JP6404773B2 - モバイルデバイス及びコンテンツ閲覧制御方法 - Google Patents
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この特許文献1に記載の技術を、閲覧に制限を加えたいコンテンツを記憶したモバイルデバイスに適用する場合には、モバイルデバイスの位置情報をシステムサーバに送り、システムサーバでの判定により、閲覧の可否を実行できるようになる。例えば、判定対象エリアとして病院の位置を登録することにより、該当するコンテンツは、病院内でモバイルデバイスがシステムサーバにアクセスしたときだけ閲覧できるようになる。
さらに、サーバとモバイルデバイスとが通信を行うようにした場合、通信時に何らかの情報が漏洩する可能性もあり、好ましいとは言えない。
セキュリティポリシー記憶部は、コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツのセキュリティポリシーを記憶する。閲覧許可エリア情報記憶部は、コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの閲覧を許可するエリアの情報を記憶する。判定部は、所定のネットワークに接続中か否かを判定する。コンテンツ出力部は、判定部での判定と、セキュリティポリシー記憶部に記憶されたセキュリティポリシーによる設定内容とに基づいて、コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの出力の可否を制御する。ここで、セキュリティポリシー記憶部が記憶するセキュリティポリシーは、判定部が所定にネットワークに接続してなく、かつビーコン受信部が受信した複数のビーコン信号に含まれる各ビーコン信号で個別の識別コードが、ビーコン情報記憶部に記憶される情報に全て含まれることを判別した場合に、コンテンツ記憶部が記憶したコンテンツの閲覧を許可するようにした。
そして、コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツのセキュリティポリシーと、コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの閲覧を許可するエリアの情報を記憶する記憶処理を行う。さらに、所定のネットワークに接続中か否かを判定する判定処理と、その判定処理での判定結果と、セキュリティポリシーの設定内容とに基づいて、コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの出力の可否を制御するコンテンツ出力処理と、ビーコン信号を受信するビーコン受信処理と、ビーコン情報記憶処理とを行う。ここで、記憶処理で記憶するセキュリティポリシーは、判定処理で所定にネットワークに接続してなく、かつビーコン受信処理で受信した複数のビーコン信号に含まれる各ビーコン信号で個別の識別コードが、ビーコン情報記憶処理で記憶される情報に全て含まれることを判別した場合に、コンテンツの閲覧を許可するようにした。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
[1.システムの概要]
図1は、本例のモバイルデバイス100を使用して行われる処理の概要を示す。
モバイルデバイス100は、各種コンテンツが記憶されるコンテンツ記憶部140を備える。コンテンツ記憶部140には、コンテンツ管理者によるコンテンツ格納操作で、閲覧を制限する必要のあるコンテンツが記憶される。コンテンツ記憶部140に記憶されたコンテンツは、外部からのコンテンツ閲覧要求に応じて、コンテンツ出力部190から外部に出力される。たとえば、コンテンツ出力部190として表示部を備える場合、表示部にコンテンツが表示される。
ここで、モバイルデバイス100は、セキュリティポリシー記憶部110と、ビーコン信号発信源情報記憶部120と、閲覧許可エリア情報記憶部130とを備え、これらの記憶部110,120,130に記憶された情報(管理情報)に基づいて、コンテンツの出力が制御される。セキュリティポリシー記憶部110には、コンテンツ管理者のセキュリティポリシー設定操作で、コンテンツについてのセキュリティポリシーが記憶される。また、閲覧許可エリア情報記憶部130には、コンテンツ管理者の使用許可エリア設定操作で、コンテンツの閲覧が可能なエリアの情報が記憶される。
また、モバイルデバイス100は、GPS受信部105と、ビーコン受信部106とを備える。GPS受信部105は、GPS(Global Positioning System)用の衛星信号を受信して、現在位置を測位する。ビーコン受信部106は、近隣の特殊電波発信源(以下、「ビーコン信号発信源」と称する)からのビーコン信号を受信し、ビーコン信号に含まれるIDなどを検出する。但し、無線接続インターフェース部104と、GPS受信部105と、ビーコン受信部106は、モバイルデバイス100が内蔵する代わりに、モバイルデバイス100が接続されたコンピュータ装置(以下、「PC」と称する)が備える場合もある。また、無線接続インターフェース部104の他に、有線接続インターフェース部を備えるようにしてもよい。
なお、ビーコン信号発信源は、それぞれのビーコン信号発信源に割り当てられたコード(ビーコンID)を、2.4GHz帯などを使用した電波で、周期的に送信する装置である。このビーコン信号発信源は、例えばBluetooth(登録商標) Low Energyとして規格化されている。
さらに、モバイルデバイス100は、日付時刻判定部180を備え、セキュリティポリシー記憶部110により設定された閲覧可能な日付・時刻か否かが判定される。日付時刻判定部180には、時計181が接続されている。
これらの判定部150,170,180での判定結果が閲覧可能な状態である場合には、コンテンツ出力部190は、コンテンツ記憶部140に記憶されたコンテンツの出力(閲覧)を許可し、コンテンツの出力処理を行う。
図2は、本例のモバイルデバイス100を使用した運用モデルの例を示す。
コンテンツ管理PC200は、コンテンツ管理者210が使用し、コンテンツ閲覧PC300は、デバイス使用者310が使用する。
モバイルデバイス100の構成としては、第1のタイプと第2のタイプが想定される。第1のタイプのモバイルデバイス100は、モバイルデバイス自身が表示部を持たず、コンテンツ閲覧PC300に接続して使用する、USBメモリと称される小型のメモリ装置のタイプである。第2のタイプのモバイルデバイス100は、モバイルデバイス自身が表示部や操作部を備えるタブレット端末のタイプである。コンテンツ管理者210は、コンテンツ管理PC200を使用して、コンテンツAを管理している。ここで、コンテンツ管理者210は、デバイス使用者310にセキュリティを確保した上で、コンテンツAを使用(閲覧)させるようにする。
このとき、モバイルデバイス100は、予めコンテンツ管理者210が設定したセキュリティポリシーを満たしているか否かの判定処理を行い、指定された場所や時刻・日付以外でこのコンテンツ閲覧ができないように制御する。
図3は、モバイルデバイス100と、このモバイルデバイス100に接続されるコンテンツ管理PC200の構成例を示す。
モバイルデバイス100は、全体の制御演算を行う制御部101と、コンテンツ等の情報を格納しておく記憶部102と、有線接続インターフェース部103と、無線接続インターフェース部104と、GPS受信部105と、ビーコン受信部106とを備える。
また、モバイルデバイス100がタブレット端末である場合には、コンテンツなどが表示される表示部107と、操作入力部108とを備える。これらの各部は、システムバス209にて相互に結合され、制御部101の制御下で処理が実行される。
操作入力部206での操作入力があることで、表示部205には、セキュリティポリシーなどの管理情報やコンテンツが表示される。
図4は、モバイルデバイス100と、このモバイルデバイス100に接続されるコンテンツ閲覧PC300の構成例を示す。モバイルデバイス100の構成は、図3に示すモバイルデバイス100と同じである。
コンテンツ閲覧PC300は、全体の制御演算を行う制御部301と、記憶部202と、有線接続インターフェース部303と、無線接続インターフェース部304と、表示部305と、操作入力部306とを備える。これらのコンテンツ閲覧PC300内の各部は、システムバス209にて相互に結合され、制御部301の制御下で処理が実行される。
モバイルデバイス100の記憶部102に記憶されたコンテンツは、コンテンツ閲覧PC300の操作入力部206での入力操作により、コンテンツ閲覧PC300に転送され、表示部305に表示される。但し、コンテンツが転送されるのは、セキュリティポリシーなどの管理情報で設定された条件を満たした場合であり、設定された条件を満たさない場合には、モバイルデバイス100はコンテンツを出力しない。
図5は、モバイルデバイス100のコンテンツ記憶部140に記憶されるコンテンツの例を示す。
コンテンツ141は、氏名や住所などの個人情報が記載された名簿である。
コンテンツ142は、各個人の成績の一覧などが記載された成績表である。
コンテンツ143は、要介護高齢者の程度などの個人情報が記載された要介護高齢者台帳である。
コンテンツ144は、X線CT画像、MRI画像、エコー画像などの患者の医療画像である。
これらのコンテンツ141〜144は、いずれも閲覧に制限を加える必要がある。
図6は、モバイルデバイス100に記憶される管理情報の例を示す。
図6の例では、3つのコンテンツC−01,C−02,C−03についてのセキュリティポリシーを示す。各コンテンツのセキュリティポリシーは、最上位のコンテンツ管理情報で、それぞれ3つのコンテンツC−01,C−02,C−03と1対1に対応している。
セキュリティポリシーの具体的な内容としては、以下の各情報が含まれる。
・コンテンツID[ContentsID]
・外部ネットワーク接続可否情報[ExtNet(情報A)]
・閲覧許可エリア情報[GPS Area(情報B)]
・ビーコン情報[Beacon(情報C)]
・閲覧可能時刻情報[Permission Time(情報D)]
・閲覧有効期間情報[Contents Validity(情報E)]
・セキュリティポリシー組み合わせ情報[Security Policy]
閲覧許可エリア情報[GPS Area(情報B)]には、閲覧許可エリア情報記憶部130に格納されているAreaIDが示される。
ビーコン情報[Beacon(情報C)]には、ビーコン信号発信源からの電波を受信できることを閲覧の条件にするときに、ビーコン信号発信源情報記憶部120に登録されたBeaconNoが格納される。
閲覧可能時刻情報[Permission Time(情報D)]には、一日のうちで閲覧可能な時間帯の情報が格納される。
閲覧有効期間情報[Contents Validity(情報E)]には、格納したコンテンツの有効期限情報が格納される。
このように、セキュリティポリシー組み合わせ情報で、コンテンツ閲覧条件が規定される。セキュリティポリシー組み合わせ情報の具体的な例については後述する。
図7は、モバイルデバイス100の閲覧許可エリア情報記憶部130に記憶される閲覧許可エリアの具体的な例(例1)を示す。この例では、特定の広域エリア(市区町村などのエリア)での閲覧を許可する場合の例である。
図7Aに示すように、エリアID:A1011がエリアタイプ:サークルであるとき、このエリアID:A1011のエリアE1は、図7Bに示すように、中心座標位置a1から半径20kmの円として設定される。
また、図7Aに示すように、エリアID:A1012がエリアタイプ:ポリゴン(頂点4個)であるとき、このエリアID:A1012のエリアE2は、図7Cに示すように、4つの頂点b1,b2,b3,b4を結ぶ四角形のエリアとして設定される。
さらに、図7Aに示すように、エリアID:A1013がエリアタイプ:ポリゴン(頂点3個)であるとき、このエリアID:A1013のエリアE3は、図7Cに示すように、3つの頂点c1,c2,c3を結ぶ三角形のエリアとして設定される。
図8Aに示すように、エリアID:G001がエリアタイプ:サークルであるとき、このエリアID:G001のエリアE4は、図8Bに示すように、中心座標位置G1から半径900mの円として設定される。
また、図8Aに示すように、エリアID:H002がエリアタイプ:ポリゴン(頂点5個)であるとき、このエリアID:H002のエリアE5は、図8Cに示すように、5つの頂点H1,H2,H3,H4,H5を結ぶ五角形のエリアとして設定される。頂点の数は、施設の敷地の形状にあわせたものとされる。
図9Aに示すように、エリアID:ZKANAGAWAは、エリアタイプ:ポリゴンであり、頂点数を実際の神奈川県の形状に対応したN個(Nは任意の整数)とし、N個の座標位置を記憶する。
図9Bは、エリアID:ZKANAGAWAのエリアE6を示す。このエリアE6は、実際の神奈川県の形状である。すなわち、エリアE6は、図9Bの下側に一部を拡大して示すように、多数の頂点位置の設定で、実際の神奈川県の形状に則したポリゴン形状である。
図10は、モバイルデバイス100のセキュリティポリシー記憶部110に記憶されるセキュリティポリシーの例(例1)を示す。
図10Aの例は、セキュリティポリシーが[(情報A)u(情報C)]の例である。すなわち、GPSエリアが、閲覧許可エリア情報として設定されたエリア(例えば図7〜図9のいずれかの例のエリア)であるか、あるいは、コード♯1のビーコン信号を受信したときのいずれかの条件を満たしたとき、閲覧を許可する例である。
すなわち、モバイルデバイス100は、非インターネット接続(非ネットワーク接続)であり、閲覧時刻指定に適合し、コード♯3のビーコン信号が受信できた場合、つまり3つの条件が重なった場合に、コンテンツの閲覧が可能になる。
モバイルデバイス100に「非インターネット接続」がポリシーとして設定されているときには、携帯電話網(GSMなど)や無線ネットワーク(Wi−Fiなど)への接続を切断しないとコンテンツ閲覧許可が与えられない。これは、モバイルデバイス100自身がネットワークに接続中である場合と、コンテンツ閲覧PC300がネットワークに接続中である場合のいずれであっても、コンテンツ閲覧許可を与えない。
また、「閲覧時刻指定」で設定されている時間内、たとえば9:00〜16:00の時間帯でなければコンテンツ閲覧許可が与えられないとする。
さらに、コード#3のビーコン発信機が近傍に存在しなければ、コンテンツ閲覧許可が与えられない。このように、複数の条件のそれぞれを満たしたときだけ、閲覧許可を与えるようにすることで、閲覧許可が与えられる要件を厳しくすることができる。
図11Aは、図10Aに示すセキュリティポリシーと同じ、[(情報A)u(情報C)]の例である。この場合、モバイルデバイス100は、図11Bに示すように、屋外でGPS信号が受信できる限りはその位置情報より、既に設定された「閲覧許可エリア」の範囲内か否かが判定される。そして、会議室などの室内に入ったときには、モバイルデバイス100は、GPS信号が受信できなくなり、「閲覧許可エリア」の判断では「閲覧許可」が出ない。
ここで、このときの部屋内には、コード♯1のビーコン信号を出力するビーコン信号発信源が設置されている。したがって、屋内では、モバイルデバイス100は、コード♯1のビーコン信号を受信すると、「閲覧許可」が出るようになる。
この場合、コンテンツ管理者210による直感的な操作のしやすさと条件の全体把握を行うため、既設定をおこなった条件の数だけ、画面上の各領域に「○」などの印が表示されるようにする。あるいは、選択した領域の色を変更する。このようにすることで、図10に示すようなセキュリティポリシーの設定の図形を表示して、その図形内の各領域をコンテンツ管理者210がマウス等のポインティングデバイスでクリックすることで、コンテンツ管理者210は条件を設定できるようになる。
図12Bに示すセキュリティポリシーでは、コンテンツC−04について、3個のビーコンIDを設定する。このようにすることで、室内が壁やパーティションにより区切られ、1個の電波発信源では電波の死角が発生する場合にも適用できるようになる。すなわち、図12Aに示すように、室内にある程度の間隔を設けて複数個の電波発信源♯31,♯32,♯33を配置する。そして、図12Bに示すように、コンテンツC−04のセキュリティポリシーでは、♯31,♯32,♯33のビーコンIDを全て記載する。コンテンツC−04のセキュリティポリシー組み合わせ情報では、[A∩C]が示される。すなわち、情報Aと情報Cの条件を満たした場合に、コンテンツC−04の閲覧が許可される。なお、ここでの情報Cは、ビーコンID♯31,♯32,♯33のいずれかを受信すれば、満たすものである。
このようにすることで、モバイルデバイス100は、♯31,♯32,♯33のビーコン信号のいずれか1つを受信した場合でも、閲覧許可が得られるようになる。
図13は、ビーコン信号の受信による制御例(例1)を示す。
図13の例は、デバイス使用者310自身が、ビーコン信号発信源を携帯する場合の例である。この場合には、図13の上側に示すように、モバイルデバイス100の近傍にデバイス使用者310が存在している場合に、モバイルデバイス100が閲覧許可を出すようになる。そして、図13の下側に示すように、ビーコン信号発信源を携帯するデバイス使用者310が、モバイルデバイス100から離れ、ビーコン信号発信源からの到達電波圏内以上に離れたとき、モバイルデバイス100は閲覧許可を中止するようになる。
図14Bに示すセキュリティポリシーでは、コンテンツC−04について、ネットワーク非接続を設定すると共に、3個のビーコンID♯31,♯32,♯33を設定する。但し、ここでの3個のビーコンID♯31,♯32,♯33の設定(情報C)は、図12の例とは異なり、3個のビーコンID♯31,♯32,♯33を全て受信したときに、情報Cを満たすものとする。すなわち、いずれか1個又は2個のビーコンIDだけが受信できたときには、情報Cを満たさないとする。コンテンツC−04のセキュリティポリシー組み合わせ情報では、[A∩C]が示される。すなわち、情報Aと情報Cの条件を満たした場合に、コンテンツC−04の閲覧が許可される。
そして、実際の運用では、図14Aに示すように、デバイス使用者310にビーコンID♯31のビーコン信号発信源を所持させる。さらに、デバイス使用者310とは別の二人の者320,330に、それぞれ別のビーコンID♯32,♯33のビーコン信号発信源を所持させる。
このようにした場合、設定してある3個の電波発信源からの電波を「すべて受信したとき」を「全員が揃った時」として、コンテンツのセキュリティが設定できる。すなわち、セキュリティポリシーは、「すべてのビーコン信号を受信したときに閲覧を許可」する条件として設定できる。
このようにすることで、モバイルデバイス100は、予め決めた複数の者が揃ったときだけ、コンテンツが閲覧できるようになる。
なお、ここまで説明したモバイルデバイス100の形態や構成は、一例を示すものであり、本発明は、コンテンツデータを記憶可能な様々なデバイスに適用が可能である。
さらに、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例で説明した図1,図3,図4の構成は、本発明を分かりやすく説明するために装置の構成を説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。
また、図1,図3,図4に示す信号の流れのラインは説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも装置として必要な全てのラインを示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (4)
- コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツのセキュリティポリシーを記憶するセキュリティポリシー記憶部と、
前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの閲覧を許可するエリアの情報を記憶する閲覧許可エリア情報記憶部と、
所定のネットワークに接続中か否かを判定する判定部と、
前記判定部での判定と、前記セキュリティポリシー記憶部に記憶されたセキュリティポリシーによる設定内容とに基づいて、前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの出力の可否を制御するコンテンツ出力部と、
ビーコン信号を受信するビーコン受信部と、
ビーコン情報記憶部とを備え、
前記セキュリティポリシー記憶部が記憶するセキュリティポリシーとして、前記判定部が前記所定のネットワークに接続してなく、かつ前記ビーコン受信部が受信した複数のビーコン信号に含まれる各ビーコン信号で個別の識別コードが、前記ビーコン情報記憶部に記憶される情報に全て含まれることを判別した場合に、前記コンテンツ記憶部が記憶したコンテンツの閲覧を許可する
モバイルデバイス。 - 外部機器とデータ転送を行うインターフェースを備え、
前記判定部での所定のネットワークへの接続中か否かの判定は、前記外部機器で所定のネットワークに接続中か否かの判定である
請求項1に記載のモバイルデバイス。 - コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの閲覧を制御するコンテンツ閲覧制御方法であって、
前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツのセキュリティポリシーと、前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの閲覧を許可するエリアの情報を記憶する記憶処理と、
所定のネットワークに接続中か否かを判定する判定処理と、
前記判定処理での判定結果と、前記セキュリティポリシーの設定内容とに基づいて、前記コンテンツ記憶部に記憶されたコンテンツの出力の可否を制御するコンテンツ出力処理と、
ビーコン信号を受信するビーコン受信処理と、
ビーコン情報記憶処理とを含み、
前記記憶処理で記憶するセキュリティポリシーとして、前記判定処理で前記所定のネットワークに接続してなく、かつ前記ビーコン受信処理で受信した複数のビーコン信号に含まれる各ビーコン信号で個別の識別コードが、前記ビーコン情報記憶処理で記憶される情報に全て含まれることを判別した場合に、前記コンテンツの閲覧を許可する
コンテンツ閲覧制御方法。 - 前記判定処理での所定のネットワークへの接続中か否かの判定は、外部機器で所定のネットワークに接続中か否かの判定である
請求項3に記載のコンテンツ閲覧制御方法。
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