JP6408188B1 - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明の目的は、表示部に映像として表示された仮想リールの特定の図柄を特定の位置に停止させる目押し操作を、より現実のリールに近い感覚で楽しむことができる遊技機を提供することができる。
図1は、本実施形態に係るパチスロ機の正面側に配置されたディスプレイ、操作部等を説明するための図である。
図1の例において、パチスロ機1の正面には、メインリール部30、液晶パネル等のディスプレイ35、メダル投入部11、1枚ベットボタン201、3枚ベットボタン203、スタートレバー205、左停止ボタン207L、中停止ボタン207M、右停止ボタン207Rが配置されている。
ディスプレイ35は、本発明における表示部の一例である。
メダル投入部11は、パチスロ機にメダルを投入して貯留するための機構と、メダルの投入を検知するセンサを備える。
なお、1回の遊技で賭けるメダルの枚数は上記の例に限らず、例えば1枚のみでもよいし、1,2,3枚のうちから遊技者が自由に選択できるようにしてもよい。また、入賞ラインの本数も任意であり、例えば中段1ラインだけでもよいし、上・中・下段と斜め方向の5ラインでもよい。
本実施形態に係るパチスロ機1は、例えば図2に示すように、メイン制御部3と、サブメイン制御部5と、サブサブ制御部7を有する。
メイン制御部3は、遊技の全体的な進行を統括的に制御する回路ブロックであり、例えばプログラムに応じて処理を実行するプロセッサとメモリを含んで構成される。メイン制御部3は、例えばメダルの賭け枚数の設定、スタートレバー205の操作に応じたメインリールの回転開始、メインリールの入賞ラインにおける図柄の組み合わせ(出目)を決めるくじの内部抽選、くじの内部抽選の結果に応じたリールの停止、入賞ラインにおける出目に応じた入賞結果の判定、メダルの払い出しなどの一連の動作を制御する。
なお本実施形態において、くじ抽選部15が抽選結果として選択する遊技用役には、遊技価値を付与されない(メダルの払い出しが行われない)「はずれ役」も含まれる。
次に、サブメイン制御部5について説明する。
サブメイン制御部5は、遊技の進行に係るデータ(コマンド)をメイン制御部3から入力し、入力したデータに応じて演出部(ディスプレイ35,スピーカ37等)における演出内容を決定する回路ブロックであり、例えばプログラムに応じて処理を実行するプロセッサとメモリを含んで構成される。
サブメイン制御部5は、メイン制御部3からメインくじデータを入力すると、このメインくじデータが示す遊技用役に応じて、記憶装置に記憶される複数のトリガーテーブルから一のトリガーテーブルを選択する。そして、サブメイン制御部5は、遊技の進行に係るデータをメイン制御部3から入力する度に、上記選択したトリガーテーブルを参照して演出内容を指定するデータを生成し、サブサブ制御部7に出力する。
例えば、サブメイン制御部5は、ディスプレイ35に表示させるアニメーション等の映像を指定するデータや、スピーカ37において再生させる音を指定するデータなどをサブサブ制御部7に出力する。また、サブメイン制御部5は、ディスプレイ35に映像として表示させる仮想リールの制御に関わるデータなどをサブサブ制御部7に出力する。更に、サブメイン制御部5は、演出の一部として、告知ランプ31の点滅制御を行う。
図3に示すサブメイン制御部5は、処理部50と、通信インターフェース部51,52と、演出情報記憶部55と、システム記憶部56を有する。
通信インターフェース部52は、サブサブ制御部7へのデータの出力並びにサブサブ制御部7からのデータの入力を行う回路である。
例えば、処理部50は、くじ抽選部15において抽選されたメインくじを示すメインくじデータが通信インターフェース部51において入力されると、演出情報記憶部55に記憶される複数のトリガーテーブルから、メインくじデータに応じたトリガーテーブルを選択する。この場合、処理部50は、メインくじデータに応じた複数のトリガーテーブルの候補から抽選により一つのトリガーテーブルを選択してもよい。処理部70は、演出の出力の契機(トリガー)となるデータ(コマンド)をメイン制御部3から入力すると、選択したトリガーテーブルを参照して、この入力したデータに対応した演出内容を指定するデータ(演出指定データ)を随時生成し、通信インターフェース部52からサブサブ制御部7へ出力する。例えば処理部50は、トリガーテーブルにおいて設定されたタイミングにおいて、そのとき再生すべきディスプレイ35の映像やスピーカ37の音を指定するデータ(コマンド)を生成し、サブサブ制御部7に出力する。
次に、サブサブ制御部7について説明する。
サブサブ制御部7は、演出内容を指定するデータ(コマンド)をサブメイン制御部5から入力すると、この入力したデータ(コマンド)に応じて、ディスプレイ35に表示する映像やスピーカ37において出力する音を制御する。例えばサブサブ制御部7は、入力したデータ(コマンド)に対応する映像データ、音データを映像・音記憶部74(図9)から読み出し、これに対応する映像信号、オーディオ信号を生成してディスプレイ35やスピーカ37に供給する。
すなわち、サブサブ制御部7は、スタートレバー205の操作を示す回転開始指示データをサブメイン制御部5から入力した場合、複数の仮想リールが一斉に回転を始める映像をディスプレイ35に表示する。
サブメイン制御部5から一の仮想リールの回転停止指示データを入力した場合、サブサブ制御部7は、その入力タイミングにおける前記一の仮想リールの回転角度と、サブメイン制御部5から入力した演出用役データ及び乱数データ並びに停止順序判定データとに応じて、前記一の仮想リールを停止させる回転角度を決定し、この決定した回転角度において前記一の仮想リールが停止する映像をディスプレイ35に表示する。
例えば、サブサブ制御部7は、停止した複数の仮想リールが示す図柄の組み合わせ(出目)が、演出用役データ及び乱数データによって特定される停止パターンにおいて定められた入賞条件を満たしているか否かの入賞判定を行う。そして、サブサブ制御部7は、その入賞判定結果の情報と、当該入賞判定を行った入賞ラインの情報とを含んだ停止結果データをサブメイン制御部5に出力する。
なお、サブサブ制御部7が入賞判定を行わず、仮想リールの停止図柄の情報のみを停止結果データとしてサブメイン制御部5に出力する場合には、サブメイン制御部5が入賞判定を行うようにしてもよい。
図4に示すサブサブ制御部7は、処理部70と、通信インターフェース部71と、映像信号出力部72と、オーディオ信号出力部73と、映像・音記憶部74と、フレームバッファ75と、システム記憶部76を有する。
サブサブ制御部7の処理部70は、本発明における処理部の一例である。
オーディオ信号出力部73は、処理部70から供給される音データに応じて振幅やパルス密度が調節されたオーディオ信号を生成し、スピーカ37に入力する。
すなわち、処理部70は、仮想リールの回転映像が表示されているときにサブメイン制御部5から仮想リール停止指示データを入力すると、その仮想リール停止指示データが入力されたタイミングにおける停止対象の仮想リールの回転角度(図柄の位置)と、サブメイン制御部5から入力した演出用役データ及び乱数データによって特定される停止パターンとに基づいて、当該停止対象の仮想リールを停止させる回転角度(図柄の位置)を決定し、その回転角度(図柄の位置)において当該停止対象の仮想リールが停止する映像をディスプレイ35に表示する。
サブメイン制御部5から仮想リール停止指示データを入力すると、処理部70は、演出用役データと乱数データとに基づいて選択した上記のテーブルを参照して、仮想リールの回転が停止する回転角度(図柄の位置)を決定し、この決定した回転角度において仮想リールの回転が停止する映像をディスプレイ35に表示する。
処理部70は、3つのサブリールのそれぞれについての回転中ムービーデータと、3つのサブリールのそれぞれについての停止中ムービーデータとを切り換えて使用して回転と停止の映像を実現する。当該6つのムービーデータは、それぞれ先頭と終端がシームレスに繋がったループ可能なムービーデータである。
本実施形態において、回転中ムービーデータは、対応する仮想リールについて、少なくとも1回転分の回転中の映像を表示するための複数のフレームで構成されている。また、停止中ムービーデータは、対応する仮想リールについて、少なくとも1回転分の停止中の映像を表示するための複数のフレームで構成されている。
ステップST1:
処理部70は、フレーム同期を検出すると、ステップST2に進む。
処理部70は、回転開始指示、停止指示が入力されると、状態STSをそれぞれ始動中及び停止処理開始に設定する。
また、処理部70は、逆回転設定指示が入力されると、回転方向を逆に設定する。
また、処理部70は、速度スケール設定指示が入力されると、速度スケール設定操作を受け付ける。
処理部70は、状態STSに応じた更新処理を行う。
図6は、処理部70が行う図5に示す更新処理を説明するためのフローチャートである。
処理部70は、ステップST3の更新処理で特定されたムービーフレームを構成するフレームをデコードして描画する描画処理を行う。
処理部70が行う図5に示す描画処理は後述する図11を用いて詳細に説明する。
以下の更新処理は、3つの仮想リールのそれぞれについて行われる。
ステップST21:
処理部70は、状態STSがアイドル状態であるか否かを判定し、肯定判定の場合にステップST22に進み、否定判定の場合にステップST23に進む。
処理部70は、回転中状態(ブラー状態)を回転中オフ(ブラーオフ)に設定し、且つ、逆回転状態に設定する。
処理部70は、状態STSが「始動状態」であるか否かを判定し、肯定判定の場合にステップST24に進み、否定判定の場合にステップST25に進む。
処理部70は、仮想リールの停止位置を初期化し、回転速度を初期値(0)に設定する。
本実施形態において、停止位置とは、仮想リールを停止させる回転角度(図柄の位置)を示す。より、具体的には、停止位置は、各リールに20個又は21個ある、図柄の位置である。停止位置は、例えば、0〜19、又は0〜20の番号で表現される。
また、処理部70は、状態STSを「加速状態」に設定する。
処理部70は、状態STSが「加速状態」であるか否かを判定し、肯定判定の場合にステップST26に進み、否定判定の場合にステップST27に進む。
処理部70は、仮想リールの加速処理を行う。
処理部70は、回転速度を所定の回転加速度を加算して更新し、当該更新した回転速度を基に、次に描画するフレーム(フレーム番号等のフレームを特定する指標値)を決定し、ステップST35に進む。
図7は、図6に示すステップST26の加速処理を説明するためのフローチャートである。
処理部70は、状態STSが停止処理状態であるか否かを判定し、肯定判定の場合にステップST28に進み、否定判定の場合にステップST29に進む。
処理部70は、仮想リールの停止処理を行う。
処理部70は、第1〜3の停止操作に応じて、3つのリールの定位置を順に設定し、状態STSを「すべり中」に設定し、ステップST29に進む。
図8は、図6に示すステップST28の停止処理を説明するためのフローチャートである。
処理部70は、状態STSがすべり中状態であるか否かを判定し、肯定判定の場合にステップST30に進み、否定判定の場合にステップST31に進む。
処理部70は、仮想リールのすべり処理を行う。
処理部70は、第1〜3の停止操作に応じて、3つのリールの停止位置を順に設定してステップST29に進む。
図9は、図6に示すステップST30のすべり処理を説明するためのフローチャートである。
処理部70は、状態STSがバウンド開始状態であるか否かを判定し、肯定判定の場合にステップST32に進み、否定判定の場合にステップST33に進む。
処理部70は、バウンド変数を初期化し、状態STSを「バウンド中」に移行する。
処理部70は、状態STSがバウンド中状態であるか否かを判定し、肯定判定の場合にステップST34に進み、否定判定の場合にステップST35に進む。
処理部70は、仮想リールのバウンド処理を行う。
図10は、図6に示すステップST34のバウンド処理を説明するためのフローチャートである。
処理部70は、ムービーフレームを最大フレームに丸める処理を行う。
当該丸める処理は、具体的には「ムービーフレーム=(ムービーフレーム+最大フレーム)%最大フレーム(%は、剰余演算記号とする)」とする処理である。
処理部70は、現時点の回転速度に所定の回転加速度を加算する(ST41)。
処理部70は、回転速度が所定の最大速度より大きいか否かを判定し(ST42)、肯定判定の場合に回転速度に所定の最大速度を設定する(ST43)。一方、処理部70は、否定判定の場合には、回転速度が所定のブラー速度(第1のしきい値)より大きいか否かを判定し(ST44)、肯定判定の場合には「ブラーオン状態」に設定する、すなわち手停止中ムービーデータを選択するように設定する。
処理部70は、肯定判定の場合に、「ムービーフレーム番号=ムービーフレーム番号+(最大フレーム番号*(回転速度/速度スケール)/360)」を計算する。
処理部70は、否定判定の場合に、「ムービーフレーム番号=ムービーフレーム番号−(最大フレーム番号*(回転速度/速度スケール)/360)」を計算する。ここで、(回転速度/速度スケール)は、本発明の指標値の一例である。
処理部70は、リール停止操作が、3つのリールの第1停止操作であるか否かを判定し(ST51)、肯定判定の場合に、リール停止操作のタイミングに応じた第1の停止の停止位置を設定する(ST52)。否定判定の場合はステップST53に進む。
処理部70は、肯定判定の場合に、ST52,ST54,ST56で設定した停止位置に現在位置を設定する(ST58)。
一方、処理部70は、否定判定の場合に、停止位置に「(最大位置−停止位置)/最大位置」を設定する(ST59)。
次に、処理部70は、状態STSを「すべり中」に更新する(ST60)。
処理部70は、「逆回転状態」であるか否かを判定し(ST61)、肯定判定の場合はステップST63に進み、否定判定の場合はステップST62に進む。
処理部70は、否定判定の場合に、現在位置と停止位置とが一致するか否かを判定し、肯定判定の場合にはステップST65に進み、否定判定の場合にはステップST64に進む。
次に、処理部70は、ムービーフレーム番号に、「ムービーフレーム+フレーム加算値」を設定する。
また、処理部70は、ムービーフレーム番号に、「停止位置*(最大フレーム番号/最大コマ数)」を設定する。ここで、最大コマ数とは「停止位置の最大値+1」である。
次に、処理部70は、状態STSを「バウンド開始状態」に設定する。
次に、処理部70は、ムービーフレーム番号に、「ムービーフレーム+フレーム加算値」を設定する。
また、処理部70は、ムービーフレーム番号に、「停止位置*(最大フレーム番号/最大コマ数)」を設定する。
次に、処理部70は、状態STSを「バウンド開始状態」に設定する。
図10において、バウンド角度は、それを回転角度に加算することで、揺れを表現するために用いられる。バウンド処理は、停止後のムービーフレームに加算してリールの揺れを表現するためのバウンド角度及びバウンドフレームを計算する処理である。
一方、処理部70は、ステップST82で否定判定の場合にはステップST88に進む。
また、処理部70は、ステップST81で否定判定の場合はステップST84に進む。
一方、処理部70は、ステップST86で否定判定の場合にはステップST88に進む。
また、処理部70は、ステップST84で否定判定の場合は、回転速度に「0」を設定すると共に、状態STSを「アイドル中」に設定し、ステップST88に進む。
次に、処理部70は、逆回転状態であるか否かを判別し(ST89)、肯定判定の場合は「−最大フレーム*バウンド角度/360」を新たなバウンドフレームとして設定する(ST90)。一方、処理部70は、否定判定の場合は「最大フレーム*バウンド角度/360」を新たなバウンドフレームとして設定する(ST90)。
ここで、バウンドフレームとは「最大フレームを360度としたときに、バウンド角度に相当するフレーム数を計算した値」である。
描画処理の第1実施例:
図11は、図5に示すステップST4の描画処理の第1実施例を説明するためのフローチャートである。
図9に示す例では、ムービーフレームが全てIフレームで構成されている場合を示す。
処理部70は、ムービーフレームを取得する(ST101)。ここで、ムービーフレームとは、図4に示す更新処理で特定されたムービーフレームにバウンドフレームを加算したものである。
一方、処理部70は、否定判定の場合は、回転中ムービーデータ(ブラームービー)における、ステップST101で取得したムービーフレームを1フレームだけデコードする(ST104)。
処理部70では、3つの仮想リールのそれぞれについて、上述したステップST101〜ST104の処理を行い、デコードした4つのフレームを1フレームに合成して表示するように描画処理を行う。
また、パチスロ機1によれば、任意の速度で仮想リールを回転させるように回転中ムービーデータを再生しても、停止時の図柄の位置を、定位置に止めることができる。また、高精度に画像を表示できるので、目押しをすることができる。
すなわち、処理部70は、3つの仮想リールの代わりに、複数種類の周期性のある動きのある図柄の映像であって複数枚のフレームで構成された映像を表示する処理を行う。この場合には、複数の図柄のそれぞれについて、少なくとも1周期の動作中の映像を表示する第1のムービーデータと、少なくとも1周期分の停止中の映像を表示する第2のムービーデータとをメモリに記憶する。
処理部70は、上記複数の図柄の各々について、停止中及び動作中の状態を判別し、当該判別した状態を基に、当該図柄についての第1のムービーデータ及び第2のムービーデータのなかから、一つのムービーデータを選択する。そして、処理部70は、複数の図柄について選択したムービーデータを構成するフレームをデコードして描画する描画処理を行う。
Claims (6)
- 映像を表示する表示部と、
複数種類の図柄が周面に施された仮想リールが停止状態から回転速度を増しながら回転し、当該回転速度が所定の回転速度に到達すると当該所定の回転速度を保って回転し、停止操作が行われる仮想リールを停止状態にする映像であって、当該所定の回転速度において前記仮想リールの1回転につき複数枚のフレームで構成された映像を前記表示部に表示する処理部と、
前記表示部の映像における前記仮想リールの回転始動及び停止指示を入力する指示入力部と、
複数の前記仮想リールのそれぞれについて、少なくとも1回転分の回転中の映像を表示する回転中ムービーデータと、少なくとも1回転分の停止中の映像を表示する停止中ムービーデータとを記憶するメモリと、
を有し、
前記処理部は、
前記複数の仮想リールの各々について、前記仮想リールの状態に応じて、次に描画を行うフレームを特定する指標値を計算する指標値計算処理と、停止中及び回転中の状態を判別する判別処理とを行う更新処理部と、
前記判別処理で判別された状態を基に、前記仮想リールについての前記回転中ムービーデータ及び前記停止中ムービーデータのなかから、一つのムービーデータを選択し、当該選択したムービーデータを構成するフレームのなかから前記指標値計算処理で計算された指標値に対応する前記フレームをデコードして描画する描画処理を行う描画処理部と
を有する遊技機。 - 前記処理部の前記更新処理部は、
前記指示入力部から回転始動指示が入力されると、回転状態となり、前記複数の仮想リールの回転速度を算出し、算出した回転速度が予め決められた第1のしきい値を超えると、当該回転速度に対応した前記仮想リールについて前記回転中ムービーデータを選択し、前記第1のしきい値以下の場合には、前記停止中ムービーデータを選択する
請求項1に記載の遊技機。 - 前記更新処理部は、
回転中の状態の前記仮想リールについて、
前記回転速度及び回転加速度を基に、回転角度量に相当する前記指標値を計算し、当該指標値を基に、次に前記描画処理の対象とする前記フレームを決定する
請求項1に記載の遊技機。 - 前記更新処理部は、
前記仮想リールの回転速度を加速している状態において、
予め決められた回転加速度を基に回転速度を所定の最高速度になる迄順に更新し、
前記回転速度及び回転加速度を基に、回転角度量に相当する指標値を計算し、当該指標値を基に、次に前記描画処理の対象とする前記フレームを決定する
請求項1に記載の遊技機。 - 前記更新処理部は、
前記指示入力部から停止指示が入力されると、停止処理後に、すべり状態に移行し、
前記すべり状態において、前記仮想リールの現在位置が前記仮想リールの停止処理で決められた停止位置になる迄は前記回転中ムービーデータを選択し、前記仮想リールの現在位置が前記停止位置になると、前記停止中ムービーデータを選択してバウンド開始状態に移行する
請求項1に記載の遊技機。 - 前記バウンド開始状態に移行した後に、
前記仮想リールの回転速度が、回転停止を含む所定の範囲の外側にあるときに、回転速度を順に落とし、バウンド角度を回転速度に応じた大きさだけ小さくし、
前記バウンド角度に応じて前記ムービーデータから次に描画処理の対象とするフレームを決定する
請求項5に記載の遊技機。
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