JP6405130B2 - 熱電発電装置 - Google Patents

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本発明は、熱電発電装置に係り、特にその封止構造の改良に関する。
従来、受熱板と冷却板との間に複数の熱電発電モジュールを介装して構成された熱電発電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の熱電発電装置では、熱電発電モジュール内の熱電素子への水分の付着によるマイグレーション等の発生を防止するために、受熱板と冷却板との間を耐熱性に優れた樹脂製のOリングにて封止し、Oリングで囲まれた熱電発電モジュール内に水分が浸入するのを防いでいる。
一方、そのような耐熱性を有するOリングが用いられた封止構造であっても、Oリングの耐熱性には限界があることから、熱による劣化をさらに抑制できる封止構造を有した熱電発電装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の熱電発電装置においては、樹脂製のOリングを用いる代わりに、より耐熱性に優れた金属枠体を用いるとともに、この金属枠体と受熱板および冷却板とを接着剤等で接着している。
特開2013−080883号公報 特開2007−258298号公報
しかしながら、特許文献2に記載の熱電発電装置のように、樹脂製のOリングの代わりに金属枠体を用いると、受熱板で受けた熱が金属枠体を通して冷却板に伝達されてしまうため、熱電発電モジュール中を通る熱量が減少し、発電効率が大幅に低下するという問題がある。
本発明の目的は、高熱に曝されても封止性能を良好に維持でき、かつ発電効率の低下を防止できる熱電発電装置を提供することにある。
本発明の熱電発電装置は、受熱する受熱板と、前記受熱板よりも低温に維持される冷却板と、前記受熱板および前記冷却板の間に介装される熱電発電モジュールとを備え、前記熱電発電モジュールは、複数の熱電素子と、これらの熱電素子の周囲を囲う外側封止枠と、前記熱電素子および前記外側封止枠の少なくとも前記受熱板と対向する側を当該熱電素子および当該外側封止枠に亘って連続して覆う薄膜シートとを有し、前記受熱板と前記熱電発電モジュールとの間の前記外側封止枠に対応した部位には第1断熱層が形成されていることを特徴とする。
本発明の熱電発電装置において、前記受熱板と前記熱電発電モジュールとの間には、前記第1断熱層を避けるように伝熱層が形成されていることが好ましい。
本発明の熱電発電装置において、前記受熱板、前記冷却板、および前記熱電発電モジュールに亘って挿通されてこれらを互いに締結する締結手段を備え、前記熱電発電モジュールは、前記締結手段の周囲を囲う内側封止枠を有し、前記受熱板と前記熱電発電モジュールとの間の前記内側封止枠に対応した部位には第2断熱層が形成されていることが好ましい。
本発明の熱電発電装置において、前記受熱板と前記熱電発電モジュールとの間に、前記第1断熱層および前記第2断熱層が形成されている場合には、これら第1断熱層および第2断熱層の両方を避けるように伝熱層が形成されていることが好ましい。
本発明の熱電発電装置において、前記熱電発電モジュールは、前記受熱板および前記冷却板によって押圧された状態で介装され、前記締結手段は、前記熱電発電モジュールに前記受熱板および前記冷却板を介して押圧力を付与するコイルばねを備えていることが好ましい。
本発明の熱電発電装置において、前記外側封止枠および/または前記内側封止枠と前記薄膜シートとが互いに接合されていることが好ましい。
本発明の熱電発電装置において、前記薄膜シートは、一方の面に電気的な絶縁性を持つ材料、他方にガス(水蒸気)の透過性の低い材料を配置したラミネートタイプのシートが好ましく、具体的には、ポリイミド薄膜と、当該ポリイミド薄膜の一方の面の全体を覆う銅薄膜とを有して形成されているとともに、前記銅薄膜側を前記受熱板側および前記冷却板側に向くように、前記熱電素子および前記外側封止枠に対して前記受熱板と対向する側と前記冷却板と対向する側との両方に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、従来の樹脂製のOリングに代えて例えば金属製などの外側封止枠を用いることで、耐熱性能をより向上させることができ、熱電発電装置が高熱に曝されても封止性能を良好に維持できる。また、受熱板と熱電発電モジュールとの間には、外側封止枠に対応した部位に第1断熱層を形成しておくため、受熱板で受けた熱が外側封止枠に伝達されるのを抑制でき、この外側封止枠を通して冷却板に伝達される熱量を大幅に軽減できて、発電効率を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る熱電発電装置の分解斜視図。 熱電発電装置の断面図。 熱電発電装置に用いられる熱電発電モジュールの分解斜視図。 熱電発電装置の要部を拡大して示す断面図。 本発明の第2実施形態を示す断面図。 本発明の外側封止枠に係る変形例を示す断面図。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る熱電発電装置1の分解斜視図であり、図2は、熱電発電装置1の断面図である。
[熱電発電装置の全体説明]
図1、図2において、熱電発電装置1は、図中上側に配置された受熱用の受熱板10と、受熱板10よりも低温に維持される冷却板20と、受熱板10および冷却板20の間に介装される熱電発電モジュール30とを備え、平面視にて四角形とされている。このような熱電発電装置1は、例えば熱処理炉でのバーナー燃焼部分に配置される場合では、受熱板10がバーナーの火炎によって炙られ、この際の熱エネルギを電気に変換する。
受熱板10は、例えば鉄、銅、あるいはアルミ製であり、火炎等により約280℃程度に加熱される。
冷却板20は、例えばアルミ製であり、内部に冷却水等の冷却液が流通する冷却回路20Aを有し、この冷却液によって全体が20〜40℃程度に冷却維持される。冷却回路20Aは、冷却板20の外部において、冷却液の供給管路20Bおよび戻し管路20Cに接続されている。
熱電発電モジュール30については、後述する。
受熱板10および冷却板20の外周近傍および中央寄りの位置にはそれぞれ、内部に雌ねじが刻設されたボルト孔11および表裏を貫通する貫通孔21が互いに対応して複数設けられている。熱電発電モジュール30の中央寄りの位置には、それらのボルト孔11および貫通孔21に対応した貫通孔31が複数設けられている。
これらのボルト孔11および貫通孔21,31を利用することで、受熱板10と冷却板20とが熱電発電モジュール30を挟持した状態で互いに締結される。この際の締結手段としては、締結手段としての第1締結手段40と第2締結手段50とが用いられる。
第1締結手段40は、熱電発電装置1熱電発電モジュール30を貫通する中央寄りの位置に5つ設けられる。そして第1締結手段40は、ボルト孔11および貫通孔21のうち、中央寄りのボルト孔11A、貫通孔21A、および熱電発電モジュール30の貫通孔31に対して挿入されるボルト41と、ボルト41に挿通される円筒部およびフランジ部を一体に有した断面逆T字形状の受部材42と、ボルト41に挿通されて冷却板20の下面および受部材42に設けられたフランジ部の座面間に配置され、かつ熱電発電モジュール30に受熱板10および冷却板20を介して押圧力を付与するコイルばね43とを備える。
一方の第2締結手段50は、熱電発電装置1の各辺に沿って一対ずつ、合計8つ(図2に2つのみを図示)が設けられる。そして、第2締結手段50は、ボルト孔11および貫通孔21のうち、各辺に沿って位置したボルト孔11Bおよび貫通孔21Bに対して下方から挿入されるボルト51と、ボルト51に挿通される円環状の受部材52と、ボルト51に挿通されて冷却板20の下面および受部材52の座面間に配置され、かつ熱電発電モジュール30に受熱板10および冷却板20を介して押圧力を付与するコイルばね53とを備える。
ここで、第2締結手段50のコイルばね53の線形および外径は、第1締結手段40のコイルばね43の線形および外形よりも小さく、コイルばね53のばね力がコイルばね43のばね力よりも小さい。熱電発電装置1の各辺において、ばね力の小さい第2締結手段50を一対近接させて設けるのは、受熱板10および冷却板20間に挟持することで作用する熱電発電モジュール30への挟持力を均一化するためである。
[熱電発電モジュールの説明]
図3は、熱電発電モジュール30および伝熱シート70の分解斜視図である。図4は、熱電発電装置1の要部を拡大して示す断面図である。
図3、図4において、熱電発電モジュール30は、それぞれ複数のN型の熱電素子32NおよびP型の熱電素子32Pと、これらの熱電素子32N,32Pの周囲を囲う鉄、銅、アルミ等の金属製で四角環状の外側封止枠33と、貫通孔31を貫通するボルト41の周囲を囲う鉄、銅、アルミ等の金属製で円環状の内側封止枠34と、熱電素子32N,32Pおよび封止枠33,34の受熱板10と対向する側および冷却板20と対向する側のそれぞれを、当該熱電素子32N,32Pおよび当該封止枠33,34に亘って連続して覆う上下の薄膜シート35とを有している。
図3では、複数の熱電素子32N,32Pが熱電素子ユニット32として2点鎖線で示されている。このような熱電素子ユニット32の上下を覆う薄膜シート35は、ポリイミド薄膜と、当該ポリイミド薄膜の一方の面の全体を覆う銅薄膜とを有して形成されたラミネートシートであり、銅薄膜側を受熱板10側および冷却板20側に向くように、熱電素子32N,32Pおよび封止枠33,34に対して受熱板10と対向する側と冷却板20と対向する側との両方に設けられている。さらに、薄膜シート35は、熱電素子32N,32Pおよび封止枠33,34を一体としてユニット化するとともに、受熱することで熱膨張する受熱板10と、貫通熱により熱膨張する熱電素子32N,32Pおよび各封止枠33,34との面内方向(図中左右方向)の熱膨張差を吸収する機能を有する。
図4に示すように、受熱板10側の薄膜シート35の内側面(ポリイミド薄膜に対して銅薄膜とは反対側の面)には、複数の受熱側電極35Aが形成されている。冷却板20側の薄膜シート35の内側面(同上)には、複数の冷却側電極35Bが形成されている。N型の熱電素子32NおよびP型の熱電素子32Pの受熱板10側の端面が受熱側電極35Aに接続され、冷却板20側の端面が冷却側電極35Bに接続されている。N型の熱電素子32NとP型の熱電素子32Pとが交互に受熱側電極35Aおよび冷却側電極35Bを介して電気的に直列接続されている。直列接続された端部の熱電素子32N,32Pには、発電した電力を取り出すリード線が接続されるが、ここではその図示を省略してある。
また、それぞれの薄膜シート35の内側面には、そのような受熱側電極35Aおよび冷却側電極35Bと同様な接合パターン35Cが外側封止枠33および内側封止枠34に対応して形成されている。接合パターン35Cに対して封止枠33,34を半田付け等することで、当該封止枠33,34が薄膜シート35に確実に接合されている。なお、外側封止枠33および内側封止枠34の接合部分の断面は、単純な四角形である。
[断熱層の説明]
図4において、受熱板10と熱電発電モジュール30との間の外側封止枠33に対応した部位には、空気層からなる第1断熱層61が形成されている。受熱板10と熱電発電モジュール30との間の内側封止枠34に対応した部位にも、空気層からなる第2断熱層62が形成されている。これらの第1、第2断熱層61,62が形成されていることにより、受熱板10で受けた熱が各封止枠33,34を介して冷却板20に伝わることがない。このため、受熱板10で受けた熱が確実に熱電素子32N,32Pを通過することとなり、熱電発電モジュール30での発電効率を向上させることができる。
[伝熱層の説明]
図3、図4に示すように、受熱板10と熱電発電モジュール30との間には、第1断熱層61および第2断熱層62を避けるように伝熱層71が形成されている。伝熱層71は、カーボンシート製等の伝熱シート70によって形成されている。この伝熱層71にて第1、第2断熱層61,62分の隙間を埋めることにより、受熱板10で受けた熱を熱電素子32N,32Pに効果的に伝達させることが可能である。また、伝熱シート70は、受熱することで熱膨張する受熱板10と、貫通熱により熱膨張する熱電素子32N,32Pおよび各封止枠33,34との厚み方向(図中上下方向)の熱膨張差を吸収する役目をも有している。
[製造手順の説明]
次に、熱電発電装置1の製造手順を概略説明する。
先ず、既知の回路パターン成形法により受熱側電極35A、冷却側電極35B、および接合パターン35Cが形成された薄膜シート35に、熱電素子32N,32P、外側封止枠33、および内側封止枠34を半田付け等して接合し、熱電発電モジュール30を組み立てておく。そして、この熱電発電モジュール30の一方の面の薄膜シート35を冷却板20に接着し、他方の面側に伝熱シート70を配置し、さらに伝熱シート70上に受熱板10を配置し、これにより熱電発電モジュール30を受熱板10および冷却板20で挟み込む。この後、第1、第2締結手段40,50により、受熱板10、冷却板20、および熱電発電モジュール30を相互に締結する。その他、リード線等の処理については、説明を省略する。
[効果の説明]
以上に説明した本実施形態によれば、金属製の外側封止枠33および内側封止枠34を用いて熱電発電モジュール30を封止しているため、耐熱性能をより向上させることができ、熱電発電装置1が高熱に曝されても封止性能を良好に維持できる。また、受熱板10と熱電発電モジュール30との間には、外側封止枠33に対応した部位に第1断熱層61が形成され、内側封止枠34に対応した部位に第2断熱層62が形成されているので、受熱板10で受けた熱が各封止枠33,34に伝達されるのを抑制でき、この各封止枠33,34を通して冷却板20に伝達される熱量を大幅に軽減できて、発電効率を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
図5には、本発明の第2実施形態に係る熱電発電装置1の断面図が示されている。
図5において、受熱板10と熱電発電モジュール30との間の各封止枠33,34に対応した部位には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)や多孔質ポリイミドなど、断熱性を有する任意の材質のシートによって第1、第2断熱層81,82が形成されている。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
このような本実施形態でも、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
〔変形例〕
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、各封止枠33,34の断面形状は単純な四角形であったが、四角形に限定されず、図6(A)〜(C)に外側封止枠33を代表して示すように、横向きの断面H形(A)、横向きの断面V形または横向きの断面U形(B)、断面Z形(C)、さらには図示を省略するが、横向きの断面M字形、横向きの断面W形、あるいはこれらに類似した断面形状を適用してもよい。これらの断面形状によれば、熱量が受熱側から冷却側へ貫通する際の経路断面が狭められたり、伝達経路がより長くなっていたりすることで、熱量を貫通し難くできる。
また、同様な効果を得るために、各封止枠の厚み寸法を十分に大きくしてもよい。この際、熱電素子の厚み寸法に対して各封止枠の厚み寸法が大きい場合には、受熱板や冷却板に段差を設けることで、熱電素子の接合部分の位置および各封止枠の接合部分の位置を異ならせ、熱電素子および各封止枠間の寸法差を吸収してもよい。
前記各実施形態では、伝熱層71をカーボンシート等の伝熱シート70により形成した例で説明したが、そのような伝熱層を熱伝導性グリースによって形成してもよい。この場合、周囲の第1、第2断熱層については、空気層ではなく、シート等の充実部材で形成することが望ましい。こうすることで、第1、第2断熱層が熱伝導性グリースに対する堰として機能し、熱伝導性グリースが受熱板および冷却板間に漏れ出すのを防止できる。
前記実施形態では、熱電発電装置1の熱電発電モジュール30として、熱電素子ユニット32が1つ設けられた例を説明したが、熱電発電モジュールを複数の熱電素子ユニットで構成してもよい。
また、前記第1実施形態で説明した第1、第2締結手段40,50についても、その実施にあたって適宜な構成を採用でき、実施形態の構成に限定されない。
さらに、前記実施形態では、熱電素子32N,32Pおよび各封止枠33,34の冷却板20側も薄膜シート35で覆われていたが、冷却板側の薄膜シートは必要に応じて設けられればよく、熱電素子と冷却板との間で電気的な絶縁が維持されれば、そのような薄膜シートを省略してもよい。
前記実施形態では、封止枠34,35を薄膜シート35に半田付けしているが、高温で使用可能な接着剤、例えばポリイミドワニス等で接合してもよい。
前記実施形態では、第1締結手段40を用いることで、この第1締結手段40のボルト41周りを囲う内側封止枠35が併せて用いられ、第2断熱層62が形成さていたが、第2締結手段50のみが用いられるような場合には、そのような内側封止枠や第2断熱層も当然不要である。
本発明は、熱処理炉に設置される熱電発電装置に利用できる他、内燃機関の排気ガス経路中の高温部分に設置される熱電発電装置などにも利用できる。
1…熱電発電装置、10…受熱板、20…冷却板、30…熱電発電モジュール、32N,32P…熱電素子、33…外側封止枠、34…内側封止枠、35…薄膜シート、40…締結手段である第1締結手段、41…ボルト、61,81…第1断熱層、62,82…第2断熱層、71…伝熱層。

Claims (5)

  1. 受熱する受熱板と、
    前記受熱板よりも低温に維持される冷却板と、
    前記受熱板および前記冷却板の間に介装される熱電発電モジュールと
    前記受熱板、前記冷却板、および前記熱電発電モジュールに亘って挿通されてこれらを互いに締結する締結手段とを備え、
    前記熱電発電モジュールは、複数の熱電素子と、これらの熱電素子の周囲を囲う外側封止枠と、前記熱電素子および前記外側封止枠の少なくとも前記受熱板と対向する側を当該熱電素子および当該外側封止枠に亘って連続して覆う薄膜シートと、前記締結手段の周囲を囲う内側封止枠とを有し、
    前記受熱板と前記熱電発電モジュールとの間の前記外側封止枠に対応した部位には第1断熱層が形成され
    前記受熱板と前記熱電発電モジュールとの間の前記内側封止枠に対応した部位には第2断熱層が形成されている
    ことを特徴とする熱電発電装置。
  2. 請求項に記載の熱電発電装置において、
    前記受熱板と前記熱電発電モジュールとの間には、前記第1断熱層および前記第2断熱層を避けるように伝熱層が形成されている
    ことを特徴とする熱電発電装置。
  3. 請求項または請求項に記載の熱電発電装置において、
    前記熱電発電モジュールは、前記受熱板および前記冷却板によって押圧された状態で介装され、
    前記締結手段は、前記熱電発電モジュールに前記受熱板および前記冷却板を介して押圧力を付与するコイルばねを備えている
    ことを特徴とする熱電発電装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の熱電発電装置において、
    前記外側封止枠および/または前記内側封止枠と前記薄膜シートとが互いに接合されている
    ことを特徴とする熱電発電装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の熱電発電装置において、
    前記薄膜シートは、ポリイミド薄膜と、当該ポリイミド薄膜の一方の面の全体を覆う銅薄膜とを有して形成されているとともに、前記銅薄膜側を前記受熱板側および前記冷却板側に向くように、前記熱電素子および前記外側封止枠に対して前記受熱板と対向する側と前記冷却板と対向する側との両方に設けられている
    ことを特徴とする熱電発電装置。
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