JP6406367B2 - ワーク搬送ロボット及び抵抗溶接機 - Google Patents

ワーク搬送ロボット及び抵抗溶接機 Download PDF

Info

Publication number
JP6406367B2
JP6406367B2 JP2017003752A JP2017003752A JP6406367B2 JP 6406367 B2 JP6406367 B2 JP 6406367B2 JP 2017003752 A JP2017003752 A JP 2017003752A JP 2017003752 A JP2017003752 A JP 2017003752A JP 6406367 B2 JP6406367 B2 JP 6406367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
welding
control device
lower electrode
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017003752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018111116A5 (ja
JP2018111116A (ja
Inventor
和裕 橋爪
和裕 橋爪
甲斐 孝治
孝治 甲斐
甲斐 美利
美利 甲斐
幸徳 小野田
幸徳 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Giken Co Ltd
Original Assignee
Koyo Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Giken Co Ltd filed Critical Koyo Giken Co Ltd
Priority to JP2017003752A priority Critical patent/JP6406367B2/ja
Publication of JP2018111116A publication Critical patent/JP2018111116A/ja
Publication of JP2018111116A5 publication Critical patent/JP2018111116A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6406367B2 publication Critical patent/JP6406367B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、抵抗溶接機までワークを搬送するワーク搬送ロボット及び該ワーク搬送ロボットを備えた抵抗溶接機に関する。
従来、抵抗溶接機には、対向配置された上部と下部の2つの電極にて少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせてなる板組(上記した“ワーク”であり、以下そのように呼ぶ)を挟持し、加圧しつつ通電を行って溶接する定置式のものや、下部をテーブル形状の電極(以下、“テーブル電極”と呼ぶ)とし、上部を上下左右に移動可能なガン型の電極として、テーブル電極上にワークを載置し、ガン型電極の先端部分を該ワークの溶接点に当て、加圧しつつ通電を行って溶接するテーブル式のものがある。
定置式の抵抗溶接機には、例えば特許文献1にも記載されているように、上部電極と下部電極との間までワークを搬送するワーク搬送ロボットを備えたものがある。ワーク搬送ロボットは、抵抗溶接機の前方から所定距離隔てた位置に固定配置され、ロボットアームの先端に取り付けられた把持具でワークを把持しつつ、抵抗溶接機まで搬送する。
特開平8−132253号公報
ところで、ワーク搬送ロボットを備えていない抵抗溶接機では、ワークの搬送は人手により行われるが、人手による搬送では、複数の同一ワークに対して溶接を行う場合でも、一つ一つ異なるワークに対して溶接を行う場合でも、作業効率には殆ど違いはない。しかしながら、そのような状況であっても作業効率を高めることができれば、生産性の向上が図れるなど、多くのメリットが得られる。このようなことから、ワーク搬送ロボットを備えていない抵抗溶接機にも後付けが可能なワーク搬送ロボットの実現が望まれる。但し、後付けが可能であったとしても、抵抗溶接機との間で位置ずれが生じることがあれば、ワーク上の溶接点にずれが生じて安定した溶接品質が得られなくなるため、ワーク搬送ロボットを備えていない抵抗溶接機に後付けする場合には、特にワーク上の溶接点にずれが生じないようにする必要がある。なお、本明細書では、ワークに対して溶接を行う点を前記したように“溶接点”と呼び、定置式の抵抗溶接機で溶接が行われる点、即ち上部電極と下部電極がワークに当たることで溶接が行われる箇所を“溶接位置”と呼ぶ。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、ワーク搬送ロボットを備えていない抵抗溶接機にも後付けすることができ、しかも当該抵抗溶接機との間で位置ずれが生じないワーク搬送ロボット及び該ワーク搬送ロボットを備えた抵抗溶接機を提供することを目的とする。
本発明のワーク搬送ロボットは、対向配置された上部電極と下部電極にて少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせてなるワークを挟持し、加圧しつつ通電を行って溶接する抵抗溶接機に用いられるワーク搬送ロボットであって、前記ワークを載置するテーブルをX−Y軸方向に移動させることで前記ワークの搬送を行う搬送機と、前記搬送機を支持する架台と、前記架台を前記抵抗溶接機に接続する接続具と、を備え、前記接続具は、前記抵抗溶接機と接触する部分の中心が前記下部電極の軸心に一致すると共に、前記テーブルが前記下部電極の軸心に対して直角方向に向くように接続する。
上記構成によれば、接続具の抵抗溶接機と接触する部分の中心が下部電極の軸心に一致し、且つテーブルが下部電極の軸心に対して直角方向に向くように、架台が抵抗溶接機に接続されるので、抵抗溶接機との間で位置ずれが生じることがなく、たとえ架台が上部電極と下部電極とによる溶接位置を中心とする円弧に沿って動いたとしても(即ち、架台が抵抗溶接機の下部電極の軸周りに動いたとしても)、ワーク上の溶接点がずれたりすることはない。したがって、複数の同一ワークに対して溶接を行っても、安定した溶接品質を得ることができる。
また、上記構成において、前記接続具は、前記下部電極の軸心方向に延在する抵抗溶接機本体の一部分に対し、前記下部電極の軸周りに回転自在に繋がる。
上記構成によれば、接続具が抵抗溶接機の下部電極の軸周りに回転自在に繋がるので、抵抗溶接機の前方に本ワーク搬送ロボットを配置するスペースが無くても、周囲に空きスペースがあれば、その空きスペースに配置することができ、抵抗溶接機の周囲の有効活用が可能となる。
また、上記構成において、前記ワーク上に設定された溶接点が前記上部電極と前記下部電極とによる溶接位置に来るように前記搬送機を制御する制御装置と、前記上部電極として、先端部分が本体部分から偏心した形状のものを使用する場合、前記制御装置に、非偏心形状の上部電極を使用した際の基準点との差を教示する教示装置と、を備え、前記制御装置は、前記教示装置で教示された差に基づき、前記ワーク上の溶接点の位置情報を補正し、補正した位置情報に基づいて前記搬送機の制御を行う。
上記構成によれば、上部電極として先端部分が本体部分から偏心した形状のものを使用しても、搬送機の制御において、教示装置で教示された非偏心形状の上部電極を使用した際の基準点との差に基づき、前記ワーク上の溶接点の位置情報を補正し、補正した位置情報に基づいて搬送機の制御を行うので、非偏心形状の上部電極を使用したときと同様の制御で、ワークに対する溶接を行うことができる。
本発明の抵抗溶接機は、対向配置された上部電極と下部電極にて少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせてなるワークを挟持し、加圧しつつ通電を行って溶接する抵抗溶接機であって、前記ワーク搬送ロボットを備える。
上記構成によれば、本発明のワーク搬送ロボットを備えたことで、抵抗溶接機との間で位置ずれが生じることなく接続することができる。たとえ架台が上部電極と下部電極とによる溶接位置を中心とする円弧に沿って動いたとしても(即ち、架台が抵抗溶接機の下部電極の軸周りに動いたとしても)、ワーク上の溶接点がずれたりすることはない。したがって、複数の同一ワークに対して溶接を行っても、安定した溶接品質を得ることができる。
本発明によれば、ワーク搬送ロボットを備えていない抵抗溶接機にも後付けすることができ、しかも当該抵抗溶接機との間で位置ずれが生じないので、複数の同一ワークに対して溶接を行っても、安定した溶接品質を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るワーク搬送ロボットの外観を示す斜視図 図1のワーク搬送ロボットを備えた定置式の抵抗溶接機を示す側面図 図1のワーク搬送ロボットの接続具の外観を示す平面図及び側面図 図1のワーク搬送ロボットと抵抗溶接機の下部電極との接続部分を示す側面図 図1のワーク搬送ロボットの搬送機の概略構成と該搬送機の制御を説明するための図 図1のワーク搬送ロボットの制御系の概略構成を示すブロック図 図1のワーク搬送ロボットの抵抗溶接機に対する位置ずれの概要を示す図 図1のワーク搬送ロボットの制御装置の動作を説明するためのフローチャート 図1のワーク搬送ロボットの制御装置の動作を説明するためのフローチャート 図1のワーク搬送ロボットの制御装置の動作を説明するためのフローチャート
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るワーク搬送ロボット1の外観を示す斜視図である。また、図2は、本実施形態に係るワーク搬送ロボット1を備えた定置式の抵抗溶接機100を示す側面図である。図1及び図2において、ワーク搬送ロボット1は、箱型構造のフレーム架台2と、フレーム架台2を抵抗溶接機100に接続するための接続具3と、フレーム架台2の上部に固定され、ワーク200(図2参照)を載置するテーブル5をX−Y軸方向に搬送する搬送機4と、各種スイッチ信号(“起動信号”、“原点復帰信号”、“エラーリセット信号”及び“非常停止信号”)を出力するスイッチボックス6と、を備える。
フレーム架台2は、上部の4つの枠体2a〜2dと、下部の4つの枠体2e〜2hと、上部の枠体2a〜2dと下部の4つの枠体2e〜2hとを繋ぐ4つの枠体2j〜2mと、上部の枠体2bに対向する下部の枠体2fの両端の下面に取り付けられる車輪2p,2qと、上部の枠体2dに対向する下部の枠体2hの両端の下面に取り付けられる車輪2r,2sと、を備える。
接続具3は、テーブル5が抵抗溶接機100の下部電極101の軸心に対して直角方向に配置されるように、フレーム架台2を抵抗溶接機100に接続するものであり、フレーム架台2の上部の4つの枠体2a〜2dのうち、抵抗溶接機100と直接対向する枠体2aの中央部上面に取り付けられる。接続具3は、鉄材を加工して得られた金属製のものであるが、プラスチック等の樹脂材を加工して樹脂製のものであっても構わない。
図3は、本実施形態に係るワーク搬送ロボット1の接続具3の外観を示す平面図及び側面図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。同図に示すように、接続具3は、略方形板状の金具本体3aと、略C字形板状の押え片3bとから構成される。金具本体3aには、押え片3bと対向する部分に半円形の切り欠き3a1が形成されており、また押え片3bとの接続に用いられるネジ4を通すための2つのねじ孔3a2と、フレーム架台2に固定するネジ(図示略)を通すための4つの貫通孔3a3が形成されている。押え片3bとの接続に用いられるネジ4を通すための2つのねじ孔3a2には、ネジ4と螺合するネジが切られている。
押え片3bには、金具本体3aの切り欠き3a1と同様の形状を有する切り欠き3b1と、ねじ4を通すための2つの貫通孔3b2が形成されている。押え片3bの貫通孔3b2は、金具本体3aと対向する端面に対して直交する方向に形成されている。また、押え片3bの貫通孔3b2にはネジ4を係止するための段差が設けられている。この段差は、貫通孔3b2のネジ4の挿入口から略中央まではネジ4の頭部が通過する大きさ(直径)となり、略中央部からネジ4の先端が出てくる開口まではネジの呼びのみ通過する大きさ(直径)となっている。
金具本体3aの切り欠き3a1と押え片3bの切り欠き3b1は、金具本体3aと押え片3bを接合させたときに、抵抗溶接機100の下部電極101の下端部101aの外周面に沿って嵌合する形状を有している。なお、詳細は後述するが、抵抗溶接機100の下部電極101は略円柱形状を成し、内部には冷却水を循環させるための流路を有する。また、下部電極101の先端部分にはキャップチップ101bが取り付けられる。上部電極102も下部電極101と同様に略円柱形状を成し、内部には冷却水を循環させるための流路を有する。また、上部電極102の先端部分にはキャップチップ102bが取り付けられる。
接続具3は、貫通孔3ab1の中心Cが抵抗溶接機100の下部電極101の軸心と一致するように設計されている。図4は、抵抗溶接機100の下部電極101と接続具3との接続状態を示す側面図である。同図に示すように、接続具3を抵抗溶接機100の下部電極101に繋ぐことで、接続具3の貫通孔3ab1の中心Cが抵抗溶接機100の下部電極101の軸心Axに一致する。
接続具3は、貫通孔3ab1の直径が下部電極101の下端部101aの直径より僅かに大きく形成されていて、下部電極101の軸周りに摺動自在となっている。即ち、接続具3は、溶接機100の下部電極101の外周面に沿って嵌合するものの、下部電極101に強固の固定されるのではなく摺動自在に繋がった状態となっている。
図1に戻り、搬送機4は、フレーム架台2に取り付けられる第1のスライダ41と、第1のスライダ41に取り付けられて、第1のスライダ41によって搬送される補助板42と、補助板42に取り付けられる第2のスライダ43と、後述する制御装置40と、を備える。第1のスライダ41及び第2のスライダ43は、ともに断面四角形状で中空の棒状に形成されており、内部にはステッピングモータ、ボールネジ駆動機構(いずれも図示略)等が設けられている。第1のスライダ41は、フレーム架台2の枠体2d上で、且つ枠体2dの長手方向に沿って配置される。補助板42は、断面四角形状で肉厚の板状に形成されており、第1のスライダ41に対して直交する方向に配置される。補助板42の一端部分が第1のスライダ41の可動片(図示略)に取り付けられる。第2のスライダ43は、補助板42の長手方向(即ち、フレーム架台2の幅方向(X軸方向))に取り付けられる。第2のスライダ43は、第1のスライダ41によりフレーム架台2の奥行き方向(フレーム架台2の奥行き方向(Y軸方向))に移動する。
図5は、搬送機4の概略構成を示す図である。同図において、テーブル5は、第1のスライダ41によってY軸方向に移動し、第2のスライダ43によってX軸方向に移動する。テーブル5をY軸方向に移動させるときは、制御装置40から第1のスライダ41に対してパルス信号Scyが出力される。また、テーブル5をX軸方向に移動させるときは、制御装置40から第2のスライダ43に対してパルス信号Scxが出力される。第1、第2のスライダ41,43の可動片の位置は、これらに供給するパルス数に比例するので、制御装置40は、そのパルス数を記憶することで、第1、第2のスライダ41,43の可動片の位置を把握する。無論、第1、第2のスライダ41,43にエンコーダ(図示略)を付加することで、第1、第2のスライダ41,43の可動片の位置を知ることもできる。
図6は、制御装置40の概略構成を示すブロック図である。同図において、制御装置40は、第1、第2のスライダ41,43を駆動するためのパルス信号Scx,Scyを出力するドライブ回路401と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)402と、CPU402を動作させるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)403と、CPU402の動作において用いられるRAM(Random Access Memory)404と、ワーク200の溶接点の位置を含む各種データを記憶するフラッシュメモリ405と、パソコン300(図2参照)と通信を行ってデータの取得に用いられる通信部406と、抵抗溶接機100との電気的接続及びスイッチボックス6との電気的接続を行うインタフェース407と、を有する。CPU402、ROM403、RAM404、フラッシュメモリ405、通信部406及びインタフェース407は、共通バス408に接続される。
ROM403に記憶されたプログラムは、動作開始時にCPU402によってRAM404に展開される。CPU402は、RAM404に展開したプログラムを順次読み込んで処理を行う。フラッシュメモリ405には、テーブル5が移動する2次元平面80(図5参照)を示すデータ(以下、“2次元平面データ”と呼ぶ)、2次元平面80上における抵抗溶接機100の溶接位置WPeを示すデータ(以下、“溶接位置データ”と呼ぶ)、ワーク200に設定された2次元平面80上における溶接点(例えば、WP1〜WP3)を示すデータ(以下、“溶接点データ”と呼ぶ)等が記憶される。これらのデータは、ワーク搬送ロボット1の使用開始前に、パソコン300を介して教示される。本実施形態では、溶接点データを、Dxi,yi(i=1,2,3,〜の整数)で表す。この場合、1つのワーク200における溶接点が1個の場合はDx1,y1となり、3個の場合はDx1,y1,Dx2,y2,Dx3,y3となる。
なお、各種データを教示するための手段は、パソコン300に限定されず、例えばタブレット、スマートフォン等の電子機器で行うことも勿論可能である。また、伝送媒体も有線のみならず無線(無線LAN、Bluetooth(登録商標)等)でもよいし、RFID(Radio Frequency IDentifier)を用いることも可能である。この場合、RFIDタグ(図示略)に各種データを記憶させて、ワーク200に貼り付け、制御装置40に接続したリーダライタ(図示略)でワーク200に貼り付けたRFIDタグから各種データを読み込む。この場合、ワーク200が複数個あれば、最初の1台目にRFIDタグを貼り付けて、そのRFIDタグに、溶接点データとともにワーク200の台数を記憶させるようにすればRFIDタグは1個だけで済み、コストを低く抑えることができる。因みに、RFIDタグに製品情報を記憶させるようにしてもよい。
制御装置40の動作は、実際はCPU402が行うが、以下の記述では主語にCPU402を使用せず、制御装置40を使用することとする。
制御装置40は、フラッシュメモリ405に記憶された2次元平面データ、溶接位置データ及び溶接点データと、第1、第2のスライダ41,43に供給するパルス信号のパルス数とに基づき、第1、第2のスライダ41,43を制御する。また、制御装置40は、ワーク200に設定された溶接点が抵抗溶接機100の溶接位置WPeに到達したときに、抵抗溶接機100に溶接開始信号Ssを出力する。また、制御装置40は、抵抗溶接機100から出力された溶接完了信号Seを入力する。また、制御装置40は、スイッチボックス6から出力されたスイッチ信号Ssw1〜Ssw4を入力する。
テーブル5が移動する2次元平面80は、架台2が接続具3によって抵抗溶接機100に繋がれることで、抵抗溶接機100の下部電極101の軸心に対して直角方向となり、また接続具3の抵抗溶接機100と接触する部分の中心が下部電極101の軸心に一致することから、たとえ架台2が抵抗溶接機100の溶接位置WPeを中心とする円弧に沿って動いたとしても(即ち、抵抗溶接機100の下部電極101の軸周りに架台2が動いたとしても)、ワーク200上の溶接点がずれたりすることはない。
図7は、抵抗溶接機100に対するワーク搬送ロボット1の位置ずれの概要を示す図である。同図に示すように、架台2が抵抗溶接機100の下部電極101の軸周り、即ち図中矢印Aで示す方向に動いたとしても、溶接位置WPeを基準とする2次元平面80の座標系は、架台2の物意的な動きとは無関係であるので、ワーク200上の溶接点にずれが生じることはない。
ワーク搬送制御においては、原点位置からの座標で位置決めを行う絶対値制御や、現在の位置から移動量を指示して位置決めを行う相対値制御があり、これらの制御のいずれか一方又は両方を用いてテーブル5に載置されたワーク200を溶接位置WPeまで搬送することができる。図5に示すように、ワーク200に3つの溶接点WP1〜WP3がある場合、制御装置40は、最初の溶接点WP1で溶接を行うため、溶接位置WP1が溶接位置WPe上に来るように第1、第2のスライダ41,43を制御してテーブル5を移動させる。ワーク200上の溶接点WP1が溶接位置WPeに到達すると、制御装置40は、抵抗溶接機100に対して溶接開始信号Ssを出力し、溶接を開始させる。
制御装置40は、抵抗溶接機100に溶接開始信号Ssを出力した後、抵抗溶接機100からの溶接終了信号Seを入力すると、次の溶接点WP2で溶接を行うため、次の溶接点WP2が溶接位置WPe上に来るように第1、第2のスライダ41,43を制御してテーブル5を移動させる。ワーク200上の溶接点WP2が溶接位置WPeに到達すると、制御装置40は、抵抗溶接機100に対して溶接開始信号Ssを出力し、溶接を開始させる。制御装置40は、抵抗溶接機100へ溶接開始信号Ssを出力した後、抵抗溶接機100からの溶接終了信号Seを入力すると、次の溶接点WP3で溶接を行うため、次の溶接点WP3が溶接位置WPe上に来るように第1、第2のスライダ41,43を制御してテーブル5を移動させる。ワーク200上の溶接点WP3が溶接位置WPeに到達すると、制御装置40は、抵抗溶接機100に対して溶接開始信号Ssを出力し、溶接を開始させる。制御装置40は、抵抗溶接機100へ溶接開始信号Ssを出力した後、抵抗溶接機100からの溶接終了信号Seを受けると、テーブル5が原点に戻るように第1、第2のスライダ41,43を制御してテーブル5を移動させる。以上のようにしてワーク200に対する溶接が行われる。
なお、上部電極102として、先端部分が本体部分から偏心した形状のものを使用する場合、制御装置40にパソコン300(教示装置)を接続して、パソコン300から制御装置40に非偏心形状(直線形状)の上部電極102を使用した際の基準点との差を教示する。制御装置40は、パソコン300より教示された差に基づき、ワーク200上の溶接点の位置情報を補正し、補正した位置情報に基づいて搬送機4の制御を行う。このように、上部電極102として先端部分が本体部分から偏心した形状のものを使用しても、ワーク200上の溶接点の位置情報を補正できるので、非偏心形状の上部電極102を使用したときと同様の制御で、ワーク200に対する溶接を行うことができる。
図2において、テーブル5は、L字状の金具46を介して第2のスライダ43に固定される下部テーブル51と、下部テーブル51の直上に位置し、下部テーブル51の四隅に分散配置された4個のスプリング部材53で支持される上部テーブル52とから構成される。下部テーブル51は、幅狭のコ字状に形成されており、上部テーブル52は、ワーク200の周縁部を支持する形状に形成されている。なお、スプリング部材53を介して上部テーブル5を下部テーブル51で支持する機構は、フローティング機構と呼ばれ、使用による抵抗溶接機100の下部電極101の減りに対応できるものである。このフローティング機構は、定置式の抵抗溶接機では周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
抵抗溶接機100は、上部電極102を保持する上部アーム110と、下部電極101を保持する下部アーム111と、下部アーム111を下方から支持する支持アーム112と、上部アーム110を矢印Y方向に上下動させる駆動装置105と、ワーク搬送ロボット1の制御装置40と通信が可能であって、抵抗溶接機100の駆動装置105を制御する制御装置106と、を備える。上部アーム110は、矢印Y方向に上下動する以外に、矢印X方向に移動させることができる。即ち、ワーク200の形状に応じて調整が可能となっている。矢印X方向への移動は人の手で行われる。下部アーム111は、上下方向(矢印Y方向)への移動は不可となっており、矢印X方向への移動は人手で可能となっている。
抵抗溶接機100の制御装置106は、ワーク200の自動溶接時に、ワーク搬送ロボット1からの溶接開始信号Ssを入力することで上部アーム110を下方へ移動させる。そして、上部アーム110の下方への移動により上部電極102がワーク200の溶接点に接触することで、下部電極101とともにワーク200を挟持する。このときワーク200は、テーブル5のフローティング機構によって上部電極102と下部電極101の間に正確に収まる。制御装置106は、上部電極102がワーク200の溶接点に接触した後、ワーク200を加圧するとともに通電して溶接を行う。制御装置106は、溶接が完了すると、ワーク搬送ロボット1の制御装置40へ溶接終了信号Seを出力する。制御装置106は、ワーク搬送ロボット1からの溶接開始信号Ssを入力する毎に溶接を行う。ワーク搬送ロボット1は、1つのワーク200に対する溶接を完了すると、テーブル5を原点に復帰させて待機する。
次に、ワーク搬送ロボット1の制御装置40の動作について説明する。
図8〜図10は、ワーク搬送ロボット1の制御装置40の動作を説明するためのフローチャートである。まず図8において、制御装置40は、電源が投入された直後にフラッシュメモリ405より2次元平面データと溶接位置データを読み込む(ステップS10)。次いで、制御装置40は、起動信号が有るかどうか判定する(ステップS11)。制御装置40は、起動信号が無いと判定すると(即ち、ステップS11で「NO」と判定すると)、起動信号が有ると判定するまでこの処理を継続する。制御装置40は、起動信号が有ると判定すると(即ち、ステップS11で「YES」と判定すると)、自身が持つフラグレジスタFを「0」、カウントレジスタMを「0」、データレジスタNを「0」に初期化する(ステップS12)。フラグレジスタFは、溶接対象のワーク200が1台であるか否かの判定に用いられるものであり、ワーク200が1台の場合は「0」に、2台以上の場合は「1」に設定される。カウントレジスタMは、1つのワーク200に対する溶接回数を計数するカウンタである。データレジスタNは、1つのワーク200に対する溶接点の個数を記憶するものである。
制御装置40は、フラグレジスタF、カウントレジスタM及びデータレジスタNの初期化を行った後、搬送機4を制御し、テーブル5を2次元平面80上の原点位置に設定する(ステップS13)。制御装置40は、テーブル5を原点位置に設定した後、最初のワーク200かどうか判定する(ステップS14)。制御装置40は、最初のワーク200であると判定すると(即ち、ステップS14で「YES」と判定すると)、フラッシュメモリ405より最初のワーク200の溶接データDx1,y1を読み込む。制御装置40は、最初のワーク200ではないと判定すると(即ち、ステップS14で「NO」と判定すると)、フラッシュメモリ405より次のワーク200の溶接データDxi+1,yi+1を読み込む(ステップS16)。
制御装置40は、最初のワーク200の溶接データDx1,y1を読み込むか、または次のワーク200の溶接データDxi+1,yi+1を読み込むと、今読み込んだワーク200上の溶接点の個数nは「2」以上かどうか判定する(ステップS17)。制御装置40は、ワーク200上の溶接点の個数nが「2」以上ではないと判定すると(即ち、ステップS17で「NO」と判定すると)、ワーク200上の溶接点が1つとして、その溶接点に対するX−Y軸データScx,Scyを生成する(ステップS18)。制御装置40は、1つの溶接点に対するX−Y軸データScx,Scyを生成した後、カウントレジスタMの値に「1」を加算する(ステップS19)。制御装置40は、カウントレジスタMの値に「1」を加算した後、後述するステップS24に進み、1つの溶接点に対するX−Y軸データScx,Scyを搬送機4に出力する。
一方、制御装置40は、ステップS17の処理において、今読み込んだワーク200上の溶接点の個数nが「2」以上であると判定すると(即ち、ステップS17で「YES」と判定すると)、フラグレジスタFを「1」に設定し(ステップS20)、次いでデータレジスタNに「2」以上の溶接点の個数nを設定する(ステップS21)。例えば、溶接点が3つある場合、データレジスタNに「3」を設定する。次いで、制御装置40は、カウントレジスタMの値に「1」を加算する(ステップS22)。
制御装置40は、カウントレジスタMの値に「1」を加算した後、M番目の溶接点を溶接位置WPeに持ってくるX−Y軸データScx,Scyを生成する(ステップS23)。この場合、最初は1番目の溶接点を溶接位置WPeに持ってくるX−Y軸データScx,Scyを生成する。制御装置40は、M番目の溶接点を溶接位置WPeに持ってくるX−Y軸データScx,Scyを生成した後、そのX−Y軸データScx,Scyを搬送機4に出力する(ステップS24)。制御装置40は、X−Y軸データScx,Scyを搬送機4に出力した後、ワーク200のM番目の溶接点が溶接位置WPeに達したかどうか判定する(ステップS25)。
制御装置40は、ワーク200のM番目の溶接点が溶接位置WPeに達してないと判定すると(即ち、ステップS25で「NO」と判定すると)、溶接位置WPeに達するまでこの処理を継続する。これに対し、ワーク200のM番目の溶接点が溶接位置WPeに達したと判定すると(即ち、ステップS25で「YES」と判定すると)、抵抗溶接機100に溶接開始信号Ssを出力する(ステップS26)。これより、ワーク200のM番目の溶接点にて溶接が行われる。この場合、M=1であれば、ワーク200の1番目の溶接点にて溶接が行われる。
制御装置40は、抵抗溶接機100に溶接開始信号Ssを出力した後、抵抗溶接機100からの溶接完了信号Seを受信したかどうか判定する(ステップS27)。制御装置40は、溶接完了信号Seを受信していないと判定すると(ステップS27で「NO」と判定すると)、溶接完了信号Seを受信するまでこの処理を継続する。これに対し、溶接完了信号Seを受信したと判定すると(即ち、ステップS27で「YES」と判定すると)、フラグFの値が「1」であるかどうか判定する(ステップS28)。ワーク200上の溶接点の個数が「1」の場合、フラグレジスタFは「0」となり、ワーク200上の溶接点の個数が「2」以上の場合、フラグレジスタFは「1」となる。
制御装置40は、フラグレジスタFが「1」でない、即ち「0」と判定すると(即ち、ステップS28で「NO」と判定すると)、テーブル5を原点に設定し(ステップS30)、ステップS11の処理に戻る。これに対し、フラグレジスタFが「1」であると判定すると(即ち、ステップS28で「YES」と判定すると)、カウントレジスタMの値とデータレジスタNの値が同じかどうか判定する(ステップS29)。上述したように、カウントレジスタMは1つのワーク200に対する溶接回数を計数するカウンタであり、データレジスタNは1つのワーク200に対する溶接点の個数を記憶するものであるので、1つのワーク200に対する溶接回数が溶接点の個数に達していなければ、残りの溶接点にて溶接が行われる。したがって、制御装置40は、カウントレジスタMの値とデータレジスタNの値が同じではないと判定すると(即ち、ステップS29で「NO」と判定すると)、ステップS22に戻り、カウントレジスタMの値に「1」を加算し、再びステップS23〜ステップS27の処理を行う。これに対し、カウントレジスタMの値とデータレジスタNの値が同じであると判定すると(即ち、ステップS29で「YES」と判定すると)、テーブル5を原点に設定し(ステップS30)、ステップS11の処理に戻る。即ち、1つのワーク200に対する溶接が全て行われたので、テーブル5を原点に設定して次のワーク200に対する溶接を行うべく待機する。
上述した図8及び図9に示す処理は、スイッチボックス6にて「起動」のスイッチ操作が有る毎に行われるが、図10に示す処理は、所定時間毎に行われる割り込み処理である。
図10において、制御装置40は、スイッチ操作が有るかどうか判定する(ステップS100)。制御装置40は、スイッチ操作が無いと判定すると(即ち、ステップS100で「NO」と判定すると)、スイッチ操作が有ると判定するまでこの処理を継続する。これに対し、スイッチ操作が有ると判定すると(即ち、ステップS100で「YES」と判定すると)、スイッチ操作が「原点復帰」であるかどうか判定する(ステップS101)。制御装置40は、スイッチ操作が「原点復帰」であると判定すると(即ち、ステップS101で「YES」と判定すると)、搬送機4を制御してテーブル5を原点に復帰させる(ステップS102)。制御装置40は、テーブル5を原点に復帰させた後、ステップS10戻る。
制御装置40は、スイッチ操作が「原点復帰」ではないと判定すると(即ち、ステップS101で「NO」と判定すると)、スイッチ操作が「エラーリセット」であるかどうか判定する(ステップS103)。制御装置40は、スイッチ操作が「エラーリセット」であると判定すると(即ち、ステップS103で「YES」と判定すると)、搬送機4をリセットし、テーブル5を原点に復帰させるとともに、フラグF、カウンタM及びレジスタN等を初期化する(ステップS104)。制御装置40は、搬送機4をリセットした後、ステップS10戻る。
制御装置40は、スイッチ操作が「エラーリセット」ではないと判定すると(即ち、ステップS103で「NO」と判定すると)、スイッチ操作が「非常停止」であるかどうか判定する(ステップS105)。制御装置40は、スイッチ操作が「非常停止」であると判定すると(即ち、ステップS105で「YES」と判定すると)、搬送機4を停止させる(ステップS106)。制御装置40は、搬送機4を停止させた後、ステップS10戻る。
このように、本実施形態に係るワーク搬送ロボット1によれば、架台2に取り付けられた接続具3の抵抗溶接機100と接触する部分の中心が下部電極101の軸心に一致し、且つテーブル5が下部電極101の軸心に対して直角方向に向くように、架台2を抵抗溶接機100に接続するので、抵抗溶接機100との間で位置ずれが生じることがなく、たとえ架台2が上部電極102と下部電極101とによる溶接位置WPeを中心とする円弧に沿って動いたとしても(即ち、架台2が抵抗溶接機100の下部電極101の軸周りに動いたとしても)、ワーク200上の溶接点がずれたりすることがない。したがって、複数の同一ワーク200に対して溶接を行っても、安定した溶接品質を得ることができる。
また、接続具3が抵抗溶接機100の下部電極101の軸周りに回転自在に繋がるので、抵抗溶接機100の前方にワーク搬送ロボット1を配置するスペースが無くても、周囲に空きスペースがあれば、その空きスペースに配置することができ、抵抗溶接機100の周囲の有効活用が可能となる。
また、上部電極102として先端部分が本体部分から偏心した形状のものを使用しても、搬送機4の制御において、パソコン300で教示された非偏心形状の上部電極102を使用した際の基準点との差に基づき、ワーク200上の溶接点の位置情報を補正し、補正した位置情報に基づいて搬送機4の制御を行うので、非偏心形状の上部電極102を使用したときと同様の制御で、ワーク200に対する溶接を行うことができる。
なお、本発明を特定の実施形態を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本発明は、ワーク搬送ロボットを備えていない抵抗溶接機にも後付けすることができ、しかも当該抵抗溶接機との間で位置ずれが生じないので、複数の同一ワークに対して溶接を行っても、安定した溶接品質を得ることができるといった効果を有し、定置式の抵抗溶接機に好適である。
1 ワーク搬送ロボット
2 フレーム架台
2a〜2h 枠体
2j〜2m 枠体
2p,2q,2r,2s 車輪
3 接続具
3a 金具本体
3b 押え片
4 搬送機
5 テーブル
6 スイッチボックス
40 制御装置
41 第1のスライダ
42 補助板
43 第2のスライダ
46 L字状の金具
51 下部テーブル
52 上部テーブル
53 スプリング部材
80 2次元平面
100 定置式の抵抗溶接機
101 下部電極
101a 下部電極の下端部
101b キャップチップ
102 上部電極
105 駆動装置
106 制御装置
110 上部アーム
111 下部アーム
112 支持アーム
200 ワーク
300 パソコン
401 ドライブ回路
402 CPU
403 ROM
404 RAM
405 フラッシュメモリ
406 通信部
407 インタフェース
Dxi,yi 溶接点データ
F フラグレジスタ
M カウントレジスタ
N データレジスタ
Ss 溶接開始信号
Se 溶接完了信号
Ssw1〜Ssw4 スイッチ信号
WPe 溶接位置
WP1〜WP3 溶接点

Claims (4)

  1. 対向配置された上部電極と下部電極にて少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせてなるワークを挟持し、加圧しつつ通電を行って溶接する抵抗溶接機に用いられるワーク搬送ロボットであって、
    前記ワークを載置するテーブルをX−Y軸方向に移動させることで前記ワークの搬送を行う搬送機と、
    前記搬送機を支持する架台と、
    前記架台を前記抵抗溶接機に接続する接続具と、を備え、
    前記接続具は、前記抵抗溶接機と接触する部分の中心が前記下部電極の軸心に一致すると共に、前記テーブルが前記下部電極の軸心に対して直角方向に向くように接続するワーク搬送ロボット。
  2. 前記接続具は、前記下部電極の軸心方向に延在する抵抗溶接機本体の一部分に対し、前記下部電極の軸周りに回転自在に接続する請求項1に記載のワーク搬送ロボット。
  3. 前記ワーク上に設定された溶接点が前記上部電極と前記下部電極とによる溶接位置に来るように前記搬送機を制御する制御装置と、
    前記上部電極として、先端部分が本体部分から偏心した形状のものを使用する場合、前記制御装置に、非偏心形状の上部電極を使用した際の基準点との差を教示する教示装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記教示装置で教示された差に基づき、前記ワーク上の溶接点の位置情報を補正し、補正した位置情報に基づいて前記搬送機の制御を行う請求項1又は請求項2に記載のワーク搬送ロボット。
  4. 対向配置された上部電極と下部電極にて少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせてなるワークを挟持し、加圧しつつ通電を行って溶接する抵抗溶接機であって、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のワーク搬送ロボットを備える抵抗溶接機。

JP2017003752A 2017-01-13 2017-01-13 ワーク搬送ロボット及び抵抗溶接機 Expired - Fee Related JP6406367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017003752A JP6406367B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 ワーク搬送ロボット及び抵抗溶接機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017003752A JP6406367B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 ワーク搬送ロボット及び抵抗溶接機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018111116A JP2018111116A (ja) 2018-07-19
JP2018111116A5 JP2018111116A5 (ja) 2018-08-30
JP6406367B2 true JP6406367B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=62910685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017003752A Expired - Fee Related JP6406367B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 ワーク搬送ロボット及び抵抗溶接機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6406367B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6453782A (en) * 1987-08-24 1989-03-01 Smk Kk Welding method
JPH0634073Y2 (ja) * 1988-02-03 1994-09-07 トヨタ自動車株式会社 ワーク位置決め治具入替装置
JP2676067B2 (ja) * 1988-07-25 1997-11-12 マツダ株式会社 ワークに対する作業装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018111116A (ja) 2018-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW449521B (en) Apparatus for controlling a three dimensional laser cutting machine
CN109029453B (zh) 熔覆头姿态路径规划方法、装置、终端、存储介质及系统
JP6667376B2 (ja) 部品圧入方法および部品圧入システム
JP6625203B2 (ja) ワークの測定装置および工作機械
JP6406367B2 (ja) ワーク搬送ロボット及び抵抗溶接機
JP2009090353A (ja) スタッド溶接装置
JP2005162369A (ja) 基板加工装置
JP6612712B2 (ja) マーキング装置及び板材加工システム
JP2019030885A (ja) 情報投影方法及び装置並びにレーザ加工装置
CN207668711U (zh) 一种用于板材拼接的定位机构
JP4679250B2 (ja) 下板対するピン位置決め機能を備えるプリント基板外形加工機およびピン打ち込みユニット
KR20080057570A (ko) 레이저 용접장치
JP7014115B2 (ja) 数値制御装置と制御方法
JP3593636B2 (ja) パラレルシーム接合装置およびパラレルシーム接合方法
JP6314506B2 (ja) 車両部品の製造装置及び製造方法
JP7070288B2 (ja) 数値制御装置と制御方法
KR20190032541A (ko) 로봇 및 그 운전 방법
JPS5947631B2 (ja) 自動溶接装置
JP2009279725A (ja) ロボット制御装置
JP2000015340A (ja) 曲げ加工方法及びその装置
JP2001347377A (ja) 自動加工装置
JP5864485B2 (ja) シーム溶接装置用の教示座標データ作成方法、シーム溶接装置及びジグ
JP4359175B2 (ja) 寿司ロボットとシャリ玉整列ロボットの位置決め用連結装置
JP2022108410A (ja) シーム溶接装置
JP3081668B2 (ja) ワーク支持装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180615

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180615

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6406367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees