JP6612712B2 - マーキング装置及び板材加工システム - Google Patents

マーキング装置及び板材加工システム Download PDF

Info

Publication number
JP6612712B2
JP6612712B2 JP2016210377A JP2016210377A JP6612712B2 JP 6612712 B2 JP6612712 B2 JP 6612712B2 JP 2016210377 A JP2016210377 A JP 2016210377A JP 2016210377 A JP2016210377 A JP 2016210377A JP 6612712 B2 JP6612712 B2 JP 6612712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
axis
workpiece
guide member
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016210377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018069519A (ja
Inventor
浩司 津田
勝美 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Holdings Co Ltd filed Critical Amada Holdings Co Ltd
Priority to JP2016210377A priority Critical patent/JP6612712B2/ja
Priority to PCT/JP2017/036749 priority patent/WO2018079256A1/ja
Publication of JP2018069519A publication Critical patent/JP2018069519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6612712B2 publication Critical patent/JP6612712B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C51/00Measuring, gauging, indicating, counting, or marking devices specially adapted for use in the production or manipulation of material in accordance with subclasses B21B - B21F
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

本発明は、例えばパンチプレスやレーザ加工機などのごとき板材加工機によって加工された、又は加工される板状のワークにマーキングを行うマーキング装置及び板材加工システムに関する。さらに詳細には、ワークに対して、例えば横方向にマーキングを行う場合や縦方向にマーキングを行う場合であっても読み易くマーキングを行うことのできるマーキング装置及びこのマーキング装置を備えた板材加工システムに関する。
従来、例えばパンチプレスやレーザ加工機などの板材加工機によって、板状のワークに複数の加工部品を切断分離する加工が行われている。この場合、各加工部品に例えば名称などを記載するマーキングが行われている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平10−71709号公報 特開2002−102962号公報
特許文献1には、板材加工機によって加工された板状のワークをX軸方向に搬送する搬送路の上方に、Y軸方向のY軸フレームを備え、前記ワークにマーキングを行う印字手段を、前記Y軸フレームに往復動自在に備えた構成が記載されている。
前記特許文献2には、板材加工機によって加工された板状のワークをX軸方向に搬送する搬送路の上方に、Y軸ガイド部材をX軸方向に往復動自在に備え、このY軸ガイド部材にマーキングヘッドをY軸方向に移動自在に備えた構成が記載されている。
前記特許文献1に記載の構成においては、ワークに対してY軸方向にマーキングを行うことができる。また、特許文献2に記載の構成においては、ワークに対してX軸方向及びY軸方向の両方向にマーキングを行うことができる。
ところで、マーキング装置としてインクジェットプリンタを採用すると、ワークに横方向に印字する場合も、縦方向に印字する場合も、インクジェットプリンタヘッドの特性として、印字した文字の方向性は常に一定である。すなわち、印字した文字の頭部は常に上側である。したがって、例えば「XYZ」と横方向に印字したときには、文字の方向を一方向(例えば文字の頭部を上側)に保持してXYZの文字を横方向に配置して印字される。ところが、縦方向に印字したときには、文字の方向を、横方向の印字の場合と同方向(例えば文字の頭部を上部側)に保持して、XYZの文字を縦方向に配置して印字するものである。
よって、ワークに対する印字方向が横方向の場合と縦方向の場合とによって、文字の方向性と文字の配置方向(印字方向)との関係が異なることとなり、印字した文字を全体として読む場合、読み難い場合がある。
したがって、印字方向が横方向の場合であっても、又縦方向であっても、文字の方向性と文字の配置方向との関係が常に一定であることが望まれている。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、板状のワークにマーキングを行うマーキング装置であって、ワークをX軸方向に搬送するワーク搬送路の上方位置に、Y軸方向のY軸ガイド部材を備え、このY軸ガイド部材に沿って往復動自在なY軸スライダに、X軸方向のX軸ガイド部材を備え、このX軸ガイド部材に沿って往復動自在なX軸スライダに、前記ワークにマーキングを行うマーキングヘッドを備え、ワークの搬送方向に対して印字方向が横方向の場合であっても、又縦方向であっても、文字の方向性と文字の配置方向との関係が常に一定となるように、このマーキングヘッドを垂直方向の軸心回りに回動自在に前記X軸ガイド部材に備え、ワークに対する前記マーキングヘッドの動作を制御する動作制御装置を備え、この制御装置は、ワーク上の各加工部品のマーキング開始位置及びマーキング方向に対応して、前記マーキングヘッドの位置及び指向方向並びにワークに対するマーキングヘッドの移動方向の制御を行う動作制御手段を備え、ワークに加工される各加工部品に対するマーキングは、各加工部品において予め設定されたマーキング開始位置から予め設定されたマーキング方向にマーキングが行われる構成であることを特徴とするものである。
また、前記マーキング装置において、マーキング方向は、各加工部品におけるX軸方向又はY軸方向の一方の辺に沿った方向であることを特徴とするものである。
また、板状のワークの加工を行う板材加工機と、前記板材加工機へのワークの搬入路又は板材加工機からのワーク搬出路に、板材加工機によって加工される又は加工された加工部品にマーキングを行うマーキング装置を備えた板材加工システムであって、前記マーキング装置は、ワークをX軸方向に搬送するワーク搬送路の上方位置に、Y軸方向のY軸ガイド部材を備え、このY軸ガイド部材に沿って往復動自在なY軸スライダに、X軸方向のX軸ガイド部材を備え、このX軸ガイド部材に沿って往復動自在なX軸スライダに、前記ワークにマーキングを行うマーキングヘッドを備え、ワークの搬送方向に対して印字方向が横方向の場合であっても、又縦方向であっても、文字の方向性と文字の配置方向との関係が常に一定となるように、このマーキングヘッドを垂直方向の軸心回りに回動自在に前記X軸ガイド部材に備え、ワークに対する前記マーキングヘッドの動作を制御する動作制御装置を備え、前記動作制御装置は、板状のワークに対する複数の加工部品の配置位置データと、各加工部品に対するマーキング開始位置データ及び各加工部品に対するマーキング方向のデータに基づいて、マーキング装置におけるマーキングヘッドの動作を制御する構成である。
本発明によれば、ワークに対してY軸方向(横方向)に印字する場合や、X軸方向(縦方向)に印字する場合であっても、印字する文字の方向性と文字の配置方向との関係を常に一定に保持して印字することができるものである。
本発明の実施形態に係る板材加工システムの構成を概念的、概略的に示した平面説明図である。 本発明の実施形態に係るマーキング装置の構成を示す斜視図であって、主要部分のみを表示してある。 本発明の実施形態に係るマーキング装置の構成を示す斜視図であって、主要部分のみを表示してある。 マーキング装置の主要部分をX軸方向から見た側面図である。 ワークに配置した加工部品に対するマーキング(印字)の方向性を示す説明図である。 第2の実施形態に係るマーキング装置の構成を概念的、概略的に示した平面説明図である。 第2の実施形態に係るマーキング装置の作用説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、図1の概略的な平面図で示すように板材加工システムは、例えばパンチプレスやレーザ加工機等のごとき板材加工機1を備えている。この板材加工機1のX軸方向の一側には、板材加工機1に対して搬出入する板状のワークWを一時的に支持するワーク支持テーブル3が配置してある。そして、このワーク支持テーブル3のX軸方向の一側であって、前記板材加工機1の反対側には、ワーク貯留部5が配置してある。このワーク貯留部5は、前記板材加工機1によって複数の加工部品が加工された後のワーク、又は前記板材加工機1へ搬入するワークを貯留する作用をなすものである。
前記板材加工機1と前記ワーク貯留部5との間には、前記板材加工機1によって加工される加工部品(図1には図示省略)、又は板材加工機1によって加工された加工部品にマーキングを行うマーキング装置7が備えられている。すなわち、マーキング装置7は、板材加工機1に対してワークWの搬入、搬出を行うワーク搬送路に備えられているものである。
前記マーキング装置7は、ワークWをX軸方向に搬送するワーク搬送路におけるパスラインの上方位置に、Y軸方向のY軸ガイド部材9を備えている。そして、このY軸ガイド部材9には、Y軸ガイド部材9に沿ってY軸方向に往復動自在なY軸スライダ15が備えられている。
より詳細には、図2,3に示すように、前記Y軸ガイド部材9のY軸方向の両端側は支柱11に支持されている。そして、Y軸ガイド部材9にはY軸方向のガイドレール13が水平に備えられている。このガイドレール13にはY軸スライダ15が往復動自在に支持されている。上記Y軸スライダ15を往復動するために、前記Y軸ガイド部材9には、Y軸方向のラック17が備えられている。そして、前記ラック17に噛合したピニオン(図示省略)を回転するために、前記Y軸スライダ15には、サーボモータなどのごときY軸モータ19が装着してある。
したがって、前記Y軸モータ19の回転を制御することにより、前記Y軸スライダ15をY軸方向に移動位置決めすることができるものである。なお、Y軸方向の基準位置からの、Y軸スライダ15の移動位置は、Y軸モータ19に備えたロータリーエンコーダ等のごとき位置検出手段によって検出することができるものである。
前記Y軸スライダ15には、X軸方向に長いX軸ガイド部材21が備えられている。このX軸ガイド部材21には、L字形状に湾曲したX軸スライダ23(図4参照)が移動自在に支持されている。より詳細には、前記X軸ガイド部材21は、前記Y軸スライダ15に一体的に備えた支持ブラケット25に取付けてある。そして、前記X軸ガイド部材21内に回転自在に備えたボールネジ(図示省略)には、前記X軸スライダ23に備えたボールナット(図示省略)が移動自在に螺合してある。
したがって、前記X軸ガイド部材21上に装着したサーボモータ等のごときX軸モータ27の回転を、エンドレスチェン(図示省略)を介して前記ボールネジに伝達し、ボールネジを回転することにより、前記X軸スライダ23をX軸方向に移動位置決めすることができるものである。なお、X軸ガイド部材21に沿ってX軸スライダ23を移動位置決めする構成としては、前述したごとき構成に限ることなく、その他の構成、例えば、リニアモータを採用した構成とすることも可能である。
前記X軸スライダ23には、X軸、Y軸方向に対して直交する垂直な方向(Z軸方向)の回転軸(図示省略)を備えたC軸モータ29が装着してある。このC軸モータ29の垂直な回転軸には、揺動ブラケット31が一体的に取付けてある。そして、前記回転軸から水平方向に僅かに離れた位置、すなわち回転軸から偏在した位置において、前記揺動ブラケット31には、マーキングヘッド33が備えられている。
前記C軸モータ29は、垂直な回転軸を水平に回転する機能を有するものである。そして、前記回転軸は、C軸モータ29に上下動自在に備えられている。前記回転軸を上下動するために、前記C軸モータ29上には、前記回転軸を上下方向(Z軸方向)に位置調節自在なZ軸モータ35が装着してある。
前記マーキングヘッド33は、インクジェットプリンタヘッドから構成してあり、ワークWに印字する文字の方向性は、前記揺動ブラケット31の方向性と常に一定の関係にある。したがって、前記C軸モータ29によって揺動ブラケット31を回動すると、揺動ブラケット31の回動によって印字する文字の方向性が変わるものである。本実施形態においては、図2,3に示すように、揺動ブラケット31を水平に90°回動することができる。よって、文字の方向性をX軸方向及びY軸方向、すなわち、縦方向及び横方向に変更することができるものである。なお、揺動ブラケット31の回転角度は90°に限ることなく、360°に設定することが望ましいものである。
前記構成において、図5に概略的に示すように、ワークWに複数の加工部品37A,37B,37C,37Dを配置して、例えばレーザ加工機によって各加工部品37A〜37Dを、ミクロジョイントを介してワークWに接続した状態に切断分離する。そして、マーキング装置7の位置を通過したときに、各加工部品37A〜37Dにおいて予め設定されたマーキング開始位置39から予め設定されたマーキング方向にマーキング41が行われるものである。なお、前記マーキングヘッド33は、垂直な軸心回りに360°回動することができるものとして説明する。
より詳細には、前記マーキング装置7には、ワークWに対するマーキングヘッド33の動作を制御する動作制御装置43が備えられている。この動作制御装置43は、前記ワークW上の前記マーキング開始位置39及びマーキング方向(例えばX軸方向、Y軸方向)に対応して、前記マーキングヘッド33の位置及びマーキングヘッド33の方向(例えばX軸方向、Y軸方向)並びにワークWに対する前記マーキングヘッド33の移動方向の制御を行う移動動作制御手段45が備えられている。
上記移動動作制御手段45は、前記Y軸モータ19、X軸モータ27、C軸モータ29及びZ軸モータ35の動作を制御して、前記マーキングヘッド33の移動動作を制御する機能を有するものである。
前記動作制御装置43には、ネスティング装置47が接続してある。このネスティング装置47は、コンピュータから構成してある。そして、ネスティング装置47には、前記ワークWに配置する複数の加工部品37A〜37Dの形状データ、ワークWの基準位置に対する各加工部品37A〜37Dの配置位置データ及び各加工部品37A〜37Dにおけるマーキング開始位置39の位置データ(マーキング開始位置データ)を格納した位置データメモリ48が備えられている。
前記マーキング開始位置39は、加工部品37A(代表して加工部品37Aの場合について説明する)における基準位置49Aから一方の辺49Bに沿って寸法Aで、基準位置49Aから他方の辺49Cに沿って寸法Bの位置に予め設定してある。そして、前記マーキング開始位置39からのマーキング方向(印字方向)は、一方の辺49Bに沿った方向に予め設定してある。そして、予め設定した寸法A,B及び印字方向(マーキング方向)は、ネスティング装置47におけるパラメータメモリ51に格納されている。
したがって、複数の加工部品37A〜37Dを配置したワークWを板材加工機1によって加工するに際しては、ネスティング装置47によって作成されたネスティングデータが、板材加工機1の動作を制御するNC装置へ伝送される。そして、ネスティングデータに従って、ワークWの加工が行われる。板材加工機1によって加工された後のワークWは、ワーク支持テーブル3からマーキング装置7を経てワーク貯留部5へ搬送される。
前記マーキング装置7の位置においては、ワークWに加工された複数の加工部品37A〜37Dにマーキングが行われる。この際、ネスティング装置47から動作制御装置43のネスティングデータメモリ53に入力されたネスティングデータに基づいてマーキングヘッド33の動作が動作制御手段45によって制御される。
すなわち、ワークWにおける各加工部品37A〜37Dには、各加工部品37A〜37Dにおいて予め設定(規定)された基準位置49から寸法A,Bの位置をマーキング開始位置39として、このマーキング開始位置39から一方の辺49Bに沿ってマーキング(印字)が行われる。
この際、マーキングヘッド33が回動されて、印字された文字の方向性は、マーキング(印字)される文字の配置方向に対して常に一定の関係になるように保持されているので、文字の配置方向と文字の方向性との関係は常に一定であり、マーキングした文字が読み難くなるようなことがないものである。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るマーキング装置7Aの構成を概念的、概略的に示した平面説明図である。このマーキング装置7Aの構成要素において、前記第1実施形態のマーキング装置7の構成要素と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
マーキング装置7Aは、Y軸方向に長いY軸ガイド部材9に沿ってY軸方向へ移動位置決め自在なY軸スライダ15Aを備えている。このY軸スライダ15Aは、制御装置(図示省略)によって制御されるY軸モータ(図示省略)の作動によって移動位置決めされるものである。前記Y軸スライダ15Aには、垂直方向(Z軸方向)の軸心回りに回動自在な旋回台61が備えられている。この旋回台61は、旋回台61に備えたサーボモータなどのごときモータ63によって水平に旋回動作されるものである。
前記旋回台61には、マーキングヘッド33が、旋回台61の回動軸心に対して直交する水平方向へ移動位置決め自在に備えられている。このマーキングヘッド33の移動位置決めは、サーボモータ(図示省略)によって行われるものである。より詳細には、前記旋回台61には、旋回台61の回転軸心に対して直交する方向に水平に延伸したガイド部材65が備えられている。そして、このガイド部材65に移動自在に支持されたスライダ67に前記マーキングヘッド33が備えられている。
上記構成により、図7(A)〜(D)に示すように、旋回台61を水平に回動することにより、ガイド部材65を、X軸方向、Y軸方向に対して所望の傾斜角度に傾斜することができる。したがって、ガイド部材65に沿ってマーキングヘッド33を移動して、ワークWに印字を行うことにより、X軸、Y軸に対して傾斜した方向に印字することができる。よって、ワークWに対して加工部品を傾斜した状態に配置した場合であっても容易に対応することができる。
この場合、図6、図7に概略的に示すように、ガイド部材65の長手方向とマーキングヘッド33の方向性は常に一定の関係にある。したがって、ガイド部材65の傾斜角が種々変化した場合であっても、ガイド部材65に沿ってマーキングヘッド33を移動しての印字方向(文字の配列方向)と、印字される文字の方向性は常に一定の関係にある。
ところで、前記説明においては、ガイド部材65に対してスライダ67が移動する旨説明した。しかし、スライダ67にマーキングヘッド33を一体的に備えて、旋回台61に対してガイド部材65が長手方向に移動する構成とすることも可能である。
以上のごとき説明より理解されるように、本実施形態によれば、インクジェットプリンタヘッドから構成してあるマーキングヘッド33を、垂直な軸心回りに回動自在に備えた構成であるから、ワークWの表面に印字される文字の方向性、例えば文字の上側を、文字の配置方向(印字方向)に対して常に直交する方向とすることができる。したがって、ワークWの加工部品に文字を印字した場合、文字の配置関係と文字の方向性の関係は常に一定であり、印字した全体が読み難くなるようなことがないものである。
ところで、本発明は、前述したごとき実施形態のみに限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他の形態でもって実施可能である。すなわち、前記説明においては、板材加工機1によってワークWに加工を行った後の加工部品に対してマーキングを行う旨に説明した。しかし、ワークWに対する加工部品の配置位置は、ネスティングデータによって、ワークWの加工を行う前に既知である。したがって、板材加工機1に対してワークWを搬入する前に、板材加工機1によって加工される加工部品に相当する位置に、予めマーキングを行うことも可能である。
1 板材加工機
3 ワーク支持テーブル
5 ワーク貯留部
7,7A マーキング装置
9 Y軸ガイド部材
15,15A Y軸スライダ
21 X軸ガイド部材
29 C軸モータ
33 マーキングヘッド
37A,37B,37C,37D 加工部品
39 マーキング開始位置
41 マーキング
43 動作制御装置
45 移動動作制御手段
47 ネスティング装置

Claims (3)

  1. 板状のワークにマーキングを行うマーキング装置であって、ワークをX軸方向に搬送するワーク搬送路の上方位置に、Y軸方向のY軸ガイド部材を備え、このY軸ガイド部材に沿って往復動自在なY軸スライダに、X軸方向のX軸ガイド部材を備え、このX軸ガイド部材に沿って往復動自在なX軸スライダに、前記ワークにマーキングを行うマーキングヘッドを備え、ワークの搬送方向に対して印字方向が横方向の場合であっても、又縦方向であっても、文字の方向性と文字の配置方向との関係が常に一定となるように、このマーキングヘッドを垂直方向の軸心回りに回動自在に前記X軸ガイド部材に備え、ワークに対する前記マーキングヘッドの動作を制御する動作制御装置を備え、この制御装置は、ワーク上の各加工部品のマーキング開始位置及びマーキング方向に対応して、前記マーキングヘッドの位置及び指向方向並びにワークに対するマーキングヘッドの移動方向の制御を行う動作制御手段を備え、ワークに加工される各加工部品に対するマーキングは、各加工部品において予め設定されたマーキング開始位置から予め設定されたマーキング方向にマーキングが行われる構成であることを特徴とするマーキング装置。
  2. 請求項1に記載のマーキング装置において、マーキング方向は、各加工部品におけるX軸方向又はY軸方向の一方の辺に沿った方向であることを特徴とするマーキング装置。
  3. 板状のワークの加工を行う板材加工機と、前記板材加工機へのワークの搬入路又は板材加工機からのワーク搬出路に、板材加工機によって加工される又は加工された加工部品にマーキングを行うマーキング装置を備えた板材加工システムであって、前記マーキング装置は、ワークをX軸方向に搬送するワーク搬送路の上方位置に、Y軸方向のY軸ガイド部材を備え、このY軸ガイド部材に沿って往復動自在なY軸スライダに、X軸方向のX軸ガイド部材を備え、このX軸ガイド部材に沿って往復動自在なX軸スライダに、前記ワークにマーキングを行うマーキングヘッドを備え、ワークの搬送方向に対して印字方向が横方向の場合であっても、又縦方向であっても、文字の方向性と文字の配置方向との関係が常に一定となるように、このマーキングヘッドを垂直方向の軸心回りに回動自在に前記X軸ガイド部材に備え、ワークに対する前記マーキングヘッドの動作を制御する動作制御装置を備え、前記動作制御装置は、板状のワークに対する複数の加工部品の配置位置データと、各加工部品に対するマーキング開始位置データ及び各加工部品に対するマーキング方向のデータに基づいて、マーキング装置におけるマーキングヘッドの動作を制御する構成であることを特徴とする板材加工システム。
JP2016210377A 2016-10-27 2016-10-27 マーキング装置及び板材加工システム Active JP6612712B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210377A JP6612712B2 (ja) 2016-10-27 2016-10-27 マーキング装置及び板材加工システム
PCT/JP2017/036749 WO2018079256A1 (ja) 2016-10-27 2017-10-11 マーキング装置及び板材加工システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210377A JP6612712B2 (ja) 2016-10-27 2016-10-27 マーキング装置及び板材加工システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018069519A JP2018069519A (ja) 2018-05-10
JP6612712B2 true JP6612712B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=62023466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016210377A Active JP6612712B2 (ja) 2016-10-27 2016-10-27 マーキング装置及び板材加工システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6612712B2 (ja)
WO (1) WO2018079256A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7111572B2 (ja) * 2018-09-20 2022-08-02 小池酸素工業株式会社 印字装置
CN111054782B (zh) * 2019-12-31 2021-08-13 太原科技大学 一种宽厚板板形检测装置及方法
CN116140817A (zh) * 2023-03-15 2023-05-23 东莞市鼎新电路有限公司 一种二维码打标设备
CN117816771B (zh) * 2024-03-04 2024-05-14 四川明珠电工材料有限责任公司 一种连续挤压机的在线探伤检测装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5144330A (en) * 1990-12-21 1992-09-01 Bennett Charles G Method and apparatus for printing on pipe
JP2964814B2 (ja) * 1993-01-19 1999-10-18 三菱電機株式会社 加工部品印刷方法及び装置
JPH1071709A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Amada Co Ltd 板材加工機用パーツ印字装置
JPH11207664A (ja) * 1998-01-22 1999-08-03 Koike Sanso Kogyo Co Ltd マーキング装置
JPH11277378A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Amada Co Ltd 板材加工方法およびその装置
JP5879725B2 (ja) * 2011-04-11 2016-03-08 村田機械株式会社 板金工程作業支援システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018079256A1 (ja) 2018-05-03
JP2018069519A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6612712B2 (ja) マーキング装置及び板材加工システム
TWI485032B (zh) 機床
JP6720002B2 (ja) 多次元の対象物の印刷装置
JP2005500185A (ja) プロセッサ制御することにより工作物を加工する装置
JP2019014007A (ja) 多層型シート加工装置
EP2647461A1 (en) Cutting apparatus with plate on which two torches are mounted
JP2019166657A (ja) 木材加工システム
JP4503635B2 (ja) ワーク位置決め装置
JP2009274190A (ja) プリント基板分割装置及び方法
JP6196884B2 (ja) レーザ加工装置
JP5427159B2 (ja) 加工装置及び加工方法
JP5480531B2 (ja) ワーク搬送装置及び工作機械
JPH09124330A (ja) ガラス板の加工方法及び装置
JP6829048B2 (ja) ラミネータ及びラミネート方法
JP5577159B2 (ja) ワークの表面の加工方法
WO2018146728A1 (ja) 工作機械
JP2007160422A (ja) 工作装置
JP7231202B2 (ja) カッティング装置
JP6489626B1 (ja) カッティング装置の制御方法
JP5597328B2 (ja) カッティングプロッタ、およびそれを用いたカッティング方法
WO2019102561A1 (ja) 工作機械
JP4751062B2 (ja) 板状ワークの加工方法及び板材加工機
JP4716696B2 (ja) 機械加工設備
JP4220343B2 (ja) 電子部品実装方法及び電子部品実装装置
JP2020199577A (ja) カッティング装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180723

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180730

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6612712

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350