JP6406132B2 - 車載器 - Google Patents

車載器 Download PDF

Info

Publication number
JP6406132B2
JP6406132B2 JP2015112589A JP2015112589A JP6406132B2 JP 6406132 B2 JP6406132 B2 JP 6406132B2 JP 2015112589 A JP2015112589 A JP 2015112589A JP 2015112589 A JP2015112589 A JP 2015112589A JP 6406132 B2 JP6406132 B2 JP 6406132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
date
card
expiration date
expired
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015112589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016224822A (ja
Inventor
策巳 戸田
策巳 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015112589A priority Critical patent/JP6406132B2/ja
Publication of JP2016224822A publication Critical patent/JP2016224822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6406132B2 publication Critical patent/JP6406132B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

本発明は、有料道路の利用料金を自動的に決済するシステムで用いられる車載器に関する。
従来、有料道路の出入口付近に設けられた路側機と、車両に設けられた車載器とが無線通信を実施することで、有料道路の通行料金を自動的に決済するシステム(自動決済システムとする)がある。
ユーザが、この自動決済システムを利用するためには、当該自動決済システムを利用するためのICカードを車載器に装着している必要があり、仮にICカードが車載器に装着されていなければ、有料道路への進入(又は有料道路からの退出)ができない構成となっている。また、ICカードには有効期限が設定されており、車載器に装着されているICカードの有効期限が切れている場合にも、有料道路の入口(又は出口)を通過できない。
特許文献1には、ICカードにおいて利用履歴情報として記録されている、有料道路を前回利用した際の年月日(最新利用日とする)と、ICカードの有効期限とを比較することで、有効期限に関する情報をユーザに通知する技術が開示されている。例えば、最新利用日からICカードの有効期限となっている日付までの残り日数を算出し、残り日数が所定の閾値以下である場合には、有効期限が近づいている旨の通知を実施する。
特許第4687806号公報
特許文献1の装置では、有料道路を利用したときに、利用履歴としての時刻情報が更新される。このため、ユーザの有料道路の利用頻度が少ない場合、利用履歴としての年月日情報と、現実の年月日と乖離が大きくなりやすい。その結果、実際には有効期限に近づいていたり、有効期限が切れていたりするにも関わらず、有効期限に関する通知を実施しない場合が生じる。また、実際には有効期限が切れているにもかかわらず、有効期限が接近している(すなわち、わずかに残っている)ような通知をしてしまう場合が生じうる。
仮に、アクセサリ電源がオフとなっている場合には、バッテリの電力を用いてリアルタイムな時刻を保持するような態様とすれば、有効期限に関する誤通知を抑制することができる。しかし、そのような態様においては、駐車中における暗電流が増加してしまう。また、リアルタイムな日付を計測するためのモジュールを車載器に追加する必要があるため、コストの増大を招いてしまう。つまり、暗電流抑制及びコスト抑制の観点からは、バッテリの電源を用いてリアルタイムな日付を保持する態様は避けたい。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、ICカードの有効期限が切れているか否かをより精度よく判定することができる車載器を提供することにある。
その目的を達成するための本発明は、車両に搭載され、車両のアクセサリスイッチがオフからオンへ切り替わった場合に起動する車載器であって、アクセサリ電源がオフである間は、バッテリの電力を用いてリアルタイムな時刻情報を保持することは実施しないように構成されており、有料道路の利用料金を決済するためのICカードが装着されるカードスロット部(2)と、有料道路の出入口に設けられている路側機と通信する通信部(4)と、測位衛星からの電波を受信する測位電波受信機(5)と、測位電波受信機が受信した測位衛星からの電波に基づいて、現在の日付を取得する日付取得部(12)と、日付取得部が取得した日付を、最新日付情報として、不揮発性の記憶媒体である不揮発性メモリ(6)に記録する記録処理部(13)と、カードスロット部に装着されているICカードの有効期限として設定されている日付を示す有効期限情報を取得する期限情報取得部(11)と、期限情報取得部が取得している有効期限情報に基づいて、ICカードの有効期限が切れているか否か、及び、有効期限が切れるまでの残り日数が所定の閾値未満であるか否かを判定する期限判定部(14)と、期限判定部によってICカードの有効期限が切れていると判定された場合に、ユーザに対してICカードの有効期限が切れていることを通知するとともに、期限判定部によって残り日数が閾値未満であると判定された場合には、ユーザに対して、ICカードの有効期限までの残り日数が所定の閾値未満であることを通知する通知処理部(15)と、を備え、期限判定部は、車載器が起動した場合には、不揮発性メモリに記録されている最新日付情報を用いてICカードの有効期限が切れているか否かについては判定する一方、日付取得部が測位衛星からの電波に基づいて現在の日付を取得するまでは残り日数が閾値未満であるか否かの判定は実施しないように構成されており、さらに期限判定部は、日付取得部が測位衛星からの電波に基づいて現在の日付を取得した場合には、日付取得部が新たに取得した現在の日付を用いて有効期限が切れるまでの残り日数を算出するとともに、当該残り日数が所定の閾値未満であるか否かを判定するように構成されていることを特徴とする。
以上の構成では、期限判定部は、不揮発性メモリに格納されている最新日付情報に基づいて、カードスロット部に装着されているICカードの有効期限が切れているか否かを判定する。ここで用いられる最新日付情報が示す日付とは、前回又は前回以前に車載器が起動している間において、測位電波受信機が受信した電波に基づいて日付取得部が取得した日付である。
一般的に、例えば地下駐車場やトンネルなどの測位電波受信機が電波を受信出来ない環境に車両が存在する場合、日付取得部は、現在の日付を取得することはできない。しかしながら、車両が走行を開始してから駐車するまでの間、測位電波受信機が測位衛星からの電波を受信できない状況であり続ける可能性は小さい。すなわち、アクセサリスイッチがオンとなってからオフとなるまでの間、言い換えれば走行を開始してから駐車するまでの間には、その時の日付を取得できることが期待できる。したがって、不揮発性メモリ6に格納されている最新日付情報とは、前回車両が走行した時の日付を表す可能性は高く、車両が走行する度に更新されることが期待される。
また、車両が走行する頻度は、車両が有料道路を利用する頻度よりも多くなる。したがって、以上の構成によれば特許文献1の構成よりも、ICカードの有効期限が切れているか否かの判定の基準として用いる日付が実際の日付と乖離してしまう恐れを低減できる。つまり、ICカードの有効期限が切れているか否かの判定をより精度よく実施することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本実施形態に係る車載器100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 日付記録処理部13が実施する日付記録処理を説明するためのフローチャートである。 制御部1が実施する起動関連処理を説明するためのフローチャートである。 制御部1が実施する再通知関連処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態に係る車載器100は、車両に搭載されており、図1に示すように制御部1、カードスロット部2、カードインターフェース部(以降、カードIF部)3、狭域通信部4、GNSS受信機5、不揮発性メモリ6、表示部7、スピーカ8、及び電源回路部9を備える。制御部1は、車載器100全体の動作を制御するものであって、カードスロット部2、カードIF部3、狭域通信部4、GNSS受信機5、不揮発性メモリ6、表示部7、スピーカ8、及び電源回路部9のそれぞれと通信可能に接続されている。また、制御部1は、図示しない車両内ネットワークと接続されて、アクセサリ電源スイッチ(以降、ACCスイッチ)の接続状態(オン/オフ)を示すACC信号を取得可能に構成されている。ACCが請求項に記載のアクセサリスイッチに相当する。
この車載器100は、有料道路の出入口付近に設けられている路側機と無線通信を実施することによって、有料道路の走行区間に応じた料金を自動的に決済するための処理(決済関連処理とする)を行うものである。なお、決済関連処理は、有料道路の入口ゲートを通過する際に行われる入口通過処理や、出口ゲートを通過する際に行われる出口通過処理などを含む。
車載器100が上記決済関連処理を実施するためには、決済関連処理を実施するためのICカード300が車載器100に装着されている必要があり、車載器100が備えるカードスロット部2は、そのICカード300が挿入されるための構造である。すなわち、カードスロット部2は、ユーザによって当該ICカードが挿抜自在な構造となっている。ここでは便宜上、ユーザが保有するICカード300が挿入されているものとする。
上記決済関連処理に用いられるICカード300には、書き換え可能、かつ、不揮発性の記憶媒体が備えられてあって、当該記憶媒体には、通行料金を請求するための情報(例えばクレジット番号等)や、当該カード番号、有料道路の利用履歴を示す利用履歴情報、車載器100がICカード300の認証を行うための認証データなどが格納されている。利用履歴情報には、例えば、利用した出入り口の情報や、請求額、利用日時等を含まれる。
また、ICカード300には有効期限が設定されており、ICカード300がカードスロット部2に装着されている場合であっても、その有効期限が切れている場合には、ユーザは、有料道路の利用料金を自動的に決済するサービスを享受できない仕様となっている。当該有効期限として設定されている年月日を示す有効期限情報についても、ICカード300の記憶媒体に格納されている。以下、車載器100の構成について、より詳細に説明する。
カードIF部3は、制御部1の指示に基づいて、カードスロット部2に挿入されているICカード300の記憶媒体にアクセスし、当該記憶媒体に格納されている情報を読み取ったり書き込んだりする処理を行う。例えばカードIF部3は、ICカード300から認証データや有効期限情報を読み取ったり、ICカード300に利用履歴情報を書き込んだりする。また、カードIF部3は、ICカード300がカードスロット部2に挿入されているか否かを検知する。
狭域通信部4は、制御部1からの指示に基づいて、有料道路に利用区間に応じた課金をユーザに対して行うための種々の情報を路側機に送信するとともに、路側機から送信される情報を受信して、逐次制御部1に提供する。狭域通信部4は、路側機と通信するためのアンテナ及び通信回路によって実現されればよい。
GNSS受信機5は、GNSS(Global Navigation Satellite System)で用いられる衛星(GNSS衛星とする)からの電波を受信することで、GNSS受信機5の現在位置を示す現在位置情報や、現在時刻(年月日を含む)を示す時間情報を取得する。GNSS受信機5が取得した時間情報は、制御部1に提供される。なお、車載器100が起動してからGNSS受信機5が現在の時間情報を取得するまでには、周囲の環境や電波の状態等によって、数分〜数十分程度の時間がかかる場合がある。GNSS衛星が請求項に記載の測位衛星の一例に相当し、GNSS受信機が請求項に記載の測位電波受信機の一例に相当する。
不揮発性メモリ6は、書き込み・読み出し可能な周知の不揮発性の記憶媒体である。不揮発性メモリ6は、例えば周知のフラッシュメモリを用いて実現されればよい。表示部7は、制御部1からの指示に基づいて画像やテキストを表示する。例えば表示部7は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、電子ペーパー等を用いて実現されればよい。スピーカ8は、制御部1から入力された音声信号を音声(単なる音を含む)に変換して出力する。
なお、表示部7及びスピーカ8は、カードスロット部2に装着されているICカード300の有効期限に関する情報をユーザに通知するために用いられる。したがって、表示部7はユーザの視覚を介して、有効期限に関する情報をユーザに通知するものであればよく、例えば表示部7は、LED等のインジケータであってもよい。その場合には、インジケータの点灯色や点滅の有無などで、有効期限に関する情報を提示すればよい。また、ICカード300の有効期限に関する通知は、ユーザの視覚及び聴覚の少なくとも何れか一方を利用して実現されればよい。したがって、車載器100は、表示部7及びスピーカ8の両方を備えている必要はなく、何れか一方のみを備える構成となっていても良い。
電源回路部9は、車載バッテリ200と直接接続されており、所定の直流電源を生成して車載器100の各部に供給する。なお、電源回路部9は、制御部1からの指示に基づいて、車載器100の各部へ電力を供給/遮断する。
制御部1は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスライン(いずれも図示せず)が備えられている。ROMには、制御部1が各種の処理を実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が各種演算処理を実行することによって、種々の機能を実現する。
この制御部1は、上記プログラムを実行することによって実現される機能ブロックとして、カードアクセス処理部11、時間情報取得部12、日付記録処理部13、有効期限判定部14、及び通知処理部15を備える。なお、制御部1が実行する機能の一部又は全部は、一つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に実現されてもよい。
カードアクセス処理部11は、カードIF部3を介して、カードスロット部2に装着されているICカード300の情報を取得するとともに、ICカード300に種々の情報を書き込む処理を行う。例えば、カードアクセス処理部11は、ICカード300の有効期限を取得する。このカードアクセス処理部11が請求項に記載の期限情報取得部に相当する。
時間情報取得部12は、GNSS受信機5から提供される時間情報を取得する。時間情報取得部12が取得した時間情報は、制御部1が備えるRAMなどに一時的に保持されれば良い。この時間情報取得部12が請求項に記載の日付取得部に相当する。日付記録処理部13は、時間情報取得部12が取得した時間情報に含まれる年月日(つまり現在の年月日)を、最新日付情報として不揮発性メモリ6に格納する処理(日付情報記録処理とする)を実施する。なお、本実施形態では、最新日付情報は、現在の年、月、日を含むものとするが、これに限らない。年に関する情報は含んでいなくてもよい。また、曜日や、時刻(時、分、秒)に関する情報を含んでいても良い。なお、不揮発性メモリ6には、初期の最新日付情報として、当該車載器100が製造された日付など、適宜設計される年月日が格納されていればよい。日付記録処理部が請求項に記載の記録処理部に相当する。
有効期限判定部14は、カードスロット部2に挿入されているICカード300の有効期限に対する現況を判定する。通知処理部15は、有効期限判定部14による判定結果に応じた内容の通知を行う。この有効期限判定部14及び通知処理部15の作動については後に詳述する。有効期限判定部14が請求項に記載の期限判定部に相当する。
なお、制御部1が備える機能は、上述したものに限らない。例えば、制御部1は、ACCスイッチがオフとなったことを示すACC信号が入力された場合には、ICカード300の抜き忘れの警告処理や、後述の日付記録処理等といった所定の処理が完了した後に、給電を停止するように電源回路部9に指示する。また、ACCスイッチのオンを示す信号が入力されると、車載器100を起動させる処理(起動処理とする)を実行し、起動状態となる。
次に、制御部1が実施する各種の処理について、種々のフローチャートを用いて説明する。まずは、日付記録処理部13が実施する日付記録処理について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。
この図2に示すフローチャートは、ここでは一例として車両のACCスイッチがオフになった場合に開始されるものとする。ACCスイッチがオフとなったことは、ACC信号をもとに判定されればよい。なお、図2に示すフローチャートは他の態様として、ACCスイッチがオンとなっている状態において、一定時間(例えば1分)毎に実施する態様としても良いし、又は、GNSS受信機5から時間情報が提供された場合に開始されても良い。
まず、図2のステップS101では、今回の走行中において時間情報取得部12によって現在の時間情報が取得できているか否かを判定する。なお、今回の走行とは、ACCスイッチがオンとなってからオフとなるまでの走行を指す。時間情報取得部12によって現在の時間情報が取得できているか否かは、現在の時間情報がRAMに格納されているかなどによって判定されれば良い。また、時間情報を取得できているか否かを示すフラグを用いて判定しても良い。
ACCスイッチがオンとなっている間に、時間情報取得部12によって現在の時間情報が取得できている場合には、ステップS101がYESとなってステップS102に移る。一方、時間情報取得部12によって現在の時間情報が取得できている場合には、ステップS101がNOとなって本フローを終了する。ステップS101がNOとなる場合とは、例えば、ACCスイッチがオンとなってからGNSS受信機5が時間情報を取得する前に、ACCスイッチが再びオフとなった場合である。
ステップS102では、時間情報取得部12が取得した時間情報に基づいて、現在の年月日を示す最新日付情報を不揮発性メモリ6に保存して本フローを終了する。なお、この日付記録処理が完了すると、制御部1は電源回路部9に対して給電を停止するように指示し、電力の供給を停止させる。これにより駐車中における暗電流を抑制する。
なお、時間情報取得部12によって現在の時間情報が取得できていない場合、すなわち、ステップS101がNOとなった場合には、起動処理において不揮発性メモリ6から読み出した最新日付情報を、再度不揮発性メモリ6に保存すればよい。すなわち、ACCスイッチがオフとなった時点において現在の時間情報が取得できている場合には、その時間情報に示される現在の年月日を最新日付情報として保存する一方、現在の時間情報が取得できていない場合にはACCスイッチがオンとなった時点において保存されていた最新日付情報がそのまま保存される態様とすればよい。
次に、制御部1が実施する起動関連処理について図3に示すフローチャートを用いて説明する。この起動関連処理とは、ACCスイッチがオンとなってから、GNSS受信機5が時間情報を取得するまでの間に、カードスロット部2に装着されているICカード300の有効期限に関する情報をユーザに通知するための処理である。図3に示すフローチャートは、ACCスイッチがオンとなったことを示すACC信号が制御部1に入力された場合に開始されればよい。
まず、ステップS201では起動処理を実施してステップS202に移る。このステップS201の起動処理には、例えば、ROMに格納されているプログラムや種々の設定パラメータの読み込み、GNSS受信機5や表示部7といった各部を起動させる処理等が含まれる。また、起動処理には、カードスロット部2に装着されているICカード300を認証する処理も含まれればよい。
ステップS202では有効期限判定部14が、不揮発性メモリ6から最新日付情報を読み出してステップS203に移る。ステップS203ではカードアクセス処理部11が、ICカード300の有効期限を、ICカード300から読み出してステップS204に移る。
ステップS204では有効期限判定部14が、最新日付情報とICカード300の有効期限とを比較して、有効期限が切れているか否かを判定する。具体的には、最新日付情報としての日付が、有効期限として設定されている日付を超過している場合に、有効期限が切れていると判定する。有効期限が切れている場合には、ステップS204がYESとなってステップS205に移る。また、有効期限が切れていない場合には、ステップS204がNOとなってステップS206に移る。
ステップS205では通知処理部15が、ICカード300の有効期限が切れていることを通知する処理(期限切れ通知処理とする)を実施して本フローを終了する。例えば、通知処理部15は、期限切れ通知処理として、ICカード300の有効期限が切れていることをユーザに知らせる表示を表示部7に行わせる。また、通知処理部15は、期限切れ通知処理として、ICカード300の有効期限が切れている旨のメッセージや警告音をスピーカ8から出力させてもよい。
ステップS206では通知処理部15が、有効期限として設定されている日付をユーザに通知する処理(有効期限通知処理とする)を実施して本フローを終了する。例えば、通知処理部15は、有効期限通知処理として、ICカード300の有効期限として設定されている日付を表示部7に表示させる。また、通知処理部15は、有効期限通知処理として、ICカード300の有効期限として設定されている日付をスピーカ8から音声出力させてもよい。
<本実施形態のまとめ>
以上の構成では、ACCスイッチがオンとなって車載器100が起動すると、有効期限判定部14が、不揮発性メモリ6に最新日付情報として記録されている日時と、ICカード300の有効期限として設定されている日付とを比較して、ICカード300の有効期限が切れているか否かを判定する。
ここで用いられる最新日付情報は、前回又はそれ以前に車載器100が起動状態となっている間にGNSS受信機5が取得した、最新の時間情報に含まれる年月日である。GNSS受信機5が時間情報を取得するためには、当然ながらGNSS衛星からの電波を受信する必要があり、仮に自車両が地下駐車場やトンネル等のGNSS電波が届かない場所に存在する場合には、時間情報を取得することはできない。しかしながら、自車両が或る地点から別の地点へ走行する場合、その走行中においてずっとGNSS受信機5がGNSS衛星からの電波を受信できずにいる可能性は低い。したがって、一般的には走行を開始してから駐車するまでの間に、時間情報を取得できることが期待できる。なお、電波状況が悪い場合には、時間情報の取得に時間を要する場合があるが、やはり、一般的には走行を開始してから駐車するまでには、時間情報を取得できることが期待できる。
すなわち、不揮発性メモリ6に格納される最新日付情報は、前回車両が走行した時の日付を表すものであることが期待でき、また、車両が走行する度に更新されることも期待される。したがって、以上の構成によれば、前回走行時の日付に基づいて、ICカード300の有効期限が切れているか否かを判定できる。
ところで、特許文献1には、有料道路を前回利用した時の日付に基づいて、ICカード300の有効期限が切れているか否かを判定する態様が開示されている。しかしながら、車両が走行したからといって、必ずしも有料道路を利用するとは限らないため、ユーザの有料道路の利用頻度が少ない場合、利用履歴としての年月日情報と、現実の年月日と乖離が大きくなりやすい。その結果、実際には有効期限に近づいていたり、有効期限が切れていたりするにも関わらず、有効期限に関する通知を実施しない場合が生じる。また、実際には有効期限が切れているにもかかわらず、有効期限が接近しているような通知をしてしまう場合が生じうる。
このような特許文献1に対し、本実施形態の構成では、走行毎に、有効期限が切れているか否かの判定の基準として用いる日付が更新されることが期待できる。そのため、有効期限が切れているか否かの判定の基準として用いる日付が、実際の日付と乖離してしまう恐れを低減できる。つまり、特許文献1の構成よりも、有効期限が切れているか否かの判定をより精度よく実施することができる。
また、以上の構成によれば、不揮発性メモリ6に格納している最新日付情報を用いて、有効期限が切れているか否かの判定を行う。そのため、例えば車載器100の起動直後といった、車載器100に電力の供給が開始されてからGNSS受信機5がGNSS衛星からの電波に基づいて現在の時間情報を取得するまでの間に、有効期限が切れている旨の通知を実施することができる(図3 ステップS205)。
また、以上の構成では、車載器100の起動時点において不揮発性メモリ6に格納されている最新日付情報(つまり前回走行時の日付)に基づいては、有効期限が近づいているか否かの判定、及びその判定結果に応じた期限直前通知処理は実施しない。これは、前回走行時においては有効期限が切れていなかったとしても、現時点においては、有効期限を超過している状態に遷移している可能性があるためである。実際には有効期限が切れているにも関わらず、有効期限が近づいている旨の通知をしてしまうと、ユーザに、まだ有効期限が切れておらず、わずかに日数が残っていると誤解させてしまう恐れがある。
つまり、本実施形態のように、前回以前の走行時において取得した最新日付情報に基づいては、有効期限が近づいている旨の通知を実施しないことによって、ユーザに、有効期限に対する誤った認識を与えてしまう恐れを低減することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
[変形例]
上述した実施形態では、車載器100が起動してからGNSS受信機5が時間情報を取得するまでに、カードスロット部2に装着されているICカード300の有効期限に関する通知を実施する態様を記載したが、これに限らない。起動関連処理を完了した後、GNSS受信機5が日付情報を取得した場合に、改めてICカード300の有効期限に関する通知を実施する態様(変形例1とする)としてもよい。
便宜上、GNSS受信機5が日付情報を取得した場合に、ICカード300の有効期限に関する通知を改めて実施するための一連の処理を、再通知関連処理と称し、この再通知関連処理について図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4に示すフローチャートは、例えば、図3に示す起動関連処理が完了したことをトリガとして開始されればよい。また、他の態様として、GNSS受信機5から時間情報が提供されたことをトリガとして開始されても良い。
なお、起動関連処理において期限切れ通知処理(ステップS205)を実施した場合には、通知処理部15はその旨を、例えば期限切れ通知処理を実施済みであるか否かを示すフラグなどを用いて保持しているものとする。また、他の態様として、起動関連処理において期限切れ通知処理(ステップS205)を実施している場合には、再通知関連処理を省略してもよい。前回走行時の日付に基づいて有効期限が切れていると判定した場合には、新しく取得する現在の日付を用いても有効期限が切れているという事実は変わらず、また、有効期限が切れている旨は既に通知済みであるからである。
まず、ステップS301では時間情報取得部12が、GNSS受信機5から時間情報が提供されたか否かを判定する。未だ時間情報が提供されていない場合にはステップS301がNOとなってステップS301に戻る。つまり、GNSS受信機5から時間情報が提供されるまで、待機状態となる。そして、GNSS受信機5から時間情報が提供された場合には、ステップS301がYESとなってステップS302に移る。
ステップS302ではカードアクセス処理部11がICカード300の有効期限を、ICカード300から読み出してステップS303に移る。ステップS303では有効期限判定部14が、ステップS301で取得した最新の時間情報に含まれる日付と、ICカード300の有効期限とを比較して、有効期限が切れているか否かを判定する。
つまり、現在の日付が、有効期限として設定されている日付を超過している場合に、有効期限が切れていると判定する。有効期限が切れている場合には、ステップS303がYESとなってステップS304に移る。また、有効期限が切れていない場合には、有効期限まで残っている日数(残り日数)Drmnを算出し、ステップS306に移る。残り日数Drmnは、有効期限として設定されている日付から、現在の日付を差し引いた日数である。
ステップS304では、起動関連処理時において期限切れ通知処理(ステップS205)を実施したか否かを判定する。期限切れ通知処理を実施している場合には、ステップS304がYESとなって本フローを終了する。また、期限切れ通知処理を実施していない場合には、ステップS305に移り、ステップS205と同様の期限切れ通知処理を実施して本フローを終了する。
ステップS306では有効期限判定部14が、残り日数Drmnが所定の閾値Dth未満となっているか否かを判定する。ここで用いる閾値Dthは、まもなく有効期限が切れることをユーザに通知するための閾値であって、適宜設計されればよい。例えば閾値Dthは、10日や20日などとすればよい。そして、残り日数Drmnが閾値Dth未満である場合にはステップS306がYESとなってステップS307に移る。一方、残り日数Drmnが閾値Dth以上である場合にはステップS306がNOとなって本フローを終了する。
ステップS307では通知処理部15が、ICカード300の有効期限が近づいていることを通知する処理(期限直前通知処理とする)を実施して本フローを終了する。例えば、通知処理部15は期限直前通知処理として、ICカード300の有効期限までの残り日数が、Dth未満であることをユーザに知らせる表示(画像やテキスト)を、表示部7に表示させる。また、通知処理部15は、期限直前通知処理として、ICカード300の有効期限までの残り日数がDth未満となっている旨のメッセージをスピーカ8から出力させてもよい。
このような変形例によれば、上述の実施形態と同様の効果を奏するとともに、ユーザが利用しているICカード300の有効期限が近づいていることも通知することができる。
また、以上の構成では、車載器100の起動時において有効期限が切れている旨を既に通知している場合には、再びその旨の通知は実施しない。ICカード300の有効期限が切れている旨の通知は、1回の走行中において1回実施されればよく、複数回通知してしまうと、かえってユーザに煩わしさを与えてしまう恐れがある。本構成によれば、同一の内容の通知を複数回実施することに起因して、ユーザに煩わしさを与えてしまう恐れを低減することができる。
100 車載器、1 制御部、2 カードスロット部、3 カードIF部、4 狭域通信部(通信部)、5 GNSS受信機(測位電波受信機)、6 不揮発性メモリ、7 表示部、8 スピーカ、9 電源回路部、11 カードアクセス処理部(期限情報取得部)、12 時間情報取得部(日付取得部)、13 日付記録処理部(記録処理部)、14 有効期限判定部(期限判定部)、15 通知処理部、200 車載バッテリ、300 ICカード

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、車両のアクセサリスイッチがオフからオンへ切り替わった場合に起動する車載器であって、
    アクセサリ電源がオフである間はバッテリの電力を用いてリアルタイムな時刻情報を保持しないように構成されており、
    有料道路の利用料金を決済するためのICカードが装着されるカードスロット部(2)と、
    有料道路の出入口に設けられている路側機と通信する通信部(4)と、
    測位衛星からの電波を受信する測位電波受信機(5)と、
    前記測位電波受信機が受信した前記測位衛星からの電波に基づいて、現在の日付を取得する日付取得部(12)と、
    前記日付取得部が取得した日付を、最新日付情報として、不揮発性の記憶媒体である不揮発性メモリ(6)に記録する記録処理部(13)と、
    前記カードスロット部に装着されている前記ICカードの有効期限として設定されている日付を示す有効期限情報を取得する期限情報取得部(11)と、
    前記期限情報取得部が取得している前記有効期限情報に基づいて、前記ICカードの有効期限が切れているか否か、及び、有効期限が切れるまでの残り日数が所定の閾値未満であるか否かを判定する期限判定部(14)と、
    前記期限判定部によって前記ICカードの有効期限が切れていると判定された場合に、ユーザに対して前記ICカードの有効期限が切れていることを通知するとともに、前記期限判定部によって前記残り日数が前記閾値未満であると判定された場合には、ユーザに対して、前記ICカードの有効期限までの残り日数が所定の閾値未満であることを通知する通知処理部(15)と、を備え
    前記期限判定部は、前記車載器が起動した場合には、前記不揮発性メモリに記録されている前記最新日付情報を用いて前記ICカードの有効期限が切れているか否かについては判定する一方、前記日付取得部が前記測位衛星からの電波に基づいて現在の日付を取得するまでは前記残り日数が前記閾値未満であるか否かの判定は実施しないように構成されており、
    さらに前記期限判定部は、前記日付取得部が前記測位衛星からの電波に基づいて現在の日付を取得した場合には、前記日付取得部が新たに取得した現在の日付を用いて有効期限が切れるまでの残り日数を算出するとともに、当該残り日数が所定の閾値未満であるか否かを判定するように構成されていることを特徴とする車載器。
  2. 請求項1において、
    前記期限判定部は、前記車載器が起動した後、前記日付取得部が前記測位衛星からの電波に基づいて現在の日付を取得した場合には、前記期限情報取得部が取得している前記有効期限情報と、前記日付取得部が新たに取得した現在の日付とを用いて、前記ICカードの有効期限が切れているか否か判定を再び実施するように構成されている車載器。
  3. 請求項1又は2において、
    前記通知処理部は、前記車載器の起動時点において前記不揮発性メモリに記録されている前記最新日付情報と前記有効期限情報との比較の結果、前記期限判定部が前記ICカードの有効期限は切れていると判定したことに基づいて、前記ICカードの有効期限が切れていることを通知した場合には、前記日付取得部が取得した現在の日付と前記有効期限情報とを比較した結果、前記ICカードの有効期限が切れていると判定された場合であっても、再びは前記ICカードの有効期限が切れている旨の通知を実施しないことを特徴とする車載器。
  4. 請求項1からの何れか1項において、
    前記通知処理部は、前記期限判定部が前記不揮発性メモリに記録されている前記最新日付情報に基づいて前記ICカードの有効期限は切れていないと判定した場合には、前記ICカードの有効期限として設定されている日付をユーザに通知することを特徴とする車載器。
JP2015112589A 2015-06-02 2015-06-02 車載器 Active JP6406132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015112589A JP6406132B2 (ja) 2015-06-02 2015-06-02 車載器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015112589A JP6406132B2 (ja) 2015-06-02 2015-06-02 車載器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016224822A JP2016224822A (ja) 2016-12-28
JP6406132B2 true JP6406132B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=57748818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015112589A Active JP6406132B2 (ja) 2015-06-02 2015-06-02 車載器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6406132B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6981104B2 (ja) * 2017-08-28 2021-12-15 株式会社デンソー 車載器
JP7069951B2 (ja) * 2018-03-28 2022-05-18 株式会社デンソー 車載器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4079135B2 (ja) * 2004-09-09 2008-04-23 株式会社デンソー 車両用通信装置
JP4827888B2 (ja) * 2008-06-16 2011-11-30 三菱電機株式会社 Dsrc車載器
JP4687806B2 (ja) * 2009-03-26 2011-05-25 株式会社デンソー Icカード情報処理装置
JP2011028740A (ja) * 2009-07-01 2011-02-10 Sanyo Electric Co Ltd 車載用電子機器および車載用電子システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016224822A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6519708B2 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6451899B2 (ja) 制御装置、プログラム更新方法、およびコンピュータプログラム
JP6185789B2 (ja) 車載ソフトウェア更新装置
US9646351B2 (en) Estimation of jurisdictional boundary crossings for fuel tax reporting
JP6406132B2 (ja) 車載器
WO2021100451A1 (ja) 車載情報処理装置、プログラム実行制限方法及びコンピュータプログラム
JP6265056B2 (ja) 車載器
JP4687806B2 (ja) Icカード情報処理装置
JP6988691B2 (ja) 走行支援装置、走行支援方法及びコンピュータプログラム
JP5386474B2 (ja) 情報処理装置、料金収受システム、及び料金収受方法
EP3489910A1 (en) In-vehicle communication device and toll collecting method
JP6119650B2 (ja) 車載装置
JP2008040871A (ja) ナビゲーション装置
JP2009048445A (ja) タクシーメータ
JP2020067767A (ja) 車載器
JP2017228103A (ja) 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
JP5881327B2 (ja) 車載器、制御方法及びプログラム
JP2007232693A (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
JP5642837B2 (ja) 料金収受システム、及び料金収受方法
JP4107253B2 (ja) 車載通信装置
JP2004164628A (ja) Icカード情報処理装置およびicカード
CN107240286A (zh) 一种信息指示方法、检测设备及车辆设备
JP7069951B2 (ja) 車載器
JP2006059074A (ja) 自動料金課金システム
JP2009199418A (ja) Etc車載器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180903

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6406132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250