本明細書に記載されるパッケージは、ヒンジを中心にして互いに付着された少なくとも第1のパウチ、及び多くの実施例では、第1及び第2のパウチの両方を含む。パウチは、食品のような製品を含むように構成されている。パウチは、任意に、消費者製品へのアクセスを提供するために、ヒンジに対向する開口部を有することができる。パッケージは、パッケージのための不正開封防止特徴を提供するために、脆弱線に沿って分離可能である1つ以上の閉鎖フラップ、及び/又はヒンジから離間した断裂可能若しくは剥離可能なシール若しくは接着範囲を更に含む。第1及び第2のパウチ、又はいくつかの実施例では、カバーは、第1及び第2のパウチ又は第1のパウチ及びカバーが互いを少なくとも部分的に覆う閉鎖位置から、第1の、及び存在する場合、第2のパウチの開口部を介して、消費者製品へのアクセスを提供するために、第1及び第2のパウチ又は第1のパウチ及びカバーが互いから離間し、閉鎖フラップが取り外されるか、又は別様に分離される開放位置に向かって、互いから離れた方向に移動可能である。パウチのうちの一方又は両方は、シールの初期破断及びパッケージの開放後に、パッケージの複数回の開放及び閉鎖を可能にするために、パウチのうちの他方への繰り返される付着のための接着範囲を有してもよい。本明細書に記載されるパッケージは、有利に、オーバーラップ、フィルム若しくは板紙の複数のシート、複雑な切断線若しくは折り線、複数の接着ストリップを必要とし、かつ複雑な不正開封防止特徴を有するパッケージよりも、製造する費用効率が高くなり得る。
第1の例示的なパッケージ10は、図1〜5に示される。パッケージ10は、図4に示されるように、ヒンジ16で互いに付着された第1のパウチ12と第2のパウチ14とを含む。パッケージ10が閉鎖位置にあるとき、第1及び第2のパウチ12、14は、図1に示されるように、互いに当接している。ヒンジ16は、パッケージ10の第1及び第2のパウチ12、14が、閉鎖位置から、互いから離れた方向に(図2及び3の方向矢印によって示される)、第1及び第2のパウチ12、14が図4に示されるように互いから離間した開放位置に向かって、ヒンジ16を中心にして移動することを可能にする。同様に、パッケージ10が図4に示される開放位置にあるとき、第1及び第2のパウチ12、14は、第1及び第2のパウチ12、14が、図1に示されるように互いに当接する閉鎖位置に向かって、ヒンジ16を中心にして移動することが可能である。パッケージ10が閉鎖位置(図1)と開放位置(図4)との間で移動するとき、パッケージ10のパウチ12及び14の移動は、本の開閉に似ており、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。
パッケージ10の第1及び第2のパウチ12、14は、図4に示されるように、食品90、例えば、ガムスティックを含むように構成されている中空内部を有する。パウチ12、14のそれぞれの中のガムスティックの数(すなわち、7枚)が、ほんの一例として示されており、パウチ12、14のそれぞれが、7枚未満の、又は7枚を超えるガムスティックを含んでもよく、それらは、個々に包装されるか、又は個々の包み紙を有さないかのいずれかであってもよいことが理解されるものとする。また、ガムスティックが例示的な消費者製品として示されており、他の消費者製品、例えば、チョコレート、キャンディ、又は非食品がパウチ12、14内に含まれてもよいことも理解されるものとする。本明細書に記載される例示的なパッケージ内で、第1及び第2のパウチがそれぞれ食品90を含むものとして示される一方で、食品90を含むパウチの両方の代わりに、本明細書に記載されるパッケージのうちのいずれか1つが、1つ以上の食品(例えば、ガムスティック)を含む第1のパウチと、1つ以上の非食品、例えば、宝くじ記入及びスクラッチ券、ステッカー、タトゥーシール、又は様々な他の景品を含む第2のパウチとを含んでもよいことが理解される。あるいは、2つのパウチのうちの一方は空であってもよい。
図4及び5に示されるように、消費者製品へのアクセスを提供するために、第1のパウチ12は開口部18を有し、第2のパウチ14は開口部20を有する。パウチ12、14の開口部18、20は、図4に示されるように、ヒンジ16に対向する。開口部18、20が露出されているものとして示され、例えば、製品が開口部を通じて取り出され得るが、開口部18、20の片方又は両方が、任意に、図23の代替のパッケージに関して以下で詳細に考察されるように、選択的に遮断され得る。
第1のパウチ12は、外壁22と内部パネル24とを含む。同様に、第2のパウチ14は、外壁26と内部パネル28とを含む。パウチ12の外壁22は、ヒンジ16においてパウチ14の外壁26に付着され、第1及び第2のパウチ12、14の外壁22、26が、開放位置と閉鎖位置との間でヒンジ16を中心にして互いに対して移動することを可能にする。
図5に示されるように、パウチ12の外壁22は、外側表面34と内側表面36とを有し、パウチ14の外壁26は、外側表面38と内側表面40とを有する。同様に、図5に示されるように、パウチ12の内部パネル24は、外側表面42と内側表面44とを有し、パウチ14の内部パネル28は、外側表面46と内側表面48とを有する。パウチ12、14は、内部パネル24、28の内側表面44、48が外壁22、26の内側表面36、40にそれぞれ対向するように構成されている。パッケージ10が図5に示される閉鎖位置にあるとき、食品90は、内部パネル24、28の内側表面44、48と、外壁22、26の内側表面36、40との間で、パウチ12、14内に含まれる。
図4を参照すると、パウチ12が頂縁部50と、底縁部52と、側縁部54とを有する一方で、パウチ14は、頂縁部56と、底縁部58と、側縁部60とを有する。パウチ12の外壁22及び内部パネル24は、パウチ12の閉鎖した底端部を形成するために、交差し、かつ側縁部54において接合される。パウチ14の外壁26及び内部パネル28は、パウチ14の閉鎖した底端部を形成するために、交差し、かつ側縁部60において接合される。パウチ12の内部パネル24は、第1及び第2の端部シール62、64のそれぞれにおいて、頂縁部及び底縁部50及び52に近接して、パウチ12の外壁22に封着して付着される。同様に、パウチ14の内部パネル28は、第1及び第2の端部シール66、68のそれぞれにおいて、頂縁部及び底縁部56、58に近接して、外壁26に封着して付着される。端部シール62、64、66、及び68は、端部シール62、64、66、及び68の形成を促進するために、金属化層を含んでもよい。
第1のパウチ12の内部パネル24は、図5に示されるように、パッケージ10が封着され、好ましくは気密封止されることを可能にする、第1の内側接続又は閉鎖フラップ70を含む。第1の閉鎖フラップ70は、図2及び6に示されるように、第1の脆弱線72に沿ってパウチ12の内部パネル24に付着される。脆弱線72は、折り線であってもよく、レーザアブレーション、打抜き、マイクロアブレーションなどによって形成され得る。脆弱線72が直線であり、パウチ12、14の側縁部54、60に平行であるものとして示されているが、脆弱線72は、図43〜45に関してより詳細に考察されるように、側縁部54、60に非平行であってもよく、かつ図49〜54に関してより詳細に考察されるように、非線形(例えば、波状若しくは弓状)、又は不連続線であってもよい。脆弱線72及び閉鎖フラップ70が、パッケージ10の第1のパウチ12の頂縁部50から底縁部52に延在するものとして図2に示されるが、閉鎖フラップ70及び脆弱線72は、頂縁部50から底縁部52への距離未満にわたって延在してもよい。
このパッケージ実施形態では、第1の閉鎖フラップ70は、脆弱線72によって線引きされる、パウチ12の内部パネル24の延長部である。しかしながら、代替のパッケージ実施形態に関して本明細書で考察されるように、閉鎖フラップは、それが一部であってもよいパネルから区別可能でなくても、又は線引きされなくてもよい。したがって、広くは、閉鎖フラップは、本明細書でより詳細に考察されるように、単純に、パッケージの別の部分へのその付着によって識別可能なパッケージの別の部分の一部分であってもよい。
パッケージ10が閉鎖位置にあるとき、ガムスティック90が互いに当接していないものとして図5に示されるが、パッケージ10が正確な縮尺率で描かれておらず、ガムスティック90が、当接してもよく、又は図5に示されるものよりも互いに近くてもよいことが理解されるものとする。加えて、ガムスティック90は、明確にするために、断面で図5に示されない。更に、パッケージ10が、パウチ12の内部パネル24に取り外し可能に付着された1つの閉鎖フラップ70のみを備えて、図1〜5に示されているが、パッケージ10は、図11〜15を参照して以下でより詳細に考察されるように、パウチ14の内部パネル28に取り外し可能に付着された第2の閉鎖フラップを含んでもよい。
パッケージ10が閉鎖位置にあるとき、パウチ12及び14は、図1に示されるように、互いに当接し、閉鎖フラップ70は、図5に示されるように、パウチ12の内部パネル24の外側表面42を覆うように、脆弱線72を中心にして折り畳まれる。パッケージ10が閉鎖位置にあるとき、パウチ12、14の開口部18、20へのアクセスは、閉鎖フラップ70によって遮断される。閉鎖フラップ70が、明確にするために、パウチ12の内部パネル24の外側表面42から離間したものとして図5に示されているが、閉鎖フラップ70は、パッケージ10が閉鎖位置にあるとき、内部パネル24の外側表面42に当接してもよい。同様に、内部パネル24、28の外側表面42、46が、明確にするために、図5中で互いから離間して示されるが、パウチ12、14の内部パネル24、28の外側表面42、46は、パッケージ10が閉鎖位置にあるとき、互いに当接する。
パッケージ10が図5に示される閉鎖位置にある状態で、閉鎖フラップ70は、パウチ14の内部パネル28の外側表面46に、接着剤74を介して付着される。接着剤74は、パウチ14の内部パネル28への閉鎖フラップ70の取り外し不可能な付着をもたらすように選択される。本開示の目的で、「取り外し不可能な」は、取り外されることを意図しない付着を意味する。閉鎖フラップ70が接着剤74を介して内部パネル28に付着されているものとして示されているが、閉鎖フラップ70は、他の好適な手段、例えば、ヒートシーリング、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などを介して、内部パネル28の外側表面46に付着されてもよい。
パッケージ10が図1の閉鎖位置から図4の開放位置に向かって、図2及び3中の方向矢印によって示される方向に移動するとき、パウチ12及び14は、本のような様式でパッケージ10を開放するように、互いから離れてヒンジ16を中心にして移動し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。パッケージ10の開放中、パウチ12、14は、図3に示されるように、互いから離れて、消費者によって適用されている開放力及び張力が脆弱線72における引裂を開始し、かつ閉鎖フラップ70を脆弱線72に沿ってパウチ12の内部パネル24から引き裂くことによって分離させる位置まで移動する。したがって、閉鎖フラップ70は、消費者にパッケージ10の開放の程度の視覚的指示を提供する。加えて、消費者が脆弱線72に沿った閉鎖フラップ70の取り外し中、ある程度の抵抗を感じるため、閉鎖フラップ70は、パッケージ10の初期の開放中に消費者に触覚的かつ潜在的に聴覚的な応答を提供することができる。
閉鎖フラップ70が脆弱線72に沿って第1のパウチ12の内部パネル24から取り外された後、閉鎖フラップ70はもはやパウチ12及び14を一緒に保持せず、パウチ12及び14が互いから更に離れて、図4に示される開放位置へと移動することを可能にする。パッケージ10が図4に示される開放位置にあるとき、閉鎖フラップ70は、パウチ14の内部パネル28に付着されたままであるが、もはやパッケージ10を封着、又はパウチ12、14の開口部18、20へのアクセスを遮断しない。代わりに、図4に示されるように、消費者は、開口部18及び20を通じてパウチ12及び14から食品90の部分を取り出すことができる。したがって、閉鎖フラップ70は、閉鎖フラップ70の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ10がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、パッケージ10のための新鮮さシール及び/又は不正開封防止特徴を提供する。
図85は、パッケージ10又は本明細書に記載される任意の他のパッケージで使用されてもよい一形態に従った、任意の追加の不正開封防止又はパッケージ完全性特徴を示す。図85に示されるように、パッケージ完全性特徴は、ミシン目97a及び97bを含むテープ97の形態である。パッケージ完全性テープ97は、それ自体が接着剤であってもよく、又は接着剤を介してパッケージ10の第1及び第2のパウチ12、14に付着されてもよい。ミシン目97a、97bは、レーザアブレーション、マイクロアブレーションなどによって形成され得る折り線などの脆弱線の形態であってもよい。パッケージ完全性テープ97は、図85に示されるように、第1及び第2のパウチ12及び14の一部分に付着されてもよい。
テープ97及びミシン目97a、97bが図85に示されるように元の状態のままであるとき、消費者は、パッケージ10がすでに開放されていないことを視覚的に理解し得る。パッケージ10が消費者によって最初に開放されるとき、消費者によって適用される力に応じた、図2に示されるような互いから離れた第1及び第2のパウチ12、14の移動は、パッケージ完全性テープ97の部分が互いから分離し、かつパッケージが図3及び4の開放位置に向かって移動することを可能にするように、パッケージ完全性テープの脆弱線97a及び/又は97bにおける1つ以上の引裂を開始及び伝播する。したがって、パッケージ完全性テープ97は、パッケージ完全性テープ97の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ10がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、パッケージ10のための不正開封防止特徴を提供する。
図86は、パッケージ3000又は本明細書に記載される任意の他のパッケージで使用されてもよい一形態に従った、別の任意の追加の不正開封防止又はパッケージ完全性特徴を示す。図86に示されるように、パッケージ完全性特徴は、パッケージ3000の開放後に変形可能及び/又は破壊可能であるヒートシール材料3097の形態である。より具体的には、パッケージ完全性特徴は、パッケージ3000の端部シール3062、3064、3066、及び3068に沿って位置付けられる、接着材料3097(例えば、ヒートシーリングによって形成される)を含んでもよい。
接着材料3097がパッケージ3000の端部シール3062、3064、3066、及び3068の全面積に沿って位置付けられているものとして図86に示されるが、接着材料3097がパッケージ3000の端部シール3062、3064、3066、及び3068のうちの2つ以上の一部分のみを被覆し、それに沿って延在し得ることが理解されるであろう。図86に示されるように、パッケージが消費者によって開放されているとき、第1及び第2のパウチ3012及び3014は、矢印によって示される方向に互いから離れて移動し、反対側の部分3097a及び3097b並びに3097c及び3097dを互いから分離させ、かつ変形させ、パッケージ3000がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示する。
パッケージ10が最初に開放された後に再閉鎖されることを可能にするために、パウチ12の内部パネル24の外側表面42は、図4及び5に示されるように、任意の接着範囲76を含む。図4の開放位置から図1の閉鎖位置にパッケージ10を再閉鎖したいと思う消費者は、接着範囲76が内部パネル28の外側表面46と接触し、かつ付着するように、パウチ12、14、をヒンジ16を中心にして互いに向かって引き寄せる。消費者は、例えば、外壁22及び26をつまむことによって、ある程度の力を適用して、内部パネル28の外側表面46への接着範囲76のしっかりした付着を確実にしてもよい。パッケージ10が再閉鎖されるとき、食品90は、パウチ12、14内に含まれ、パッケージ10から落ちることから制限される。接着範囲76が図4中で単一の円形範囲として示されているが、接着範囲76は、任意の他の形状又はサイズであってもよく、かつパウチ12、14の内部パネル24、28の互いに対する繰り返される取り外し可能な付着を可能にする、複数の接着範囲を含んでもよい。接着範囲76は、パッケージ10の複数回の開放及び再閉鎖を可能にする、1つ以上のグルードット、感圧接着剤、粘着テープ又はストリップ、ベルクロ(登録商標)、ジッパーなどの形態であってもよい。任意に、パッケージ10は、接着範囲76又は任意の他の形態の再閉鎖部を含まなくてもよい。
パッケージ10を製造する例示的な方法が、図6〜10を参照して記載される。製造方法は概して、付随する組み立てライン機械を示すことなく、パッケージ10が作製される可撓性材料100の配向及び操作を示すことによって、図10に示される。可撓性材料100は、フィードロール101からほどかれ、図10に示されるように、方向矢印によって示される機械方向にウェブとして供給され得る。フィルム及びガムが固定板、移動コンベヤなどの頂部で供給され得ることが理解されるであろう。
パッケージ10は、可撓性材料100の単一のシート又はウェブから製造され得る。可撓性材料100は、1つ以上のポリマー、ラミネート、金属化ポリマー、紙などから作製されるフィルムであってもよい。方法の例示を明確にするために、単一のパッケージ10が製造され得る図10の可撓性フィルム100の一部分が、図6〜9に示される。図6に示される可撓性フィルム100の例示的な単一のシートは、前縁部108と、後縁部106と、第1の長手方向の側縁部104と、第2の長手方向の側縁部102と、上向き表面110とを有する。材料の単一の機能性シートが複数の構成要素を連結するために作製され得ることが理解されるであろう。
可撓性フィルムが図10中の方向矢印によって示される機械方向に移動すると、フィルムは、クリース線又は折り目線が可撓性フィルム100内に形成され得る、中央折畳み領域112を有する。図6に示されるように、次いで、第2のクリース線又は折り目線114が、中央折畳み領域112の一側面上に形成され得、次いで、第3のクリース線又は折り目線116が、中央折畳み領域112の反対側面上に形成され得る。中央折畳み領域112、並びに第2及び第3のクリース線114及び118が、直線として図6に示されているが、中央折畳み領域112、第2のクリース線114、及び第3のクリース線116のうちの1つ以上が、非線形、又は単一の線の代わりに、可撓性フィルム100の一範囲の形態であってもよいことが理解されるであろう。
クリース線112、114、及び116は、可撓性フィルム100が機械方向にフィードロール101からほどかれる前又は後に、可撓性フィルム100において作製され得る。クリース線112、114、及び116が、可撓性フィルム100の折り畳み前に可撓性フィルム100において作られるアプローチにおいて、そのようなクリース線は、例えば、好適なローラ、レーザなどによって作製され得る。例えば、任意に、クリース線112、114、及び116は、可撓性フィルム100において作製されなくてもよく、可撓性フィルム100は、クリース線112、114、及び116なしで折り畳まれてもよい。例えば、図4及び6からわかるように、第1のクリース線又は中央折畳み領域112は、パッケージ10のヒンジ16に対応し、第2のクリース線114は、パッケージ10の側縁部54に対応し、第3のクリース線116は、パッケージ10の側縁部60に対応する。
可撓性フィルム100内に第1、第2、及び第3のクリース線112、114、116を作製する前又は後に、図6に示されるように、脆弱線118が、可撓性フィルム100の第2のクリース線114と第1の長手方向縁部104との間で、可撓性フィルム100内に形成される。脆弱線118は、例えば、レーザアブレーション、打抜き、マイクロアブレーション、又は他の好適な手段を使用して、可撓性フィルム100内に形成され得る。可撓性フィルム100内の脆弱線118は、パッケージ10の脆弱線72に対応する。
後縁部106に近接して、可撓性フィルム100は、パッケージ10の端部シール62及び66が形成される封着縁119を含み、前縁部108に近接して、可撓性フィルム100は、パッケージ10の端部シール64及び68が形成される封着縁120を含む。上向き表面110と反対側の可撓性フィルム100の下側、かつ封着縁119、120の下に、可撓性フィルム100は、図8に示される金属化範囲122、124を含む。金属化範囲122、124は、パッケージ10の端部シール62、64、66、及び68を形成するために、封着縁119、120のヒートシーリングを促進することができる。金属化範囲122及び124の縁部123、125は、金属化範囲122及び124が上向き表面110と反対側の可撓性フィルム100の下側にあるため、封着縁119、120の縁部と一致し、図6中に点線で示される。金属化範囲122、124は、例えば、ホイル又は別の反射材料を含むことができる。任意に、可撓性フィルム100は、金属化範囲122、124がなくてもよく、その場合、そのような範囲は、封着領域に対応し得る。
図8を参照すると、第1の脆弱線118と第1の長手方向縁部104との間の可撓性フィルム100の範囲126は、パッケージ10の閉鎖フラップ70に対応する。可撓性フィルム100の第1の脆弱線118と第2のクリース線114との間の範囲128は、パッケージ10の第1のパウチ12の内部パネル24に対応する。可撓性フィルム100の第2のクリース線114と中央折畳み領域又は第1のクリース線112との間の範囲130は、パッケージ10の第1のパウチ12の外壁22に対応する。可撓性フィルム100の中央折畳み領域又は第1のクリース線112と第3のクリース線116との間の範囲132は、パッケージ10の第2のパウチ14の外壁26に対応する。最後に、可撓性フィルム100の第3のクリース線116と第2の長手方向縁部102との間の範囲134は、パッケージ10の第2のパウチ14の内部パネル28に対応する。
可撓性フィルム100が機械方向に移動すると、食品90は、図7及び10に示されるように、可撓性フィルム100の上向き表面110上に配置される。図7及び10に示されるクリース線112、114、116、及び脆弱線118は、食品90が可撓性フィルム100上に配置される前又は後に、可撓性フィルム100において作製されてもよい。
食品90がガムスティックの形態で図7に示されているが、ガムスティック以外の食品、例えば、キャンディ、チョコレートなどが、ガムスティックの代わりに可撓性フィルム100と組み合わせて使用されてもよい。1つのアプローチでは、パッケージ10内に包装される非食品は、可撓性フィルム100と組み合わせて使用されてもよい。任意に、食品90は、例えば、接着材料、粘着テープなどを介して、可撓性フィルム100の上向き表面110に取り外し可能に付着されてもよい。可撓性フィルム100の上向き表面110への食品90の除去可能な付着は、食品90が望ましくなくパッケージ10から落ちるか、又はその内側で移動することを防止し得る。包装され得る食料品の他の例としては、粉末飲料、クッキー(ミニクッキーを含む)、チョコレートバー又はチョコレートタブレット、ウェハース、包装されていない、又は束ねられていないガム、ドロップ、スティック型食品などが挙げられる。チーズ製品とは異なるコンパートメント内に包装されるハム若しくは他の肉製品、又はヨーグルト及びグラノーラなど、異なるが補完する品物は、同じパッケージの異なる側又は異なるコンパートメント上にあってもよく、それらの品物は、それらが消費前に分離されることから利益を得るように、異なる水分活性を有することができる。内容物としてはまた、一方のコンパートメント内に食料品、及び他方のコンパートメント内に非食料品(景品、おもちゃ、又はゲームピースなど)が挙げられる。内容物の更に別の例としては、薬剤又はビタミン剤などの薬学的用途のためのものである。他の品物としては、コーヒー(コーヒーポッドを含む)及び粉末クリーム、砂糖、又は他の甘味料などのコーヒー添加物が挙げられ得る。
食品90が図7に示されるように可撓性フィルム100の上向き表面110上に位置付けられる場合、可撓性フィルム100の反対側の長手方向縁部102、104は、図8及び10に示されるように、食品90の部分及び可撓性フィルム100の部分に重なるように内向きに折り畳まれ、かつ互い及び中央折畳み領域112に向かって引き寄せられる。図8及び10に示されるように、可撓性フィルム100の第1及び第2の長手方向縁部102、104は、第1の長手方向縁部104が中央折畳み領域112に重なり、可撓性フィルム100の部分が食品90を被覆する一方で、第2の長手方向縁部102が、食品90の一部分が図8及び10に示されるように露出されるように、第1の長手方向縁部104及び中央折畳み領域112から離間するように位置付けられる。
本方法の1つの代替の形態では、図8〜10に示される可撓性フィルム100の折り畳み前に、図28に示される補強部材80、82は、間もなく形成されるパッケージに対する追加の構造的支持を提供するために追加されてもよい。具体的に、食品90が図7に示されるように可撓性フィルム100上に配置される場合、補強部材80及び82は、可撓性フィルム100の上向き表面110に付着されていないか、又は補強部材80及び82の端部83、85及び87、89がそれぞれ、好適な接着剤を介して可撓性フィルム100の上向き表面110に付着されているかのいずれかで、食品90の頂部に配置されてもよい。
補強部材80及び82を含む可撓性フィルム100が、実質的に図8〜10に示されるように折り畳まれて、最終パッケージを形成すると、最終パッケージは、パッケージ10と同様であるが、それが補強部材80及び82を含むという点で異なり、それらは、最終パッケージに増加した構造的完全性を提供し得、かつパッケージ内で移動することから食品90を制限し得る。補強部材80及び82は、様々な材料、例えば、板紙、プラスチックなどから形成されてもよい。
本方法の別の代替の形態では、図8〜10に示される可撓性フィルム100の折り畳み前に、図29に示される代替の補強部材84は、間もなく形成されるパッケージに対する追加の構造的支持を提供するために追加されてもよい。具体的に、図7に示されるように、範囲130及び132上に食品90を配置する代わりに、食品90は、可撓性フィルム100の範囲132内に配置され、補強部材84は、可撓性フィルム100の範囲130内での上向き表面110への付着なしで、単純に配置されるか、又は好適な接着剤を介して、可撓性フィルム100の上向き表面110に付着されるかのいずれかである。
補強部材84を含む可撓性フィルム100が、実質的に図8〜10に示されるように折り畳まれて、最終パッケージを形成すると、最終パッケージは、パッケージ10と同様であるが、パウチのうちの一方が補強部材84を含むという点で異なり、それは、最終パッケージに増加した構造的完全性を提供し得る。補強部材80及び82と同様に、補強部材84は、様々な材料、例えば、板紙、プラスチックなどから形成されてもよい。
可撓性フィルム100が図8に示されるように折り畳まれるとき、可撓性フィルム100の第1の長手方向縁部104が、第1のクリース線112を覆う必要はないことが理解されるものとする。加えて、図6〜9中の寸法が単に例示的であり、必ずしも正確な縮尺率で描かれてはいないこと、並びに可撓性フィルム100が様々な形状及びサイズの可撓性パッケージを製造するために使用され得ることが理解されるものとする。そのようなパッケージの実施例は、図16〜19に示され、以下に考察される。
可撓性フィルム100の第1及び第2の長手方向縁部102及び104が、図8及び10に示されるように内向きに折り畳まれた後、金属化層122、124の下にある可撓性フィルム100の封着縁119、120(図6及び7を参照されたい)は、例えば、ヒートシーリングによって一緒に封着されて、第1及び第2のパウチ12及び14を形成する。接着材料、ラミネート加工、接合、溶接、紫外線硬化、又は融合が、ヒートシーリングの代わりに使用されてもよい。次いで、第1の長手方向縁部104を含む可撓性フィルム100の範囲126は、図9及び10に示されるように、第2のクリース線114に向かって脆弱線118を中心にして折り畳まれて、可撓性フィルム100の範囲128の一部分に重なり、かつ範囲126の上向き表面127を露出し、食品90のより多くを露出する。
パッケージ10に再閉鎖可能な特徴を提供するために、接着材料が、可撓性フィルム100の範囲128に適用されて、接着範囲136を形成することができる。接着範囲136が、パッケージ10の第1のパウチ12の一部を形成する可撓性フィルム100の範囲128上に適用されるものとして図9に示されているが、接着範囲136は加えて、又はあるいは、パッケージ10の第2のパウチ14の一部を形成する範囲134に適用されてもよい。接着範囲136が図9及び10中で1つの円形の範囲として示されているが、接着範囲136が、正方形若しくは矩形のストリップの形態であってもよく、又は可撓性フィルム100の範囲128及び範囲134が互いに当接させられるとき、範囲128を範囲134に取り外し可能に付着させる、いくつかの離間した接着範囲の形態であってもよいことが理解されるであろう。
可撓性フィルム100の範囲126が図9及び10に示されるように折り畳まれた後、1つ以上の接着材料が、可撓性フィルム100の範囲126の上向き表面127の全部又は一部に適用される。接着材料は、可撓性フィルム100の範囲126の上向き表面127が、可撓性フィルム100の対向部分、例えば、範囲134の一部分に付着されるとき、取り外し不可能な付着がもたらされるように選択される。接着材料を上向き表面127に適用する代わりに、接着材料は、可撓性フィルム100が図10に示されるその最終構成に折り畳まれるとき、上向き表面127に対向する範囲134の部分に適用されてもよい。
接着材料が可撓性フィルム100の範囲126の上向き表面127に適用された後、可撓性フィルム100は、第2及び第3のクリース線114、116が第1のクリース線112及び互いに向かって引き寄せられ、範囲126の上向き表面127上の接着材料が可撓性フィルム100の範囲134の対向部分に付着して、可撓性フィルム100内に食品90を密閉するように折り畳まれる。接着剤を範囲126の上向き表面127に適用し、次いで、上向き表面127を可撓性フィルム100の範囲134に付着させて、接着剤ベースのシールを形成するか、又はその逆の代わりに、上向き表面127が可撓性フィルム100の範囲134の対向部分と接触させられ、熱封着、溶接、接合、融合、紫外線硬化、又はラミネート加工されて、可撓性フィルム100内に食品90を密閉し得ることが理解されるものとする。
最後に、パッケージ10は、図10に示されるように可撓性フィルム100の残りの部分から単体化される。例えば、カッティングジョーなどの切断装置は、図10に示されるように、可撓性フィルム100を通じて1つ以上の切り目を入れて、個々のパッケージ10を単体化することができる。上記の方法は、有利に、上記のパッケージ10が可撓性フィルム100の単一のシートから容易に形成されることを可能にする。
別の形態に従ったパッケージ200は、図11〜14に示される。1つの閉鎖フラップ70を含むパッケージ10とは異なり、パッケージ200は、2つの閉鎖フラップ270及び271を含む。図11及び14に示されるように、パッケージ200の第1の閉鎖フラップ270は、第1の脆弱線272に沿って第1のパウチ212の内部パネル224に付着され、パッケージ200の第2の閉鎖フラップ270は、第2の脆弱線273に沿って第2のパウチ214の内部パネル228に付着される。図14に示されるように、パッケージ200が閉鎖位置にあるとき、パウチ212及び214は互いに当接し、閉鎖フラップ270及び271は、パウチ212及び214の内部パネル224及び228の外側表面242及び246をそれぞれ覆うように、それらのそれぞれの脆弱線272及び273を中心にして折り畳まれる。
パッケージ200が図14に示される閉鎖位置にある場合、閉鎖フラップ270及び271は、閉鎖フラップ270及び271の互いへの取り外し不可能な付着をもたらすように選択される接着剤274を介して、互いに付着される。閉鎖フラップ270及び271が、他の好適な手段、例えば、ヒートシーリング、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などを介して互いに付着されてもよいことが理解されるであろう。パッケージ200が閉鎖位置にあるときに閉鎖フラップ270及び271が互いに付着されている場合、パウチ212、214の開口部218、220へのアクセスは、閉鎖フラップ270及び271によって遮断される。
パッケージ10と同様に、パッケージ200が図14の閉鎖位置から図13の開放位置に向かって、図11及び12中の方向矢印によって示される方向に移動するとき、パウチ212及び214は、本のような様式でパッケージ10を開放するように、互いから離れてヒンジ216を中心にして移動し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。パッケージ200の開放中、パウチ212、214は、消費者によって適用されている開放力が脆弱線272及び273のうちの一方又は両方において引裂を開始する位置まで、互いから離れて移動する。図12に示される形態では、パッケージ200は、脆弱線272に沿って第1のパウチ212の内部パネル224から分離している閉鎖フラップ270を有して示されている。
パッケージ200の配向及び消費者によって適用される開放力に応じて、閉鎖フラップ270が内部パネル224に付着されたままであってもよい一方で、閉鎖フラップ271が、脆弱線273に沿って第2のパウチ214の内部パネル228から分離してもよいことが理解されるであろう。あるいは、閉鎖フラップ270及び271の両方は、それらのそれぞれの脆弱線272及び273に沿って、第1及び第2のパウチ212及び214のそれらのそれぞれの内部パネル224及び228から分離してもよい。閉鎖フラップ270が脆弱線272に沿って第1のパウチ212の内部パネル224から完全に取り外された後、閉鎖フラップ270はもはやパウチ212、214を一緒に保持せず、パウチ212、214が互いから更に離れて、図13に示される開放位置へと移動することを可能にする。
パッケージ200が図13に示される開放位置にあるとき、第1の閉鎖フラップ270は、第2の閉鎖フラップ271に付着されたままであるが、もはやパッケージ200を封着、又はパウチ212、214の開口部218、220へのアクセスを遮断しない。代わりに、図13に示されるように、消費者は、開口部218及び220を通じてパウチ212及び214から食品90の部分を取り出すことができる。パッケージ10の閉鎖フラップ70と同様に、パッケージ200の閉鎖フラップ270及び271は、閉鎖フラップ270、271のうちの一方又は両方の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ200がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、パッケージ200のための新鮮さシール及び/又は不正開封防止特徴を提供する。
パッケージ200は、それが閉鎖した底端部254及び260を有する2つのパウチ212及び214から形成されるという点で、図1〜9のパッケージ10と他の部分は同様である。パッケージ200のパウチ212、214は、図13に示されるように、パッケージ10の端部シール62、64、66、及び68と同様の端部シール262、264、266、及び268を有する。参照しやすくするために、図11〜15において、パッケージ10の態様と同様であるパッケージ200の態様は、同様の参照番号で示されているが、「2」が前置きされている。
パッケージ200は、図6〜10に示される方法と実質的に同様である方法を介して形成され得る。パッケージ200は、パッケージ10にあるような1つの閉鎖フラップ70の代わりに2つの閉鎖フラップ270、271を含むため、パッケージ200の製造方法は、少なくとも第2の閉鎖フラップが、パッケージ200が作製される可撓性フィルム300中に形成されるという点で、パッケージ10の製造方法とは異なる。
具体的に、図15に示されるように、可撓性フィルム300の第2のクリース線314と第1の長手方向縁部304との間で、可撓性フィルム300中に第1の脆弱線318を形成することに加えて、第2の脆弱線319が、可撓性フィルム300の第3のクリース線316と第2の長手方向縁部302との間で、可撓性フィルム300中に形成される。脆弱線318、319は、脆弱線118が可撓性フィルム100中に形成されるのと実質的に同じ方法で形成される。可撓性フィルム300中の脆弱線318がパッケージ200の脆弱線272に対応する一方で、脆弱線319は、パッケージ200の脆弱線273に対応する。第1の脆弱線318と第1の長手方向縁部304との間の可撓性フィルム300の範囲326が、パッケージ200の閉鎖フラップ270に対応する一方で、第2の脆弱線319と第2の長手方向縁部302との間の可撓性フィルム300の範囲329は、パッケージ200の閉鎖フラップ271に対応する。
可撓性フィルム300が機械方向に移動すると、食品90は、図7及び10に示される様式と同様の様式で、可撓性フィルム300の上向き表面310上に配置される。次いで、可撓性フィルム300の反対側の長手方向縁部302、304は、図8及び10に実質的に示されるように、食品90の部分及び可撓性フィルム300の部分に重なるように内向きに折り畳まれ、かつ互い及び中央折畳み領域312に向かって引き寄せられる。後に、可撓性フィルム300の封着縁319、320は、パッケージ10を参照して記載される様式と同様の様式で一緒に封着される。続いて、概して図9に示され、かつ可撓性フィルム100の範囲126の折り畳みを参照して記載されるように、第1の長手方向縁部304を含む可撓性フィルム300の範囲326は、第2のクリース線314に向かって第1の脆弱線318を中心にして折り畳まれて、可撓性フィルム300の範囲328の一部分に重なり、かつ範囲326の上向き表面を露出する。同様に、長手方向縁部302を含む可撓性フィルム300の範囲329は、第3のクリース線316に向かって第2の脆弱線319を中心にして折り畳まれて、可撓性フィルム300の範囲332の一部分に重なり、かつ範囲329の上向き表面を露出する。
範囲326及び329が上記のようにそれらのそれぞれの脆弱線318及び319を中心にして折り畳まれた後、1つ以上の接着材料が、範囲326及び329の上向き表面のうちの一方又は両方の全部又は一部に適用される。次いで、可撓性フィルム300は、第2及び第3のクリース線314、316が第1のクリース線312及び互いに向かって引き寄せられ、範囲126及び129の上向き表面が可撓性フィルム300内に食品90を密閉するように互いに付着するように、折り畳まれる。最後に、パッケージ200は、図10に示される様式と同様の様式で、可撓性フィルム300の残りの部分から単体化される。
図30は、パッケージ200を製造するために使用され得るいくつかの例示的な機械装置を示す。そのような機械装置は、食品90が配置され得るコンベヤ表面91及び93を含んでもよい。コンベヤ表面は、図30に示されるように、可撓性フィルム300が食品90を包囲し、概して三角形の配向をとるように、角度が付けられ、かつ互いに対して分岐する。可撓性フィルム300が駆動輪93及び95上で供給されると、パッケージ200の閉鎖フラップ270及び271にそれぞれ対応する可撓性フィルム300の部分326及び329は、図30に示されるように、折り畳まれ、かつ一形態では、ヒートシール274を介して取り外し不可能に、互いに付着される。
別の形態に従ったパッケージ400は、図16及び17に示される。パッケージ400は、パッケージ10とは異なる形状を有する。具体的には、パッケージ10が概して矩形である一方で、パッケージ400は概して正方形である。加えて、パッケージ400は、パッケージ10と比較して、食品90に対してより小さいサイズ及び容量を有する。具体的には、縁部450から縁部452までの距離によって測定されるパッケージ400の長さは、縁部50から縁部52までの距離によって測定されるパッケージ10の長さの約半分、又は半分よりも小さい。少なくともその理由で、パッケージ400は、例示的なパッケージ10がパウチ12、14のそれぞれの中に7枚のガムスティックを含む一方で、例示的なパッケージ400がパウチ412、414のそれぞれの中に2枚のガムスティックを含むという事実によって証明されるように、食品90に対してより小さい容量を有する。
パッケージ400は、それが閉鎖した底端部454及び460を有する2つのパウチ412及び414から形成されるという点で、図1〜9のパッケージ10と他の部分は同様である。参照しやすくするために、図16及び17において、パッケージ10の態様と同様であるパッケージ400の態様は、同様の参照番号で示されているが、「4」が前置きされている。パッケージ400のパウチ412、414は、図17に示されるように、端部シール62、64、66、及び68と同様の端部シール462、464、466、及び468を有する。パッケージ400は、閉鎖フラップ470が、パッケージ400が閉鎖位置にあるときに両方のパウチ412及び414に付着されるという点で、図1〜9のパッケージ10と同様に封着される。
パッケージ400は、図17に示されるように、閉鎖フラップ470が脆弱線に沿ってパウチ412から取り外され、パウチ414に付着されたままであるという点で、図1〜9のパッケージ10と同様に開放される。パッケージ400はまた、パウチ412がパッケージ10の接着範囲76と同様の接着範囲476を含むという点で、再閉鎖特徴が提供される。パッケージ400は、図6〜10に示される方法と実質的に同様である方法を介して形成され得る。パッケージ400は、図16及び17に示される寸法及び/又は特徴とは異なる寸法及び/又は特徴を有して形成され得る。例えば、パッケージ400は、任意に、パッケージ10よりも大きい又は小さい長さを有してもよく、かつ任意に、図11〜14のパッケージ200と同様の2つの閉鎖フラップを有してもよい。
別の形態に従ったパッケージ500は、図18及び19に示される。パッケージ500は、パッケージ10の端部シール62、64、66、及び68とは異なる形状を有する端部シール562、564、566、及び568を有する。具体的に、パッケージ10の端部シール62、64、66、及び68が概して直線である一方で、パッケージ500の端部シール562、564、566、及び568は、図18及び19に示されるように、起伏のある形状を形成する1つ以上の波の形態である。加えて、対向端部シール562及び566並びに対向端部シール564及び568は、図18及び19に示されるように、パッケージが閉鎖したときに、端部シール566及び568の部分が端部シール562及び564の下からそれぞれ突出して、プルタブ563及び565を形成するように、異なる形状を有する。プルタブ563及び565は、消費者のパッケージ500の開放を促進し得る。
パッケージ500は、それが閉鎖した底端部554及び560を有する2つのパウチ512及び514から形成されるという点で、図1〜5のパッケージ10と他の部分は同様である。参照しやすくするために、図18及び19において、パッケージ10の態様と同様であるパッケージ500の態様は、同様の参照番号で示されているが、「5」が前置きされている。パッケージ500のパウチ512、514は、図19に示されるように、端部シール62、64、66、及び68と同様の端部シール562、564、566、及び568を有する。パッケージ500は、閉鎖フラップ570が、パッケージ500が閉鎖位置にあるときに両方のパウチ512及び514に付着されるという点で、図1〜5のパッケージ10と同様に封着される。パッケージ500は、図19に示されるように、閉鎖フラップ570が脆弱線に沿ってパウチ512から取り外され、パウチ514に付着されたままであるという点で、図1〜5のパッケージ10と同様に開放される。パッケージ500はまた、パウチ512がパッケージ10の接着範囲76と同様の接着範囲576を含むという点で、再閉鎖特徴が提供される。
パッケージ500は、図6〜10に示される方法と実質的に同様である方法を介して形成され得る。図18及び19のパッケージ500が、各パウチ512、514が1、2、3、4、5、6、7、若しくは8枚のガムスティック、又はそれ以上を含み得るように、より大きいか、又はより小さいサイズで製造され得ることが理解されるであろう。パッケージ500は、任意に、図11〜14のパッケージ200の閉鎖フラップ270、271と同様の2つの閉鎖フラップを有してもよい。
別の形態に従ったパッケージ600は、図20に示される。パッケージ600は、図1〜9のパッケージ10と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ10の態様と同様であるパッケージ600の態様は、同様の参照番号で示されているが、「6」が前置きされている。断面で示されるが、パッケージ600が上記のパッケージと同じ一般構造を有し、違いが以下で強調されることが理解されるであろう。
図20のパッケージ600は、パッケージ600の閉鎖フラップ670がパッケージ10の閉鎖フラップ70よりも短いという点で、図5のパッケージ10とは異なるが、閉鎖フラップ670の長さは、例示されるもの以外の長さであってもよい。加えて、図5のパッケージ10の閉鎖フラップ70が、閉鎖フラップ70が内部パネル24から分離可能であることを可能にするために脆弱線72を含む一方で、図20のパッケージ600の閉鎖フラップ670は、そのような脆弱線を含まない。更に、図5の閉鎖フラップ70が、好ましくはヒートシールの形態である接着剤74を介してパネル28の外部表面46に付着される一方で、図20の閉鎖フラップ670は、コールドシール又は感圧接着剤などの剥離可能なシール674を介して、パネル628の外部表面646に付着される。
パッケージ600の開放中、パウチ612、614は、消費者によって適用されている開放力が剥離可能シール674を剥離又は破断して、パウチ612の内部パネル624から閉鎖フラップ670を分離して、閉鎖フラップ670がもはやパッケージ600を封着、又はパウチ612、614の開口部618、620へのアクセスを遮断しない位置まで、ヒンジを中心にして枢動するときに互いから離れて移動する。これは、消費者が開口部618及び620を通じてパウチ612及び614から食品90の部分を取り出すことを可能にする。
別の形態に従ったパッケージ700は、図21に示される。図21のパッケージ700は、図14のパッケージ200と同様であり、違いが以下で考察される。参照しやすくするために、パッケージ200の態様と同様であるパッケージ700の態様は、同様の参照番号で示されているが、「7」が前置きされている。断面で示されるが、パッケージ700が上記のパッケージと同じ一般構造を有し、違いが以下で強調されることが理解されるであろう。
図21のパッケージ700は、図21の閉鎖フラップ770及び771が図14の閉鎖フラップ270及び271よりも短いという点で、図14のパッケージ200とは異なるが、他の長さが好適である可能性がある。ほんの一例として、図21の閉鎖フラップ770は、図20の閉鎖フラップ670とサイズが同一である。加えて、図21のパッケージ700の閉鎖フラップ770及び771は、パッケージ200の閉鎖フラップ270及び271が内部パネル224及び228から分離されることを可能にする、図14の脆弱線272及び273と類似した脆弱線を含まない。更に、図14の閉鎖フラップ270が、好ましくはヒートシールの形態である接着剤274を介してパネル228の外部表面246に付着される一方で、図21の閉鎖フラップ770は、コールドシール又は感圧接着剤などの剥離可能なシール774を介して、パネル728の外部表面746に付着される。
パッケージが消費者によって開放されているとき、パウチ712及び714は、消費者によって適用されている開放力が剥離可能シール774を剥離又は破断して、閉鎖フラップ770及び771を互いから分離して、閉鎖フラップ770及び771がもはやパッケージ700を封着、又はパウチ712、714の開口部718、720へのアクセスを遮断しない位置まで、互いから離れて移動する。剥離可能シール774の破断は、開放中に消費者への聴覚、視覚、及び/又は触覚応答を提供することができる。開放後、消費者は、本明細書の代替の実施形態で考察されるように、開口部が更に遮断されない限り、開口部718及び720を通じてパウチ712及び714から食品90の部分を取り出すことができる。
別の形態に従ったパッケージ800は、図22に示される。パッケージ800は、図14のパッケージ200と同様であり、特定の違いが以下で詳細に考察される。参照しやすくするために、パッケージ200の態様と同様であるパッケージ800の態様は、同様の参照番号で示されているが、「8」が前置きされている。断面で示されるが、パッケージ800が上記のパッケージと同じ一般構造を有し、違いが以下で強調されることが理解されるであろう。
パッケージ800は、図22の内部パネル824及び828が図14の閉鎖フラップ270及び271と類似した閉鎖フラップを含まないという点で、パッケージ200とは異なる。具体的に、図14の閉鎖フラップ270及び271が、内部パネル824及び828の外側表面842及び846の部分にそれぞれ重なるように折り畳まれる一方で、図22の内部パネル824及び828は、折り畳まれないが、互いに概して平行に延在し、それぞれが脆弱線872及び873をそれぞれ含む。脆弱線872及び873の上の内部パネル824及び828の部分は、取り外し可能閉鎖フラップ870及び871を構成し、それらは、接着剤874、例えば、ヒートシールを介して互いに取り外し不可能に付着されて、パッケージ800を封着する。
パッケージ800の開放中、パウチ812、814は、消費者によって適用されている開放力が、脆弱線872及び873のうちの一方又は両方に沿って内部パネル824及び828のうちの一方又は両方における引裂を開始して、内部パネル824及び828の残りの部分から閉鎖フラップ870及び871のうちの一方又は両方を分離する位置まで、互いから離れて移動する。パッケージ800が開放位置にあるとき、閉鎖フラップ870及び871は、ヒートシール874を介して互いに付着されたままであるが、閉鎖フラップ870及び871のうちの一方又は両方は、もはやそれらのそれぞれの内部パネル824及び828に付着されず、かつもはやパッケージ800を封着、又はパウチ812、814の開口部818、820へのアクセスを遮断しない。これは、消費者が開口部818、820を通じてパウチ812、814から食品90の部分を取り出すことを可能にする。
別の形態に従ったパッケージ900は、図23に示される。参照しやすくするために、パッケージ10、200、600、700、及び800の態様と同様であるパッケージ900の態様は、同様の参照番号で示されているが、「9」が前置きされている。断面で示されるが、パッケージ900が上記のパッケージと同じ一般構造を有し、違いが以下で強調されることが理解されるであろう。
図23のパッケージ900のパウチ912は、図20のパッケージ600のパウチ612と同様であり、唯一の違いは、パウチ912が、第1のパウチ912の内部パネル924から閉鎖フラップ970の分離を促進する脆弱線972を含むという点である。別の違いは、好ましくはコールドシールである図20の剥離可能シール674とは異なり、閉鎖フラップ970とパウチ914の内部パネル928の外側表面946との間のシール974が、取り外し不可能な付着を提供するシール、例えば、ヒートシールであるということである。換言すれば、シール974は、シール974に沿うことと比較して、脆弱線972に沿った断裂の傾向がより大きいように選択された強度を有する。
図23のパッケージ900のパウチ914は、パッケージ600の内部パネル628が食品90の高さの一部分に沿って延在する一方で、パッケージ900の内部パネル928が食品90の高さ全体に沿って延在し、かつ食品90を包んで、外壁926の内側表面940に対してコールドシール975を形成し、それによりパウチ914内に製品90を密閉するという点で、図20のパッケージ600のパウチ614とは異なる。
パッケージ900がヒンジを中心にして枢動することによって消費者によって開放されているとき、パウチ912、914は、消費者によって適用されている開放力が、脆弱線972に沿って閉鎖フラップ970における引裂を開始して、パウチ912の内部パネル924から閉鎖フラップ970を分離し、閉鎖フラップ970がヒートシール974を介して内部パネル928に付着されたままであるが、もはやパウチ912を封着、又はパウチ912の開口部918へのアクセスを遮断せず、消費者がパウチ912から食品90の部分を取り出すことを可能にする位置まで、互いから離れて移動する。特に、パッケージ900は、パッケージ900が閉鎖フラップ970の分離によって開放された後でさえ、第2のパウチ914が完全に封着されたままである(コールドシール975において)という点で、本明細書に記載されるパッケージとは異なる。消費者が第2のパウチ914を開放することを可能にするために、パウチ914の内部パネル924は、コールドシール975を破断し、パウチ914を開放して、食品90を回収するために使用され得るプルタブ977の形態の端部分を含む。
別の形態に従ったパッケージ1000は、図24に示される。パッケージ1000は、パッケージ1000が食品90を含むための1つのパウチのみを含むという点で、上記のパッケージ(ヒンジで接合される2つのパウチを含む)とは異なる。参照しやすくするために、上記のパッケージの態様と同様であるパッケージ1000の態様は、同様の参照番号で示されているが、「10」が前置きされている。断面で示されるが、パッケージ1000が上記のパッケージと同じ一般構造を有し、違いが以下で強調されることが理解されるであろう。
図24に示されるように、パッケージ1000の外壁1026は、第2のパウチを形成する代わりに、食品90の高さに沿って実質的に直線的に延在して、カバーとして機能する。内部パネル1024の内側表面1042は、コールドシール又は感圧接着剤などの剥離可能シール1074を介して、パッケージ1000の内部パネル1024の外側表面1042に付着されて、パッケージ1000を封着する。
消費者によるパッケージ1000の開放中、パッケージ1000の外壁1026は、内部パネル1024から離れて、消費者によって適用されている開放力が剥離可能シール1074を破断して、外壁1026が内部パネル1024から取り外されることを可能にし、本実施形態では閉鎖フラップを構成する外壁1026がもはやパッケージ1000を封着、又はパウチ1012の開口部1018へのアクセスを遮断しないが、パウチ1012の開口部1018へのアクセスを消費者に提供し、食品90の部分が開口部1018を通じてパッケージ1000から取り出され得る位置まで移動し得る。
別の形態に従ったパッケージ1100は、図25に示される。パッケージ1100は、図24のパッケージ1000と同様である。参照しやすくするために、パッケージ1000の態様と同様であるパッケージ1100の態様は、同様の参照番号で示されているが、「11」が前置きされている。断面で示されるが、パッケージ1100が上記のパッケージと同じ一般構造を有し、違いが以下で強調されることが理解されるであろう。
図25のパッケージ1100は、パッケージ1000の外壁1026が外壁1126の内部表面1140に付着される補強部材1180を含んで、側側壁1126への構造支持を提供するという点で、図24のパッケージ1000とは異なる。図24のパッケージ1000の外壁1026が剥離可能シール1074を介して内部パネル1024の外側表面1042に付着される一方で、外壁1126は、その内側表面1140において補強部材1180に付着され、その内部表面1181は、コールドシール又は感圧接着剤などの剥離可能シール1174を介して、内部パネル1124の外側表面1142に付着されて、パッケージ1100を封着する。補強部材1180は、様々な材料、例えば、板紙、プラスチックなどから形成されてもよい。
パッケージ1100は、内部パネル1124から離れて、開放力が剥離可能シール1174を破断し、本実施形態では閉鎖フラップを構成する外側壁1126がもはやパッケージ1100を封着、又はパウチ1112の開口部1118へのアクセスを遮断しないが、パウチ1112の開口部1118へのアクセスを消費者に提供し、食品90の部分が開口部1118を通じてパッケージ1100から取り出され得る位置まで、外側壁1126を移動させることによって開放され得る。
別の形態に従ったパッケージ1200は、図26に示される。パッケージ1200は、図24のパッケージ1000と同様であり、ある特定の違いが以下で考察される。参照しやすくするために、パッケージ1000の態様と同様であるパッケージ1200の態様は、同様の参照番号で示されているが、「12」が前置きされている。断面で示されるが、パッケージ1200が上記のパッケージと同じ一般構造を有し、違いが以下で強調されることが理解されるであろう。
図26のパッケージ1200は、パッケージ1200の内部パネル1224が外壁1226の内側表面1240に直接付着されないが、閉鎖フラップ1270を含み、それが内部パネル1224の内側表面1242の部分を覆うように脆弱線1271を中心にして折り畳まれるという点で、図24のパッケージ1000とは異なる。閉鎖フラップ1270は、接着剤1274、例えば、ヒートシール、コールドシール、ホットメルト、感圧接着剤などを介して、外側壁1126の内側表面1140に取り外し不可能に付着されて、パッケージ1200を封着する。
パッケージ1200の開放中、パッケージ1200の外側壁1226は、内部パネル1224から離れて、消費者によって適用されている開放力が、閉鎖フラップ1270における引裂を開始して、脆弱線1271に沿って内部パネル1224から閉鎖フラップ1270を分離し、閉鎖フラップ1270がヒートシール1274を介して外壁1226の内側表面1140に付着されたままであるが、もはやパッケージ1200を封着、又はパウチ1212の開口部1218へのアクセスを遮断せず、消費者が開口部1218を通じてパウチ1212から食品90の部分を取り出すことを可能にする位置まで移動し得る。
図27は、外部カバー1300を更に含む図5のパッケージ10を示す。カバー1300は、板紙、ボール紙、プラスチック、又はこれらの組み合わせなどの硬質材料から形成されてもよい。カバー1300は、例えば、接着剤、コールドシールなどを使用して、パッケージ10に付着されてもよい。図27に示される形態では、カバー1300は、シール1301及び1302を介して外壁22の外側表面34に付着され、シール1303及び1304を介して外壁26の外側表面38に付着される。カバー1300を取り外して、パッケージ10へのアクセスを得るために、カバー1300は、例えば、消費者によって適用されている開放力がシール1301、1302、1303、及び1304を破断して、パッケージ10がカバー1300から取り外されることを可能にするまで、パッケージ10の外側壁22及び26に沿って摺動することによって移動してもよい。パッケージ10がカバー1300から取り外された後、それは、上記のように開放され得る。
図20〜29に示されるパッケージのそれぞれは、図6〜10に示され、かつ上記に記載される方法と実質的に同様である方法、並びに他の好適な方法を介して形成され得る。
更に別の実施形態では、図31〜35のパッケージ1400は、2つのポケット1412、1414を備える硬質の貝殻状の外側部材1410と、それらの間のヒンジ1416とを含むことができる。第1のポケット1412は、食品90を含むようにサイズ決定及び形状決定される中空内部1411と、中空内部1411を包囲する外周フランジ1431とを有する。同様に、第2のポケット1414は、食品90を含むようにサイズ決定及び形状決定される中空内部1413と、中空内部1413を包囲する外周フランジ1433とを有する。第1のフィルムのシート1424は、第1のポケット1412の外周フランジ1431に付着され得、第2のフィルムのシート1428は、第2のポケット1414の外周フランジ1433に付着され得る。シート1424及び1428は、それらが第1及び第2のポケット1412及び1414の中空内部1411及び1413の一部分をそれぞれ被覆し、それにより、パッケージ1400が図34に示されるように開放位置にあるとき、食品90へのアクセスを消費者に提供し、かつ消費者がポケット1412及び1414から食品90を取り出すことを可能にするように寸法決定される。「硬質」によって意味するものは、好ましくはフィルムよりも硬質である材料である。したがって、貝殻状の外側部材1410のポケット1412、1414を形成する材料は、第1及び第2のフィルムのシート1424及び1428を形成する材料よりも硬質である。1つのアプローチでは、硬質材料は、ポケット1412及び1414を作製するために熱成形可能であってもよい。
第1及び第2のフィルムのシート1424及び1428は、1つ以上の接着剤、ヒートシーリング、溶接などを介して、それらのそれぞれの外周フランジ1431及び1433に付着され得る。1つのアプローチでは、第1及び第2のフィルムのシート1424、1428は、図34に示されるように、各フィルム1424、1428が、第1及び第2のポケット1412、1414のそれぞれの頂縁部1450、1456からそれぞれの底縁部1452、1458まで延在して、それぞれの外周フランジ1431、1433の下層部分を被覆するように、外周フランジ1431、1433に付着される。頂縁部1450、1456及び底縁部1452、1458からフィルム1424及び1428が離間するように、フィルム1424及び1428が外周フランジ1431及び1433に付着され得ることが理解されるであろう。
第1のフィルムのシート1424は、脆弱線1472を中心にしてフィルム1424に対して折り畳まれ、かつ脆弱線1472に沿ってフィルム1424から分離可能な、閉鎖フラップ1470を有する。パッケージ1400が閉鎖されるとき、閉鎖フラップ1470は、脆弱線1472に沿って第1のフィルム1424に付着され、第2のフィルム1428に接着剤1474を介して第2のフィルム1428に付着され、それによりパッケージ1400内に食品90を封着する。接着剤1474は、閉鎖フラップ1470の第2のフィルム1428への取り外し不可能な付着をもたらすように選択される。接着剤の代わりに、閉鎖フラップ1470が、他の好適な手段、例えば、ヒートシーリング、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などを介して、第2のフィルム1428に付着されてもよいことが理解されるであろう。
パッケージ1400が図32の閉鎖位置から図34の開放位置に向かって、図33中の方向矢印によって示される方向に移動するとき、ポケット1412及び1412は、本のような様式でパッケージ1400を開放するように、互いから離れてヒンジ1416を中心にして移動し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。パッケージ1400の開放中、ポケット1412、1414は、図33に示されるように、互いから離れて、消費者によって適用される開放力が脆弱線1472における引裂を開始し、かつ閉鎖フラップ1470を脆弱線1472に沿って第1のフィルム1424から引き裂くことによって分離させる位置まで移動する。したがって、閉鎖フラップ1470は、消費者にパッケージ1400の開放の程度の視覚的指示を提供する。加えて、消費者が脆弱線1472に沿った閉鎖フラップ1470の取り外し中、ある程度の抵抗を感じるため、閉鎖フラップ1470は、パッケージ1400の初期の開放中に消費者に触覚的かつ潜在的に聴覚的な応答を提供することができる。
閉鎖フラップ1470が脆弱線1472に沿って第1のフィルム1424から取り外された後、閉鎖フラップ1470はもはやポケット1412及び1414を一緒に保持せず、ポケット1412及び1414が互いから更に離れて、図34に示される開放位置へと移動することを可能にする。パッケージ1400が図34に示される開放位置にあるとき、閉鎖フラップ1470は、第2のポケット1414の第2のフィルム1428に付着されたままであるが、もはやパッケージ1400を封着、又はポケット1412、1414の中空内部1411、1413へのアクセスを遮断しない。代わりに、図34に示されるように、消費者は、ポケット1412及び1414から食品90の部分を取り出すことができる。したがって、閉鎖フラップ1470は、閉鎖フラップ1470の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ1400がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、パッケージ1400のための新鮮さシール及び/又は不正開封防止特徴を提供する。
パッケージ1400が最初に開放された後に再封鎖されることを可能にするために、図34及び35に示されるように、第2のポケット1414の外周フランジ1433は、任意のペグ状又はピン状の突起部1478を含み、第1のポケット1412の外周フランジ1431は、摩擦嵌合して突起部1478を受容するようにサイズ決定される、任意の開口部1479を含む。図34の開放位置から図35の閉鎖位置にパッケージ1400を再閉鎖したいと思う消費者は、突起部1478がそれらのそれぞれの開口部1479と係合し、それによりパッケージ1400を再閉鎖するように、ポケット1412、1414を、ヒンジ1416を中心にして互いに向かって引き寄せる。
パッケージ1400が再閉鎖されるとき、食品90は、ポケット1412、1414内に含まれ、パッケージ1400から落ちることから制限される。パッケージ1400が突起部を含み、かつ開口部1479を受容するものとして示されているが、パッケージ1400は、パッケージ1400の複数回の開放及び再閉鎖を可能にする、1つ以上のグルードット、感圧接着剤、粘着テープ又はストリップ、ベルクロ(登録商標)、ジッパーなどの形態の、接着範囲76と同様の接着範囲を含んでもよい。
別の形態に従ったパッケージ1500は、図36〜40に示される。参照しやすくするために、上記のパッケージの態様と同様であるパッケージ1500の態様は、同様の参照番号で示されており、「15」が前置きされている。パッケージ1500は、それが図41により詳細に示される可撓性フィルム1700の単一のシートから形成されるという点で、上記のパッケージと同様の一般構造を有し、いくつかの違いは、以下で強調される。
図40のパッケージ1500は、図26のパッケージ1200と同様の1つのパウチ1512を含み、かつ背面パネル1522と、前面パネル1524と、実質的にカバー又は外部フラップとして機能する外壁1526とを含む。パッケージ1200のパウチとは異なり、かつそのようなパウチを形成するフィルムの折り畳みによって形成される、概してU字形の底端部を有する、パッケージ10のパウチ12、14とは異なり、パッケージ1500のパウチ1512は、パッケージ1500を形成するフィルム(例えば、フィルム400)の2つの対向端部1586及び1588の付着によって形成される。対向端部1586及び1588は、接着剤1574、例えば、ヒートシール、コールドシール、ホットメルト、感圧接着剤などを介して互いに付着されて、パッケージ1500を封着する。接着剤1574は、好ましくは、図40に示されるように、端部1586及び1588の互いへの取り外し不可能な付着(通常の使用で)をもたらすように選択される。
図40のパッケージ1500はまた、脆弱線1572に沿って前面パネル1524に取り外し可能に接合される閉鎖フラップ1570が、外壁1526の内側表面1240に直接付着されないが、外壁1526と一緒にU字形折り畳み部又はプリーツに接合され、かつそれを形成するという点で、図26のパッケージ1200とは異なる。加えて、パッケージ1200の閉鎖フラップ1270が、接着剤1274によって外壁1226の内部表面1240に取り外し可能に付着される一方で、パッケージ1500の閉鎖フラップ1570は、例えば、コールドシール又は感圧接着剤であってもよい接着範囲1576によって、前面パネル1524の外側表面1542に取り外し可能に、かつ任意に、再閉鎖可能に付着される。
消費者によるパッケージ1500の開放中、パッケージ1500の外側壁1526は、前面パネル1524から離れて、消費者によって適用されている開放力及び張力が、図38に示されるように、脆弱線1572における引裂を開始し、閉鎖フラップ1570を脆弱線1572に沿って前面パネル1524から引き裂くことによって分離する位置まで移動して、パッケージ1500が、閉鎖フラップ1570がもはやパッケージ1500を付着、又はパウチ1512の開口部1518へのアクセスを遮断せず、消費者が開口部1518を通じて食品90の部分を取り出すことを可能にする、図39に示される開放位置まで移動することを可能にする。
図39の開放位置から図36の閉鎖位置にパッケージ1500を再閉鎖したいと思う消費者は、接着範囲1576が前面パネル1524の外側表面1542と接触し、かつ取り外し可能に付着されて、パッケージ1500の複数の再閉鎖及び開放を可能にするように、外壁1526を、ヒンジ1516を中心にして前面パネル1524に向かって引き戻す。
パッケージ1500が作られ得る可撓性材料1700のウェブの例示的な単一のシート又はセグメントが、図41に示される。ウェブは、ウェブが図41中の矢印によって示される機械方向に移動すると、中心線1704を中心にした鏡像であるパウチ1512になるようにサイズ決定される幅を有する。可撓性材料400は、1つ以上のポリマー、ラミネート、金属化ポリマー、紙などから作製されるフィルムであってもよい。図41を参照すると、フィルム1700の長手方向縁部1702とクリース線1714との間の可撓性フィルム1700の範囲1706は、折り畳まれたパッケージ1500の背面パネル1522に対応する。クリース線1714とクリース線1716との間の可撓性フィルム1700の範囲1708は、折り畳まれたパッケージ1500の外部フラップ又は外部壁1526に対応する。クリース線1716と脆弱線1718(脆弱線1572に対応する)との間の可撓性フィルム1700の範囲1710は、折り畳まれたパッケージ1500の閉鎖フラップ1570に対応する。最後に、フィルム1700の中心線でもあるクリース線1704と脆弱線1718との間の可撓性フィルム1700の範囲1712は、折り畳まれたパッケージ1500の前面パネル1524に対応する。可撓性フィルム1700の範囲1720は、中心線1704の右側の上記の範囲、縁部、及びクリース線の鏡像であり、フィルム1700が矢印によって示される機械方向に沿って移動すると、パッケージ1500と同一の第2のパッケージを形成するために使用されてもよい。
可撓性フィルム1700が機械方向に移動すると、食品90は、可撓性フィルム1700の範囲1706の上向き表面上に配置され、フィルム1700の範囲1706、1708、及び1710は、クリース線1714及び1716を中心にして、かつ脆弱線1718を中心にして折り畳まれて、図40に示されるように、食品90を包み、かつ互いに向かって可撓性フィルムの縁部1702及び1704を引き寄せ、接着剤1574を介して縁部1702及び1704を互いに取り外し不可能に付着させる。折り畳まれたパッケージ1500において、閉鎖フラップ1570は、図40に示されるように、プリーツ状の構成で折り畳まれる。クリース線として記載されるが、線は代わりに、予め形成されたクリース線とは対照的に最終的な折り目線を表し得る。
別の形態に従ったパッケージ1600は、図42に示される。参照しやすくするために、上記のパッケージの態様と同様であるパッケージ1600の態様は、同様の参照番号で示されており、「16」が前置きされている。パッケージ1600は、それが可撓性フィルムの単一のシートから形成されるという点で、上記のパッケージと同様の一般構造を有し、いくつかの違いは、以下で強調される。
図42のパッケージ1600は、それが1つのパウチ1612と、背面パネル1622と、前面パネル1624と、実質的にカバー又は外部フラップとして機能する外壁1626とを含むという点で、図40のパッケージ1500と同様である。パッケージ1500を形成するフィルムの2つの対向端部1586及び1588の付着によって形成されるパッケージ1500のパウチ1512とは異なり、パウチ1612は、パッケージ1600を形成するフィルムの折り畳みによって形成される、概してU字形の底端部を有する。
図42のパッケージ1600はまた、図40のパッケージ1500の閉鎖フラップ1570と同様の、脆弱線1672に沿って前面パネル1624に取り外し可能に接合される閉鎖フラップ1670が、外壁1626と一緒に接合されず、かつ外壁1626とU字形折り畳み部を形成しないが、両方の接着材料において接着範囲1576と同様であり、パッケージ1600の複数回の再閉鎖及び開放を提供する、接着範囲1676によって、前面パネル1624の外側表面1642に直接付着されるという点で、図40のパッケージ1500とは異なる。
別の形態に従ったパッケージ1800は、図43〜45に示される。パッケージ1800は、図1〜9のパッケージ10と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ10の態様と同様であるパッケージ1800の態様は、同様の参照番号で示されているが、「18」が前置きされている。
パッケージ1800は、パッケージ10の脆弱線72が直線であり、パウチ12、14の側縁部54、60に平行である一方で、パッケージ1800の脆弱線1872がパウチ1812、1814の側縁部1854、1860に平行ではないという点で、パッケージ10とは異なる。具体的には、パッケージ1800の脆弱線1872は、図43に示されるように、側縁部1854及び1860に対して傾斜している。
図43〜45に示されるように配向される脆弱線1872を含むパッケージ1800では、パッケージ1800が閉鎖位置から、図44中の方向矢印によって示される方向に、図45の開放位置に向かって移動するとき、パウチ1812、1814は、互いから離れて、図44に示されるように、消費者によって適用される開放力及び張力が、パウチ1812の底縁部1852において、脆弱線1872における引裂を開始し、閉鎖フラップ70をパウチ1812の内部パネル1824から脆弱線1872に沿って引き裂くことによって分離させる位置まで移動する。したがって、脆弱線72を通る引裂がパッケージ10の縁部50及び52のうちの一方又は同時に両方のいずれかにおいて開始する可能性が同程度にある、パッケージ10とは異なり、脆弱線1872の傾斜した配向は、パッケージ1800の所定の縁部1852においてパッケージの優先的な開放を提供し、それにより、パッケージ10を開放するために必要とされる力に対して、パッケージ1800を開放するために必要とされる力を低減することによって、消費者によるパッケージ1800の開放を容易にする。
パッケージ1800が閉鎖位置から図45の開放位置に向かって移動するときに、消費者によって適用されている開放力が、パウチ1812の底縁部1852においてではなく、パウチ1812の頂縁部1850において、脆弱線1872における引裂を優先的に開始するように、脆弱線1872が図43に示される配向とは逆の配向に配向され得ることが理解されるものとする。更に、パッケージ1800が傾斜した脆弱線1872を含む1つのパウチ1812のみを備えて示されているが、消費者によるパッケージ1800の優先的な開放を好適に容易にし、パッケージ1800を開放するために必要とされる力を低減するために、傾斜した脆弱線1872が、あるいは、パウチ1812の代わりにパウチ1814内に、又はパウチ1812及び1814の両方の中に形成されてもよいことが理解されるものとする。一方の端部が他方の端部と比較してパッケージのヒンジ又は底部により近い、本実施形態の脆弱線1872は、脆弱線を有する本明細書に記載される実施形態のいずれかに組み込まれ得る。
別の形態に従ったパッケージ1900は、図46〜47に示される。パッケージ1900は、図16〜17のパッケージ400と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ400の態様と同様であるパッケージ1900の態様は、同様の参照番号で示されているが、「19」が前置きされている。
パッケージ1900は、パッケージ400と同様の構造及び特徴を有するが、それとは異なる形状を有する。具体的には、パッケージ400が概して正方形である一方で、パッケージ1900は概して矩形であり、パッケージ1900の長い側面は任意に、パッケージ400の側面よりも長く、パッケージ1900の短い側面は、パッケージ400の側面よりも短い。加えて、パッケージ1900は、食品90に対して異なる容量を有するようにサイズ決定され、かつ他の実施形態に関して考察される食品90の分類とは異なる全体的な形状を有する食品90の分類を含むように形状決定される。具体的には、図16〜17のパッケージ400がパウチ412及び414のそれぞれの中で並んで位置付けられる2つのガムスティックを含む一方で、図46〜47のパッケージ1900は、パウチ1912及び1914のそれぞれの中で3つのガムスティックの積み重ねを含む。
パッケージ1900は、図47に示されるように、閉鎖フラップ1970が脆弱線に沿ってパウチ1912から取り外され、他方のパウチ1914に付着されたままであるという点で、図16〜17のパッケージ400と他の部分は同様であり、かつ図16〜17のパッケージ400と同様に開放される。パッケージ1900はまた、パウチ1912がパッケージ400の接着範囲476と同様の接着範囲1976を含むという点で、再閉鎖特徴が提供される。
パッケージ1900は、図6〜10に示される方法と実質的に同様である方法を介して形成され得る。パッケージ1900は、図46及び47に示される寸法及び/又は特徴とは異なる寸法及び/又は特徴を有して形成され得る。例えば、パッケージ1900は、パウチ1912及び1914のそれぞれが4枚、5枚、6枚、又はそれ以上のガムスティックを含むか、又はガムスティックの2つ以上の積み重ねを含むように、任意にサイズ決定されてもよい。加えて、パッケージ1900は、任意に、図11〜14のパッケージ200と同様の2つの閉鎖フラップを有してもよい。
別の形態に従ったパッケージ2000は、図48〜54に示される。パッケージ2000は、図11〜14のパッケージ200と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ200の態様と同様であるパッケージ2000の態様は、同様の参照番号で示されているが、「20」が前置きされている。パッケージ2000は、それが可撓性フィルムの単一のシートから形成されるという点で、上記のパッケージのうちのいくつかと同様の一般構造を有する。
パッケージ2000は、それが閉鎖した底端部2054及び2060を有する2つのパウチ2012及び2014から形成されるという点で、図11〜14のパッケージ20と同様である。パッケージ2000のパウチ2012及び2014は、図51〜53に示されるように、端部シール2062、2064、2066、及び2068を有する。パッケージ200と同様に、パッケージ2000は、2つの閉鎖フラップ2070及び2071を含む。具体的に、第1のパウチ2012は、第1の閉鎖フラップ2070を含む。第1のパウチ2012の第1の閉鎖フラップ2070は、第1の脆弱線2072に沿って第1のパウチ2012の内部パネル2024に付着される。同様に、第2のパウチ2014は、図48及び50に示されるように、第2の脆弱線2073に沿って第2のパウチ2014の内部パネル2028に付着される、第2の閉鎖フラップ2071を含む。
パッケージ2000が閉鎖位置にあるとき、図48に示されるように、フラップ2070及び2071は、互いに対して概して分岐した配向に配向され、閉鎖フラップ2070が内部パネル2024からパウチ2012の外側壁2022に向かって延在し、かつ接着剤2074を介して外側壁2022の内側表面2036に付着される一方で、閉鎖フラップ2071が、内部パネル2028からパウチ2014の外側壁2026に向かって延在し、かつ接着剤2074を介して外側壁2026の内側表面2040に付着されるようにする。パッケージ2000が閉鎖位置にあるときに、閉鎖フラップ2070、2071が外側壁2022、2026のそれらのそれぞれの内側表面2036、2040に付着されている場合、第1及び第2のパウチ2012、2014の開口部2018、2020へのアクセスは、図48からわかるように、閉鎖フラップ2070、2071によって遮断される。
パッケージ200と同様に、パッケージ2000の閉鎖フラップ2070及び2071は、接着材料2074と同一でも、又は異なってもよく、かつ閉鎖フラップ2070及び2071の互いへの取り外し不可能な付着をもたらすように選択される、接着材料2096を介して、互いに付着される。接着材料2096が単一の細長いストリップの形態で示されている一方で、接着材料2096は、任意の好適な形状(例えば、正方形、円形、三角形など)の2つ以上のストリップ又は範囲の形態であってもよいことが理解されるであろう。
パッケージ2000が閉鎖位置にあるときに閉鎖フラップ2070及び2071が互いに付着されている場合、パウチ2012、2014の開口部2018、2020へのアクセスは、閉鎖フラップ2070、2071によって遮断される。接着材料2074及び2096がホットメルトグルー又は任意の他の接着剤であってもよいこと、並びに閉鎖フラップ2070及び2071が、他の好適な手段、例えば、ヒートシーリング、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などを介して、外側壁2022及び2026のそれらのそれぞれの内側表面2036及び2040に、かつ互いに付着されてもよいことが理解されるであろう。
パッケージ2000を開放するために、パッケージ2000は、ユーザによって把持され(図52に示される親指の例示的な位置)、パウチ2012、2014を図51の閉鎖位置から、図52中の矢印によって示される方向に、図53〜54の開放位置に向かって移動させるように操作されてもよい。閉鎖位置から開放位置に移動するとき、パウチ2012、2014は、外側ヒンジ2016を中心にして互いから離れて移動して、本のような様式でパッケージ2000を開放し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。
図52中、パッケージ2000は、閉鎖フラップ2070、2071をそれらのそれぞれの脆弱線2072、2073に沿ってそれらのそれぞれのパウチ2012、2014から分離させるほど十分には開放していない(又は十分な開放力が適用されていない)位置で示される。図52に示される方向へのユーザによるパッケージ2000の開放中、パッケージ2000のパウチ2012、2014が互いから離れて移動すると、消費者によって適用される開放力又は張力が脆弱線2072、2073のうちの一方又は両方における1つ以上の引裂を開始する位置に到達する。これは、一緒に接合され、かつ閉鎖フラップ2070、2071のそれらのそれぞれのパウチ2012、2014からの分離なしで、完全に開放されたパッケージを有するために必要とされる長さよりも短いフラップ2070、2071と組み合わせて、パッケージ2000が閉鎖フラップ2070、2071の部分の長さによって部分的に開放、制御されると、閉鎖フラップ2070、2071において増加した張力を有することによって達成され得る。
図59〜61は、別の実施形態に従ったパッケージ2200を示す。パッケージ2200は、2つの点:パッケージ2200の脆弱線2272、2273がパッケージ2000の脆弱線2072、2072とは異なって形状決定される点、及びパッケージ2200の閉鎖フラップ2270、2271がパッケージ2000の閉鎖フラップ2070、2071とは異なって形状決定される点で、図48〜54のパッケージ2000とは異なる。具体的に、パッケージ2000の脆弱線2072、2073が図49〜50並びに53〜54に示されるように弓状である一方で、パッケージ2200の脆弱線2272、2273は、図59〜61に示されるように、部分的に直線かつ部分的に曲線であり、概してV字形を形成する。同様に、パッケージ2000の閉鎖フラップ2070、2071が図49〜50並びに53〜54に示されるように、脆弱線2072、2073の形状と一致するように弓状輪郭を有する一方で、パッケージ2200の閉鎖フラップ2270、2271は、図59〜61に示されるように、部分的に直線かつ部分的に曲線の輪郭を含み、概してV字形を形成する。
脆弱線2272、2273が、完全に直線であり、いかなる曲線部分も含まなくてもよいことが理解されるものとする。同様に、閉鎖フラップ2270、2271の輪郭は、それに応じて完全に直線であり、いかなる曲線部分も含まなくてもよい。本明細書に記載されるパッケージのうちのいくつか(例えば、10、200、400、及び500)が矩形である閉鎖フラップを有し、閉鎖パッケージのうちの一方(1800)が台形の閉鎖フラップを有する一方で、閉鎖フラップ及び閉鎖フラップと関連する脆弱線が、任意の所望の幾何学的形状又は不規則形状を有し得ることが理解されるものとする。一例として、図50は、概して長円形又は楕円形の閉鎖フラップ2070及びその関連した曲線の脆弱線2072を示す。別の実施例では、図60は、概して郵便封筒のフラップのような形状の不規則な形状の閉鎖フラップ2270と、その関連した不規則な形状の脆弱線2272とを示す。
図59〜61のパッケージ2200がパッケージ2000とは異なって形状決定された閉鎖フラップと脆弱線とを含む一方で、図59〜61に示されているパッケージ2200の開口部配列は、以下に記載されるように、パッケージ2000に同様に適用できる。具体的に、パッケージ2200が、パッケージ2000が図52中で位置付けられるのと同じ方法で位置付けられた場合、パッケージ2200は、同様に、閉鎖フラップ2270、2271をそれらのそれぞれの脆弱線2272、2273に沿ってそれらのそれぞれのパウチ2212、2214から分離させるほど十分には開放していない(又は十分な張力に供されていない)。図52及び59に示される方向へのユーザによるパッケージ2200の開放中、パッケージ2200のパウチ2212、2214が互いから離れて移動すると、消費者によって適用される開放力が脆弱線2272、2273のうちの一方又は両方における1つ以上の引裂を開始する位置に到達する。上記の通り、これは、消費者によって適用されている開放力に応じて、脆弱線2272、2273における張力の所定の増加の結果であり得る。
開放位置に向かう方向(図59中の矢印によって示される)への消費者によって適用されている力は、脆弱線2272、2273における引裂のうちの1つ以上をパッケージ2200にわたって伝搬させ、閉鎖フラップ2270、2271がそれらのそれぞれの内部パネル2224、2228から完全に取り外されて、パウチ2212、2214を完全に開放して、消費者にパウチ2212、2214内の食品90(又は非食品)への完全なアクセスを提供する。
図60の例示的なパッケージ2200は、閉鎖フラップ2270が脆弱線2272に沿って第1のパウチ2212の内部パネル2224から完全に分離している一方で、閉鎖フラップ2271が脆弱線2273に沿って第2のパウチ2214内部パネル2228にまだ完全に付着されている状態で示される。一形態では、ユーザがパウチ2212、2214を図59中の矢印によって示される方向に、図61の部分的開放位置に向かって移動させることによって、パッケージ2200を操作すると、閉鎖フラップ2270は、内部パネル2224から脆弱線2272全体に沿って同時に完全に分離し得る。別の形態では、ユーザがパッケージ2200のパウチ2212、2214を開放位置に向かって移動させると、1つ以上の小さい引裂が脆弱線2272の1つ以上の部分に形成され、閉鎖フラップ2270が内部パネル2224から完全に分離するまで、脆弱線2272全体に沿って順次伝搬し得る。
パッケージ2200が図59に示される位置にあるとき、第1のパウチ2212の端部シール2264、ヒンジ領域2216、及び第2のパウチ2214の端部シール2268は組み合わせて、概してV字形を形成する。パッケージ2000の開放中、消費者によって適用される開放力は、図59に示されるように、第1のパウチ2212の一部分を、第2のヒンジ2215を中心にして折り畳むか、又は屈曲させ、第2のパウチ2214の一部分を、第3のヒンジ2217を中心にして折り畳むか、又は屈曲させ得る。閉鎖フラップ2270が、第1のパウチ2212内の食品90が消費者に完全にアクセス可能になるように、第1のパウチ2212の内部パネル2224から脆弱線2272全体に沿って完全に分離されると、図60に示されるように、第1のパウチ2212の端部シール2264、ヒンジ領域2216、及び第2のパウチ2214の端部シール2268は組み合わせて、概してジグザグ(Z字)形を形成する。
より具体的には、図60に示されるように、ジグザグ形状の一部は、外側又は第1のヒンジ2216によって提供され、このジグザグ形状の別の部分は、少なくとも第1のパウチ2212の端部シール2262、2264にわたって延在する第2のヒンジ2215を形成するように折り畳まれる第1のパウチ2212の部分によって提供され、ジグザグ形状の別の部分は、少なくとも第2のパウチ2214の端部シール2266、2268にわたって延在する第3のヒンジ2217を形成するように折り畳まれる第2のパウチ2214の部分によって提供される。パッケージ2200の開放中のパウチ2212、2214の構成は、パッケージ2000のヒンジ2015、2016、2017を参照して、第1のパウチ2212が第2のヒンジ2215を含み、第2のパウチ2214が第3のヒンジ2217を含み、パッケージ2200が、パッケージ2200が図61に示されるようにより完全に開放した位置にあるとき、及びパッケージ2200が図59に示されるように完全開放位置にあるとき、パウチ2212、2214の間に第1のヒンジ2216を含むようなものである。
図60からわかるように、パッケージ2200は、第1のパウチ2212の内部パネル2224が、第2のパウチ2212の内部パネル2228と同一面内にはないが、第2のパウチ2212の内部パネル2228の上に少なくとも部分的に位置付けられるように位置付けられる。より具体的には、第1のパウチ2212の端部シール2264の一部分によって形成される第2のヒンジ2215は、第2のパウチ2212の端部シール2268の一部分を覆い、図60中の陰影線によって示されるように、第2のヒンジ2215と端部シール2268のその部分との間に間隙を作る。パッケージ2200が図60の部分的開放位置にあると、第1のパウチ2212の外側パネル2222は、第2のヒンジ2215が外側ヒンジ2216よりも第2のパウチ2214の底端部2260により近くなるように位置付けられる。
第1のパウチ2212が開放され、第1のパウチ2212内の食品90がアクセス可能である一方で、第2のパウチ2214に対する第1のパウチ2212の位置決め、すなわち、第2のパウチ2214に対する第1のパウチ2212の部分的上昇は、特に、閉鎖フラップがパウチ2212、2214に対して概して垂直であるか、又は別様に角度が付けられているときなど、パウチ2212、2214の両方が開放されているとき、第1のパウチ2212内の食品90の保持を促進し、かつ第1のパウチ2212から不注意に滑り出ることから食品90を制限し得る。パッケージ2000及び2200は、以下に記載されるように、パウチから不注意に滑り出ることから食品90を制限する、追加の構造特徴を含んでもよい。
具体的に、上記の通り、パッケージ2000の閉鎖フラップ2070、2071並びにパッケージ2200の閉鎖フラップ2270、2271は、閉鎖フラップの互いへの取り外し不可能な付着をもたらすように選択される接着材料を介して、互いに付着される。パッケージ2000の閉鎖フラップ2070、2071の互いへの付着、並びにパッケージ2200の閉鎖フラップ2270、2271の互いへの付着は、閉鎖位置から部分的開放位置(例えば、図60)又は完全開放位置(例えば、図54)へのパッケージ2000及び2200の移動中に維持される。閉鎖フラップ2270、2271の付着された部分は、パッケージ2000のヒンジ2016から離間した閉鎖フラップ2070、2071の付着された部分と同様に配向され、例えば、図54からわかるように、閉鎖フラップ2070、2071の付着されていない部分とパッケージ2000のヒンジ2016との間に開放範囲を形成する。以下で考察されるように、この開放範囲は、次の段落で考察されるような概してダイヤモンド形状であってもよく、例えば、図51に示され、かつ以下で考察されるように、ストラップの通路を提供してもよい。
図54を更に参照すると、第1の閉鎖フラップ2070の足部分2092が、第1のパウチ2012の外側壁2022の内側表面2036に取り外し不可能に付着される一方で、第2の閉鎖フラップ2071の足部分2094は、第2のパウチ2014の外側壁2026の内側表面2040に取り外し不可能に付着される。それらのそれぞれの足部分2092、2094から離れて延在する第1及び第2の閉鎖フラップ2070、2071の部分は、互いに付着されず、それらが、第1及び第2の閉鎖フラップ2070、2071の上記の付着されていない部分、第1のヒンジ2016と第2のヒンジ2015との間の第1のパウチ2012の外側壁2022の一部分、並びに第1のヒンジ2016と第3のヒンジ2017との間の第2のパウチ2014の外側壁2026の一部分によって画定される、概してダイヤモンド形状の開口部の頂点2069において交差するまで、互いに向かって集合する。頂点2069の上の第1及び第2の閉鎖フラップ2070、2071の部分は、図54に示されるように、かつ上記のように、互いに取り外し不可能に付着される。頂点2069が、第1及び第2の閉鎖フラップ2070、2071(並びに第1及び第2のパウチ2012、2014)の部分が、閉鎖位置から開放位置に向かうパッケージ2000の移動中に移動する、第4のヒンジを提供することが理解されるものとする。第1及び第2の閉鎖フラップ2070、2071の付着された部分はまた、パッケージ2000の開放中、ヒンジ2069に対して枢動してもよい。特に、パッケージ2200のパウチ2212、2214の部分は、閉鎖位置から開放位置に向かって移動するとき、図61にあるように、第1のヒンジ2216と、第2のヒンジ2215と、第3のヒンジ2217と、第4のヒンジ2269との間で、パウチ2212、2214の部分によって画定される、同様の概してダイヤモンド形状の開口部を形成してもよい。
閉鎖フラップ2070、2071は、互いに付着されているため、パウチ2212、2214の隣接した部分よりも硬い支持表面を提供する。したがって、パッケージ2200が、閉鎖フラップ2270の一部分(付着された閉鎖フラップ2271によって支持される)が図61に示されるように、第1のパウチ2212のアクセス開口部2018の一部分を妨げるように位置付けられると、ガムスティック90(又は他の食品若しくは非食品)は、有利に、第1のパウチ2212から不注意に取り除かれることから制限される。例えば、ヒンジ2216を中心にした、互いから最大で180度離れた、パウチ2212、2214がそれらのそれぞれの閉鎖フラップ2270、2271によって閉鎖される閉鎖位置(例えば、図51に示される位置)から、閉鎖フラップ2270、2271のうちの1つ以上が脆弱線2272、2273に沿って取り外されて、パウチ2212、2214のうちの一方又は両方の中の食品90へのアクセスを提供する開放位置に向かった、パッケージ2200の第1及び第2のパウチ2212、2214の移動中、閉鎖フラップ2270、2271は、ヒンジ2216に対して移動し、かつパウチ2212、2214から取り除かれることから製品90を制限する障壁を形成し得る。
図59及び60は、閉鎖フラップ2270が脆弱線2272に沿って内部パネル2224から完全に分離する一方で、閉鎖フラップ2271が脆弱線2273に沿って内部パネル2228に完全に付着されたままであることを示す。パッケージ2200の配向及びユーザによって適用されている開放力又は張力に応じて、パッケージ2200は、閉鎖フラップ2270が脆弱線2272に沿って内部パネル2224に完全に付着されたままである一方で、閉鎖フラップ2271が脆弱線2273に沿って内部パネル2228から完全に取り外されるように、ユーザによって開放位置に向かって位置付けられ、かつ操作されてもよい。したがって、パッケージ2000に関連した図52に示される完全に閉鎖位置から、図59に示される部分的開放位置にパッケージ2200を移動させることは、第2のパウチ2214の脆弱線2273に沿って、第2のパウチ2214の内側パネル2228に付着される第2のパウチ2214の内側閉鎖フラップ2071を分離することなく、第1のパウチ2212の脆弱線2272に沿って、第1のパウチ2212の内側パネル2224から第1のパウチ2212の内側閉鎖フラップ2270を分離することを含む。これが、第1のパウチ2212を開放させて、第1のパウチ2212内の製品90へのアクセスを提供する一方で、第2のパウチ2214は、封着されたままであり、第2のパウチ2214内の製品90へのアクセスを制限する。
あるいは、パッケージ2200は、閉鎖フラップ2270、2271のうちの1つのみがその個々の内部パネル2224、2228から最初に完全に取り外される代わりに、ユーザによって適用される開放力が、閉鎖フラップ2270、2271の両方がそれらのそれぞれの脆弱線2272、2273に沿って、それらのそれぞれの内部パネル2224、2228から実質的に同時に分離するような、脆弱線2272、2273における張力を引き起こし得るように、開放位置に向かってユーザによって位置付けられ、かつ移動させられてもよい。「実質的に同時に」は、閉鎖位置(図51)から完全開放位置(図54)への第1及び第2のパウチ2212、2214の移動中、閉鎖フラップの両方が、それらのそれぞれの脆弱線2272、2273に沿ってそれらのそれぞれの内部パネル2224、2228から分離し、かつそれらのそれぞれのパウチ2212、2214を開放して、消費者にパウチ2212、2214内の製品90へのアクセスを提供することを意味すると理解される。
閉鎖フラップ2270、2271が、パッケージ2200の位置決め及びユーザの各手によって適用される相対的な開放力に基づき、順次に、又は概して同時にそれらのそれぞれの内部パネル2124、2128から分離し得る一方で、パッケージ2200は、脆弱線2272又は2273のうちの一方が、脆弱線2272、2273のうちの他方の前に引き裂かれて、パウチ2212、2214のうちの所定の一方へのアクセスを最初に提供するように構成され得る。例えば、脆弱線2273のうちの一方によって形成されるV字形はそれぞれ、パウチ2012、2214の底端部2054、2060のうちの一方により近く下向きに延在して、最初の開放のために選択されたパウチの底端部により近く位置付けられる、選択されたV字形の優先的な主要な開放を容易にしてもよい。あるいは、脆弱線2272、2273のうちの一方は、それが脆弱線2272、2273のうちの他方の前に最初に優先的に開放するようにより脆弱であってもよい。別の代替方法では、脆弱線2272、2273のうちの一方は、開放位置に向かうパッケージ2200の操作後、ノッチを含む脆弱線が最初に優先的に穿孔するように、引裂ノッチを含んでもよい。
消費者が、1つ以上の引裂が脆弱線2272又は2273のうちの一方を伝搬して、パウチ2212又は2214のうちの一方へのアクセスを提供するようにパッケージ2200を操作した後、次いで、パッケージ2200の更なる操作が、パウチ2212又は2214のうちの一方へのアクセスを提供するために、脆弱線2272又は2273のうちの他方を通って引き裂かれてもよい。有利に、例えば、図60に示されるように、これは、パウチのうちの一方がアクセスされることを可能にすることができる一方で、他方のパウチは、例えば、パウチのうちの一方の内容物が取り出されるまで、閉鎖又は封着されたままである。
パッケージが図60に示される部分的開放位置にあると、第2のパウチ2214を開放し、その内部にアクセスしたいと思う消費者は、第1のパウチ2212を把持し、第1のパウチ2212を図61中の矢印によって示される方向に、図53〜54に示される完全開放位置に向かって移動してもよい。具体的に、図61中の矢印によって示される移動は、外側ヒンジ2216から離れた方向に第1のパウチ2212の底端部2254を移動させることと、第2のパウチ2214の底端部2260から離れた方向に第2のヒンジ2215を移動させることと、を含む。第2のパウチ2214から離れた図61に示される方向への第1のパウチ2212の移動は、図61に示されるように、第2のパウチ2214の底端部2260から離れた方向に、第2のヒンジ2215が外側ヒンジ2216よりも第2のパウチ2214の底端部2260から更に離れた位置まで、第2のヒンジ2215を移動させることを含む。換言すれば、図61の第2のヒンジ2215から第2のパウチ2214の底端部2260までの距離は、外側ヒンジ2216から第2のパウチ2214の底端部2260までの距離よりも大きい。52.同様に、第1のパウチ2212を移動させることは、パッケージ2200の長さを増加させるために、第2のパウチ2214の底端部2260から離れた方向に、第1のパウチの底端部2254を移動させることを含む。「パッケージの長さ」が、外側ヒンジ2216及び底端部2054、2260に垂直な線に沿った、第1のパウチ2212の底端部2254と第2のパウチ2214の底端部2260との間の距離を意味すると理解されることが理解される。
図61に示されるような第2のパウチ2214から離れた第1のパウチ2212の移動は、脆弱線2273における1つ以上の引裂を介した、内部パネル2228から離れた閉鎖フラップ2271の取り外しを促進して、第2のパウチ2214を開放し、それにより、図61に示されるように、アクセスのために第2のパウチ2214内に保管される食品90を消費者に露出する。第2のパウチ2214を開放するための、脆弱線2273における1つ以上の引裂を介した、内部パネル2228から離れた閉鎖フラップ2271の取り外しが、例えば、開放中の使用される開放力及びパッケージ2200の配向に応じて、図61に示されるパッケージ2200の配置の前又は後に生じてもよいことが理解されるであろう。第1のパウチ2212は、パッケージ2200が図53〜54に示され、かつパッケージ2000を参照して記載されるように、その完全開放位置に到達するまで、図61の矢印の方向に消費者によって移動させられてもよい。
図53〜54に示されるような、パッケージ2000の閉鎖フラップ2070、2071のそれらの完全開放位置における位置は、消費者がパウチ2012、2014の開口部2018、2020を通じて食品90の部分を取り出すことを容易にする。具体的に、脆弱線2072が直線であるパッケージ200とは異なり、脆弱線2072及び2073は、更にパッケージ2000のそれらのそれぞれの底端部2054及び2060に向かって曲線であり、パッケージ2000は、図53に示されるように開放し、パッケージ200(図13を参照されたい)によって露出されるよりも多くの食品90を消費者に露出させて、パウチ2012及び2014のそれぞれからの食品90の潜在的により容易な取り出しを促進する。
閉鎖フラップ2070及び2071が図53〜54に示されるように、それらの完全開放位置にあると、消費者は、開口部2018及び2020を通じてパウチ2012及び2014から食品90の部分を取り出すことができる。パッケージ200の閉鎖フラップ270及び271と同様に、パッケージ2000の閉鎖フラップ2070及び2071は、閉鎖フラップ2070、2071のうちの一方又は両方の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ2000がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、パッケージ2000のための新鮮さシール及び/又は不正開封防止特徴を提供する。
閉鎖フラップ2070、2071が図54に示されるようにそれらの完全開放位置にあると、閉鎖フラップ2070、2071の付着されていない部分は、それらが、それらのそれぞれのパウチ2012、2014から不注意に滑り出ることから食品90を制限する構造特徴を提供するように、有利に位置付けられる。
パッケージ2000及び2200は、図6〜10に示される方法と実質的に同様である方法を介して形成され得、違いのうちのいくつかは、第2の閉鎖フラップ2071及び第2の脆弱線2073の形成、脆弱線2072及び2073の位置及び形状、接着剤2074及び2096が適用される位置、並びに閉鎖フラップ2070及び2071のどの部分もパウチ2012、2014のそれらのそれぞれの内部パネル2024、2028の上で折り畳まれないという事実である。
パッケージ2000、2200はそれぞれ、図51に示される任意のストラップ2099を含んでもよい。ストラップ2099は、例えば、図53〜54に示される閉鎖フラップ2070、2071とヒンジ領域2016との間に形成される開口部を通過し、かつ巻き付いてもよい。あるいは、ストラップ2099の端部は、ストラップ2099がパッケージ2000の内部を通過しなくてもよいように、パッケージ2000の端部シール2062、2064のそれぞれに付着されてもよい。ストラップ2099は、パッケージ2000、2200を手で保持するために使用されてもよく、又は例えば、店内でのディスプレーのフック上にパッケージ2000、2200をかけるために使用されてもよい。一形態では、ストラップ2099は、パッケージ2000、2200を半分に引き裂くために、第1及び第2のパウチ2012、2014又は2212、2214を互いから分離するために使用されてもよい。パッケージ2000の第1及び第2のパウチ2012及び2014、並びにパッケージ2200の第1及び第2のパウチ2212及び2214、並びに本明細書に記載される2つのパウチ及び3つのパウチの実施形態のうちのいずれかの第1及び第2のパウチが、例えば、ユーザがパウチのうちの一方の中の食品90の全てを消費し、空のパウチを捨てたいと思った後に、パウチを互いから引き裂くために、脆弱線に沿って互いから分離されてもよいことが理解されるであろう。
例えば、パッケージ2000を半分に引き裂きたいと思う消費者は、ストラップ2099を第1及び第2のパウチ2012、2014の底端部2054、2060から離れた方向に引き、消費者によって適用されている開放力が、ストラップ2099にパッケージ2000を形成する可撓性材料における引裂を引き起こさせるようにする。ヒンジ領域2016が、ストラップ2099が最初に位置付けられてもよいクリースと、ストラップ2099がパッケージ2000を形成する可撓性材料を通って引き裂かれるための任意の脆弱線とを提供するため、引裂は、ヒンジ領域2016を通ってもよい。一形態では、第1及び第2のパウチ2012、2014が上記の通り、消費者によって適用されている力に応じて互いから離れて、ストラップ2099へと引き裂かれ得る、優先的な引裂点(複数可)を促進するために、引裂ノッチは、ヒンジ領域2016において、又はその近くに作製されてもよい。一形態では、パウチ2012、2014の間の引裂を促進するパッケージ2000を形成するフィルムの部分は、単軸フィルムであってもよい。
別の形態に従ったパッケージ2100は、図55〜58に示される。パッケージ2100は、図48〜54のパッケージ2000と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ2000の態様と同様であるパッケージ2100の態様は、同様の参照番号で示されているが、「21」が前置きされている。上記のパッケージのほとんどとは異なり、パッケージ2100は、可撓性フィルムの単一のシートから形成されない。
パッケージ2100は、それが閉鎖した底端部2154及び2160を有する2つのパウチ2112及び2114から形成されるという点で、図48〜54のパッケージ2000と同様である。パッケージ2100のパウチ2112及び2114は、図57〜58に示されるように、端部シール2162、2164、2166、及び2168を有する。パッケージ2000と同様に、パッケージ2100は、2つの閉鎖フラップ2170及び2171を含む。図55に示されるように、第1の閉鎖フラップ2170は、第1の脆弱線2172に沿って第1のパウチ2112の内部パネル2124に付着され、第2の閉鎖フラップ2171は、第2の脆弱線2173に沿って第2のパウチ2114の内部パネル2128に付着される。
パッケージ2000とは異なり、2つのパウチ2112及び2114は両方、フィルムの単一のシートから形成されないが、それぞれ、フィルム、ホイル、紙、又は他の材料の別個のシートから形成される。更に、パッケージ2000とは異なり、パッケージ2100は、図55に示されるように、パウチ2112及び2114が接着剤又は任意の他の好適な方法を介して別個に付着される、外部カバー2102を含む。カバー2102は、板紙、ボール紙、プラスチック、又はこれらの組み合わせなどの硬質材料から形成されてもよい。図55に示される形態では、カバー2102は、パウチ2112、2114の間に位置する中央部分2104を含む。カバー2012の中央部分2104は、例えば、図58に示されるように、フラップ2170及び2171の部分が取り外し不可能に付着される、接着材料2198を含む。カバー2102及びパウチ2112、2114は、任意の好適な接着剤、コールドシールなどを介して付着されてもよい。
パッケージ2000と同様に、パッケージ2100のフラップ2170及び2171の部分は、閉鎖フラップ2170及び2171の取り外し不可能な付着をもたらすように選択される接着剤2074を介して、互いに取り外し不可能に付着される。パッケージ2000が図56に示される閉鎖位置にある場合、閉鎖フラップ2070及び2071が1つの接着ストリップ2096を介して互いに付着される、パッケージ2000とは異なり、閉鎖フラップ2170及び2171は、複数の離間した接着剤ドット2174を介して、互いに付着される。図55の接着ストリップ2198及び接着剤ドット2174の数及び位置が、例示目的のみで示されていること、並びに単一の接着ストリップ2198が、2つ以上の接着ストリップ若しくは2つ以上の接着剤ドット、又は他の形状の1つ以上の接着範囲に置き換えられてもよい一方で、接着剤ドット2174が、ストリップ又はドット以外の形状の単一の接着ストリップ、2つ以上の接着ストリップ、又は1つ以上の接着範囲に置き換えられてもよいことが理解されるであろう。更に、接着剤2174及び2198は、ホットメルトグルー、任意の他の接着剤、又は別の好適な手段、例えば、ヒートシーリング、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などの形態であってもよい。
パッケージ2000が図56の閉鎖位置から、図57中の方向矢印によって示される方向に、図58の開放位置に向かって移動するとき、パウチ2112、2114は、本のような様式でパッケージ2100を開放するように、互いから離れてヒンジ2116を中心にして移動し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。パッケージ2100の開放中、パウチ2112、2114は、図57に示されるように、消費者によって適用されている開放力が脆弱線2172及び2173のうちの一方又は両方において引裂を開始する位置まで、互いから離れて移動する。
図57中、パッケージ2100は、閉鎖フラップ2170が脆弱線2072に沿って第1のパウチ2112の内部パネル2124から部分的に分離し、閉鎖フラップ2071が脆弱線2073に沿って第2のパウチ2014内部パネル2028から部分的に分離している状態で示されている。閉鎖フラップ2170及び2171の両方が、パッケージ2100のその開放位置への移動と概して同時に、それらのそれぞれの内部パネル2124及び2128から分離し得る一方で、パッケージ2100は、脆弱線2172又は2173のうちの一方が、パウチ2112又は2114のうちの一方にアクセスするように最初に引き裂かれるように構成され得る。例えば、脆弱線2172、2173のうちの一方は、それが最初に優先的に開放するように、より脆弱であってもよい。あるいは、脆弱線2172、2173のうちの一方は、開放位置に向かうパッケージ2100の操作後、ノッチを含む脆弱線が最初に優先的に穿孔するように、引裂ノッチを含んでもよい。引裂が脆弱線2072、2073のうちの一方に伝搬した後、次いで、パッケージ2100の更なる操作が、パウチのうちの他方に後にアクセスするために、脆弱線2172又は2173のうちの他方を通って引き裂かれてもよい。有利に、パッケージ2200に関連した上記のように、これは、パウチのうちの一方がアクセスされることを可能にすることができる一方で、他方のパウチは、例えば、パウチのうちの一方の内容物が取り出されるまで、閉鎖又は封着されたままである。
パッケージ2000及び2200の閉鎖フラップ2070、2071及び2270、2271と同様に、パッケージ2100の閉鎖フラップ2170、2171は、閉鎖フラップ2170、2171のうちの一方又は両方の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ2100がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、パッケージ2100のための新鮮さシール及び/又は不正開封防止特徴を提供する。
カバー2102などのカバーを有さない、図54のパッケージ2000とは異なり、パッケージ2100が図58に示される開放位置にあるとき、図58に示されるように、ヒンジ線2116に近接した第1の閉鎖フラップ2170の一部分2192は、パウチ2112の外側壁2122の内側表面2136にではなく、カバー2012の中央範囲2104に付着されたままであり、ヒンジ線2116に近接した第2の閉鎖フラップ2171の一部分2194は、パウチ2114の外側壁2126の内側表面2140にではなく、カバー2012の中央範囲2104に付着されたままである。
パッケージ2100が開放位置にある場合、図58に示されるように、閉鎖フラップ2170及び2171が、それらのそれぞれの内部パネル2124及び2128からのそれらの分離によって開放すると、閉鎖フラップ2170及び2171の部分は、接着剤ドット2174を介して互いに付着されたままである。脆弱線2072及び2073と同様に、脆弱線2172及び2173は、それらのそれぞれの側縁部2154及び2160に向かって曲線であり、パッケージ2100が図58に示されるように開放していると、より多くの食品90が消費者に露出されて、パウチ2112、2114のそれぞれからの食品の容易な取り出しを促進する。互いに付着されず、かつ足部分2092、2094に実質的に垂直ではない部分を含む、図54のパッケージ2000の閉鎖フラップ2070、2071とは異なり、図58に示されるそれらの開放位置の閉鎖フラップ2170、2171は、互いに完全に付着され、かつ足部分2192、2194に対して実質的に垂直に位置付けられて、消費者が開口部2118及び2120を通じてパウチ2112及び2114から食品90の部分を取り出すことを促進する。
パッケージ2100は、図6〜10に示される方法と実質的に同様である方法を介して形成され得、違いのうちのいくつかは、互いとは別々の第1及び第2のパウチ2112及び2114の形成、好適な材料の単一のシートからのカバー2102の形成、第1及び第2のパウチ2112及び2114のカバー2102への付着、接着剤2174及び2198の位置及び数、並びに閉鎖フラップ2170及び2171のどの部分もそれらのそれぞれの内部パネル2124及び2128の上で折り畳まれないという事実である。
別の形態に従ったパッケージ2300は、図62〜63に示される。参照しやすくするために、上記のパッケージの態様と同様であるパッケージ2300の態様は、同様の参照番号で示されており、「23」が前置きされている。パッケージ2300は、それが可撓性フィルムの単一のシートから形成されるという点で、上記のパッケージと同様の一般構造を有し、いくつかの違いは、以下で強調される。
パッケージ2300は、2つのパウチ2312、2314を含む。例えば、パッケージ2000、2100、及び2200とは異なり、パッケージ2300のパウチ2312、2314は、閉鎖フラップを含まない。代わりに、第1のパウチ2312の内部パネル2324は、図62に示されるように、第1の脆弱線2372に沿って第2のパウチ2314の内部パネル2328に付着される。パッケージ2300が可撓性フィルムの1つのシートから形成されるため、パウチ2312及び2314の外側壁2322及び2326はそれぞれ、一緒に引き寄せられて、パッケージ2300のヒンジ部分2316に近接してフィンシール2321を形成する。フィンシール2321を形成する外側壁2322、2326のそれぞれは、接着剤2374、例えば、ヒートシール、コールドシール、ホットメルト、感圧接着剤などを介して互いに付着されて、パッケージ2300を封着する。接着剤2374は、好ましくは、図62に示されるように、端部の互いへの取り外し不可能又は永久的な付着(通常の使用で)をもたらすように選択される。パッケージ2300が図62の閉鎖位置から図63の開放位置に向かって移動するとき、パウチ2312及び2314は、本のような様式でパッケージ2300を開放するように、互いから離れてヒンジ2316を中心にして移動し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。
パッケージ2300の開放中、パウチ2312、2314は、ヒンジ2316を中心にして、かつ脆弱線2372に対して、互いから離れて、消費者によって適用されている開放力又は張力が脆弱線2372において1つ以上の引裂を開始して、内部パネル2324及び2328の互いからの分離を可能にする位置まで移動する。パッケージ2300が消費者によって完全開放位置に移動させられると、内部パネル2324及び2328は、脆弱線2372に沿って互いから完全に分離し、パウチ2312、2314のそれぞれの中の食品90は、消費者にアクセス可能である。
上記に記載され、かつ図62に示される脆弱線2372の代替方法として、パッケージ2300は任意に、図62に示される位置において、又はその近くで、内部パネル2324及び2328のそれぞれの上に脆弱線2373を含んでもよい。この任意の実施形態では、パッケージ2300の開放中、パウチ2312、2314は、ヒンジ2316を中心にして互いから離れて、消費者によって適用されている開放力又は張力が脆弱線2373のうちの一方又は両方において1つ以上の引裂を開始して、脆弱線2373のうちの一方又は両方に沿った内部パネル2324及び2328のうちの一方又は両方の一部分の分離を可能にして、パウチ2312、2314のうちの一方又は両方の中の食品90へのアクセスを可能にする位置まで移動する。内部パネル2324のうちの一方のみの一部分がそのそれぞれの脆弱線2373に沿って分離して、第1のパウチ2312のみの中の食品90へのアクセスを提供する場合、消費者は、内部パネル2328の一部分をそのそれぞれの脆弱線2373に沿って分離して、第2のパウチ2314内の食品90へのアクセスを提供するように、パッケージ2300を操作してもよい。
パッケージ2300の脆弱線2372、並びにパッケージ2300の代替の実施形態の脆弱線2373のそれぞれが、例えば、図63(脆弱線2372に沿って伝搬される引裂を示す)に示されるように、直線(かつパウチ2312、2314の底端部2354、2360に実質的に平行)であってもよい一方で、脆弱線2372(及び代替の脆弱線2373)が図43にあるように傾斜(パウチ2312、2314の底端部2354、2360に非平行)してもよいか、又は図49にあるように弓状であってもよいか、又は図61にあるように不規則形状であってもよいことが理解されるものとする。
任意に、脆弱線2373の上の(例えば、図48中の接着材料2096の位置と同様の位置における)内部パネル2324及び2328の部分は、接着材料を介して互いに付着されてもよい。接着材料は、接着材料2096と同様又は同一であってもよく、閉鎖フラップ2370及び2371の内部パネル2324及び2328の互いへの取り外し不可能又は永久的な付着をもたらすように選択される。
そのような接着材料が存在し、内部パネル2324及び2328の部分を互いに付着させる形態では、代替のパッケージ2300の開放中、パウチ2312、2314は、ヒンジ2316を中心にして互いから離れて、消費者によって適用されている開放力又は張力が脆弱線2373のうちの一方又は両方において1つ以上の引裂を開始して、脆弱線2373のうちの一方又は両方に沿った内部パネル2324及び2328のうちの一方又は両方の一部分の分離を可能にして、パウチ2312、2314のうちの一方又は両方の中の食品90へのアクセスを可能にする位置まで移動する。パッケージ2300が消費者によって完全開放位置に移動させられると、内部パネル2324及び2328の部分は、脆弱線2373に沿ってそれらのそれぞれのパネル2324、2328から順次又は同時に完全に分離して、図59〜61に示される方法と概して同様の方法で、パウチ2312、2314内の食品90へのアクセスを提供してもよい。
図63の開放位置から図62の閉鎖位置にパッケージ2300を再閉鎖したいと思う消費者は、パウチ2312の内部パネル2324上の接着範囲2376がパウチ2314の内部パネル2328の外側表面2346と接触し、かつ取り外し可能に付着されて、パッケージ2300の複数の再閉鎖及び開放を可能にするように、パウチ2312及び2314を、ヒンジ2316を中心にして互いに向かって移動させて戻すことができる。
別の形態に従ったパッケージ2400は、図64〜70に示される。パッケージ2400は、図48〜54のパッケージ2000と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ2000の態様と同様であるパッケージ2400の態様は、同様の参照番号で示されているが、「24」が前置きされている。パッケージ2400は、それが可撓性フィルムのウェブの単一のシート又は部分から形成され得るという点で、上記のパッケージのうちのいくつかと同様の一般構造を有する。パッケージ2400の特徴が明確にするために誇張されており、正確な縮尺率で描かれることを意図していないことが理解されるであろう。
パッケージ2400は、2つのパウチ2012及び2014から形成されるパッケージ2000とは異なり、パッケージ2000のパウチ2012、2014と同様の第1及び第2のパウチ2412及び2414に加えて、パッケージ2400が、ヒンジ2443を中心にして第2のパウチ2414に対して移動可能に付着される第3のパウチ2435を含むという点で、図48〜54のパッケージ2000とは異なる。図64〜70に示される実施形態において、第3のパウチ2435は、有利に、同様の幅を有する2つのパウチのパッケージ2000と比較して、食品90のための追加の保存容量を有する3つのパウチのパッケージ2400を提供する。第3のパウチ2435は、任意に、以下でより詳細に記載されるように、使用後に第1及び第2のパウチ2412及び2414から分離され、かつ廃棄され得る。
3つのパウチのパッケージ2400は、それが閉鎖した底端部2454及び2460を有する底端部2412及び2414を含むという点で、図48〜54の2つのパウチのパッケージ2000と同様である。図68に示される形態では、3つのパウチのパッケージ2400は、第1のパウチ2412の底端部2454が折り畳みによってではなく、気密シールを形成するために接着剤2474aを介して、外側壁2422の内側表面2436の一部分を内部パネル2424の内側表面2444の一部分に封着することによって形成されるという点で、2つのパウチのパッケージ2000とは異なる。3つのパウチのパッケージ2400はまた、2つのパウチのパッケージ2000のパウチ2014の底端部2060とは異なり、3つのパウチのパッケージ2400の第2のパウチ2414の底端部2460が折り畳みによってではなく、任意に、気密シールを形成するために接着剤2474bを介して、外側壁2426の内側表面2440の一部分を内部パネル2428の内部表面2448の一部分に封着することによって形成されるという点で、2つのパウチのパッケージ2000とは異なる。3つのパウチのパッケージ2400のパウチ2412及び2414は、図70に示されるように、端部シール2462、2464、2466、及び2468を有する。端部シール2462、2464、2466、及び2468のうちの1つ以上が理解されるであろう。
パッケージ2000と同様に、パッケージ2400は、第1の閉鎖フラップ2470を有する第1のパウチ2412と、第2の閉鎖フラップ2471を有する第2のパウチ2414とを含む。第1のパウチ2412の第1の閉鎖フラップ2470は、第1の脆弱線2472に沿って第1のパウチ2412の内部パネル2424から分離可能である。同様に、第2の閉鎖フラップ2471は、図68及び70に示されるように、第2の脆弱線2473に沿って第2のパウチ2414の内部パネル2428に取り外し可能に付着される。
パッケージ2400が図64及び68に示される閉鎖位置にあるとき、第1及び第2のパウチ2412及び2414の第1及び第2の閉鎖フラップ2470及び2471の部分はそれぞれ、図68に示されるように、閉鎖フラップ2470の一部分が、パウチ2412の内部パネル2424から第1のパウチ2412の外側壁2422に向かって延在し、かつ接着剤2474cを介して、第1のパウチ2412の外側壁2422の内側表面2436に付着されるように、配向される。同様に、閉鎖フラップ2471は、図68に示されるように、第2のパウチ2414の内部パネル2428から第2のパウチ2414の外側壁2426に向かって延在し、また接着剤2474cを介して、第2のパウチ2414の外側壁2426の内側表面2440に付着される。
図68に示される形態では、接着材料2474cは、閉鎖フラップ2470及び2471をそれらのそれぞれの外側壁2422及び2426に封着し、かつ第1及び第2のパウチ2412及び2414の間で、ヒンジ範囲2416に沿って、第1のパウチ2412の頂端部2450から第2のパウチ2414の頂端部2452まで延在する。したがって、パッケージ2400が閉鎖位置にあるときに、閉鎖フラップ2470及び2471が接着剤2474cを介して、外側壁2422、2426のそれらのそれぞれの内側表面2436、2440に付着されるとき、第1及び第2のパウチ2412、2414内の食品90へのアクセスは、図68からわかるように、閉鎖フラップ2470、2471によって遮断される。
接着材料2474cが、第1のパウチ2412の頂端部2450から第2のパウチ2414の頂端部2452まで連続して延在する、単一の接着層として、図68に示されているが、代替のアプローチにおいて、2つの別々の接着剤が、閉鎖フラップ2470及び2471をそれらのそれぞれの外側壁2422及び2426に封着するために使用されてもよいことが理解されるであろう。このアプローチにおいて、ヒンジ範囲2416は、図68にあるような接着剤2474cによって互いに封着されるフィルムの2つの層を含まないが、図48のヒンジ範囲2016によって示されるものと同様の可撓性フィルムの折り畳みを含む。
2つのパウチのパッケージ2000の閉鎖フラップ2070及び2071と同様に、3つのパウチのパッケージ2400の閉鎖フラップ2470及び2471は、接着材料2496を介して互いに付着される。接着材料2496は、接着材料2474a、2474b、2474cと同一であっても、又は異なってもよく、閉鎖フラップ2470及び2471を互いに付着させるように選択される。接着材料2474a、2474b、2474cは、パウチ2412及び2414の閉鎖した頂端部及び底端部を形成するために、第1及び第2のパウチ2412及び2414の外側壁及び内部パネルを付着させるように選択される。接着材料2474a、2474b、2474c、及び2496は、ホットメルトグルー、ヒートシール、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などの形態であってもよい。
3つのパウチのパッケージ2400の第3のパウチ2435は、第1及び第2のパウチ2412及び2414と実質的に同様の構造を有する。第3のパウチ2435は、外側表面2447と内側表面2449とを有する外側壁2445、外側壁2445の反対側にあり、かつ外側表面2453と内側表面2455とを含む、内部パネル2451を含む。第2のパウチ2414の底端部2460と同様に、第3のパウチ2435の底端部2457は、図68に示されるように、気密シールを形成するために、接着剤2474dを介して、外側壁2445の内側表面2449の一部分を内部パネル2451の内側表面2455の一部分に封着することによって形成される。3つのパウチのパッケージ2400の第3のパウチ2435は、例えば、図70に示されるように、第1及び第2のパウチ2412及び2414の2462、2464、2466、及び2468の端部シールと同様の端部シール2467及び2469を有する。
第1のパウチ2412の閉鎖した底端部2454と同様に、第3のパウチ2435の閉鎖した頂端部2459は、図68に示されるように、任意に、気密シールを形成するために、接着剤2474dを介して、パウチ2435の外側壁2445の内側表面2449の一部分を、パウチ2435の内部パネル2453の内側表面2455の一部分に封着することによって形成される。図68に示される実施形態では、単一の接着剤2474aは、第2のパウチ2414の閉鎖した底端部2460及び第3のパウチ2435の閉鎖した頂端部2459を封着するために使用される。第1のパウチ2412の閉鎖した底端部2460から第3のパウチ2435の閉鎖した頂端部2459まで連続して延在する、単一の接着剤2474の代わりに、2つの別々の接着剤が、第2のパウチ2414の底端部2460及び第3のパウチ2435の閉鎖した頂端部を封着するために使用されてもよいことが理解されるであろう。このアプローチにおいて、第3のパウチ2435が中心にして開放するヒンジ範囲2443は、図68にあるような接着剤2474aによって互いに封着されるフィルムの2つの層を含まないが、図48のヒンジ範囲2016によって示されるものと同様の可撓性フィルムの折り畳みを含む。
第3のパウチ2435は、第3の脆弱線2439に沿って第3のパウチ2435の内部パネル2451から分離可能な第3の閉鎖フラップ2437を含む。第3の閉鎖フラップ2437の一部分は、図68に示されるように、第2のパウチ2414の外側壁2422に付着される。具体的には、第3のパウチ2435の内部パネル2451の外部表面2453の一部分は、接着剤2496によって、第1のパウチ2412の外側壁2422の外部表面2434の反対部分に付着される。接着剤2496は、第3の脆弱線2439に沿って閉鎖フラップ2437を分離するために必要とされる強度が、接着剤2496を介した閉鎖フラップ2437の外側パネル2422への付着を破断するために必要とされる強度よりも小さいように、第1のパウチ2412の外側パネル2422に第3のパウチ2435の閉鎖フラップ2437を付着させるように選択される。閉鎖フラップ2437の一部分はまた、図68に示されるように、第3のパウチ2435の頂端部2459において第3のパウチ2435を封着するために、接着剤2474aを介して外側壁2445の内側表面2449に付着される。したがって、3つのパウチのパッケージ2400が閉鎖位置にあるとき、第3のパウチ2435内の食品90へのアクセスは、図68からわかるように、閉鎖フラップ2437によって遮断される。
3つのパウチのパッケージ2400を開放するために、パッケージ2400は、ユーザによって把持され(図69に示される親指の例示的な位置)、第3のパウチ2435を図64の閉鎖位置から、図69中の矢印によって示される方向に、図69〜70の開放位置に向かって移動させるように操作されてもよい。図64の閉鎖位置から図69の開放位置に移動するとき、第3のパウチ2435は、ヒンジ2443を中心にして第1のパウチ2412から離れて枢動して、本のような様式で3つのパウチのパッケージ2400を部分的に開放し、かつパウチ2435内の食品90へのアクセスを提供し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。3つのパウチのパッケージ2400が図69に示されるように部分的に開放していると、第1及び第2のパウチ2412、2414は、封着されたままであることができ、有利に、第1及び第2のパウチ2412、2414内の食品90の新鮮さを保持する一方で、ユーザは、3つのパウチのパッケージ2400の第3のパウチ2435内の食品90を消費してもよい。
図64の閉鎖位置から図69に示される方向へのユーザによる3つのパウチのパッケージ2400の開放中、3つのパウチのパッケージ2400の第3のパウチ2435及び第2のパウチ2012が互いから離れて移動すると、消費者によって適用される開放力又は張力が第3のパウチ2435の内部パネル2451において、脆弱線2439における1つ以上の引裂を開始する位置に到達する。これは、第3のパウチ2435の内部パネル2451からの閉鎖フラップ2437の分離なしで、図69にあるような部分的に開放された3つのパウチのパッケージ2400を有するために必要とされる長さよりも短い、閉鎖フラップ2437の長さによって、3つのパウチのパッケージ2400が部分的に開放、制御されると、閉鎖フラップ2437において増加した張力を有することによって達成され得る。
図69中、3つのパウチのパッケージ2400は、閉鎖フラップ2437を脆弱線2439に沿って第3のパウチ2435の内部パネル2451から分離させるために、十分な開放力が適用されている、部分的開放位置において示される。3つのパウチのパッケージ2400が図69に示される部分的開放位置にあると、ユーザは、3つのパウチのパッケージ2400を図70の完全開放位置まで開放する必要なく、第3のパウチ2435内の食品90にアクセスできる。換言すれば、第3のパウチ2435の食品90が消費され得る一方で、第1及び第2のパウチ2412及び2414は、封着されたままであり、第1及び第2のパウチ2412及び2414内の食品90の新鮮さを保持する。
3つのパウチのパッケージ2400が、図69に示される部分的開放位置まで最初に開放された後に再閉鎖されることを可能にするために、パウチ2435の内部パネル2451の外側表面2453は、図68及び70に示されるように、任意の接着範囲2476aを含む。図69の開放位置から図64の閉鎖位置に3つのパウチのパッケージ2400を再閉鎖したいと思う消費者は、接着範囲2476aが第1のパウチ2412の外側壁2422の外側表面2434と接触し、かつ付着するように、第1のパウチ2412及び第3のパウチ2435を、ヒンジ2443を中心にして互いに向かって引き寄せる。パッケージ2400がそのように再閉鎖されるとき、食品90は、第3のパウチ2435内に含まれ、3つのパウチのパッケージ2400から落ちることから制限される。3つのパウチのパッケージ2400は、第3のパウチ2435がもはや食品90を残していない後に、消費者が第1及び第2のパウチ2412及び2414を開放することなく、第2のパウチ2414から第3のパウチ2435を取り外し、かつ第3のパウチ2435を廃棄することを可能にする、図68に示されるような、第2のパウチ2414の底端部2460と第3のパウチ2435の頂端部2459との間の任意の脆弱線2461を含んでもよい。
3つのパウチのパッケージ2400を図69の部分的開放位置から図70の完全開放位置に開放するために、3つのパウチのパッケージ2400は、ユーザによって把持され(図70に示される親指の例示的な位置)、第1のパウチ2412を、図69のその位置から図70の開放位置に向かって移動させるように操作されてもよい。閉鎖位置から開放位置に向かって移動するとき、第1のパウチ2412は、図70に示されるように、ヒンジ2416を中心にして、消費者によって適用される開放力又は張力が脆弱線2472、2473のうちの一方又は両方において1つ以上の引裂を開始する位置に到達するまで、第2のパウチ2414から離れて移動して、第1及び第2の閉鎖フラップ2470及び2471をそれらのそれぞれのパウチ2412及び2414から分離し、かつ本のような様式でパッケージ2400を完全に開放し、3つ全てのパウチ2412、2414、及び2435内の食品へのアクセスを提供し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。
3つのパウチのパッケージ2400の第1及び第2のパウチ2412及び2414が、図70に示される完全開放位置まで最初に開放された後に再閉鎖されることを可能にするために、第2のパウチ2414の内部パネル2428の外側表面2446は、図68及び70に示されるように、任意の接着範囲2476bを含む。図70の開放位置から図69の部分的開放位置に3つのパウチのパッケージ2400を再閉鎖したいと思う消費者は、接着範囲2476bがパウチ2412の外側壁2424の外側表面2442と接触し、かつ付着するように、第1及び第2のパウチ2412及び2414を、ヒンジ2416を中心にして互いに向かって引き寄せる。3つのパウチのパッケージ2400がそのように再閉鎖されるとき、食品90は、第1及び第2のパウチ2412及び2414内に含まれ、3つのパウチのパッケージ2400から落ちることから制限される。1つのアプローチでは、3つのパウチのパッケージ2400は、第1又は第2のパウチ2412、2414のうちの一方がもはやその中に食品90を残していない後に、消費者が空のパウチ2412又は2414を取り外し、かつ廃棄することを可能にする一方で、まだ食品90を中に含む他方のパウチ2412又は2414を保持する、図68に示されるような、第1のパウチ2412の頂端部2450と第2のパウチ2414の頂端部2452との間の任意の脆弱線2463を含んでもよい。
パッケージ2400は、可撓性材料2500の単一のシート又はウェブから製造され得る。可撓性材料2500は、1つ以上のポリマー、ラミネート、金属化ポリマー、紙などから作製されるフィルムであってもよい。方法の例示を明確にするために、単一のパッケージ2400が製造され得る可撓性フィルム2500の一部分が、図65〜67に示される。図65に示される可撓性フィルム2500の例示的な単一のシートは、前縁部2508と、後縁部2506と、第1の長手方向の側縁部2502と、第2の長手方向の側縁部2504と、上向き表面2510とを有する。前縁部2508及び後縁部2506が、前縁部2508が後縁部になってもよく、後縁部2506が前縁部になってもよいように、かつ図65〜67に示されるシートがより長いフィルムのウェブの一部であってもよいように製造する方法において、機械方向の配向に応じて逆であってもよいことが理解されるであろう。
可撓性フィルム2500が機械方向に移動すると、食品90は、図65に示されるように、可撓性フィルム2500の上向き表面2510上に配置される。具体的には、食品90は、第1、第2、及び第3のパウチ、2412、2414、及び2435の外側壁2422、2426、及び2445をそれぞれ形成する、フィルム2522、2526、及び2545の範囲上に位置付けられる。可撓性フィルム2500は、フィルム2500が食品90を包むために、図65に示される開放シート構成から図66に示される折り畳まれた構成に、中央折り目線2512を中心にして約半分に折り畳まれるとき、第1の折り目線2512が可撓性フィルム2500内に形成される、中央折畳み領域を有する。
具体的には、可撓性フィルム2500の前縁部2508は、前縁部2508が後縁部2506を覆うように、折畳み領域2512を中心にして折り畳まれ、かつ後縁部2506に向かって引き寄せられる。前縁部2508は、2つの縁部2506及び2508が同一線上にあるように、図65に示されるように、後縁部2506を直接覆ってもよい。代替のアプローチでは、前縁部2508は、後縁部2506からいずれかの方向にオフセットされてもよい。
可撓性フィルム2500が図66に示されるように一旦折り畳まれると、第1、第2、及び第3のパウチ2412、2414、及び2435の内部パネル2424、2428、及び2451をそれぞれ形成するフィルム2524、2528、及び2551の範囲は、フィルム2522、2526、及び2545の範囲を覆い、食品90を包む。次いで、フィルム2500は、図66に示されるように、中央折り目線2512の一側面上に第2の折畳み領域又は折り目線2516を、かつ中央折畳み領域2512の反対側面上に第3の折畳み領域又は折り目線2543を形成するように、更に折り畳まれてもよい。中央折り目線2512並びに第2及び第3の折り目線2516及び2543が、直線として図65〜66に示されている一方で、第1、第2、及び第3の折り目線2512、2516、及び2543のうちの1つ以上が、非線形又は単一の代わりに可撓性フィルム100の一範囲の形態であってもよいことが理解されるであろう。
可撓性フィルム2500の部分が図66及び67に示されるように折り畳まれるとき、折り目線2512、2516、及び2543が可撓性フィルム2500において作製されてもよいか、又は可撓性フィルム2500が機械方向にフィードロールからほどかれる前若しくは後に、可撓性フィルム2500において予め作製されてもよいことが理解されるであろう。折り目線2512、2516、及び2543が、可撓性フィルム2500の折り畳み前に可撓性フィルム2500において作られるアプローチにおいて、そのような折り目線は、例えば、好適なローラ、レーザなどによって作製され得る。例えば、任意に、折り目線2512、2516、及び2543は、可撓性フィルム2500において作製されなくてもよく、可撓性フィルム2500は、折り目線2512、2516、及び2543なしで折り畳まれてもよい。可撓性フィルム2500が図66に示されるように折り畳まれて、第1の折り目線2512を形成すると、第2の折り目線2516は、形成されたパッケージ2400の第1及び第2のパウチ2412及び2414の間のヒンジ2416に対応し、第3の折り目線2543は、形成されたパッケージ2400の第3のパウチ2435と第2のパウチ2414との間のヒンジ2443に対応する。
可撓性フィルム2500上に食品90を配置する前又は後、かつ可撓性フィルム2500において第1、第2、及び第3の折り目線2512、2516、及び2543を作製する前又は後に、脆弱線2537、2570、及び2571が、図65に示されるように、可撓性フィルム2500において作製される。脆弱線2537、2570、及び2571は、例えば、レーザアブレーション、打抜き、マイクロアブレーション、又は他の好適な手段を使用して、可撓性フィルム2500内に形成され得る。可撓性フィルム100内の脆弱線2537、2570、及び2571は、第1、第2、及び第3のパウチ2412、2414、及び2435の脆弱線2437、2470、及び2471にそれぞれ対応する。
フィルム2500が図66に示されるように折り畳まれると、端部シール2462、2466、及び2467は、例えば、上記のような接着剤、又は別の好適な封着技術(例えば、ヒートシーリング)を使用して、縁部2508に近接して形成されてもよい。例えば、端部シール2462、2464、2466、2468、2467、及び2469が図66中で形成される、図65に示される封着縁2480a、2480b、2480c、2480d、2480e、2480f、2480g、2480hは、パッケージ2500の端部シール2462、2464、2466、2468、2467、及び2469を形成するために封着縁のヒートシーリングを促進するために、金属化範囲を含んでもよい。金属化範囲が可撓性フィルム2500の下面(図65中、上向き表面2510として示される)にあるため、端部シール2462、2464、2466、2468、2467、及び2469の封着縁の縁部と一致する、封着縁2480a、2480b、2480c、2480d、2480e、2480f、2480g、2480の金属化範囲の範囲は、図66中点線で示される。金属化範囲は、例えば、ホイル又は別の反射材料を含むことができる。金属化範囲が任意であり、可撓性フィルム2500が金属化範囲を有さなくてもよく、その場合、そのような範囲が封着領域に対応し得ることが理解されるであろう。
図66を参照すると、第1の脆弱線2572と折り目線2516及び/又は折り目線2516に隣接した封着縁との間の可撓性フィルム2500の範囲2570は、第1のパウチ2412の閉鎖フラップ2470に対応する。第2の脆弱線2573と、折り目線2516及び/又は折り目線2516に隣接した封着縁との間の可撓性フィルム2500の範囲2571は、第2のパウチ2414の閉鎖フラップ2471に対応する。第3の脆弱線2539と折り目線2543及び/又は折り目線2543に隣接した封着縁との間の可撓性フィルム2500の範囲2537は、第3のパウチ2435の閉鎖フラップ2437に対応する。
可撓性フィルム2500が図66に示されるように位置付けられると、接着剤2596、例えば、示されるような単一の細長いストリップ、又は離間した複数のストリップ若しくはドットは、範囲2570に適用され、それは、可撓性フィルム2500が図67に示される構成に折り畳まれるとき、範囲2570及び2571が互いに少なくとも部分的に取り外し不可能に付着されることを可能にする。加えて、任意に、接着剤2576b、例えば、グルードットが、可撓性フィルム2500の範囲2524に適用されてもよい。接着剤2576bは、パッケージ2400の接着範囲2476bに対応し、それは、パッケージ2400が最初に開放された後に、第1及び第2のパウチ2412、2414の再閉鎖を可能にする。
次いで、可撓性フィルムは、図66に示される構成から図67に示される構成に折り畳まれる。具体的には、可撓性フィルム2500の長手方向縁部2502は、折り目線2516が折り目線2543を覆うように、折り目線2516を中心にして折り畳まれ、かつ折り目線2543に向かって引き寄せられる。クリース線2516は、2つの折り目線2516及び2543が同一線上にあるか、又は折り目線2516が任意にいずれかの方向に折り目線2543からオフセットされてもよいように、図67に示されるように、折り目線2543を直接覆ってもよい。
可撓性フィルム2500が図67に示されるように位置付けられると、接着剤2596、例えば、示されるような単一の細長いストリップ、又は離間した複数のストリップ若しくはドットが、範囲2522の一部分に適用される(図66中で範囲2524の下にある)。可撓性フィルム2500が図68に示される最終形成及び閉鎖構成に折り畳まれるとき、接着剤2596は、可撓性フィルム2500の範囲2537が範囲2522の一部分に少なくとも部分的に取り外し不可能に付着されることを可能にする。加えて、任意に、接着剤2576a、例えば、グルードットが、可撓性フィルム2500の範囲2551に適用されてもよい。接着剤2576aは、パッケージ2400の接着範囲2476aに対応し、パッケージ2400が最初に開放された後に、第3のパウチ2435の第1のパウチ2412への再閉鎖を可能にする。
3つのパウチのパッケージ2400が上記の他のパッケージのうちの1つ以上の特徴を交換できるように組み込んでもよいことが理解されるであろう。例えば、3つのパウチのパッケージ2400は、図27に示されるカバー1300と同様の外部カバーと共に使用されてもよい。閉鎖フラップ2470、2471、及び2437がそれらのそれぞれのパウチ2412、2414、及び2435から分離され得る、脆弱線2472、2473、及び2439は、図50及び66に示されるように弓状であってもよく、脆弱線2472、2473、及び2439のうちの1つ以上は、直線であり、かつパッケージ2400が作製される可撓性フィルムの長手方向縁部に平行であるか(例えば、図15にあるように)、又は直線であり、かつ可撓性フィルムの長手方向縁部に非平行であってもよい(例えば、図43にあるように)。更に、閉鎖フラップ2470、2471、及び2437の形状は、図7及び10にあるように矩形であってもよく、又は図59〜61に示されるように、概して郵便封筒のフラップのような形状の不規則形状の閉鎖フラップ2270を有してもよい。加えて、図68に示されるように、それらのそれぞれの内側パネル2424、2428、及び2451の一部として形成される代わりに、閉鎖フラップ2470、2471、及び2437は、それらのそれぞれの内側パネル2424、2428、及び2451の上に折り畳まれ、かつ図5に示されるようなパウチの反対側の壁に、又は図14に示されるような別の閉鎖フラップに付着されてもよい。また、3つのパウチのパッケージ2400が例示されている一方で、パウチの数は単に一例として示されており、4つ、5つ、6つ、又はそれ以上のパウチを有するパッケージが上記の原理に従って製造され得ることが理解されるであろう。
別の形態に従ったパッケージ3000は、図71〜78に示される。パッケージ3000は、図48〜54のパッケージと同様であるが、パウチのうちの一方を2つのパウチのうちの他方の前に優先的に開放するように構成されている。これは、他方のパウチの反対側の内部パネルに取り外し可能に付着されるプルタブを、2つの閉鎖フラップのうちの一方に提供することによって達成される。プルタブは、有利に、開放力が消費者によって適用されるとき、閉鎖フラップのうちの一方及び関連部分の優先的な開放を提供する。換言すれば、消費者がパッケージ3000を開放するとき、パウチのうちの一方の閉鎖フラップのうちの一方の上のプルタブの存在は、このパウチが最初に開放する可能性をより高くする。加えて、いったんプルタブを含むパッケージ3000のパウチが開放されると、プルタブは、消費者が続いてパッケージ3000の第2のパウチを開放するために引っ張ることができる箇所に関して、消費者への視覚的指示を提供する。
パッケージ3000は、図72に示されるように、閉鎖した底端部3054及び3060をそれぞれ有し、かつヒンジ3016においてそれぞれに付着されている、第1のパウチ3012と第2のパウチ3014とを含む。パッケージ3000が閉鎖位置にあるとき、第71及び第2のパウチ3012、3014は、図1に示されるように、互いに当接している。ヒンジ3016は、パッケージ3000の第1及び第2のパウチ3012、3014が、図71及び72閉鎖位置から、互いから離れた方向に(図75及び76の方向矢印によって示される)、第1及び第2のパウチ3012、3014が図77に示されるように互いから離間した部分的開放位置に向かって、ヒンジ3016を中心にして移動することを可能にする。
同様に、パッケージ3000が図77に示される部分的開放位置にあるとき、第1及び第2のパウチ3012、3014は、第1及び第2のパウチ3012、3014が、図71に示されるように互いに当接する閉鎖位置に向かって、ヒンジ3016を中心にして移動することが可能である。パッケージ3000が閉鎖位置(図71)と部分的開放位置(図77)との間で移動するとき、パッケージ10の第1及び第2のパウチ3012及び3014の移動は、本の開閉に似ている。
パッケージ3000の第1及び第2のパウチ3012、3014は、図76に示されるように、食品90、例えば、ガムスティックを含むように構成されている内部を有する。第1及び第2のパウチ3012、3014のそれぞれの中のガムスティックの数(すなわち、5枚)がほんの一例として示されており、第1及び第2のパウチ3012、3014のそれぞれは、5枚未満(例えば、4枚以下)の、又は5枚を超える(例えば、6枚以上)ガムスティックを含んでもよく、それは、個々に包装され得るか、又は個々の包み紙を有しなくてもよい。
ガムスティックは、例示的な消費者製品として示されており、他の消費者製品、例えば、チョコレート、キャンディ、又は非食品が第1及び第2のパウチ3012、3014内に含まれてもよい。加えて、第1及び第2のパウチ3012、3014がそれぞれ、食品90を含むものとして示される一方で、食品90を含む第1及び第2のパウチ3012、3014の両方の代わりに、パッケージ3000が、1つ以上の食品(例えば、ガムスティック)を含む第1のパウチ3012と、1つ以上の非食品、例えば、宝くじ記入及びスクラッチ券、ステッカー、タトゥーシール、又は様々な他の景品を含む第2のパウチ3014とを含んでもよいことが理解されるであろう。あるいは、第1及び第2のパウチ3012又は3014のうちの一方は、空であってもよい。
パッケージ3000の第1及び第2のパウチ3012及び3014はそれぞれ、図72及び76に示されるように、消費者製品へのアクセスを提供するために、以下でより詳細に考察されるように、重なっているそれぞれの閉鎖フラップ3070及び3071が取り外されるときにそれぞれ露出され得る、開口部3018及び3020を有する。パッケージ3000が図78に示される開放位置にあるとき、第1及び第2のパウチ3012、3014の開口部3018、3020は、ヒンジ3016に対向する。
第1のパウチ3012は、図72に示されるように、外壁3022と内部パネル3024とを含む。同様に、第2のパウチ3014は、図72に示されるように、外壁3026と内部パネル3028とを含む。第1のパウチ3012の外壁3022は、ヒンジ3016においてパウチ3014の外壁3026に付着され、第1及び第2のパウチ3012、3014の外壁3022、3026が、開放位置(図77)と閉鎖位置(図71)との間でヒンジ3016を中心にして互いに対して移動することを可能にする。
図72に示されるように、パウチ3012の外壁3022は、外側表面3034と内側表面3036とを有し、第2のパウチ3014の外壁3026は、外側表面3038と内側表面3040とを有する。同様に、図72に示されるように、パウチ3012の内部パネル3024は、外側表面3042と内側表面3044とを有し、第2のパウチ3014の内部パネル3028は、外側表面3046と内側表面3048とを有する。第1及び第2のパウチ3012、3014は、内部パネル3024、3028の内側表面3044、3048が外壁3022、3026の内側表面3036、3040にそれぞれ対向するように構成されている。パッケージ3000が図72に示される閉鎖位置にあるとき、食品90は、内部パネル3024、3028の内側表面3044、3048と、外壁3022、3026の内側表面3036、3040の間で、第1及び第2のパウチ3012、3014内に含まれる。
図77を参照すると、第1のパウチ3012が第1の側縁部3050と、第2の反対側の側縁部3052と、底縁部3054とを有する一方で、第2のパウチ3014は、第1の側縁部3056と、第2の反対側の側縁部3058と、底端部3060とを有する。第1のパウチ3012の外壁3022及び内部パネル3024は、第1のパウチ3012の底端部3054において交差し、かつ接合される。第2のパウチ3014の内部パネル3028の外壁3026は、第2のパウチ3014の底端部3060において交差し、かつ接合される。第1のパウチ3012の内部パネル3024は、第1及び第2の端部シール3062、3064のそれぞれにおいて、第1及び第2の側縁部3050及び3052に近接して、第1のパウチ3012の外壁3022に封着して付着される。同様に、第2のパウチ3014の内部パネル3028は、端部シール3066、3068のそれぞれにおいて、第1及び第2の側縁部3056、3058に近接して、外壁3026に封着して付着される。
パッケージ3000の頂縁部、底縁部、及び側縁部への言及は、特定の例示的な図面に示されるようなパッケージ3000の配向に特有であり得ること、並びに他の配向において、頂縁部、底縁部、及び側縁部が必要に応じて側縁部、頂縁部、又は底縁部と言及され得ることが理解されるであろう。ほんの一例として、パッケージ3000が図77に示されるように配向されると、参照番号3054及び3060は、パッケージ3000の側縁部と称されてもよいが、パッケージ3000が図72に示されるように配向されるとき、参照番号3054及び3060は、第1及び第2のパウチ3012及び3014の底部においてそれぞれ配向され、パッケージ3000の第1及び第2のパウチ3012及び3014の底端部と称されてもよい。
例示された形態では、パッケージ3000は、それらのそれぞれの第1及び第2のパウチ3012、3014の閉鎖及び開放を促進する、2つの閉鎖フラップ3070及び3071を含む。具体的に、第1のパウチ3012の内部パネル3024は、図72に示されるように、封着、及び好ましくは気密封止されているパッケージ3000の第1のパウチ3012に寄与する、第1の内側接続壁部分又は閉鎖フラップ3070を含む。第1の閉鎖フラップ3070は、図72及び76に示される第1の脆弱線3072に沿って、第1のパウチ3012の内部パネル3024に付着される。同様に、第2のパウチ3014の内部パネル3028は、図72に示されるように、封着、及び好ましくは気密封止されているパッケージ3000の第2のパウチ3014に寄与する、第2の内側接続壁部分又は閉鎖フラップ3071を含む。第2の閉鎖フラップ3071は、図72及び76に示される第2の脆弱線3073に沿って、第2のパウチ3014の内部パネル3028に付着される。
図72に示される例示的な形態では、第1の閉鎖フラップ3070が、第1の脆弱線3072によって線引きされる、第1のパウチ3012の内部パネル3024の延長部及び一体部分である一方で、第2の閉鎖フラップ3071は、第2の脆弱線3073によって線引きされる、第2のパウチ3014の内部パネル3028の延長部及び一体部分である。しかしながら、閉鎖フラップ3070、3071は、それが一部であり得る内部パネルから区別可能でなくてもよく、又は線引きされなくてもよい。したがって、大まかに、閉鎖フラップ3072、3073は、単純に、そのパッケージ3000の別の部分への付着によって識別可能なパッケージ3000の一部分であってもよい。
脆弱線3072、3073は、折り線であってもよく、レーザアブレーション、打抜き、マイクロアブレーションなどによって形成され得る。脆弱線3072、3073が図73及び74に示されるように、概して弓状であるものとして示されているが、脆弱線3072、3073は、完全に直線、部分的に直線、部分的に曲線であってもよく、かつ概して封筒状のV字形をとってもよい。脆弱線3072、3073及び閉鎖フラップ3070、3071が、端部シール3062、3066から端部シール3064、3068に、すなわち、それぞれのパウチ3012、3014の頂縁部3050、3056から底縁部3052、3058までの距離未満延在するものとして、図73及び76に示されるが、脆弱線3072、3073及び閉鎖フラップ3070、3071は、端部シール3062、3064、3066、3068を通して、かつ第1及び第2のパウチ3012、3014の全長にわたって、すなわち、それぞれのパウチ3012、3014の頂縁部3050、3056から底縁部3052、3058まで延在してもよい。
パッケージ3000が閉鎖位置にあるとき、ガムスティック90が互いに当接していないものとして図72に示されるが、パッケージ3000が全ての図面中、必ずしも正確な縮尺率で描かれておらず、ガムスティック90が、当接してもよく、又は図72に示されるものよりも互いに近くてもよいことが理解されるものとする。加えて、ガムスティック90は、明確にするために、断面で図72に示されない。更に、パッケージ3000が2つのパウチ3012、3014のみを有して図72に示されているが、パッケージ3000は、第2のパウチ3014に枢動可能に付着される第3のパウチと、任意の同様に付着される他のパウチを含んでもよい。
パッケージ3000が閉鎖位置にあるとき、図72に示されるように、閉鎖フラップ3070及び3071は、互いに対して概して分岐した配向に少なくとも部分的に配向され、閉鎖フラップ3070が内部パネル3024から第1のパウチ3012の外側壁3022に向かって延在し、かつ接着剤3074を介して外側壁3022の内側表面3036に付着される一方で、閉鎖フラップ3071が、内部パネル3028から第2のパウチ3014の外側壁3026に向かって延在し、かつ接着剤3074を介して外側壁3026の内側表面3040に付着されるようにする。パッケージ3000が閉鎖位置にあるときに、閉鎖フラップ3070、3071が外側壁3022、3026のそれらのそれぞれの内側表面3036、3040に付着されている場合、第1及び第2のパウチ3012、3014の開口部3018、3020へのアクセスは、図72からわかるように、閉鎖フラップ3070、3071によって遮断される。
接着剤3074は、閉鎖フラップ3070、3071のそれらのそれぞれのパウチ3012、3014の外側壁3022、3026の内側表面3036、3040への取り外し不可能な付着をもたらすように選択される。パッケージ3000が作製される可撓性フィルム上の接着剤3074の例示的な位置は、図73に示され、以下でより詳細に考察される。本開示の目的で、「取り外し不可能な」は、通常の使用中など、取り外さることを意図しない付着を意味する。閉鎖フラップ3070、3071がホットメルトグルー又は任意の他の好適な接着剤などの接着剤3074を介して、内部パネル3022、3026に付着されているものとして示されているが、閉鎖フラップ3070及び3071が、他の好適な手段、例えば、ヒートシーリング、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などを介して、外側壁2022、2026のそれらのそれぞれの内側表面3036、3040に付着されてもよいことが理解されるであろう。
パッケージ3000が図72に示されるように閉鎖位置にあると、パッケージ3000の閉鎖フラップ3070及び3071は、接着材料3074と同一でも、又は異なってもよく、かつ閉鎖フラップ3070及び3071の互いへの取り外し不可能な付着をもたらすように選択される、接着材料3096を介して、互いに付着される。接着材料3096が単一の細長いストリップの形態で示されている一方で、接着材料3096は、任意の好適な形状(例えば、正方形、円形、三角形など)の2つ以上のストリップ又は範囲の形態であってもよいことが理解されるであろう。接着剤3074と同様に、接着材料3096は、ホットメルトグルー若しくは任意の他の好適な接着剤であっても、又はヒートシーリング、溶接、紫外線硬化、ラミネート加工などによって形成されてもよい。
第1のパウチ3012の閉鎖フラップ3070の外側表面3042が、明確にするために、第2のパウチ3014の閉鎖フラップ3071の外側表面3046から離間したものとして図72に示されているが、閉鎖フラップ3070の外側表面3042が、パッケージ3000が閉鎖位置にあるとき、閉鎖フラップ3071の外側表面3046に当接してもよいことが理解されるであろう。同様に、第1及び第2のパウチ3012、3014の内部パネル3024、3028の外側表面3042、3046が、明確にするために、図72中で互いから離間して示されるが、第1及び第2のパウチ3012、3014の内部パネル3024、3028の外側表面3042、3046は、例えば、図71に示されるように、パッケージ3000が閉鎖位置にあるとき、互いに少なくとも部分的に当接する。換言すれば、図72は、接着剤3076a、3076b、及び3096を介した対向関係及び当接関係で、第1及び第2のパウチ3012、3014の内部パネル3024、3028を示すが、第1及び第2のパウチ3012、3014の内部パネル3024、3028の表面3042、3046はまた、互いに直接接触していてもよい。
第2のパウチ3014の閉鎖フラップ3071は、閉鎖フラップ3070と実質的に同様であるが、閉鎖フラップ3071が図73〜77に示されるようにプルタブ3041を含むという点で、第1のパウチ3012の閉鎖フラップ3070とは異なる。第2のパウチ3014の優先的な開口に寄与することに加えて、プルタブ3041は、以下でより詳細に記載されるように、第1のパウチ3012の食品90へのアクセスを得るために、第1のパウチ3012の開放を促進する。プルタブ3041は、閉鎖フラップ3071の隣接した部分から、ヒンジ3016から離れた方向に外向きに延在し、プルタブ3041の外周に沿って延在する脆弱線3073が、図73〜77に示されるように、プルタブ3041に隣接した閉鎖フラップ3071の部分に沿って延在する脆弱線3073の部分よりも、第2のパウチ3014の底端部3060により近く位置付けられるようにする。
閉鎖フラップ3071の残りの部分と同様に、プルタブ3041は、図73及び74に示される第2の脆弱線3073に沿って、第2のパウチ3014の内部パネル3028に付着される。プルタブ3041が同じフィルム材料から、かつ第2の閉鎖フラップ3071と一体に形成されるものとして図73及び74に示されているが、プルタブ3041は、任意に、接着剤、ヒートシーリングなどを介して閉鎖フラップ3071に付着される閉鎖フラップ3071とは別個の構造であってもよい。プルタブ3041が概してドーム形状であるものとして図73及び74に示されているが、プルタブ3041が三角形、矩形、又は任意の他の好適な形状であってもよいことが理解されるであろう。1つの概して中心にあるプルタブ3041のみが図73及び74中でパッケージ3000の1つのパウチ3014上に示されているが、プルタブ3041が中心から外れてもよいこと、及びパウチ3014が別のタブ3041を含んでもよいことが理解されるであろう。
閉鎖フラップ3071のプルタブ3041の外側表面3046は、図72及び76〜77に示され、かつ以下でより詳細に記載されるように、プルタブ3041が第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042に取り外し可能に付着されることを可能にする、接着範囲3076aを含む。簡潔に、第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042へのプルタブ3041の付着は、少なくとも2つの利点:(1)パッケージ3000を開放するとき、プルタブ3041を有する第2のパウチ3014が第1のパウチ3012に対して最初に優先的に開放する可能性がより高いこと、及び(2)いったんパッケージ3000が開放されると、プルタブ3041は、ユーザが続いて第1のパウチ3012を開放するために引っ張ることができる箇所に関して、消費者への視覚的指示を提供することを提供する。
接着範囲3076aが図76及び77中で単一の円形範囲として示されているが、接着範囲3076aは、任意の他の形状又はサイズであってもよく、かつ第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042へのプルタブ3041の繰り返される取り外し可能な付着を可能にする、複数の接着範囲を含んでもよい。接着範囲3076aは、パッケージ3000の複数回の開放及び再閉鎖を可能にする、1つ以上のグルードット、感圧接着剤、粘着テープ又はストリップ、ベルクロ(登録商標)、ジッパーなどの形態であってもよい。したがって、プルタブ3041の接着範囲3076aは、第1のパウチ3012内の食品90の一部を取り出すために第1のパウチ3012を開放した消費者が、続いて、第1のパウチ3012を再閉鎖するために、第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042にプルタブ3041を再び付着させることを可能にする。
プルタブ3041の付着のための接着剤及び/又は他の手段は、好ましくは、接着範囲3076aを介したプルタブ3041と第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042との間のシール強度が、脆弱線3073を破断するために必要とされる強度よりも大きいように選択される。換言すれば、接着範囲3076aにおいて、第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042からプルタブ3041を取り外すために必要とされるよりも小さい強度が、第2のパウチ3014の内部パネル3028から閉鎖フラップ3071を分離するために、脆弱線3073を引き裂くために必要とされる。以下でより詳細に記載されるように、閉鎖フラップ3071上のプルタブ3041の位置及び接着範囲3076aにおける内部パネル3024へのプルタブ3041の付着と、脆弱線3073に沿った第2のパウチ3014の内部パネル3028への閉鎖フラップ3071の付着との相対的強度は、第2のパウチ3014が第1のパウチ3012よりも前に開放するようなパッケージ3000の優先的な開放を提供する。
パッケージ3000が図71の閉鎖位置から図77の部分的開放位置に向かって、図75及び76中の方向矢印によって示される方向に移動するとき、第1及び第2のパウチ3012及び3014は、本のような様式でパッケージ3000を開放するように、互いから離れてヒンジ3016を中心にして移動し、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。パッケージ3000の開放中、消費者は、図75に示されるように第1及び第2のパウチ3012及び3014を把持し、かつ図76に示されるように、第1及び第2のパウチ3012、3014を方向矢印によって示されるように互いから離れて、消費者によって適用されている開放力及び張力が脆弱線3073における引裂を優先的に開始し、かつ閉鎖フラップ3071を脆弱線3073に沿って第2のパウチ3014の内部パネル3028から分離させる位置まで移動させてもよい。
上記の通り、開放力は、図75に示されるように、第1及び第2のパウチ3012、3014に、それらの底端部3054、3060において適用されている。第1のパウチ3012の脆弱線3072の部分が第1のパウチ3012の底端部3054に対するよりも、プルタブ3041に沿った第2のパウチ3014の脆弱線3073の部分が第2のパウチ3014の底端部3060により近いため、第1及び第2のパウチ3012、3014が開放位置に向かった、及び互いから離れた方向に移動しているとき、消費者の開放力によって提供される張力は、開放力が適用されているその個々の底端部3054から更に離れた脆弱線3072の一部分と比較して、開放力が適用されている底端部3060により近い脆弱線3073の一部分を通じて優先的に引裂を引き起こす可能性が高い。
加えて、接着範囲3076aにおけるプルタブ3041と第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042との間のシール強度は、第2のパウチ3014の内部パネル3028に付着される閉鎖フラップ3072を保持する脆弱線3073の強度よりも大きい。その特徴はまた、図76及び77に示されるように、閉鎖フラップ3071が、第2のパウチ3014を最初に開放するために、第2のパウチ3014の脆弱線3073に沿って内部パネル3028から最初に優先的に分離する一方で、閉鎖フラップ3070が、第1のパウチ3012が閉鎖されたままであるように、第1のパウチ3012の脆弱線3072に沿って内部パネル3024に付着されたままであるように、パッケージ3000の開放を提供する。
第1のパウチ3012の前の第2のパウチ3014の優先的な開放のためのこの構成は、有利に、パッケージの操作及び消費者によって適用されている開放力の量のみに依存する代わりに、パッケージ3000のどのパウチが最初に開放するかに関する予測可能性及び制御を提供する。図75中、パッケージ3000は、閉鎖フラップ3071を脆弱線3073に沿って第2のパウチ3014の内部パネル3028から分離させるほど十分に開放していない(又は十分な開放力が適用されていない)位置において示される。代わりに、図75に示されるように、消費者によって適用される開放力は、プルタブ3041が第2のパウチ3014の内部パネル3028の隣接した部分から脆弱線3073の部分に沿って最初に優先的に取り外される一方で、閉鎖フラップ3071の残りの部分がまだ、脆弱線3073の他の部分に沿って第2のパウチ3014の内部パネル3028に付着されたままであることを示すのにちょうどである。
したがって、閉鎖フラップ3070及び3071は、消費者にパッケージ3000の開放の程度の視覚的指示を提供する。加えて、消費者が閉鎖フラップ3070、3071のそれらのそれぞれの脆弱線3072、3073に沿った取り外し中、ある程度の抵抗を感じるため、閉鎖フラップ3070及び3071は、パッケージ3000の初期の開放中に消費者に触覚的及び/又は聴覚的な応答を提供することができる。パッケージ3000の閉鎖フラップ3070及び3071はまた、閉鎖フラップ3070、3071のうちの一方又は両方の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ3000がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、パッケージ3000のための新鮮さシール及び/又は不正開封防止特徴を提供する。
例示的なパッケージ3000は、閉鎖フラップ3071が第2のパウチ3014の内部の中の食品90へのアクセスを消費者に提供するために、脆弱線3273に沿って第2のパウチ3014の内部パネル2228から完全に分離する一方で、閉鎖フラップ3070が、脆弱線3072に沿って第1のパウチ3012の内部パネル3224にまだ完全に付着され、第1のパウチ3012内の食品90へのアクセスを制限する状態で、図76〜77に示される。パッケージ3000が図76に示される部分的開放位置にあるとき、第1のパウチ3012の端部シール3064、ヒンジ領域3016、及び第2のパウチ3014の端部シール3068は組み合わせて、概してV字形を形成する。
パッケージ3000の開放中、ユーザによって適用される開放力は、図77に示されるように、第1のパウチ3012の一部分を、第2のヒンジ3015を中心にして折り畳むか、又は屈曲させ、第2のパウチ3014の一部分を、第3のヒンジ3017を中心にして折り畳むか、又は屈曲させ得る。閉鎖フラップ3071が、第2のパウチ3014内の食品90が消費者に完全にアクセス可能になるように、第2のパウチ3014の内部パネル3028から脆弱線3072全体に沿って完全に分離されると、図77に示されるように、第1のパウチ3012の端部シール3064、ヒンジ領域3016、及び第2のパウチ3014の端部シール3068は組み合わせて、概してジグザグ(Z字)形を形成する。
より具体的には、図77に示されるように、ジグザグ形状の一部は、外側又は第1のヒンジ3016によって提供され、このジグザグ形状の別の部分は、少なくとも第1のパウチ3012の端部シール3062、3064にわたって延在する第2のヒンジ3015を形成するように折り畳まれる第1のパウチ3012の部分によって提供され、ジグザグ形状の別の部分は、少なくとも第2のパウチ3014の端部シール3066、3068にわたって延在する第3のヒンジ3017を形成するように折り畳まれる第2のパウチ3014の部分によって提供される。パッケージ3000の開放中の第1及び第2のパウチ3012、3014の構成は、第1のパウチ3012が第2のヒンジ3015を含み、第2のパウチ3014が第3のヒンジ3017を含み、パッケージ3000が、パッケージ3000が図76に示されるように部分的開放位置にあるとき、及びパッケージ3000が図78に示されるようにより開放した位置にあるとき、第1及び第2のパウチ3012、3014の間に外側又は第1のヒンジ3016を含むようなものである。
図77からわかるように、パッケージ3000は、第2のパウチ3014の内部パネル3028が、第1のパウチ3012の内部パネル3024と同一面内にはないが、第1のパウチ3012の内部パネル3024の上に少なくとも部分的に位置付けられるように位置付けられる。より具体的には、第2のパウチ3014の端部シール3068の一部分によって形成される第3のヒンジ3017は、第1のパウチ3012の端部シール3064の一部分を覆い、図77中の陰影線によって示されるように、第2のヒンジ3015と端部シール3068のその部分との間に間隙を作る。パッケージ3000が図77の部分的開放位置にあると、第2のパウチ3014の外側パネル3026は、第3のヒンジ3017が外側ヒンジ3016よりも第1のパウチ3012の底端部3054により近くなるように位置付けられる。
第2のパウチ3014が開放され、第2のパウチ3014内の食品90がアクセス可能である一方で、第1のパウチ3012に対する第2のパウチ3014の位置決め、すなわち、第1のパウチ3012に対する第2のパウチ3014の部分的上昇は、第2のパウチ3014内の食品90の保持を促進し、かつ第2のパウチ3014から不注意に滑り出ることから食品90を制限し得る。パッケージ3000は、第1及び第2のパウチ3012及び3014から不注意に滑り出ることから食品90を制限する、追加の構造特徴を含んでもよい。
パッケージ3000が図77に示される部分的開放位置にあると、例えば、第2のパウチ3014内の食品90の全てを消費した後に、第1のパウチ3012を開放し、かつその内部にアクセスしたいと思う消費者は、一方の手で第1のパウチ3012を把持し、他方の手でプルタブ3041を把持し、プルタブ3041をヒンジ3016及び第2のパウチ3014に向かって、図78中の矢印によって示される方向に移動させてもよい。例えば、図76及び77示されるように、プルタブ3041は、消費者が続いてパッケージ3000の第1のパウチ3012を開放するために引っ張ることができる箇所に関して、消費者に容易に認識可能な視覚的指示を提供する。
消費者がパッケージ3000及びプルタブ3041を把持し、タブ3041を図78中の矢印によって示される方向に引っ張るとき、消費者によって適用される開放力は、プルタブ3041を第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042に付着させる接着剤3076aの強度、及び閉鎖フラップ3070が第1のパウチ3012の内部パネル3024に付着される脆弱線3071の強度の両方に勝つのに十分である。
具体的に、消費者によって適用される開放力は、接着剤3076aの強度に勝つこと、及び第1のパウチ3012の内部パネル3024の側表面3042からプルタブ3041を取り外し、かつ脆弱線3072に沿って内部パネル3024から閉鎖フラップ3070を取り外す事の両方を行う。より具体的には、図78に示されるようなプルタブ3041の移動及び任意に、第2のパウチ3014の底端部3060から離れた第1のパウチ3012の底端部3054の移動は、脆弱線3072における1つ以上の引裂を介した、内部パネル3024から離れた閉鎖フラップ3070の取り外しを促進して、第1のパウチ3012を開放し、それにより、アクセスのために第1のパウチ3012内に保管される食品90を消費者に露出する。
任意に、パッケージ3000の第1のパウチ3012は、最初に開放された後に個々に再閉鎖されてもよい。具体的に、プルタブ3041は、プルタブ3041が接着範囲3076aを介して第1のパウチの内部パネル3024の外側表面3042に付着され、それにより第1のパウチ3012を再閉鎖するように、第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042の一部分に対して押されてもよい。全体としてのパッケージ3000はまた、以下でより詳細に記載されるように、接着範囲3076bを介して再閉鎖可能である。
第1のパウチ3012を開放するための、脆弱線3072における1つ以上の引裂を介した、内部パネル3024から離れた閉鎖フラップ3070の取り外しは、例えば、開放中の使用される開放力及びパッケージ3000の配向に応じて、図78に示されるパッケージ3000の配置の前又は後に生じてもよい。プルタブ3041及び任意に、第1のパウチ3012の底端部3054は、パッケージ3000が、例えば、図53〜54に示され、かつパッケージ2000を参照して上記に記載されるように、第1のパウチ3012が完全に開放する、その完全開放位置に到達するまで、図78の矢印の方向に消費者によって移動させられてもよい。
図78に示される方向へのプルタブ3041の移動を介した第1のパウチ3012の開放は、プルタブ3041の移動方向から反対の方向に第1のパウチ3012の底端部3054を移動させることを含んでもよい。図78の第3のヒンジ3017から第1のパウチ3012の底端部3054までの距離は、外側ヒンジ3016から第1のパウチ3012の底端部3054までの距離よりも大きくてもよい。同様に、図78中の矢印によって示されるような第1のパウチ3012の移動は、パッケージ3000の長さを増加させるために、第2のパウチ3014の底端部3060から離れた方向に、第1のパウチ3012の底端部3054を移動させることを含む。「パッケージの長さ」が、外側ヒンジ3016に、かつ第1及び第2のパウチ3012、3014の底端部3054、3060に垂直な線に沿った、第1のパウチ3012の底端部3054と第2のパウチ3014の底端部3060との間の距離を意味すると理解される。
パッケージ2000に関連して図53〜54に示されるような、パッケージ3000の閉鎖フラップ3070、3071のそれらの完全開放位置における位置は、消費者が第1及び第2のパウチ3012、3014の開口部3018、3020を通じて食品90の部分を取り出すことを容易にする。具体的に、図73に示されるように、パッケージ3000が実質的に開放していると、脆弱線272が線形であるパッケージ200とは異なり、脆弱線3072及び3073は、それらのそれぞれのパウチ3012及び3014の底端部3054及び3060に向かって更に曲線である。加えて、閉鎖フラップ3070、3071は、閉鎖フラップ3070、3071の部分が、その個々のパウチ3012、3014から不注意に滑り出ることから食品90を制限する構造特徴を提供し得るように、実質的に図73〜74に示されるようなそれらの開放位置にあるとき、有利に位置付けられてもよい。
パッケージ3000が最初に開放された後に再閉鎖されることを可能にするために、第2のパウチ3014の内部パネル3028の外側表面3046は、図72及び76〜78に示されるように、任意の接着範囲3076bを含む。図76〜78のいずれかに示される位置から図71の閉鎖位置にパッケージ3000を再閉鎖したいと思う消費者は、第2のパウチ3014の内部パネル3028の外側表面3046上の接着範囲3076bが、第1のパウチ3012の内部パネル3024の外側表面3042と接触し、かつ付着するように、第1及び第2のパウチ3012、3014を、ヒンジ3016を中心にして互いに向かって引き寄せる。消費者は、例えば、外壁3022及び3026をつまむことによって、ある程度の力を適用して、内部パネル3024の外側表面3042への接着範囲3076bのしっかりした付着を確実にしてもよい。
パッケージ3000が再閉鎖されるとき、食品90は、第1及び第2のパウチ3012、3014内に含まれ、パッケージ3000から落ちることから制限される。接着範囲3076bが図76〜78中で単一の円形範囲として示されているが、接着範囲3076bは、任意の他の形状又はサイズであってもよく、かつ第1及び第2のパウチ3012、3014の内部パネル3024、3028の互いに対する繰り返される取り外し可能な付着を可能にする、複数の接着範囲を含んでもよい。接着範囲3076bは、接着範囲3076aと同様に、パッケージ3000の複数回の開放及び再閉鎖を可能にする、1つ以上のグルードット、感圧接着剤、粘着テープ又はストリップ、ベルクロ(登録商標)、ジッパーなどの形態であってもよい。任意に、パッケージ3000は、接着範囲3076b又は任意の他の形態の再閉鎖部を含まなくてもよい。
パッケージ3000を製造する例示的な方法が、図73及び74を参照して記載される。製造方法は概して、付随する組み立てライン機械を示すことなく、パッケージ3000が作製され得る可撓性材料の配向及び操作を示すことによって、図10に示される。パッケージ3000が作製され得る可撓性材料は、フィードロール101からほどかれ、図10に示されるように、方向矢印によって示される機械方向にウェブとして供給され得る。可撓性フィルム及びガムが固定板、移動コンベヤなどの頂部で供給され得ることが理解されるであろう。
パッケージ3000は、可撓性材料の単一のシート又はウェブから製造され得る。可撓性材料は、1つ以上のポリマー、ラミネート、金属化ポリマー、紙などから作製されるフィルムであってもよい。本方法の例示を明確にするために、単一のパッケージ3000が作製され得る図10の可撓性フィルムの一部分は、図73及び74に示され、可撓性フィルムの部分は、完成したパッケージ3000のある特定の特徴に対応する参照番号で識別される。図73に示される可撓性フィルムの例示的な単一のシートは、前縁部3008と、後縁部3006と、第1の長手方向の側縁部3002と、第2の長手方向の側縁部3004と、食品90が配置され得る上向き表面とを有する。
可撓性フィルムが図10中の方向矢印によって示される機械方向に移動すると、可撓性フィルムは、クリース線又は折り目線が可撓性フィルム3000内に形成され得る、中央折畳み領域3016を有する。図73に示されるように、次いで、第2のクリース線又は折り目線3054が、中央折畳み領域3016の一側面上に形成され得、次いで、第3のクリース線又は折り目線3060が、中央折畳み領域3016の反対側面上に形成され得る。中央折畳み領域3016、並びに第2及び第3のクリース線3054及び3060が、直線として図73に示されているが、中央折畳み領域3016、第2のクリース線3054、及び第3のクリース線3060のうちの1つ以上が、非線形、又は単一の線の代わりに、可撓性フィルムの一範囲の形態であってもよいことが理解されるであろう。
クリース線3016、3054、及び3060は、可撓性フィルム3000が機械方向にフィードロールからほどかれる前又は後に、可撓性フィルム3000において作製され得る。クリース線3016、3054、及び3060が、可撓性フィルム3000の折り畳み前に可撓性フィルム3000において作られるアプローチにおいて、そのようなクリース線は、例えば、好適なローラ、レーザなどによって作製され得る。例えば、任意に、クリース線3016、3054、及び3060は、可撓性フィルム3000において作製されなくてもよく、可撓性フィルム3000は、クリース線3016、3054、及び3060なしで折り畳まれてもよい。例えば、図72及び74からわかるように、可撓性フィルム3000の第1のクリース線又は中央折畳み領域3016は、パッケージ3000のヒンジ3016に対応し、可撓性フィルム3000の第2のクリース線3054は、パッケージ3000の第1のパウチ3012の底端部3054に対応し、可撓性フィルム3000の第3のクリース線3060は、パッケージ3000の第2のパウチ3014の底端部3060に対応する。
可撓性フィルム3000において第1、第2、及び第3のクリース線3016、3054、及び3060を作製する前又は後に、2つの脆弱線3072及び3073が、図73に示されるように可撓性フィルム3000に形成されてもよい。脆弱線3072、3073は、例えば、レーザアブレーション、打抜き、マイクロアブレーション、又は他の好適な手段を使用して、可撓性フィルム3000内に形成され得る。可撓性フィルム3000内の3072、3073は、パッケージ3000の脆弱線3072、3073に対応する。
後縁部3006に近接して、可撓性フィルム3000は、パッケージ3000の端部シール3062及び3066が形成され得る封着縁3019を含み、前縁部3008に近接して、可撓性フィルム3000は、パッケージ3000の端部シール3064及び3068が形成され得る封着縁3020を含む。封着縁3019は、可撓性フィルム3000がクリース線3054及び3060を中心にして折り畳まれるとき、可撓性フィルム3000の部分の互いへの付着を促進するために、図73に示されるように接着材料3074を含んでもよい。可撓性フィルムの上向き表面の反対側の可撓性フィルム3000の下側で、かつ封着縁3019、3020の下で、可撓性フィルム3000は、パッケージ3000の端部シール3062、3064、3066、及び3068を形成するために、封着縁3019、3020のヒートシーリングを促進することができる金属化範囲を含んでもよい。金属化範囲の縁部3023、3025は、金属化範囲が、ガムスティックなどの食品90が配置される上向き表面と反対側の可撓性フィルム3000の下側にあるため、封着縁3019、3020の縁部と一致し、図73中に点線で示される。金属化範囲は、例えば、ホイル又は別の反射材料を含むことができる。任意に、可撓性フィルム3000は、金属化範囲がなくてもよく、その場合、そのような範囲は、封着領域に対応し得る。
図73を参照すると、第1の脆弱線3072と第1の長手方向縁部3002との間の可撓性フィルム3000の範囲3070は、パッケージ3000の閉鎖フラップ3070に対応する。可撓性フィルム3000の第1の脆弱線3072と第2のクリース線3054との間の範囲3024は、パッケージ3000の第1のパウチ3012の内部パネル3024に対応する。可撓性フィルム3000の第2のクリース線3054と中央折畳み領域又は第1のクリース線3016との間の範囲3022は、パッケージ3000の第1のパウチ3012の外壁3022に対応する。
可撓性フィルム3000の中央折畳み領域又は第1のクリース線3016と第3のクリース線3060との間の範囲3026は、パッケージ3000の第2のパウチ3014の外壁3026に対応する。第3のクリース線3060と第2の脆弱線3073との間の範囲3028は、パッケージ3000の第2のパウチ3014の内部パネル3028に対応する。最後に、可撓性フィルム3000の第2の脆弱線3073と第2の長手方向縁部3004との間の可撓性フィルム3000の範囲3071は、パッケージ3000の第2の閉鎖フラップ3071に対応する。図73からわかるように、脆弱線3073は、第2の閉鎖フラップ3071がパッケージ3000の開放中に第2のパウチ3014の内部パネル3028から取り外されるとき、プルタブ3041の形成を提供する概してドーム形状の突起部を含む。
可撓性フィルム3000が機械方向に移動すると、食品90は、例えば、パッケージ10を製造するために使用される可撓性フィルム100に関連した図7及び10に示されるものと同様に、可撓性フィルム3000の上向き表面上に配置される。図73に示されるクリース線3016、3054、及び3060、並びに脆弱線3072及び3073は、食品90が可撓性フィルム3000上に配置される前又は後に、可撓性フィルム3000において作製されてもよい。
食品90がガムスティックの形態で示されるが、ガムスティック以外の食品、例えば、キャンディ、チョコレートなどが、ガムスティックの代わりに可撓性フィルム3000と組み合わせて使用されてもよい。1つのアプローチでは、パッケージ3000内に包装される非食品は、可撓性フィルム3000と組み合わせて使用されてもよい。任意に、食品90は、例えば、接着材料、粘着テープなどを介して、可撓性フィルム3000の上向き表面に取り外し可能に付着されてもよい。可撓性フィルム3000の上向き表面への食品90の除去可能な付着は、食品90が望ましくなくパッケージ3000から落ちるか、又はその内側で移動することを防止し得る。
食品90が可撓性フィルム3000の上向き表面上に位置付けられる場合、可撓性フィルム3000の反対側の長手方向縁部3002、3004は、図74、及びより大まかには10に示されるように、食品90の部分及び可撓性フィルム3000の部分に重なるように内向きに折り畳まれ、かつ互い及び中央折畳み領域3016に向かって引き寄せられる。図74に示されるように、可撓性フィルム3000の第1及び第2の長手方向縁部3002、3004は、可撓性フィルム3000の部分が食品90を被覆するように、第1及び第2の長手方向縁部3002及び3004が中央折畳み領域3016に重なるように位置付けられる。
可撓性フィルム3000が図74に示されるように折り畳まれるとき、可撓性フィルム3000の第1の長手方向縁部3002は、第1のクリース線3016を直接覆う必要はない。加えて、図73〜74中の寸法は、単に例示的であり、必ずしも正確な縮尺率で描かれず、可撓性フィルム3000は、様々な形状及びサイズの可撓性パッケージを製造するために使用され得る。
可撓性フィルム3000の第1及び第2の長手方向縁部3002及び3004が、図74に示されるように内向きに折り畳まれた後、可撓性フィルム3000の封着縁3019、3020は、例えば、ヒートシーリングによって一緒に封着されて、第1及び第2のパウチ3012及び3014を形成する。接着材料、ラミネート加工、接合、溶接、紫外線硬化、又は融合が、ヒートシーリングの代わりに使用されてもよい。
パッケージ3000に再閉鎖可能な特徴を提供するために、上記の接着材料が、可撓性フィルム3000の範囲3028に適用されて、接着範囲3076bを形成することができる。接着範囲3076bが、パッケージ3000の第2のパウチ3014の一部を形成する可撓性フィルム3000の範囲3028上に適用されるものとして図74に示されているが、接着範囲3076bは加えて、又はあるいは、パッケージ3000の第1のパウチ3012の一部を形成する範囲3024に適用されてもよい。接着範囲3076bが図74中で1つの円形の範囲として示されているが、接着範囲3076bは、正方形若しくは矩形のストリップの形態であってもよく、又は可撓性フィルム3000の範囲3028及び範囲3024が互いに当接させられるとき、範囲3028を範囲3024に取り外し可能に付着させる、いくつかの離間した接着範囲の形態であってもよい。
パッケージ3000の第1のパウチ3012の内部パネル3024への、パッケージ3000の第2のパウチ3014の閉鎖フラップ3071のプルタブ3041の取り外し可能な付着を提供するために、上記の接着材料は、接着範囲3076aを形成するために、可撓性フィルム3000の範囲3041に適用され得る。接着範囲3076aが、パッケージ3000の第2のパウチ3014の内部パネル3028上にプルタブ3041を形成する可撓性フィルム3000の範囲3041上に適用されるものとして図74に示されているが、接着範囲3076aは加えて、又はあるいは、パッケージ3000の第1のパウチ3012の内部パネル3024の一部を形成する範囲3024に適用されてもよい。接着範囲3076aが図74中で1つの円形の範囲として示されているが、接着範囲3076aが、正方形若しくは矩形のストリップの形態であってもよく、又は可撓性フィルム3000の範囲3041及び範囲3024が互いに当接させられるとき、範囲3041を範囲3024に取り外し可能に付着させる、いくつかの離間した接着範囲の形態であってもよいことが理解されるであろう。
フィルム3000が図74に示されるように折り畳まれると、1つ以上の接着材料が、接着範囲3096を形成するために、可撓性フィルム3000の範囲3071の上向き表面の全部又は一部に適用される。接着範囲3096の接着材料は、接着範囲3096を含む可撓性フィルム3000の範囲3071の上向き表面が、可撓性フィルム3000の範囲3070の上向き表面の対向部分に付着されるとき、取り外し不可能な付着がもたらされるように選択される。図74に示されるように、範囲3071の上向き表面上に接着範囲3096を作るために接着材料を適用する代わりに、接着材料は、可撓性フィルム3000が図71のパッケージ3000を形成するためにその最終構成に折り畳まれるとき、範囲3070及び3071の部分の取り外し不可能な付着を提供する接着範囲3096を作るために、範囲3071の上向き部分に適用されてもよい。
接着材料3096が図74に示されるように、かつ上記の通り適用された後、可撓性フィルム100は、第2及び第3のクリース線3054及び3060が第1のクリース線3016及び互いに向かって引き寄せられ、(1)範囲3071の上向き表面上の接着材料3096が、可撓性フィルム3000の範囲3070の対向部分に取り外し不可能に付着して、可撓性フィルム3000内に食品90を密閉するように、(2)範囲3041の上向き表面上の接着材料3076aが、可撓性フィルム3000の範囲3024の対向部分に取り外し不可能に付着するように、かつ(3)範囲3028の上向き表面上の接着材料3076bが、可撓性フィルム3000の範囲3024の対向部分に取り外し不可能に付着するように、折り畳まれる。
接着剤3096を範囲3072の上向き表面に適用し、次いで、接着剤3096を含む範囲3071を可撓性フィルム3000の範囲3070に付着させて、接着剤ベースのシールを形成するか、又はその逆の代わりに、範囲3071の上向き表面が可撓性フィルム3000の範囲3070の対向部分と接触させられ、熱封着、溶接、接合、融合、紫外線硬化、又はラミネート加工されて、可撓性フィルム3000内に食品90を密閉し得ることが理解されるものとする。
最後に、パッケージ3000は、実質的に図10に示されるように可撓性フィルム3000の残りの部分から単体化される。例えば、カッティングジョーなどの切断装置は、実質的に図10に示されるように、可撓性フィルム3000を通じて1つ以上の切り目を入れて、個々のパッケージ3000を単体化することができる。上記の方法は、有利に、上記のパッケージ3000が可撓性フィルム3000の単一のシートから容易に形成されることを可能にする。
別の形態に従ったパッケージ4000は、図78〜79に示される。パッケージ4000は、図71〜78のパッケージ3000と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ3000の態様と同様であるパッケージ4000の態様は、同様の参照番号で示されているが、「40」が前置きされている。
パッケージ4000は、パッケージ3000と同様の構成及び特徴を有する。例えば、パッケージ4000の第2のパウチ4014の閉鎖フラップ4071は、パッケージ3000のプルタブ3041と同様であり、かつヒンジ4016から離れた方向に外向きに延在し、プルタブ4041の外周に沿って延在する脆弱線4073が、図79に示されるように、プルタブ4041に隣接した閉鎖フラップ4071の部分に沿って延在する脆弱線4073の部分よりも、第2のパウチ4014の底端部4060により近く位置付けられるようにする、プルタブ4041を含む。
パッケージ4000の第1のパウチ4012の内部パネル4024は、パッケージ3000の第1のパウチ3012の内部パネル3024とは異なる形状を有し、パッケージ4000の第1のパウチ4012の脆弱線4072は、パッケージ3000の第1のパウチ3012の脆弱線3072とは異なる形状を有する。
パッケージ3000の第1のパウチ3012の内部パネル3024の一部分が、図74に示されるように、封着縁3019から封着縁3020までその関連した脆弱線3072に沿って弓状である一方で、パッケージ4000の第1のパウチ4012の内部パネル4024は、図79〜80に示されるように、ヒンジ4016に向かって内側方向に延在する、概してドーム形状の延長部分4039を含む。図74の内部パネル3024に対する図79の内部パネル4024の形状の変化は、パッケージ3000の第1のパウチ3012の脆弱線3072とは異なる形状を有するパッケージ4000の第1のパウチ4012の脆弱線4072、及びパッケージ3000の第1のパウチ3012の閉鎖フラップ3070とは異なる形状を有するパッケージ4000の第1のパウチ4012の閉鎖フラップ4070をもたらす。
具体的には、パッケージ3000の第1のパウチ3012の脆弱線3072が、図74に示されるように、封着縁3019から封着縁3019まで概して弓状である一方で、パッケージ4000の第1のパウチ4012の脆弱線4072は、図79に示されるように、ヒンジ4016に向かって内側方向に延在し、かつドーム形状の延長部分4039に形状が概して対応する、ドーム形状の窪みを含む。同様に、パッケージ3000の第1のパウチ3012の閉鎖フラップ3070の一部分が、図74に示されるように、封着縁3019から封着縁3020までその関連した脆弱線3072に沿って弓状である一方で、パッケージ4000の第1のパウチ4012の閉鎖フラップ4070は、ヒンジ4016に向かって内側方向に延在し、延長部分4039の外周に沿って延在し、かつ内部パネル4024の延長部分4039に形状が概して対応する、概してドーム形状の窪みを含む。
第1のパウチ4012の内部パネル4024の延長部分4039がドームの形状の一部分として示されているが、延長部分4039は、任意の他の形状を有してもよく、かつ内部パネル4024の2つ以上の延長部分によって置き換えられてもよい。加えて、プルタブ2441及び延長部分4039は、正確な縮尺率で描かれることを意図せず、第1及び第2のパウチ4012、4014の他の構成要素と比較して任意の他の好適なサイズを有してもよい。
パッケージ4000は、閉鎖フラップ4071が脆弱線4073に沿って第2のパウチ4014から最初に優先的に取り外され、プルタブ4041が第1のパウチ4012の内部パネル4024の一部分に(接着剤4076aを介して)付着されたままであり、第2のパウチ4014内の食品90へのアクセスが可能になる一方で、第1のパウチ4012内の食品90へのアクセスが少なくとも閉鎖フラップ4070によって制限されるようにするという点で、図71〜78のパッケージ3000と他の部分は同様であり、かつパッケージ3000と同様に開放される。
パッケージ3000が図75に示されるように開放される方法と同様に、パッケージ4000が開放されているとき、開放力は、第1及び第2のパウチ4012、4014に、それらの底端部4054、4060において、消費者によって適用されている。第1のパウチ4012の脆弱線4072の部分が第1のパウチ4012の底端部4054に対するよりも、プルタブ4041に沿った第2のパウチ4014の脆弱線4073の部分が第2のパウチ4014の底端部4060により近いため、第1及び第2のパウチ4012、4014が開放位置に向かった、及び互いから離れた方向に移動しているとき、消費者の開放力によって提供される張力は、ヒンジ4016により近く、かつ開放力が適用されているその個々の底端部4054から更に離れた第1のパウチ4012の脆弱線4072の一部分と比較して、プルタブ4041に沿って延在し、かつ開放力が適用されている第2のパウチ4014の底端部4060により近い脆弱線4073の一部分を通じて優先的に引裂を引き起こす。
内部パネル4024の延長部分4039の外周に沿って延在する脆弱線4072の一部分の偏位は、図79に示されるように、ヒンジ4016に向かって内向き、かつ第1のパウチ4012の底端部4054から離れた方向である。したがって、脆弱線4072のこの偏位部分は、延長部分4039に隣接し、かつその両側にある脆弱線4072の部分と比較して、第1のパウチ4012の底端部4054から更に離れて位置付けられる。
開放力が第1及び第2のパウチ4012、4014に、それらのそれぞれの底端部4054、4060において、消費者によって適用されているため、内部パネル4024の部分4039に沿って延在する脆弱線4072の偏位部分は、図71〜78のパッケージ3000の第1のパウチ3012の弓状の脆弱線3072を通じた引裂開始に対する抵抗と比較して、パッケージ4000の開放中、第1のパウチ4012の脆弱線4072を通じた引裂開始に対して更なる抵抗を提供する。したがって、ヒンジ4016に向かって内向きの第1のパウチ4012の脆弱線4072の偏位は、パッケージ3000の第1のパウチ3012の閉鎖フラップ3072の開放と比較して、第2のパウチ4014の閉鎖フラップ4071のより優先的な開放を提供する。
更に、接着範囲4076aにおけるプルタブ4041と第1のパウチ4012の内部パネル4024との間のシール強度は、第2のパウチ4014の内部パネル4028に付着される閉鎖フラップ4072を保持する脆弱線4073の強度よりも大きい。この特徴はまた、閉鎖フラップ4071が、第2のパウチ4014を最初に開放するために、第2のパウチ4014の脆弱線4073に沿って内部パネル4028から最初に優先的に分離する一方で、閉鎖フラップ4070が、第1のパウチ4012が閉鎖されたままであるように、第1のパウチ4012の脆弱線4072に沿って内部パネル4024に付着されたままであるように、パッケージ4000の開放を提供する。
この場合もやはり、パッケージ3000と同様に、パッケージ4000が、第2のパウチ4014のみが開放している部分的開放位置にあると、第2のパウチ4014内の食品90の全てを消費した後に、第1のパウチ4012を開放し、かつその内部にアクセスしたいと思う消費者は、図80に示されるように、一方の手で第1のパウチ4012を把持し、他方の手でプルタブ4041を把持し、プルタブ4041をヒンジ4016及び第2のパウチ4014に向かって内側方向に移動させて、それにより、第1のパウチ4012を開放するために、脆弱線4072における1つ以上の引裂を介して、第1のパウチ4012の内部パネル4024から離れた閉鎖フラップ4070の取り外しを促進し、それにより、アクセスのために第1のパウチ4012内に保管される食品90を消費者に露出してもよい。
パッケージ4000とパッケージ3000との間の別の任意の違いは、第2のパウチ3014の閉鎖フラップ3071上の接着範囲3096が単一の矩形ストリップの形態である一方で、第2のパウチ4014の閉鎖フラップ4071は、2つのグルードット4096の形態の接着範囲を含むという点である。パッケージ4000は、図73及び74に部分的に示されるパッケージ3000を作製するために使用される方法と実質的に同様である、図79に部分的に示される方法を介して形成され得る。
別の形態に従ったパッケージ5000は、図81〜84を参照して記載される。パッケージ5000は、図71〜80のパッケージ3000及び4000と同様であり、ある特定の違いが以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ4000の態様と同様であるパッケージ5000の態様は、同様の参照番号で示されているが、「50」が前置きされている。
パッケージ5000は、パッケージ4000と同様の構成及び特徴を有する。例えば、パッケージ5000の第2のパウチ5014の閉鎖フラップ5071は、パッケージ4000のプルタブ4041と同様であり、かつヒンジ5016から離れた方向に外向きに延在し、プルタブ5041の外周に沿って延在する脆弱線5073が、図82に示されるように、プルタブ5041に隣接した閉鎖フラップ5071の部分に沿って延在する脆弱線5073の部分よりも、第2のパウチ5014の底端部5060により近く位置付けられるようにする、プルタブ5041を含む。また、パッケージ4000と同様に、パッケージ5000の第1のパウチ5012の内部パネル5024は、図52に示されるように、ヒンジ5016に向かって内側方向に延在する、概してドーム形状の延長部分5039と、ヒンジ5016に向かって内側方向に延在し、かつドーム状の延長部分5039に形状が概して対応する、ドーム状の窪みを含む、脆弱線5072とを含む。
パッケージ5000は、第2のパウチ5014の閉鎖フラップ5071が、閉鎖フラップ5070及び5071の取り外し不可能な付着を提供するように選択される2つのグルードット5096の形態の接着範囲を含むという点で、パッケージ4000と同様であるものとして図82に示される。パッケージ5000は、図73及び74に部分的に示されるパッケージ3000を作製するために使用される方法と実質的に同様である、図81に部分的に示される方法を介して、フィルムの単一のシートから形成され得る。
1つの任意の実施形態では、一連のパッケージ5000a〜5000eは、図93に部分的に示されるような方法を介して、可撓性材料5500の単一のシートから製造されてもよい。パッケージ5000a〜5000eが作製され得る可撓性材料5500の例示的な単一のシートは、矢印によって図93中に示される機械方向に配向され、可撓性フィルム5500は、前縁部5511と、後縁部5513と、第1の長手方向の側縁部5515と、第2の長手方向の側縁部5517とを有する。図93に示されるような部分的に組み立てられたパッケージ5000a〜5000eは、図82のパッケージ5000の接着剤5076及び5096の位置が再配置可能であることを示すために、図93中のパッケージ5000a〜5000e上の接着剤5576及び5596の位置を除いて、実質的に図82に示されるような構成で示される。可撓性フィルム5500が図93に示されるように配向されると、可撓性フィルム5500は、パッケージ5000a〜5000eの組み立てられた構成を形成するために、長手方向の側縁部5515及び5517をまとめるように折り畳まれてもよく、垂直縁部5560dを通じて1つ以上の切り目を入れることができるカッティングジョーなどの切断装置が、可撓性フィルム5500の残りの部分から個々のパッケージ5500eを単体化するために使用されてもよい。パッケージ5000a〜5000dは、同様に単体化されてもよい。図93の方法は、有利に、パッケージ5000a〜5000eが可撓性フィルム5500の単一シートから容易に形成されることを可能にする。
パッケージ4000とのパッケージ5000の1つの違いは、図81に示されるように、パッケージ5000が、図83を参照して以下でより詳細に記載されるように、第1及び第2のパウチ5012及び5014の互いかの分離を可能にする脆弱線5171を含むという点である。折り線5072及び5073と同様の脆弱線5171は、折り線であってもよく、レーザアブレーション、打抜き、マイクロアブレーションなどによって形成され得る。脆弱線5171が直線であり、パウチ5012、5014の側縁部5054、5060に平行であるものとして示されているが、脆弱線5171は、側縁部5054、5060に非平行であってもよく、かつ非線形(例えば、波状若しくは弓状)、又は不連続線であってもよい。脆弱線5171が、パッケージ5000の第1のパウチ5012の頂縁部5050から底縁部5052に延在するものとして図82に示されるが、脆弱線5171は、頂縁部5050から底縁部5052への距離未満にわたって延在してもよい。
パッケージ4000とのパッケージ5000の別の違いは、パッケージ5000が図81〜82に示されるように、接着剤部分4074に近接して、封着縁5019及び5020内にそれぞれ位置付けられる、2つの追加の脆弱線5172及び5173を含むという点である。図81〜82に示されるように、脆弱線5172は、封着縁5019の幅にわたって延在し、かつ第2のパウチ5014の側縁部5050及び脆弱線5073の両方と交差することができる。同様に、脆弱線5173は、封着縁5020の幅にわたって延在し、かつ第2のパウチ5014の側縁部5052及び脆弱線5073の両方と交差することができる。パッケージ5000が実質的に図82に示されるように閉鎖位置にあると、脆弱線5172及び5173は、脆弱線5171を覆い、図83を参照して以下でより詳細に記載されるように、脆弱線5171に沿った第1のパウチ5012から離れた第2のパウチ5014の分離を促進する。
パッケージ5000は、図83に示されるように、閉鎖フラップ5071が脆弱線5073に沿って第2のパウチ5014から最初に優先的に取り外され、プルタブ5041が第1のパウチ5012の内部パネル5024の一部分に(接着剤5076aを介して)付着されたままであり、第2のパウチ5014内の食品90へのアクセスが可能になる一方で、第1のパウチ5012内の食品90へのアクセスが少なくとも閉鎖フラップ5070によって制限されるようにするという点で、図71〜78のパッケージ3000及び4000と他の部分は同様であり、かつパッケージ3000及び4000と同様に開放される。
パッケージ3000及び4000が開放される方法と同様に、パッケージ5000が開放されているとき、開放力は、第1及び第2のパウチ5012、5014に、それらの底端部5054、5060において、消費者によって適用されている。第1のパウチ5012の脆弱線5072の部分が第1のパウチ5012の底端部5054に対するよりも、プルタブ5041に沿った第2のパウチ5014の脆弱線5073の部分が第2のパウチ5014の底端部5060により近いため、第1及び第2のパウチ5012、5014が開放位置に向かった、及び互いから離れた方向に移動しているとき、消費者の開放力によって提供される張力は、ヒンジ5016により近く、かつ開放力が適用されているその個々の底端部5054から更に離れた第1のパウチ5012の脆弱線5072の一部分と比較して、プルタブ5041に沿って延在し、かつ開放力が適用されている第2のパウチ5014の底端部5060により近い脆弱線5073の一部分を通じて優先的に引裂を引き起こす。
この特徴は、閉鎖フラップ5071が、第2のパウチ5014を最初に開放するために、第2のパウチ5014の脆弱線5073に沿って内部パネル5028から最初に優先的に分離する一方で、閉鎖フラップ5070が、第1のパウチ5012が閉鎖されたままであるように、第1のパウチ5012の脆弱線5072に沿って内部パネル5024に付着されたままであるように、パッケージ5000の開放を提供する。
パッケージ5000が、図83に示されるように、第2のパウチ5014のみが開放している部分的開放位置にあると、第1及び第2のパウチ5012及び5014を脆弱線5171に沿って互いから離れて分離したいと思う消費者は、例えば、図83に示されるように、第1及び第2のパウチ5012及び5014を把持し、第1及び第2のパウチ5012及び5014を互いから離れて、図83に示される方向に引っ張ってもよい。
図83に示される方向へのパウチ5012及び5014の移動中、消費者によって適用されている開放力又は張力は、パッケージ5000の第2のパウチ5014の脆弱線5171及び側縁部5056の交点において、又はその近くで第2のパウチ5014の外側壁5026における引裂を開始し、かつ実質的に同時に、パッケージ5000の第2のパウチ5014の脆弱線5172及び側縁部5056の交点において、又はその近くで第2のパウチ5014の内部パネル5028における引裂を開始する。端部シール5066及び5068並びに内部パネル5028の部分にわたる脆弱線5172及び5173の存在が、端部シール5066及び内部パネル5028の一部分を通じて引き裂くために、脆弱線5172及び5173が存在しない場合に必要とされるよりも小さい力を使用することを消費者に要求することによって、第2のパウチ5014からの第1のパウチ5012の分離を促進することが理解されるものとする。
消費者によって適用されている開放力又は張力による、図83に示される方向へのパウチ5012及び5014の連続的移動は、引裂が第2のパウチ5014の脆弱線5172及び脆弱線5073の交点に到達するまで、端部シール5066にわたって、かつ第2のパウチ5014の内部パネル5028の一部分にわたって、脆弱線5172に沿って引裂を伝搬する。消費者によって適用されている開放力又は張力による、図83に示される方向へのパウチ5012及び5014の連続的移動はまた、図83に示されるように、第2のパウチ5014の外側壁5026を通じて、脆弱線5171に沿って引裂を伝搬する。
脆弱線5171に沿った外側壁5026における引裂が端部シール5068に到達し、パッケージ5000の第2のパウチ5014の側縁部5058に向かった方向に、端部シール5068にわたって伝搬し始めるとき、消費者によって適用されている力はまた、脆弱線5173及び脆弱線5073の交点において、又はその近くで内部パネル5024における引裂を開始し、それは、パッケージ5000の第2のパウチ5014の側縁部5058に向かった方向に、端部シール5068にわたって伝搬することができる。脆弱線5171及び5173に沿って伝搬する引裂が、端部シール5068にわたって伝搬し、かつ第2のパウチ5014の側縁部5058と交差するとき、第1及び第2のパウチ5012及び5014の互いからの分離が完了する。
端部シール5066及び5068及び内部パネル5028の部分にわたって提供される脆弱線5172及び5173が、第2のパウチ5014からの第1のパウチ5012の分離を促進することが理解されるものとする一方で、脆弱線5172及び5173が任意であり、ユーザが、脆弱線5172及び5173を含むパッケージで必要とされるよりもわずかに大きい力を使用することによって、第1及び第2のパウチ5012及び5014を脆弱線5171に沿って、互いから同様に分離し得ることが理解されるものとする。加えて、脆弱線5172及び5173は、一例として、パッケージの側縁部5056、5058及び第2のパウチ5014の折り線5073と交差するものとして示され、パッケージの側縁部5056、5058又は第2のパウチ5014の折り線5073のいずれかと直接交差する必要はない。また、図83が、第2のパウチ5014が空になるような、第2のパウチ5014内の食品90が完全に消費された後の第1のパウチ5012からの第2のパウチ5014の分離を示す一方で、第2のパウチ5014が脆弱線5171に沿って第1のパウチ5012から分離され得る一方で、食品90の全てが第2のパウチ5014内にまだ残っていることが理解されるであろう。
第2のパウチ5014内の食品90の全てを消費し、かつ第1のパウチ5012から第2のパウチ5014を取り外した(かつ任意に、第2のパウチ5014を廃棄した)後に、第1のパウチ5012を開放し、かつその内部にアクセスしたいと思う消費者は、図84に示されるように、一方の手で第1のパウチ5012を把持し、他方の手でプルタブ5041を把持し、プルタブ5041をヒンジ5016に向かって内側方向に移動させて、それにより、第1のパウチ5012を開放するために、脆弱線5072における1つ以上の引裂を介して、第1のパウチ5012の内部パネル5024から離れた閉鎖フラップ5070の取り外しを促進し、それにより、アクセスのために第1のパウチ5012内に保管される食品90を消費者に露出してもよい。
2つ又は3つのパウチを含む本願に記載されるパッケージのうちのいずれも、2つのパウチの互いからの分離を可能にするために、脆弱線5171と同様の1つ以上の脆弱線を含んでもよいことが理解されるであろう。加えて、パッケージ2000の第1及び第2のパウチ2012及び2014の分離が、ストラップ2099によって適用される力によるものと記載されていることが理解されるが、ストラップ2099が、任意の特徴であること、並びに第1の及び/又は第2のパウチ2012、2014が、ストラップ2099を介して、又は消費者の手によって直接適用される力の結果として、第1及び第2のパウチ2012及び2014の互いからの分離を可能にする脆弱線を含んでもよいことが理解されるであろう。
別の形態に従ったパッケージ6000は、図87〜89に示される。パッケージ6000は、図71〜84のパッケージ3000、4000、及び5000と同様である。例えば、パッケージ6000は、それが第1及び第2のパウチ6012、6014を含み、パッケージ6000の第1及び第2のパウチ6012、6014が分離可能であり、かつコンパートメント脆弱線6117に沿って完全に分離され得るという点で、パッケージ5000と同様の構成を有する。パッケージ5000と6000との間のある特定の違いは、以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ5000の態様と同様であるパッケージ6000の態様は、同様の参照番号で示されているが、「6」が前置きされている。
図87を参照すると、パッケージ5000とのパッケージ6000の1つの違いは、1つのプルタブ5041を含むパッケージ5000の第2のパウチ5014の閉鎖フラップ5071とは異なり、パッケージ6000の第2のフラップ6014の閉鎖フラップ6071が2つのプルタブ6041a、6041bを含むという点である。2つのプルタブ6041a、6041bは、以下に記載されるように、閉鎖フラップ脆弱線6119に沿って互いからの分離可能である。
パッケージ5000とのパッケージ6000の別の違いは、パッケージ5000の第1のパウチ5012がパッケージ5000の端部シール5062から端部シール5064に延在する単一のコンパートメントである一方で、パッケージ6000の第1のパウチ6012が、図87及び88に示されるように、コンパートメント脆弱線6117によって2つの別々に密閉されたコンパートメント6012a、6012b、及び/又はシール範囲6121、6123に分離されてもよいという点である。シール6121及び6123は、上記のシール6062、6064、6066、6068と同様に形成されてもよい。パッケージ6000とパッケージ5000との間の違いは、パッケージ5000が、第1及び第2のパウチ5012及び5014が、パッケージ5000の初期の開放後に再び付着されることを可能にする、再閉鎖可能特徴を提供する、1つの接着範囲5076bを含む一方で、パッケージ6000が、第1及び第2のコンパートメント6012a、6012bのそれぞれが、パッケージ6000の初期の開放後に第2のパウチ6014の対応する部分に再び付着されることを可能にする、再閉鎖可能特徴を提供する、2つの接着範囲6076c及び6076dを含むという点である。
パッケージ6000は、消費者によってパッケージ6000に適用されている開放力によって、プルタブ6041a、6041bを含む閉鎖フラップ6071が、脆弱線6073に沿って第2のパウチ6014の内部パネル6028から最初に優先的に取り外され、閉鎖フラップ6071の部分6071a、6071bが接着範囲6096a、6096bを介して、閉鎖フラップ6070の部分6070a、6070bに付着されたままであり、プルタブ6041a、6041bが接着範囲6076a、6076bを介して、第1のパウチ6012の内部パネル6024a、6024bの部分6070a、6070bに付着されたままであるようにするという点で、パッケージ5000と他の部分は同様であり、かつパッケージ5000と同様に開放される。この構成において、図88に示されるように、第2のパウチ6014内の食品90へのアクセスが可能になる一方で、第1のパウチ6012の第1及び第2のコンパートメント6012a、6012b内の食品90へのアクセスは、制限される。
パッケージ5000と同様に、パッケージ6000が、図88に示されるように、第2のパウチ6014のみが開放している部分的開放位置にあると、第2のパウチ6014内の食品90の全てを消費した後に、第1のパウチ6012の第1又は第2のコンパートメント6012a、6012bを開放し、かつその内部にアクセスしたいと思う消費者は、図89に示されるように、一方の手で第1のパウチ6012を把持し、他方の手でプルタブ6041aを把持し、プルタブ6041aをヒンジヒンジ6016、脆弱線6171、及び第2のパウチ6014に向かって内側方向に移動させて、それにより、第1のパウチ6012の第1のコンパートメント6012aを開放するために、脆弱線6072における1つ以上の引裂を介して、第1のパウチ6012の内部パネル6024から離れた閉鎖フラップ6070の第1の部分6070aの取り外しを促進し、それにより、アクセスのために第1のパウチ6012の第1のコンパートメント6012a内に保管される食品90を消費者に露出してもよい。
消費者が第1のパウチ6012の第1のコンパートメント6012a内の食品90の全てを消費した後に、第1のパウチ6012の第2のコンパートメント6012bを開放し、かつその内部にアクセスしたいと思う場合、消費者は、図89に示され、かつプルタブ6041aに関して上記に記載されるのと実質的に同様に、プルタブ6041bを把持し、かつ引っ張ることによって、第2のコンパートメント6012bを開放して、アクセスのために第1のパウチ6012の第2のコンパートメント6012b内に保管される食品90を露出してもよい。
図89が、第1のコンパートメント6012aが第1のパウチ6012及び第2のパウチ6014の第2のコンパートメント6012bに完全に付着されている一方で、第1のパウチ6012の第1のコンパートメント6012aを開放するためにタブ6041aを引っ張る消費者を示す一方で、第1のパウチ6012の第1及び第2のコンパートメント6012a、6012bのうちのいずれかが最初に、図89に示されるように、まだ封着されている間に脆弱線6117、6119、及び6171に沿ってパッケージ6000から完全に取り外され、次いで開放され得ることが理解されるであろう。図88が、閉鎖フラップ6071が第1のパウチ6012の第1及び第2のコンパートメント6012a、6012bの互いからの分離を促進するために、閉鎖フラップ脆弱線6119を含むことを示すが、閉鎖フラップ脆弱線6119が任意であり、第1のパウチ6012の第1及び第2のコンパートメント6012a、6012bが、閉鎖フラップ脆弱線6119なしでさえ、コンパートメント脆弱線6117に沿って互いからの分離され得ることが理解されるであろう。
別の形態に従ったパッケージ7000は、図90〜92に示される。パッケージ7000は、図87〜89のパッケージ6000と同様である。例えば、パッケージ7000は、パッケージ7000が第1及び第2のパウチ7012、7014を含無という点で、かつパッケージ7000の第1及び第2のパウチ7012、7014が分離可能であり、かつコンパートメント脆弱線7117に沿って完全に互いから分離され得るという点で、パッケージ6000と同様の構成を有する。パッケージ6000と7000との間のある特定の違いは、以下で強調される。参照しやすくするために、パッケージ6000の態様と同様であるパッケージ7000の態様は、同様の参照番号で示されているが、「7」が前置きされている。
図90を参照すると、パッケージ6000とのパッケージ7000の1つの違いは、パッケージ6000の第1及び第2のパウチ6012及び6014がそれぞれ、第1及び第2の閉鎖フラップ6070及び6071を個々に含む一方で、パッケージ7000の第2のパウチ7014のみが閉鎖フラップ7070を含むが、パッケージ7000の第1のパウチ7012が閉鎖フラップを含まないという点である。図90に示されるような閉鎖フラップ7070が、パッケージ5000のプルタブ5041及びパッケージ6000のプルタブ6041a、6041bと同様のプルタブを含まない一方で、閉鎖フラップ7170が、第2のパウチ7014の内部パネル7028の隣接した部分からの閉鎖フラップ7070の分離を促進するために、プルタブを含んでもよいことが理解されるであろう。
パッケージ7000はまた、第1のパウチ7012の外壁7022及び内部パネル7024の部分が、脆弱線7171及び7117に沿って第1及び第2のパウチ7012及び7014の隣接した部分から分離可能な除去可能部分7170を形成するという点で、パッケージ6000とは異なる。脆弱線7171が直線であり、脆弱線7117と交差しているものとして示されているが、第1のパウチ7012の脆弱線7171は、曲線(例えば、凸状、凹状、波状など)であってもよく、かつ脆弱線7117との交差するまでに至らなくてもよいことが理解されるであろう。パッケージ7000はまた、パッケージ5000の第1及び第2のパウチ5012及び5014が同一の保存容量を有する一方で、パッケージ7000の第1のパウチ7012が、パッケージ7000の第2のパウチ7014よりも小さい保存容量を有するものとして示されるという点で、パッケージ5000とは異なる。しかしながら、パッケージ7000の第1及び第2のパウチ7012、7014が、あるいは、サイズ及び保存容量が同一であってもよいことが理解されるものとする。
除去可能部分7170は、第1のパウチ7012の内部の中の食品へのアクセスを消費者に提供するために、かつ第1のパウチ7012から食品を分配するために、第1のパウチ7012内のアクセス開口部を提供する。除去可能部分7170はまた、除去可能部分7170の非存在又は部分的取り外しが、パッケージ7000の第1のパウチ7012がすでに開放又は不正開放されていることを消費者に視覚的に指示するように、新鮮さシール及び/又は不正開封防止特徴を提供してもよい。第1のパウチ7012は、第2のパウチ7014内に保管される食品と同じ食品(例えば、ガム)を含んでもよく、又は菓子、チーズ、ナッツなどの食料品を含んでもよい。
パッケージ7000は、消費者によってパッケージ7000に適用されている開放力によって、閉鎖フラップ7070が脆弱線7072に沿って第2のパウチ7014の内部パネル7028から取り外される一方で、接着範囲7096を介して第1のパウチ7012の内部パネル7024の一部分に付着されたままであるという点で、パッケージ6000と同様に開放される。この構成において、図91に示されるように、第2のパウチ7014内の食品90へのアクセスが可能になる一方で、第1のパウチ7012内の食品へのアクセスは、制限される。
パッケージ7000が、第2のパウチ7014のみが開放している図91の部分的開放位置にあると、第1のパウチ7012を開放し、その内部にアクセスしたいと思う消費者は、図92に示されるように、一方の手で第1のパウチ7012を把持し、他方の手で除去可能部分7170を把持し、除去可能部分7170をヒンジ7016、脆弱線7171、及び第2のパウチ7014に向かって内側方向に移動させて、第1のパウチ7012を開放するために、脆弱線7171における1つ以上の引裂を介して、第1のパウチ7012の外壁7022及び内部パネル7024から除去可能部分7170を分離し、かつ第1のパウチ7012内に保管される食品が消費者によってアクセス又は分配され得る開口部を提供してもよい。
図94は、矢印によって示される機械方向に移動し、かつ可撓性材料のシート8500が、図95に示されるように、5つのパウチの開放されていない構成に封着され、かつ折り畳まれ得るように位置付けられる、脆弱線8570及び8571、接着剤8576及び8596、並びにシール範囲を含む、可撓性材料のシート8500の一実施形態を示す。パッケージ8000は、パッケージ8000がコンパクトであり、かつ食品のための高い保管容量を提供することを可能にする、図95に示されるような蛇腹形状として記載され得る配向を有する。
パッケージ8000は、パッケージ8000が、互いに接合され、かつそれらのそれぞれのヒンジ8016a〜8016dを中心にして互いに対して移動し、脆弱線8171a〜8171dを介して互いから分離し得る、複数の封着されたパウチ8012a〜8012eを含むという点で、上記のパッケージ5000、6000、及び7000と同様である。2つのパウチを含むパッケージ5000、6000、及び7000とは異なり、パッケージ8000は、図95に示されるように、5つのパウチ8012a〜8012eを含む。パッケージ7000と同様に、パッケージ8000のコンパートメント又はパウチ8012a〜8012eは、その中に保持される食品90を取り出すために、それらのそれぞれの脆弱線8072a〜8072hに沿った1つ以上の閉鎖フラップ8070a〜8070hの分離を介して個々に開放され、それぞれの脆弱線8171a〜8171dのうちの1つに沿ってパッケージ8000から個々に分離されてもよい。
具体的に、消費者は、脆弱線8171a及びヒンジ範囲8016aが、外側パウチ8012aがその隣接したパウチ8012bに対して移動するヒンジを提供するように、外側パウチ8012aの一部分を把持し、外側パウチ8012aをその隣接したパウチ8012bから引っ張って離すことによって、パッケージ8000を開放してもよい。消費者がパウチ8012aをその隣接したパウチ8012bから離して移動すると、消費者によって適用される開放力は、脆弱線8072aにおける1つ以上の引裂を開始して、閉鎖フラップ8070aがパウチ8012aから取り外されて、パウチ8012a内に保管される食品90aへのアクセスを提供することを可能にする。次いで、消費者は、開放された外側パウチ8012aから食品90aを取り出してもよく、必要に応じて、外側パウチ8012aを脆弱線8171aに沿ってパッケージ8000の残りの部分から、すぐに、又は空のとき、完全に取り外し、空のパウチ8012aを廃棄してもよい。次いで、パウチ8012b〜8012eは、パウチ8012aが上記の通り開放される方法と同様に順次に開放されてもよい。食品90a〜90eは、全て同じであっても、又は全て異なっていてもよい。
図96は、図96中で方向矢印によって示される機械方向に移動する連続フローラップ包装プロセスにおいて、図97に示される2つのパウチ9112及び9114を含むパッケージ9100を形成するように折り畳まれ得る、可撓性フィルム材料9000の例示的な単一のシートを示す。製造中、分離可能な範囲9070及び9071を包囲する脆弱線9072が、可撓性フィルム9000内に作製されてもよく、1つ以上の接着剤が、接着範囲9076及び9096を形成するためにフィルム9000に適用されてもよい。
図96中の接着範囲9096は、第2の閉鎖フラップ9171の対応する部分への第1の閉鎖フラップ9170の部分の取り外し不可能な付着を提供する、図97中の接着範囲9196に対応する。図96中の接着範囲9076は、第2のパウチ9014の内部パネル9128の対向部分へのプルタブ9141の取り外し可能な付着を提供する、図97中の接着範囲9176に対応する。図96に示されるように、脆弱線9072は、第2のパウチ9114の開放前に第1のパウチ9112の優先的な開放を促進する、上記のプルタブと同様のプルタブ9141を提供する、範囲9041を包囲するドーム形状の偏位を含む。連続フローラッププロセス中、可撓性フィルム9000の部分は、図97に示されるように、フィンシール9123を形成するために、シール範囲9019及び9020の部分に沿って接着材料9174(ヒートシール、コールドシール、接着剤などであってもよい)によって、折り畳まれ、かつ互いに封着して付着される。
図97のパッケージ9100は、消費者によってパッケージ9100に適用されている開放力によって、閉鎖フラップ9170が、脆弱線9172に沿って第1のパウチ9112の内部パネル9124から取り外され、閉鎖フラップ9170の部分が、取り外し不可能な接着剤9196を介して第2の閉鎖フラップ9171の一部分に付着されたままであり、プルタブ9141が、取り外し可能接着剤9176を介して第2のパウチ9114の内側パネル9128の一部分に付着されたままであるようにするという点で、図82〜84のパッケージ5000と同様に開放されてもよい。この構成において、第1のパウチ9112内の食品90aへのアクセスが可能になる一方で、第2のパウチ9114内の食品90bへのアクセスは、制限される。次いで、第2のパウチ9014は、例えば、パッケージ5000及び図84を参照して上記に記載されるように、脆弱線9173に沿って内部パネル9128から閉鎖フラップ9171を取り外すために、プルタブ9141に力を適用することによって開放されてもよい。
図98は、図98中で方向矢印によって示される機械方向に移動する連続フローラップ包装プロセスにおいて、図99に示される2つのパウチ9312及び9314を含むパッケージ9300を形成するように折り畳まれ得る、可撓性フィルム材料9200の別の例示的な単一のシートを示す。製造中、分離可能な範囲9270及び9271を包囲する脆弱線9272及び9273がそれぞれ、可撓性フィルム9200内に作製されてもよく、1つ以上の接着剤が、接着範囲9276及び9296を形成するためにフィルム9200に適用されてもよい。
図98中の接着範囲9296は、第2の閉鎖フラップ9371の対応する部分への第1の閉鎖フラップ9370の部分の取り外し不可能な付着を提供する、図99中の接着範囲9396に対応する。図98に示されるような2つの接着範囲9296の代わりに、1つのみの接着範囲9296が、範囲9270及び9271を互いに付着させるために使用され得ることが理解されるであろう。
図98中の接着範囲9276は、第2のパウチ9314の内部パネル9328の対向部分へのプルタブ9341の取り外し可能な付着を提供する、図99中の接着範囲9376に対応する。図98に示されるように、脆弱線9272は、第2のパウチ9314の開放前に第1のパウチ9312の優先的な開放を促進する、上記のプルタブと同様の図99に示されるようなプルタブ9341を提供する、範囲9241を包囲するドーム形状の偏位を含む。連続フローラッププロセス中、可撓性フィルム9200の部分は、図99に示されるように、フィンシール9323を形成するために、シール範囲9219及び9220の部分に沿って接着材料9374(ヒートシール、コールドシール、接着剤などであってもよい)によって、折り畳まれ、かつ互いに封着して付着される。
図99のパッケージ9300と図97のパッケージ9100との間の1つの違いは、脆弱線及び閉鎖フラップに対するフィンシールの位置にある。具体的には、図97のパッケージ9100において、フィンシール9123が、第1及び第2のパウチ9112及び9114の外壁9122及び9126を接合する一方で、閉鎖フラップ9170及び9171、並びに脆弱線9172及び9173は、第1及び第2のパウチ9112及び9114の内部パネル9124及び9128内に作製される。結果として、図97のパッケージ9100が開放されるとき、フィンシール9123は、その位置にとどまる。逆に、図99のパッケージ9300において、フィンシール9323は、第1及び第2のパウチ9312及び9314の内部パネル9324及び9328を接合し、閉鎖フラップ9370及び9371、並びに脆弱線9372及び9373は、第1及び第2のパウチ9312及び9314の内部パネル9324及び9328内に作製される。結果として、図99のパッケージ9300が開放されるとき、フィンシール9323は、閉鎖フラップ9070に沿ってパッケージ9300から取り外される。
図99のパッケージ9300は、消費者によってパッケージ9300に適用されている開放力によって、閉鎖フラップ9370が、脆弱線9372に沿って第1のパウチ9312の内部パネル9324から取り外され、閉鎖フラップ9370の部分が、取り外し不可能な接着剤9396を介して第2の閉鎖フラップ9371の一部分に付着されたままであり、プルタブ9341が、取り外し可能接着剤9376を介して第2のパウチ9314の内側パネル9328の一部分に付着されたままであるようにするという点で、図96〜97のパッケージ9100と同様に開放されてもよい。この構成において、第1のパウチ9312内の食品90aへのアクセスが可能になる一方で、第2のパウチ9314内の食品90bへのアクセスは、制限される。次いで、第2のパウチ9314は、例えば、パッケージ5000及び図84を参照して上記に記載されるように、脆弱線9373に沿って内部パネル9328から閉鎖フラップ9371を取り外すために、プルタブ9341に力を適用することによって開放されてもよい。
本明細書に記載されるパッケージは、フィルムの複数のシート、複数のフラップ、及び/又は複数の接着ストリップを必要とするパッケージよりも、製造する費用効率が高くなり得る。しかしながら、フィルムの複数のシートは、所望に応じて、一緒に接合され、かつ利用され得る。パッケージはまた、それらがオーバーラップを必要としないため、より少ない材料を必要とし、より少ない廃棄物をもたらす。加えて、パッケージは、容易かつ直観的な開放機構を有し、本のように開いてもよく、それは、消費者にとって視覚的に魅力であり得る。
上記のパッケージのいずれにおいても、隣接したパウチへの、又はフラップ間のフラップのシールは、パッケージの幅にわたって連続的である必要はない。例えば、かつ図1〜5の実施形態を参照すると、隣接したパウチ14の内部パネル28へのフラップ70のシールは、パウチ14の頂縁部56と底縁部58との間で連続的である必要はない。シールは連続的であり得るが、シールは、その長さに沿って非連続的であってもよく、頂縁部56及び底縁部58のみに近接していてもよく、頂縁部56と底縁部との間の領域内のみにあってもよく、又は他の好適な変形物であってもよい。
上記のパッケージのいずれも、金属化又は非金属化ポリマー、ラミネート、プラスチック、紙、板紙、ボール紙など、並びにこれらの組み合わせが挙げられるがこれらに限定されない、様々な材料から作製されてもよい。上記のパッケージのいずれも、任意に、パッケージの初期の開放前に、パッケージ内に含まれる食品又は他の製品の新鮮さを維持するために気密封止され得る。上記のパッケージのいずれも、任意に、台形、円形、楕円形、三角形などの非矩形の形式で構成され得る。本明細書に記載されるパウチのいずれも、隣接した材料へのパウチの追加のシール又は別様に接着中間部分など、複数のパウチに分割され得る。
図面に示されるヒンジが硬質又はフィルム材料のいずれかを折り畳むことによって形成されるが、ヒンジは、ラップ若しくは他のシール又は接合部によって一緒に接合される2つの材料などの他の形態をとることができ、かつヒンジの位置を予め設定するためのミシン目又は他の脆弱線(複数可)を有することができる。用語「シール」が本明細書で使用されるが、そのような使用は、完全な気密シールを暗示せず、冷却又は加熱活性化、剥離可能シール、スキップシールなどであるかどうかにかかわらず、グルー及び他の接着剤などの気密シールを作らない接着の他の形態も含むことができる。ある特定の構造が互いに接合される、封着される、又は付着されるものとして記載されるが、これは、例えば、中間構造との直接的及び間接的の両方、又は相対的接合、封着、及び付着を含むことが理解されるであろう。
好ましい実施形態が詳述されているが、本明細書に記載される構成内で変更及び修正がもたらされ得る。上記のパッケージの記載された特徴の多くが、代替のパッケージを作るために互いと置き換えられ得ることが理解されるであろう。例えば、折り畳まれた、折り畳まれない様々な閉鎖フラップ構成、例えば、脆弱線、剥離可能、又は別様に断裂可能なシール(複数可)、及びパウチの数は、代替の実施形態を作るために例示的な実施形態の間で置き換えられ得る。同様に、3つのパウチ、2つのパウチ、又は1つのパウチ、及びカバーの使用は、様々な例示的な実施形態上で置き換え可能である。