JP6407902B2 - 発振回路 - Google Patents

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Description

本実施形態は、発振回路に関する。
従来、奇数段のインバータがリング状に従属接続された構成を有するリングオシレータと呼ばれる発振回路の技術が開示されている。リングオシレータの発振周波数は、各インバータの遅延時間によって設定される為、低い発振周波数のリングオシレータを構成する場合には、例えば、各インバータの出力段に接続される容量を大きくして遅延時間を長くする。しかし、容量を大きくした場合には、その容量の充放電の際の消費電力が増大する。また、製造条件のバラツキや、温度変化により発振周波数が変動する。この為、消費電力を低減し、製造条件のバラツキや温度変化に対して発振周波数の変動を抑制することが出来る発振回路が望まれる。
特許第4684616号公報 特許第5807508号公報 特開2003−283305号公報
一つの実施形態は、消費電力を低減し、製造条件のバラツキや温度変化に対して発振周波数の変動を抑制することが出来る発振回路を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、発振回路は第1のノードに入力端が接続される第1のインバータを有する遅延回路を有する。前記遅延回路の出力信号に応答して、前記第1のノードを充電する遅延調整回路を有する。前記遅延調整回路は、前記第1のノードの電圧が上昇する時に、前記第1のノードに正の温度特性の電流を供給する第1の電流供給路と、前記第1のノードに負の温度特性の電流を供給する第2の電流供給路を有する。
図1は、第1の実施形態の発振回路の構成を示す図である。 図2は、発振回路の回路動作を説明する為の図である。 図3は、温度特性の補正を説明する為の図である。 図4は、第2の実施形態の発振回路の構成を示す図である。 図5は、シミュレーション結果を示す図である。 図6は、第3の実施形態の発振回路の構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる発振回路を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の発振回路の構成を示す図である。本実施形態の発振回路は、バイアス回路10を有する。バイアス回路10は、電源電圧Vddが印加される第1の電源配線1と接地電圧Vssが印加される第2の電源配線2間に定電流源11、可変抵抗12、及びダイオード13が直列に接続された構成を有する。可変抵抗12は、その抵抗値が調整出来る様に、例えば、複数の抵抗(図示せず)が直列に接続され、その各抵抗に並列にスイッチ(図示せず)が接続された構成を有する。可変抵抗12の抵抗値の調整については、後述する。
本実施形態の発振回路は、遅延調整回路20を有する。遅延調整回路20を構成するNMOSトランジスタ25のゲートは、バイアス回路10のバイアスノード101に接続される。定電流源11と可変抵抗12の接続点がバイアスノード101を構成する。
遅延調整回路20は、夫々ソースが第1の電源配線1に接続されるPMOSトランジスタ21とPMOSトランジスタ22を有する。NMOSトランジスタ25のドレインは、PMOSトランジスタ21のゲートに接続される。
遅延調整回路20は、夫々ソースが第2の電源配線2に接続されるNMOSトランジスタ23とNMOSトランジスタ24を有する。NMOSトランジスタ23のゲートは、PMOSトランジスタ21のゲートに接続され、NMOSトランジスタ24のゲートは、PMOSトランジスタ22のゲートに接続される。
PMOSトランジスタ(21、22)とNMOSトランジスタ(23、24)のドレイン間には、ラッチ回路200が接続される。ラッチ回路200は、2個のPMOSトランジスタ(26、27)と2個のNMOSトランジスタ(28、29)を有する。PMOSトランジスタ26のソースは、PMOSトランジスタ21のドレインに接続され、PMOSトランジスタ27のソースは、PMOSトランジスタ22のドレインに接続される。
NMOSトランジスタ28のソースはNMOSトランジスタ23のドレインに接続され、NMOSトランジスタ29のソースはNMOSトランジスタ24のドレインに接続される。PMOSトランジスタ26のゲートとNMOSトランジスタ28のゲートは共通接続され、第1のノード201に接続される。PMOSトランジスタ27のゲートとNMOSトランジスタ29のゲートは共通接続され、第2のノード202に接続される。PMOSトランジスタ26とNMOSトランジスタ28はインバータを構成し、PMOSトランジスタ27とNMOSトランジスタ29もインバータを構成する。従って、ラッチ回路200は、一方のインバータの入力が他方のインバータの出力にクロス接続される2個のインバータで構成される。NMOSトランジスタ25のソースは、第1のノード201に接続される。
本実施形態の発振回路は、遅延回路30を有する。遅延回路30は、第1のノード201に入力が接続されるインバータ31、一方の入力端にインバータ31の出力が供給されるNAND回路32、及び、NAND回路32の出力が供給されるインバータ33を有する。NAND回路32の他方の入力端には、イネーブル信号enableが供給される。イネーブル信号enableにHレベルの信号を供給することにより、NAND回路32は、インバータ31から供給された信号を反転して出力する。すなわち、イネーブル信号enableとしてHレベルの信号を供給することにより、NAND回路32を1個のインバータとして動作させることが出来る。
遅延回路30の出力ノード301から発振回路の出力信号clockが出力される。この出力信号clockは所定の周波数を有するクロック信号である。この所定の周波数は後述するメカニズムで決まる。インバータ33の出力端は遅延回路20のPMOSトランジスタ21のゲートに接続され、NAND回路32の出力端は遅延回路20のPMOSトランジスタ22のゲートに接続される。すなわち、遅延回路30のインバータ33の出力端の信号がPMOSトランジスタ21のゲートに供給され、インバータ33の入力端の信号がPMOSトランジスタ22のゲートに印加される為、PMOSトランジスタ21のゲートとPMOSトランジスタ22のゲートには信号レベルが反転された関係の信号が遅延回路30から供給される。
次に、図2を用いて本実施形態の発振回路の動作を説明する。図1の実施形態に対応する構成要素には、同一の符号を付している。図2(A)は、初期状態を示す。出力ノード301の出力信号clockの信号レベルがLレベルで、第1のノード201の電圧がLレベルからHレベルに遷移する場合の動作を説明する。
説明の便宜上、ゲートに印加される電圧によりオフ状態にあるトランジスタについては、一部表示していない。すなわち、NAND回路32の出力信号レベルがHレベルで有り、図1に示す遅延調整回路20のPMOSトランジスタ22はオフ状態である為、表示していない。また、第2のノード202の電圧がHレベルである為、ラッチ回路200のPMOSトランジスタ27もオフ状態となる為、表示していない。同様に、Lレベルの電圧がゲートに供給されるNMOSトランジスタ23とNMOSトランジスタ28も夫々オフ状態で有る為、表示していない。
図2(A)に示す初期状態から第1のノード201の電圧レベルは、インバータ31、NAND回路32、及びインバータ33で反転され、出力ノード301の出力信号clockがHレベルとなる、図2(B)で示す遷移状態に移行する。
図2(B)の遷移状態では、出力ノード301の出力信号clockがHレベルである為、NMOSトランジスタ25のドレインにHレベルの電圧が印加される。この為、NMOSトランジスタ25は、バイアス回路10によって供給されるバイアスノード101の電圧に応じたドレイン電流Idを第1のノード201に供給する。一方、Lレベルの信号がゲートに供給されるPMOSトランジスタ22がオン状態になる。図2(B)では表示していない遅延回路20のPMOSトランジスタ27は、そのゲートにHレベルの信号が供給される為オフ状態となるが、PMOSトランジスタ22がオン状態である為、電源電圧VddがPMOSトランジスタ27のソースに印加され、PMOSトランジスタ22のドレインから第1のノード201間には、PMOSトランジスタ27の漏れ電流Isを流す電流供給路が形成される。
次に図2(C)に示す状態への遷移を説明する。PMOSトランジスタ27の漏れ電流Isの電流供給とNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idの電流供給により第1のノード201の電圧が上昇する。これは、例えば第1の出力ノード201に存在する寄生容量(図示せず)が、漏れ電流Isとドレイン電流Idによって充電される為である。第1のノード201の電圧が上昇すると、その上昇した電圧がゲートに印加されるNMOSトランジスタ28とゲートに出力ノード301のHレベルの信号が印加されるNMOSトランジスタ23がオン状態になり、第2のノード202の電圧は低下してLレベルになる。これにより、PMOSトランジスタ27のゲートにLレベルの電圧が印加される為、PMOSトランジスタ27がオン状態となり、オン状態のPMOSトランジスタ22とPMOSトランジスタ27のソース・ドレイン路により第1のノード201が第1の配線1に接続された状態になる(図2(C))。
図2(C)の状態になると、第1のノード201のHレベルの電圧は、インバータ31とNAND回路32、及びインバータ33によって反転され、インバータ33の出力端に接続される出力ノード301の電圧はLレベルに移行する(図示せず)。出力ノード301の電圧がLレベルになると、第1のノード201の電圧がHレベルである為、NMOSトランジスタ25のソース・ドレイン間には逆バイアスが印加される状態になり、NMOSトランジスタ25のソースからドレインに流れる逆方向の電流によって、第1のノード201は放電される。また、この時にNAND回路32からHレベルの信号がNMOSトランジスタ24(図示せず)のゲートに印加される為、NMOSトランジスタ24はオン状態となってNMOSトランジスタ29(図示せず)のソースには接地電圧Vssが印加され、第1のノード201からNMOSトランジスタ24のドレイン間には、NMOSトランジスタ29の漏れ電流Isを流す電流供給路が形成される。すなわち、第1のノード201は、NMOSトランジスタ25のソースからドレインに流れる逆方向の電流と、NMOSトランジスタ29の漏れ電流Isにより放電される。NMOSトランジスタ25のソースからドレインに流れる逆方向の電流も負の温度特性を有する。NMOSトランジスタ25のソースからドレインに流れる逆方向の電流は、NMOSトランジスタ25のゲート電圧Vg、すなわち、バイアスノード101から供給されるバイアス電圧に応じて変化する。従って、バイアス回路10から供給されるバイアス電圧に、温度の上昇に従って電圧が減少する負の温度特性を持たせることにより、NMOSトランジスタ25のソースからドレインに流れる逆方向の電流は、温度が上昇する程減少する負の温度特性を有する。
第1のノード201の電圧レベルが放電によりLベルになり、図2(A)に示す初期状態に遷移する。以降、上述した動作を繰り返し、発振回路の発振動作が行われる。
上述の通り、遅延回路30のインバータ31に接続される第1のノード201は、遅延調整回路20に形成される漏れ電流Isの電流供給路とNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idの電流経路により充電される。漏れ電流Isは、正の温度特性を有する。すなわち、温度が上昇する程、漏れ電流Isは増加する。一方、NMOSトランジスタ25が供給するドレイン電流Idは、NMOSトランジスタ25のゲート電圧Vg、すなわち、バイアスノード101から供給されるバイアス電圧に応じて変化する。従って、バイアス回路10から供給されるバイアス電圧に負の温度特性を持たせることにより、温度が上昇する程電流が減少する負の温度特性を有するドレイン電流Idを第1のノード201に供給する構成とすることが出来る。正の温度係数を有する漏れ電流Isと負の温度係数を有するドレイン電流Idを供給する電流供給路を備える構成とし、両方の温度特性を相殺する構成とすることにより、温度変化に対して変動しない一定の電流で第1のノード201を充電する構成とすることが出来る。温度変化に対して変動しない安定した充電を行う構成とすることにより、温度変化に対して発振周波数が変動しない発振回路を提供することが出来る。また、第1のノード201の放電も、正の温度特性を有するNMOSトランジスタ29の漏れ電流Isと負の温度特性を有するNMOSトランジスタ25の逆方向の電流の和、すなわち、温度特性が相殺された電流によって放電される為、温度変動に対して安定した放電動作を行うことが出来る。
図3は、温度特性の補正を説明する為の図である。図1の実施形態に対応する構成要素には、同一の符号を付している。図3(A)は、バイアス回路10とNMOSトランジスタ25を示す。ダイオード13は、例えば、NMOSトランジスタ(図示せず)のドレインとゲートを接続することで構成される。可変抵抗12は、抵抗素子(図示せず)にスイッチ(図示せず)が並列に接続された構成が直列接続された構成を有する。抵抗素子に並列に接続されたスイッチを適宜オン/オフさせることにより可変抵抗12の抵抗値Rを調整することが出来る。
可変抵抗12と定電流源11の接続端がバイアスノード101を構成する。ダイオード13のアノードとカソード間の電圧、すなわち、順方向電圧は負の温度特性を有する。すなわち、ダイオード13のアノードとカソード間の順方向電圧は、温度の上昇に従って減少する負の温度特性を有する。この為、可変抵抗12による電圧降下分だけ高い電圧となるバイアスノード101の電圧にも負の温度特性を持たせることが出来る。これにより、NMOSトランジスタ25のゲートに負の温度特性を有するゲート電圧Vgを供給することが出来る為、負の温度特性を有するゲート電圧VgによってバイアスされるNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idにも負の温度特性を持たせることが出来る。NMOSトランジスタ25のドレイン電流Idに負の温度特性を持たせることによりPMOSトランジスタ27の漏れ電流Isの正の温度特性と相殺させることが出来る為、温度変化に対して変動が抑制された電流で遅延調整回路20の第1のノード201を充電することが出来る。
図3(B)は、バイアスノード101の電圧、すなわち、NMOSトランジスタ25のゲートに印加されるゲート電圧Vgと温度との関係を示す図である。ゲート電圧Vgは、温度上昇に対して減少する負の温度特性を有する。ゲート電圧Vgの値は、可変抵抗12の値を調整することにより増減させることが出来る。可変抵抗12の抵抗値を高くすることによりゲート電圧Vgを高くすることが出来る。ゲート電圧Vgを高くすることによりNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idを増加させることが出来る。ドレイン電流Idの増減により第1のノード201の充電時間が調整できる為、発振周波数の調整が可能となる。すなわち、ドレイン電流Idを増加させることにより第1のノード201の充電時間が短くなる為、発振回路の発振周波数を高くすることが出来る。製造条件のバラツキによるNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idの変動を補正することにより、製造条件のバラツキによる発振周波数の変動を抑制することが出来る。
図1の第1の実施形態によれば、正の温度特性を有する漏れ電流Isと負の温度特性を有するNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idの調整によって、第1のノード201を充電して発振周波数を調整することが出来る。漏れ電流Isの値は小さい為、第1のノード201の充電時間を長くして発振周波数を下げることが出来る。この為、発振周波数を下げる為に大きな値の容量を設ける必要がない。従って、大きな容量の充放電に伴う消費電力の増大を回避することが出来る為、消費電力が低減された発振回路を提供することが出来る。
また、正の温度特性を有するPMOSトランジスタ27の漏れ電流Isと負の温度特性を有するNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idによって温度特性を相殺しながら第1のノード201の充電を行って発振周波数の調整をすることが出来る為、温度変化に対して安定した周波数が維持できる発振回路を提供することが出来る。
更に、バイアス回路10の可変抵抗12の値を調整してバイアスノード101のゲート電圧Vgを調整することによりNMOSトランジスタ25のドレイン電流Idを調整することが出来る為、製造条件のバラツキによる発振周波数の変動を抑制することが出来る。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態の発振回路の構成を示す図である。既述した実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付し、重複した記載は必要な場合のみ行う。本実施形態においては、バイアス回路10によってゲートがバイアスされる複数のNMOSトランジスタ(250−1〜250−n)を有する。各NMOSトランジスタ(250−1〜250−n)のソース・ドレイン路は直列接続され、最終段のNMOSトランジスタ250−nのソースが遅延調整回路20の第1のノード201に接続される。初段のNMOSトランジスタ250−1のドレインは、PMOSトランジスタ21のゲートに接続される。
各NMOSトランジスタ(250−1〜250−n)のソース・ドレイン間には、スイッチ(300−1〜300−n)が並列接続されている。複数のNMOSトランジスタ(250−1〜250−n)により、図1の実施形態のNMOSトランジスタ25に対応するNMOSトランジスタを構成する為、便宜上、複数のNMOSトランジスタ(250−1〜250−n)とスイッチ(300−1〜300−n)で構成される全体の構成もNMOSトランジスタと呼ぶ。スイッチ(300−1〜300−n)をオンすることにより、対応するNMOSトランジスタ(250−1〜250−n)のソース・ドレイン間が短絡状態となる。従って、各スイッチ(300−1〜300−n)のオン/オフにより、複数のNMOSトランジスタ(250−1〜250−n)で構成されるNMOSトランジスタ250のゲート長を調整することが出来る。NMOSトランジスタ250のゲート長を調整することにより、ドレイン電流Idの傾きを調整することが出来る。すなわち、NMOSトランジスタ250のドレイン電流Idの温度特性を調整することが出来る。この為、遅延調整回路20のPMOSトランジスタ27により供給される漏れ電流Isの正の温度特性に応じてNMOSトランジスタ250の負の温度特性を調整することが出来る為、PMOSトランジスタ27の漏れ電流Isの電流供給路とNMOSトランジスタ250のドレイン電流Idの電流供給路から供給される電流の温度特性を更に精度良く相殺させることが出来る。
図4(B)は、NMOSトランジスタ250のゲート長の調整による発振周波数の平坦化の効果を説明する為の図である。NMOSトランジスタ250のゲート長の調整によりNMOSトランジスタ250のドレイン電流Idの負の温度特性を調整してPMOSトランジスタ27の漏れ電流Isの正の温度特性と相殺させることにより遅延調整回路20の第1のノード201の充放電時間の温度依存性を抑制することが出来る為、温度変化に対する発振周波数の変動を抑制することが出来る。
図5は、第2の実施形態の発振回路の発振周波数と温度との関係のシミュレーション結果を示す。マイナス40℃〜プラス125℃の温度変化に対して、発振周波数の変動を±3%に抑制できるシミュレーション結果が得られた。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態の発振回路の構成を示す図である。既述の実施形態に対応する構成要素には同一の符号を付し、重複した記載は必要な場合にのみ行う。本実施形態の発振回路は、インバータ31の入力端側に設けられる第1の遅延調整回路20−1と、インバータ31の出力端側に設けられる第2の遅延調整回路20−2を有する。
第1の遅延調整回路20−1は、夫々ソースが第1の電源配線1に接続されるPMOSトランジスタ21−1とPMOSトランジスタ22−1を有する。NMOSトランジスタ25−1のドレインは、PMOSトランジスタ21−1のゲートに接続される。
第1の遅延調整回路20−1は、夫々ソースが第2の電源配線2に接続されるNMOSトランジスタ23−1とNMOSトランジスタ24−1を有する。NMOSトランジスタ23−1のゲートは、PMOSトランジスタ21−1のゲートに接続され、NMOSトランジスタ24−1のゲートは、PMOSトランジスタ22−1のゲートに接続される。
PMOSトランジスタ(21−1、22−1)とNMOSトランジスタ(23−1、24−1)のドレイン間には、ラッチ回路200−1が接続される。ラッチ回路200−1は、2個のPMOSトランジスタ(26−1、27−1)と2個のNMOSトランジスタ(28−1、29−1)を有する。PMOSトランジスタ26−1のソースは、PMOSトランジスタ21−1のドレインに接続され、PMOSトランジスタ27−1のソースは、PMOSトランジスタ22−1のドレインに接続される。
NMOSトランジスタ28−1のソースはNMOSトランジスタ23−1のドレインに接続され、NMOSトランジスタ29−1のソースはNMOSトランジスタ24−1のドレインに接続される。PMOSトランジスタ26−1のゲートとNMOSトランジスタ28−1のゲートは共通接続され、ノード201−1に接続される。PMOSトランジスタ27−1のゲートとNMOSトランジスタ29−1のゲートは共通接続され、ノード202−1に接続される。PMOSトランジスタ26−1とNMOSトランジスタ28−1はインバータを構成し、PMOSトランジスタ27−1とNMOSトランジスタ29−1もインバータを構成する。従って、ラッチ回路200−1は、一方のインバータの入力が他方のインバータの出力にクロス接続される2個のインバータで構成される。NMOSトランジスタ25−1のソースは、ノード201−1に接続される。
第2の遅延調整回路20−2は、夫々ソースが第1の電源配線1に接続されるPMOSトランジスタ21−2とPMOSトランジスタ22−2を有する。NMOSトランジスタ25−2のドレインは、PMOSトランジスタ21−2のゲートに接続される。
第2の遅延調整回路20−2は、夫々ソースが第2の電源配線2に接続されるNMOSトランジスタ23−2とNMOSトランジスタ24−2を有する。NMOSトランジスタ23−2のゲートは、PMOSトランジスタ21−2のゲートに接続され、NMOSトランジスタ24−2のゲートは、PMOSトランジスタ22−2のゲートに接続される。
PMOSトランジスタ(21−2、22−2)とNMOSトランジスタ(23−2、24−2)のドレイン間には、ラッチ回路200−2が接続される。ラッチ回路200−2は、2個のPMOSトランジスタ(26−2、27−2)と2個のNMOSトランジスタ(28−2、29−2)を有する。PMOSトランジスタ26−2のソースは、PMOSトランジスタ21−2のドレインに接続され、PMOSトランジスタ27−2のソースは、PMOSトランジスタ22−2のドレインに接続される。PMOSトランジスタ21−1とNMOSトランジスタ23−2のゲートは、インバータ31の出力端に接続される。
NMOSトランジスタ28−2のソースはNMOSトランジスタ23−2のドレインに接続され、NMOSトランジスタ29−2のソースはNMOSトランジスタ24−2のドレインに接続される。PMOSトランジスタ26−2のゲートとNMOSトランジスタ28−2のゲートは共通接続され、ノード201−2に接続される。PMOSトランジスタ27−2のゲートとNMOSトランジスタ29−2のゲートは共通接続され、ノード202−2に接続される。PMOSトランジスタ26−2とNMOSトランジスタ28−2はインバータを構成し、PMOSトランジスタ27−2とNMOSトランジスタ29−2もインバータを構成する。従って、ラッチ回路200−2は、一方のインバータの入力が他方のインバータの出力にクロス接続される2個のインバータで構成される。NMOSトランジスタ25−2のソースは、ノード201−2に接続される。
第2の遅延調整回路20−2のノード201−2は、NAND回路32の一方の入力端に接続される。NAND回路32の出力端は、第1の遅延調整回路のPMOSトランジスタ22−1とNMOSトランジスタ24−1のゲートに接続される。
NAND回路32の出力端はインバータ33の入力端に接続される。インバータ33の出力端は出力ノード301に接続されると共に、第1の遅延調整回路20−1のPMOSトランジスタ21−1とNMOSトランジスタ23−1のゲートに接続される。
本実施形態の発振回路においては、既述した図1に示す第1の実施形態の発振回路と同様、インバータ33の入力端側の信号が第1の遅延調整回路20−1のPMOSトランジスタ22−1とNMOSトランジスタ24−1のゲートに供給され、インバータ33の出力端側の信号がPMOSトランジスタ21−1とNMOSトランジスタ23−1のゲートに接続される。従って、図2を用いて説明した動作と同様の動作により、第1の遅延調整回路20−1のノード201−1は、正の温度特性を有するPMOSトランジスタ27−1の漏れ電流Isと、負の温度特性を有するNMOSトランジスタ25−1のドレイン電流Idが加算され、正と負の温度特性が相殺された電流による充電動作が行われる。また、ノード201−1の放電も、正の温度特性を有するNMOSトランジスタ29−1の漏れ電流Isと負の温度特性を有するNMOSトランジスタ25−1の電流の和、すなわち、温度特性が相殺された電流によって行われる為、温度変動に対して安定した放電動作を行うことが出来る。
同様に、インバータ31の入力端側の信号が第2の遅延調整回路20−2のPMOSトランジスタ22−2とNMOSトランジスタ24−2のゲートに供給され、インバータ31の出力端側の信号がPMOSトランジスタ21−2とNMOSトランジスタ23−2のゲートに接続される。従って、図2を用いて説明した動作と同様の動作により、第2の遅延調整回路20−2のノード201−2は、正の温度特性を有するPMOSトランジスタ27−2の漏れ電流Isと、負の温度特性を有するNMOSトランジスタ25−2のドレイン電流Idが加算され、正と負の温度特性が相殺された電流による充電が行われる。また、ノード201−2の放電も、正の温度特性を有するNMOSトランジスタ29−2の漏れ電流Isと負の温度特性を有するNMOSトランジスタ25−2の電流の和、すなわち、温度特性が相殺された電流によって行われる為、温度変動に対して安定した放電動作を行うことが出来る。
本実施形態においては、夫々が遅延回路を構成する2段のインバータ(31、33)に夫々対応して、第1の遅延調整回路20−1と第2の遅延調整回路20−2が設けられる。夫々の遅延調整回路(20−1、20−2)は、温度特性が相殺された電流で遅延時間の調整が行われる為、温度変化に対する変動が抑制された発振回路が提供される。また、遅延時間は、各遅延調整回路(20−1、20−2)の遅延時間の合計により調整される為、夫々の遅延時間を調整することにより、発振回路の発振周波数を広範囲に調整することが出来る。
イネーブル信号enableが供給されるNAND回路32を含め、入力される信号レベルを反転する回路を3段有する構成について説明したが、1段のインバータと一つの遅延調整回路20により発振回路を構成することが出来る。すなわち、図1の実施形態において、インバータ31とNAND回路32を省略した構成とすることも出来る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 第1の電源配線、2 第2の電源配線、10 バイアス回路、11 定電流源、12 可変抵抗、13 ダイオード、20 遅延調整回路、30 遅延回路、101 バイアスノード、301 出力ノード。

Claims (10)

  1. 第1のノードに入力端が接続される第1のインバータを有する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力信号に応答して、前記第1のノードを充電する遅延調整回路と、
    を備え、
    前記遅延調整回路は、
    前記第1のノードと電源電圧が印加される第1の電源配線間に接続されるMOSトランジスタのソース・ドレイン路を有し、前記第1のノードの電圧がLレベルからHレベルに遷移する時に、前記MOSトランジスタをオフ状態にする信号が前記MOSトランジスタのゲートに印加されることにより前記第1のノードに正の温度特性の電流を供給する第1の電流供給路と、前記第1のノードに負の温度特性の電流を供給する第2の電流供給路を有することを特徴とする発振回路。
  2. 前記第2の電流供給路は、ゲートが共通接続された複数のMOSトランジスタのソース・ドレイン路の直列接続を有することを特徴とする請求項に記載の発振回路。
  3. 第1のノードに入力端が接続される第1のインバータを有する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力信号に応答して、前記第1のノードを充電する遅延調整回路と、
    を備え、
    前記遅延調整回路は、
    前記第1のノードの電圧が上昇する時に、前記第1のノードに正の温度特性の電流を供給する第1の電流供給路と、負の温度特性を有するバイアス電圧がゲートに印加されるNMOSトランジスタのソース・ドレイン路を有し、前記第1のノードに負の温度特性の電流を供給する第2の電流供給路を有することを特徴とする発振回路。
  4. 前記バイアス電圧は、定電流源と可変抵抗とダイオードの直列接続を有するバイアス回路によって供給されることを特徴とする請求項3に記載の発振回路。
  5. 第1のノードに入力端が接続される第1のインバータを有する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力信号に応答して、前記第1のノードを充電する遅延調整回路と、
    を備え、
    前記遅延調整回路は、
    前記第1のノードの電圧が上昇する時に、前記第1のノードに正の温度特性の電流を供給する第1の電流供給路と、ゲートが共通接続された複数のMOSトランジスタのソース・ドレイン路の直列接続を有し、前記第1のノードに負の温度特性の電流を供給する第2の電流供給路を有することを特徴とする発振回路。
  6. 第1のノードに入力端が接続される第1のインバータを有する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力信号に応答して、前記第1のノードを充電する遅延調整回路と、
    を備え、
    前記遅延調整回路は、
    電源電圧が印加される第1の電源配線にソースが接続され、ゲートに前記遅延回路の出力信号が供給される第1のPMOSトランジスタと、
    前記第1の電源配線にソースが接続され、ゲートに前記遅延回路の前記出力信号に対して反転した関係にある信号が前記遅延回路から供給される第2のPMOSトランジスタと、
    接地電圧が印加される第2の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第1のPMOSトランジスタのゲートに接続される第1のNMOSトランジスタと、
    前記第2の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第2のPMOSトランジスタのゲートに接続される第2のNMOSトランジスタと、
    前記第1のPMOSトランジスタのドレインにそのソースが接続され、ゲートが前記第1のノードに接続される第3のPMOSトランジスタと、
    前記第2のPMOSトランジスタのドレインにそのソースが接続され、ゲートが前記第3のPMOSトランジスタのドレインに接続される第4のPMOSトランジスタと、
    前記第1のNMOSトランジスタのドレインにそのソースが接続され、ゲートが前記第4のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第3のPMOSトランジスタのドレインに接続される第3のNMOSトランジスタと、
    前記第2のNMOSトランジスタのドレインにそのソースが接続され、ゲートが前記第3のPMOSトランジスタのドレインに接続され、そのドレインが前記第4のPMOSトランジスタのドレインに接続される第4のNMOSトランジタと、
    を有し、前記第1のノードの電圧が上昇する時に、前記第1のノードに正の温度特性の電流を供給する第1の電流供給路と、前記第1のノードに負の温度特性の電流を供給する第2の電流供給路を有することを特徴とする発振回路。
  7. 電源電圧が印加される第1の電源配線と、
    接地電圧が印加される第2の電源配線と、
    第1のノードと、
    前記第1の電源配線と前記第2の電源配線間に設けられ、負の温度係数を持ったバイアス電圧を出力するバイアス回路と、
    前記第1のノードの信号が供給される少なくとも1段のインバータを有する遅延回路と、
    前記遅延回路の出力信号に応答して、前記第1のノードを充電する遅延調整回路と、
    を備え、
    前記遅延調整回路は、
    前記第1のノードの電圧が上昇する時に、前記第1のノードに正の温度特性の電流を供給する第1の電流供給路と、
    夫々のゲートに前記バイアス電圧が供給される複数のNMOSトランジスタのソース・ドレイン路の直列接続を備え、前記第1のノードの電圧が上昇する時に前記遅延回路の出力信号に応答して前記第1のノードに負の温度特性を有する電流を供給する第2の電流供給路と、
    を具備することを特徴とする発振回路。
  8. 前記複数のNMOSトランジスタのうちの任意のトランジスタのソース・ドレイン間を短絡させるスイッチを備えることを特徴とする請求項7に記載の発振回路。
  9. 電源電圧が印加される第1の電源配線と、
    接地電圧が印加される第2の電源配線と、
    前記第1の電源配線と前記第2の電源配線間に設けられ、負の温度特性を有するバイアス電圧をバイアスノードに供給するバイアス回路と、
    第1のノードと、
    第1のインバータと、
    前記第1の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第1のインバータの出力端に接続される第1のPMOSトランジスタと、
    前記第1の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第1のインバータの入力端に接続される第2のPMOSトランジスタと、
    前記第2の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第1のインバータの出力端に接続される第1のNMOSトランジスタと、
    前記第2の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第1のインバータの入力端に接続される第2のNMOSトランジスタと、
    ソースが前記第1のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第1のノードに接続される第3のPMOSトランジスタと、
    ソースが前記第2のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第3のPMOSトランジスタのドレインに接続される第4のPMOSトランジスタと、
    ソースが前記第1のNMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第1のノードに接続される第3のNMOSトランジスタと、
    ソースが前記第2のNMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第3のNMOSトランジスタのドレインに接続される第4のNMOSトランジスタと、
    ゲートが前記バイアスノードに接続され、ソースが前記第1のノードに接続され、ドレインが前記第1のインバータの出力端に接続される第5のNMOSトランジスタと、
    第2のノードと、
    前記第2のノードに入力端が接続される第2のインバータと、
    前記第1の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第2のインバータの出力端に接続される第5のPMOSトランジスタと、
    前記第1の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第2のインバータの入力端に接続される第6のPMOSトランジスタと、
    前記第2の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第2のインバータの出力端に接続される第6のNMOSトランジスタと、
    前記第2の電源配線にソースが接続され、ゲートが前記第2のインバータの入力端に接続される第7のNMOSトランジスタと、
    ソースが前記第5のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第2のノードに接続される第7のPMOSトランジスタと、
    ソースが前記第6のPMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第7のPMOSトランジスタのドレインに接続される第8のPMOSトランジスタと、
    ソースが前記第6のNMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第2のノードに接続される第8のNMOSトランジスタと、
    ソースが前記第7のNMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第8のNMOSトランジスタのドレインに接続される第9のNMOSトランジスタと、
    ゲートが前記バイアスノードに接続され、ソースが前記第2のノードに接続され、ドレインが前記第2のインバータの出力端に接続される第10のNMOSトランジスタと、
    を具備することを特徴とする発振回路。
  10. 前記バイアス回路は、前記第1の電源配線と前記第2の電源配線間に直列に接続される定電流源と可変抵抗とダイオードを有することを特徴とする請求項9に記載の発振回路。
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