JP6404160B2 - インターホンシステム - Google Patents
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Description
このような、通信ネットワークを介して接続されたインターホンシステムは、無人駅等関係者が居ない場所から離れた場所にいる関係者を呼び出すのに便利であるし、地域において不審者の通報等の防犯に活用できる。更に災害発生時には緊急通報等に活用できるため、普及が見込まれている。
このようなシステムでは、インターホン子機からの呼出操作で、同時に複数のインターホン親機を呼び出しできるよう構成されている。
この構成によれば、非常呼出操作されたら、呼び出し先に設定されたインターホン親機から応答がなければ、通信可能な他のインターホン親機に呼出先を変更して呼び出しを継続するため、断線等で呼出信号が送信出来ないインターホン親機があっても何れかのインターホン親機から応答される確率が高く、非常時の呼び出しに有効である。
この構成によれば、呼出可能なインターホン親機から応答がない場合は、応答する機能を備えていない通信可能な他のインターホン子機に対して音声の報音が可能となるため、非常事態の発生等を誰かに認識させることができる。
この構成によれば、呼び出し先に設定されたインターホン親機から応答がない場合は、応答する機能を備えていない通信可能な他のインターホン子機に対して音声の報音が可能となるため、早い段階で非常事態の発生等を誰かに認識させることができる。
この構成によれば、インターホン子機に設ける操作ボタンは1つで済み、従来のインターホン子機から大きな設計変更を必要としない。
尚、呼出ボタン11は、押し方により登録された親機2のみ呼び出す通常呼出操作と、登録されていない親機2も含めて呼び出しを実施する非常呼出操作の2つの操作を可能としている。
この呼び出しは、例えば40秒等一定時間実施され、その間応答があったら(S4でYES)、応答があった親機2と通話路が形成されて通話が成され(S5)、その後待受状態に戻る。
こうして、一斉放送が可能であることを認識した操作者は、通報すべきメッセージを伝えることができ、接続されている放送先の子機1からそのメッセージが拡声して報音される。尚、子機1は他の子機1から放送が行われても、応答する機能を備えてはいない。
呼出信号及び映像を通信ネットワークNを介して受信した親機2は、親機CPU26がスピーカ23から呼出音を報音させ、送信された映像を表示部25に表示させる。
こうして、親機2の呼出音に気づいた応答者が操作部21を所定の通話操作すると、通話路が形成されて、呼出者と応答者との間で通話が成される。
尚、上記非常呼出動作の場合も通常呼出動作と同様に、通話時には呼出操作した子機1のカメラ15の撮像映像が送信されて、応答した親機2の表示部25に表示される。
また、呼び出しが転送された親機2から応答がない場合、或いは転送先の親機2が見つからなかった場合は、応答する機能を備えていない通信可能な他の子機1に対して音声の報音が可能となるため、非常事態の発生等を誰かに認識させることができる。
更に、子機1の通常呼び出しを行う呼出ボタン11を、非常呼出ボタンと兼用としたため、操作ボタンは1つで済み大きな設計変更を必要としない。
また、非常呼出ボタンと通常呼出ボタンを兼用としているが、当然独立して設けても良い。
更に、子機1は1台でも本発明を構成できるが、その場合は他の子機1に対する放送機能は無い。
Claims (4)
- 呼び出し/通話のためのマイク及びスピーカを備えた少なくとも1つのインターホン子機と、前記インターホン子機から呼び出しを受けて応答する機能を備えた複数のインターホン親機とが通信ネットワークを介して接続されたインターホンシステムにおいて、
前記インターホン子機は、通常呼出動作と非常呼出動作との2つの呼出動作を実施する呼出制御部を有し、
前記通常呼出動作は、所定の通常呼出操作を受けて実施され、前記複数のインターホン親機のうち少なくとも1台の特定の前記インターホン親機を呼び出す制御を実施する一方、
前記非常呼出動作は、所定の非常呼出操作を受けて実施され、最初に前記通常呼出動作を実施し、所定時間内に応答が無ければ通信可能な他の前記インターホン親機を呼び出す制御を実施することを特徴とするインターホンシステム。 - 前記インターホン子機を複数備えると共に、前記インターホン子機同士は、任意の1つのインターホン子機から他の全てのインターホン子機に対して一斉放送を可能とし、
前記呼出制御部が実施する前記非常呼出動作は、通信可能な他の前記インターホン親機の呼び出しに対して所定時間内に応答がなければ、更に通信可能な全ての前記インターホン子機に対して送話路を形成し、前記非常呼出操作が成されている前記インターホン子機からの一斉放送を可能とする制御を実施することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。 - 呼び出し/通話のためのマイク及びスピーカを備えた複数のインターホン子機と、前記インターホン子機から呼び出しを受けて応答する機能を備えた複数のインターホン親機とが通信ネットワークを介して接続されたインターホンシステムにおいて、
前記インターホン子機は、通常呼出動作と非常呼出動作との2つの呼出動作を実施する呼出制御部を有すると共に、前記インターホン子機同士は、任意の1つのインターホン子機から他の全てのインターホン子機に対して一斉放送を可能とし、
前記通常呼出動作は、所定の通常呼出操作を受けて実施され、前記複数のインターホン親機のうち少なくとも1台の特定の前記インターホン親機を呼び出す制御を実施する一方、
前記非常呼出動作は、所定の非常呼出操作が成されると実施され、最初に前記通常呼出動作を実施し、所定時間内に応答が無ければ通信可能な前記インターホン子機に対して送話路を形成し、前記非常呼出操作を受けた前記インターホン子機から一斉放送を可能とする制御を実施することを特徴とするインターホンシステム。 - 前記インターホン子機は、押下操作で通常呼出を実施する呼出ボタンを有し、前記呼出ボタンが一定時間以上継続して押下されると非常呼出操作となることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のインターホンシステム。
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