開2009−70245号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている技術では、背面から照射される光があって初めて指の影が生ずるので、背面から光を照射するための光源が必ず必要となる。また、影の位置を検出するものであるので、投影面を照射する光源がある位置により、指の位置が同一であっても、影の位置が変化してしまい、従って、指の位置も利用して何かしらの処理を使用とする場合、誤動作が生じる可能性がある。更に、また、影の位置を検出するものであるので、影の2次元的な位置しか検出することができない。
更に、特許文献2に開示されている画像投影表示装置を携帯型に適用しようとした場合には、装置をユーザの頭部に装着した際に、例えば、画像を投影させようとする投影先が、画像の投影に不向きな形状(例えば、凹凸形状等)等の場合、投影に適する他の投影先を探し、ユーザ自身がその投影先に画像を投影させる姿勢を維持しなければならない。これもユーザにとって煩雑であり、姿勢の維持がユーザを疲れさせるおそれもある。つまり、特許文献2に開示されている画像投影表示装置は、屋内等の決まった場所でしか使用することができないという問題がある。
そこで、本発明は、画像投影装置を備え、且つ、背面から光が照射されていなくても指などのポインタに基づいた所定の処理をすることができるヘッドホンユニット、一対のヘッドホンユニット、ヘッドホン装置及びヘッドホンシステムを提供することを目的とする。
又は、本発明は、画像投影装置を備え、且つ、指などのポインタの3次元的な位置に基づいた所定の処理をすることができるヘッドホンユニット、一対のヘッドホンユニット、ヘッドホン装置及びヘッドホンシステムを提供することを目的とする。
又は、本発明は、画像投影装置を備え、且つ、ユーザが姿勢を変えなくても画像の投影先を調整することができるヘッドホンユニット、一対のヘッドホンユニット、ヘッドホン装置及びヘッドホンシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、音声を出力するスピーカ部と、投影先に画像を投影する画像投影装置と、前記投影先を含む範囲に存在するポインタを検出するセンサと、前記センサが検出した前記ポインタの位置に基づいて前記ポインタの動きを検出し、前記ポインタの動きに基づいて、前記画像の生成に関連した所定の装置が所定の動作をするようなコマンドを前記画像の生成に関連した前記所定の装置に送る制御手段と、前記画像投影装置が投影する画像の領域を調整する調整手段と、を備えることを特徴とするヘッドホンユニットが提供される。
本発明によれば、背面から光が照射されていなくても指などのポインタに基づいた所定の処理をすることができる。
また、本発明によれば、指などのポインタの3次元的な位置に基づいた所定の処理をすることができる。
更に、本発明によれば、ユーザが姿勢を変えなくても画像の投影先を調整することができる。
本発明の実施形態に係るヘッドホン装置を模式的に示す正面図である。 本実施形態に係るヘッドホン装置の左ヘッドホンユニットを示す図である。 左ヘッドホンユニットの構成部材の一部を示す斜視図である。 ハウジング本体の開口部を開閉した状態を示す図である。 本実施形態に係るヘッドホン装置の右ヘッドホンユニットを示す図である。 本実施形態に係るヘッドホン装置のブロック図である。 本実施形態に係るヘッドホン装置の操作部のブロック図である。 本実施形態に係るヘッドホン装置による映像の投影状態を示す図である。 本実施形態に係るヘッドホン装置の使用状態を示す図である。
(実施形態1)
本発明の実施形態に係るヘッドホン装置1について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るヘッドホン装置1は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)プロジェクタ35、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28を備えており、ユーザによる所定の動作に基づいて、MEMSプロジェクタ35が投影する映像を操作可能に構成されている。以下、具体的に説明する。
まず、ヘッドホン装置1の概略構成について、図1から図8を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るヘッドホン装置1を模式的に示す正面図である。図2(a)はヘッドホン装置1の左ヘッドホンユニット3の斜視図であり、(b)は(a)のIIb断面図である。図3(a)は係止手段40を示す斜視図であり、(b)は取付け台38を示す斜視図であり、(c)及び(d)はFFC(Flexible Flat Cable;フレキシブルフラットケーブル)36を示す斜視図である。図4(a)はハウジング本体の開口部を開いた状態を示す図であり、(b)はハウジング本体の開口部を閉じた状態を示す図である。図5(a)はヘッドホン装置1の右ヘッドホンユニット2の斜視図であり、(b)は(a)のVb断面図である。図6は、ヘッドホン装置1のブロック図である。図7は、ヘッドホン装置1の操作部23のブロック図である。図8は、ヘッドホン装置1による映像の投影状態を示す図である。
図1に示すように、ヘッドホン装置1は、ヘッドバンド10と、ヘッドバンド10の両端に取付けられた一対のヘッドホンユニット11と、を備えている。
ヘッドバンド10は、略円弧状に湾曲形成されており、ユーザの頭部を挟むように装着した際の弾性復元力で、両端に取付けられた一対のヘッドホンユニット11をユーザの両耳の周囲に押圧させて保持する。また、ヘッドバンド10は、長手方向に伸縮可能な伸縮機構10a,10bを備えており、伸縮機構10a,10bを伸縮させることで、長さを調整可能になっている。ヘッドバンド10は、伸縮機構10a,10bで、ユーザの頭部に合わせて長さを調整することで、ユーザの頭部にフィットさせることができる。
一対のヘッドホンユニット11は、右耳用のヘッドホンユニット(以下、単に「右ヘッドホンユニット」という)2と、左耳用のヘッドホンユニット(以下、単に「左ヘッドホンユニット」という)3と、を備えている。右ヘッドホンユニット2及び左ヘッドホンユニット3は、ヘッドバンド10の両端において、押圧方向と略直交する方向に延びる回動軸12a,12bを中心に、ヘッドバンド10に回動自在に支持されており、ユーザの頭部の輪郭に合わせて回動することで装着性の向上が図られている。なお、このような一対のヘッドホンユニット11を回動させる回動機構は、回動軸12a,12bを用いる構成に限らず、例えば、ヒンジを用いて一対のヘッドホンユニット11を回動自在に構成してもよい。
図2に示すように、左ヘッドホンユニット3は、音を出力する左スピーカ部30と、映像を投影可能な画像投影部(画像投影装置)31と、これらを収容するハウジング32と、ユーザの左耳の周囲に圧接するイヤーパッド33と、を備えている。
左スピーカ部30は、入力された音声信号や音楽信号等の音信号から音声や音楽等の音を再生する不図示のドライバユニットを備えており、ドライバユニットは、入力された音信号をダイヤフラム(振動版)の運動に変化させ、これにより音を再生する。具体的には、ドライバユニットのコアとなるダイヤフラムには、コイルが巻き付けられており、永久磁石と対向して配置されている。そして、コイルに電流が流れると、コイルが一種の電磁石となり、磁界が発生する。このとき、ある電流の向きではコイルと永久磁石は引き付けあい、反対の向きでは反発しあう。このように、コイルに音信号を流すと、その電流の向きによりコイルの振動が変化する。その結果、コイルにつながったダイヤフラムも振動して音が発生する。
画像投影部31は、被投影物(対象物)との距離及び被投影物に対する画像の投射角度に関わらず、被投影物に焦点が合うフォーカスフリーで映像を投影する。具体的には、画像投影部31は、図6に示すように、MEMS基板34と、MEMSプロジェクタ35と、を備えている。MEMS基板34には、MEMSプロジェクタ35を駆動するCPU31a及びメモリ31bが実装されており、MEMSプロジェクタ35用の駆動基板として機能する。MEMSプロジェクタ35は、第1〜第3レーザ光源31R、31G、31Bと、MEMSミラー31cと、を備えており、FFC36により、MEMS基板34に接続されている。FFC36は、蛇腹状に折り曲げられた状態でMEMS基板34に接続されている(図6(c)参照)。
CPU31aは、外部(例えば、メモリ31bや不図示のスロットから挿入される外部メモリ等)から入力される映像信号に各種補正を加えた画像信号を生成し、且つその画像信号に同期した水平同期信号及び垂直同期信号を生成する。なお、各種補正とは、MEMSミラー31cによるレーザ光の偏向に起因する映像歪み補正などを行うことを意味する。また、CPU31aは、生成した画像信号のRGB毎に、第1〜第3レーザ光源31R、31G、31Bを変調する。
第1〜第3レーザ光源31R、31G、31Bは、RGBのレーザ光を出力する。出力されたRGBのレーザ光は、不図示の反射ミラー等により1本に合成され、MEMSミラー31cに入射される。MEMSミラー31cは、1つの素子に2軸の回転機構があり、2軸の周り(すなわち、水平軸周りと垂直軸周り)に振動することができるようになっている。
更に、CPU31aは、生成した水平同期信号に同期して正弦波を生成し、また垂直同期信号に同期してのこぎり波を生成し、MEMSミラー31cを駆動制御する。MEMSミラー31cは、正弦波を受けて水平方向に正弦波運動を行うと共に、ノコギリ波を受けて垂直方向の一方向に等速運動を行う。このようにしてレーザ光が偏向され、その偏向が第1〜第3レーザ光源31R〜31Bの変調動作と同期することで、レーザ光が被投影物を走査し、これにより、被投影物に入力画像が投射されることになる。なお、アレイ状の光源及びミラーアレイを用いる場合には、特に走査をしなくても、被投影物に入力画像が投影される。
図2及び図3に示すように、ハウジング32は、ハウジング本体37と、取付け台38と、つまみ部材39と、係止手段40を含む。ハウジング本体37は、MEMS基板34及びMEMSプロジェクタ35を収容する。また、ハウジング本体37に、MEMS基板34が取り付けられる。更に、取付け台38に、MEMSプロジェクタ35が取り付けられる。MEMS基板34とMEMSプロジェクタ35は、上述したように蛇腹状のFFC36により接続される。つまみ部材39は、ハウジング本体37に回転自在に支持され、取付け台38に接続可能となっている。係止手段40は、ハウジング本体37に対して取付け台38が段階的に回転するように、取付け台38を所定の回転角度毎に係止させる。
ハウジング本体37は、左スピーカ部30の音声出力方向と交差する方向(ヘッドホン装置1を装着した際のユーザの正面側)に形成された略矩形状の開口部(投射口)37aを備えている。開口部37aは、取付け台38に取付けられたMEMSプロジェクタ35の投射画像を、ヘッドホン装置1を装着した際のユーザの視野内に投射可能に形成されている。これにより、ユーザの視野内に位置する被投影物にMEMSプロジェクタ35の投射画像が投影される。
取付け台38は、ハウジング本体37の開口部37aを開閉可能なシャッタ部38aと、取り付けたMEMSプロジェクタ35による投影を阻害しないように切り欠かれた切欠き部38bと、つまみ部材39の後述する回転軸39aと係合する被係合孔38cと、を備えている。
図4に示すように、シャッタ部38aは、ハウジング本体37の開口部37aを閉鎖可能に、取付け台38におけるMEMSプロジェクタ35の取付け面38dから立設しており、取付け台38の回転により、開口部37aと対向する位置にまで移動することで、開口部37aを閉鎖する。言い換えると、切欠き部38bの範囲に、開口部37aが全くない場合には、シャッタ部38aにより開口部37aが閉鎖されることになる。シャッタ部38aで開口部37aを閉鎖することで、ハウジング本体37の内部に埃やごみ等が不要に侵入することが防止される。また、シャッタ部38aで開口部37aを閉鎖することで、ハウジング本体37から不要に投射光が漏れることが防止される。
取付け台38の回転軸を基準にすると、開口部37aの回転方向の角度は、切欠き部38bの回転方向の角度よりも大きくなるように形成されている。従って、取付け台38の角度が所定範囲の角度を取っていれば、切欠き部38bは、開口部37aの一部と一致し、MEMSプロジェクタ35から出射された光は、切欠き部38bと開口部37aを通り、つまり、何にも遮られずに、ハウジング本体37の外部に出射する。ユーザは、ヘッドホン装置1を頭部に装着した状態で、ハウジング本体37の外部に出射する光が視野内にある被投影物に投影するように、開口部37aの向きを調整する。また、取付け台38の回転角度を調整することにより、所定の範囲内で、投影角度を調整することができる。
なお、MEMSプロジェクタ35から出射した光の範囲を切欠き部38bの範囲が上回る場合には、上記の作用、つまり、所定の範囲内で投影角度を調整することができるという作用が得られる限り、取付け台38の回転軸を基準としたときに、開口部37aの回転方向の角度が、切欠き部38bの回転方向の角度よりも大きくなくてもよい。
切欠き部38bは、取付け面38dに取付けられたMEMSプロジェクタ35から出射された光が、シャッタ部38a及び取付け面38dにより遮られることを防止するために設けられている。MEMSプロジェクタ35と切欠き部38bとの位置関係は、取付け台38が回転しても変化しない。
被係合孔38cは、つまみ部材39の回転軸39aを挿着可能に形成されており、被係合孔38cに回転軸39aが挿着されることで、取付け台38とつまみ部材39とが連結される。なお、取付け台38は、金属材料により形成されており、MEMSプロジェクタ35が放出する熱を放熱可能に構成されている。また、取付け台38を金属材料で形成することで、開口部37aを閉鎖した際の投射光がシャッタ部38aを透過することも防止される。本実施形態においては、取付け台38は、アルミにより形成されている。なお、取付け台38用の材料は、放熱可能な特性と、遮光性と、所定の強度等と、を有するならば、他の材料を、金属材料に代えて、又は、金属材料に加えて、含んでいてもよい。
つまみ部材39は、左スピーカ部30の音声出力方向と略平行な回転軸39aを中心に、ハウジング本体37に回転自在に支持されている。また、つまみ部材39は、ハウジング本体37から突出したつまみ部39bを備えており、つまみ部39bをユーザが回転操作することで、つまみ部材39に連結された取付け台38が回転するようになっている。取付け台38が回転することで、これに取付けられているMEMSプロジェクタ35も切欠き部38bと共に回転する。
係止手段40は、つまみ部材39の回転軸39aに取り付けられる爪状に形成された複数の第1係止部41と、ハウジング本体37に形成され、複数の第1係止部41を係止可能に凹状に形成された複数の第2係止部42と、を備えている。本実施形態においては、係止手段40は、等間隔に設けられた3つの第1係止部41と、3つの第1係止部41のそれぞれを係止可能に、等間隔に形成された30個の第2係止部42と、を備えており、1回の回転操作(クリック)で12度回転するようになっている。12度ずつ回転させることで、ユーザの好きな位置に位置させることができるようになっている。また、係止手段40でMEMSプロジェクタ35の回転を停止させることで、投影中に、MEMSプロジェクタ35が不要に回転したり、映像がぶれたりすることが防止される。
イヤーパッド33は、弾性変形可能に形成されたパッド面33aがユーザの左耳の周囲に密着して、左スピーカ部30から出力される音が左ヘッドホンユニット3から漏れることを防止する。
図5及び図6に示すように、右ヘッドホンユニット2は、音を出力する右スピーカ部20と、内部電源(バッテリー)21と、電源スイッチ22と、操作部23と、音データを無線通信可能な無線通信部(無線通信手段)24と、これらを収容するハウジング25と、ユーザの右耳の周囲に圧接するイヤーパッド26と、を備えている。なお、電源スイッチ22は、図6のみに示している。
右スピーカ部20は、左スピーカ部30と構成が同様であるため、ここではその説明を省略する。
内部電源21は、操作部23、無線通信部24及び画像投影部31等に電力を供給する。電源スイッチ22は、ヘッドホン装置1の電源をオンまたはオフするために用いられる。
図7に示すように、操作部23は、通常のスイッチ類(図示せず)に加え、ユーザの指(ポインタ)等を含む撮像対象を撮像するCCD撮像装置(センサ)27と、ユーザの指の動きを検知するモーションセンサ(センサ)28と、CPU29と、メモリ29aと、を備えている。なお、本実施形態においては、ユーザの指をポインタの一例としているが、ポインタは、例えば、身体の他の部位、ペン(スタイラスを含む)、又は、棒等であってもよい。また、本発明におけるセンサは、一般的なセンサに加え、上記のモーションセンサ28と、CCD撮像装置27等のように、レンズとCCD撮像素子を有するカメラ又はこれらの組合せも含む概念である。
CCD撮像装置27は、ユーザの視野内にある指の位置(後述する3次元座標上の位置。これは、ユーザがヘッドホンユニットを装着している状態においては、ヘッドホンユニットの前方位置に相当する。)、又は、視野内で画像投影部31により投影される画像に対するユーザの指の相対位置等を特定するために、ユーザの指及び画像投影部31により投影される画像等を撮像する。ここでいう画像に対するユーザの指の相対位置は、投影対象に投影されている画像に沿った成分を少なくとも有するものであるが、投影対象に撮影されている画像に垂直な成分を有していてもよい。
モーションセンサ28は、ユーザの指の動きを検知する。ここで、検出するユーザの指の動きは、投影対象に投影されている画像に沿った成分を少なくとも有するものであるが、投影対象に撮影されている画像に垂直な成分を有していてもよい。本実施形態においては、モーションセンサ28は、赤外線発光部及び赤外線受光部を有しており、赤外線発光部が発光した赤外線が、ユーザの指に当たって反射する反射光を、赤外線受光部が受光することで、ユーザの指が検知され、その位置も検知される。これを連続的に行うことで、ユーザの指の動きが検知される。なお、投影対象が赤外線発光部からの赤外線の照射方向と直交する面を含むならば、投影対象に投影されている画像は、赤外線発光部からの赤外線の照射方向と直交する面に投影されることになる。
CPU29は、CCD撮像装置27により撮像された撮像データからユーザの指の3次元位置を特定する。例えば、CPU29は、図8に示すように、CCD撮像装置27を原点とし、撮像対象の中心に向かう方向(奥行き方向)をz軸、z軸と直交する平面をx−y平面とし、投影される画像に合わせてx−y平面の回転角度を定めた3次元座標を設定し、CCD撮像装置27から得られる画像データから、3次元座標上のユーザの指の位置を特定する。ここでは、一般的なステレオ法によりユーザの指の3次元位置を特定するが、ステレオ法については、一般的な3次元測定法であるため説明を省略する。なお、ユーザの指の3次元位置の特定は、ステレオ法に限定されず、一般的な特定方法を用いてもよい。
また、CPU29は、モーションセンサ28から得られるユーザの指の動き、及び/又は、CCD撮像装置27から得られるユーザの指の位置の時間的変化から求まる指の動きに基づいて、画像の生成に関連した所定の装置が所定の動作をするようなコマンドを求める。例えば、CPU29は、モーションセンサ28からの出力に基づいてユーザの指の平面方向の動き(x−y平面上の動き)を取得し、撮像データからの出力に基づいてユーザの指の前後方向の動き(z軸方向の動き)を取得する。そして、CPU29は、モーションセンサ28から得られるユーザの指の平面方向の動き及び、必要ならば、撮像データから得られるユーザの指の前後方向の動きに基づいて、動きに対応した所定のコマンドを特定する。特定された所定のコマンドは、CPU29の指示により、画像の生成に関連した所定の装置に送られる。所定の装置は、そのコマンドを受けて、そのコマンドに対応した所定の動作をする。所定の装置は、コマンドに応じて、内部処理(例えば、投影画角を制御する処理)をするが、必要に応じて、画像投影部31又は右スピーカ部20若しくは左スピーカ部30に対して二次的なコマンド(例えば、明度制御コマンド、音量制御コマンド等)を送る。例えば、ユーザの指の複数の動きと、複数のコマンドとの対応関係を座標的・時間的許容範囲をもって個々に設定された動作マップから、撮像データ及びモーションセンサ28から得られるユーザの指の動作に対応するコマンドを特定し、特定したコマンドを、所定の装置に送信する。
例えば、画像投影部31が電子ブックの画面を投影している場合、ユーザの指が左から右に移動(例えば、図8に示す−x方向に移動)したことが検知されると、「ページ捲り動作(次のページに移動する動作)」であることが特定され、CPU29は、画像投影部31に対して、ページ捲り動作を行わせるコマンドを送信し、ページ捲り動作を行わせる。また、ユーザの指が右から左に移動(例えば、図8に示す+x方向に移動)したことが検知されると、「ページ戻し動作(前のページに戻る動作)」であると特定され、画像投影部31に対して、ページ戻し動作を行わせる制御を行う。
また、例えば、画像投影部31が映画等の動画を投影している場合、ユーザの指が左から右へ移動(例えば、図8に示す−x方向に移動)したことが検知されると、「早送り動作」であることが特定され、CPU29は、画像投影部31に早送り動作を行わせるコマンドを画像投影部31、右スピーカ部20及び左スピーカ部30に送信する制御を行う。また、ユーザの指が右から左に移動(例えば、図8に示す+x方向に移動)したことが検知されると、「早戻し動作」であると特定され、画像投影部31に早戻し動作を行わせるコマンドを画像投影部31、右スピーカ部20及び左スピーカ部30に送信する制御を行う。
このような所定の動作としては、例えば、ユーザの指の手前から奥への移動(例えば、図8に示す+z方向への移動)が検出されることにより特定される「開始・停止動作」、ユーザの指の下から上への移動(例えば、図8に示す+y方向への移動)が検出されることにより特定される「ボリュームアップ動作」、ユーザの指の上から下への移動(例えば、図8に示す−y方向)が検出されることにより特定される「ボリュームダウン動作」等が挙げられる。これらの動作は、ユーザによって予め設定可能となっており、メモリ29aに記憶されている。
さらにCPU29は、画像投影部31の投影領域を複数の部分領域に分割し、分割した複数の部分領域のうちの1以上の部分領域を選択して画像を投影させることができるようになっている。例えば、図8に示すように、投影領域を9つの部分領域(部分領域a〜部分領域i)に分割して、部分領域a〜部分領域iの何れか1つ又は複数の部分領域に画像を投影させることができるようになっている。例えば、部分領域a、bに画像を投影させたり、部分領域a、b、d、eに画像を投影させたり、部分領域e、f、h、iに画像を投影させたり、部分領域eに画像を投影させたりすることができるようになっている。つまり、画像の大きさと投影方向を調整することができるようになっている。画像の大きさと投影方向を調整して定められる画角を有する領域に、入力映像信号により定められる画像が出力されるようにするためには、例えば、画面の一部を占めるウィンドウに入力映像信号により定められる画像が出力されるようにするために用いられている通常の方法と同様の方法を用いる。
画像を投影させる部分領域の指定の方法としては、例えば、分割した複数の部分領域(部分領域a〜部分領域i)のいずれかに、掌等のスクリーンとなる部位(対象物)又は部材(対象物)を移動させると、スクリーンとなる部位又は部材の移動に追従して、移動先の部分領域に画像を投影させてもよい。この場合、スクリーンとなる部位又は部材をCCD撮像装置27等で予め特定し、特定したスクリーンとなる部位又は部材の移動を検知すると、移動に追従して投影させる部分領域を変更するように構成するとよい。また、例えば、ユーザの指を指定する部分領域aから部分領域iの何れかの上に位置させ、所定の動作を行わせることで何れかを指定するように構成してもよい。
また、投影領域を複数の部分領域に分割し、部分領域のいずれかに映像を投影させる場合、他の部分領域に、他の映像、例えば、オーディオプレイヤー等を操作可能な操作ボタン等を投影させ、操作ボタンに対するユーザの指の動きによる操作でオーディオプレイヤー等を操作可能に構成してもよい。例えば、画像投影部31が部分領域a〜部分領域f(図8参照)からなる投影領域に電子ブックの画面を投影している場合、電子ブックを見ながらオーディオプレイヤーで音楽を聴くときは、オーディオプレイヤーの音楽の再生等の操作に対する操作ボタンを部分領域iに投影させることで、オーディオプレイヤーを別途操作しなくても、最大でも投影領域全体を見ているだけで、電子ブックの画面を見つつ、音楽の操作もすることができるようになる。
さらにまたCPU29は、投影可能領域よりも小さい領域に画像を投影させたり、投影可能領域における所定の場所に投影させたりすることができるようになっている。つまり、CPU29は、投影される画像の領域を調整することができるようになっている。例えば、CPU29は、投影先までの距離に応じて、投影される画像の画角を調整させることができるようになっており、投影先までの距離が所定の距離よりも短い場合は投影される画像の画角を投影可能な最大の画角よりも狭くして、投影先までの距離が所定の距離以上の場合は投影される画像の画角が投影可能な最大の画角と等しくなるように設定可能になっている。また、CPU29は、投影先の画角(投影方向及び大きさを含む。)(例えば、投影先としての掌の画角)に応じて、投影される画像の画角(投影方向及び大きさを含む。)を調整させることができるようになっている。例えば、投影先の画角(投影方向及び大きさを含む。)を検出し、検出した画角に合わせた画角(投影方向及び大きさを含む。)の画像を投影させることができるようになっている。投影先の画角を検出するためには、例えば、センサとしてのカメラが撮影して取得する撮影先及びその周辺の画像に基づいた、画像処理の技術を用いる。
メモリ29aは、ユーザの指の動きから特定される所定の動作と、特定した所定の動作に対応する画像投影部31に対する制御と、特定した所定の動作に対する右スピーカ部20及び左スピーカ部30に対する所定の制御と、を記憶している。
無線通信部24は、オーディオプレイヤー等の音声再生装置(音楽再生装置)やスマートホン等の音声再生機能(音楽再生機能)等から送信される音信号をワイヤレスで受信するためのものである。受信した音信号は、右スピーカ部20及び後述する左スピーカ部30に送られ、右スピーカ部20及び左スピーカ部30から出力される。本実施形態においては、無線通信部24として、Bluetooth(登録商標)を搭載したBluetoothPWB(ブルートゥース基板)が用いられている。
ハウジング25は、右スピーカ部20、内部電源21、無線通信部24、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28等を収容可能に構成されると共に、イヤーパッド26を支持している。また、ハウジング25の外面には電源スイッチ22が配設されている。また、ハウジング25の装着時における正面側に位置する場所には、CCD撮像装置27を露出させる第1開口部25aと、モーションセンサ28の赤外線発光部及び赤外線受光部を露出させる第2開口部25bが形成されている。
イヤーパッド26は、弾性変形可能に形成されたパッド面26aがユーザの右耳の周囲に密着して、右スピーカ部20から出力される音が右ヘッドホンユニット2から漏れることを防止する。
次に、上述のように構成されたヘッドホン装置1のプロジェクタ機能の使用方法について、図8及び図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係るヘッドホン装置の使用状態を示す図である。
本実施形態に係るヘッドホン装置1のプロジェクタ機能を使用するには、ヘッドホン装置1のメモリ31bに、映画等の映像データや電子ブックの電子データ等を予め記憶させておく必要がある。また、映像が投射される被投射物としては、電車や飛行機等の乗り物に乗っている場合は、例えば、前席の背面部、窓、鞄の表面、自分の掌、及び許可が得られれば他人の背中等を利用することができる。また、外出先の屋内であれば、その部屋の壁、天井及び窓等を利用することができ、屋外であれば、地面、壁、自分の掌、及び鞄の表面等を利用することができる。
まず、ヘッドホン装置1に映画の映像データを予め記憶させ、電車に乗っているユーザの前席の背面部に映画を投影させて視聴する場合を用いて説明する。
例えば、電車の中で、予めメモリ31bに記憶させておいた映画を見る場合、ユーザは、ヘッドホン装置1を装着した後、つまみ部39bを回転操作して、ハウジング本体37の開口部37aを開口させる。これにより、開口部37aが開口すると共に、ユーザの前席の背面部に向けて映画を投射可能な位置にMEMSプロジェクタ35が回動する。このとき、ユーザは、つまみ部39bの回転量を調整することで、投射影方向も調整可能となる。例えば、ユーザの視線上に位置するように調整したり、視線よりも低くなるように調整したりすることができる。
次に、ユーザは、電源スイッチ22をONする。そして、自分の指を手前から奥(z軸方向)へと移動させる。すると、CPU29により「再生動作」が特定され、映画の投射が開始させる。映画が投射されると、ユーザの前席の背面部に映画が投影される。本実施形態においては、画像投影部31の投影領域の全体(図8に示す部分領域a〜部分領域i)に映画が投影されている。MEMSプロジェクタ35は、フォーカスフリーであるため、ヘッドホン装置1と前席の背面部との距離及び投影角度に関わりなく、ピントずれのない映画を楽しむことができる。
また、視聴中に、投影場所を変更したい場合、例えば、前席の背面部から手元にある鞄等に変更したい場合には、頭の向きを変えることで変更可能となるが、つまみ部39bを数クリック分だけ回転させて投影角度を調整することでも変更することができる。また、投影領域を複数の部分領域に分割している場合には、対象物の移動に追従させて、画像を投影させる部分領域を移動させてもよい。
更に、例えば、視聴中に、他人から話しかけられた場合等、投影を停止するまでもなく、一時的に映画の投射を中断させたい場合には、つまみ部39bを回転させることで、MEMSプロジェクタ35の投射方向が開口部37aから外れる(ハウジングの内部に投射される)と共に、シャッタ部38aにより開口部37aが閉鎖される。そのため、投射を停止することなく、容易に映画の投射を中断させることができる。また、つまみ部39bを逆回転させることで、開口部37aが開くと共に、映像が外部に投射されるので、投射の再開も容易となる。
同様に、映画の視聴中に、映画の投射を一時的に停止したい場合には、ユーザは、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28の前で、手前側から奥(+z方向)に向けて指を移動させる。すると、CPU29により「停止動作」が特定され、画像投影部31の投射が停止される。そして、もう一度手前側から奥(+z方向)に向けて指を移動させると、CPU29により「再生動作」が特定され、画像投影部31による投射が再開される。
また、例えば、映画を早送りしたい場合には、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28の前で、指を左から右(−x方向)に移動させると「早送り動作」が特定され、映画が早送りされる。また、映画を早戻ししたい場合には、指を右から左(+x方向)に移動させると「早戻し動作」が特定され、映画が早戻しされる。更に、ボリュームを上げたいときは、ユーザの指を下から上(−y方向)に移動させると「ボリュームアップ動作」が特定され、ボリュームが上げられる。逆に、ボリュームを下げたいときは、ユーザの指を上から下(+y方向)に移動させると「ボリュームダウン動作」が特定され、ボリュームが下げられる。
映画が終わると、ユーザは前述した「停止動作」のための指の動き(手前側から奥(+z方向)に向けて指を移動)を行うことで映画の投射を停止させ、つまみ部39bを回転させる。つまみ部39bが回転すると、取付け台38が回転して、シャッタ部38aにより開口部37aが閉鎖される。このとき、取付け台38は、係止手段40により、1回転操作(クリック)で12度回転するようになっている。そのため、ユーザは、シャッタ部38aが開口部37aと対向する位置に来るまで、つまみ部39bを複数回、回転操作する。例えば、開口部37aの開口角度が60度であれば、ユーザは、つまみ部39bを5回回転させて開口部37aを閉鎖する。
なお、取付け台38には不図示のストッパが設けられており、つまみ部39bの回転角度が規制されている。そのため、取付け台38の回転によりMEMSプロジェクタ35に接続されたFFC36が必要以上にねじれることが防止されるようになっている(図4(d)参照)。
次に、オーディオプレイヤーで再生された音楽を無線通信で聴きながら、画像投影部31により投影される電子ブックの表示内容を読む場合について説明する。本実施形態においては、音楽を聴きながら、自分の掌に電子ブックの表示内容を表す画像を投影させる場合を用いて説明する。
この場合は、画像投影部31の投影領域を複数の部分領域に分割して、電子ブックの表示内容の画像を部分領域eに投影させ、オーディオプレイヤーの操作ボタンを部分領域iに投影させるとよい。このようにすることで、オーディオプレイヤーの操作部を操作することなく、音楽と電子ブックの両方を同時に楽しむことができる。例えば、音楽に関して、選曲、ボリューム調整をすることを、電子ブックの表示内容を読みつつ行うことができる。また、電子ブックの表示内容を変えることを、音楽を聴きながら行うことができる。また、音楽の音量を調整したい場合には、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28の前で、指を上方向又は下方向に移動させる動作を行うことで、音量設定も可能になる。なお、オーディオプレイヤーの操作を行う場合は、部分領域i上で行うが、音楽と電子ブックの両方を同時に楽しむ場合は、オーディオプレイヤーのボリュームの調整については、部分領域i以外の場所で行っても認識するように設定されている。
オーディオプレイヤーで再生された音楽を無線通信で聴きながら、画像投影部31により投影される電子ブックの表示内容を読む場合、ユーザは、音楽を聴くためにヘッドホン装置1を予め頭部に装着した状態にあるが、開口部37aが閉じられているため、まず、つまみ部39bを回転操作して、開口部37aを開口させる。これにより、開口部37aが開口すると共に、ユーザの掌に向けて映画を投射可能な角度にMEMSプロジェクタ35が回動する。このとき、ユーザは、つまみ部39bの回転量を調整することで、投射影方向も調整可能となる。例えば、掌を位置させる場所に応じて、ユーザの視線上に位置するように調整したり、視線よりも低くなるように調整したりすることができる。
次に、ユーザは、電子ブックの画像の投射を開始させる。例えば、図9に示すように、ユーザは、部分領域iにあるオーディオプレイヤーの操作ボタン以外の視界内で、手前側から奥に向けて指を移動させる。すると、CPU29により「再生動作」が特定され、画像投影部31による電子ブックの表示内容の画像の投射が開始される。映像が投射されると、自分の掌に画像が投射される。MEMSプロジェクタ35は、フォーカスフリーであるため、ヘッドホン装置1と自分の掌との距離及び投影角度に関わりなく、ピントずれのない画像を楽しむことができる。また、視聴中に、掌を動かしてしまった場合でも、掌の動きに追従して投射位置が移動するようにしておけば、掌から画像がずれることなく電子ブックの表示内容を読むことができる。
電子ブックを読み終わると、ユーザは前述した「停止動作」のための指の動き(手前側から奥(+z方向)に向けて指を移動)を行うことで電子ブックの投射を停止させ、つまみ部39bを回転させる。つまみ部39bが回転すると、取付け台38が回転して、シャッタ部38aにより開口部37aが閉鎖される。このとき、取付け台38は、係止手段40により、1回転操作(クリック)で12度回転するようになっている。そのため、ユーザは、シャッタ部38aが開口部37aと対向する位置に来るまで、つまみ部39bを複数回、回転操作する。例えば、開口部37aの開口角度が60度であれば、ユーザは、つまみ部39bを5回回転させて開口部37aを閉鎖する。
以上説明したように、本実施形態に係るヘッドホン装置1は、左ヘッドホンユニット3に、MEMSプロジェクタ35を有する画像投影部31を内蔵すると共に、映像及び画像を投射可能な開口部37aが形成されている。そのため、ヘッドホン装置に映像を視聴可能な画像投影機能を設けた場合においても、ヘッドホン装置としてのデザインを損なうことがない。これにより、外出先等でヘッドホン装置1を気軽に使用することができる。
また、ヘッドホン装置1は、MEMSプロジェクタ35を用いて画像を投影する。そのため、左ヘッドホンユニット3に画像投影装置を内蔵させても、左ヘッドホンユニット3が大型化することを抑えることができる。これにより、装置全体の大型化及び重量化が抑制され、装着時におけるユーザへの負担を軽減させることができる。
また、ヘッドホン装置1は、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28を備えており、ユーザの指による所定の動作に基づいて、画像投影部31、右スピーカ部20及び左スピーカ部30に対して所定の制御が行われるように設定されている。そのため、ユーザは、物理的な操作部を操作しなくても、指の動きだけで、画像投影部31による画像等の投影、右スピーカ部20及び左スピーカ部30からの音の出力を行わせることができる。これにより、操作を必要とする度に、オーディオプレイヤーやその操作部等を探したりすることなく、映像や音楽を楽しむことができる。
また、ヘッドホン装置1は、画像投影部31の投影領域を複数に分割可能に構成されている。そして、投影領域の一部にオーディオプレイヤー等の操作ボタンを投影させることができる。これにより、投影される映像を見ながら音楽と映像の両方を容易に楽しむことができる。
また、ヘッドホン装置1は、映像を投影する対象物が移動すると、移動した対象物に追従して投影領域を移動させるように構成されている。そのため、映像が対象物からずれて見ることができなくなることを防止することができる。
また、ヘッドホン装置1のMEMSプロジェクタ35は、フォーカスフリーなので、ピントの調節等が不要になる。そのため、外出先等で容易に映画等の映像を楽しむことができる。また、フォーカスフリーであるので、例えば、自室にテレビ等がない場合でも、自室の壁や天井に映像を投影することで、容易に映像を楽しむことができる。更に、大型化及び重量化等が抑制されているので、例えば、横になって壁や天井に映像を映して楽しむことができる等、比較的、自由な姿勢で映像の視聴を楽しむことができる。
また、ヘッドホン装置1は、取付け台38を回転させることで、開口部37aから投射されるMEMSプロジェクタ35の投射角度が調整可能になっている。そのため、例えば、頭の角度を変えなくても投射方向を変えることができる。これにより、映像を視聴するユーザへの負担を軽減させることができる。
また、ヘッドホン装置1は、取付け台38を回転させることにより開口部37aを塞ぐことができるシャッタ部38aを有している。そのため、開口部37aから不要にごみや埃が侵入することを防止することができる。そのため、ごみや埃が内部機器に干渉して、内部機器が不具合等を引き起すことを防止することができる。
また、ヘッドホン装置1は、係止手段44により、所定の回転角度毎に係止するように構成されている。そのため、ユーザは、回転操作する際に、クリック感を感じることができる。また、取付け台38には回転範囲を規制するストッパが設けられているので、ストッパにより規制されることを確認するまで取付け台38を回転させることで、開口部37aを完全に閉めることができるようになる。更に、取付け台38の回転範囲が規制されることで、FFC36のねじれが制限され、FFC36に必要以上の負荷がかかることを防止することができる。さらにまた、所定の回転角度毎に係止するため、シャッタ部により閉ざされている状態の開口部37aが不要に開いてしまうことを防止することができると共に、投射方向の調整が容易となる。
また、ヘッドホン装置1は、係止手段44により、所定の回転角度毎に係止するように構成されている。そのため、ユーザは、回転操作する際に、クリック感を感じることができる。また、取付け台38には回転範囲を規制するストッパが設けられているので、ストッパにより規制されることを確認するまで取付け台38を回転させることで、開口部37aを完全に閉めることができるようになる。更に、取付け台38の回転範囲が規制されることで、FFC36のねじれが制限され、FFC36に必要以上の負荷がかかることを防止することができる。さらにまた、所定の回転角度毎に係止するため、シャッタ部により閉ざされている状態の開口部37aが不要に開いてしまうことを防止することができると共に、投射方向の調整が容易となる。
また、画像投影部31に含まれるMEMS基板34とMEMSプロジェクタ35とを接続するFFC36は、蛇腹状に折り畳まれた状態で、ハウジング32の内部に収納されている。(図3(c)参照)。そのため、例えば、MEMS基板34に対して、相対的に、MEMSプロジェクタ35を回転させても、蛇腹部が変形することにより、FFC36内部に応力が発生しづらくなる(図3(d)参照)。これにより、FFCが疲労したり、切断等されたりすることが防止される。
(実施形態2)
実施形態1においては、一対のヘッドホンユニット11を有するヘッドホン装置1を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。ヘッドホン装置は、例えば、片方の耳の外耳にかけて使用する耳かけ型のヘッドホン装置に用いてもよい。この場合、ハウジング25に収容されているCCD撮像装置27及びモーションセンサ28は、ハウジング32に収容される。また、図1に示すようにヘッドホン装置1が両耳型である場合であっても、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28を、ハウジング25の代わりに、ハウジング32に収容してもよい。CCD撮像装置27及びモーションセンサ28をハウジング32の取付け台38に取り付ければ、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28のMEMSプロジェクタ35に対する位置は固定されるので、MEMSプロジェクタ35が投影する画像に対するポインタの相対位置をCCD撮像装置27及びモーションセンサ28などのセンサからの信号に基づいて検出するための演算を容易にすることができる。CCD撮像装置27及びモーションセンサ28をハウジング32の取付け台38ではなくハウジング本体37に対して固定した場合であっても、ハウジング本体37に対する取付け台38の回転角度さえ検出できれば、MEMSプロジェクタ35が投影する画像に対するポインタの相対位置をCCD撮像装置27及びモーションセンサ28などのセンサからの信号に基づいて検出するための演算を容易にすることができる。
(実施形態3)
実施形態1においては、映画等の映像データを予めメモリ31bに記憶させた構成を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、無線通信手段によりスマートホンやタブレット等の外部機器等から映像データを無線受信可能な構成であってもよい。
(実施形態4)
実施形態1においては、CCD撮像装置27及びモーションセンサ28を用いてユーザの指の動きを検出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、2次元の平面方向の指の動きに加え、前後方向における指の動きを検知可能な3次元モーションセンサを用いれば、CCD撮像装置は不要となる。
(実施形態5)
実施形態1においては、MEMSプロジェクタ35の操作と、シャッタ部38aの回転(移動)と、が連動しない構成を用いて説明したが、シャッタ部38aの回転(移動)とMEMSプロジェクタ35の操作とを連動させる構成であってもよい。例えば、取付け台38を回転させてシャッタ部38aがハウジング本体37の開口部37aを閉じると、MEMSプロジェクタ35の投影が停止され、開口部37aを開くと、MEMSプロジェクタ35の投影が開始される構成であってもよい。
(実施形態6)
実施形態1においては、無線通信手段(Bluetooth)24を用いて音信号を無線通信する構成を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。音信号は、有線で右スピーカ部20や左スピーカ部30のドライバユニットに入力される構成であってもよい。この場合、例えば、ステレオジャックやUSBコネクタ等を用いて音声再生装置等から音信号を入力するとよい。
(実施形態7)
実施形態1においては、回転軸の軸方向は、スピーカ出力の中心線の角度と一致することとしていたが、例えば、ユーザの頭部にヘッドホン装置1が装着されている状態で、ユーザの視野内におかれた対象物に画像を投影することができる限り、回転軸の方向とスピーカ出力の中心線の方向と一致させる必要はない。
(実施形態8)
実施形態1においては、ハウジング本体37の開口部37aは、貫通孔を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、開口部37aは、透明カバー、レンズ又はフィルタ等の光を透過可能な部材等が挿入された状態のものであってもよい。本発明でいう開口部には、光を透過可能な部材が挿入された状態のものも含まれる。
(実施形態9)
実施形態1においては、画像投影部31からの画像の投影角度を上下に調整可能としたが、画像投影部31からの画像の投影角度は、左右方向にも調整可能としてもよい。
(実施形態10)
実施形態1においては、第1係止部41を爪状に形成し、第2係止部42を第1係止部と係止可能な凹状に形成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第2係止部を爪状に形成し、第1係止部を第2係止部を係止可能な凹状に形成してもよい。つまり、雄雌を入れ替えてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されない。
1 ヘッドホン装置
2 右ヘッドホンユニット
3 左ヘッドホンユニット
10 ヘッドバンド
11 一対のヘッドホンユニット
20 右スピーカ部
24 無線通信部
27 CCD撮像装置(撮像部)
28 モーションセンサ
29 CPU(制御部)
29a メモリ
30 左スピーカ部
31 画像投影部
31a MEMSミラー
31R、31G、31B レーザ光源(光源)
32 ハウジング
34 MEMS基板(基板)
35 MEMSプロジェクタ
36 フレキシブルフラットケーブル
37 ハウジング本体
37a 開口部(投射口)
38 取付け台
38a シャッタ部(シャッタ)
40 係止手段
41 第1係止部
42 第2係止部


Claims (26)

  1. 音声を出力するスピーカ部と、
    投影先に画像を投影する画像投影装置と、
    前記投影先を含む範囲に存在するポインタを検出するセンサと、
    前記センサが検出した前記ポインタの位置に基づいて前記ポインタの動きを検出し、前記ポインタの動きに基づいて、前記画像の生成に関連した所定の装置が所定の動作をするようなコマンドを前記画像の生成に関連した前記所定の装置に送る制御手段と、
    前記画像投影装置が投影する画像の領域を調整する調整手段と、
    前記スピーカ部及び前記画像投影装置を収容し、自ハウジングに備わる開口部を通じて前記画像投影装置から出射した前記画像が前記投影先に投影されるハウジングと、
    を備え
    前記ハウジングは、ハウジング本体と、前記画像投影装置が取り付けられた取付け台と、を備え、
    前記取付け台は、前記画像投影装置からの前記画像の投影角度を調整可能するために、前記ハウジング本体に回転可能に収容されていることを特徴とするヘッドホンユニット。
  2. 請求項1に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記調整手段は、前記画像の領域を、複数の所定の部分領域のうちの画像を投影する1以上の部分領域を選択することにより調整することを特徴とするヘッドホンユニット。
  3. 請求項1又は2に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記調整手段は、前記画像の領域を、前記画像投影装置から前記投影先までの距離、前記投影先の画角又はその双方に基づいて調整することを特徴とするヘッドホンユニット。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記調整手段は、前記画像の投影位置を、前記画像投影装置から見た前記投影先の方向に基づいて調整することを特徴とするヘッドホンユニット。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記投影先に投影されている画面に対する前記ポインタの相対位置を検出する相対位置検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記相対位置検出手段により検出された前記ポインタの前記画面に対する相対位置に少なくとも基づいて、前記コマンドを特定し、前記相対位置は、少なくとも、前記画面に沿った成分を含むことを特徴とするヘッドホンユニット。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    ユーザの頭部に装着されている状態で、前記ユーザの視野内に存在する前記投影先に対して前記画像が投影されるように、前記画像投影装置からの前記画像の投影角度を機械的に調整可能にする調整手段を更に備えることを特徴とするヘッドホンユニット。
  7. 請求項6に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記調整手段により調整可能な方向は、前記画像の投影角度を上下に調整する方向であることを特徴とするヘッドホンユニット。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記開口部は、前記ハウジング本体に設けられ、
    前記取付け台は、
    前記画像投影装置から出射した前記画像が前記取付け台により遮られることを防止するための切欠き部と、
    前記取付け台が前記ハウジング本体に対して所定の角度に回転しているときに、前記ハウジング本体に設けられた前記開口部を塞ぐためのシャッタ部と、を備えることを特徴とするヘッドホンユニット。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記取付け台の材料は、前記画像投影装置が放出する熱を放熱可能な特性を有する材料を含むことを特徴とするヘッドホンユニット。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記ハウジングは、前記取付け台に取り付けられた前記画像投影装置からの前記画像の投影角度が所定の回転角度毎に固定可能となるように、前記ハウジング本体に対して前記取付け台を所定の回転角度毎に係止させる係止手段を更に備えることを特徴とするヘッドホンユニット。
  11. 請求項10に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記係止手段は、前記取付け台と共に回転する第1係止部と、前記ハウジング本体に設けられ、前記第1係止部を係止可能な複数の第2係止部と、を備えることを特徴とするヘッドホンユニット。
  12. 請求項1乃至11の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記画像投影装置は、前記取付け台に取り付けられるプロジェクタと、前記ハウジング本体に取り付けられ、前記プロジェクタを駆動する駆動基板と、を備え、
    前記プロジェクタと前記駆動基板とは、蛇腹状に折り曲げ可能なフレキシブルフラットケーブルにより接続されていることを特徴とするヘッドホンユニット。
  13. 請求項12に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記プロジェクタは、少なくとも1つの光源と、前記少なくとも1つの光源からの出射光により対象物に前記画像が投影されるようにするために前記出射光を偏向するMEMSミラーと、を備えることを特徴とするヘッドホンユニット。
  14. 請求項1乃至11の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記画像投影装置は、
    少なくとも1つの光源と、前記少なくとも1つの光源からの出射光により対象物に前記画像が投影されるようにするために前記出射光を偏向するMEMSミラーと、を有するプロジェクタを備えることを特徴とするヘッドホンユニット。
  15. 請求項1乃至14の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記画像投影装置は、前記画像投影装置と対象物との間の距離及び前記画像投影装置からの対象物に対する前記画像の投射角度に関わらず、対象物に焦点が合うフォーカスフリーで前記画像を対象物に対して投影することを特徴とするヘッドホンユニット。
  16. 請求項1乃至15の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記スピーカ部が出力する前記音声の元となる音データ及び前記画像投影装置が投影する映像の元となる映像データの一方又は両方を無線で受信可能な無線通信手段を更に備えることを特徴とするヘッドホンユニット。
  17. 請求項1乃至16の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記画像の生成に関連した前記所定の装置を更に備え、前記画像の生成に関連した前記所定の装置は、前記ハウジングの内部に収容されることを特徴とするヘッドホンユニット。
  18. 請求項1乃至17の何れか1項に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記ヘッドホンユニットは、左ヘッドホンユニット又は右ヘッドホンユニットであることを特徴とするヘッドホンユニット。
  19. 請求項18に記載のヘッドホンユニットであって、
    前記ハウジングに前記センサが収容されていることを特徴とするヘッドホンユニット。
  20. 請求項18に記載のヘッドホンユニットと、
    前記ヘッドホンユニットと左右逆側の他のヘッドホンユニットと、を備えることを特徴とする一対のヘッドホンユニット。
  21. 請求項20に記載の一対のヘッドホンユニットであって、
    前記ハウジングに前記センサが収容されていることを特徴とする一対のヘッドホンユニット。
  22. 請求項20に記載の一対のヘッドホンユニットであって、
    前記他のヘッドホンユニットは、他のハウジングを備え、該他のハウジングが前記センサを収容することを特徴とする一対のヘッドホンユニット。
  23. 請求項1乃至19の何れか1項に記載のヘッドホンユニットを備えることを特徴とするヘッドホン装置。
  24. 請求項20乃至22の何れか1項に記載の一対のヘッドホンユニットを備えることを特徴とするヘッドホン装置。
  25. 請求項1乃至19の何れか1項に記載のヘッドホンユニットと、
    前記画像の生成に関連した前記所定の装置と、を備えることを特徴とするヘッドホンシステム。
  26. 請求項20乃至22の何れか1項に記載の一対のヘッドホンユニットと、
    前記画像の生成に関連した前記所定の装置と、を備えることを特徴とするヘッドホンシステム。
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