JP6406214B2 - 収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却機能を有する収納装置に関する。
従来、この種の収納装置としては、特許文献1に記載の装置がある。特許文献1に記載の収納装置は、食品を収納する収納室と、収納室内を冷却する冷却装置と、収納室内の温度を検出する庫内サーミスタと、収納室内の温度が設定温度となるように冷却装置の動作を制御する制御部とを備えている。制御部は、収納室内の温度が設定温度よりも低い粗熱取り温度となるように冷却装置を動作させた後に収納室内の温度が設定温度となるように冷却装置を動作させる。
特開2015−81698号公報
ところで、特許文献1に記載の収納装置では、収納室に収納される食品の種類によって収納室内の温度の変化態様が異なるため、粗熱取り温度を適切に設定する必要がある。例えば、粗熱取り温度が適切な温度よりも低い温度に設定されていると、食品を冷却し過ぎてしまうため、食品が凍結するという問題が生じるおそれがある。また、粗熱取り温度が適切な温度よりも高い温度に設定されていると、食品を設定温度まで冷却するまでに要する時間が長期化するという問題が生じるおそれがある。したがって、これらの問題が生じないように粗熱取り温度を適切に設定する作業が必要となる。これが、収納装置の利便性を低下させる要因となっている。
なお、このような課題は、食品を収納する収納装置に限らず、食品や青果物、医薬品等を冷却した状態で収納する収納装置に共通する課題である。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、収納物の過冷却を回避しつつ、冷却速度を向上させることのできる収納装置を提供することにある。
上記課題を解決する収納装置は、収納室内温度検出部(31)と、制御部(50)とを備える。収納室内温度検出部は、収納室(11)内の温度を検出する。制御部は、収納室内を冷却する冷却装置(20)の駆動を設定温度に基づいて制御する。制御部は、設定温度よりも高い温度に設定された温度閾値を有し、収納室内の温度が温度閾値以上の場合には、収納室内が急速に冷却されるように冷却装置を駆動させるクールダウン制御を実行し、収納室内の温度が温度閾値未満の場合には、クールダウン制御よりも緩やかに収納室内が冷却されるように冷却装置を駆動させるソフトランディング制御を実行するとともに、収納室内の温度が温度閾値に達するまでに収納室内温度検出部により検出された収納室内の温度のデータに基づいて、収納室内の温度が設定温度に達する際の収納室内の温度変化速度の推定値を演算し、収納室内の温度が温度閾値に達した際に、収納室内の温度変化速度の推定値が速度閾値よりも大きい場合には、ソフトランディング制御を実行し、収納室内の温度変化速度の推定値が速度閾値以下である場合には、クールダウン制御を継続する
この構成によれば、収納室内の温度が温度閾値に達するまでクールダウン制御が実行されるため、収納室内の温度を温度閾値まで急速に下げることができる。そのため、冷却速度を向上させることができる。また、収納室内の温度が温度閾値に達した以降にソフトランディング制御が実行されることにより、収納室内の温度が設定温度まで徐々に下がるため、収納室内に収納される収納物の過冷却を回避することもできる。
なお、上記手段、及び特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明によれば、収納物の過冷却を回避しつつ、冷却速度を向上させることができる。
実施形態の収納装置の概略構成を示す断面図である。 実施形態の収納装置の冷却装置の構成を模式的に示すブロック図である。 実施形態の収納装置の電気的な構成を示すブロック図である。 実施形態の収納装置の制御部により実行される処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態の収納装置における収納室内の温度の推移を示すグラフである。 実施形態の収納装置における収納物の温度の推移を示すグラフである。 実施形態の収納装置の熱収支をモデル化した図である。 実施形態の収納装置における収納室内の温度の推移と、比較例の収納装置における収納室内の温度の推移とを比較して示すグラフである。 実施形態の収納装置における収納物の芯温度の推移と、比較例の収納装置における収納物の芯温度の推移とを比較して示すグラフである。
以下、収納装置の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の収納装置1は、冷却機能を有しており、食品や青果物、医薬品等の収納物2を冷却した状態で保存するために用いられる。収納装置1は、収納庫本体10と、冷却装置20とを備えている。
収納庫本体10は、断熱性を有する箱状の部材からなる。収納庫本体10の内部には収納室11が形成されている。収納室11の一側面には開口部11aが形成されている。開口部11aには、断熱扉12が設けられている。断熱扉12を開くことにより、収納室11内に収納物2を収納することが可能となる。断熱扉12を閉じることにより、収納室11内が密閉され、収納物2を冷却した状態で保存することができる。以下では、便宜上、収納室11の奥行き方向を矢印xで表す。収納室11の幅方向を矢印yで表す。収納室11の高さ方向を矢印zで表す。
収納室11の底面部11bには、収納物2を載せるための載置部材13が設置されている。載置部材13は、例えば複数のTレールにより構成されており、平坦部13aと、立設部13bとを有している。平坦部13aは、収納室11の底面部11bと平行に配置される部分である。平坦部13aの上面には、収納物2が載せられる。立設部13bは、平坦部13aから収納室11の底面部11bに向かって延びる部分である。立設部13bは、収納室幅方向yに所定の間隔を置いて複数配置されている。収納室幅方向yに隣り合う立設部13b,13b、平坦部13a、及び収納室11の底面部11bにより区画される空間により空気通路17が形成されている。平坦部13aにおける断熱扉12側の端部には、空気排出口19が形成されている。この空気排出口19を介して空気通路17と収納室11とが連通されている。
収納室11には、その背面部11dと所定の隙間を有して区画板15が設けられている。区画板15は、載置部材13から収納室高さ方向zに延びるように設置されている。収納室11の背面部11dと区画板15とにより区画される空間により空気通路16が形成されている。空気通路16は、空気通路17に連通されている。区画板15の上端部と収納室11の上面11cとの間には、空気取り込み口18が形成されている。この空気取り込み口18を介して収納室11と空気通路16とが連通されている。
冷却装置20は、冷凍サイクルにより収納室11内の空気を冷却する。具体的には、図2に示されるように、冷却装置20は、蒸発器21と、圧縮機22と、凝縮器23と、膨張弁24とを備えている。これらの要素は配管により環状に接続されている。配管を介して各要素を冷媒が循環する。
圧縮機22は、蒸発器21から吐出される冷媒を吸引して圧縮し、圧縮後の高温の冷媒を凝縮器23に吐出する。凝縮器23は、図1に示されるように、収納庫本体10の外部に設置されている。凝縮器23は、内部を流れる冷媒と、収納庫本体10の外部の空気との間で熱交換を行うことにより、圧縮後の高温の冷媒を冷却する。膨張弁24は、凝縮器23を流れることにより冷却された冷媒を減圧する。蒸発器21は、図1に示されるように、空気通路16に配置されている。蒸発器21は、内部を流れる冷媒と、空気通路16を流れる空気との間で熱交換を行うことにより、空気通路16を流れる空気を冷却する。
図1に示されるように、冷却装置20は、凝縮器ファン25と、ブロワファン26とを備えている。凝縮器ファン25は、収納庫本体10の外部の空気を凝縮器23に送風する。ブロワファン26は、空気通路16内の空気を蒸発器21に送風する。ブロワファン26による空気の送風により、収納室11内の空気は、空気取り込み口18、空気通路16、蒸発器21、空気通路17、及び空気排出口19を介して再び収納室11へと戻るように循環する。このような空気の循環により、蒸発器21において冷却された空気が収納室11に導入され、収納室11内の空気が冷却される。
次に、図1及び図3を参照して、収納装置1の電気的な構成について説明する。
図1に示されるように、収納装置1は、外気温センサ30と、収納室内温度センサ31と、収納物温度センサ32と、吹出温度センサ33と、戻り温度センサ34とを備えている。外気温センサ30は、収納庫本体10の外部の空気の温度Toを検出するとともに、検出した外気温Toに応じた検出信号を出力する。収納室内温度センサ31は、収納室11内の温度Tiを検出するとともに、検出した収納室11内の温度Tiに応じた検出信号を出力する。本実施形態では、収納室内温度センサ31が、収納室内温度検出部に相当する。収納物温度センサ32は、収納物2の表面温度Tskを検出するとともに、検出した収納物2の温度Tskに応じた検出信号を出力する。本実施形態では、収納物温度センサ32が、収納物温度検出部に相当する。吹出温度センサ33は、冷却装置20により冷却された空気の温度、より詳しくは蒸発器21により冷却された空気の温度を検出するとともに、検出した蒸発器吹出温度Tcoに応じた検出信号を出力する。本実施形態では、吹出温度センサ33が、吹出温度検出部に相当する。戻り温度センサ34は、蒸発器21に取り込まれる空気の温度Tciを検出するとともに、検出した蒸発器取込温度Tciに応じた検出信号を出力する。
図3に示されるように、収納装置1は、操作部40と、制御部50とを備えている。操作部40は、ユーザにより操作される。ユーザは、操作部40を操作することにより、例えば収納室11内の温度を設定することができる。以下、操作部40の操作により設定される温度を「設定温度TA」と称する。
制御部50は、マイクロコンピュータを主体として構成されるECU(Electronic Control Unit)からなる。制御部50には、各センサ30〜34の検出信号が取り込まれている。制御部50は、各センサ30〜34の検出信号に基づいて外気温To、収納室11内の温度Ti、収納物2の温度Tsk、蒸発器吹出温度Tco、及び蒸発器取込温度Tci等の収納装置1の状態量を取得する。制御部50は、取得した各種状態量の時系列的なデータをメモリ51に記憶している。また、制御部50には、操作部40の操作情報が取り込まれている。制御部50は、操作部40の操作情報に基づいて、例えばユーザにより設定された収納室11内の設定温度TAを取得する。制御部50は、各センサ30〜34の検出信号に基づいて取得した収納装置1の状態量及び操作部40の操作情報に基づいて冷却装置20の圧縮機22、凝縮器ファン25、及びブロワファン26の駆動を制御する。
次に、図4を参照して、制御部50による冷却装置20の制御について詳しく説明する。なお、制御部50は、図4に示される処理を所定の演算周期で繰り返し実行する。クールダウンフラグFは、冷却装置20の始動時にオン状態に設定されている。
図4に示されるように、制御部50は、まず、ステップS1の処理として、各センサ30〜34の検出信号に基づいて外気温To、収納室11内の温度Ti、収納物2の温度Tsk、蒸発器吹出温度Tco、及び蒸発器取込温度Tci等の各種情報を取得する。制御部50は、ステップS1の処理に続くステップS2の処理として、クールダウン中であるか否かを判断する。具体的には、制御部50は、クールダウンフラグFがオン状態である場合、クールダウン中であると判断する。
制御部50は、クールダウン中である場合、ステップS2の処理で肯定判断し、続くステップS3の処理として、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthよりも小さいか否かを判断する。温度閾値Tthは、設定温度TAよりも所定値だけ高い温度に予め設定されている。所定値は、例えば「5[℃]」に設定される。冷却装置20の始動時には収納室11内が冷却されていないため、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tth以上であることが多い。制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tth以上である場合、ステップS3の処理で否定判断し、続くステップS4の処理として、クールダウン制御を実行する。クールダウン制御は、収納室11内が急速に冷却されるように冷却装置20を駆動させる制御である。制御部50は、クールダウン制御として、例えば予め定められた冷却性能が得られるように冷却装置20を駆動させる。予め定められた冷却性能は、例えば冷却装置20の最大の冷却性能である。これにより、冷却装置20の始動時には収納室11内が急速に冷却されるため、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達するまでに要する冷却時間を短縮することができる。制御部50は、ステップS4の処理を実行した後、一連の処理を一旦終了するとともに、次の演算周期で図4に示される処理を再度実行する。
制御部50は、クールダウン制御の実行中に収納室11内の温度Tiが温度閾値Tth未満になると、ステップS3の処理で肯定判断し、続くステップS5の処理として、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthから設定温度TAに達するまでに要する冷却時間の推定値Δτを演算する。例えば、図5に示されるように、制御部50は、時刻τ1で収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達した場合、それ以前の時刻τ0から時刻τ1までの期間にメモリ51に記憶された収納室11内の温度Tiのデータを解析的な手法により図中に2点鎖線で示されるように外挿する。制御部50は、外挿された収納室11内の温度Tiのデータに基づいて、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達する時刻τ2を推定するとともに、現在の時刻τ1から時刻τ2までの冷却時間Δτを演算する。時間Δτは、現在の時刻τ1から、収納室11内の温度が設定温度TAに達するまでに要する冷却時間の推定値である。
図4に示されるように、制御部50は、ステップS5の処理に続くステップS6の処理として、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達した時点における収納物2の温度の推定値Tsk(τ2)、及び収納物2の温度変化速度の推定値dTsk(τ2)/dτを演算する。例えば、図6に示されるように、制御部50は、時刻τ0から時刻τ1までの期間にメモリ51に記憶された収納物2の温度Tskのデータを解析的な手法により図中に2点鎖線で示されるように外挿する。制御部50は、外挿された収納物2の温度Tskのデータに基づいて、現在の時刻τ1から冷却時間の推定値Δτが経過した時刻τ2の時点における収納物2の温度の推定値Tsk(τ2)を演算する。また、制御部50は、時刻t2の時点における収納物2の温度Tskの微分値を演算することにより、収納物2の温度変化速度の推定値dTsk(τ2)/dτを求める。
図4に示されるように、制御部50は、ステップS6の処理に続くステップS7の処理として、収納物2の温度の推定値Tsk(τ2)及び収納物2の温度変化速度の推定値dTsk(τ2)/dτに基づいて、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達する時刻τ2における収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを演算する。収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτの演算方法は以下の通りである。
図7は、収納室11内の熱収支を示すモデルである。図7に示されるモデルにおいて、「Ga」は、ブロワファン26の風量を示す。「εt」は、蒸発器21の熱交換効率を示す。「Tri」は、蒸発器21に流入する冷媒の温度を示す。「Kbox」は、収納室11の熱貫流率を示す。「Fbox」は、収納室11の伝熱面積を示す。「Kfv」は、収納物2の熱貫流率を示す。「Ffv」は、収納物2の伝熱面積を示す。「Tcr」は、収納物2の中心部の温度である芯温度を示す。
図7に示されるモデルでは、以下の関係式f1が成立する。なお、以下の式f1では、収納物2の温度が一様、すなわち収納物2の芯温度Tcrと収納物2の表面温度Tskとが同一であると仮定している。
Ga・Cpa・εt・(Ti−Tri)・dτ
=−Mfv・dTsk−Cpa・ρa・Va・dTi
+Kbox・Fbox・(To−Ti)・dτ
+Kfv・Ffv・(Tsk−Ti)・dτ ・・・(f1)
なお、式f1において、「Cpa」は、空気の定圧比熱を示す。「Mfv」は、収納物2の熱容量を示す。「ρa」は、空気密度を示す。「Va」は、収納室11の体積、換言すれば収納室11内の空気体積を示す。
式f1の左辺は、蒸発器21で熱交換率εtによって、温度Tiを有する収納室11内の空気と、蒸発器21に流入する温度Triを有する冷媒との間で熱交換が行われた場合の熱量を示す。式f1の右辺の第1項は、収納物2の温度変化分の熱量を示す。式f1の右辺の第2項は、収納室11内の温度変化分の熱量を示す。式f1の右辺の第3項は、単位時間dτ当たりに収納庫本体10の外壁を通じて外部から侵入する熱量を示す。式f1の第4項は、単位時間dτ当たりに収納物2から収納室11内に放出される熱量を示す。
式f1を変形することにより、時刻τ2における熱収支の関係式として、以下の式f2を得ることができる。
dTi(τ2)/dτ=1/(Cpa・ρa・Va)
・{−Mfv・(dTsk(τ2)/dτ)
+Kbox・Fbox・(To(τ2)−Ti(τ2))
+Kfv・Ffv・(Tsk(τ2)−Ti(τ2))
−Ga・Cpa・εt・(Ti(τ2)−Tri(τ2))}
・・・(f2)
制御部50は、この式f2を利用して収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを演算する。具体的には、時刻τ2における外気温To(τ2)が現在の外気温To(τ1)と同一であると仮定して、制御部50は、外気温To(τ2)として、外気温センサ30により検出される現在の外気温To(τ1)を用いる。また、時刻τ2における収納室11内の温度Ti(τ2)は設定温度TAに達していると推定されるため、制御部50は、収納室11内の温度Ti(τ2)として、設定温度TAを用いる。さらに、クールダウン制御の実行時には、予め定められた冷却性能で冷却装置20が駆動するため、蒸発器21に流入する冷媒の温度Triは、予め定められた冷却性能で冷却装置20が稼働した場合の冷媒の温度となる。本実施形態では、クールダウン制御の実行中における冷媒の温度が予め実験等により測定されている。制御部50は、予め測定された冷媒の温度を、時刻τ2における冷媒の温度Tri(τ2)として用いる。それ以外のパラメータに関しては、メモリ51に予め記憶されている定数を用いる。
結果的に、制御部50は、図4に示されるステップS7の処理で得られた収納物2の温度の推定値Tsk(τ2)及び収納物2の温度変化速度の推定値dTsk(τ2)/dτを式f2に代入することにより、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを演算することができる。
制御部50は、ステップS7の処理に続くステップS8の処理として、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτが速度閾値αよりも大きいか否かを判断する。なお、速度閾値αは負の値である。速度閾値αは、クールダウン制御を継続して実行した場合でも収納室11内の温度を設定温度TAに収束することができるか否かを判定することができるように予め実験等により設定されている。なお、速度閾値αは、各センサ30〜34の検出信号を通じて取得される収納装置1の状態量に基づいて設定してもよい。
ところで、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達するまではクールダウン制御を実行し、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達した時点で通常制御に移行するという制御方法が考えられる。通常制御は、例えば蒸発器吹出温度Tcoと設定温度TAとの偏差に基づくPID制御等のフィードバック制御により、冷却装置20の圧縮機22等を駆動させる制御である。クールダウン制御は収納室11内を急速に冷却する制御であるため、収納物2の種類によっては、その中心部まで冷却され難い場合がある。クールダウン制御から通常制御に移行した時点で収納物2の中心部が十分に冷却されていない場合、収納物2から収納室11に放出される熱により収納室11内の温度Tiが設定温度TAから乖離するおそれがある。
一方、収納物2の中心部が十分に冷却されていない場合、収納物2の再放熱により収納室11内が暖められるため、収納室11内の温度変化速度dTi/dτが遅くなる。したがって、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτが速度閾値αよりも大きいか否かを判定することにより、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達した時点で収納物2の再放熱が行われやすい状況であるか否かを判定することができる。
そこで、本実施形態の制御部50は、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτが速度閾値αよりも大きい場合、ステップS8の判断処理で肯定判断する。この場合、制御部50は、収納物2の再放熱が生じ易い状況であると判定し、ステップS9の処理としてソフトランディング制御を実行する。ソフトランディング制御は、クールダウン制御よりも緩やかに収納室11内が冷却されるように冷却装置20を駆動させる制御である。具体的には、ソフトランディング制御は、収納室11内の温度Tiと設定温度TAとの偏差に基づくフィードバック制御、具体的にはPID制御により、冷却装置20の圧縮機22等を駆動させる制御である。制御部50は、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達するまでソフトランディング制御を実行する。これにより、収納物2が徐々に冷却されながら収納室11内の温度Tiが設定温度TAに近づくため、収納物2の芯温度Tcrを設定温度TAに近づけることができる。その結果、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達した時点でクールダウン制御から通常制御に移行した場合でも、収納室11内の温度Tiが設定温度から乖離し難くなる。
制御部50は、ステップS9の処理に続くステップS10の処理として、クールダウンフラグFをオフ状態に設定した後、一連の処理を終了する。この場合、次の演算周期で図4に示される処理が制御部50により実行されると、制御部50は、ステップS2の判断処理で否定判断し、続くステップS12の処理として通常制御を実行する。
一方、制御部50は、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτが速度閾値α以下である場合、ステップS8の判断処理で否定判断する。この場合、制御部50は、収納物2の再放熱が生じ難い状況であると判定し、ステップS11の処理として、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達するまでクールダウン制御を継続する。これにより、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達するまでに要する時間を短縮することができる。また、収納物2の再放熱が生じ難い状況であるため、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達した時点でクールダウン制御から通常制御に移行した場合でも、収納室11内の温度Tiが設定温度TAから乖離し難い。よって、収納室11内の温度Tiを設定温度TAに制御することができる。
制御部50は、ステップS11の処理に続くステップS10の処理として、クールダウンフラグFをオフ状態に設定した後、一連の処理を終了する。この場合、次の演算周期で図4に示される処理が制御部50により実行されると、制御部50は、ステップS2の判断処理で否定判断し、続くステップS12の処理として通常制御を実行する。
次に、本実施形態の収納装置1の作用について説明する。
図8は、本実施形態の収納装置1における収納室11内の温度Tiの変化を実線で示すとともに、その比較例の収納装置における収納室11内の温度Tiの変化を2点鎖線で示したものである。比較例の収納装置では、設定温度TAに達するまでクールダウン制御が実行されるとともに、設定温度TAに達した時点で通常制御に移行する。また、比較例の収納装置では、通常制御の実行中に収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthを超えるとクールダウン制御が再度実行される。
図8に2点鎖線で示されるように、比較例の収納装置が、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達する時刻τ11までクールダウン制御を実行したとする。この場合、時刻τ11の時点で収納物2の中心部が冷却されていないと、収納物2から放出される熱により収納室11内の温度Tiが上昇する。そして、収納室11内の温度Tiが時刻τ12で温度閾値Tthを超えると、クールダウン制御が再度実行される。以降、比較例の収納装置では、クールダウン制御と通常制御とが繰り返し実行されながら収納室11内の温度Tiが設定温度TAに収束する。
一方、図8に実線で示されるように、本実施形態の収納装置1では、収納室11内の温度Tiが時刻τ10で温度閾値Tthに達した時点でソフトランディング制御が実行されるため、時刻τ10以降、収納室11内の温度Tiが徐々に設定温度TAに収束する。これにより、比較例の収納装置のようにクールダウン制御と通常制御とが繰り返し実行されるような状況を回避することができるため、圧縮機22の動力ロスを低減することができる。さらに、制御の切り替えによる冷却時間の長期化を抑制することもできる。
また、図9は、本実施形態の収納装置1における収納物2の芯温度の変化を実線で示すとともに、比較例の収納装置における収納物の芯温度の変化を2点鎖線で示したものである。図9に示されるように、本実施形態の収納装置1は、比較例の収納装置と比較すると、収納物2の芯温度が設定温度TAに収束するまでの時間を所定時間Δτ10だけ短縮することができる。
以上説明した本実施形態の収納装置1によれば、以下の(1)〜(6)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tth以上の場合にはクールダウン制御を実行する。これにより、収納室11内の温度Tiを温度閾値Tthまで急速に下げることができるため、冷却速度を向上させることができる。また、制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tth未満の場合には、ソフトランディング制御を実行する。これにより、収納室11内の温度Tiを設定温度TAまで徐々に下げることができるため、収納物2の過冷却を回避することもできる。
(2)制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達するまでに収納室内温度センサ31により検出された収納室11内の温度Tiのデータに基づいて、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達する際の収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを演算する。制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達した際に、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτが速度閾値αよりも大きい場合には、ソフトランディング制御を実行する。制御部50は、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτが速度閾値α以下である場合には、クールダウン制御を継続する。これにより、ソフトランディング制御を実行せずとも収納室11内の温度Tiを設定温度TAに収束させることが可能な状況ではクールダウン制御が継続されるため、冷却時間を短縮することができる。
(3)制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達するまでに収納室内温度センサ31により検出された収納室11内の温度Tiのデータに基づいて、冷却時間の推定値Δτを演算する。また、制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達するまでに収納室内温度センサ31により検出された収納室11内の温度Tiのデータ、及び冷却時間の推定値Δτに基づいて、収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達した時点での収納物2の温度の推定値Tsk(τ2)、及び収納物2の温度変化速度の推定値dTsk(τ2)/dτを演算する。そして、制御部50は、収納物2の温度の推定値Tsk(τ2)、及び収納物2の温度変化速度の推定値dTsk(τ2)/dτに基づいて収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを演算する。これにより、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを精度良く演算することができるため、結果的にソフトランディング制御を実行するか否かの判別を精度良く行うことができる。
(4)制御部50は、ソフトランディング制御として、収納室11内の温度Tiと設定温度TAとの偏差に基づくフィードバック制御を実行する。これにより、収納室11内の温度Tiを設定温度TAに徐々に収束させることが可能となる。
(5)制御部50は、クールダウン制御として、予め定められた冷却性能が得られるように冷却装置20を駆動させる。これにより、収納室11内を急速に冷却することが可能となる。
(6)制御部50は、クールダウン制御、あるいはソフトランディング制御の実行により収納室11内の温度Tiが設定温度TAに達した場合には、蒸発器吹出温度Tcoと設定温度TAとの偏差に基づくフィードバック制御を通常制御として実行する。これにより、収納室11内の温度Tiを設定温度TAに容易に保持することができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・通常制御の実施方法は適宜変更可能である。例えば制御部50は、通常制御として、収納室11内の温度Tiと設定温度TAとの偏差に基づくフィードバック制御を実行してもよい。要は、通常制御は、冷却装置20の駆動を設定温度TAに基づいて制御するものであればよい。
・クールダウン制御の実施方法は適宜変更可能である。例えば制御部50は、クールダウン制御として、通常制御よりも冷却装置20の冷却能力が高くなるようにPIDゲイン等のフィードバックゲインを変更してもよい。要は、クールダウン制御は、収納室11内が急速に冷却されるように冷却装置20を駆動させるものであればよい。
・ソフトランディング制御の実施方法は適宜変更可能である。例えば制御部50は、ソフトランディング制御として、蒸発器吹出温度Tcoと設定温度TAとの比較に基づくフィードバック制御を実行してもよい。要は、ソフトランディング制御は、クールダウン制御よりも緩やかに収納室11内が冷却されるように冷却装置20を駆動させるものであればよい。
・制御部50は、外挿された収納室11内の温度Tiのデータに基づいて、時刻τ2の時点での収納室11内の温度Tiの微分値を演算することにより、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを求めてもよい。これにより、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを容易に演算することができるため、制御部50の演算負担を軽減することができる。
・制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tth未満の場合にソフトランディング制御を常に実行してもよい。すなわち、図4に示される処理において、ステップS8の場合分け処理を省略してもよい。
・収納室11内の温度Tiを検出する方法としては、収納室内温度センサ31により直接検出する方法に限らず、蒸発器吹出温度Tco及び蒸発器取込温度Tciから例えばマップ等を用いて算出する方法を用いてもよい。
・制御部50は、式f2における熱貫流率Kbox,Kfvや伝熱面積Fbox,Ffv等のパラメータとして、メモリ51に予め記憶された情報に限らず、例えば操作部40の入力値を用いてもよい。これにより、ユーザが式f2の各種パラメータを容易にカスタマイズすることが可能となるため、利便性を向上させることができる。
・図7に示される熱収支を表すモデルは適宜変更可能である。例えば、収納室11の漏洩空気による進入熱や、ブロワファン26のモータの発熱量等を更に加味したモデルを用いてもよい。また、用いるモデルに応じて、収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτの演算式を適宜変更してもよい。
・制御部50は、収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達する前に、冷却時間の推定値Δτ、収納物2の温度の推定値Tsk(τ2)、収納物2の温度変化速度の推定値dTsk(τ2)/dτ、及び収納室11内の温度変化速度の推定値dTi(τ2)/dτを演算してもよい。具体的には、制御部50は、例えば収納室11内の温度Tiが温度閾値Tthに達する前に収納室内温度センサ31により検出された収納室11内の温度Tiのデータに基づいて各推定値を演算する。
・制御部50が提供する手段及び/又は機能は、実体的な記憶装置に記憶されたソフトウェア及びそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組み合わせにより提供することができる。例えば制御部50がハードウェアである電子回路により提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路により提供することができる。
・本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置や条件等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
11:収納室
20:冷却装置
31:収納室内温度センサ(収納室内温度検出部)
32:収納物温度センサ(収納物温度検出部)
33:吹出温度センサ(吹出温度検出部)
50:制御部

Claims (5)

  1. 収納室(11)内の温度を検出する収納室内温度検出部(31)と、
    前記収納室内を冷却する冷却装置(20)の駆動を設定温度に基づいて制御する制御部(50)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記設定温度よりも高い温度に設定された温度閾値を有し、
    前記収納室内の温度が前記温度閾値以上の場合には、前記収納室内が急速に冷却されるように前記冷却装置を駆動させるクールダウン制御を実行し、
    前記収納室内の温度が前記温度閾値未満の場合には、前記クールダウン制御よりも緩やかに前記収納室内が冷却されるように前記冷却装置を駆動させるソフトランディング制御を実行するとともに、
    前記収納室内の温度が前記温度閾値に達するまでに前記収納室内温度検出部により検出された前記収納室内の温度のデータに基づいて、前記収納室内の温度が前記設定温度に達する際の前記収納室内の温度変化速度の推定値を演算し、
    前記収納室内の温度が前記温度閾値に達した際に、前記収納室内の温度変化速度の推定値が速度閾値よりも大きい場合には、前記ソフトランディング制御を実行し、
    前記収納室内の温度変化速度の推定値が速度閾値以下である場合には、前記クールダウン制御を継続する
    収納装置。
  2. 前記収納室内に収納される収納物の温度を検出する収納物温度検出部(32)を更に備え、
    前記制御部は、
    前記収納室内の温度が前記温度閾値に達するまでに前記収納室内温度検出部により検出された前記収納室内の温度のデータに基づいて、前記収納室内の温度が前記設定温度に達するまでに要する冷却時間の推定値を演算するとともに、
    前記収納室内の温度が前記温度閾値に達するまでに前記収納物温度検出部により検出された前記収納物の温度のデータ及び前記冷却時間の推定値に基づいて、前記収納室内の温度が前記設定温度に達した時点での前記収納物の温度の推定値及び前記収納物の温度変化速度の推定値を演算し、
    前記収納物の温度の推定値及び前記収納物の温度変化速度の推定値に基づいて前記収納室内の温度変化速度の推定値を演算する
    請求項に記載の収納装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ソフトランディング制御として、前記収納室内の温度と前記設定温度との偏差に基づくフィードバック制御を実行する
    請求項1又は2に記載の収納装置。
  4. 前記制御部は、
    前記クールダウン制御として、予め定められた冷却性能が得られるように前記冷却装置を駆動させる
    請求項1〜のいずれか一項に記載の収納装置。
  5. 前記冷却装置に冷却された空気の温度を検出する吹出温度検出部(33)を更に備え、
    前記制御部は、
    前記クールダウン制御、あるいは前記ソフトランディング制御の実行により前記収納室内の温度が前記設定温度に達した際に、前記冷却装置から吹き出される空気の温度と前記設定温度との偏差に基づくフィードバック制御を実行する
    請求項1〜のいずれか一項に記載の収納装置。
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