JP6408274B2 - 通信装置及び制御方法 - Google Patents
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Description
同図は、光通信回線を介してIP電話を行うIP電話システムの例である。電話機90−1及び90−2は、IP電話の利用者が通話に用いる電話機である。電話機90−1は、VoIPアダプタ91−1に接続される。電話機90−2は、VoIPアダプタ91−2に接続される。VoIPアダプタ91−1及び91−2は、電話機をVoIP(Voice over Internet Protocol)によるIP電話に対応させるためのアダプタ装置である。VoIPアダプタ91−1はONU92−1に接続される。VoIPアダプタ91−2はONU92−2に接続される。ONU(Optical Network Unit)92−1及び92−2は、光通信回線における加入者側の光回線終端装置である。ONU92−1及び92−2は、カプラ93を介してOLT94と通信する。カプラ93は、光通信回線において光信号の入出力を集約又は分配する機器である。
電力供給装置98は、ONU92−1に電力を供給する装置である。電力供給装置98には、同図の太線で示される電力系統から電力が供給される。
ONU92は、需要部921−1〜921−3、制御部922及び電力供給部923を備える。需要部921−1〜921−3は、ONU92を構成する機能部であり、その動作に電力を必要とする機能部である。同図では、ONU92はこれら3つの需要部を備えるが、ONU92が備える需要部の数は同図と異なる数であってもよい。以下の説明では、特に区別しない限り需要部921−1〜921−3を需要部921と記載する。
制御部922は、自装置の間欠動作を制御する。具体的には、制御部922は、バッテリによる電力供給が開始されたことの通知を電力供給装置98から受ける。制御部922は、上記通知を受けると間欠動作を開始することを判断する。例えば、制御部922は、タイマー機能を有し、所定時間を計時するごとに、自装置への電力供給の停止を電力供給部923に指示する。
電力供給部923は、電力供給装置98から供給される電力を各需要部921に供給する。
バッテリ981は、電力系統に異常が生じた際に、バックアップの電源として用いられるバッテリ装置である。
検知部982は、電力系統の異常を検知する。検知部982は、電力系統に異常が発生したことを検知すると、ONU92に電力を供給する電源をバッテリ981に切り替える。そして、検知部982は、電源をバッテリ981に切り替えたことをONU92の制御部922に通知する。
変換器983は、電力系統から出力される電力をONU92に供給可能な電力に変換する。例えば、変換器983は交流電圧を直流電圧に変換する。変換器983は、変換後の電力を電力供給部923に供給する。
同図において、横軸は時間、縦軸は電力を表す。同図では、時刻t0〜t1の期間、時刻t3〜t4の期間及び時刻t6〜t7の期間において、ONU92への電力供給が停止されている(図中の「電源断」の期間)。そして、時刻t1、t4及びt7において電源が投入され、それぞれ時刻t2、t5及びt8にONU92の起動が完了している(図中の「起動」の期間)。その後、時刻t2〜t3の期間、時刻t5〜t6の期間及び時刻t8〜t9の期間において、ONU92は通常の動作を行っている(図中の「通常動作」の期間)。
このような間欠動作を行うことにより、ONU92は、バッテリ981の電力消費を抑えることができる。
上記事情に鑑み、本発明は、通信を中継する通信装置において、間欠動作中の電力消費をより低減することができる技術を提供することを目的としている。
図1は、第1実施形態のONU3の機能構成を示す機能ブロック図である。
なお、第1実施形態のONU3(通信装置の一例)を用いたIP電話システムにおける上位ネットワークの構成は、図12に示す従来構成と同様である。そのため、同図では、ONU3の上位ネットワークの構成の記載を省略している。
電話機1(端末の一例)は、利用者がIP電話による音声通信に用いる電話機である。電話機1は、VoIPアダプタ2に接続される。VoIPアダプタ2は、電話機をVoIPによるIP電話に対応させるためのアダプタ装置である。VoIPアダプタ2はONU3に接続される。ONU3は、光通信回線における加入者側の光回線終端装置である。ONU3は、カプラ4を介してOLT5と通信する。カプラ4は、光通信回線において光信号の入出力を集約又は分配する機器である。
なお、ONU3の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。ONUプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。ONUプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
第2通信部32は、LAN(Local Area Network)等の通信インターフェースを用いて構成される。第2通信部32は、OLT5と通信する。
省電力起動部35は、省電力起動処理を行う。省電力起動処理とは、自装置において電源が投入された後、自装置を省電力状態に起動させる処理である。省電力状態とは、IP電話の着信に最低限必要な機能のみが動作する状態である。本実施形態では、第2通信部32、信号処理部33、起動判定部37、電源断判定部38及び電力供給部39が起動した状態を省電力状態とする。なお、ONU3が不揮発性メモリやハードディスクなどの記憶装置を備える場合、リンクの確立やSIPサーバへの登録に必要な情報がこれらの記憶装置に記憶されることによって、省電力状態におけるリンクの確立処理やSIPサーバへの登録処理が省略されてもよい。
起動判定部37は、起動判定処理を行う。起動判定処理とは、間欠動作によって自装置が停止している状態(以下、「電源断状態」という。)において、省電力起動処理を行うか否かを判定する処理である。省電力起動処理の詳細は後述する。また、起動判定部37は、例えば電話機1とVoIPアダプタ2との間の信号線における抵抗あるいは電圧を測定し、測定結果から電話機1におけるオンフックの状態又はオフフックの状態を取得する。起動判定部37は、取得したオンフックの状態又はオフフックの状態を間欠動作判定部36及び電源断判定部38に通知する。なお、起動判定部37は、電源断状態においても動作するため、電源断状態においても動作可能となるように構成される必要がある。例えば、起動判定部37は専用のバッテリを備えるように構成されてもよい。
電力供給部39は、外部の電力供給装置から供給される電力を自装置の各機能部に供給する。また、電力供給部39は、間欠動作判定部36又は電源断判定部38の指示に応じて電力の供給を停止し、電源断処理を実行する。
なお、同図のフローチャートは、ONU3の電源が投入され、ONU3が通常起動処理を開始する前の状態から開始する。
まず、通常起動部34が、通常起動処理を行う(ステップS101)。通常起動処理が完了すると、間欠動作判定部36は、間欠動作判定処理を行う(ステップS102)。間欠動作判定処理において、間欠動作を行わないことが判定された場合(ステップS102−“間欠動作しない”)、間欠動作判定部36は、間欠動作判定処理を繰り返す。一方、間欠動作判定処理において、間欠動作を行うことが判定された場合(ステップS102−“間欠動作する”)、間欠動作判定部36は、電力供給部39に電源断処理の実行を指示する。電力供給部39は、電源断処理を実行する(ステップS103)。
まず、間欠動作判定部36は、自装置の電力供給に異常が発生していないかを判定する(ステップS201)。例えば、間欠動作判定部36は、自装置に電力を供給する電源装置から出力される電力の有無を検知することによって、異常の発生を判定してもよい。その場合、例えば、間欠動作判定部36は、メインの電源装置から電力が出力されていること、又はバックアップの電源装置から電力が出力されていないことをもって、異常なしと判断してもよい。また、例えば、間欠動作判定部36は、メインの電源装置から電力が出力されていないこと、又はバックアップの電源装置から電力が出力されていることをもって、異常ありと判断してもよい。また、間欠動作判定部36は、電源装置や電力供給部39から電力供給に異常が発生したことの通知を受けるように構成されることによって、これらの通知に基づいて異常の発生を判定してもよい。間欠動作判定部36が、上記異常の発生を判定する方法は、上記と異なる他の方法であってもよい。
まず、起動判定部37は、電話機1がオフフックの状態であるか否かを判定する(ステップS301)。電話機1がオフフックの状態であると判定された場合(ステップS301−YES)、起動判定部37は、通話が行われようとしていると判断して、省電力起動処理を行うことを判断する(ステップS302)。一方、電話機1がオフフックの状態でない(オンフックの状態である)ことが判定された場合(ステップS301−NO)、起動判定部37は、電源断状態の継続時間(以下、「非アクティブ時間」という。)が所定の閾値TSより大きいか否かを判定する(ステップS303)。非アクティブ時間が閾値TSより大きい場合(ステップS303−YES)、ステップS302に進み、起動判定部37は、省電力起動処理を行うことを判断する。一方、非アクティブ時間が閾値TS以下である場合(ステップS303−NO)、省電力起動処理を行わないことを判断する(ステップS304)。
まず、電源断判定部38は、Inviteフレームが受信されたか否かを判定する(ステップS401)。電源断判定部38は、信号処理部33の通知の有無に基づいて上記判定を行う。Inviteフレームが受信されたことが判定された場合(ステップS401−YES)、電源断判定部38は、他の電話機から通話発信が行われていると判断して、通常起動処理を行うことを判断する(ステップS402)。一方、Inviteフレームが受信されていないことが判定された場合(ステップS401−NO)、電源断判定部38は、電話機1がオンフックの状態であるか否かを判定する(ステップS403)。
同図において、横軸は時間、縦軸は電力を表す。同図では、時刻t10〜t11の期間、時刻t13〜t14の期間及び時刻t16〜t17の期間において、ONU3への電力供給が停止されている(図中の「電源断」の期間)。そして、時刻t11、t14及びt17において電源が投入され、それぞれ時刻t12、t15及びt18にONU3の省電力状態での起動が完了している(図中の「省電力起動」の期間)。その後、時刻t12〜t13の期間、時刻t15〜t16の期間及び時刻t18〜t19の期間において、ONU3は省電力状態で動作している(図中の「省電力動作」の期間)。そして、時刻t19において通常起動処理が開始されている。時刻t20に通常起動処理が完了し、時刻20〜t21の期間において、ONU3は通常状態で動作している(図中の「通常動作」の期間)。省電力状態では、第2通信部32、信号処理部33、起動判定部37、電源断判定部38及び電力供給部39のみが起動しており、通常起動状態よりも動作する機能部が少ない。そのため、省電力状態において単位時間に消費される電力は通常起動状態よりも小さくなる。さらに、省電力起動は通常起動よりも起動する機能部が少ない。そのため、省電力起動に要する時間は通常起動に要する時間よりも短くなる。
このように、ONU3が省電力状態でIP電話の開始を待機することによって、待機中の消費電力が低減される。この省電力状態での待機によって、ONU3は間欠動作中における電力消費をより低減することが可能となる。
間欠動作判定部36は、間欠動作判定処理において、現在時刻から予め設定された所定時間遡った過去時刻までの間に、第1通信部31及び第2通信部32においてフレームの受信がない場合、間欠動作を行うことを判定してもよい。また、間欠動作判定部36は、IP電話の使用頻度が低い夜間にのみ間欠動作を行うことを判定してもよい。また、ONU3は、OLT5の指示により間欠動作を行うように構成されてもよい。ONU3に間欠動作を行わせるか否かの判定は、上記以外の基準に基づいて判定されてもよい。
図7は、第2実施形態のONU3aの機能構成を示す機能ブロック図である。
同図において、図1と同様の機能を有する機能部には図1と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
ONU3aは、信号処理部33に代えて信号処理部33aを備える点、電源断判定部38に代えて電源断判定部38aを備える点、特定フレーム受信部40をさらに備える点でONU3と異なる。
信号処理部33aは、第1通信部31及び第2通信部32によって送受信される信号について、Inviteフレームの検出以外の信号処理を行う。例えば、第1通信部31と第2通信部32との間の信号の中継などの処理である。また、信号処理部33aは、受信された信号から呼び出しや通話等のIP電話のシーケンスが終了したことを検知すると、Inviteフレームが検出されなかったとして間欠動作判定部36に通知する。
電源断判定部38aは、電源断判定処理を行う。電源断判定処理において、電源断判定部38aは、Inviteフレームの検出の通知を特定フレーム受信部40より受け、電話機1のオンフック又はオフフックの状態の検出の通知を起動判定部37より受ける。
特定フレーム受信部40は、第2通信部32において受信された信号からInviteフレームを検出する。特定フレーム受信部40は、Inviteフレームを検出すると、Inviteフレームが検出されたことを電源断判定部38aに通知する。また、起動判定部37は、電話機1におけるオンフックの状態又はオフフックの状態を検出する。起動判定部37は、取得したオンフックの状態又はオフフックの状態を間欠動作判定部36及び電源断判定部38aに通知する。
図8は、第3の実施形態のONU3bの機能構成を示す機能ブロック図である。
同図において、図7と同様の機能を有する機能部には図7と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
ONU3bは、通常起動部34に代えて追加起動部41を備える点でONU3aと異なる。
追加起動部41は、省電力状態と通常状態との差分の機能のみを起動する。以下、この差分機能のみを起動する処理を、追加起動処理と呼ぶ。すなわち、追加起動部41は、第1実施形態又は第2実施形態における通常起動処理を行うことなく、省電力状態で起動しているONU3bを通常状態に移行させる。なお、本実施形態における通常起動処理は、省電力起動処理の後に追加起動処理を行うことによって実現される。
同図において、図2と同様の処理には図2と同じ符号を付すことによって、説明を省略する。
ステップS106の電源断判定処理において、通常起動処理を行うことが判定された場合(ステップS106−“通常起動する”)、追加起動部41は、追加起動処理を行う(ステップS501)。
同図において、図5と同様の処理には図5と同じ符号を付すことによって、説明を省略する。
ステップS401において、Inviteフレームが受信されたことが判定された場合、又は、ステップS403において、電話機1がオンフックの状態でない(オフフックの状態である)ことが判定された場合、電源断判定部38bは、追加起動処理を行うことを判断する(ステップS601)。
同図において、横軸は時間、縦軸は電力を表す。同図では、時刻t30〜t31の期間、時刻t33〜t34の期間及び時刻t36〜t37の期間において、ONU3bへの電力供給が停止されている(図中の「電源断」の期間)。そして、時刻t31、t34及びt37において電源が投入され、それぞれ時刻t32、t35及びt38にONU3bの省電力状態での起動が完了している(図中の「省電力起動」の期間)。その後、時刻t32〜t33の期間、時刻t35〜t36の期間及び時刻t38〜t39の期間において、ONU3bは省電力状態で動作している(図中の「省電力動作」の期間)。そして、時刻t39において追加起動処理が開始されている。時刻t40に追加起動処理が完了し、時刻40〜t41の期間において、ONU3bは通常状態で動作している(図中の「通常動作」の期間)。
第1実施形態のONU3では、図6に示すように省電力状態から通常状態への移行に、
時刻t19から時刻t20までの時間がかかっている。これに対し、本実施形態では、ONU3bは、時刻t39から時刻t40までの時間で、省電力状態から通常状態に移行している。このように、省電力状態から通常状態への移行を、追加起動処理によって行うことにより、より迅速な通常状態への移行が可能となる。そして、通常状態への移行が迅速に行われることによって、省電力状態から通常状態への移行に要する電力消費が低減される。
Claims (5)
- 自装置を介して通信を行う端末の信号を中継するとともに、自装置への電力供給を間欠的に行うことで自装置の電力消費を低減させる間欠動作を行う通信装置であって、
自装置が中継する前記信号に基づいて、前記端末が通信を開始するための制御信号が受信されたか否かを検知する信号処理部と、
前記端末のフックの状態を検知するとともに、間欠動作中の状態であって自装置への電力供給が停止されている電源断状態において、間欠動作中の状態であって必要な機能のみが動作する省電力状態又は自装置の全ての機能が動作する通常状態で自装置を起動させるか否かを、前記端末のフックの状態に基づいて判定する起動判定部と、
自装置が通常状態で起動している状態において、間欠動作を自装置に実行させるか否かを、前記端末のフックの状態及び前記信号処理部の検知結果に基づいて判定する間欠動作判定部と、
自装置が省電力状態で起動している状態において、自装置への電力供給を停止するか、又は自装置を通常状態で起動させるかを、前記端末のフックの状態及び前記信号処理部の検知結果に基づいて判定する電源断判定部と、
前記電源断判定部あるいは前記間欠動作判定部の判定結果に基づいて、自装置への電力供給を停止する電力供給部と、
前記起動判定部あるいは前記電源断判定部の判定結果に基づいて、自装置を通常状態で起動させるか、又は前記起動判定部の判定結果に基づいて、自装置を省電力状態で起動させる起動部と、
を備え、
前記起動判定部は、前記端末がオフフックの状態である場合に、自装置を前記省電力状態又は前記通常状態で起動させることを判定し、
前記間欠動作判定部は、前記端末がオンフックの状態でありかつ前記制御信号の受信が検知されていない場合に、自装置に間欠動作を実行させることを判定し、
前記電源断判定部は、前記制御信号の受信が検知された場合、又は前記制御信号の受信が検知されずかつ前記端末がオフフックの状態である場合に、自装置の起動状態を通常状態に移行させることを判定する、
通信装置。 - 前記起動判定部は、前記端末がオンフックの状態でありかつ自装置への電力供給が停止されている停止期間が所定の期間より長い場合に、自装置を省電力状態で起動させることを判定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記電源断判定部は、前記制御信号の受信が検知されずかつ前記端末がオンフックの状態でありかつ自装置が省電力状態で起動している時間が所定の閾値よりも大きい場合に、自装置への電力供給を停止することを判定する、
請求項1に記載の通信装置。 - 前記電源断判定部によって、自装置の起動状態を通常状態に移行させることが判定された場合に、通常状態と省電力状態との差分の機能を動作させ、自装置の起動状態を通常状態に移行させる追加起動部をさらに備える、
請求項1に記載の通信装置。 - 自装置を介して通信を行う端末の信号を中継するとともに、自装置への電力供給を間欠的に行うことで自装置の電力消費を低減させる間欠動作を行う通信装置が行う制御方法であって、
自装置が中継する前記信号に基づいて、前記端末が通信を開始するための制御信号が受信されたか否かを検知する信号処理ステップと、
前記端末のフックの状態を検知するとともに、間欠動作中の状態であって自装置への電力供給が停止されている電源断状態において、間欠動作中の状態であって必要な機能のみが動作する省電力状態又は自装置の全ての機能が動作する通常状態で自装置を起動させるか否かを、前記端末のフックの状態に基づいて判定する起動判定ステップと、
自装置が通常状態で起動している状態において、間欠動作を自装置に実行させるか否かを、前記端末のフックの状態及び前記信号処理ステップの検知結果に基づいて判定する間欠動作判定ステップと、
自装置が省電力状態で起動している状態において、自装置への電力供給を停止するか、又は自装置を通常状態で起動させるかを、前記端末のフックの状態及び前記信号処理ステップの検知結果に基づいて判定する電源断判定ステップと、
前記電源断判定ステップあるいは前記間欠動作判定ステップの判定結果に基づいて、自装置への電力供給を停止する電力供給ステップと、
前記起動判定ステップあるいは前記電源断判定ステップの判定結果に基づいて、自装置を通常状態で起動させるか、又は前記起動判定ステップの判定結果に基づいて、自装置を省電力状態で起動させる起動ステップと、
を有し、
前記起動判定ステップでは、前記端末がオフフックの状態である場合に、自装置を前記省電力状態又は前記通常状態で起動させることを判定し、
前記間欠動作判定ステップでは、前記端末がオンフックの状態でありかつ前記制御信号の受信が検知されていない場合に、自装置に間欠動作を実行させることを判定し、
前記電源断判定ステップでは、前記制御信号の受信が検知された場合、又は前記制御信号の受信が検知されずかつ前記端末がオフフックの状態である場合に、自装置の起動状態を通常状態に移行させることを判定する、
制御方法。
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