JP6409364B2 - 光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置、調整方法及び調整プログラム - Google Patents

光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置、調整方法及び調整プログラム Download PDF

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Description

本発明は、光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置、調整方法及び調整プログラムに関する。
画像読取装置では、CCDやCMOSセンサなどの光電変換素子によって原稿からの反射光(光信号)を電気信号へ変換することにより原稿情報を読み取っている。また、読取画像データに対し、画素毎の受光素子(フォトダイオード)の感度ばらつきや光源分布不均一性等を除去することを目的としたデジタル的なシェーディング補正処理、及び暗時ノイズ除去を目的とした黒シェーディング補正を施すことが一般的に知られている。
しかし、従来のシェーディング補正処理及び黒シェーディング補正処理では、必要となる基準データ(白データ、黒データ)を保持するために全画素×色数分のメモリを、白・黒それぞれに備える必要がある。
また、特許文献1及び特許文献2には、CCDイメージセンサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部の上位リファレンス電圧を調整するリファレンス電圧調整手段を具備する画像読み取り装置の光量むら補正装置が開示されている。
しかしながら、光電変換素子が光電変換したアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換部では、画素毎にばらつく受光素子の感度、光源分布不均一性、及び暗時ノイズなどを補正するために十分な精度を得にくいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換部の精度を高めることができる光電変換素子、画像読取装置、画像形成装置、調整方法及び調整プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画素毎に光電変換してアナログ画像信号を出力する複数の受光素子と、前記受光素子が出力したアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換部と、前記A/D変換部に入力される黒レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部に入力される第1リファレンス電圧を調整する第1調整部と、前記A/D変換部に入力される白レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部の変換ゲインを調整する第2調整部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換部の精度を高めることができるという効果を奏する。
図1は、画像読取装置が備える光電変換素子と画像処理部の構成を示す図である。 図2は、実施形態にかかる光電変換素子、及び画像処理部の構成を示す図である。 図3は、ADCに対するリファレンス電圧の調整例を示す図である。 図4は、Vt調整部及びVb調整部の具体的な回路構成例を示す図である。 図5は、光電変換素子が下側リファレンス電圧を調整する場合の動作を示す図である。 図6は、光電変換素子が下側リファレンス電圧を調整する場合の動作を概念的に示した概念図である。 図7は、光電変換素子が黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得する場合の動作を示す図である。 図8は、黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得する場合の動作を概念的に示した概念図である。 図9は、光電変換素子がADCの変換ゲインを仮定する場合の動作を示す図である。 図10は、光電変換素子がADCの変換ゲインを仮定する場合の動作を概念的に示した概念図である。 図11は、光電変換素子が、仮定した変換ゲインを、調整した下側リファレンス電圧を用いて調整する場合の動作を示す図である。 図12は、仮定した変換ゲインを、調整した下側リファレンス電圧を用いて調整する場合の動作を概念的に示した概念図である。 図13は、光電変換素子の変形例、及び画像処理部の構成を示す図である。 図14は、光電変換素子の変形例の要部の回路構成例を示す図である。 図15は、光電変換素子を有する画像読取装置を備えた画像形成装置の概要を示す図である。
まず、本発明がなされるに至った背景について説明する。図1は、画像読取装置が備えるCMOSリニアセンサ(光電変換素子)100と画像処理部110の構成を示す図である。光電変換部101は、例えば約7000個の受光素子(フォトダイオード)が主走査方向に配列されており、画素毎に光電変換を行う。PGA102は、例えば画素毎に受光素子が光電変換したアナログ画像信号を増幅させる。
ADC(A/D変換部)103は、PGA102が増幅させたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。ADC103は、上側リファレンス電圧(Vtref)及び下側リファレンス電圧(Vbref)が入力されており、画像データに対応するアナログ画像信号(Vimg)とアナログ黒レベル信号(Vbk)が加算されて入力されると、画像データに対応するデジタル画像信号(Dimg)とデジタル黒レベル信号(Dbk)が加算された値(下式1)を出力する。nは、ビット数(ADC分解能)である。以下、Vxxxはアナログ電圧信号を表し、Dxxxはデジタル信号を表すものとする。
Figure 0006409364
メモリ104は、デジタル画像信号を記憶する。パラ/シリ変換部105は、各メモリ104が記憶したデジタル画像信号をシリアル信号であるDimg+Dbkに変換して出力する。
画像処理部110は、例えば黒検出処理部111、メモリ112、黒シェーディング補正部113、白検出処理部114、メモリ115、シェーディング補正部116及びγ補正部117を有する。
黒検出処理部111は、デジタル黒レベル信号(Dbk)を予め取得する。メモリ112は、デジタル黒レベル信号(Dbk)を記憶する。
黒シェーディング補正部113は、原稿読み取り時において、下式2に示すように、入力されたデジタル画像データから黒レベルデータを除去し、正規の画像データ成分を取り出す。
Figure 0006409364
白検出処理部114は、予め読み取った基準白板画像データを取得する。メモリ115は、白基準画像データを記憶する。
シェーディング補正部116は、下式3に示すように、基準白板画像データ(Dwh)を用いて、画素毎に白レベル目標値(Dtar)へ正規化することにより、主走査方向の不均一性を除去したシェーディング補正後データ(Dsh)を得る。
Figure 0006409364
γ補正部117は、シェーディング補正後データに対してγ補正などの処理を行う。
次に、実施形態にかかる光電変換素子20の概要について説明する。図2は、実施形態にかかる光電変換素子(例えばCMOSリニアセンサ)20、及び画像処理部802の構成を示す図である。光電変換部200は、例えば約7000個の受光素子(フォトダイオード)が主走査方向に配列されており、画素毎に光電変換を行い、アナログ画像信号を出力する。
ADC(A/D変換部)202は、例えば約7000個設けられており、光電変換部200が光電変換したアナログ画像信号を例えば画素毎にデジタル画像信号に変換する。ADC202は、Vt調整部212が調整したリファレンス電圧が上側のリファレンス電圧として入力され、Vb調整部214が調整したリファレンス電圧が下側のリファレンス電圧として入力される。
Vb調整部(第1調整部)214は、例えばADC202に対して黒レベルのアナログ画像信号(画像データ)が入力された場合に、ADC202の下側のリファレンス電圧を調整する。Vt調整部(第2調整部)212は、例えばADC202に対して白レベルのアナログ画像信号(画像データ)が入力された場合に、ADC202の上側のリファレンス電圧を調整する。つまり、Vt調整部212は、ADC202の変換ゲインを調整することとなる。
Vt調整部212がADC202の上側のリファレンス電圧を調整する場合、レジスタ208に設定されている白レベル目標値(デジタル値)がD/A変換部(DAC)210に対して入力される。Vt調整部212は、DAC210がD/A変換した目標電圧レベル(Vtar:アナログ値)と、基準白板画像データ(アナログ値)を用いて、目的とするADC202の上側のリファレンス電圧を得る。
なお、ADC202に入力される上側のリファレンス電圧及び下側のリファレンス電圧は、いずれも調整対象となる。よって、ADC202に入力される上側のリファレンス電圧及び下側のリファレンス電圧は、それぞれのデフォルトの電圧値の絶対精度が高くなくてもよい。
メモリ204は、デジタル画像信号を記憶する。パラ/シリ変換部206は、各メモリ204が記憶したデジタル画像信号をシリアル信号に変換し、画像処理部802に対して出力する。画像処理部802は、γ補正などの処理を行うγ補正部810を有する。
ここで、光電変換素子20は、Vb調整部214がADC202の下側のリファレンス電圧を調整し、Vt調整部212がADC202の上側のリファレンス電圧を調整するので、ADC202の出力データは上述のシェーディング補正後データと等しくなっている。よって、画像処理部802は、上述した黒シェーディング補正部113及びシェーディング補正部116などの機能が不要となっている。なお、光電変換素子20の動作の詳細については後述する。
図3は、ADC202に対するリファレンス電圧の調整例を示す図である。また、図3以降に用いる信号名を以下に示す。
Vbref:下側リファレンス電圧(調整前)
Vb1:下側リファレンス電圧(調整後)
Vtref:上側リファレンス電圧(調整前)
Vt1:上側リファレンス電圧(調整後)
Vtar:白レベル目標値(アナログ電圧信号へ変換した白レベル目標値)
Vbk:黒レベル画像信号(アナログ信号)
Vwh:基準白板画像信号(アナログ信号)
Dbk:黒レベル画像信号(デジタル信号)
Dwh:基準白板画像信号(デジタル信号)
Dsh:画像データ(デジタル信号、シェーディング補正後)
Dtar:白レベル目標値
Dwh:基準白板画像データ(デジタル信号、Vt調整前(Vb1,Vtref))
Dwh1:基準白板画像データ(デジタル信号、Vt調整後(Vb1,Vt1))
図3(a)に示すように、下側のリファレンス電圧Vbの調整は、ADC202に対して黒レベルデータ(黒データ)を入力した時に行う。例えば、デジタルデータが0となるように下側のリファレンス電圧Vb1を調整する。
図3(b)に示すように、上側のリファレンス電圧Vtの調整は、ADC202に対して白レベルデータ(白データ)を入力した時に行う。例えば、デジタルデータが白目標値(Dtar)となるように上側のリファレンス電圧Vt1を調整する。
図3(c)に示すように、原稿読取時には、ADC202は、下側のリファレンス電圧をVb1とし、上側のリファレンス電圧をVt1とすることにより、A/D変換と同時に黒シェーディング補正、及び白シェーディング補正の効果を得ることができる。
なお、上側のリファレンス電圧Vt1は、下式4によって算出される。
Figure 0006409364
また、上式4及び上式1から、下式5が導かれる。
Figure 0006409364
なお、上式5の左辺は、任意のデジタル画像信号Dimgのシェーディング補正後データ(上式3)である。また、上式5の右辺は、任意のアナログ画像信号Vimgに対する、上側及び下側のリファレンス電圧調整後(Vtref→Vt1、Vbref→Vb1)のADC202の出力である。
図4は、Vt調整部212及びVb調整部214の具体的な回路構成例を示す図である。Vt調整部212は、ADC202の変換ゲインを仮定するVt仮定部220を有する。Nは、並列に処理されるADC202を区別する番号を表す。また、図4以降に用いる信号名を以下に示す。
VtN:上側リファレンス電圧(調整後)
VbN:下側リファレンス電圧(調整後)
Vimg_N:入力画像信号(アナログ信号)
BKGT:黒レベル入力ゲート信号(黒画像入力時にアサート)
WHGT:白板読取ゲート信号(白画像入力時にアサート)
DOCGT:原稿読取ゲート信号(原稿読取時にアサート)
光電変換素子20は、Vb調整部214及びVt調整部212が以下の(1)〜(3)の動作を順に行うことにより、Dsh_xとしてシェーディング補正処理後のデータを得る。
(1)黒画像データが入力される時に、BKGTをONにし、WHGTをOFFにし、DOCGTをOFFにして、下側リファレンス電圧VbNを調整する。
(2)白板画像データが入力される時に、BKGTをOFFにし、WHGTをONにし、DOCGTをOFFにして、リファレンス電圧のダイナミックレンジ(VbN〜VtN幅)を調整する。
(3)原稿読取時には、BKGTをOFFにし、WHGTをOFFにし、DOCGTをONにして、上側リファレンス電圧VtNを決定する。
次に、光電変換素子20(主にVb調整部214及びVt調整部212)の動作について詳述する。まず、光電変換素子20は、例えばVb1を黒画像レベル(アナログ電圧)の平均値とすることにより、黒レベルをデジタル出力コード0相当と設定する。
次に、光電変換素子20は、Vt1を調整する場合に、レジスタ208に設定された白レベル目標値(Dtar、レジスタ設定値)をDAC210がアナログ電圧へ変換し、これを調整の基準信号電圧(Vtar)とする。
Vt仮定部220は、Vtarを入力抵抗Ri1とTi1(FETのON抵抗)によって分圧し、オペアンプの+端子へ入力する。また、オペアンプの−端子には、基準白板読み取り時にのみONにされるスイッチ(SW1)が構成され、白板アナログ画像信号のみが入力される。この時、オペアンプは、+端子(分圧されたVtar)と−端子(白板画像信号レベル)が等しくなるよう出力電圧を調整するため、VtarとVimg_1の関係はRi1とTi1による分圧率の関係と等しくなる。
一方、Vt仮定部220の出力段には、Ri1及びTi1と同じ抵抗値、同じFETであるRo1及びTo1が設けられている。出力段のTo1は、入力段のTi1とゲート及びソース端子が共通である。よって、出力段のRo1及びTo1は、入力段のRi1及びTi1と等しい分圧率を実現する。
ここで、Vtar/Vimgの関係と、Vtref/Vt1の関係(比率)は等しいため、VimgをADC202がA/D変換した出力がDtarとなるようなVt1が得られる。光電変換素子20は、このVt1をADC202の上側リファレンス電圧とする。また、光電変換素子20は、1〜Nまで同様の処理を並列に行う。
上述した関係は、下式6によって示される。
Figure 0006409364
上式6においては、以下の記号等が用いられている。
VtN:上側リファレンス電圧(調整後)
(Vtref−Vbref):調整前ダイナミックレンジ
Vwh:白レベル画像入力信号(アナログ)
Vwh−VbN:白レベル(読取データ)
Vtar−Vbref:白レベル目標値
VbN:下側リファレンス電圧(調整後)
また、上式6の右辺の比率の算出においては、VwhとVtarのオフセット成分が異なっているため、ハードウェアによるVwhのオフセット成分の変換(VbN→Vbref)を行う。
具体的な光電変換素子20のハードウェアでは、白レベル画像Vwhの取得時にはSW_Cw1をONにし、Vtを仮定する演算時にはSW_Cw2をONにする。これにより、Vtを仮定する演算時には、DAC210及びVt調整部212がすべてVbref基準となり、演算処理が可能となる。
この時点では、すべての信号の基準電圧はVbrefであり、共通であるため、上式6は下式7に簡略化可能である。
Figure 0006409364
ここで仮定したVtNは、目的とするADC202のダイナミックレンジであるが、基準がVbrefのままであるため、最後にVbNを基準とする値に調整される。上式7に示したように、VtNを算出するために必要な値は、Vtref(デフォルトの上側リファレンス電圧、及びVwh/Vtar(白板読取時の信号レベルと白レベル目標値との比率)である。
光電変換素子20は、ハードウェアによる演算のために、Vt仮定部220のオペアンプによってFETのゲート電圧を制御し、アナログ電圧比を抵抗分圧比へ変換する。一方、Vt仮定部220は、入力段側と出力段側とで同じ抵抗、同じFETにより構成された分圧回路によってVtrefを分圧することにより、目的となる仮定のVtNを得る。
即ち、Vt仮定部220は、FETのON抵抗をTi,Toとすると、オペアンプの+端子電圧が−端子電圧と等しくなることから、下式8〜10に示したように、VtNをハードウェアによって算出する。
Figure 0006409364
Figure 0006409364
Figure 0006409364
最後に、Vt調整部212は、仮定したVtNに対し、オフセット成分を加算する調整(Vbref→VbN)を行い、最終的なVtNをADC202の上側リファレンス電圧へ入力する。
以下、図4を用いて説明した光電変換素子20の動作を、図5〜図12を用いてさらに詳述する。ここでは、光電変換素子20は、ADC202が基準白板画像信号を入力された場合に、例えば200digitのDtarを出力するように、VbN及びVtNを設定することとする。
第1に、図5及び図6を用いて、光電変換素子20が下側リファレンス電圧(Vb1〜VbN)を調整(黒レベル生成)する場合の動作について説明する。図5は、光電変換素子20が下側リファレンス電圧を調整する場合の動作を示す図である。図6は、光電変換素子20が下側リファレンス電圧を調整する場合の動作を概念的に示した概念図である。
図5に示すように、Vb調整部214は、アナログ画像信号Vimg_1として黒レベルデータが入力されているときに、BKGTによりSW2をONにして、黒レベル読取時の入力電圧を、ADC202の下側リファレンス電圧としてコンデンサCb1に保持する。この電圧レベルは、主に電気的な要因で発生するため、画素への入射光量によらず一定のオフセット成分となって現れる。また、画素毎に異なるレベルを持つため、1〜NのVb調整部214それぞれに保持し、1〜NのADC202の下側リファレンス電圧黒レベルとする。
ここで、図6に例示するように、黒レベルを基準とした下側リファレンス電圧(Vb1)が設定される。
第2に、図7及び図8を用いて、光電変換素子20が黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得する場合の動作について説明する。図7は、光電変換素子20が黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得する場合の動作を示す図である。図8は、黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得する場合の動作を概念的に示した概念図である。
図7に示すように、Vt仮定部220は、Vimg_1として白レベルデータが入力されているときに、WHGTによりSW1及びSW_Cw1をONにして、黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得する。即ち、コンデンサCw1の一端がVb1に接続されているため、Cw1には黒オフセット成分であるVb1を含まない画像信号成分のみが充電される。
ここで、図8に例示するように、Vt仮定部220のオペアンプの−端子側の電圧レベルがV_Cw1となる。
第3に、図9及び図10を用いて、光電変換素子20がADC202の変換ゲインを仮定する場合の動作について説明する。図9は、光電変換素子20がADC202の変換ゲインを仮定する場合の動作を示す図である。図10は、光電変換素子20がADC202の変換ゲインを仮定する場合の動作を概念的に示した概念図である。
図9に示すように、Vt仮定部220は、WHGTによりSW1及びSW_Cw1をOFFにし、SW_Cw2をONにして、コンデンサCw1のオフセットレベルをVb1からVbrefに切替える。これにより、オペアンプの−端子の電位は、黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号と、DAC210の下側リファレンス電圧(Vbref)の和となる。このように、Vt仮定部220は、基準の電圧を、調整リファレンスとするVtarと等しくすることにより、それぞれの信号成分に対して比較・演算することを可能にする。
また、定常的には、出力コンデンサCt1(Vt1となる)には、VtrefをRo1/To1(=Ri1/Ti1)で分圧した電圧レベルが充電される。この電圧Vt1は、仮の上側リファレンス電圧であり、ADC202は、上側リファレンス電圧がVt1にされ、下側リファレンス電圧がVbrefにされると、V_Cw1が入力された場合に、200digitを出力することとなる(図10参照)。
第4に、図11及び図12を用いて、光電変換素子20が仮定した変換ゲインを、調整した下側リファレンス電圧Vb1を用いて調整する場合の動作について説明する。図11は、光電変換素子20が、仮定した変換ゲインを、調整した下側リファレンス電圧Vb1を用いて調整する場合の動作を示す図である。図12は、仮定した変換ゲインを、調整した下側リファレンス電圧Vb1を用いて調整する場合の動作を概念的に示した概念図である。
図11に示すように、Vt調整部212は、例えば原稿読取時に、DOCGTによってSW_Ct2をOFFにし、SW_Ct1をONにして、Ct1のオフセットレベルをVbrefからVb1に切替える。これにより、Vt調整部212は、仮定した変換ゲインを調整することができ、目的となるADC202の最終的な上側リファレンス電圧を得る。即ち、出力コンデンサCt1の電位(Vt1)は、基準白板読取データをADC202がA/D変換した場合に200digitを出力するような上側リファレンス電圧となる。
また、Ct1のオフセットレベルがVbrefからVb1に切替えられると、ADC202は、上側リファレンス電圧が調整されたVt1にされ、下側リファレンス電圧がVb1にされて、上下のリファレンス電圧が確定される。
また、光電変換素子20は、原稿読取後にBKGT、WTGT、DOCGTをすべてOFFの信号にする。そして、光電変換素子20は、図9に示した状態で待機し、上述したいずれの動作にも移行可能にされる。
このように、光電変換素子20は、Vt調整部212及びVb調整部214を備えているので、AD変換とシェーディング補正を同時に実施することができる。また、ADC202は、上側のリファレンス電圧及び下側のリファレンス電圧が、入力されるアナログ画像信号に対して有効な範囲に設定されるので、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する精度が高められる。
次に、光電変換素子20の変形例について説明する。図13は、光電変換素子20の変形例及び画像処理部802の構成を示す図である。光電変換部200は、RGBの各画素が色毎に主走査方向に配列され、RGBの画素毎に1つのカラムとなってアナログ画像信号を共通のADC202に対して出力するように構成されてもよい。また、1つのカラムは、RGBの各画素が1つずつ含まれることに限定されず、例えばRGBの各画素が2つずつ含まれてもよい。
光電変換素子20の変形例は、カラム毎に信号を処理する複数の処理部240を有する。処理部240は、ADC202、メモリ204、Vt調整部230、Vb調整部232、及び複数のVt保持部、Vb保持部を有する。Vt保持部及びVb保持部の数は、1カラムに含まれる画素数に応じて設定される。また、処理部240は、各画素それぞれに対するVt及びVbの調整データを切替えて用いるためのスイッチSW3〜SW8が設けられている。
例えば、光電変換部200は、RGBの各色に対してeven/oddの画素が設けられ、6画素が1カラムとされる。この場合、6つのVt保持部及び6つのVb保持部に、それぞれR(even)、R(odd)、G(even)、G(odd)、B(even)、B(odd)のデータが保持され、各々の信号データを処理するタイミングに該当するスイッチのみがONにされる。光電変換素子20の変形例のその他の動作は、光電変換素子20と同様である。
図14は、光電変換素子20の変形例の要部の回路構成例を示す図である。光電変換素子20の変形例は、切替Vt仮定部250及び切替Vb調整部252を有する。光電変換素子20の変形例では、黒、白、原稿の各データ入力時に、カラム内の画素に該当するコンデンサ(電圧保持部)に、SW8〜SW10によって接続が切替えられる。そして、光電変換素子20の変形例は、以下のように動作する。
黒画像入力時には、BKGTをONにし、WHGTをOFFにし、DOCGTをOFFにして、下側リファレンス電圧VbNを調整する。ここで、カラム内の画素毎に、CbNに黒レベルデータが保持される。
例えば、Red/evenの入力時にはCb1がON(Cw1がON、Ct1がON)にされ、Red/oddの入力時にはCb2がON(Cw2がON、Ct2がON)にされ、順次に、Blue/oddの入力時にCb6がON(Cw6がON、Ct6がON)となるまで動作する。
白板画像入力時には、BKGTをOFFにし、WHGTをONにし、DOCGTをOFFにして、リファレンス電圧のダイナミックレンジ(VbN〜VtN幅)を調整する。ここで、カラム内の画素毎に、CbNに白レベルデータが保持される。
例えば、Red/evenの入力時にはCw1がON(Cb1がON、Ct1がON)にされ、Red/oddの入力時にはCw2がON(Cb2がON、Ct2がON)にされ、順次に、Blue/oddの入力時にCw6がON(Cb6がON、Ct6がON)となるまで動作する。
原稿読取時には、BKGTをOFFにし、WHGTをOFFにし、DOCGTをONにして、上側リファレンス電圧VtNを決定する。ここで、カラム内の画素毎に、CtNにダイナミックレンジデータが保持される。
例えば、Red/evenの入力時にはCt1がON(Cb1がON、Cw1がON)にされ、Red/oddの入力時にはCt2がON(Cb2がON、Cw2がON)にされ、順次に、Blue/oddの入力時にCt6がON(Cb6がON、Cw6がON)となるまで動作する。
なお、CwN、CtNは、基準電圧をVbNとする場合があるため、各コンデンサのスイッチは、画素毎にすべて連動して動作する。例えば、Red/even信号データ処理時は、Cb1、Cw1、Ct1がONする。
また、光電変換素子20が行うADC202の下側リファレンス電圧VbNの調整、及び上側リファレンス電圧VtNの調整は、光電変換素子20が内部に備えるCPU又はタイミング制御部など(図示せず)によって実行されてもよいし、外部のCPUなどから実行されてもよい。また、ADC202の下側リファレンス電圧VbNの調整、及び上側リファレンス電圧VtNの調整は、光電変換素子20の内部又は外部に設けられたCPUが例えばメモリからロードして実行する調整プログラムによって行われてもよい。
この調整プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
次に、実施形態にかかる光電変換素子20を備えた画像読取装置及び画像形成装置について説明する。図15は、光電変換素子20を有する画像読取装置60を備えた画像形成装置50の概要を示す図である。画像形成装置50は、画像読取装置60と画像形成部70とを有する例えば複写機やMFP(Multifunction Peripheral)などである。
画像読取装置60は、例えば光電変換素子20、LEDドライバ(LED_DRV)600及びLED602を有する。LEDドライバ600は、例えば図示しないタイミング制御部が出力するライン同期信号などに同期して、LED602を駆動する。LED602は、原稿に対して光を照射する。光電変換素子20は、ライン同期信号などに同期して、原稿からの反射光を受光して図示しない複数の受光素子(PD)が電荷を発生させて蓄積を開始する。そして、光電変換素子20は、パラレルシリアル変換等を行った後に、画像データを画像形成部70に対して出力する。
画像形成部70は、処理部80とプリンタエンジン82とを有し、処理部80とプリンタエンジン82とがインターフェイス(I/F)84を介して接続されている。
処理部80は、LVDS800、画像処理部802及びCPU804を有する。CPU804は、図示しないメモリなどに記憶されたプログラムを実行し、光電変換素子20などの画像形成装置50を構成する各部を制御する。また、CPU804又は図示しないタイミング制御部などは、各PDが受光量に応じて電荷を発生させることを略同時に開始するよう制御する。
光電変換素子20は、LVDS800に対して例えば画像読取装置60が読取った画像の画像データ、ライン同期信号及び伝送クロックなどを出力する。LVDS800は、受入れた画像データ、ライン同期信号及び伝送クロックなどをパラレル10ビットデータに変換する。画像処理部802は、変換された10ビットデータを用いて画像処理を行い、画像データなどをプリンタエンジン82に対して出力する。プリンタエンジン82は、受入れた画像データを用いて印刷を行う。
20 光電変換素子
50 画像形成装置
60 画像読取装置
70 画像形成部
200 光電変換部
202 ADC
204 メモリ
208 レジスタ
210 DAC
212 Vt調整部
214 Vb調整部
220 Vt仮定部
250 切替Vt仮定部
252 切替Vb調整部
特開平11−234471号公報 特許第3299168号公報

Claims (9)

  1. 画素毎に光電変換してアナログ画像信号を出力する複数の受光素子と、
    前記受光素子が出力したアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換部と、
    前記A/D変換部に入力される黒レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部に入力される第1リファレンス電圧を調整する第1調整部と、
    前記A/D変換部に入力される白レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部の変換ゲインを調整する第2調整部と
    を有することを特徴とする光電変換素子。
  2. 前記第2調整部は、
    前記A/D変換部に入力される白レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部に入力される第2リファレンス電圧を調整することにより、前記変換ゲインを調整すること
    を特徴とする請求項1に記載の光電変換素子。
  3. 前記第2調整部は、
    前記第1調整部が調整した前記第1リファレンス電圧を用いて、前記第2リファレンス電圧を調整すること
    を特徴とする請求項2に記載の光電変換素子。
  4. 前記第1調整部は、
    前記第1リファレンス電圧が黒レベルのアナログ画像信号と同じになるように調整すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  5. 前記A/D変換部は、
    複数の前記受光素子が出力したアナログ画像信号をそれぞれ画素毎にデジタル画像信号に変換し、
    前記第1調整部は、
    前記A/D変換部が変換を行う画素毎に前記第1リファレンス電圧を調整し、
    前記第2調整部は、
    前記A/D変換部が変換を行う画素毎に前記変換ゲインを調整すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光電変換素子を有すること
    を特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項6に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読取った画像データに基づく画像を形成する画像形成部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換部に入力される黒レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部に入力される第1リファレンス電圧を調整する第1調整工程と、
    調整した前記第1リファレンス電圧を用いて、黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得する工程と、
    取得した白レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部の変換ゲインを仮定する工程と、
    仮定した前記変換ゲインを、調整した前記第1リファレンス電圧を用いて調整する第2調整工程と
    を含む調整方法。
  9. アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換部に入力される黒レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部に入力される第1リファレンス電圧を調整する第1調整ステップと、
    調整した前記第1リファレンス電圧を用いて、黒レベルのアナログ画像信号を含まない白レベルのアナログ画像信号を取得するステップと、
    取得した白レベルのアナログ画像信号に応じて、前記A/D変換部の変換ゲインを仮定するステップと、
    仮定した前記変換ゲインを、調整した前記第1リファレンス電圧を用いて調整する第2調整ステップと
    をコンピュータに実行させるための調整プログラム。
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